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Ep.14 不届き者に正義の鉄槌を下せ!
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ただでさえ、冒険者というのは勘ちがいを起こしやすい存在なんだ。
言うなればこの世界の人々にとって、モンスターの脅威から自分たちを守ってくれるありがたい存在であることはまちがいないわけで。
そうなれば当然のように、村人たちから感謝をされることもあるわけだし、一種の特権階級にいると思い込む者もあらわれるという寸法だった。
だからこそ、一歩まちがえればならず者と変わらなくなる彼らを取りしきる冒険者ギルドには、高潔な精神が求められるんだ。
そういう意味ではこのギルドマスターには、そんな荒くれ者たちの上に立つ者としての責任感も足りていなければ、それに必要な監督能力だって足りていないってことになるだろ!
口先ではなんとでも言えるけど、たぶんコイツはまったく反省なんてしてないはず。
「しかし……神託の勇者様の伴侶の方を男娼の身分に落としてしまうことになるなんて、私もギルドマスターとしての名折れでしかなくっ!!今だって相当お辛いんでしょう?!いいんですよ、ギルドマスターである私が不祥事の責任を取りますとも!」
こちらをいやらしい目つきで見ながら、涙ながらに語るその姿は胡散臭さしかなく、その『責任』の取り方がナニを指すのか明白だった。
「~~~~っ!!」
そしておもむろにこちらに手を伸ばしてくると、ギルドマスターはオレのほっぺたを許可なくなでてきた。
その瞬間、堪えられないほどの甘くとろける快感が一気に背すじを駆けのぼってくる。
クソ、こらえきれずにニヤニヤと笑いやがって!
絶対にわかっててやってるよな、コイツ!?
こちとら、さっきから必死の思いでわきあがる性欲を抑え込んでるっていうのに、なにしてくれちゃってるんだよ!!
むしろ先に売り切れたのは、理性は理性でも、性欲よりも目の前の男にたいする怒りをガマンする心だった。
腹の底から、沸々とした怒りがわきあがってくる。
上等じゃねーか、『オレは勇者の伴侶じゃない』っていうこちらの話も聞いてないし、そんなに責任取りたいってんなら、きっちりと取らせてやろうじゃねーか!
「……じゃあ、ギルドマスターとして、この件での責任は取るってことでいいんだよな?」
「え、えぇ、もちろんですとも!ルーイ王子ほどの美人なら、ぜひともお相手願いたいくらいですから」
オレからの問いかけに、ギルドマスターは鷹揚にうなずく。
「ならおまえの罪は、己の支部に所属する冒険者の管理監督を怠り、長年にわたって違法行為を見逃してきた『管理不行届きによる更迭』ってところだな。しっかりと本部に、王家と勇者の連名で報告はあげさせてもらうからな?」
「なんですと?!ですから私は知らなかったのだとっ……!!」
オレからの発言に、ギルドマスターは目を剥く。
「シトラスの悪癖とやらは、今にはじまったことじゃないんだろ!?仮にもギルドマスターなら、自分のところの支部の高レベル冒険者に『闇ギルドとつきあいがある』なんて不名誉なウワサが流れたら、当然調べるよな?おまえの情報収集能力の高さは、うちのクソオヤジがジェイクに示したろくでもない魔王討伐の報酬の内容まで把握できるくらいなんだ、相当高いと見てまちがいないだろう。なら当然、そのウワサも早い段階でつかんでいたはずだ!」
そこまでを一息で言い切る。
おそらく図星を指されたんだろう、ギルドマスターは青ざめた顔から一転して、ほっぺたに朱が差していた。
「それは、その……たしかにそのウワサは私もつかんでおりましたが……でも違法行為をしているなんて、本当に知らなかったんですよ!!」
予想外のオレの剣幕に、必死に言いわけをするギルドマスターは、少々怯んでいるように見えた。
「しかもそれだけじゃないぞ、おまえはシトラスが重ねていた悪行三昧を、どんなことをしているのか具体的に把握していたくせに、なにもしないで見逃してきた……冒険者をたばねるギルドマスターとして、これが罪じゃないなんて言わせるものか!!」
「ですから、それは誤解でして……」
