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Ep.10 突然陥る夜這いの危機
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なにかがおかしい。
そんな異変を察知したのは、宿屋に泊まっていて夜も更けたころのことだ。
日はとうの昔に落ち、空には満天の星とまぶしいくらいの大きな月がのぼっていて、虫や鳥の鳴き声とともに近くの部屋からは、ほかの冒険者たちの高らかないびきが聞こえてくる。
この宿が特別安普請というわけではないけれど、ギルド内に併設された仮眠室程度の立ち位置のここじゃ、きちんとした防音は望めない。
おそらくギルドの下の食堂は酒場として営業していて、いまだに酒に酔って楽しい時間をすごす荒くれものの冒険者たちがいるんだろう。
その喧噪だって、遠くから聞こえてくる。
「ん……」
なんだかんだといって疲れはててベッドに入ったから、ぐっすり朝まで眠れるはずだった。
もちろん王城にある自分の寝室とくらべると、とてもじゃないけど快適とは言えないけれど、それでも野宿にならなかっただけでも十分ではあった。
───だけど、どうにも暑い。
本来なら時間帯によっては毛布が必要なくらいには冷えることもあるはずなのに、じっとりと汗ばみそうな暑さを感じる。
それに、なんだろう、さっきから胸もとがくすぐったくてたまらない。
しかもそれだけではなく、からだの芯まで熱くなってくるような疼きを感じるというか……。
そう思ったところで、ハッと目が覚めた。
「───っ、え、なに……?」
窓から差し込む月の光に照らされて、己の上におおいかぶさる人影がはっきりと見える。
その人物は、手にした小瓶の液体を、こちらの胸もとに塗りたくっていた。
「ん~~~~~っ!!!」
不審者だ、そう気づいたとたん叫び声をあげようとしたところで、やや骨ばった大きな手で口をふさがれる。
とっさのことだったからか、その不審者が放り投げた小瓶が床に転がり、カツンと高らかな音を立てた。
その音で、今度こそはっきりと意識が覚醒した。
なんだよこれ、怖すぎるだろ!?
ひと眠りして目を覚ましたら、不審人物がオレの上にいるとか!
そもそもここはひとり部屋のはずで、しかも寝る前にはしっかりと内側から施錠したはずだというのに、だ。
「おっと、大きい声は上げないでくれよ、ハニー?」
「むぐ~~っ!!」
室内は月明かりに照らされているのもあって、暗闇になれた目にはその人物の顔まではっきりと見え、さらに今の声と呼びかけ方で一気につながった。
果たして、オレの上にまたがってこちらの口もとを押さえつけているのは、昼間洞窟で会ったばかりの盗賊、シトラスだった。
「『どうして』って聞きたそうな顔をしてるな、ハニー?そんなの簡単さ、俺たち盗賊にとっては、こんなギルドのショボい鍵を開けるなんざ、朝飯前なんだぜ?」
たしかに宝箱以外にも、後半のダンジョンなんかに出てくる、施錠された扉を開けたりする際には、盗賊のスキルに頼ることはあるけれど。
まさかそれを悪用して入ってきたってことか?!
でもさすがにギルド内でそのスキルを悪用したとなれば、懲罰は免れないけれど、どういうつもりなんだろうか?
いくら冒険者ギルドでは『基本はすべて自己責任』を謳っていたとしても、こんなことがゆるされるなら、盗賊はいくらでも空き巣し放題になってしまう。
───というか、そもそも人の寝ている部屋に侵入するとか、こんなに手クセが悪かったっけか、シトラスって?
