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第7章
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4日の日は初練習があって、この日は新年の意気込みと顔逢わせと軽く手合わせ程度でお昼前に解散した。帰る時、4人組で何か食べて帰ろうかってなったけど、私は、お兄ちゃんが気になっていたので、明日ネと香ちゃんと二人で別れてきたのだ。
というのも、朝 お母さんがお兄ちゃんのお昼にとおにぎりとかを用意してるのだけど、多分、足らなくてお腹を空かしているに決まっているのだ。
駅を降りて、キャベツが無かったなぁーとスーパーに寄って、餃子の6ケ入りもついでに買って帰った。今日は、練習の後シャワーも浴びて無かったので、お風呂場に行こうとすると、お兄ちゃんが顔を出して
「水澄 ちょっと 小腹が空いてきたんだー なんか 無いかなー」案の定、お母さんが用意してたものじゃーぁ足らないんだ。
「なによー 私は お兄ちゃんの家政婦じゃぁござんせんからね! 待って 今 シャワーしたら、焼きそば作ろうと思ってるからー」
「水澄はいつも 気が利くのぉー そんなだから 他の女の子には魅かれないんだよなー」
「でしょう? だったら ずぅーっと ウチの騎士で居てね」
部屋は寒いので私は シャワーの後 ピンクとグリーンのもこもこのパジャマ姿で、作っている途中なのにお兄ちゃんが降りて来て、もう テーブルに座っているのだ。
「なんでー 呼ぶまで待ってよー 焦るやんかー そんなにお腹 空いてるん?」
「あぁ 10時頃 おにぎり 食べてしまったから」
「だよねー お兄ちゃんは1日5食だもんねー あのね 昨日 お父さんといっぱい クラブのこととか お話したんだぁー 嬉しかった! お兄ちゃん ありがとうネ いつも 私のこと 味方してくれて」
「そうか 良かったな! 俺は、時たま、夜中にでもお父さんと話しているけど、水澄はすれ違いだものなー お父さんも家族だし、水澄は我が家の宝物なんだよ 最近は可愛くなってきてるし・・・もっとも、頭が悪くてブスだったら俺も知らんぷりしてるけどなー」
「なんやのー それっ! 差別やんかー」
「ふふっ まぁ 間違いなく水澄はお父さんの可愛い娘なんだよってことさー」
「うん 私は 今 幸せなんだぁー 家族と学校のみんなにも見守られて・・・ひとつ 除いては・・・」
「・・・翔琉のことか? 忘れられないのか?」
「・・・うん・・・ どうしてるだろうとか 元気かなーって考えることもある」
「まぁ 元気だよ サッカーも頑張ってるって聞く」
「だよねー 私のことなんか どーでも いいんだよねー まわりに女の子なんていっぱいいるしー それなりに楽しんでいるんだろうなー とか それに、私 今 幸せなんだ これ以上 望むとバチがあたるネ 神様に怒られちゃう」
「でも 水澄のことは忘れたわけじゃぁ無いと思う そんな奴じゃぁないよー それだけに 余計に水澄のことが不憫でなぁー・・・俺には、可愛い妹のことだから・・・まぁ・・・あのさー 水澄は 今の目標は全中でトップになることだろう? 成績も学年トップをめざしているんじゃぁないか? それに、集中しろよ」
「だよね 私 いくつも 追いかけられないものネ」
「水澄 それと 手を止めるなよー さっきから 焼きそば 途中じゃぁないの?」
「なんやのぉー 自分で作ろーとも せーへんくせに 指図せんとって!」
ぶつくさ言いながらも、焼きそばを仕上げて、お兄ちゃんには横に餃子を4ケ添えてあげた。
「うん うまい 最近さー なんでも お母さんのより 水澄のほうがうまいって感じるんだよねー」
(ふふっ そーだよ 私もお兄ちゃんのこと 素敵な彼氏って思うようにしてるんだから 当たり前じゃぁない)
その日はお父さんも珍しく帰りが早かったのだ。
「あらぁー 今日は新年会とかで遅くなるんじゃぁなかったのですか?」
「あー 可愛い娘が待っているからって 途中で切り上げてきた」
「まぁー ご飯 つもりしてませんよー」お母さんは嫌味っぽく責めていたのだけど・・・
「いいんだ 飲んでた途中で切り上げてきたから・・・飲みなおす 水澄 すまんが フグの味醂干し 焼いてくれ」
「えー ハイ! お父さんの可愛い娘さんが焼くんですからー 高くつきますよーだ」その時、お母さんが、その意味は解らないけど、私のお尻をポンとしていた。
「おぉー それでも 新地のクラブで飲むより 贅沢なんだろうよ」
お父さんがお風呂から出て来るのを見計らって、私はフグの味醂干しとお酒を用意していて、リビングのソファーに座った時に、持って行って、最初の一口にお酌をしていて
「おぉー すまんのぉー」
「お父様 こんなパジャマじゃぁなくて ヒラヒラのドレスに着替えてきたほうが良いかしらー」
「水澄ちゃん なんてことを・・・ 悪ノリしすぎよ! あなたも 娘にお酌させるなんてぇー」
「うっ まぁ 一杯だけ・・・ 父親の夢なんじゃ」
「あなたの夢って そんなもんなんですか!」
「・・・すまん・・・」
「お父さんって お母さんに弱いんだね 普段はそーでも無さげなのにー」
「そーいうなよ 民子に惚れているからな」
「ワァー ワァー」と私とお兄ちゃんが騒いでいると
「そんな言葉 何年ぶりかしらネ 聞くのー」
