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第一部 礼子(れいこ)と守(まもる)
第十八章 いたずら2
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「あぁ・・あぁっ・・・」
薄闇の中、私は悲鳴を上げた。
何度目かの絶頂で身体を震わせている。
枕に残る息子の残り香を嗅ぎながら悪戯をしている。
「ま、まもるちゃん・・・」
甘酸っぱい匂いが、あの日を思い出させる。
『マ、ママァ・・・』
私の手の平で熱いものが弾けていた。
『あああぁっー・・・』
背中を弓反らせて私は声を出した。
同時にヴァギナから愛液がほとばしる。
処女だというのに、強烈な快感を味わっている。
息子が。
守ちゃんが好き。
12歳の頃。
ベッドを別々にすることにした。
寂しそうにする息子にキュンとなったけど。
心を鬼にして決めたのだ。
あまりにも好きすぎて。
過ちを犯す前にと。
だけど。
あれから三年が過ぎたのに。
あの日の。
粘ついたザーメンの感触が。
まだ。
私の手の平に残っているのでした。
第一部 礼子(れいこ)と守(まもる)-完-
薄闇の中、私は悲鳴を上げた。
何度目かの絶頂で身体を震わせている。
枕に残る息子の残り香を嗅ぎながら悪戯をしている。
「ま、まもるちゃん・・・」
甘酸っぱい匂いが、あの日を思い出させる。
『マ、ママァ・・・』
私の手の平で熱いものが弾けていた。
『あああぁっー・・・』
背中を弓反らせて私は声を出した。
同時にヴァギナから愛液がほとばしる。
処女だというのに、強烈な快感を味わっている。
息子が。
守ちゃんが好き。
12歳の頃。
ベッドを別々にすることにした。
寂しそうにする息子にキュンとなったけど。
心を鬼にして決めたのだ。
あまりにも好きすぎて。
過ちを犯す前にと。
だけど。
あれから三年が過ぎたのに。
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