びっくりして何度まばたきをしたところで、目の前にいるシトラスのニヤけた顔はゆらがなかった。
いまだに混乱してはいたけれど、どこか冷静になる自分もいて。
この状況をしっかりと把握しようとしていた。
シトラスの鍵開けスキルで、この部屋に入れたことはわかった。
でも知りたいのは、そんな『手段』じゃない。
ここに来た『目的』のほうだ。
「なんで……って、え……っ?!」
まずは身を起こさなければとしたところで、それが叶わないことを知る。
腕は手錠のようなもので拘束され、さらにはそれをつなぐ鎖がベッドに備え付けられた燭台の台座に固定されてしまっていた。
そのせいで、必死に動かそうとしたところで、鎖がジャラジャラと音を立てるだけだった。
「あんたが自分から、夜はひとりだって教えてくれたんだろう?」
だからその誘いに乗って夜に部屋まで来たのだと言われれば、さすがの自分も相手の意図がわかってしまう。
というか、最初からシトラスの狙いがそういうものだというのは、こちらの服が大きく前をはだけさせられている時点で理解できたのだけど。
「ちがう!だれも誘ってなんか……ん~~っ!」
「おっと、大声をあげるのは感心しないな。夜の逢引きは、ひそやかに行うものだろうハニー?」
ふたたび手のひらで口をふさがれてしまえば、くぐもった声しか上げられなくなる。
抵抗しようにも腕は不自由だし、からだにしても、足の付け根あたりをシトラスにまたがれているせいで、身動きひとつできそうになかった。
声は出せず、からだの自由も奪われて、さらにはギルド内の宿屋ゆえに魔法を使うこともできない状態ということは───言うなれば、つい先日のときとおなじくらい絶体絶命の大ピンチだ。
「あぁ、でも色男からの救援は期待するなよ?彼にはさっきの夕飯のとき、たっぷりの睡眠薬を盛らせてもらったから、今ごろは楽しい夢のなかだろうさ」
「なんっ!?」
「ふふっ、すばやさだけはちょっとした自信があってね、カウンターにいるときにそこから出される飲み物に、ちょっと薬をまぜただけさ」
タネ明かしをされれば、いたってシンプルな話だ。
盗賊は戦闘の際、攻撃をするときに確率でモンスターの持っているアイテムをスリ盗ることができる。
そのスリの技術があるのなら、すれちがいざまに食堂で店員の目を盗み、客席に提供される前の飲み物に薬を盛ることくらいわけないだろう。
オレたちが冒険者ギルドに帰ってきてから魔石の売却を行い、それを持ったままギルド内の食堂で夕飯を食べていたのはまちがいない。
そこにシトラスもいたなんて、まるで気づきはしなかったのだけど、そもそもシトラスはこの街の冒険者ギルドに所属する冒険者なのだから、そこにいてもおかしくはないわけだ。
「───ってことだから、彼の助けは期待しないで、今夜は俺とたっぷり楽しもうぜ?」
「~~~んっ!」
ピクリ、と肩がゆれる。
軽くほっぺたをなでられただけなのに、口からもれたのは妙に甘ったるい声だった。
なんなんだよ、これ!
まるで高熱が出たときみたいに、やたらと皮膚が敏感になっていて、ちょっと触れられるだけなのに、ビクビクと勝手にからだが反応してしまう。
それに、なんだかからだが熱くてたまらない。
「ハニーにもね、軽い睡眠薬と、それから今さっきからエッチな気分になる薬をたっぷりと塗ってあげたから、そろそろ効いてくるころだと思うよ。闇ギルドから手に入れた、一級品なんだぜ。どんな淑女もたちまち淫乱になるっつーおクスリだ」
「なんだよそれ……」
どう考えても危険な、違法な薬物のにおいしかしないヤツだろ!!
「あぁっ、ん……っ」
だけど相手を問い詰めようにも、つぅっと胸もとを指がなぞっていった瞬間、オレの口からは甘ったるい声があがった。
さらにそこから、くすぐったいだけではない明確な快楽の波が全身に広がっていく。
ウソだろ、どうしちゃんたんだよ、オレ!!
