12 / 39
本命の愛人キタ━(゚∀゚)━!
しおりを挟む鏡の中に映る自分を、私はしばらく見つめていた。
ホワイトブロンドの髪は茶色のウィッグで隠され、ルビーピンクの瞳も、分厚い眼鏡の奥で鈍く光っている。
メイド服は質素で、襟元のレースもどこかくたびれていた。
──これが、今の私。
ヴァネッサ妃の部屋に入ると、彼女はソファに腰かけたまま、私を一瞥した。
「ふん、似合っている。いかにも下働きの女じゃ」
その言葉に、胸の奥がちくりと痛んだ。
けれど、私は何も言わずに頭を下げる。
「これが、そちの戸籍の写しだ。アルセイン国へようこそ」
差し出された書類を受け取った瞬間、喉の奥が詰まった。
これで、私は正式に“この国の人間”になった。平民として。
「……ありが──」
「早速、働いてもらう。これを届けて欲しい」
封蝋のついた手紙を渡される。
紙は上質で、香水の香りが微かに漂っていた。
「御者に“別邸アルヴァリエに届け物”と言えばわかる」
「承りました」
私は深く一礼し、部屋を後にした。
馬車留めに行くと、御者が眉をひそめて言った。
「悪いが、全部予約が入ってる。すぐ近くだから歩いて行きな」
「せ、せめて……地図をください」
「地図も何も、門を出て200メートルほどだ。馬車を出す距離じゃない」
「えっ……そうですか」
言い返す余地もなく、私は手紙を抱えて門へ向かった。
私を見るなり、門番の目がわずかに見開かれる。
「あ、あんた……その顔は……メイドになったのか」
私は黙って頷いた。
「……恨むなよ。俺は、言われた通りやっただけだ」
「恨んでないわ。じゃあね」
背を向けようとしたとき、彼が声をかけてきた。
「どこ行くんだ?」
私は手紙を見せた。
門番はそれを見て、わずかに顔をしかめる。
「あそこに……?」
首を傾げると、彼はすぐに表情を戻して言った。
「いや……気をつけて」
その言葉が、妙に引っかかった。
けれど、私は何も聞き返せず、門を出た。
別邸アルヴァリエは、王宮から歩いてすぐの距離にあった。
門番が私を見るなり、あからさまに面倒そうな顔をした。
「あんた、新人メイド? どうせ王太子妃の使いだろう」
「ええ……どうして、わかるの?」
「はあ……またか。いいよ、通りな」
“また”って何よ。
胸の奥に嫌な予感が広がる。
玄関で手紙を渡そうとしたら、使用人に制され、部屋まで案内されることになった。
直接渡せということだ。
案内された部屋の扉が開き、メイドが声をかける。
「セフィナ様、王太子妃殿下よりお手紙です」
その瞬間、ガンッという音とともに、花瓶が飛んできた。
壁にぶつかって砕け散り、水と花びらが床に飛び散る。
「……え?」
私は呆然と立ち尽くした。
案内してきたメイドを見ると、慣れた手つきで黙々と破片を片付けている。
……え、これ、日常なの?
さっさと辞そう。
「ああ……手紙は受け取り拒否ですね。承りました。失礼します」
踵を返そうとした、そのとき。
「待ちなさい!」
鋭い声が背中を刺す。
「手紙を開けて、中を読みなさい」
私は息を吐き、封を破った。
王家の封蝋がある手紙を、受取人以外が開けるのは本来タブーだ。
でも、命令なら仕方ない。
中身を開くと、目に飛び込んできたのは、毒のような言葉だった。
「『名前も呼ぶのも汚らわしい盗人女へ。
今日はプレゼントがある。そこにいる使者は、夫が隣国の建国祭で側室にすると宣言した新しい盗人だ。お前も、これで用済みだな。お前を処刑してやる日が待ち遠しい。お前を──』」
「やめて!」
セフィナが叫び、私に詰め寄ってきた。
「あんたが新しい浮気相手なの?! この阿婆擦れめ!」
肩を押され、私は床に倒れ込んだ。
そのまま馬乗りになられ、頬に拳が飛んでくる。
「許せない! 体で既成事実作ったんだろう! 汚い女め! ティエル様が愛してるのは、私だけだ!」
痛みよりも、怒りで頭が真っ白になった。
私は殴ってくる腕を掴み、殴り返した。
セフィナの動きが止まる。
その隙に体勢を反転させ、今度は私が馬乗りになって拳を振り下ろした。
「お前の事情なんか知らねーよ、バカ!」
使用人たちが慌てて駆け寄り、私たちを引き離す。
