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カレンダーの丸をつけた日―――綾人とのデート前日の金曜日、葵は約1ヶ月ぶりの綾人の家に泊まりに行く約束をしていた。実は葵が綾人に会うのは1週間家に泊めてもらって以来初だった。というのも、葵が家に帰った週に綾人は学会に出席するために渡米してそこからしばらくアメリカで過ごしており、忙しくて会えなかったのだ。それで2人は会うのも1ヶ月ぶりで、そこまで長く会わないのは初めてのことだった。
「綾人さん!」
前と同じように、葵の仕事終わりに綾人が車で迎えに来てくれていた。葵は車にもたれ掛かる綾人を見つけて駆け寄った。
「あお、お疲れさま。」
綾人が葵を抱きしめて嬉しそうに微笑む。
「綾人さんも、お疲れ様です。久しぶりですね。」
「そうだね、結局今日まで会えなくてごめんね。」
綾人が葵を助手席に乗せ、自身も運転席に乗り込んだ。
「会いたかったよ、あお。」
「…僕もです。」
2人は軽いキスを交わして、綾人が車を発進させた。
「こんなに長く会えてなかったのは初めてだね。毎日あおのこと考えてたよ。あおも寂しかった?」
「はい…実は僕も、毎日カレンダー見て今日のこと考えてました。」
「そうなの?ふふ、かわいいね。今日はずっと引っ付いてようか。一緒にご飯作って、一緒にお風呂入って、一緒に寝る。どう?楽しそうじゃない?」
綾人が運転しながらにこりと笑って言う。
(あやとさんとずっと一緒に……確かに、ちょっと恥ずかしいけど、楽しそう…)
パートナーのDomとSubは個人差はあるが、普通はNormalのカップルよりも高頻度で顔合わせてお互いの欲求を解消するためにプレイを行う必要がある。この1ヶ月葵たちは電話で簡単なプレイはしていたが、直接会ってのプレイはなく葵もなるべく綾人から離れたくはなかった。それに、2人は付き合いたてのカップルでもあるのだ。
「そう、ですね。…僕もそうしたいです。」
「え、本当?」
「…冗談でした?」
「いや、本気だったけど…断られると思ってたから、驚いただけ。」
(…僕、まだ会っただけなのにもう甘えたくなってる…。確かに、前の僕ならこんなこと言わなかっただろうな。)
「あお?」
「あ、いえ、なんでもないです。」
「そう?ふふ、俺いま人生で一番早く家に帰りたいかも。」
「ふは、なんですかそれ。」
「早くくっつきたいなって。いま手離せないからあおといちゃいちゃできない。」
「それは…」
そのとき、ちょうど赤信号で車が停止した。それで葵はいまの発言からふとあることを思いつき、―――綾人の太腿に手を置き身を乗り出して頬にキスをした。
「え…あお…」
「う、恥ずかしい…けど、僕も、早くくっつきたいです、よ?」
葵が照れてやや俯いた状態から目線だけをあげて言った。太腿に手を置き、上目使いでこちらを眺める葵に綾人はごくりと生唾を飲み、信号が青になって前に向き直った。
「………待って、超急ぐ。」
「じ、事故らないでくださいね?」
「あおっ…」
綾人が急ぎぎみで葵の手を引いてエレベーターに乗り込んだみ、ドアがしまった途端、葵にキスをした。
「んむ、んっ…あやとさん、ここ人きちゃいます…」
「ん…ごめん、我慢できなくて。」
静かに上昇していくエレベーターの中、綾人は自分で葵を壁際に隠すようにして人が来ないように注意しながら葵の唇を貪った。
エレベーターが最上階に到着し、2人が部屋に雪崩れ込む。
「あーー、あおがいる…。」
綾人が葵を抱きしめながら噛み締めるように言った。
「ふふ、なんですかそれ。」
「…ううん、1か月前は帰ったらあおがいたのにいきなり全然会えなくなったから、家にあおがいるのがうれしくて。」
「あやとさん…」
「そうだ、怪我はもう大丈夫?ほんとはもっと頻繁に会って看たかったんだけど…休んでる間に院長に勝手にスケジュール組まれてて…。」
綾人が葵を抱きしめていた手を緩めて顔を覗きこみながら言う。
「もう大丈夫ですよ。ちゃんと治療もしていただいたので、もう痛まないですし跡も消えかけてます。」
「ほんと?よかった…。しかもこの1ヶ月ちゃんとプレイもケアもできてなかったし、いろいろ心配だったんだ。ホルモンは乱れてなさそうだけど、そっちも大丈夫?」
「はい、1ヶ月くらい大丈夫ですよ。電話で簡単なプレイもしてくれてたじゃないですか。」
「それはそうだけど…」
DomとSubパートナーは個人差はあるが1ヶ月プレイしなくても平気というのはよほど軽度の者同士のパートナーのみで、あまり長い間会わないと体調に支障を来す。葵もSubが弱いわけではないので、全く平気と言うわけではないはずだ。
(その証拠に、今日は会ったときからもう甘えるモードだったもんな…)
綾人は会ったときに笑顔で自分のところに駆け寄ってきた葵、いつもなら照れて言わないことも積極的に言う葵、それから車で自分の頬にキスをした葵を思い浮かべた。
(だめだ、今日あおずっとかわいい…いつもかわいいけど、今日は特に甘えたでかわいい、可愛すぎる…)
綾人は思い出した葵の姿にもう一度悶えるが顔には出さず、可愛いけどやはり少し無理をさせたみたいだなと申し訳なく思った。
「あお、待っててくれてありがとう、"Goodboy"。」
綾人が頭を撫でながら言った。
「ん…はい…」
「ふふ、今日はずっと引っ付いてようね。まずはご飯作る?」
「はい…そうですね。」
「やっぱりあおの作るご飯は美味しいね。」
「ありがとうございます。」
2人は一緒に夕飯を作った後、リビングでまったり寛いでいた。今日作ったのは和食で、余ったおかずは明日に使い回すために冷蔵庫に入れてある。
「そろそろお風呂入る?」
「…そうですね。」
「じゃあ行こっか。」
葵は照れて赤くなった頬を俯いて隠しながら綾人とバスルームに向かった。
「ふふ、ちょっと照れてる?」
「う…あんまり見ないで下さい…。」
葵が体を隠しながら服を脱ぎ、綾人に続いて風呂場に入る。
「ねぇ、あおの髪、俺が洗ってもいい?」
「え?」
「ふふ、あおの髪触るの好きなんだよね。あおも前ドライヤーしたとき気持ち良さそうだったし。」
「…いいですよ、僕も綾人さんに髪さわられるの好きです。…眠くなっちゃいますけど。」
へへ、と照れ笑いをする葵を綾人が前に座らせ、後ろから葵の髪を洗った。
「かゆいところはないですかー?」
「ふは、美容院だ。気持ちいいですー。」
ふざけながら髪を洗ってもらった葵が、前と同じように交代して綾人の髪を洗った。
