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第3章
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秋晴れの土曜日 鈴花ちゃんがうちでバーベキューやるから来てよって誘われていた。香菜ちゃん、美咲ちゃんも誘われていた。家の人からお友達も呼びなさいって言われていたみたい。お父さんが伊勢志摩のほうに行って居るので、海老とか貝を一杯貰って来るからって言って居た。
前の日、帰る前に鈴花ちゃんから「昂も誘ってきてよー」と言われていたのだ。私は、自分で誘ってよと断ったんだけど、結局、押し付けられてしまった。
帰り道、香菜ちゃんも居るところで、昂君が近づくのを待って
「昂君 明日 鈴花ちゃんのとこでバーベキューやるのー 昂君も誘ってくれって言われたんよ 香菜ちゃんも一緒だよ いこー」
「何で 俺 高松・・鈴花のとこに・・」
「ええやんか ウチ等の護衛やろー 明日、11時頃 迎えに行くからなー」
その時、昂君は了解したのか黙っていたけど、香菜ちゃんと別れた後
「いつから お前の護衛になったんやー」
「うーん 琵琶湖でウチの腰を挟んできた時から かなぁー」
「あの時は たまたま・・」
「でも 柔らかくて 良かったん でしょっ いい想いしたんだし・・・だから、明日 一緒に行ってね」昂君は、声が出なかったみたい。
勝ったー。言ってやった!。小悪魔が応援してくれたんだ。
次の日、迎えに行くと翠ちゃんが出てきてくれて、昂君に声をかけてくれた。
「真珠ちゃん 昂にも言ってあるけど、途中でジュース買って行ってね あいつ とぼけるとこあるからね」と、送り出してくれた。
「翠ちゃんて、いつも優しいよねー ウチ あんな風になりたいなぁー あこがれ」
「お姉と真珠は違うんだから お前は真珠のままでいいんだよ」
「なに それ どういう意味やねん」
何かいつも昂君の真意がわからないままなんだ。そのうち、香菜ちゃんも合流して鈴花ちゃんの家に着いていた。
「こんにちは 今日は呼んでいただいてありがとうございます」と、空地で用意している鈴花ちゃんのお父さんとお母さんに挨拶したら、奥から鈴花ちゃんと美咲ちゃんが出て来た。鈴花ちゃんは相変わらず、短いジーンを穿いていた。私達はもう長いサスペンダーパンツなのに。
「コレっ」と言ったきり、昂君は途中で買ったジュースボトルを差し出していた。相変わらず、不愛想なのだ。心の中ではあんまり、面白くないと思っているのだろう。たぶん。
「昂 ありがとうね 来てくれて うれしい」と、鈴花ちゃんが素直に表現するから羨ましかった。
「ああ 昂君 あのリレーのときは、鈴花がごめんね 迷惑かけて・・ あのね 帰ってきてね 転んだ時、バトンよりも鈴花のことを気にして起こしてくれて、大丈夫かと声を掛けてくれたんだってっね この子 昂君って恰好良いんだよー って言ってたよ この子 男の子のことそんな風に言うのって初めてなんよ みんな、今日は、いっぱい食べてね」
「オカン しゃべりすぎー」と、鈴花ちゃんは、お母さんを引っ張っていっていた。
悔しいけど、やっぱり、昂君は恰好良いのか― と、私が思っていると
「御読君 普段 ぶっきらぼうだけど 優しいんだねぇー」と、美咲ちゃんが輪をかけて余計なことを・・
「そんなことないよ それより、男って俺だけ?」と、私の方を睨みつけて来た。
「ウチは なんも・・ 他に男の子が居るって言ってへんよー」と、焦って弁解していたが
「おーい 焼くぞー 昂君 食べてくれよ 何が良い?」と、その時、鈴花ちゃんのお父さんが声を掛けてくれた。
