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Side-A 消失少女と喪失少年
臆病者の代替依存
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今日もサキとの練習がある。
いつものようにボードとスポーツバッグを持って海に向かう。
額と背中にはじっとりと汗をかいている。ジメジメした空気が肌にまとわりついて気持ち悪い。
早朝だというのにこの暑さ。しかも湿度も高い。これではまるでサウナだ。陽射しが強くないのが唯一の救いである。
海にやってきた。
いつもは水着を着てくるのだが、今朝は寝ぼけていたせいか、たまたまハーフパンツを履いている。ここに来る途中でそのことに気づき、慌てて家に戻って水着をスポーツバッグに入れてきた。
そのせいで、いつもより余計に汗をかいている。サキに会う前に簡易シャワーで汗を流すのもいいかもしれない。
俺は水着に着替えるために駐車場に向かった。
ここはいつも帰りに着替える場所だ。俺はなんの躊躇もなく入っていく――。
「あ」
俺は絶句した。
先客がいたのだ。
常に誰もいないから「もしかしたら、誰かがいるかもしれない」という気持ちが、頭からすっかり抜け落ちていた。
俺の目の前には、一糸纏わぬ姿のサキがいる。
未成熟なお子様ボディは陶器のように白く、そして小さい。強く握れば壊れてしまいそうなほど、華奢な体だった。それでもボディラインの丸みを帯びた曲線美は、遺憾ながらサキが女であることを示していた。
「ご、ごめんっ!」
イケナイものを見た罪悪感から、慌てて後ろを向いた。
やばい。見た相手が美波だったら、おそらく殺されている。サキでも、よくて半殺しだろうか。姉ちゃん。今からそっちに行くからね?
「蓮」
「は、はいぃっ!」
恐怖のせいか、声が上擦ってしまった。
覚悟を決めてぎゅっと目をつむる。
…………何も、起きない?
「もう着替えたから、こっち見てもいいよ?」
サキの声はいつもと同じ明るい声だった。特に怒っている様子はない。だけど、それが逆に嵐の前の静けさのように感じられる。
おそるおそる振り返る。
サキは普段と同じように、上は黒いタッパーで、下はグレーのサーフパンツを着ている。
着替えが済んでいる確認が取れたところで、俺は速攻で頭を下げた。
「あの、マジでごめん! いつも俺、ここ使ってるんだ。誰もいない穴場で、安心しきってて、誰かが、その、着替え中だとか思わなくて! 覗くつもりとかじゃなくて、あの、もうなんていうか本当にすまん!」
自分でも何を言っているのか意味不明だった。女の子の裸を見た直後なんだ。動揺しないほうがどうかしている。
「ぷっ……あはははははっ!」
サキの快活な笑い声が駐車場に響く。
下げた頭をゆっくりと上げた。サキは俺を指さしてゲラゲラ笑っている。
「ひ、必死すぎる! 蓮が、言い訳に必死すぎる! あははははっ!」
「いや言い訳じゃないから! その、じ、事故だったんだ!」
「それが言い訳っぽいんだよぉ。電車で痴漢したサラリーマンが『ち、違う! やってない! 俺には家庭があるんだ!』って言ってるのと変わらないよ。あははははっ!」
「なっ……」
サキの目には、俺が痴漢したサラリーマンと同じように見えたというのか。地味に傷つくんだが。
「で? 若いおなごの裸を見た感想は?」
「おっさんかお前は!」
何この絡み方。すげぇ鬱陶しい。
「というかお前、恥ずかしくないのかよ。その……お、男の俺に裸見られたんだぞ?」
「なぁに? 恥ずかしがってほしかったのかい? 蓮は裸の女の子が、顔を真っ赤にして恥ずかしがる姿に興奮するってこと?」
「そうは言ってねぇだろ! そして質問してるのは俺だ!」
「うむ、ならば答えよう。羞恥心なんてものは、小さい頃、幼き日の夢と一緒に置いてきた!」
「いや、夢は未来に持ってけよ……」
いろいろとたくましいヤツである。
俺は本気で謝ったことを死ぬほど後悔した。
「じゃあ裸を見られた復讐として、蓮の生着替えを全力でウォッチしよう! 私の網膜に蓮の生まれたままの姿を焼きつけ――」
「先に海に行ってろ!」
「サキだけに?」
「上手くねぇよ! ぶっ飛ばすぞ!」
俺が怒鳴りつけると、サキはケタケタ笑いながらその場を去った。
それにしても……痴漢はひどくないか?