「ありがと、あお。…体も洗いあいする?」
綾人がにやりとからかうように言った。
「なっ!だ、だめです…」
「だめ?嫌じゃなくて?」
「だって…そんなことしたら、その、そういう気持ちになっちゃって、お風呂入る前にのぼせちゃいます…。」
「…それは…困るね。」
葵が本気で困ったように眉を下げてそう言い、綾人は可愛いことを言う葵に胸を撃ち抜かれながらもながら今日のところは諦めた。
綾人もそういうことはしたいが、もう少し葵とまったりお風呂に入って可愛い葵を堪能したかったのだ。そのため、それぞれ自分で体を洗ってから一緒に湯船に浸かったのだが…
「…この体勢じゃないとダメですか?」
この体勢、とは葵が綾人の足の間に座り、綾人が腕で葵の腰を後ろから抱いている体勢のことだ。
「この体勢以外なにがあるの?」
「む、向かい合うとか…?」
「前向きがいいの?」
すると綾人が葵を抱きかかえ、自身の伸ばした足の上に向かい合うように乗せた。
「ええっ?!こういうことじゃ…は、離れて座ったらだめですか?」
「だめ。」
「ええ…」
自分の発言のせいで余計に恥ずかしい体勢になってしまった葵は、顔を赤く染めた。
「今日はずっとくっついてようって言ったでしょ?」
「う…それはそうですけど…」
葵も恥ずかしくはあるが、綾人とくっついているのが嫌ではなく―――むしろ嬉しかったので、仕方なくその状況を受け入れた。
「…治ってきてるね。」
綾人が葵の大きなあざがあった場所を触りながら言い、今はもうきれいになくなった切り傷や擦り傷ができていたところも丁寧に撫でた。その手は慈しむように葵に触れ、綾人の気持ちが伝わってくるようだった。
「はい、そのうちあざもなくなりそうです。」
「ほんと、よかった…。」
葵は綾人の優しい触れ方と愛しげに見つめる視線にきゅんとして、思わず目をそらして俯いた。
「…あお、可愛いね。」
「……あやとさんは、かっこいいですね。」
「そう?ありがとう。」
葵はドキドキして照れてばかりなのに綾人はずっと落ち着いた様子で、綾人も照れさせようと葵が反撃に出たが、軽く流されてしまった。
(まぁ、本心を言っただけだけど…簡単に流されちゃった。)
葵はその反応が気に食わなくて、つい普段から思うだけにとどめていたことを全部言ってしまった。
「本当に思ってますよ?綾人さんはいつもかっこいいし…あ、かっこいいっていうのは、見た目だけじゃなくて…いつも優しいし、頼りになるし…お仕事だって、僕を看ていただいたときもすごく丁寧だったし、アメリカとかも呼ばれちゃうくらいだし…。もちろん見た目も、かっこよくて、そんなに年かわらないのに僕より全然大人っぽいですし、たまに眼鏡かけてるのも似合ってますし、私服もお洒落で…私服で外に行ったときみんな見てましたし。綾人さんモテるでしょ?スタイルもいいし…結構筋肉あるんですね。細マッチョ?ってやつですか?体もかっこいい…」
葵は綾人を照れさせるためにぽつぽつと話し始めたのだが、途中から夢中になって語ってしまい、最後にはふと筋肉に目が行き、脱いでもかっこいいのか…とうっとり見惚れながらたくましい腕やきれいに割れた腹筋を触り始めた。
(すごい、鍛えてるのかな?…やっぱり何もかもかっこよすぎて……本当に僕、綾人さんの隣にいていいのかな?…街でも女の子たちみんな見てたし、モテるんだろうな…)
と、そこまで考えたところではっと気がついた。
(あれ、いま僕なに言った…?)
思いの丈を一気に話してしまったことに気がつき、葵は一気に赤面した。
(しまった…ここまで言うつもりじゃなかったのに!)
と、ここで相づちを打ちながら聞いていたはずの綾人の返事が途中からなくなっていたことに気づいた。言い終わったいまも、何も言ってこない。
(……語りすぎて、引かれた…?)
葵がそうっと綾人の顔を見上げる。
「え…」
「…いま見ないで。…ていうかいきなりデレないでよ、心臓に悪い…。」
綾人は葵に負けないくらい顔を赤くして目をそらしていた。
(綾人さんが照れてる!!)
見ないで、と言う綾人の赤くなった顔を目に焼き付けながら葵はくすくす笑った。
「もう…。」
「嘘じゃないですよ?いつも思ってます。」
「…あお、いつもそんなこと思ってくれてたの?」
「はい。」
葵が微笑んで言う。
「綾人さんも照れることあるんですね?」
「…そりゃ、恋人に誉め殺しされたらね。」
「ふふふ。」
「……あおは、俺の中身も見た目も好きって思ってくれてたんだ?」
「もちろんです。」
葵は自信をもって答えた。
「それで、俺の体も好きだったの?」
「…はい、細身なのに筋肉ついててかっこいいです。」
「ふふ、あおにそう言ってもらえるなら鍛えててよかった。…あお、体触りながらかっこいいとか言うから誘われてるのかと思った。」
「え?!」
「他のやつにはしないでね?危ないから。それから、俺が拗ねるからかっこいいとかも言っちゃだめ。」
「ふは。しませんし、言いませんよ…そもそも恋人がこんなにかっこいいのに他の人かっこいいとか思えないです。」
「…俺も、確かに色々声はかけてもらうけど、恋人がこんなに可愛いから誰になに言われても何とも思わなくなっちゃった。それよりあおが可愛すぎて心配。俺よりかっこいい人に言い寄られても、好きにならないでね?」
「あはは、僕にとっては綾人さんが一番かっこいいですし、そんなのないですよ。」
「本当?あお自分では全然自覚無さそうだけど、可愛いからめちゃくちゃ心配なんだよね…。」
「うれしいですけど、僕は全然普通ですよ。」
「そんなことないよ。前にデートしたときもナンパされてたし、可愛いし美人だから、男も女もあおのこと見てたよ?それにあおだって性格いいし、家庭的だし、仕事も大手の営業のエースじゃん。こないだ病院で噂聞いたよ?そのときも美人ですごく分かりやすく説明してくれる営業の子がいるって聞いたし。見た目も可愛くて美人の上に、体は華奢で腰とか手首とか折れそうだし。でも、お腹とかも薄くてちょっと心配になるから俺はもうちょっと太ってほしいけどね。」
今度は葵が誉め殺しに合い、恥ずかしすぎて途中から目を瞑って綾人と目が合わないようにした。
「もちろん全部本心だよ。」
「うぅ、やめてください、恥ずかしすぎます…」
「俺の気持ち分かった?」
「…よく分かりました。」
葵は照れて顔を背けたが、綾人が顔を覗き込んでくるので、なるべく体も顔も見られないように綾人に抱きついた。
(うう…はずかしいけど、これなら顔も見えないし…綾人さんからは背中しか見えてないよね…?)
