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19.僕と一緒に来ませんか?
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僕にはわけが分からないのに、竜は僕を指差して叫ぶ。
「僕は、お前が暴走を抑えるのを見てたんだよ! 知らない、なんてとぼけても無駄!!」
「でもっ……」
「お前がやったんじゃないって言うなら、王国から暴走した魔力を抑える道具でも預かってるのか!?」
「え!? い、今はそんなもの持ってません! とにかく落ち着いてっ……!」
「持ってるなら、さっさと出せ!」
な、なんだかっ……勝手な勘違いをされている!??
落ち着いてって言ってるのに、竜はきのこの上から飛び出して、急に大きくなっていく。すぐに巨大化して、山の木々より大きくなってしまった。
うわあ……大きい……
体に強い魔力を纏わせて、それがまるで美しい水のように見えた。歴戦の戦士のように傷跡を残した体躯と、巨大な牙。見れば分かる。恐ろしい力の持ち主だ。
レオトウェルラレット様が、それを指差して言った。
「なんだよ……あれ……本当に、さっきの竜か……?」
「た、多分……」
彼が驚くのも分かる。だってさっきまで、肩に乗るくらい小さな竜で、魔力だって、そんなに感じなかった。だけど、今は口を開いただけで、僕なんかきっと、かごの中のキノコみたいにぺろっと食べられちゃいそう。
き、きのこみたいにかじられちゃうのは嫌だ……
それに対峙しているだけで怖くて腰が抜けそう。竜の体から溢れた魔力のせいで、なんだか息苦しい。竜の体にまとわりつく魔力が黒く染まっていく。
あんなに可愛い竜だったのに、今は恐ろしく巨大で凶悪な竜にしか見えない。感じる魔力だって、こいつが本気で魔法を撃ったら、この辺り一帯、消し飛んでしまいそうだ。
うわあああ!! なんだかよく分からないけど、怒らせた!!
竜が魔法で無数の魔法の弾を作り出す。小さな光の弾丸のようだ。それが、次から次へと、僕らの方に飛んでくる。
「うわああああーーーーっっ!!」
なんで、そっちが攻撃してくるの!?
だって僕ら、何もしてないし、むしろそっちが僕のキノコを食べていたのに!?
飛んで来る弾をレオトウェルラレット様が魔法で防ぐ。そして、僕の手を取って走り出した。
「こっちだっ……!! 走れっ……!」
言われて、僕も彼と走る。だけど置いてきたキノコのカゴは、魔法の弾で吹っ飛んだ。
ああーー!! ひ、ひどいっ……!! 僕のきのこ!
僕らは、そばにあった木の影に隠れた。すぐにレオトウェルラレット様が魔法で攻撃を防ぐ壁を作ってくれる。
だけど、竜の攻撃は止みそうにない。
あれだけの攻撃の魔法を絶え間なく使ったりしたら、普通なら、もうとっくに魔力が切れている。それなのに、魔力が切れるような気配、まるでないぞ!
すごい……なんて力だ。これが、竜??
僕はずっと、攻撃魔法は苦手だった。僕には当主は任せられないと言われて、学ぶことすら取り上げられてからは、ほとんど魔法なんて勉強できなかった。だから、王城で魔法が学べるようになって、すごく嬉しかったんだ。今だって、僕には考えられないような威力の魔法を見ると、それに夢中になってしまう。
これが、竜の攻撃魔法?? 初めて見たっ……!!
「うわあああああっ!!」
だけど、のんきなこと考えている間に、攻撃が激しさを増す。
おそってくる攻撃の魔法は途切れることがなくて、僕らは防御の魔法をかけて逃げるばかり。
レオトウェルラレット様も、攻撃を防ぐことで手一杯で、反撃できないみたい。
でも……
竜が使う魔力は安定していないようだ。飛んで来る魔力の弾は、最初は光でできたように見えたのに、今は、その一つ一つが激しい炎のようだ。それがいくつも竜の周りに現れて、僕らめがけて飛んで来る。
あんなものをずっと浴び続けたら、僕らだって辛いけど、竜自身もだ。だって、竜のそばで、彼が作った魔法の弾のいくつかが破裂して、小さな爆発を起こしている。もちろんそんなこと竜自身が望んでやっていることではないだろう。
おそらく、彼自身も、魔力を使うのが苦手なんだ。
それなら、僕と一緒だ!