サキの裸を見たことが、新たなトラウマになりそうだ。
今日もサキは波に乗れなかった。
動き自体は前よりも格段によくなっている。それは間違いない。パドルに関してはもうほとんど心配していないし、波待ちの姿勢も様になっている。加えて、あまり乗れそうにない波をやり過ごすことも覚えた。
でも、未だに波には乗れていない。原因は何だろうと考えるけど、俺にはいまいちわからなかった。
慣れの問題だとは思うけど……サキはいつ消失してしまうかわからない。俺は少し焦りを感じていた。
練習を終えた俺たちは、砂浜に腰を下ろしておしゃべりしている。いつものように、水玉模様のビニールシートの上で。
練習後のこの時間は、今では恒例になりつつある。
話す話題はサーフィンのことか、俺と姉ちゃんとの思い出話がほとんどだった。
前者はともかく、後者は退屈だろうと思ったけど、サキは楽しそうに話を聞いてくれる。大げさに驚いたり、大笑いしたり、穏やかに微笑んだり。目を輝かせて、俺の話に耳を傾けてくれている。
俺は話すことに夢中だった。
いかに姉ちゃんが面白くて、明るくて、子どもっぽくて、優しくて、弟想いで、でもときには厳しいのかをサキに説明した。
もっと、姉ちゃんの自慢話がしたい。
この気持ちはなんなんだろう。
よくわからないけど、姉ちゃんの話を聞いてくれて、すごく嬉しい。だから俺は、思い出話をやめられなかった。
「蓮は姉ちゃんのことが本当に好きなんだねぇ」
サキは無邪気に笑った。
いつもの俺なら、照れ臭くて誤魔化すと思う。
でも、どうしてかな。
「ああ。大好きなんだ……大好き、だったんだ……」
今だけは素直な気持ちになれた。
目頭が熱くなった。心が慟哭している。隣にはサキがいるんだ。泣いたらからかわれる。絶対に泣くもんか。
乱暴に目元を擦った。
姉ちゃん。
俺、頑張れるかな。夏休みが終わったら、学校に行く勇気を持てるかな。友達は……すぐに作れるかはわからない。ごめん。過去のことも根深い問題だから、臆病な俺はまだ引きずると思う。
だけどね。少しずつ、ゆっくりと前に進もうかなって。
サキと触れ合って、ほんの少しだけそう思えるようになったよ。
でもやっぱり……人との触れ合いが怖い。俺は筋金入りの臆病者なんだ。
ねぇ。お願いだよ、姉ちゃん。
俺なんかにできるかわからないから、見守っててくれよ。
もしもできそうになかったら、いつもみたいにちゃんと叱ってくれるよな?
「姉ちゃん……会いたいよ、姉ちゃん……」
「蓮……」
たしかに耳朶を打つのは、波の音に消されてしまいそうな、やけにか細い声。
耳元で俺の名前をささやくサキの横顔は見ないでおいた。
姉ちゃんに誓った俺の決意は、誰かに優しくされたら崩れてしまいそうなくらい、頼りない覚悟だと思ったから。
俺たちは、しばらく心地よい波の音を聞いていた。
そして、どちらが言い出すわけでもなく、自然に解散した。
翌日、サキは海にやって来なかった。
その次の日も、サキは来ない。
まさか……消失してしまったんじゃないだろうな?