「あおから抱きついてくれるの珍しいね。」
「これなら顔も体も見えないですから…というか、こんな体を見せるのがますます恥ずかしくなってきました…。」
「可愛いし綺麗だよ?肌もすべすべだし。」
「うう…」
そんなこんなで結局まったり過ごせたのかはともかく、1ヶ月を埋め合うようにぴったりくっついたままいちゃいちゃして、葵が照れと暑さで逆上せる直前に2人は風呂を出たのだった。
「もうけっこういい時間だね。」
「あ、ほんとですね。」
風呂を上がったあとリビングでテレビを流し見しながら喋っていると、いつのまにか夜も更けてきていた。
「明日出掛けるし、もう寝る?」
「…そう、ですね。」
葵は戸惑いながらも頷いた。
(今日はプレイしないのかな?……もしかしたら恋人としての事も、するかもしれないと思ってたんだけどな…)
「あお、」
「え?」
葵が悶々としていたら綾人が葵に声をかけ、そちらを向くと頬に手を添えてキスをされた。
「ごめん、嘘。まだ寝ないで。明日出掛けるし我慢しようと思ってたんだけど…ほんとは今日、あおとシたい。」
「え…それは、その、最後まで…?」
「うん、最後まで。もっと俺の知らないあおを知りたい。」
綾人が、だめかな?と葵に伺いをたててくる。葵は考えてはいたが、いざ誘われるとドキドキしてうまく答えが口から出てこなかったが、ちらりと綾人を見ると綾人もやや緊張したような面持ちでこちらを見つめていた。
「う、あの、…はい。僕も、シたいです。」
葵が、汗ばんだ手を握りしめながらなるべく声が震えないように意識して答えた。
(するのが初めてって訳でもないのに、相手が綾人さんってだけでめちゃくちゃ緊張する…)
緊張しながらも言い切って、照れつつ綾人の目を見つめた。
「ふふ、うれしい。じゃあ、ベッド行こうか。」
葵を抱きしめて綾人が言い、2人はベッドルームへ向かった。
「今日、コマンドもほしい?」
ベッドの上で綾人が葵に長いキスをしてから聞いた。
「ん…はい。……できたらほめてください。」
葵がキスですでにとろけた顔で舌足らずに言う。
「ふふ、もちろん。じゃあ確認ね、セーフワードは?」
「"Stop"。…もう確認しなくてもいいのに。」
「だめ。ひどいプレイはするつもりないけど、絶対傷つけたくないから。始めにもプレイするときは必ず使うようにって言ったでしょ?」
「…あやとさんにだったら、ひどいことでも何でも、されて嫌なことなんてないです。あ、その…どっか行っちゃったりはできたらしないでほしいですけど…。」
「しないよ。それに、そう言ってくれるのは嬉しいけど、何でもとか言っちゃダメだよ。たとえ嫌じゃなくても、無理だって思ったらセーフワード言ってほしい。俺があおに無理させたくないんだ、分かった?」
「…はい、ごめんなさい。」
「謝らなくていいよ。分かってくれたんだね、いい子。」
綾人がそう言い、葵の頭を撫でた。葵が撫でられて目を閉じると、綾人はもう一度深い口づけをしながら葵をベッドに押し倒した。
「ふ、んむ…んん…」
「……あお、"Strip"。」
口を離し、綾人が耳元で囁いた。
「ん…」
葵がコマンドに従って衣服を取り払う。残るは下着だけなったとき、葵が恥じらい、伺うように綾人を見た。
(服は全部脱いだけどなにも言われないから、下着も脱ぐ…のかな?)
「あお、下着汚すといけないから、全部脱いじゃいな。」
綾人がそんな葵に気づき声をかける。葵がそれを聞き、下着もそっと足から引き抜いた。
(お風呂より暗いけど、やっぱり恥ずかしいな…)
貧相な体を晒すのが恥ずかしく、さらに綾人は服を着たままで葵だけが全裸というアンバランスな格好に羞恥心をあおられ、頬を染めながら綾人の方を見た。
「ん、あお"Goodboy"。綺麗だよ。」
綾人が葵の頭を撫で、葵に軽いキスを落とす。
「ん…。」
それだけで葵は脳がとろけて何も考えられなくなった。
「あお、かわいい…」
綾人が葵の滑らかな肌をやさしく撫でる。
「んん、ふ、ゃ…」
「ふふ、あおはどこも敏感だね。首も、鎖骨も、胸も…」
言いながら綾人が葵の首筋から腹の方へとゆっくり撫で下ろす。
「ふ、ん…んっ、!」
「乳首きもちい?ちょっと触っただけなのにもう赤くなってる、かわいい。」
「ぁ、んゃっ!ちくびだめです…」
「だめ?やめる?」
綾人が胸に触れていた手を止める。
「あ、ちが、やめないで…」
「きもちいい?」
「…きもちいです。」
「じゃあ、こうやってきゅって摘まんでこりこりするのと、」
言いながら綾人が葵の小さな飾りを摘まむ。
「ちゅ、ん…舌でなめたり転がしたりするの、どっちがいい?」
実際に葵に触れながら尋ねる綾人に葵はどんどん快感が募る。
「どっちが好きか、言って?」
「ぇ…」
「ほら。あお、"Say"。」
「ぁ、う…ど、どっちも、気持ちいいです…」
「どっちも?ふふ、そっか。ちゃんと言えて偉いね、いい子。」
そう言うと綾人は片方の胸を口で、もう一方を手で弄んだ。
「あっんんっ!んっ、どっちも、いっしょはダメですっ、」
「どっちも気持ちいいんでしょ?」
「うう…」
葵が胸元にある綾人の顔を見ると、綾人はこちらを見上げてにやりとしてから、口に含んでいた方の乳首を甘く噛んだ。
「んんっ!それだめ…!」
「ほんとに?こっちはもう反応してるみたいだけど。」
そう言って葵の立ち上がって先走りを溢しているモノにそっと触れ、優しく扱く。
「あっ、ん…あやとさ…!」
「気持ち良さそう、かわいいね。」
「んっ、あっうんんっ、あやとさんっ!」
「ん?どうしたの?」
必死に綾人を呼んでなにかを伝えようとする葵に綾人は一度手を止めて葵を見た。
「前さわったらすぐイっちゃう…」
「イっていいよ。」
葵はいやいやと頭を振った。
「いやです…一回イったら気持ちよくてわけわかんなくなるから……その前に、あやとさんとつながりたいっ…!」
葵は目を潤ませながら綾人に言った。
「……あお、それは煽りすぎ。」