その後、私達もご飯を食べながら、賑やかな食卓が戻ってきたように感じていたのだ。お母さんも時々、お父さんにお酌をするのでソファーで寄り添っていた。もしかすると、さっき お母さんは私に嫉妬していたのかしら・・・
というのも、朝 お母さんがお兄ちゃんのお昼にとおにぎりとかを用意してるのだけど、多分、足らなくてお腹を空かしているに決まっているのだ。
駅を降りて、キャベツが無かったなぁーとスーパーに寄って、餃子の6ケ入りもついでに買って帰った。今日は、練習の後シャワーも浴びて無かったので、お風呂場に行こうとすると、お兄ちゃんが顔を出して
「水澄 ちょっと 小腹が空いてきたんだー なんか 無いかなー」案の定、お母さんが用意してたものじゃーぁ足らないんだ。
「なによー 私は お兄ちゃんの家政婦じゃぁござんせんからね! 待って 今 シャワーしたら、焼きそば作ろうと思ってるからー」
「水澄はいつも 気が利くのぉー そんなだから 他の女の子には魅かれないんだよなー」
「でしょう? だったら ずぅーっと ウチの騎士で居てね」
部屋は寒いので私は シャワーの後 ピンクとグリーンのもこもこのパジャマ姿で、作っている途中なのにお兄ちゃんが降りて来て、もう テーブルに座っているのだ。
「なんでー 呼ぶまで待ってよー 焦るやんかー そんなにお腹 空いてるん?」
「あぁ 10時頃 おにぎり 食べてしまったから」
「だよねー お兄ちゃんは1日5食だもんねー あのね 昨日 お父さんといっぱい クラブのこととか お話したんだぁー 嬉しかった! お兄ちゃん ありがとうネ いつも 私のこと 味方してくれて」
「そうか 良かったな! 俺は、時たま、夜中にでもお父さんと話しているけど、水澄はすれ違いだものなー お父さんも家族だし、水澄は我が家の宝物なんだよ 最近は可愛くなってきてるし・・・もっとも、頭が悪くてブスだったら俺も知らんぷりしてるけどなー」
「なんやのー それっ! 差別やんかー」
「ふふっ まぁ 間違いなく水澄はお父さんの可愛い娘なんだよってことさー」
「うん 私は 今 幸せなんだぁー 家族と学校のみんなにも見守られて・・・ひとつ 除いては・・・」
「・・・翔琉のことか? 忘れられないのか?」
「・・・うん・・・ どうしてるだろうとか 元気かなーって考えることもある」
「まぁ 元気だよ サッカーも頑張ってるって聞く」
「だよねー 私のことなんか どーでも いいんだよねー まわりに女の子なんていっぱいいるしー それなりに楽しんでいるんだろうなー とか それに、私 今 幸せなんだ これ以上 望むとバチがあたるネ 神様に怒られちゃう」
「でも 水澄のことは忘れたわけじゃぁ無いと思う そんな奴じゃぁないよー それだけに 余計に水澄のことが不憫でなぁー・・・俺には、可愛い妹のことだから・・・まぁ・・・あのさー 水澄は 今の目標は全中でトップになることだろう? 成績も学年トップをめざしているんじゃぁないか? それに、集中しろよ」
「だよね 私 いくつも 追いかけられないものネ」
「水澄 それと 手を止めるなよー さっきから 焼きそば 途中じゃぁないの?」
「なんやのぉー 自分で作ろーとも せーへんくせに 指図せんとって!」
ぶつくさ言いながらも、焼きそばを仕上げて、お兄ちゃんには横に餃子を4ケ添えてあげた。
「うん うまい 最近さー なんでも お母さんのより 水澄のほうがうまいって感じるんだよねー」
(ふふっ そーだよ 私もお兄ちゃんのこと 素敵な彼氏って思うようにしてるんだから 当たり前じゃぁない)
その日はお父さんも珍しく帰りが早かったのだ。
「あらぁー 今日は新年会とかで遅くなるんじゃぁなかったのですか?」
「あー 可愛い娘が待っているからって 途中で切り上げてきた」
「まぁー ご飯 つもりしてませんよー」お母さんは嫌味っぽく責めていたのだけど・・・
「いいんだ 飲んでた途中で切り上げてきたから・・・飲みなおす 水澄 すまんが フグの味醂干し 焼いてくれ」
「えー ハイ! お父さんの可愛い娘さんが焼くんですからー 高くつきますよーだ」その時、お母さんが、その意味は解らないけど、私のお尻をポンとしていた。
「おぉー それでも 新地のクラブで飲むより 贅沢なんだろうよ」
お父さんがお風呂から出て来るのを見計らって、私はフグの味醂干しとお酒を用意していて、リビングのソファーに座った時に、持って行って、最初の一口にお酌をしていて
「おぉー すまんのぉー」
「お父様 こんなパジャマじゃぁなくて ヒラヒラのドレスに着替えてきたほうが良いかしらー」
「水澄ちゃん なんてことを・・・ 悪ノリしすぎよ! あなたも 娘にお酌させるなんてぇー」
「うっ まぁ 一杯だけ・・・ 父親の夢なんじゃ」
「あなたの夢って そんなもんなんですか!」
「・・・すまん・・・」
「お父さんって お母さんに弱いんだね 普段はそーでも無さげなのにー」
「そーいうなよ 民子に惚れているからな」
「ワァー ワァー」と私とお兄ちゃんが騒いでいると
「そんな言葉 何年ぶりかしらネ 聞くのー」
その後、私達もご飯を食べながら、賑やかな食卓が戻ってきたように感じていたのだ。お母さんも時々、お父さんにお酌をするのでソファーで寄り添っていた。もしかすると、さっき お母さんは私に嫉妬していたのかしら・・・
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