「竜でも魔法が苦手なんてこと、あるんですね……」
「は!?? お前、こんな時に何言ってるんだ!??」
僕のそばで竜の魔法の弾を自らの魔法で撃ち落とすレオトウェルラレット様が言う。
だけど、これはチャンスだ。
暴走している魔力なら、僕が修復できるっ……!!
僕は、自分に防御の魔法をかけて、竜に向かって走った。飛び出して、ほんの少し隙を作れればと思ったけど、竜は僕から目を離してくれない。魔法の弾が、全部一斉に僕の方に向かってくる。
それを背後から飛んできたレオトウェルラレット様の魔法が撃ち落としてくれた。
「さがれ!! バカ!!」
彼はそう叫んでいるけど、彼のおかげで竜に隙ができた。
僕は、竜の周りの、破裂している火の弾に魔法をかけた。
僕の魔法は暴れていた炎の弾を包むようにして、それを消滅させていく。
暴走して制御できていない魔力になら、僕が魔法をかけて抑え込むことができるんだ。
魔法が消えて、竜がひどく驚いている。そのせいで余計に暴走したのか、周りにいくつも魔法の弾が現れては、僕の魔法で消えていく。
その隙に、レオトウェルラレット様が拘束の魔法をかけると、竜の体はさっきの、小さな鳥くらいの大きさにまで縮んで、地面に倒れた。
やったっ……!!
成功だ!!
レオトウェルラレット様の魔法の鎖にぐるぐる巻きにされて、竜は気絶してしまったようだ。
……大丈夫かな? 近づいても……襲ってきたり、しないよな??
僕は顔を上げて、レオトウェルラレット様の方を見た。すると彼も「もう動かないよな?」と、たずねてくる。
「た、多分……」
なんとか助かった……
*
「あの……大丈夫ですか?」
竜に声をかけると、小さくなった竜は面倒くさそうに目を開ける。そして、僕を睨みつけてきた。
「ぐ…………なんなの……お前……僕の魔力にまで干渉してくるなんて……」
「……暴走していた魔力を抑えただけです……」
「僕の魔力なのに!?? 何それ……道具だけじゃなくて、僕の魔力も抑えちゃうなんて……」
竜は、すっかり項垂れてしまったようだ。
レオトウェルラレット様が、竜の周りに、牽制のための魔法の剣を生み出す。その首元に剣先を向けられても、竜は平然としていた。
「ふん! 僕はもう捕まったんだ! 好きにしていいよ!」
そう言って、竜はそっぽを向く。
なんだか急に開き直っちゃったみたいだけど……
僕は恐る恐る竜に尋ねた。
「あのー……なんで急に襲ってきたんですか?」
「なんで!? なんでだって!? よく言えたな!! お前の砦にいた奴らが、僕が受け取るはずだった魔法の道具を横取りしたんだ! 王都から持ち出されたやつだ!! 魔力の制御を助けてくれるものだったのに! 許さないからな!!」
それって……ここに送られて、横領されていた魔法の道具のこと? それが欲しくてここまできたのか……さっき、魔力を暴走させていたし、もしかして、それを抑えるため?
それなら……こっちにも非があるな……
「あの……もしよかったら、僕の砦に来ませんか?」
「え……?」
「魔法の道具なら、僕が修復したものがあります。でも、僕じゃ魔力が足りなくて、あまり動かないのですが……その中に、魔力の暴走を制御することに役立つはずだったものもあったはずです。砦にたくさんあった壊れてたものを、僕が直したものだから……や、役に立てるかは分かりませんが……な、ないよりマシだと思うんです!!」
僕の提案に、レオトウェルラレット様が驚いて言う。
「お、おいっ……待てよ! いいのか!?? 俺たちを襲った竜だぞ!」
「でも……魔法の道具の件は、僕の砦で行われていたことだし、彼も困ってるんだと思います……」
「そうかもしれないが…………砦に連れて帰れば、そこで暴れるかもしれないぞ……」
「そ、そのために拘束の魔法をかけてるし……それに、ここに放っておくわけにもいきません。拘束したまま放置すれば、魔物に襲われるかもしれないし、かと言って、解放してこのまま帰ってくれるとも思えません……」
「……この場で気絶させて王都まで連行するって手もあるだろうが……」
レオトウェルラレット様は、悩んでいるよういるだったけど、竜を必要以上に傷つければ、同時に竜族を敵に回すことになる。
彼は不承不承と言った様子で頷いて、竜に向かって言う。
「分かったよ……もう暴れるなよ!」
「うん!!」
言って竜は、鎖で拘束されたまま飛び上がり、僕の頭に飛びついてくる。
「うわっ……! な、何するんですか!!」
「僕を連れて行ってくれるんだろ!? 一緒に行こう!」
「僕は、お前が暴走を抑えるのを見てたんだよ! 知らない、なんてとぼけても無駄!!」
「でもっ……」
「お前がやったんじゃないって言うなら、王国から暴走した魔力を抑える道具でも預かってるのか!?」
「え!? い、今はそんなもの持ってません! とにかく落ち着いてっ……!」
「持ってるなら、さっさと出せ!」
な、なんだかっ……勝手な勘違いをされている!??