綾人は目に欲望の色を強めながらコマンドを発した。
「"Present"。自分で足持ち上げて、全部見せて。」
「…」
葵は自ら秘部を綾人に晒す恥ずかしさにぎこちなくなりながらもなんとか両足を持ち上げて手で支え、綾人を仰ぎ見た。
「"Goodboy"あお。」
綾人が誉めるように葵の太ももを撫でる。
「ん…あやとさん…」
葵が期待を込めて甘い息を吐き出し、綾人を呼ぶ。綾人も興奮したように呼吸を乱しているが、まだ挿れる様子はなく葵のアナルに長い指を這わした。
(うう、もうこれ以上挿れる前に気持ちよくされたら…)
「あやとさん、」
葵が焦って綾人を呼び止める。
「ちゃんとならさないと痛いから、もうちょっと待って。」
「それならもう大丈夫ですからっ…」
「え?」
「さっき準備したときならしたから、だいじょうぶです、だから、はやく…!」
「ッあお…」
綾人が葵のアナルに指を挿れ、中の状態を確かめてから部屋着の上を脱ぎ去った。綾人のほどよく鍛えられた体が現れ葵が思わずそれを見つめてごくりと喉をならした。その間に綾人がズボンと下着を下ろし、手短にスキンをつける。
「あお、俺もあんま余裕ないかも…ほんとはもうちょっと解した方がいいんだけど…ごめん、もう、挿れてもいい?」
「ん、はやくほしい…」
「痛かったら言って。挿れるよ…」
綾人が自身を落ち着かせるように一呼吸おいてからそう言って、ゆっくりとペニスを挿れた。
「んぅっ…」
約半年ぶりの感覚に若干顔をゆがめると、綾人がすぐに気づいて目元にキスを落とした。
「ごめん、もうちょっと我慢して…」
そう言いながら少しずつ奥を押し広げ、やがて葵の奥にペニスの先が当たった。
「ん、あお、大丈夫?痛くない?」
「んっ、だいじょぶです…」
「ん、よかった、いい子。」
綾人が額に汗をにじませながら葵の頭を撫でた。
「ん……あやとさんの、奥まではいってる…嬉しい…」
しみじみと葵が呟き、綾人の形を確かめるように腹を撫でた。
「んえ?!おっきく…!」
「あおッ…俺も余裕ないから煽んないでって…!」
綾人が耐えるように言ってから、長めに息を吐き出した。
「ごめん、なるべく優しくするから、もう動いてもいい?」
「ん、はい。」
綾人が努めてゆっくりと腰を動かす。
「あっ、んっ、あぅぅ、んっ…」
「あお、かわいい、好きだよ…」
「はっ、あっ、きもちいい…あやとさんっ…」
「ん、あお…」
綾人がキスをしながら中をかき回すように腰をに動かすと、葵の中のあるところが擦られて葵は目の前がチカチカした。
「~~~っっ!!あっ、あやとさんっ、そこだめですっ」
「ん?ここ?」
「やああっ、あやとさんっ」
「ここがあおのイイところだね。」
綾人が的確にそこを狙って腰を動かす。
「ああっんっ、んやっ、」
「ちょっと体勢変えるよ。」
「え?うあっ…!」
綾人が葵の体を抱き上げてあぐらをかいた自身の上に乗せた。
「や、この体勢…!」
「うん、やっぱりこっちの方があおのイイところ当たるね。」
綾人が下から葵の弱いところをぐりぐりと突く。
「あっんんぅ、やっ、これ、だめぇ…!」
「きもちよさそ…かわいい。」
「だめ、あやとさんっ、これやだぁ…こわいっこわいから…」
「こわい?」
「ひっ、きもちよすぎてッ…ぼく、こんなんなったことないのに…わけわかんなくなる…!」
葵が知らない快感に戸惑ってぽろぽろと涙をこぼす。
「大丈夫、こわくないよ。俺がいるでしょ?…ん、もっと体こっち来て、俺の首にうで回して抱きつきな。」
「あやとさんっ…!」
葵が綾人にぎゅうっと抱きつく。
「いい子。きもちいいね、あお。」
「んぅ、あっあっ、ん、きもちいい…」
「そうそう、気持ちよくなれてえらいね。」
綾人がすぐそばの葵の耳をぺろりと舐める。
「ふっあっ、耳もっだめれすっ、ああっ」
「顔とろとろ。ほんとかわいー…。」
「あっ、んうっ、あやとさんも、きもちいい?」
「うん、きもちいいよ。」
「んっ、うれしっ…」
「っ、あお…」
「んあっ、あっ、あやとさんっ、もっ、イっちゃうっ」
「ん、いいよ。イって?」
「んうっ、あやとさんもっ、いっしょにイってほしい、ですっ…」
「ッ…かわいい、あお、ほんとにかわいいね。」
そう言うと、綾人は繋がったままもう一度葵を押し倒した。
「激しくするよ?」
綾人が葵の耳元で告げてから先程よりも激しく腰を振った。
「あっあっんっううっ、あやとさんっ、」
「んっ、あお…」
お互いに余裕もなく、貪るようにキスをする。
「んむっ、あやとさんっ、すきっ、はっ、すきぃっ」
「ん、あお、おれも、俺も好きだよ…出会ったときからずっと、すき…」
綾人の腰使いがどんどん余裕なさげになっていく。それにつれて葵の嬌声も大きくなる。
「ああっ、うああっ、あんんんっ!」
「ッ、はっ…あお、そろそろ俺も…」
「んっ、あやとさっ、きてっっ…!」
「はっ…ん……あおッ………っく…う”ッ……!」
「~~~~~~ンああっ!!」
綾人が葵の中で果て、葵も同時に絶頂した。葵はずっと我慢していたものを放出してしばらく痙攣と余韻が止まらなかった。それが落ち着いた頃、綾人がペニスを引き抜きそっと葵の頭を撫でた。
「あお、受け入れてくれてありがとう。"Goodboy"。」
その優しく甘い声を聞いてから、葵の意識はふっと途切れた。
「綾人さん!」
前と同じように、葵の仕事終わりに綾人が車で迎えに来てくれていた。葵は車にもたれ掛かる綾人を見つけて駆け寄った。
「あお、お疲れさま。」
綾人が葵を抱きしめて嬉しそうに微笑む。
「綾人さんも、お疲れ様です。久しぶりですね。」
「そうだね、結局今日まで会えなくてごめんね。」
綾人が葵を助手席に乗せ、自身も運転席に乗り込んだ。
「会いたかったよ、あお。」
「…僕もです。」
2人は軽いキスを交わして、綾人が車を発進させた。
「こんなに長く会えてなかったのは初めてだね。毎日あおのこと考えてたよ。あおも寂しかった?」
