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新しい生き方
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目覚めると、すでにロアの姿は部屋になかった。
そのことに密かに安堵しながら、リクはそっとベッドを下りる。あの夢を見た翌朝は、いつも、ロアにどんな顔を向ければいいのかわからなくなる。いや、今朝に限るなら、あんな夢を見なくても気まずい思いを強いられていただろう。
よりにもよって、あんな感情をロアに抱いてしまった。
なぜ俺を恨まない。そう尋ねるロアに、リクは確かに抱いてしまったのだ。そう……あれは、憎悪だ。それも、心臓が焦げるかと思うほど強烈な。
一度は立ったベッドに座り直し、窓から差し込む朝日を背に、今は空っぽの隣のベッドを見つめる。
そんなリクの嗅覚に届く、ある匂い。
「……ロア」
隣のベッドに手を伸ばし、毛布を取り上げる。鼻に寄せ、ああ、やっぱりこの匂いだ、とリクは小さく喉を鳴らす。ここ最近、ロアの身体から漂う何とも形容しがたい匂い。いや、匂いそのものは昔から馴染みのあるもので、ただ、ここ最近はそれがどうしようもなく耐え難いのだ。
不快、ではない。むしろ……逆だ。
今度は毛布に顔を埋め、胸いっぱいに息を吸い込む。ロアの匂いが肺を満たし、やがて血潮に融けて全身に巡るのをリクはじっくりと味わう。極上の料理すら霞むほどの、えもいわれぬ芳香。やがて、気怠さを伴う奇妙な熱が腰の奥に根を下ろす。それは急速に膨らみ成長し、そして――
「……っ」
何かが溢れそうな感覚にリクは我に返る。いや子供じゃあるまいし。そう自分に言い聞かせ、込み上げたものを辛うじて奥に押し留める。こんな図体で漏らしたら、それこそロアに合わせる顔がない。
ようやく熱が収まったところでリクはベッドを立つ。毛布をベッドに戻し、足をひきずるように一階へと下りた。
食堂は、すでに朝食を求める客でごった返していた。これから町を発つ旅人は、次の町までしばらく食い納めになる真っ当な料理を思う存分胃袋に詰め込む。この町を拠点に討伐の依頼をこなす異種殺しも、やはり今日一日の腹ごしらえのために飯をたらふく掻きこむ。城壁の外では、真っ当な料理はまず望めないからだ。とりわけ人間は。
この、朝の食堂の雰囲気がリクは好きだ。
夜と違って客の出入りがとにかく激しい。夜はどの客も酒を飲みながらだらだらと過ごすが、朝の客は食事を終えるとさっさと出て行き、空いた席にまた別の客が腰を下ろす。忙しないが、見ていて飽きない。
そんな騒々しい店内を、縫うように駆け回るのはカミラだ。注文を取ったり料理を運んだりと息つく暇がない。あんなでっぷりとした身体で、よくもまぁ狭い店内をすいすいと走り回れるものだとリクは思う。
やがてカミラは、食堂の入り口に立つリクの姿に気付く。
「よう、起きたか、リク」
「うん……ロアは?」
「ああ、何でも昨晩、北の森に獣人の盗賊団が出たらしくてな。そんで今朝、急遽ガーランドに拉致られちまった」
「……そう」
やはりほっとしている、とリクは思う。討伐に出たのなら、少なくとも半日は戻ってこないだろう。その間はロアと顔を合わせずに済む。
「飯はどうする? 食うか?」
「あ……うん」
とりあえず空いた席に腰を下ろす。やがて目の前に、大皿に盛られた料理がドンと置かれる。中身はいつもの盛り合わせ。焼いた肉とパン。玉ねぎとキャベツの酢漬け。ソーセージ。それらを空っぽの胃袋に押し込みながら、何かが足りない、とリクは思う。
料理は文句なしに美味い。そもそもリクは獣人だから、人間ほど料理の味にはこだわらない。量だって充分に食べさせてもらっている。腹が減って暴れられても困るからと、食事だけはいつもたっぷり与えてくれるのだ。
問題は味じゃない。量でもない。
じゃあ何だ? 何が足りない? そもそも……足りていないのは食欲か?