炭コンロの横には、大きな海老と私の知らない魚、貝とか、お肉に野菜が並んでいた。そして、おにぎりも。みんなから「わぁー」って歓声があがっていた。
「鈴花ちゃんてさー 何か習い事してるの?」と、香菜ちゃんが聞いたら
「べつにー たまに、スイミング行くけど・・オカンが元水泳選手なんだ だから、教えてもらう オトンはマラソンやってたから、たまに、一緒に走るだけ」
「鈴花ちゃんてさー なんでもさらーっとこなしちゃうよね」
「でもなー ウチ 他人の気持考えんと、ずけずけ言うから、あかんねん 今までな みんなみたいに仲のええ友達いてへんかってんや でも、美咲ちゃんが、すぐに仲良くしてくれたし、真珠も香菜ちゃんもね 嬉しかってん」
「だって 鈴花ちゃんって あっさりしているから、ウチは好きだよ」と、私、あんまり思ってもいないこと言ってしまった。
「真珠って優しいんだよね 昂が気になっているんがわかる気がするわー」
「あのなー」「あのねー」と、昂君と私が同時に言いかけた。
「ほらっー 二人共、気が合うんじゃあない 君達、もっと、ストレートに自分に素直になんなさいよ」と、鈴花ちゃんはさらっと言って居た。
― ― ― * * * ― ― ―
あれから、昂君とは付かず離れず、別に仲が特別良くなるでも無かって、冬休みになろうとしていた時、蘭ちゃんから
「真珠ちゃん クリスマスの時 家でパーティやるのよ 来てくんない?」と、誘われた。
私は、突然なので、戸惑った。その時、嫌ヨと直ぐに思ってんだけど、考えているふりをした。その時、又、心の中で『少しは、嫌味言ってやれ どっちみち、誘う子居ないから言っているんだから』と言うあの声が・・
「えーと 近所でもあるんだー お兄ちゃんと昂君とこのお姉ちゃんが仲良いでしょ だから・・昂君ちで・・ ごめんね、誘ってくれたのに」
「そう 私 運動会の時のことあるでしょ だから、あの時から昂君には話ずらくて・・」
「ううん 昂君は何とも思ってないよー 誰もあんなこと・・わざとだなんて思ってないわよー そんなの気にすることないわよー」
「そうかなー わざとじゃぁ無いんだよ 真珠ちやん 信じてね」
「うん ウチは信じているよ 偶然だよね あんなこと わざと出来ないもんね あー だから、昂君に声掛けてみたら― 蘭ちゃん ドレスでしょ 可愛いもんね あいつ そんなの好きかもよ」
「そう 来てくれるかなー 可愛いの着るんだぁー 大きなケーキと鶏の丸焼きとローストビーフも用意してくれるんだって お母さんが」
あのバカ女 誘う子がいないから、私にも声を掛けて来るなんて、そんなもんに釣られて誰が行くもんか。どっちみち、自分だけドレスで着飾って、可愛いでしょって自慢するに決まってるんだから。
帰り道、香菜ちゃんと別れた後、昂君が並んできた。この頃は、香菜ちゃんが居る時は、後ろ歩いているけど、別れた後は、並んで歩いてくれるようになった。
「クリスマスパーティ いつから、俺んちでやると決まったんだ?」
「ウー ごめん 蘭ちゃんの手前 つい 言っちゃった」
「それは良いけどさー 何で、俺があいつんちに行かなきゃなんないんだよー いいかげんなこと言ったろー?」
「それも ごめん ちゃんと断れないウチが悪うございました。許してよー」
「だめ 俺も断れなかった」
「えー 行くって言ったのー」
「しょうがないだろう 真珠が変なこと言うから・・ 蘭ちゃんと仲良くしてほしいのか?」
「ううん ごめんなさい 嫌だぁー」と、本当に悲しくなって・・
「そうやって 直ぐ泣く 泣けば可愛いってもんじゃあないぞ 俺は、泣き虫は嫌いだ」
「ごめん わかった 嫌われたくないから」