「はい…実は僕も、毎日カレンダー見て今日のこと考えてました。」
「そうなの?ふふ、かわいいね。今日はずっと引っ付いてようか。一緒にご飯作って、一緒にお風呂入って、一緒に寝る。どう?楽しそうじゃない?」
綾人が運転しながらにこりと笑って言う。
(あやとさんとずっと一緒に……確かに、ちょっと恥ずかしいけど、楽しそう…)
パートナーのDomとSubは個人差はあるが、普通はNormalのカップルよりも高頻度で顔合わせてお互いの欲求を解消するためにプレイを行う必要がある。この1ヶ月葵たちは電話で簡単なプレイはしていたが、直接会ってのプレイはなく葵もなるべく綾人から離れたくはなかった。それに、2人は付き合いたてのカップルでもあるのだ。
「そう、ですね。…僕もそうしたいです。」
「え、本当?」
「…冗談でした?」
「いや、本気だったけど…断られると思ってたから、驚いただけ。」
(…僕、まだ会っただけなのにもう甘えたくなってる…。確かに、前の僕ならこんなこと言わなかっただろうな。)
「あお?」
「あ、いえ、なんでもないです。」
「そう?ふふ、俺いま人生で一番早く家に帰りたいかも。」
「ふは、なんですかそれ。」
「早くくっつきたいなって。いま手離せないからあおといちゃいちゃできない。」
「それは…」
そのとき、ちょうど赤信号で車が停止した。それで葵はいまの発言からふとあることを思いつき、―――綾人の太腿に手を置き身を乗り出して頬にキスをした。
「え…あお…」
「う、恥ずかしい…けど、僕も、早くくっつきたいです、よ?」
葵が照れてやや俯いた状態から目線だけをあげて言った。太腿に手を置き、上目使いでこちらを眺める葵に綾人はごくりと生唾を飲み、信号が青になって前に向き直った。
「………待って、超急ぐ。」
「じ、事故らないでくださいね?」
「あおっ…」
綾人が急ぎぎみで葵の手を引いてエレベーターに乗り込んだみ、ドアがしまった途端、葵にキスをした。
「んむ、んっ…あやとさん、ここ人きちゃいます…」
「ん…ごめん、我慢できなくて。」
静かに上昇していくエレベーターの中、綾人は自分で葵を壁際に隠すようにして人が来ないように注意しながら葵の唇を貪った。
エレベーターが最上階に到着し、2人が部屋に雪崩れ込む。
「あーー、あおがいる…。」
綾人が葵を抱きしめながら噛み締めるように言った。
「ふふ、なんですかそれ。」
「…ううん、1か月前は帰ったらあおがいたのにいきなり全然会えなくなったから、家にあおがいるのがうれしくて。」
「あやとさん…」
「そうだ、怪我はもう大丈夫?ほんとはもっと頻繁に会って看たかったんだけど…休んでる間に院長に勝手にスケジュール組まれてて…。」
綾人が葵を抱きしめていた手を緩めて顔を覗きこみながら言う。
「もう大丈夫ですよ。ちゃんと治療もしていただいたので、もう痛まないですし跡も消えかけてます。」
「ほんと?よかった…。しかもこの1ヶ月ちゃんとプレイもケアもできてなかったし、いろいろ心配だったんだ。ホルモンは乱れてなさそうだけど、そっちも大丈夫?」
「はい、1ヶ月くらい大丈夫ですよ。電話で簡単なプレイもしてくれてたじゃないですか。」
「それはそうだけど…」
DomとSubパートナーは個人差はあるが1ヶ月プレイしなくても平気というのはよほど軽度の者同士のパートナーのみで、あまり長い間会わないと体調に支障を来す。葵もSubが弱いわけではないので、全く平気と言うわけではないはずだ。
(その証拠に、今日は会ったときからもう甘えるモードだったもんな…)
綾人は会ったときに笑顔で自分のところに駆け寄ってきた葵、いつもなら照れて言わないことも積極的に言う葵、それから車で自分の頬にキスをした葵を思い浮かべた。
(だめだ、今日あおずっとかわいい…いつもかわいいけど、今日は特に甘えたでかわいい、可愛すぎる…)
綾人は思い出した葵の姿にもう一度悶えるが顔には出さず、可愛いけどやはり少し無理をさせたみたいだなと申し訳なく思った。
「あお、待っててくれてありがとう、"Goodboy"。」
綾人が頭を撫でながら言った。
「ん…はい…」
「ふふ、今日はずっと引っ付いてようね。まずはご飯作る?」
「はい…そうですね。」
「やっぱりあおの作るご飯は美味しいね。」
「ありがとうございます。」
2人は一緒に夕飯を作った後、リビングでまったり寛いでいた。今日作ったのは和食で、余ったおかずは明日に使い回すために冷蔵庫に入れてある。
「そろそろお風呂入る?」
「…そうですね。」
「じゃあ行こっか。」
葵は照れて赤くなった頬を俯いて隠しながら綾人とバスルームに向かった。
「ふふ、ちょっと照れてる?」
「う…あんまり見ないで下さい…。」
葵が体を隠しながら服を脱ぎ、綾人に続いて風呂場に入る。
「ねぇ、あおの髪、俺が洗ってもいい?」
「え?」
「ふふ、あおの髪触るの好きなんだよね。あおも前ドライヤーしたとき気持ち良さそうだったし。」
「…いいですよ、僕も綾人さんに髪さわられるの好きです。…眠くなっちゃいますけど。」
へへ、と照れ笑いをする葵を綾人が前に座らせ、後ろから葵の髪を洗った。
「かゆいところはないですかー?」
「ふは、美容院だ。気持ちいいですー。」
ふざけながら髪を洗ってもらった葵が、前と同じように交代して綾人の髪を洗った。
「ありがと、あお。…体も洗いあいする?」
綾人がにやりとからかうように言った。
「なっ!だ、だめです…」
「だめ?嫌じゃなくて?」
「だって…そんなことしたら、その、そういう気持ちになっちゃって、お風呂入る前にのぼせちゃいます…。」
「…それは…困るね。」
葵が本気で困ったように眉を下げてそう言い、綾人は可愛いことを言う葵に胸を撃ち抜かれながらもながら今日のところは諦めた。
綾人もそういうことはしたいが、もう少し葵とまったりお風呂に入って可愛い葵を堪能したかったのだ。そのため、それぞれ自分で体を洗ってから一緒に湯船に浸かったのだが…