落ち着いてって言ってるのに、竜はきのこの上から飛び出して、急に大きくなっていく。すぐに巨大化して、山の木々より大きくなってしまった。
うわあ……大きい……
体に強い魔力を纏わせて、それがまるで美しい水のように見えた。歴戦の戦士のように傷跡を残した体躯と、巨大な牙。見れば分かる。恐ろしい力の持ち主だ。
レオトウェルラレット様が、それを指差して言った。
「なんだよ……あれ……本当に、さっきの竜か……?」
「た、多分……」
彼が驚くのも分かる。だってさっきまで、肩に乗るくらい小さな竜で、魔力だって、そんなに感じなかった。だけど、今は口を開いただけで、僕なんかきっと、かごの中のキノコみたいにぺろっと食べられちゃいそう。
き、きのこみたいにかじられちゃうのは嫌だ……
それに対峙しているだけで怖くて腰が抜けそう。竜の体から溢れた魔力のせいで、なんだか息苦しい。竜の体にまとわりつく魔力が黒く染まっていく。
あんなに可愛い竜だったのに、今は恐ろしく巨大で凶悪な竜にしか見えない。感じる魔力だって、こいつが本気で魔法を撃ったら、この辺り一帯、消し飛んでしまいそうだ。
うわあああ!! なんだかよく分からないけど、怒らせた!!
竜が魔法で無数の魔法の弾を作り出す。小さな光の弾丸のようだ。それが、次から次へと、僕らの方に飛んでくる。
「うわああああーーーーっっ!!」
なんで、そっちが攻撃してくるの!?
だって僕ら、何もしてないし、むしろそっちが僕のキノコを食べていたのに!?
飛んで来る弾をレオトウェルラレット様が魔法で防ぐ。そして、僕の手を取って走り出した。
「こっちだっ……!! 走れっ……!」
言われて、僕も彼と走る。だけど置いてきたキノコのカゴは、魔法の弾で吹っ飛んだ。
ああーー!! ひ、ひどいっ……!! 僕のきのこ!
僕らは、そばにあった木の影に隠れた。すぐにレオトウェルラレット様が魔法で攻撃を防ぐ壁を作ってくれる。
だけど、竜の攻撃は止みそうにない。
あれだけの攻撃の魔法を絶え間なく使ったりしたら、普通なら、もうとっくに魔力が切れている。それなのに、魔力が切れるような気配、まるでないぞ!
すごい……なんて力だ。これが、竜??
僕はずっと、攻撃魔法は苦手だった。僕には当主は任せられないと言われて、学ぶことすら取り上げられてからは、ほとんど魔法なんて勉強できなかった。だから、王城で魔法が学べるようになって、すごく嬉しかったんだ。今だって、僕には考えられないような威力の魔法を見ると、それに夢中になってしまう。
これが、竜の攻撃魔法?? 初めて見たっ……!!
「うわあああああっ!!」
だけど、のんきなこと考えている間に、攻撃が激しさを増す。
おそってくる攻撃の魔法は途切れることがなくて、僕らは防御の魔法をかけて逃げるばかり。
レオトウェルラレット様も、攻撃を防ぐことで手一杯で、反撃できないみたい。
でも……
竜が使う魔力は安定していないようだ。飛んで来る魔力の弾は、最初は光でできたように見えたのに、今は、その一つ一つが激しい炎のようだ。それがいくつも竜の周りに現れて、僕らめがけて飛んで来る。
あんなものをずっと浴び続けたら、僕らだって辛いけど、竜自身もだ。だって、竜のそばで、彼が作った魔法の弾のいくつかが破裂して、小さな爆発を起こしている。もちろんそんなこと竜自身が望んでやっていることではないだろう。
おそらく、彼自身も、魔力を使うのが苦手なんだ。
それなら、僕と一緒だ!