リクが食事を終える頃には、客足も落ち着きはじめる。空いたテーブルをあらかた片付けると、カミラは薄めた果実酒を手にリクの隣に腰を下ろした。
「あいつも大変だよね。町に立ち寄るたびにこの調子じゃ気も休まらないだろ。……なあ、他の町でもこんな調子なのか?」
こく、とロアはパンを口に押し込んだまま頷く。
確かに、耳の換金で町に立ち寄るたびに新しい依頼を受けるロアに、休暇と呼ばれるものはない。とはいえ、ロアはそれを当たり前だと思っているから、別に辛いだとか苦しいだのとは思ってもいないだろう。
ところがカミラは、ひどく気の毒そうな顔をする。
「あいつ、ああ見えてもうすぐ三十だろ。そろそろ……新しい生き方を見つけてほしいんだよな、俺としては」
「新しい……生き方?」
「うん……例えばさ、良い感じの嫁さんを見つけて、どこか平和な場所に根を下ろして暮らす、とかさ。そもそも、異種殺しなんてのはそう長く続けていられる仕事じゃないんだ。年を取れば、どうあっても体力は衰える。異種族を狩れなくなるってんならまだマシでさ。そのうち、旅そのものがしんどくなる日がやって来る。いずれ、必ず」
そしてカミラは、店の奥をそっと盗み見る。一人の年老いた人間が、黙々と、思い詰めた顔で小さなパンをさらに小さくちぎっては口に運んでいる。恰好からしてロアの同業だろう。ただ、それにしては恐ろしく覇気が薄い。その気になればリクでも余裕で噛み殺せる、かもしれない。
「俺も、ガキの頃からここでいろんな異種殺しを見てきたけど……なんつーか、わかんだよな。このオッサンそろそろ引退した方がいいんじゃねーの? みたいなやつが……んで、案の定その手のオッサンは、しばらくすると姿を見せなくなっちまうんだ。まあ、どこかに腰を落ち着けてくれてんならそれでいいんだけど、な……」
カミラの言わんとするところは、リクにも伝わっている。
確かに、異種殺しはよく死ぬ。そもそも人間以外の種族は、身体能力もそれに魔術面でも、人間の手に負える相手じゃない。ロアのような手練れがごく一部の例外であって、そのほかの異種殺しは大半が魔獣や竜、獣人の餌になってしまう。
「いや、ロアがそうだとは言わないぜ? あいつなら、獣人相手でもしばらくは戦えるだろう。けど……だからこそ、どうにもならなくなる前に見つけてほしいわけさ。その……獣人殺しとしてじゃない、新しい生き方、ってやつを」
そう語るカミラの声は、口調こそ軽いがロアへの気遣いに溢れている。人間のこうした部分は、純粋に美しいとリクは思う。獣人でも同胞を案じることはあるが、家族でもない相手にこんなにも寄り添うことができるのは、まさに人間の特徴であり美点だ。
やがてカミラは、思い出したようにリクを振り返る。
「なあリク。お前が、あいつの家族になってやってくれないか」
「……えっ?」
思いがけない言葉にリクは呆然となる。
家族? ロアの? でも、さすがにそれは無理だ。そもそもリクは獣人で、そしてロアは、その獣人を心から憎んでいる。……いや、それだけじゃない。リクも。
「あ、いや、難しい頼みだってのはわかってる。お前らにも、その……いろいろあったんだろ。けど……互いに寄り添うことはできるはずなんだ」
「寄り添う……」
「ああ。あいつだって本当は、お前のこと――」
「よう、獣人」
鈍器に似たぶっきらぼうな声が、カミラの言葉を無造作に断ち切る。低く濁った不快な声。なのに、なぜか耳はこの男の声を執拗に拾ってしまう。
おそるおそる振り返る。
例の黒髪の獣人殺しが、店の入り口でリクを見下ろすように立っていた。