ここに来てなお、もみ手をしながら彼は言い逃れをしようとしてあがく。
「誤解もなにも、さっき自分から口にしてただろ?『シトラスが違法な薬物を使って女性冒険者たちを手籠めにしてきた』って。その言い方は───複数の被害者がいたことを把握してると言ってるのと同じことだよな?」
オレが言わんとしているのは、ひょっとしたら人の言葉尻をとらえて言いがかりをつけているようなものでしかないのかもしれないけれど、でも本能がこの男をゆるせないと訴えていた。
「それだけじゃない、シトラスが使っていたという違法薬物の使用方法や効果、それに解毒剤の有無まで、ずいぶんとくわしく説明してくれたもんなぁ?しかもごていねいに、その後の被害に遭った彼女たちの様子までさ……さも見て、体験してきたみたいに語りながら、今さら『なにも知りませんでした』は通用しねーんだよ!!」
そして相手の顔をしっかりと見ながら、トドメのセリフを口にする。
「それにおまえの関与をほのめかす自白はオレだけじゃなく、勇者であるジェイクだっていっしょに聞いているんだ!ジェイクなら、どこだろうとそれを証言してくれるはずだぜ?」
王権に媚びることのない冒険者ギルドでも、さすがに神託の勇者様は無視できないだろうよ。
「ハイッ!僕もたしかにその話を聞きました、マスターさんは知らないと言うわりに、ずいぶん使われてた薬物におくわしいんだなって、すごくふしぎに思って聞いてましたから!」
ジェイクからの言葉は、純粋な疑問だった分、よけいにギルドマスターには響いたんだろう。
観念したかのように、その場にくずれ落ちる。
シトラスの移送用に呼ばれていた、いかついギルド職員たちの手によって、ギルドマスターとシトラスとが、ともに引っ立てられていく姿を見ながら、それでもわずかに胸をなでおろすことができたのだった。
こうして、冒険者ギルドのギルドマスターを巻き込んだ盗賊シトラスによる犯罪劇は幕を閉じたのである。
☆ ☆ ☆
基本的に冒険者ギルドの建物内は、魔法が効かないことになっているけれど、そのなかでも例外がいくつかあって、そのうちのひとつがこの応接室だった。
たしかに、こんな豪奢な内装の部屋を使うような顧客にはそれなりに立場のある貴族が多いわけで、それはまぁ、権力と暴力の結びつく場所なんて、人に聞かれたくない話をすることも多いわけだ。
だからというわけではないのかもしれないけれど、常に防音効果もある結界に守られていて、室内の音は外にはもれないとかなんとか言われていた。
そんな場所だからこそ、今のオレがひとりで籠って熱を発散させるなら、ここしかないと思ったんだ。
「~~~っ、おいジェイク!なんでおまえがまだ、ここに残ってるんだよ!?」
思わず声を荒らげてしまったのは、これまでの流れでもなお、おどおどした様子でジェイクがオレのそばに立っていたからだった。
なぁ、今までの話、ちゃんと聞いていたんだよな?
「だって、あなたが心配だったから……その、さっきの盗賊に違法な薬を使われたから、正気を失うほど性欲が高まるってことなんでしょ?そんな状態でこの部屋にひとりでいて、なにかあったらどうするんですか?!」
とりつくろうことを知らないジェイクの言葉は、端的にオレの切羽詰まった状況をあらわしていた。
そうだよ、さっきっからずっともう下半身は暴発しそうなほどに痛くて、早くシたくてたまらないんだよ!!
どうせ性欲が高まりまくりで、まもなく理性なんておさらばしそうなくらいですが、なにか?!
「───そうだな、でもおまえがここに残っていたら、それこそおまえが恐れてるみたいな『ナニか』が起きるかもしれないんだぞ!?それをわかって言っているのか!?」
どこまでも心配症でお人好しなジェイクは、多分本気でオレを心配している。
それがわかるからこそ、オレだってたとえ事故でも彼を巻き込みたくはなかった。
それなのにジェイクは、あまりにも無警戒すぎるんだ。
これまでに宿屋に泊まるときだって、オレに襲われるんじゃないかって必要もないのにちがう部屋に泊まろうと警戒するような男が、どうしてそんな危険が起こりかねない状況だっていうのに、ここに残ったりするんだろうか……?
───まさか、こいつまでその媚薬とやらでおかしくなってしまったとかなのか?