「竜でも魔法が苦手なんてこと、あるんですね……」
「は!?? お前、こんな時に何言ってるんだ!??」
僕のそばで竜の魔法の弾を自らの魔法で撃ち落とすレオトウェルラレット様が言う。
だけど、これはチャンスだ。
暴走している魔力なら、僕が修復できるっ……!!
僕は、自分に防御の魔法をかけて、竜に向かって走った。飛び出して、ほんの少し隙を作れればと思ったけど、竜は僕から目を離してくれない。魔法の弾が、全部一斉に僕の方に向かってくる。
それを背後から飛んできたレオトウェルラレット様の魔法が撃ち落としてくれた。
「さがれ!! バカ!!」
彼はそう叫んでいるけど、彼のおかげで竜に隙ができた。
僕は、竜の周りの、破裂している火の弾に魔法をかけた。
僕の魔法は暴れていた炎の弾を包むようにして、それを消滅させていく。
暴走して制御できていない魔力になら、僕が魔法をかけて抑え込むことができるんだ。
魔法が消えて、竜がひどく驚いている。そのせいで余計に暴走したのか、周りにいくつも魔法の弾が現れては、僕の魔法で消えていく。
その隙に、レオトウェルラレット様が拘束の魔法をかけると、竜の体はさっきの、小さな鳥くらいの大きさにまで縮んで、地面に倒れた。
やったっ……!!
成功だ!!
レオトウェルラレット様の魔法の鎖にぐるぐる巻きにされて、竜は気絶してしまったようだ。
……大丈夫かな? 近づいても……襲ってきたり、しないよな??
僕は顔を上げて、レオトウェルラレット様の方を見た。すると彼も「もう動かないよな?」と、たずねてくる。
「た、多分……」
なんとか助かった……
*
「あの……大丈夫ですか?」
竜に声をかけると、小さくなった竜は面倒くさそうに目を開ける。そして、僕を睨みつけてきた。
「ぐ…………なんなの……お前……僕の魔力にまで干渉してくるなんて……」
「……暴走していた魔力を抑えただけです……」
「僕の魔力なのに!?? 何それ……道具だけじゃなくて、僕の魔力も抑えちゃうなんて……」
竜は、すっかり項垂れてしまったようだ。
レオトウェルラレット様が、竜の周りに、牽制のための魔法の剣を生み出す。その首元に剣先を向けられても、竜は平然としていた。
「ふん! 僕はもう捕まったんだ! 好きにしていいよ!」
そう言って、竜はそっぽを向く。
なんだか急に開き直っちゃったみたいだけど……
僕は恐る恐る竜に尋ねた。
「あのー……なんで急に襲ってきたんですか?」
「なんで!? なんでだって!? よく言えたな!! お前の砦にいた奴らが、僕が受け取るはずだった魔法の道具を横取りしたんだ! 王都から持ち出されたやつだ!! 魔力の制御を助けてくれるものだったのに! 許さないからな!!」
それって……ここに送られて、横領されていた魔法の道具のこと? それが欲しくてここまできたのか……さっき、魔力を暴走させていたし、もしかして、それを抑えるため?
それなら……こっちにも非があるな……
「あの……もしよかったら、僕の砦に来ませんか?」
「え……?」
「魔法の道具なら、僕が修復したものがあります。でも、僕じゃ魔力が足りなくて、あまり動かないのですが……その中に、魔力の暴走を制御することに役立つはずだったものもあったはずです。砦にたくさんあった壊れてたものを、僕が直したものだから……や、役に立てるかは分かりませんが……な、ないよりマシだと思うんです!!」
僕の提案に、レオトウェルラレット様が驚いて言う。
「お、おいっ……待てよ! いいのか!?? 俺たちを襲った竜だぞ!」
「でも……魔法の道具の件は、僕の砦で行われていたことだし、彼も困ってるんだと思います……」
「そうかもしれないが…………砦に連れて帰れば、そこで暴れるかもしれないぞ……」
「そ、そのために拘束の魔法をかけてるし……それに、ここに放っておくわけにもいきません。拘束したまま放置すれば、魔物に襲われるかもしれないし、かと言って、解放してこのまま帰ってくれるとも思えません……」
「……この場で気絶させて王都まで連行するって手もあるだろうが……」
レオトウェルラレット様は、悩んでいるよういるだったけど、竜を必要以上に傷つければ、同時に竜族を敵に回すことになる。
彼は不承不承と言った様子で頷いて、竜に向かって言う。
「分かったよ……もう暴れるなよ!」
「うん!!」
言って竜は、鎖で拘束されたまま飛び上がり、僕の頭に飛びついてくる。
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