もう底抜けに明るいサキの笑顔も見れないし、間抜けた「おりゃー」という声も聴けないのかもしれない……不安が津波のごとく押し寄せてくる。
サキに会いたい。サキのくだらない冗談が聞きたい。笑顔が見たい。一緒にサーフィンしたい。俺の話を聞いてほしい。ずっと隣にいてほしい。
「サキ……どこにもいかないでくれ……」
震える声が、静かな海に吸い込まれていく。
これでは同じだ。俺は少しも成長していない。
姉ちゃんに依存していたように……俺はサキに依存している。
いつものようにボードとスポーツバッグを持って海に向かう。
額と背中にはじっとりと汗をかいている。ジメジメした空気が肌にまとわりついて気持ち悪い。
早朝だというのにこの暑さ。しかも湿度も高い。これではまるでサウナだ。陽射しが強くないのが唯一の救いである。
海にやってきた。
いつもは水着を着てくるのだが、今朝は寝ぼけていたせいか、たまたまハーフパンツを履いている。ここに来る途中でそのことに気づき、慌てて家に戻って水着をスポーツバッグに入れてきた。
そのせいで、いつもより余計に汗をかいている。サキに会う前に簡易シャワーで汗を流すのもいいかもしれない。
俺は水着に着替えるために駐車場に向かった。
ここはいつも帰りに着替える場所だ。俺はなんの躊躇もなく入っていく――。
「あ」
俺は絶句した。
先客がいたのだ。
常に誰もいないから「もしかしたら、誰かがいるかもしれない」という気持ちが、頭からすっかり抜け落ちていた。
俺の目の前には、一糸纏わぬ姿のサキがいる。
未成熟なお子様ボディは陶器のように白く、そして小さい。強く握れば壊れてしまいそうなほど、華奢な体だった。それでもボディラインの丸みを帯びた曲線美は、遺憾ながらサキが女であることを示していた。
「ご、ごめんっ!」
イケナイものを見た罪悪感から、慌てて後ろを向いた。
やばい。見た相手が美波だったら、おそらく殺されている。サキでも、よくて半殺しだろうか。姉ちゃん。今からそっちに行くからね?
「蓮」
「は、はいぃっ!」
恐怖のせいか、声が上擦ってしまった。
覚悟を決めてぎゅっと目をつむる。
…………何も、起きない?
「もう着替えたから、こっち見てもいいよ?」
サキの声はいつもと同じ明るい声だった。特に怒っている様子はない。だけど、それが逆に嵐の前の静けさのように感じられる。
おそるおそる振り返る。
サキは普段と同じように、上は黒いタッパーで、下はグレーのサーフパンツを着ている。
着替えが済んでいる確認が取れたところで、俺は速攻で頭を下げた。
「あの、マジでごめん! いつも俺、ここ使ってるんだ。誰もいない穴場で、安心しきってて、誰かが、その、着替え中だとか思わなくて! 覗くつもりとかじゃなくて、あの、もうなんていうか本当にすまん!」
自分でも何を言っているのか意味不明だった。女の子の裸を見た直後なんだ。動揺しないほうがどうかしている。
「ぷっ……あはははははっ!」
サキの快活な笑い声が駐車場に響く。
下げた頭をゆっくりと上げた。サキは俺を指さしてゲラゲラ笑っている。
「ひ、必死すぎる! 蓮が、言い訳に必死すぎる! あははははっ!」
「いや言い訳じゃないから! その、じ、事故だったんだ!」
「それが言い訳っぽいんだよぉ。電車で痴漢したサラリーマンが『ち、違う! やってない! 俺には家庭があるんだ!』って言ってるのと変わらないよ。あははははっ!」
「なっ……」
サキの目には、俺が痴漢したサラリーマンと同じように見えたというのか。地味に傷つくんだが。
「で? 若いおなごの裸を見た感想は?」
「おっさんかお前は!」
何この絡み方。すげぇ鬱陶しい。
「というかお前、恥ずかしくないのかよ。その……お、男の俺に裸見られたんだぞ?」
「なぁに? 恥ずかしがってほしかったのかい? 蓮は裸の女の子が、顔を真っ赤にして恥ずかしがる姿に興奮するってこと?」
「そうは言ってねぇだろ! そして質問してるのは俺だ!」
「うむ、ならば答えよう。羞恥心なんてものは、小さい頃、幼き日の夢と一緒に置いてきた!」
「いや、夢は未来に持ってけよ……」
いろいろとたくましいヤツである。
俺は本気で謝ったことを死ぬほど後悔した。
「じゃあ裸を見られた復讐として、蓮の生着替えを全力でウォッチしよう! 私の網膜に蓮の生まれたままの姿を焼きつけ――」
「先に海に行ってろ!」
「サキだけに?」
「上手くねぇよ! ぶっ飛ばすぞ!」
俺が怒鳴りつけると、サキはケタケタ笑いながらその場を去った。
それにしても……痴漢はひどくないか?