でもジェイクの目を見るかぎり、その澄んだ青い瞳には、アイツらのようなゲスな感情は浮かんでいなかった。
……あぁそうか、コイツは本気でオレのことを心配しているだけなんだ……。
ふしぎと、そう信じられた。
言うなればこの世界の人々にとって、モンスターの脅威から自分たちを守ってくれるありがたい存在であることはまちがいないわけで。
そうなれば当然のように、村人たちから感謝をされることもあるわけだし、一種の特権階級にいると思い込む者もあらわれるという寸法だった。
だからこそ、一歩まちがえればならず者と変わらなくなる彼らを取りしきる冒険者ギルドには、高潔な精神が求められるんだ。
そういう意味ではこのギルドマスターには、そんな荒くれ者たちの上に立つ者としての責任感も足りていなければ、それに必要な監督能力だって足りていないってことになるだろ!
口先ではなんとでも言えるけど、たぶんコイツはまったく反省なんてしてないはず。
「しかし……神託の勇者様の伴侶の方を男娼の身分に落としてしまうことになるなんて、私もギルドマスターとしての名折れでしかなくっ!!今だって相当お辛いんでしょう?!いいんですよ、ギルドマスターである私が不祥事の責任を取りますとも!」
こちらをいやらしい目つきで見ながら、涙ながらに語るその姿は胡散臭さしかなく、その『責任』の取り方がナニを指すのか明白だった。
「~~~~っ!!」
そしておもむろにこちらに手を伸ばしてくると、ギルドマスターはオレのほっぺたを許可なくなでてきた。
その瞬間、堪えられないほどの甘くとろける快感が一気に背すじを駆けのぼってくる。
クソ、こらえきれずにニヤニヤと笑いやがって!
絶対にわかっててやってるよな、コイツ!?
こちとら、さっきから必死の思いでわきあがる性欲を抑え込んでるっていうのに、なにしてくれちゃってるんだよ!!
むしろ先に売り切れたのは、理性は理性でも、性欲よりも目の前の男にたいする怒りをガマンする心だった。
腹の底から、沸々とした怒りがわきあがってくる。
上等じゃねーか、『オレは勇者の伴侶じゃない』っていうこちらの話も聞いてないし、そんなに責任取りたいってんなら、きっちりと取らせてやろうじゃねーか!
「……じゃあ、ギルドマスターとして、この件での責任は取るってことでいいんだよな?」
「え、えぇ、もちろんですとも!ルーイ王子ほどの美人なら、ぜひともお相手願いたいくらいですから」
オレからの問いかけに、ギルドマスターは鷹揚にうなずく。
「ならおまえの罪は、己の支部に所属する冒険者の管理監督を怠り、長年にわたって違法行為を見逃してきた『管理不行届きによる更迭』ってところだな。しっかりと本部に、王家と勇者の連名で報告はあげさせてもらうからな?」
「なんですと?!ですから私は知らなかったのだとっ……!!」
オレからの発言に、ギルドマスターは目を剥く。
「シトラスの悪癖とやらは、今にはじまったことじゃないんだろ!?仮にもギルドマスターなら、自分のところの支部の高レベル冒険者に『闇ギルドとつきあいがある』なんて不名誉なウワサが流れたら、当然調べるよな?おまえの情報収集能力の高さは、うちのクソオヤジがジェイクに示したろくでもない魔王討伐の報酬の内容まで把握できるくらいなんだ、相当高いと見てまちがいないだろう。なら当然、そのウワサも早い段階でつかんでいたはずだ!」
そこまでを一息で言い切る。
おそらく図星を指されたんだろう、ギルドマスターは青ざめた顔から一転して、ほっぺたに朱が差していた。
「それは、その……たしかにそのウワサは私もつかんでおりましたが……でも違法行為をしているなんて、本当に知らなかったんですよ!!」
予想外のオレの剣幕に、必死に言いわけをするギルドマスターは、少々怯んでいるように見えた。
「しかもそれだけじゃないぞ、おまえはシトラスが重ねていた悪行三昧を、どんなことをしているのか具体的に把握していたくせに、なにもしないで見逃してきた……冒険者をたばねるギルドマスターとして、これが罪じゃないなんて言わせるものか!!」
「ですから、それは誤解でして……」
ここに来てなお、もみ手をしながら彼は言い逃れをしようとしてあがく。
「誤解もなにも、さっき自分から口にしてただろ?『シトラスが違法な薬物を使って女性冒険者たちを手籠めにしてきた』って。その言い方は───複数の被害者がいたことを把握してると言ってるのと同じことだよな?」
