馨の愛しい主の二人

モルジブで癒されつつ・・

馨は夜明けと朝日が沈む瞬間を浜辺で見ていた。


遠弥様　これを見ると落ち着くのがわかります。


そうだな。


蓮見が馨に話した


大分顔が解れたな。どうなるかと思ったよ。


うん。


俺の信頼する皆が居るから、安心してるせいかも。


蓮見は馨の髪の毛を漉きながら話した


ああ。俺達は馨の味方だ。


馨はモルジブに来てから久し振りの笑顔を見せた。


ッッ！笑顔　久し振りに見れた。


あっ・・・俺　笑顔が出来てた？


ああ。良かった・・・！


ねぇ？写メ撮ろ？


ああ。


スタッフに携帯電話を持たせ全員で撮った。


馨はこの写メを虎龍に送った。


すると携帯電話が鳴った。


馨　やっと笑顔見れたな。


虎龍様・・・療養がてらモルジブに来て良かった。朝日が昇る、朝日が沈むのを見てるとなんだか・・・


そうか。遠弥からの提案は正解だったな？


うん。でも　もう少し　ここに居たい。


馨が帰りたいって思うまで居ると良い。馨に大分無理させたからな。


うん。


馨は遠弥が代われとジェスチャーしてたから携帯電話を渡した。


虎龍　馨　やっと笑顔見れた瞬間涙が出そうになったよ。


こっちもだ。

　
柚羽音、華流、琉生もホッとしてた。


ああ。


で？孕ませてるのか？


ああ。俺と櫂とでな。馨が望んでてたからな。


そうか。引き続き　馨を頼む


ああ。じゃな？


遠弥は携帯電話を切り、馨を引き寄せてキスをして舌を絡ませた


んっんっ・・・


お互いの唇が離れた時　吐息を漏らした


俺、幸せ・・・


ああ。俺達もだ。


すっかり太陽が沈んで　夜になっていた。


馨は空を見て　うわぁ・・・・！と目を真ん丸にしていた。


ねぇ？俺の勘が役に立つなら頑張りたい。


ああ。無理は駄目だからな？


うん。


馨は立ち上がり　砂を払い、話した　


スタッフの皆　夕御飯はなーにっ？


今日は馨さんが笑顔を取り戻したお祝いで、バーベキューですよ！準備してますから待ってくださいね！椅子ありますから。


ありがとう！


その後　皆でバーベキューを楽しんだ。