「うん さっきの嘘だよー ベェー ちゃんと断った でも、お前、珍しく、素直に謝ったから、クリスマスのことお姉に頼んでおいてやるよ そのかわり、俺にプレゼントちゃんと用意しろよ」と、行ってしまった。
「う うー 又、やられてしまった なんだか 訳がわかんない優しくするのって止めてよね」と戸惑っていた。
前の日、帰る前に鈴花ちゃんから「昂も誘ってきてよー」と言われていたのだ。私は、自分で誘ってよと断ったんだけど、結局、押し付けられてしまった。
帰り道、香菜ちゃんも居るところで、昂君が近づくのを待って
「昂君 明日 鈴花ちゃんのとこでバーベキューやるのー 昂君も誘ってくれって言われたんよ 香菜ちゃんも一緒だよ いこー」
「何で 俺 高松・・鈴花のとこに・・」
「ええやんか ウチ等の護衛やろー 明日、11時頃 迎えに行くからなー」
その時、昂君は了解したのか黙っていたけど、香菜ちゃんと別れた後
「いつから お前の護衛になったんやー」
「うーん 琵琶湖でウチの腰を挟んできた時から かなぁー」
「あの時は たまたま・・」
「でも 柔らかくて 良かったん でしょっ いい想いしたんだし・・・だから、明日 一緒に行ってね」昂君は、声が出なかったみたい。
勝ったー。言ってやった!。小悪魔が応援してくれたんだ。
次の日、迎えに行くと翠ちゃんが出てきてくれて、昂君に声をかけてくれた。
「真珠ちゃん 昂にも言ってあるけど、途中でジュース買って行ってね あいつ とぼけるとこあるからね」と、送り出してくれた。
「翠ちゃんて、いつも優しいよねー ウチ あんな風になりたいなぁー あこがれ」
「お姉と真珠は違うんだから お前は真珠のままでいいんだよ」
「なに それ どういう意味やねん」
何かいつも昂君の真意がわからないままなんだ。そのうち、香菜ちゃんも合流して鈴花ちゃんの家に着いていた。
「こんにちは 今日は呼んでいただいてありがとうございます」と、空地で用意している鈴花ちゃんのお父さんとお母さんに挨拶したら、奥から鈴花ちゃんと美咲ちゃんが出て来た。鈴花ちゃんは相変わらず、短いジーンを穿いていた。私達はもう長いサスペンダーパンツなのに。
「コレっ」と言ったきり、昂君は途中で買ったジュースボトルを差し出していた。相変わらず、不愛想なのだ。心の中ではあんまり、面白くないと思っているのだろう。たぶん。
「昂 ありがとうね 来てくれて うれしい」と、鈴花ちゃんが素直に表現するから羨ましかった。
「ああ 昂君 あのリレーのときは、鈴花がごめんね 迷惑かけて・・ あのね 帰ってきてね 転んだ時、バトンよりも鈴花のことを気にして起こしてくれて、大丈夫かと声を掛けてくれたんだってっね この子 昂君って恰好良いんだよー って言ってたよ この子 男の子のことそんな風に言うのって初めてなんよ みんな、今日は、いっぱい食べてね」
「オカン しゃべりすぎー」と、鈴花ちゃんは、お母さんを引っ張っていっていた。
悔しいけど、やっぱり、昂君は恰好良いのか― と、私が思っていると
「御読君 普段 ぶっきらぼうだけど 優しいんだねぇー」と、美咲ちゃんが輪をかけて余計なことを・・
「そんなことないよ それより、男って俺だけ?」と、私の方を睨みつけて来た。
「ウチは なんも・・ 他に男の子が居るって言ってへんよー」と、焦って弁解していたが
「おーい 焼くぞー 昂君 食べてくれよ 何が良い?」と、その時、鈴花ちゃんのお父さんが声を掛けてくれた。
炭コンロの横には、大きな海老と私の知らない魚、貝とか、お肉に野菜が並んでいた。そして、おにぎりも。みんなから「わぁー」って歓声があがっていた。
「鈴花ちゃんてさー 何か習い事してるの?」と、香菜ちゃんが聞いたら
