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第3章
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次の朝 家を出る時は、目立たない程度に、一度だけウェストを折り返していたけど、途中でもう一折りしていたのだ。学校に着くと、校門のとこに翠さんが居て
「おは うん ちゃんと言ったようにしてきたね えらい えらい その方がずっと可愛いよ!」と、見張っていたのかしらー・・・
教室に入っても、クラスの皆には目立つこと無いように、午前中は私 席を立つことはしないで居たのけど、お昼休みになって、隣のクラスの坂上こずえが来て
「瑠璃 みんなでお弁当食べよー 裏庭なー みんな集まってるんよー」と、手を引っ張るようにしてきた。私 仕方なく、お弁当の包みを持って・・・歩き始めると、後ろからいきなり私のスカートを捲り上げて
「わぁー クマさんだよー 幼稚園みたい・・・」と、はやし立ててきた。こずえだ。
「なにすんのよー」
「いいじゃん 可愛いよー 皆に見てもらったらぁー 男の子も喜んでいるよ」と、澄まして さっさと歩いて行くのだ。裏庭まで付いて行くと、あの連中がたむろしていて
「みんなぁー 瑠璃のパンツ クマさんなんだよー」と、大きな声でー
「ふふっ 言いつけ 守ったのね もちろん スパッツなんてダサイの穿いてきてないよねー」と、翠さんも寄ってきた。
「ほらっ みんなにお披露目しなさいよー スカートめくってさー」と、こずえがけしかけるようにー、私のスカートの裾を持って
「やめてよー そんなこと・・・」と言う私の声を無視して
「ほらっ 早くしな! 仲間の前だから 恥ずかしいなんてことないよねぇー」と、翠さんが脅すように・・・私は、仕方なく・・・みんなは「かわいいぃー」とか拍手をしながらはやし立てていたのだ。私は恥ずかしくて耳まで火照ったようになっていたと思うが、そのまま お弁当を食べたのだ。
食べ終えて、教室に戻る時、翠さんが
「いい? 昨日は二つだけだったけど 足らないでしょ 自分で考えて、買い揃えておきなさい 明日も かわいいの見させてもらうわよ! わかったぁー 返事は?」
「はい」と、言うしか無かったのだ。
教室に戻ると、ふざけた男の子から「おい クマのパンツ」と呼びかけられて、私は 黙り込んでいたのだけど、帰る前、京子ちゃんに
「何で 私 こんな風なるん?」
「あぁー ごめん ウチも脅されて・・・あのな こずえ あの子 男の子に人気あって、可愛い子を陥れようとしているみたいなの 中学の時から、あのグループなんやー ウチもな 脅されて、最初はあんなんやってなー 今はこんなん 穿けって」と、チラッと見せてくれたのは、真っ青なのに白いレースの縁取りが付いて腰のところも細くって・・・中学生が穿くようなものではなかったのだ。
「強引になー 買い物に付き添われて・・・スパッツも穿くな! って 翠姉さんから・・・あっ それとな 先輩のことは 姉さんって付けなー 叱られるデー」と、言って 下を向いていた。私は、それ以上は責められなかった。
次の日の朝も、翠さんが待ち受けて居て、私の姿を見て、サァーッとスカートをめくって
「うん きょうは ウサちゃんなのね 可愛いわよー 抱きしめたくなるわ 明日もね!」と、私は身震いをしながら教室に向かった。だけど、お昼休みには、又 こずえに連れて行かれて
「瑠璃 今日も 見せなさいよー」と、迫られて・・・スカートを上げると
「可愛いわねー 瑠璃には よく似合うわーヨ」と、翠姉さんが煽り立てるように
「ふふっ ウサちゃんねー ウチもな 瑠璃に合わせて 今日はキティちゃんなの 可愛いでしょ」と、こずえが自分のスカートを捲って笑っていたのだ。この子とは 絶対に仲良くなれないなと感じていたのだ。私は涙目になっていた。
その日、学校帰りに仕方なく、幼児用の下着売り場に来ていた。子猫とかリスさんの絵柄のものを手に取りながら、私 どうして こんなことになってしまったのかしらー 最近は、あの若松君とも話すことも無く、それどころかクラスの誰とも話すことが無くなってしまった。たまに、中学から仲の良い芳美ちゃんと話すぐらいなのだ。
それからは、お昼休みには、いつも呼ばれて、度々 スカートを上げて見せるようにと命令されていたのだ。そして、時々は京子ちゃんも強制されていて、いつもカラフルなものだった。
「京子 お前 いつも 彼氏にそんなで可愛がってもらってるのか―」と、からかわれていて、京子ちゃんは黙ったまま下を向いていたのだ。
しばらくすると、翠姉さんとか先輩に誘われて、カラオケとかゲーセンにまで出入りするようになっていた。その時には、時々 3年生であんまり素行の良くない男子も居たのだ。