「わた、私に、こんなことして……ただで済むと思ってるの? メイドの分際で!」
「お前に雇われてんじゃねーよ、バカ! どうせ平民だろ。お前こそ覚えとけよ」
手紙には王家の封蝋まで押されてるのに、敬称が一切ない。
“○爵夫人”なら、そう書くはず。
いくら王子の庇護を受けてても、妃のメイドを傷つければ問題になる。
「そ、その女を早く外に出しなさい!」
怯み、そして怒鳴るセフィナの声を背に、私は使用人たちに引きずられるようにして屋敷を放り出された。
門の外で、さっきの門番が私を助け起こしてくれた。
「大丈……夫じゃないな」
私は俯いたまま、何も言えなかった。
「あっち」
「え?」
「商店街は、あっち」
「どういう意味?」
「逃げるんだろ?」
「まさか。逃げないよ」
門番はしばらく私を見つめ、それから小さく息を吐いた。
「……もっと酷いことになるぞ」
「それでも、逃げない」
「……そうか……」
彼の声は、どこか寂しげだった。
でも、私はもう決めていた。
逃げるのは、私じゃない。
ヴァネッサの部屋に戻ると、彼女は窓辺の椅子に腰かけたまま、私を見てにやりと笑った。
「逃げずに戻ったな」
その顔は、まるで試験に合格した生徒を褒める教師のようだった。
私は呆れた顔を隠す気にもなれず、ため息をついた。
「……あれが、もう1匹の鼠だ。どうだ? 会った感想は」
「話になりません。相手にする価値はないです」
妃は、腹を抱えて笑い出した。
その笑い方すら、どこか優雅で、底意地の悪さが滲んでいた。
「わらわも、あれの何がいいのかわからん。そちにわかるか?」
「そんなもの、興味ありません。いつ出会ったのか知りませんが、今より若い頃なら──単純に、見た目が好みだったんでしょう」
ティエルは24歳。
あの愛人がいつから傍にいたのかは知らないけれど、同じくらいだろう。どう見ても育ちは良くない。
ヴァネッサに反発したいタイミングで、見た目が好みの女性に出会った──その程度の理由で囲ったのだろう。くだらない。
ティエルは「後宮に4人の女性がいる」と言った。
全員“白い関係”で、妻にするのは私"だけ"だと。
でも、それ以外に「本命の愛人がいる」とは言わなかった。
本命だろう。やましいから、私に打ち明けなかったのだ。彼女のために他と"白い関係"を貫いたなら辻褄が合う。
ティエルは、嘘をついていない。
ただし──誠実でもない。
彼は「後宮に女性がいることを予め話して(私に)誠意を示した」と言った。肝心の相手を隠したまま。
後々、後宮から逃げるつもりだった私を「不誠実だ」とも。
それを巧妙なミスリードと言うなら、そうかもしれない。
ただし、心は冷えた。置いて行かれた時みたいに。
私は、ヴァネッサの前で静かに背筋を伸ばした。
「妃殿下。この後、ご予定がなければ商業ギルドに行ってもよろしいでしょうか? 針を献上いたします」
そう申し出ると、ヴァネッサは青い眉をひそめた。
「針? 毒でも塗ってくるか」
「亡命した身で、そんなことしません。お疑いなら……一緒に行きましょう」
「は?」
青い目が一瞬だけ見開かれた。
商業ギルドの応接室に入ると、空気が一気に張り詰めた。
私は地味なグレーのワンピースに身を包み、ヴァネッサもお忍び用の黒いドレスを着ていた。
護衛が2人、部屋の隅に控えている。
応対に出てきたギルドの男が、私たちを見るなり顔を青くした。
「ひ、妃殿下にお、おかれましては──」
「よい。見てわかるだろう、忍びで来ている。堅苦しい挨拶などするな」
「は、はい。失礼します。本日は……?」
男が恐る恐る尋ねる。
「私の考案した細い針を、妃殿下に献上したいのです」
私がそう言うと、男は慌てて資料をめくり始めた。
「ええっと? ……フリージア様は、ホワイトブロンドのはず……」
「カツラだ。この者の身元は、わらわが保証する。さっさと本題に入れ」
ヴァネッサの一喝に、男は背筋を伸ばして頷いた。
「はい、ええ……針はですね、こちらでも工場を建てまして、在庫が──」
補助員が、丁寧に包まれた針の束を持ってきた。
私はそれを受け取り、ヴァネッサの前に差し出す。
「これが、針?」
彼女は眉をひそめ、細い金属の一本を摘んだ。