「…この体勢じゃないとダメですか?」
この体勢、とは葵が綾人の足の間に座り、綾人が腕で葵の腰を後ろから抱いている体勢のことだ。
「この体勢以外なにがあるの?」
「む、向かい合うとか…?」
「前向きがいいの?」
すると綾人が葵を抱きかかえ、自身の伸ばした足の上に向かい合うように乗せた。
「ええっ?!こういうことじゃ…は、離れて座ったらだめですか?」
「だめ。」
「ええ…」
自分の発言のせいで余計に恥ずかしい体勢になってしまった葵は、顔を赤く染めた。
「今日はずっとくっついてようって言ったでしょ?」
「う…それはそうですけど…」
葵も恥ずかしくはあるが、綾人とくっついているのが嫌ではなく―――むしろ嬉しかったので、仕方なくその状況を受け入れた。
「…治ってきてるね。」
綾人が葵の大きなあざがあった場所を触りながら言い、今はもうきれいになくなった切り傷や擦り傷ができていたところも丁寧に撫でた。その手は慈しむように葵に触れ、綾人の気持ちが伝わってくるようだった。
「はい、そのうちあざもなくなりそうです。」
「ほんと、よかった…。」
葵は綾人の優しい触れ方と愛しげに見つめる視線にきゅんとして、思わず目をそらして俯いた。
「…あお、可愛いね。」
「……あやとさんは、かっこいいですね。」
「そう?ありがとう。」
葵はドキドキして照れてばかりなのに綾人はずっと落ち着いた様子で、綾人も照れさせようと葵が反撃に出たが、軽く流されてしまった。
(まぁ、本心を言っただけだけど…簡単に流されちゃった。)
葵はその反応が気に食わなくて、つい普段から思うだけにとどめていたことを全部言ってしまった。
「本当に思ってますよ?綾人さんはいつもかっこいいし…あ、かっこいいっていうのは、見た目だけじゃなくて…いつも優しいし、頼りになるし…お仕事だって、僕を看ていただいたときもすごく丁寧だったし、アメリカとかも呼ばれちゃうくらいだし…。もちろん見た目も、かっこよくて、そんなに年かわらないのに僕より全然大人っぽいですし、たまに眼鏡かけてるのも似合ってますし、私服もお洒落で…私服で外に行ったときみんな見てましたし。綾人さんモテるでしょ?スタイルもいいし…結構筋肉あるんですね。細マッチョ?ってやつですか?体もかっこいい…」
葵は綾人を照れさせるためにぽつぽつと話し始めたのだが、途中から夢中になって語ってしまい、最後にはふと筋肉に目が行き、脱いでもかっこいいのか…とうっとり見惚れながらたくましい腕やきれいに割れた腹筋を触り始めた。
(すごい、鍛えてるのかな?…やっぱり何もかもかっこよすぎて……本当に僕、綾人さんの隣にいていいのかな?…街でも女の子たちみんな見てたし、モテるんだろうな…)
と、そこまで考えたところではっと気がついた。
(あれ、いま僕なに言った…?)
思いの丈を一気に話してしまったことに気がつき、葵は一気に赤面した。
(しまった…ここまで言うつもりじゃなかったのに!)
と、ここで相づちを打ちながら聞いていたはずの綾人の返事が途中からなくなっていたことに気づいた。言い終わったいまも、何も言ってこない。
(……語りすぎて、引かれた…?)
葵がそうっと綾人の顔を見上げる。
「え…」
「…いま見ないで。…ていうかいきなりデレないでよ、心臓に悪い…。」
綾人は葵に負けないくらい顔を赤くして目をそらしていた。
(綾人さんが照れてる!!)
見ないで、と言う綾人の赤くなった顔を目に焼き付けながら葵はくすくす笑った。
「もう…。」
「嘘じゃないですよ?いつも思ってます。」
「…あお、いつもそんなこと思ってくれてたの?」
「はい。」
葵が微笑んで言う。
「綾人さんも照れることあるんですね?」
「…そりゃ、恋人に誉め殺しされたらね。」
「ふふふ。」
「……あおは、俺の中身も見た目も好きって思ってくれてたんだ?」
「もちろんです。」
葵は自信をもって答えた。
「それで、俺の体も好きだったの?」
「…はい、細身なのに筋肉ついててかっこいいです。」
「ふふ、あおにそう言ってもらえるなら鍛えててよかった。…あお、体触りながらかっこいいとか言うから誘われてるのかと思った。」
「え?!」
「他のやつにはしないでね?危ないから。それから、俺が拗ねるからかっこいいとかも言っちゃだめ。」
「ふは。しませんし、言いませんよ…そもそも恋人がこんなにかっこいいのに他の人かっこいいとか思えないです。」
「…俺も、確かに色々声はかけてもらうけど、恋人がこんなに可愛いから誰になに言われても何とも思わなくなっちゃった。それよりあおが可愛すぎて心配。俺よりかっこいい人に言い寄られても、好きにならないでね?」
「あはは、僕にとっては綾人さんが一番かっこいいですし、そんなのないですよ。」
「本当?あお自分では全然自覚無さそうだけど、可愛いからめちゃくちゃ心配なんだよね…。」
「うれしいですけど、僕は全然普通ですよ。」
「そんなことないよ。前にデートしたときもナンパされてたし、可愛いし美人だから、男も女もあおのこと見てたよ?それにあおだって性格いいし、家庭的だし、仕事も大手の営業のエースじゃん。こないだ病院で噂聞いたよ?そのときも美人ですごく分かりやすく説明してくれる営業の子がいるって聞いたし。見た目も可愛くて美人の上に、体は華奢で腰とか手首とか折れそうだし。でも、お腹とかも薄くてちょっと心配になるから俺はもうちょっと太ってほしいけどね。」
今度は葵が誉め殺しに合い、恥ずかしすぎて途中から目を瞑って綾人と目が合わないようにした。
「もちろん全部本心だよ。」
「うぅ、やめてください、恥ずかしすぎます…」
「俺の気持ち分かった?」
「…よく分かりました。」
葵は照れて顔を背けたが、綾人が顔を覗き込んでくるので、なるべく体も顔も見られないように綾人に抱きついた。
(うう…はずかしいけど、これなら顔も見えないし…綾人さんからは背中しか見えてないよね…?)