「べつにー たまに、スイミング行くけど・・オカンが元水泳選手なんだ だから、教えてもらう オトンはマラソンやってたから、たまに、一緒に走るだけ」
「鈴花ちゃんてさー なんでもさらーっとこなしちゃうよね」
「でもなー ウチ 他人の気持考えんと、ずけずけ言うから、あかんねん 今までな みんなみたいに仲のええ友達いてへんかってんや でも、美咲ちゃんが、すぐに仲良くしてくれたし、真珠も香菜ちゃんもね 嬉しかってん」
「だって 鈴花ちゃんって あっさりしているから、ウチは好きだよ」と、私、あんまり思ってもいないこと言ってしまった。
「真珠って優しいんだよね 昂が気になっているんがわかる気がするわー」
「あのなー」「あのねー」と、昂君と私が同時に言いかけた。
「ほらっー 二人共、気が合うんじゃあない 君達、もっと、ストレートに自分に素直になんなさいよ」と、鈴花ちゃんはさらっと言って居た。
― ― ― * * * ― ― ―
あれから、昂君とは付かず離れず、別に仲が特別良くなるでも無かって、冬休みになろうとしていた時、蘭ちゃんから
「真珠ちゃん クリスマスの時 家でパーティやるのよ 来てくんない?」と、誘われた。
私は、突然なので、戸惑った。その時、嫌ヨと直ぐに思ってんだけど、考えているふりをした。その時、又、心の中で『少しは、嫌味言ってやれ どっちみち、誘う子居ないから言っているんだから』と言うあの声が・・
「えーと 近所でもあるんだー お兄ちゃんと昂君とこのお姉ちゃんが仲良いでしょ だから・・昂君ちで・・ ごめんね、誘ってくれたのに」
「そう 私 運動会の時のことあるでしょ だから、あの時から昂君には話ずらくて・・」
「ううん 昂君は何とも思ってないよー 誰もあんなこと・・わざとだなんて思ってないわよー そんなの気にすることないわよー」
「そうかなー わざとじゃぁ無いんだよ 真珠ちやん 信じてね」
「うん ウチは信じているよ 偶然だよね あんなこと わざと出来ないもんね あー だから、昂君に声掛けてみたら― 蘭ちゃん ドレスでしょ 可愛いもんね あいつ そんなの好きかもよ」
「そう 来てくれるかなー 可愛いの着るんだぁー 大きなケーキと鶏の丸焼きとローストビーフも用意してくれるんだって お母さんが」
あのバカ女 誘う子がいないから、私にも声を掛けて来るなんて、そんなもんに釣られて誰が行くもんか。どっちみち、自分だけドレスで着飾って、可愛いでしょって自慢するに決まってるんだから。
帰り道、香菜ちゃんと別れた後、昂君が並んできた。この頃は、香菜ちゃんが居る時は、後ろ歩いているけど、別れた後は、並んで歩いてくれるようになった。
「クリスマスパーティ いつから、俺んちでやると決まったんだ?」
「ウー ごめん 蘭ちゃんの手前 つい 言っちゃった」
「それは良いけどさー 何で、俺があいつんちに行かなきゃなんないんだよー いいかげんなこと言ったろー?」
「それも ごめん ちゃんと断れないウチが悪うございました。許してよー」
「だめ 俺も断れなかった」
「えー 行くって言ったのー」
「しょうがないだろう 真珠が変なこと言うから・・ 蘭ちゃんと仲良くしてほしいのか?」
「ううん ごめんなさい 嫌だぁー」と、本当に悲しくなって・・
「そうやって 直ぐ泣く 泣けば可愛いってもんじゃあないぞ 俺は、泣き虫は嫌いだ」
「ごめん わかった 嫌われたくないから」
「うん さっきの嘘だよー ベェー ちゃんと断った でも、お前、珍しく、素直に謝ったから、クリスマスのことお姉に頼んでおいてやるよ そのかわり、俺にプレゼントちゃんと用意しろよ」と、行ってしまった。
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