サキの裸を見たことが、新たなトラウマになりそうだ。
今日もサキは波に乗れなかった。
動き自体は前よりも格段によくなっている。それは間違いない。パドルに関してはもうほとんど心配していないし、波待ちの姿勢も様になっている。加えて、あまり乗れそうにない波をやり過ごすことも覚えた。
でも、未だに波には乗れていない。原因は何だろうと考えるけど、俺にはいまいちわからなかった。
慣れの問題だとは思うけど……サキはいつ消失してしまうかわからない。俺は少し焦りを感じていた。
練習を終えた俺たちは、砂浜に腰を下ろしておしゃべりしている。いつものように、水玉模様のビニールシートの上で。
練習後のこの時間は、今では恒例になりつつある。
話す話題はサーフィンのことか、俺と姉ちゃんとの思い出話がほとんどだった。
前者はともかく、後者は退屈だろうと思ったけど、サキは楽しそうに話を聞いてくれる。大げさに驚いたり、大笑いしたり、穏やかに微笑んだり。目を輝かせて、俺の話に耳を傾けてくれている。
俺は話すことに夢中だった。
いかに姉ちゃんが面白くて、明るくて、子どもっぽくて、優しくて、弟想いで、でもときには厳しいのかをサキに説明した。
もっと、姉ちゃんの自慢話がしたい。
この気持ちはなんなんだろう。
よくわからないけど、姉ちゃんの話を聞いてくれて、すごく嬉しい。だから俺は、思い出話をやめられなかった。
「蓮は姉ちゃんのことが本当に好きなんだねぇ」
サキは無邪気に笑った。
いつもの俺なら、照れ臭くて誤魔化すと思う。
でも、どうしてかな。
「ああ。大好きなんだ……大好き、だったんだ……」
今だけは素直な気持ちになれた。
目頭が熱くなった。心が慟哭している。隣にはサキがいるんだ。泣いたらからかわれる。絶対に泣くもんか。
乱暴に目元を擦った。
姉ちゃん。
俺、頑張れるかな。夏休みが終わったら、学校に行く勇気を持てるかな。友達は……すぐに作れるかはわからない。ごめん。過去のことも根深い問題だから、臆病な俺はまだ引きずると思う。
だけどね。少しずつ、ゆっくりと前に進もうかなって。
サキと触れ合って、ほんの少しだけそう思えるようになったよ。
でもやっぱり……人との触れ合いが怖い。俺は筋金入りの臆病者なんだ。
ねぇ。お願いだよ、姉ちゃん。
俺なんかにできるかわからないから、見守っててくれよ。
もしもできそうになかったら、いつもみたいにちゃんと叱ってくれるよな?
「姉ちゃん……会いたいよ、姉ちゃん……」
「蓮……」
たしかに耳朶を打つのは、波の音に消されてしまいそうな、やけにか細い声。
耳元で俺の名前をささやくサキの横顔は見ないでおいた。
姉ちゃんに誓った俺の決意は、誰かに優しくされたら崩れてしまいそうなくらい、頼りない覚悟だと思ったから。
俺たちは、しばらく心地よい波の音を聞いていた。
そして、どちらが言い出すわけでもなく、自然に解散した。
翌日、サキは海にやって来なかった。
その次の日も、サキは来ない。
まさか……消失してしまったんじゃないだろうな?
もう底抜けに明るいサキの笑顔も見れないし、間抜けた「おりゃー」という声も聴けないのかもしれない……不安が津波のごとく押し寄せてくる。
サキに会いたい。サキのくだらない冗談が聞きたい。笑顔が見たい。一緒にサーフィンしたい。俺の話を聞いてほしい。ずっと隣にいてほしい。
「サキ……どこにもいかないでくれ……」
震える声が、静かな海に吸い込まれていく。
これでは同じだ。俺は少しも成長していない。
姉ちゃんに依存していたように……俺はサキに依存している。
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