私は、もう 普通の高校生ではなくなってしまったのかなと、後悔もしていた。私、何にも 悪いことしていないのに・・・何だか 暗かった。
「おは うん ちゃんと言ったようにしてきたね えらい えらい その方がずっと可愛いよ!」と、見張っていたのかしらー・・・
教室に入っても、クラスの皆には目立つこと無いように、午前中は私 席を立つことはしないで居たのけど、お昼休みになって、隣のクラスの坂上こずえが来て
「瑠璃 みんなでお弁当食べよー 裏庭なー みんな集まってるんよー」と、手を引っ張るようにしてきた。私 仕方なく、お弁当の包みを持って・・・歩き始めると、後ろからいきなり私のスカートを捲り上げて
「わぁー クマさんだよー 幼稚園みたい・・・」と、はやし立ててきた。こずえだ。
「なにすんのよー」
「いいじゃん 可愛いよー 皆に見てもらったらぁー 男の子も喜んでいるよ」と、澄まして さっさと歩いて行くのだ。裏庭まで付いて行くと、あの連中がたむろしていて
「みんなぁー 瑠璃のパンツ クマさんなんだよー」と、大きな声でー
「ふふっ 言いつけ 守ったのね もちろん スパッツなんてダサイの穿いてきてないよねー」と、翠さんも寄ってきた。
「ほらっ みんなにお披露目しなさいよー スカートめくってさー」と、こずえがけしかけるようにー、私のスカートの裾を持って
「やめてよー そんなこと・・・」と言う私の声を無視して
「ほらっ 早くしな! 仲間の前だから 恥ずかしいなんてことないよねぇー」と、翠さんが脅すように・・・私は、仕方なく・・・みんなは「かわいいぃー」とか拍手をしながらはやし立てていたのだ。私は恥ずかしくて耳まで火照ったようになっていたと思うが、そのまま お弁当を食べたのだ。
食べ終えて、教室に戻る時、翠さんが
「いい? 昨日は二つだけだったけど 足らないでしょ 自分で考えて、買い揃えておきなさい 明日も かわいいの見させてもらうわよ! わかったぁー 返事は?」
「はい」と、言うしか無かったのだ。
教室に戻ると、ふざけた男の子から「おい クマのパンツ」と呼びかけられて、私は 黙り込んでいたのだけど、帰る前、京子ちゃんに
「何で 私 こんな風なるん?」
「あぁー ごめん ウチも脅されて・・・あのな こずえ あの子 男の子に人気あって、可愛い子を陥れようとしているみたいなの 中学の時から、あのグループなんやー ウチもな 脅されて、最初はあんなんやってなー 今はこんなん 穿けって」と、チラッと見せてくれたのは、真っ青なのに白いレースの縁取りが付いて腰のところも細くって・・・中学生が穿くようなものではなかったのだ。
「強引になー 買い物に付き添われて・・・スパッツも穿くな! って 翠姉さんから・・・あっ それとな 先輩のことは 姉さんって付けなー 叱られるデー」と、言って 下を向いていた。私は、それ以上は責められなかった。
次の日の朝も、翠さんが待ち受けて居て、私の姿を見て、サァーッとスカートをめくって
「うん きょうは ウサちゃんなのね 可愛いわよー 抱きしめたくなるわ 明日もね!」と、私は身震いをしながら教室に向かった。だけど、お昼休みには、又 こずえに連れて行かれて
「瑠璃 今日も 見せなさいよー」と、迫られて・・・スカートを上げると
「可愛いわねー 瑠璃には よく似合うわーヨ」と、翠姉さんが煽り立てるように
「ふふっ ウサちゃんねー ウチもな 瑠璃に合わせて 今日はキティちゃんなの 可愛いでしょ」と、こずえが自分のスカートを捲って笑っていたのだ。この子とは 絶対に仲良くなれないなと感じていたのだ。私は涙目になっていた。
その日、学校帰りに仕方なく、幼児用の下着売り場に来ていた。子猫とかリスさんの絵柄のものを手に取りながら、私 どうして こんなことになってしまったのかしらー 最近は、あの若松君とも話すことも無く、それどころかクラスの誰とも話すことが無くなってしまった。たまに、中学から仲の良い芳美ちゃんと話すぐらいなのだ。
それからは、お昼休みには、いつも呼ばれて、度々 スカートを上げて見せるようにと命令されていたのだ。そして、時々は京子ちゃんも強制されていて、いつもカラフルなものだった。
「京子 お前 いつも 彼氏にそんなで可愛がってもらってるのか―」と、からかわれていて、京子ちゃんは黙ったまま下を向いていたのだ。
しばらくすると、翠姉さんとか先輩に誘われて、カラオケとかゲーセンにまで出入りするようになっていた。その時には、時々 3年生であんまり素行の良くない男子も居たのだ。
私は、もう 普通の高校生ではなくなってしまったのかなと、後悔もしていた。私、何にも 悪いことしていないのに・・・何だか 暗かった。
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