そのことに密かに安堵しながら、リクはそっとベッドを下りる。あの夢を見た翌朝は、いつも、ロアにどんな顔を向ければいいのかわからなくなる。いや、今朝に限るなら、あんな夢を見なくても気まずい思いを強いられていただろう。
よりにもよって、あんな感情をロアに抱いてしまった。
なぜ俺を恨まない。そう尋ねるロアに、リクは確かに抱いてしまったのだ。そう……あれは、憎悪だ。それも、心臓が焦げるかと思うほど強烈な。
一度は立ったベッドに座り直し、窓から差し込む朝日を背に、今は空っぽの隣のベッドを見つめる。
そんなリクの嗅覚に届く、ある匂い。
「……ロア」
隣のベッドに手を伸ばし、毛布を取り上げる。鼻に寄せ、ああ、やっぱりこの匂いだ、とリクは小さく喉を鳴らす。ここ最近、ロアの身体から漂う何とも形容しがたい匂い。いや、匂いそのものは昔から馴染みのあるもので、ただ、ここ最近はそれがどうしようもなく耐え難いのだ。
不快、ではない。むしろ……逆だ。
今度は毛布に顔を埋め、胸いっぱいに息を吸い込む。ロアの匂いが肺を満たし、やがて血潮に融けて全身に巡るのをリクはじっくりと味わう。極上の料理すら霞むほどの、えもいわれぬ芳香。やがて、気怠さを伴う奇妙な熱が腰の奥に根を下ろす。それは急速に膨らみ成長し、そして――
「……っ」
何かが溢れそうな感覚にリクは我に返る。いや子供じゃあるまいし。そう自分に言い聞かせ、込み上げたものを辛うじて奥に押し留める。こんな図体で漏らしたら、それこそロアに合わせる顔がない。
ようやく熱が収まったところでリクはベッドを立つ。毛布をベッドに戻し、足をひきずるように一階へと下りた。
食堂は、すでに朝食を求める客でごった返していた。これから町を発つ旅人は、次の町までしばらく食い納めになる真っ当な料理を思う存分胃袋に詰め込む。この町を拠点に討伐の依頼をこなす異種殺しも、やはり今日一日の腹ごしらえのために飯をたらふく掻きこむ。城壁の外では、真っ当な料理はまず望めないからだ。とりわけ人間は。
この、朝の食堂の雰囲気がリクは好きだ。
夜と違って客の出入りがとにかく激しい。夜はどの客も酒を飲みながらだらだらと過ごすが、朝の客は食事を終えるとさっさと出て行き、空いた席にまた別の客が腰を下ろす。忙しないが、見ていて飽きない。
そんな騒々しい店内を、縫うように駆け回るのはカミラだ。注文を取ったり料理を運んだりと息つく暇がない。あんなでっぷりとした身体で、よくもまぁ狭い店内をすいすいと走り回れるものだとリクは思う。
やがてカミラは、食堂の入り口に立つリクの姿に気付く。
「よう、起きたか、リク」
「うん……ロアは?」
「ああ、何でも昨晩、北の森に獣人の盗賊団が出たらしくてな。そんで今朝、急遽ガーランドに拉致られちまった」
「……そう」
やはりほっとしている、とリクは思う。討伐に出たのなら、少なくとも半日は戻ってこないだろう。その間はロアと顔を合わせずに済む。
「飯はどうする? 食うか?」
「あ……うん」
とりあえず空いた席に腰を下ろす。やがて目の前に、大皿に盛られた料理がドンと置かれる。中身はいつもの盛り合わせ。焼いた肉とパン。玉ねぎとキャベツの酢漬け。ソーセージ。それらを空っぽの胃袋に押し込みながら、何かが足りない、とリクは思う。
料理は文句なしに美味い。そもそもリクは獣人だから、人間ほど料理の味にはこだわらない。量だって充分に食べさせてもらっている。腹が減って暴れられても困るからと、食事だけはいつもたっぷり与えてくれるのだ。
問題は味じゃない。量でもない。
じゃあ何だ? 何が足りない? そもそも……足りていないのは食欲か?