からだが熱くて、なにもしていないのに、自然と息が上がっていく。
こちらの気持ちなんて無視して、勝手にズクズクと熱を帯びていく下腹部に、泣きたい気持ちでいっぱいだった。
そんな異変を察知したのは、宿屋に泊まっていて夜も更けたころのことだ。
日はとうの昔に落ち、空には満天の星とまぶしいくらいの大きな月がのぼっていて、虫や鳥の鳴き声とともに近くの部屋からは、ほかの冒険者たちの高らかないびきが聞こえてくる。
この宿が特別安普請というわけではないけれど、ギルド内に併設された仮眠室程度の立ち位置のここじゃ、きちんとした防音は望めない。
おそらくギルドの下の食堂は酒場として営業していて、いまだに酒に酔って楽しい時間をすごす荒くれものの冒険者たちがいるんだろう。
その喧噪だって、遠くから聞こえてくる。
「ん……」
なんだかんだといって疲れはててベッドに入ったから、ぐっすり朝まで眠れるはずだった。
もちろん王城にある自分の寝室とくらべると、とてもじゃないけど快適とは言えないけれど、それでも野宿にならなかっただけでも十分ではあった。
───だけど、どうにも暑い。
本来なら時間帯によっては毛布が必要なくらいには冷えることもあるはずなのに、じっとりと汗ばみそうな暑さを感じる。
それに、なんだろう、さっきから胸もとがくすぐったくてたまらない。
しかもそれだけではなく、からだの芯まで熱くなってくるような疼きを感じるというか……。
そう思ったところで、ハッと目が覚めた。
「───っ、え、なに……?」
窓から差し込む月の光に照らされて、己の上におおいかぶさる人影がはっきりと見える。
その人物は、手にした小瓶の液体を、こちらの胸もとに塗りたくっていた。
「ん~~~~~っ!!!」
不審者だ、そう気づいたとたん叫び声をあげようとしたところで、やや骨ばった大きな手で口をふさがれる。
とっさのことだったからか、その不審者が放り投げた小瓶が床に転がり、カツンと高らかな音を立てた。
その音で、今度こそはっきりと意識が覚醒した。
なんだよこれ、怖すぎるだろ!?
ひと眠りして目を覚ましたら、不審人物がオレの上にいるとか!
そもそもここはひとり部屋のはずで、しかも寝る前にはしっかりと内側から施錠したはずだというのに、だ。
「おっと、大きい声は上げないでくれよ、ハニー?」
「むぐ~~っ!!」
室内は月明かりに照らされているのもあって、暗闇になれた目にはその人物の顔まではっきりと見え、さらに今の声と呼びかけ方で一気につながった。
果たして、オレの上にまたがってこちらの口もとを押さえつけているのは、昼間洞窟で会ったばかりの盗賊、シトラスだった。
「『どうして』って聞きたそうな顔をしてるな、ハニー?そんなの簡単さ、俺たち盗賊にとっては、こんなギルドのショボい鍵を開けるなんざ、朝飯前なんだぜ?」
たしかに宝箱以外にも、後半のダンジョンなんかに出てくる、施錠された扉を開けたりする際には、盗賊のスキルに頼ることはあるけれど。
まさかそれを悪用して入ってきたってことか?!
でもさすがにギルド内でそのスキルを悪用したとなれば、懲罰は免れないけれど、どういうつもりなんだろうか?
いくら冒険者ギルドでは『基本はすべて自己責任』を謳っていたとしても、こんなことがゆるされるなら、盗賊はいくらでも空き巣し放題になってしまう。
───というか、そもそも人の寝ている部屋に侵入するとか、こんなに手クセが悪かったっけか、シトラスって?