オレが言わんとしているのは、ひょっとしたら人の言葉尻をとらえて言いがかりをつけているようなものでしかないのかもしれないけれど、でも本能がこの男をゆるせないと訴えていた。
「それだけじゃない、シトラスが使っていたという違法薬物の使用方法や効果、それに解毒剤の有無まで、ずいぶんとくわしく説明してくれたもんなぁ?しかもごていねいに、その後の被害に遭った彼女たちの様子までさ……さも見て、体験してきたみたいに語りながら、今さら『なにも知りませんでした』は通用しねーんだよ!!」
そして相手の顔をしっかりと見ながら、トドメのセリフを口にする。
「それにおまえの関与をほのめかす自白はオレだけじゃなく、勇者であるジェイクだっていっしょに聞いているんだ!ジェイクなら、どこだろうとそれを証言してくれるはずだぜ?」
王権に媚びることのない冒険者ギルドでも、さすがに神託の勇者様は無視できないだろうよ。
「ハイッ!僕もたしかにその話を聞きました、マスターさんは知らないと言うわりに、ずいぶん使われてた薬物におくわしいんだなって、すごくふしぎに思って聞いてましたから!」
ジェイクからの言葉は、純粋な疑問だった分、よけいにギルドマスターには響いたんだろう。
観念したかのように、その場にくずれ落ちる。
シトラスの移送用に呼ばれていた、いかついギルド職員たちの手によって、ギルドマスターとシトラスとが、ともに引っ立てられていく姿を見ながら、それでもわずかに胸をなでおろすことができたのだった。
こうして、冒険者ギルドのギルドマスターを巻き込んだ盗賊シトラスによる犯罪劇は幕を閉じたのである。
☆ ☆ ☆
基本的に冒険者ギルドの建物内は、魔法が効かないことになっているけれど、そのなかでも例外がいくつかあって、そのうちのひとつがこの応接室だった。
たしかに、こんな豪奢な内装の部屋を使うような顧客にはそれなりに立場のある貴族が多いわけで、それはまぁ、権力と暴力の結びつく場所なんて、人に聞かれたくない話をすることも多いわけだ。
だからというわけではないのかもしれないけれど、常に防音効果もある結界に守られていて、室内の音は外にはもれないとかなんとか言われていた。
そんな場所だからこそ、今のオレがひとりで籠って熱を発散させるなら、ここしかないと思ったんだ。
「~~~っ、おいジェイク!なんでおまえがまだ、ここに残ってるんだよ!?」
思わず声を荒らげてしまったのは、これまでの流れでもなお、おどおどした様子でジェイクがオレのそばに立っていたからだった。
なぁ、今までの話、ちゃんと聞いていたんだよな?
「だって、あなたが心配だったから……その、さっきの盗賊に違法な薬を使われたから、正気を失うほど性欲が高まるってことなんでしょ?そんな状態でこの部屋にひとりでいて、なにかあったらどうするんですか?!」
とりつくろうことを知らないジェイクの言葉は、端的にオレの切羽詰まった状況をあらわしていた。
そうだよ、さっきっからずっともう下半身は暴発しそうなほどに痛くて、早くシたくてたまらないんだよ!!
どうせ性欲が高まりまくりで、まもなく理性なんておさらばしそうなくらいですが、なにか?!
「───そうだな、でもおまえがここに残っていたら、それこそおまえが恐れてるみたいな『ナニか』が起きるかもしれないんだぞ!?それをわかって言っているのか!?」
どこまでも心配症でお人好しなジェイクは、多分本気でオレを心配している。
それがわかるからこそ、オレだってたとえ事故でも彼を巻き込みたくはなかった。
それなのにジェイクは、あまりにも無警戒すぎるんだ。
これまでに宿屋に泊まるときだって、オレに襲われるんじゃないかって必要もないのにちがう部屋に泊まろうと警戒するような男が、どうしてそんな危険が起こりかねない状況だっていうのに、ここに残ったりするんだろうか……?
───まさか、こいつまでその媚薬とやらでおかしくなってしまったとかなのか?
でもジェイクの目を見るかぎり、その澄んだ青い瞳には、アイツらのようなゲスな感情は浮かんでいなかった。
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ふしぎと、そう信じられた。
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