母子(おやこ)スワッピング -ママ(母さん)を愛しすぎて-

山田さとし

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第十部 甘い生活

第四章 獣達の饗宴4(正の呟き)

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「ただしさんっ・・正さんっ・・・」
「か、かあさんっ・・母さんっ・・・」

激しい腰の動きに僕は声を詰まらせていた。
仰向けに寝る僕の上で母さんがスクワットするみたいに、M字の形にした両足で踏ん張りながら身体を上下させている。

これが騎乗位という体位なのだろうか。
エロ本では知っていたけど、正常位とは全く違う姿勢は衝撃的だった。
まるで母さんに犯されているようではないか。
いつもの清楚で気品のある表情は消え、獣のように腰を使っていく。

「ああぁっー・・いいっ・・いいっ・・・」
泣くような表情で声を引きつらせている。

自分でも興奮しているのだろうか、首に何本もの筋を作って快感に耐える姿に胸が熱くなった。
これは想像でしかないけど、礼子さんと二人で僕と守のために「新しい御褒美」を研究してくれたのではないだろうか。

今までもそうだったじゃないか。
避妊薬の効果が現れるまで「口で愛撫」してくれたことや、初めてセックスした日も同じだった。
明らかに母さん達は息子達に同じことをしている。
明日、守と「報告」し合う内容も似たようなものであるに違いない。

「い、いくっ・・いくぅっー・・・」
母さんが顔をのけ反らせて叫んだ。

「あぁっ・・あっあっ・・・」
ビクンビクンと身体を震わせ歯を食いしばっている。

絶頂の時にする母さんのいつもの仕草だ。
昇らせた達成感が嬉しい。
僕もギュウギュウと締め付ける肉襞の快感を噛み締めながら見上げていた。

「はぁっ・・はぁっ・・・」
息を整える母さんが両目をこじ開けるようにして僕を見つめている。

「ああぁ・・あぁ・・・」
余韻を確かめるように掠れた声を漏らした。

さっきまで泣きそうだった表情が変わり始めている。
母さんの口元が綻び、妖艶な笑みを浮かべた。

「ど、どぅ・・正さん、気持ちいい・・・?」
腰をくねらせながらコックを締め付けている。

「い、いぃ・・いいよ、母さん・・・」
僕も幼子のように声を返していく。

「嬉しいっ・・もっと感じてぇ・・・」
口元を綻ばせながら熱い息を吐いている。

両手を僕の胸について姿勢を変えた。
踏ん張っていた両足を下げながらズブズブと深く挿入し直していく。

「あああぁ・・・」
眉間に皺を寄せながら掠れた声を漏らしている。

「あぁ・・す、凄い・・締まるぅ・・・」
奥まで入っていく快感に僕も唸ってしまう。

「気持ちいいよ、母さん・・・」
素直な気持ちを投げる。

自然と腰が動いていく。
母さんの腰を抱くようにして突き上げていた。

「あっ・・あっあっ・・な、何ぃ・・・?」
予期せぬ動きに母さんが声を漏らした。

「はぁっ・・はぁっ・・・」
「あっ・・あっあっ・・凄いっ・・・」

貫くコックがジュボジュボと音を立てる。
母さんも合わせるように身体を上下させていく。

「母さんっ・・母さんっ・・・」
「た、ただしさんっ・・・」

二人は無心になって動いていた。
新しい体位の興奮を噛み締めながら。

「いいっ・・いくっ・・いくぅっー・・・」
昇る度に肉襞がキュッとする。

「あううぅっー・・・」
思わず深く突き上げると叫びながらのけ反っていく。

「あぁっ・・凄いっ・・凄いっ・・・」
激しく腰を動かす母さんに切ない興奮が沸き上がる。

こんないやらしい母さんは初めてだ。
やはり礼子さんと研究していたに違いない。

すると守も同じように新しい体位で「御褒美」を貰っているのだろうか。
快感を噛み締めながら僕はアイツと礼子さんの痴態を想像してしまうのだった。
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