びっくりして何度まばたきをしたところで、目の前にいるシトラスのニヤけた顔はゆらがなかった。
いまだに混乱してはいたけれど、どこか冷静になる自分もいて。
この状況をしっかりと把握しようとしていた。
シトラスの鍵開けスキルで、この部屋に入れたことはわかった。
でも知りたいのは、そんな『手段』じゃない。
ここに来た『目的』のほうだ。
「なんで……って、え……っ?!」
まずは身を起こさなければとしたところで、それが叶わないことを知る。
腕は手錠のようなもので拘束され、さらにはそれをつなぐ鎖がベッドに備え付けられた燭台の台座に固定されてしまっていた。
そのせいで、必死に動かそうとしたところで、鎖がジャラジャラと音を立てるだけだった。
「あんたが自分から、夜はひとりだって教えてくれたんだろう?」
だからその誘いに乗って夜に部屋まで来たのだと言われれば、さすがの自分も相手の意図がわかってしまう。
というか、最初からシトラスの狙いがそういうものだというのは、こちらの服が大きく前をはだけさせられている時点で理解できたのだけど。
「ちがう!だれも誘ってなんか……ん~~っ!」
「おっと、大声をあげるのは感心しないな。夜の逢引きは、ひそやかに行うものだろうハニー?」
ふたたび手のひらで口をふさがれてしまえば、くぐもった声しか上げられなくなる。
抵抗しようにも腕は不自由だし、からだにしても、足の付け根あたりをシトラスにまたがれているせいで、身動きひとつできそうになかった。
声は出せず、からだの自由も奪われて、さらにはギルド内の宿屋ゆえに魔法を使うこともできない状態ということは───言うなれば、つい先日のときとおなじくらい絶体絶命の大ピンチだ。
「あぁ、でも色男からの救援は期待するなよ?彼にはさっきの夕飯のとき、たっぷりの睡眠薬を盛らせてもらったから、今ごろは楽しい夢のなかだろうさ」
「なんっ!?」
「ふふっ、すばやさだけはちょっとした自信があってね、カウンターにいるときにそこから出される飲み物に、ちょっと薬をまぜただけさ」
タネ明かしをされれば、いたってシンプルな話だ。
盗賊は戦闘の際、攻撃をするときに確率でモンスターの持っているアイテムをスリ盗ることができる。
そのスリの技術があるのなら、すれちがいざまに食堂で店員の目を盗み、客席に提供される前の飲み物に薬を盛ることくらいわけないだろう。
オレたちが冒険者ギルドに帰ってきてから魔石の売却を行い、それを持ったままギルド内の食堂で夕飯を食べていたのはまちがいない。
そこにシトラスもいたなんて、まるで気づきはしなかったのだけど、そもそもシトラスはこの街の冒険者ギルドに所属する冒険者なのだから、そこにいてもおかしくはないわけだ。
「───ってことだから、彼の助けは期待しないで、今夜は俺とたっぷり楽しもうぜ?」
「~~~んっ!」
ピクリ、と肩がゆれる。
軽くほっぺたをなでられただけなのに、口からもれたのは妙に甘ったるい声だった。
なんなんだよ、これ!
まるで高熱が出たときみたいに、やたらと皮膚が敏感になっていて、ちょっと触れられるだけなのに、ビクビクと勝手にからだが反応してしまう。
それに、なんだかからだが熱くてたまらない。
「ハニーにもね、軽い睡眠薬と、それから今さっきからエッチな気分になる薬をたっぷりと塗ってあげたから、そろそろ効いてくるころだと思うよ。闇ギルドから手に入れた、一級品なんだぜ。どんな淑女もたちまち淫乱になるっつーおクスリだ」
「なんだよそれ……」
どう考えても危険な、違法な薬物のにおいしかしないヤツだろ!!
「あぁっ、ん……っ」
だけど相手を問い詰めようにも、つぅっと胸もとを指がなぞっていった瞬間、オレの口からは甘ったるい声があがった。
さらにそこから、くすぐったいだけではない明確な快楽の波が全身に広がっていく。
ウソだろ、どうしちゃんたんだよ、オレ!!
からだが熱くて、なにもしていないのに、自然と息が上がっていく。
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