「あおから抱きついてくれるの珍しいね。」
「これなら顔も体も見えないですから…というか、こんな体を見せるのがますます恥ずかしくなってきました…。」
「可愛いし綺麗だよ?肌もすべすべだし。」
「うう…」
そんなこんなで結局まったり過ごせたのかはともかく、1ヶ月を埋め合うようにぴったりくっついたままいちゃいちゃして、葵が照れと暑さで逆上せる直前に2人は風呂を出たのだった。
「もうけっこういい時間だね。」
「あ、ほんとですね。」
風呂を上がったあとリビングでテレビを流し見しながら喋っていると、いつのまにか夜も更けてきていた。
「明日出掛けるし、もう寝る?」
「…そう、ですね。」
葵は戸惑いながらも頷いた。
(今日はプレイしないのかな?……もしかしたら恋人としての事も、するかもしれないと思ってたんだけどな…)
「あお、」
「え?」
葵が悶々としていたら綾人が葵に声をかけ、そちらを向くと頬に手を添えてキスをされた。
「ごめん、嘘。まだ寝ないで。明日出掛けるし我慢しようと思ってたんだけど…ほんとは今日、あおとシたい。」
「え…それは、その、最後まで…?」
「うん、最後まで。もっと俺の知らないあおを知りたい。」
綾人が、だめかな?と葵に伺いをたててくる。葵は考えてはいたが、いざ誘われるとドキドキしてうまく答えが口から出てこなかったが、ちらりと綾人を見ると綾人もやや緊張したような面持ちでこちらを見つめていた。
「う、あの、…はい。僕も、シたいです。」
葵が、汗ばんだ手を握りしめながらなるべく声が震えないように意識して答えた。
(するのが初めてって訳でもないのに、相手が綾人さんってだけでめちゃくちゃ緊張する…)
緊張しながらも言い切って、照れつつ綾人の目を見つめた。
「ふふ、うれしい。じゃあ、ベッド行こうか。」
葵を抱きしめて綾人が言い、2人はベッドルームへ向かった。
「今日、コマンドもほしい?」
ベッドの上で綾人が葵に長いキスをしてから聞いた。
「ん…はい。……できたらほめてください。」
葵がキスですでにとろけた顔で舌足らずに言う。
「ふふ、もちろん。じゃあ確認ね、セーフワードは?」
「"Stop"。…もう確認しなくてもいいのに。」
「だめ。ひどいプレイはするつもりないけど、絶対傷つけたくないから。始めにもプレイするときは必ず使うようにって言ったでしょ?」
「…あやとさんにだったら、ひどいことでも何でも、されて嫌なことなんてないです。あ、その…どっか行っちゃったりはできたらしないでほしいですけど…。」
「しないよ。それに、そう言ってくれるのは嬉しいけど、何でもとか言っちゃダメだよ。たとえ嫌じゃなくても、無理だって思ったらセーフワード言ってほしい。俺があおに無理させたくないんだ、分かった?」
「…はい、ごめんなさい。」
「謝らなくていいよ。分かってくれたんだね、いい子。」
綾人がそう言い、葵の頭を撫でた。葵が撫でられて目を閉じると、綾人はもう一度深い口づけをしながら葵をベッドに押し倒した。
「ふ、んむ…んん…」
「……あお、"Strip"。」
口を離し、綾人が耳元で囁いた。
「ん…」
葵がコマンドに従って衣服を取り払う。残るは下着だけなったとき、葵が恥じらい、伺うように綾人を見た。
(服は全部脱いだけどなにも言われないから、下着も脱ぐ…のかな?)
「あお、下着汚すといけないから、全部脱いじゃいな。」
綾人がそんな葵に気づき声をかける。葵がそれを聞き、下着もそっと足から引き抜いた。
(お風呂より暗いけど、やっぱり恥ずかしいな…)
貧相な体を晒すのが恥ずかしく、さらに綾人は服を着たままで葵だけが全裸というアンバランスな格好に羞恥心をあおられ、頬を染めながら綾人の方を見た。
「ん、あお"Goodboy"。綺麗だよ。」
綾人が葵の頭を撫で、葵に軽いキスを落とす。
「ん…。」
それだけで葵は脳がとろけて何も考えられなくなった。
「あお、かわいい…」
綾人が葵の滑らかな肌をやさしく撫でる。
「んん、ふ、ゃ…」
「ふふ、あおはどこも敏感だね。首も、鎖骨も、胸も…」
言いながら綾人が葵の首筋から腹の方へとゆっくり撫で下ろす。
「ふ、ん…んっ、!」
「乳首きもちい?ちょっと触っただけなのにもう赤くなってる、かわいい。」
「ぁ、んゃっ!ちくびだめです…」
「だめ?やめる?」
綾人が胸に触れていた手を止める。
「あ、ちが、やめないで…」
「きもちいい?」
「…きもちいです。」
「じゃあ、こうやってきゅって摘まんでこりこりするのと、」
言いながら綾人が葵の小さな飾りを摘まむ。
「ちゅ、ん…舌でなめたり転がしたりするの、どっちがいい?」
実際に葵に触れながら尋ねる綾人に葵はどんどん快感が募る。
「どっちが好きか、言って?」
「ぇ…」
「ほら。あお、"Say"。」
「ぁ、う…ど、どっちも、気持ちいいです…」
「どっちも?ふふ、そっか。ちゃんと言えて偉いね、いい子。」
そう言うと綾人は片方の胸を口で、もう一方を手で弄んだ。
「あっんんっ!んっ、どっちも、いっしょはダメですっ、」
「どっちも気持ちいいんでしょ?」
「うう…」
葵が胸元にある綾人の顔を見ると、綾人はこちらを見上げてにやりとしてから、口に含んでいた方の乳首を甘く噛んだ。
「んんっ!それだめ…!」
「ほんとに?こっちはもう反応してるみたいだけど。」
そう言って葵の立ち上がって先走りを溢しているモノにそっと触れ、優しく扱く。
「あっ、ん…あやとさ…!」
「気持ち良さそう、かわいいね。」
「んっ、あっうんんっ、あやとさんっ!」
「ん?どうしたの?」
必死に綾人を呼んでなにかを伝えようとする葵に綾人は一度手を止めて葵を見た。
「前さわったらすぐイっちゃう…」
