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抵抗
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「ふざけるな…っ!!!」
すぐ躾となんやら言って俺を好き放題にする。それにさっきまでの俺だったら耐えれてた。星秀さんを逃がしてくれると思ってたから!けど違う。こいつらはそんなことすらしてくれない。なのに従順になる必要なんてない…!
「おい誠也。あんま調子乗るなよ。暴れんなって言ってんだろ?」
さっきまでとは変わり健二の声が低くなった。俺を脅してるつもりだろ。けど俺はそんなのにめげない。こいつらが星秀さんを必ずこの組から解放してくれるまでは俺は…っ。
「そっちこそふざけるな…っ、約束すら守れねぇなんて男じゃねぇ…っ!」
「はは、なんだその理屈は。男だったら約束を守れってか?そんなヤワなことしてたら殺されちまうぞ。お前あんま甘ったれたこと言ってんじゃねぇよ。なぁ誠也。つか星秀の事はお前には関係ねぇ話じゃねぇの。なんでそこまでして星秀を助けようとするんだよ。」
「だって星秀さんは俺に優しくしてくれた…っ!」
「はぁ?んだそれ。俺だってお前に優しいじゃねぇか。」
「どこがだよ…っ!」
「チッ、おい誠也。あんま喚くな。」
健二はそう言うと俺の顔を鷲掴みにしてきた。そのまま俺の事を器用に足で拘束してくる。風呂の中だからただでさえ動きずらい。なのにそんな拘束までされたら俺はさらに逃げられなくなる…。けど負けちゃだめだ。ここでめげたら星秀さんが…っ。
「はっ…反抗的な目だな。あんなに躾をしてやったのにまだそんな目が出来るのか?さっきまでビビって俺らに逆らえなかったくせによ。そこまで星秀が大切なのかよ。あんなくそ玩具がよ。」
「星秀さんは玩具じゃねぇ…!!」
「うるせぇな。」
うるさいのはどっちだ!お前だ!星秀さんのおかげで商談とかが上手くいったりしてんじゃねぇのかよ!なのに感謝すらしない。こいつらはほんとにクズだ!
「おい誠也。お前いい加減にしろよ。犯されてぇの?」
「…そんな脅しが効くと思うなよ。」
「はは、いいねぇ。そう反抗的な態度を取られるとお前を徹底的に苦しめたくなる。」
「…っ、離せよ…!」
「逃げたきゃ自分で頑張れよ。俺はお前を離さねぇよ。この際だから徹底的にお前を躾てやる。」
健二がまじの顔をしてそう言ってきた。少し怒らせすぎたか…?けどこいつらには何を言っても通じない。常識なんてことがないから。だからこいつらと取引するには俺も強気で出なきゃいけねぇんだ。
「…健二さん。そんなことしていいんですか?」
「あ?どういう意味だ。」
「治さんの許可なしにそんな事したら困るのは健二さんだろ。」
「言ってくれんじゃねぇか。」
けどそれは事実。ここでのトップは治だ。何をするにもトップの許可をとるのは当たり前だろ?会社でもそうだ。だから俺は健二に負けじとそう言ってやったんだ。けど健二はダメージを食らうどころか楽しそうに笑い始めた。
「お前も必死だな。なぁ誠也。そこまでして星秀を守りたいとは思わなかった。けどまぁお前の言う通りでもある。組長の許可なしに勝手にお前を犯すことは出来ねぇ。」
やっぱりそうだ。だったら今の俺は強い…。こいつに勝てるかも…
「けどな誠也。犯すことは駄目でも他のことはいいんだよ。組長には誠也が生意気になれば躾をしていいと言われてんだから。」
健二にそう言われながら俺は頬を撫でられた。その時怖さからか鳥肌が立っちまった。今は全裸だから鳥肌なんか立っちまったら俺がそんなふうにして怯えてるって健二にすぐバレちまうのに…っ。
「どうした誠也。怯えてんのか?さっきまでの威勢はどこに行っんだよ。なぁ。」
「…怯えてねぇ!」
「嘘つけ。相変わらずお前は嘘が下手だな。まぁいい。どの道お前は逃げられない。さぁ、躾を始めようか。」
「ふざけるなっ、離せよ…っ!」
「だから逃げてぇなら自分で何とかしろ。俺は満足するまでお前を離さねぇから。」
「っ、くそ!」
最悪の状況だ。健二は俺に手を出せないと思って調子に乗りすぎちまった。ヤバい…っ。
「誠也。お前がここに来たばかりの時俺がお前の事くすぐったの覚えてるか?」
「…………っ!」
「はは、その反応は覚えてるようだな。今からそれをしてやるよ。そしたらお前を犯すことな躾が出来る。組長にも何も言われねぇ。過ぎた快楽と同じでやられすぎるとくすぐりも拷問だからな。」
「やめ…、くそっ、触んじゃねぇっ!」
「やめねぇよ。お前が反省するまでみーっちりと躾てやる。精々苦しめ。」
すぐ躾となんやら言って俺を好き放題にする。それにさっきまでの俺だったら耐えれてた。星秀さんを逃がしてくれると思ってたから!けど違う。こいつらはそんなことすらしてくれない。なのに従順になる必要なんてない…!