「……こんなに細いものを……」
その声には、驚きと、ほんの少しの感嘆が混じっていた。
私は静かに微笑んだ。
「縫製だけでなく、医療や細工にも応用できます。
アルセインの産業に、きっと役立てていただけるはずです」
ヴァネッサは針を光にかざし、しばらく無言で見つめていた。
その横顔は、まるで王妃ではなく、ひとりの経営者のようだった。
「妃殿下も刺繍は嗜まれるでしょうから、これでより繊細な作品をと思いまして」
私は針の束を差し出しながら言った。
刺繍は、令嬢や夫人の嗜み。妃教育でも習ってるはず。
「わらわは刺繍はせんが、これは使える。医療用にも普及しよう」
即答だった。
さすが、実用主義が徹底している。
「医療用ですか……私も、注射針にどうかと思いましたが、現在の技術では難しいようです」
「注射針?」
「はい。輸血ができれば、多くの命が助かります」
青い目が細くなる。
その視線は、私の中身を測るように鋭かった。
「夫が“抗生物質”というものを研究させている。そちの案だと聞いた。医療に明るいのか?」
「いいえ、あの……発想が豊かだとは言われますが、専門知識はありません。どちらかというと、服の方が得意です」
「ふうむ……」
彼女はしばらく考え込むように沈黙し、それから口を開いた。
「それでは1ヶ月半後、年末年始の大舞踏会がある。そこで着る、わらわの衣装を作れ。予算は白金貨10枚」
「今までに無い革新的な物を、お求めですか? それとも、既存のデザインに工夫を?」
「誰もが、わらわを“王太子妃”と認めざるを得ないものだ」
「……承りました」
──それはつまり今、認められてないと言っているようなものだ。
私が頭を下げると、ヴァネッサは満足げに頷いた。
「成功すれば、そちの願いを何でも1つ叶える。失敗すれば、下働きにして洗濯婦だ」
「わかりました」
彼女が立ち上がった。私は思い出したように声をかけた。
「あ、そうだ。これ」
懐から、彼女に渡された新しい戸籍の写しを取り出し、ギルドの男に手渡す。
「妃殿下が、身元引受人になってくださいました。フローディアのギルドの方々にも、よろしくお伝えください」
「え、ああ……わかりました。必ず」
男が戸惑いながらも頷く。
その様子を見て、ヴァネッサが目を細めた。
「小賢しい女だ。最初からギルドを通じて、仲間に無事を知らせたかったんだろう。わざわざ、わらわを連れ出すなど」
私は、ぺっと舌を出して笑った。
「バレましたね。良ければ、わたあめの機械も献上いたします」
「なに?」
「あー、わたあめの機械は売り切れです。できたら、城に持っていきます」
ギルドの男が慌てて口を挟む。
「……他に、ここで得られるものは?」
ヴァネッサが、興味深そうに尋ねる。
「あとは……トレーナーくらいしかありませんよ。それもメンズの在庫しかないです」
「見せてみろ」
ヴァネッサはふうっと息を吐き、再び椅子に座り直した。
その姿は、どこか楽しげで──まるで、女学生のようだった。
ギルドの補助員が、メンズ用のトレーナーを数着持ってきた。
厚手の生地に、ゆったりとしたシルエット。
この世界ではまだ珍しい、実用性重視の服だ。
「この素材、通気性と吸水性に優れていて、伸縮性もあります。保温性も高いので、騎士の練習着に最適です。あと、部屋着としても楽です。
……妃殿下が着る機会はないでしょうが」
私がそう言うと、ヴァネッサはトレーナーの袖をつまみ、ふっと笑った。
「いいや、わらわは狩猟が趣味だ。これなら動きやすく暖かい」
妃ともなれば、狩猟でも格式ある服を着なければならないのでは……?
ヴァネッサは私の心を読んだように、くすりと笑った。
「身内だけで行くときだ。大会では準正装にする」
……読まれた。
29
あなたにおすすめの小説
「わざわざ始まるまでまたないで、今のうちに手を打ったってよくない?」
イチイ アキラ
恋愛
アスター公爵令嬢エステルは、夢をみる。それは先を映す夢。
ある日、夢をみた。
この国の未来を。
それをアルフレッド王太子に相談する。彼女を愛して止まない婚約者に。
彼は言う。
愛する君とぼくの国のためなら、未来を変えるのも仕方なくない?