「イっていいよ。」
葵はいやいやと頭を振った。
「いやです…一回イったら気持ちよくてわけわかんなくなるから……その前に、あやとさんとつながりたいっ…!」
葵は目を潤ませながら綾人に言った。
「……あお、それは煽りすぎ。」
綾人は目に欲望の色を強めながらコマンドを発した。
「"Present"。自分で足持ち上げて、全部見せて。」
「…」
葵は自ら秘部を綾人に晒す恥ずかしさにぎこちなくなりながらもなんとか両足を持ち上げて手で支え、綾人を仰ぎ見た。
「"Goodboy"あお。」
綾人が誉めるように葵の太ももを撫でる。
「ん…あやとさん…」
葵が期待を込めて甘い息を吐き出し、綾人を呼ぶ。綾人も興奮したように呼吸を乱しているが、まだ挿れる様子はなく葵のアナルに長い指を這わした。
(うう、もうこれ以上挿れる前に気持ちよくされたら…)
「あやとさん、」
葵が焦って綾人を呼び止める。
「ちゃんとならさないと痛いから、もうちょっと待って。」
「それならもう大丈夫ですからっ…」
「え?」
「さっき準備したときならしたから、だいじょうぶです、だから、はやく…!」
「ッあお…」
綾人が葵のアナルに指を挿れ、中の状態を確かめてから部屋着の上を脱ぎ去った。綾人のほどよく鍛えられた体が現れ葵が思わずそれを見つめてごくりと喉をならした。その間に綾人がズボンと下着を下ろし、手短にスキンをつける。
「あお、俺もあんま余裕ないかも…ほんとはもうちょっと解した方がいいんだけど…ごめん、もう、挿れてもいい?」
「ん、はやくほしい…」
「痛かったら言って。挿れるよ…」
綾人が自身を落ち着かせるように一呼吸おいてからそう言って、ゆっくりとペニスを挿れた。
「んぅっ…」
約半年ぶりの感覚に若干顔をゆがめると、綾人がすぐに気づいて目元にキスを落とした。
「ごめん、もうちょっと我慢して…」
そう言いながら少しずつ奥を押し広げ、やがて葵の奥にペニスの先が当たった。
「ん、あお、大丈夫?痛くない?」
「んっ、だいじょぶです…」
「ん、よかった、いい子。」
綾人が額に汗をにじませながら葵の頭を撫でた。
「ん……あやとさんの、奥まではいってる…嬉しい…」
しみじみと葵が呟き、綾人の形を確かめるように腹を撫でた。
「んえ?!おっきく…!」
「あおッ…俺も余裕ないから煽んないでって…!」
綾人が耐えるように言ってから、長めに息を吐き出した。
「ごめん、なるべく優しくするから、もう動いてもいい?」
「ん、はい。」
綾人が努めてゆっくりと腰を動かす。
「あっ、んっ、あぅぅ、んっ…」
「あお、かわいい、好きだよ…」
「はっ、あっ、きもちいい…あやとさんっ…」
「ん、あお…」
綾人がキスをしながら中をかき回すように腰をに動かすと、葵の中のあるところが擦られて葵は目の前がチカチカした。
「~~~っっ!!あっ、あやとさんっ、そこだめですっ」
「ん?ここ?」
「やああっ、あやとさんっ」
「ここがあおのイイところだね。」
綾人が的確にそこを狙って腰を動かす。
「ああっんっ、んやっ、」
「ちょっと体勢変えるよ。」
「え?うあっ…!」
綾人が葵の体を抱き上げてあぐらをかいた自身の上に乗せた。
「や、この体勢…!」
「うん、やっぱりこっちの方があおのイイところ当たるね。」
綾人が下から葵の弱いところをぐりぐりと突く。
「あっんんぅ、やっ、これ、だめぇ…!」
「きもちよさそ…かわいい。」
「だめ、あやとさんっ、これやだぁ…こわいっこわいから…」
「こわい?」
「ひっ、きもちよすぎてッ…ぼく、こんなんなったことないのに…わけわかんなくなる…!」
葵が知らない快感に戸惑ってぽろぽろと涙をこぼす。
「大丈夫、こわくないよ。俺がいるでしょ?…ん、もっと体こっち来て、俺の首にうで回して抱きつきな。」
「あやとさんっ…!」
葵が綾人にぎゅうっと抱きつく。
「いい子。きもちいいね、あお。」
「んぅ、あっあっ、ん、きもちいい…」
「そうそう、気持ちよくなれてえらいね。」
綾人がすぐそばの葵の耳をぺろりと舐める。
「ふっあっ、耳もっだめれすっ、ああっ」
「顔とろとろ。ほんとかわいー…。」
「あっ、んうっ、あやとさんも、きもちいい?」
「うん、きもちいいよ。」
「んっ、うれしっ…」
「っ、あお…」
「んあっ、あっ、あやとさんっ、もっ、イっちゃうっ」
「ん、いいよ。イって?」
「んうっ、あやとさんもっ、いっしょにイってほしい、ですっ…」
「ッ…かわいい、あお、ほんとにかわいいね。」
そう言うと、綾人は繋がったままもう一度葵を押し倒した。
「激しくするよ?」
綾人が葵の耳元で告げてから先程よりも激しく腰を振った。
「あっあっんっううっ、あやとさんっ、」
「んっ、あお…」
お互いに余裕もなく、貪るようにキスをする。
「んむっ、あやとさんっ、すきっ、はっ、すきぃっ」
「ん、あお、おれも、俺も好きだよ…出会ったときからずっと、すき…」
綾人の腰使いがどんどん余裕なさげになっていく。それにつれて葵の嬌声も大きくなる。
「ああっ、うああっ、あんんんっ!」
「ッ、はっ…あお、そろそろ俺も…」
「んっ、あやとさっ、きてっっ…!」
「はっ…ん……あおッ………っく…う”ッ……!」
「~~~~~~ンああっ!!」
綾人が葵の中で果て、葵も同時に絶頂した。葵はずっと我慢していたものを放出してしばらく痙攣と余韻が止まらなかった。それが落ち着いた頃、綾人がペニスを引き抜きそっと葵の頭を撫でた。
「あお、受け入れてくれてありがとう。"Goodboy"。」
その優しく甘い声を聞いてから、葵の意識はふっと途切れた。
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