「おい誠也。あんま調子乗るなよ。暴れんなって言ってんだろ?」
さっきまでとは変わり健二の声が低くなった。俺を脅してるつもりだろ。けど俺はそんなのにめげない。こいつらが星秀さんを必ずこの組から解放してくれるまでは俺は…っ。
「そっちこそふざけるな…っ、約束すら守れねぇなんて男じゃねぇ…っ!」
「はは、なんだその理屈は。男だったら約束を守れってか?そんなヤワなことしてたら殺されちまうぞ。お前あんま甘ったれたこと言ってんじゃねぇよ。なぁ誠也。つか星秀の事はお前には関係ねぇ話じゃねぇの。なんでそこまでして星秀を助けようとするんだよ。」
「だって星秀さんは俺に優しくしてくれた…っ!」
「はぁ?んだそれ。俺だってお前に優しいじゃねぇか。」
「どこがだよ…っ!」
「チッ、おい誠也。あんま喚くな。」
健二はそう言うと俺の顔を鷲掴みにしてきた。そのまま俺の事を器用に足で拘束してくる。風呂の中だからただでさえ動きずらい。なのにそんな拘束までされたら俺はさらに逃げられなくなる…。けど負けちゃだめだ。ここでめげたら星秀さんが…っ。
「はっ…反抗的な目だな。あんなに躾をしてやったのにまだそんな目が出来るのか?さっきまでビビって俺らに逆らえなかったくせによ。そこまで星秀が大切なのかよ。あんなくそ玩具がよ。」
「星秀さんは玩具じゃねぇ…!!」
「うるせぇな。」
うるさいのはどっちだ!お前だ!星秀さんのおかげで商談とかが上手くいったりしてんじゃねぇのかよ!なのに感謝すらしない。こいつらはほんとにクズだ!
「おい誠也。お前いい加減にしろよ。犯されてぇの?」
「…そんな脅しが効くと思うなよ。」
「はは、いいねぇ。そう反抗的な態度を取られるとお前を徹底的に苦しめたくなる。」
「…っ、離せよ…!」
「逃げたきゃ自分で頑張れよ。俺はお前を離さねぇよ。この際だから徹底的にお前を躾てやる。」
健二がまじの顔をしてそう言ってきた。少し怒らせすぎたか…?けどこいつらには何を言っても通じない。常識なんてことがないから。だからこいつらと取引するには俺も強気で出なきゃいけねぇんだ。
「…健二さん。そんなことしていいんですか?」
「あ?どういう意味だ。」
「治さんの許可なしにそんな事したら困るのは健二さんだろ。」
「言ってくれんじゃねぇか。」
けどそれは事実。ここでのトップは治だ。何をするにもトップの許可をとるのは当たり前だろ?会社でもそうだ。だから俺は健二に負けじとそう言ってやったんだ。けど健二はダメージを食らうどころか楽しそうに笑い始めた。
「お前も必死だな。なぁ誠也。そこまでして星秀を守りたいとは思わなかった。けどまぁお前の言う通りでもある。組長の許可なしに勝手にお前を犯すことは出来ねぇ。」
やっぱりそうだ。だったら今の俺は強い…。こいつに勝てるかも…
「けどな誠也。犯すことは駄目でも他のことはいいんだよ。組長には誠也が生意気になれば躾をしていいと言われてんだから。」
健二にそう言われながら俺は頬を撫でられた。その時怖さからか鳥肌が立っちまった。今は全裸だから鳥肌なんか立っちまったら俺がそんなふうにして怯えてるって健二にすぐバレちまうのに…っ。
「どうした誠也。怯えてんのか?さっきまでの威勢はどこに行っんだよ。なぁ。」
「…怯えてねぇ!」
「嘘つけ。相変わらずお前は嘘が下手だな。まぁいい。どの道お前は逃げられない。さぁ、躾を始めようか。」
「ふざけるなっ、離せよ…っ!」
「だから逃げてぇなら自分で何とかしろ。俺は満足するまでお前を離さねぇから。」
「っ、くそ!」
最悪の状況だ。健二は俺に手を出せないと思って調子に乗りすぎちまった。ヤバい…っ。
「誠也。お前がここに来たばかりの時俺がお前の事くすぐったの覚えてるか?」
「…………っ!」
「はは、その反応は覚えてるようだな。今からそれをしてやるよ。そしたらお前を犯すことな躾が出来る。組長にも何も言われねぇ。過ぎた快楽と同じでやられすぎるとくすぐりも拷問だからな。」
「やめ…、くそっ、触んじゃねぇっ!」
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