リクが食事を終える頃には、客足も落ち着きはじめる。空いたテーブルをあらかた片付けると、カミラは薄めた果実酒を手にリクの隣に腰を下ろした。
「あいつも大変だよね。町に立ち寄るたびにこの調子じゃ気も休まらないだろ。……なあ、他の町でもこんな調子なのか?」
こく、とロアはパンを口に押し込んだまま頷く。
確かに、耳の換金で町に立ち寄るたびに新しい依頼を受けるロアに、休暇と呼ばれるものはない。とはいえ、ロアはそれを当たり前だと思っているから、別に辛いだとか苦しいだのとは思ってもいないだろう。
ところがカミラは、ひどく気の毒そうな顔をする。
「あいつ、ああ見えてもうすぐ三十だろ。そろそろ……新しい生き方を見つけてほしいんだよな、俺としては」
「新しい……生き方?」
「うん……例えばさ、良い感じの嫁さんを見つけて、どこか平和な場所に根を下ろして暮らす、とかさ。そもそも、異種殺しなんてのはそう長く続けていられる仕事じゃないんだ。年を取れば、どうあっても体力は衰える。異種族を狩れなくなるってんならまだマシでさ。そのうち、旅そのものがしんどくなる日がやって来る。いずれ、必ず」
そしてカミラは、店の奥をそっと盗み見る。一人の年老いた人間が、黙々と、思い詰めた顔で小さなパンをさらに小さくちぎっては口に運んでいる。恰好からしてロアの同業だろう。ただ、それにしては恐ろしく覇気が薄い。その気になればリクでも余裕で噛み殺せる、かもしれない。
「俺も、ガキの頃からここでいろんな異種殺しを見てきたけど……なんつーか、わかんだよな。このオッサンそろそろ引退した方がいいんじゃねーの? みたいなやつが……んで、案の定その手のオッサンは、しばらくすると姿を見せなくなっちまうんだ。まあ、どこかに腰を落ち着けてくれてんならそれでいいんだけど、な……」
カミラの言わんとするところは、リクにも伝わっている。
確かに、異種殺しはよく死ぬ。そもそも人間以外の種族は、身体能力もそれに魔術面でも、人間の手に負える相手じゃない。ロアのような手練れがごく一部の例外であって、そのほかの異種殺しは大半が魔獣や竜、獣人の餌になってしまう。
「いや、ロアがそうだとは言わないぜ? あいつなら、獣人相手でもしばらくは戦えるだろう。けど……だからこそ、どうにもならなくなる前に見つけてほしいわけさ。その……獣人殺しとしてじゃない、新しい生き方、ってやつを」
そう語るカミラの声は、口調こそ軽いがロアへの気遣いに溢れている。人間のこうした部分は、純粋に美しいとリクは思う。獣人でも同胞を案じることはあるが、家族でもない相手にこんなにも寄り添うことができるのは、まさに人間の特徴であり美点だ。
やがてカミラは、思い出したようにリクを振り返る。
「なあリク。お前が、あいつの家族になってやってくれないか」
「……えっ?」
思いがけない言葉にリクは呆然となる。
家族? ロアの? でも、さすがにそれは無理だ。そもそもリクは獣人で、そしてロアは、その獣人を心から憎んでいる。……いや、それだけじゃない。リクも。
「あ、いや、難しい頼みだってのはわかってる。お前らにも、その……いろいろあったんだろ。けど……互いに寄り添うことはできるはずなんだ」
「寄り添う……」
「ああ。あいつだって本当は、お前のこと――」
「よう、獣人」
鈍器に似たぶっきらぼうな声が、カミラの言葉を無造作に断ち切る。低く濁った不快な声。なのに、なぜか耳はこの男の声を執拗に拾ってしまう。
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