馨の愛しい主の二人

澤野組解体通知

虎龍と咲哉は車の中で話していた


そう言えばさ？竜哉から聞いたけど　虎龍のメスで子を作るんだって？羨ましいよ


ククッ　後継ぎ欲しさだろ。


えー。俺も欲しい！


咲哉もかよ。澤野組組長との話し合い終わったら　俺の組に行く？


是非！馨さんに会ってみたかった！


澤野組に着き、降りて　中に入った


瑞峰組　若頭の瑞峰虎龍、鈴原組　若頭の鈴原咲哉　が来たと組長に話していただきたい


直ぐ組員が走って報告しに行った。


ここが馨の実家？小さい方だな。ま、裏社会じゃないからこんなもんだな？


だろうな。


すると組員が来て、話した


お会いになるそうです。こちらにどうぞ。


ああ。


靴を脱ぎ、虎龍と咲哉は歩いた


部屋の前に着き、組員が声をかけた


お着きです。


入ってください


虎龍は障子戸を開け、入った。


澤野組　組長　久し振りですね。


・・・はい。


そちらの若頭　光紀が俺の組にナイフ付で押し掛けてきました。確保させて　裏ＳＭ店に繋いであります。


で、処分として　光紀さんはこちらの鈴原咲哉に引き渡しとなります。まぁ、雄マゾとしてですが。


咲哉が話した


先程　光紀の処女を奪わせて貰いました。名前は剥奪し、楽と名付けさせて貰った。


と、言うわけです。


そしてこの組・・・の処分ですが、馨からの願いで温情を持ち　解体処分とさせていただきます。


馨からの伝言を預かってます。



俺を柚羽音様のモノになる事を決意させてくれてありがとう。俺は　瑞峰組で幸せにやってるから心配はいらないよ。でもたまに電話するよ



だそうです。


・・・・わかりました。引退します。後、組員は・・・


組員ですが、俺と咲哉の組に振り分けさせて頂きます。


はい。組員達をよろしくお願いします。


ああ。組長、健康には気を付けてください。


ああ。


虎龍と咲哉は立ち上がり、帰っていった。



組長は呟いた


あの光紀、馬鹿な真似するとは・・・


組長補佐は話した


俺はあなたについていきますよ。一緒に住み、ゆっくり釣りでもしましょう。


・・・ああ。そうだな。


先に住む先を探さないとな。


ですね。小さな島に移住しますか？


ああ。場所は任せるよ。


はい。