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第一部 恵の選択
第七十一章 いたずら
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【啓介と同居 六ヶ月目】
【20●1年5月20日 AM9:00】
回想シーンから戻る。
リビングで。
※※※※※※※※※※※※※※※
「よ、い・・しょっ・・と・・・」
山のような洗濯物を抱えてリビングに入ってきた天使は義父の姿をソファーに見つけると、わざと大きな声を出してよろけた。
「キャー・・・」
そして身構える男目掛けて白い山をぶちまけた。
「おお・・うわー・・・」
「ふふふ、はははっ・・あははー・・・」
恵は笑いながら洗濯物ごと、義父の胸へと飛び込んでいった。
「こ、こらっ・・うはは、ははは・・・」
男も思わず笑い出してしまった。
二人は白い海の中で、あの日と同じように抱き合っている。
予期せぬ天使のイタズラに、はしゃいだ声をあげている。
「ふふっふふふふ・・・」
「あはは、ははは・・・」
※※※※※※※※※※※※※※※
やがてそれが吐息に変わる頃、いつもの愛の儀式が始まっていくのであった。
「うふぅ・・あぁ、んん・・はうっ・・・
好きっ、お義父・・さん・・・
好きぃ・・・」
「めぐ・・み・・・恵・・・」
男の手が恵のスカートの裾を這い出すと、小さな手が邪魔をして言った。
「うふぅ・・・ん・・だ、だ・・め・・・」
「な、何や、ええやないか・・・
カーテンはしまっとるし・・・
おっ、そうか・・雨戸か・・・?」
男が立ち上がろうとするのを制するように、恵は甘い声で囁いた。
「違う・・の・・・言ったじゃない?
今日は武さんが出張で帰らないって・・・」
再び白の海の中に戻された男は、恵の唇をくすぐったそうに耳元で受けとめていた。
「だから・・夜、ゆっくり・・・。
あ、あぁ・・・ん・・だめぇ・・・」
「あほ・・夜は夜・・や・・・」
そう言うと、初めて繋がったあの日を思い出しながら天使を味わっていくのであった。
「ああ・・い、いや・・・あ、ふぅ・・ん」
白い歯をこぼしながら義父の愛撫に酔いしれていく。
二人の思い出が洗剤の香りと共に蘇ってくる。
とても夜まで待てない啓介であった。
初めて唇を重ねたあの時。
見つめ合う瞳が心に忍び込んでいった。
「愛しています、お義父さん・・・」
「俺もや・・めぐみ・・・」
台所からのイタズラな風がカーテンを揺らす。
恵の透き通る肌を浮かび上がらせていく。
時間がゆっくりと経過する。
今日、武は出張で帰ってこない。
二人だけの夜を初めて迎えられる。
夕方までの仲であったのに。
まるでこの時間が永遠に続くかのように、二人は抱き合うのであった。
【20●1年5月20日 AM9:00】
回想シーンから戻る。
リビングで。
※※※※※※※※※※※※※※※
「よ、い・・しょっ・・と・・・」
山のような洗濯物を抱えてリビングに入ってきた天使は義父の姿をソファーに見つけると、わざと大きな声を出してよろけた。
「キャー・・・」
そして身構える男目掛けて白い山をぶちまけた。
「おお・・うわー・・・」
「ふふふ、はははっ・・あははー・・・」
恵は笑いながら洗濯物ごと、義父の胸へと飛び込んでいった。
「こ、こらっ・・うはは、ははは・・・」
男も思わず笑い出してしまった。
二人は白い海の中で、あの日と同じように抱き合っている。
予期せぬ天使のイタズラに、はしゃいだ声をあげている。
「ふふっふふふふ・・・」
「あはは、ははは・・・」
※※※※※※※※※※※※※※※
やがてそれが吐息に変わる頃、いつもの愛の儀式が始まっていくのであった。
「うふぅ・・あぁ、んん・・はうっ・・・
好きっ、お義父・・さん・・・
好きぃ・・・」
「めぐ・・み・・・恵・・・」
男の手が恵のスカートの裾を這い出すと、小さな手が邪魔をして言った。
「うふぅ・・・ん・・だ、だ・・め・・・」
「な、何や、ええやないか・・・
カーテンはしまっとるし・・・
おっ、そうか・・雨戸か・・・?」
男が立ち上がろうとするのを制するように、恵は甘い声で囁いた。
「違う・・の・・・言ったじゃない?
今日は武さんが出張で帰らないって・・・」
再び白の海の中に戻された男は、恵の唇をくすぐったそうに耳元で受けとめていた。
「だから・・夜、ゆっくり・・・。
あ、あぁ・・・ん・・だめぇ・・・」
「あほ・・夜は夜・・や・・・」
そう言うと、初めて繋がったあの日を思い出しながら天使を味わっていくのであった。
「ああ・・い、いや・・・あ、ふぅ・・ん」
白い歯をこぼしながら義父の愛撫に酔いしれていく。
二人の思い出が洗剤の香りと共に蘇ってくる。
とても夜まで待てない啓介であった。
初めて唇を重ねたあの時。
見つめ合う瞳が心に忍び込んでいった。
「愛しています、お義父さん・・・」
「俺もや・・めぐみ・・・」
台所からのイタズラな風がカーテンを揺らす。
恵の透き通る肌を浮かび上がらせていく。
時間がゆっくりと経過する。
今日、武は出張で帰ってこない。
二人だけの夜を初めて迎えられる。
夕方までの仲であったのに。
まるでこの時間が永遠に続くかのように、二人は抱き合うのであった。
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