余命僅かな大富豪を看取って、円満に未亡人になるはずでした
ぜんだ 夕里
恋愛
傾きかけた家を救うため、私が結んだのはあまりにも不謹慎な契約――余命いくばくもない大富豪の辺境伯様と結婚し、彼の最期を穏やかに看取ることで莫大な遺産を相続する、というものだった。
しかし、人の死を利用して富を得るなど不正義!
そう考えた私が立てたのは、前代未聞の計画。
「そうだ、遺産が残らないくらい贅沢の限りを尽くしてもらえば、すべて丸く収まるじゃない!」
婚約破棄された悪役令嬢の心の声が面白かったので求婚してみた
夕景あき
恋愛
人の心の声が聞こえるカイルは、孤独の闇に閉じこもっていた。唯一の救いは、心の声まで真摯で温かい異母兄、第一王子の存在だけだった。
そんなカイルが、外交(婚約者探し)という名目で三国交流会へ向かうと、目の前で隣国の第二王子による公開婚約破棄が発生する。
婚約破棄された令嬢グレースは、表情一つ変えない高潔な令嬢。しかし、カイルがその心の声を聞き取ると、思いも寄らない内容が聞こえてきたのだった。
3回目の人生は、悪役令嬢を辞めて引きこもります~一歩も出ずに国を救ったら、なぜか「聖女」として崇められ最強の男たちが部屋を包囲してくる件~
放浪人
恋愛
公爵令嬢エリザベートは、1度目は悪役令嬢として断罪され処刑、2度目は改心して聖女となり国に尽くしたが過労死……という悲惨な最期を遂げた。 記憶を持ったまま3度目の人生が始まった瞬間、彼女は固く決意する。 「もう絶対に働きません! 今世は部屋から一歩も出ず、睡眠と趣味に命をかけます!」
最強の拒絶結界『絶対領域』で部屋に籠城し、婚約破棄イベントも夜会も全て無視して惰眠を貪ろうとするエリザベート。 しかし、彼女の「働きたくない」一心からの行動――適当な農業アドバイスや、安眠妨害への容赦ない迎撃――が、周囲には「国を憂う深慮遠謀」「慈愛に満ちた奇跡」として超好意的に解釈されてしまう!?
ヤンデレ化した元婚約者の王太子、物理で愛を語る脳筋騎士団長、効率厨の隣国王子、さらには古代の引きこもり少年までをも巻き込み、事態は国家規模の大騒動へ。 部屋ごと空を飛んで戦場を浄化し、パジャマ姿で古代兵器を操り、地下牢をスイートルームに変えながら、エリザベートは究極の安眠を手に入れることができるのか? 塩対応すればするほど愛され、逃げれば逃げるほど伝説になる、最強引きこもり令嬢の勘違いドタバタ溺愛ファンタジー、ここに完結!
愛のない結婚をした継母に転生したようなので、天使のような息子を溺愛します
美杉日和。(旧美杉。)
恋愛
目が覚めると私は昔読んでいた本の中の登場人物、公爵家の後妻となった元王女ビオラに転生していた。
人嫌いの公爵は、王家によって組まれた前妻もビオラのことも毛嫌いしており、何をするのも全て別。二人の結婚には愛情の欠片もなく、ビオラは使用人たちにすら相手にされぬ生活を送っていた。
それでもめげずにこの家にしがみついていたのは、ビオラが公爵のことが本当に好きだったから。しかしその想いは報われることなどなく彼女は消え、私がこの体に入ってしまったらしい。
嫌われ者のビオラに転生し、この先どうしようかと考えあぐねていると、この物語の主人公であるルカが声をかけてきた。物語の中で悲惨な幼少期を過ごし、闇落ち予定のルカは純粋なまなざしで自分を見ている。天使のような可愛らしさと優しさに、気づけば彼を救って本物の家族になりたいと考える様に。
二人一緒ならばもう孤独ではないと、私はルカとの絆を深めていく。
するといつしか私を取り巻く周りの人々の目も、変わり始めるのだったーー
黒騎士団の娼婦
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
どうして私が我慢しなきゃいけないの?!~悪役令嬢のとりまきの母でした~
涼暮 月
恋愛
目を覚ますと別人になっていたわたし。なんだか冴えない異国の女の子ね。あれ、これってもしかして異世界転生?と思ったら、乙女ゲームの悪役令嬢のとりまきのうちの一人の母…かもしれないです。とりあえず婚約者が最悪なので、婚約回避のために頑張ります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる