どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-

-第九章九十一節 一方その頃その壱と揶揄い上手?と自業自得!-

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さてマサツグ達が新マップに向けて新たな一歩を踏み出し!…

そこそこ時間が経った頃で、マサツグ達から離れて行動しているモツ達の方では!…

未だ得ての無い?旅をアヤと共にして居り…

今も夏海原にて心身を鍛える修行をしていると、ふと徐にモツの下へ通知が!…

一通メールが届いて行く!…

するとモツもそれに気が付き次にはメニュー画面を開いて出すと、

当然そのメールの内容を確認して行き!…

と、そこで届いたメールの差出人はロディからだと言う事が分かり!…


__ポロン♪…ッ!……ヴウンッ!!…ッ!?…


-----------------------------------------------------------------------------------

 [差出人:ロディ  件名 新大陸について]


 今日の▽時から開通だから、興味が有ったらギルドに来てね~♥

 マサツグちゃんだけでなく!…私も心待ちにしているからぁ~ん♥

 あっ!…それとぉ~?…前にモツちゃん?が気にしていた!…

 ちょぉ~っと私の方でも気になってアーカイブを遡って調べてみたんだけど…

 可笑しな事にその事件の部分だけデータが残って無いの!!…

 別に疾しい事が有ったから消した…なんては思いたくないけど…

 とにかくこっちの方でももう少し調べてみるから待ってて頂戴!♥


 P.S

 お風呂上りに耳掃除をすると、湿ってる   ナンチャッテ♥

-----------------------------------------------------------------------------------


そこにはいつものロディ節が!…

一応メインの内容としては新マップへのお誘いの話しではあるのだが、

何故がロディの願望?の方が目に付く事に…

そして同時に何か調べ物をしていたらしく!…

調べてみた結果が記述!…と言いたい所なのだが、

不可思議な事にそのデータが残っていなかった!と…

となるとロディの方でもそれが不振に思えたらしく!…

それこそ自虐ネタなのか?…

疾しい事が有ったのか?と臭わせる事をメールに沿えると、

更にもう少し調べて見る!と…

何なら何処かで聞いた事のある小ネタ?でメールの文章を締め括る!…

するとこのある意味で情報過多なメールを見て!…

モツも呆れると言うか戸惑うと言うか、ただただ反応に困ってしまい!…


{……かなりの曲者とは思っていたけど…本当に何て言うか……凄いな?…

…と、同時に気になるのは運営のアーカイブにも残ってないって事…

一体何故残っていないのかってのも疑問なんだが…

この文章を見る限りきな臭い?…いやゲームの記録を消す程の何かって一体?…

てか、そもそもそんな陰謀が有る様には思えない…}


が、それでも冷静に思考を纏め!…

やはりロディと同じく記録が残っていない事に疑問を持ち、

これは故意によるものなのか?…

はたまた何かの事故で失われてしまったのか?と考えると、

そもそもゲームの記録を止す様な真似!…

これについてもまた認識を改め始める!…

と言うのもこの探している記録に余程見られたくないモノが有るのか?と、

それこそドラマの見過ぎなのでは?と自分でもあり得ない様に感じて行き!…

最終的にはそんな上手いと言うか気のせいである!と片付け…

一旦話を置いてしまう!…

と、そんな考え事するモツにスッと一人の女性が近付き!…


「…ッ!…モツゥ~?…如何したのぉ~?」


「ッ!…あぁ、何でもない!……そっちこそ調子は如何なんだ?…」


その女性と言うのも一緒に行動しているアヤで有り!…

アヤはいつもと変わらない様子で如何した?と…

別に心配と言うか気になった様子で声を掛けると、

モツもアヤに呼ばれて当然ピクッと反応!…

すると次にはアヤの居る方を振り向き返事をする!…

その際慣れた様子で手早くパパッと画面を閉じると、何でも無い!と言って見せ…

何なら自分よりもアヤの事を気にする様に!…スッと神妙な面持ちを浮かべ!…

今のアヤの様子についてさも大丈夫であるかどうかを尋ねて行くと、

アヤはそのモツの言葉を受けて!…途端にその表情を暗くさせる!…


「…うん…体調の方は全く問題無いんだけど……やっぱり……ッ…」


「…そうか……ッ!…じゃあ、ちょっと街に戻ってみないか?…

丁度良い気分転換に!…」


と言うのも未だデグレアントでの事を引き摺っているらしく!…

体調に問題は無い事を口にすると、精神面の方でまだ異常がある様に!…

何でも一応仇を取ったと思われたのだがその自身の気分が一向に晴れない!…

故にアヤは何がしたかったのか?と未だに悩み…

自分を見出せず迷子になってしまったかの様な不安をずっと抱えてしまっていると、

モツの目の前で俯いて見せる!…

するとモツもそんな返事を聞いて一緒に暗い様子を浮かべてしまう!…

が、次には自分も暗くなって行けない!とばかりに…

何ならアヤの事を思って気晴らしを提案して行き!…

その際ユグドラドにてデートと言う訳では無いのだが、ショッピングに誘う様な…

それこそ酒場でも何所でも付き合う事を言うのだが!…


「ッ!?…ゴ、ゴメンナサイ!…

私ぃ…ユグドラドには戻れない……って言うか指名手配犯…」


「ッ!?…し、指名って!?…えっ!?…な、何をして!?…

え!?…アヤって皇女なんじゃ!?…」


その話を口にした途端アヤはハッ!と、そして突如モツに謝り始め!…

その際続けて気不味そうに戻れない!と…

と、そこから更に言い難そうにある事を!…

この時初めて自分がお尋ね者である事をポロッと小さく零すと、

当然それを聞いたモツも途端にえっ!?と…勿論その言葉の意味に困ってしまう!…

何故ならアヤはユグドラドの皇女様な訳であり、しかしその皇女様はお尋ね者で!…

到底結びつく様な話しではなく!…一体如何やったらそんなややこしい事に!?…

色々とこんがらがってか思わずあやに皇女である事を確認すると、

アヤもその質問に対して!…答え難そうにアタフタする!…


「イヤソウナンダケドォ~?…何ト言イマスカァ~?……ッ…

じ、実は…家出同然で出る際お母様が強硬手段に出て!…

あっ!…それも全部演技と言いますかと色々と訳が有りましてぇ~…

…ッ…ッ~~~…と、とにかく私はユグドラドに行けないの!!…ゴメン!!!」


この時アヤはその動揺と言うか焦りの余り、声が引っ繰り返る始末で!…

が、それでも一瞬落ち着きを取り戻し!…

次には詳しい理由をモツに恐る恐ると言った具合に説明すると、

それが事故とか冗談とかではない事を明かし!…更にモツを困惑させる!…

と、その際アヤとしても今の提案は魅力的であったらしく!…

しかしそれが故に迷惑は掛けられない!と…

改めてモツにユグドラドへ行けない事を口にすると、

パンッ!と手を合わせて頭を下げ!…

一方でそこまで!…と言う程説明はされていないが…

それでもまだ頭の中で理解に困る様子を見せると、ただただ戸惑いに戸惑い続け!…


「…い、色々ったって!…それで実の母親から指名手配?……え?…」


「…で、うち等の森で修業って事かい!…なぁんだ!…

てっきり姫様も向こうが嫌になって世捨て人になったのか?って思ってたわ!…」


その色々な部分が特に重要な訳であり!…

とにかく信じられない様子で言葉を漏らし!…

ずっと頭を下げたままのアヤに困惑の眼差しを向けると、そこへ更なる来客が!…

何なら子連れでやって来る!…と言うのもその子連れもモツ達と知り合いの様子で、

先程話していた内容をしっかり聞いた具合に話しへ参加をし!…

その際アヤがこっちに来た理由について世捨て人!と…

さも自分もそうであるよう!…だが違った事に…

いやこの場合は疑問が晴れた事にスッキリとした様子を露わにすると、

その話し掛けて来た人物の方へ二人も視線を向けて行き!…


「ッ!?…よ、世捨て!!…マ、マーガレットさん!!」


「プッ!…あっははははは!!!…まぁ良いじゃないのさ!!…

それよりも精神の方は大丈夫なのかい?…大分参っていたみたいだけど?…」


するとそこには金髪のナイスバデーな筋肉質の女性エルフが一人、

+可憐なエルフの少女がその女性の肩に乗っており!…

その際アヤが振り向き様にツッコミを入れるよう!…

その大型なエルフの女性をマーガレット!と…

名前を呼んで戸惑い様も同時に露わにすると、

そう呼ばれたマーガレットも二人の反応を見て噴き出し!…

アヤのツッコミに返事をする!…

そして次にマーガレットもアヤを気にした様子で!…

その調子を心配する事を続けて行くと、

アヤもそれを問われた事でまた暗い表情を!…


「ッ!…そ、それは……ッ…」


「…ふむ…まぁだ時間が掛かりそうさね?…

…ま!…焦っても仕方がないさ!!…気長にゆっくりやんな?…

…幸いな事に?…ここにはユグドラドの追っ手も来ないだろうからねぇ~?…」


その際また俯きながら言葉に詰まってしまう様に…

と、次には自分でも分からない!…

不安!とばかりにプルプルと小刻みに震え出してしまうと、

モツがハッ!と心配をしてアヤに手を伸ばす…

一方でそんなアヤの様子にマーガレットもふと察して見せる!…

するとまだ時間が掛かりそうである事を漏らして行くと、

今度は気分を変える様にパッと明るく!…

それこそまだ時間がある事を続けて話し!…何ならそんなアヤを茶化す様に!…

ユグドラドから衛兵も来ないであろう事をこれまた話すと、安心!と言い…

と、その言葉を聞いてアヤも途端にハッ!と…


「ッ!?…マ、マーガレットさん!!!」


「あっはははははは!!!!……とにかく!!…

そろそろ飯の時間だ!!…今日はいい加減にして、続きはまた明日にしな?…

…根を詰めた所で…いい結果に繋がるとも限らねぇんだからさ?…」


当然文句を言う様にツッコミを口に!…その際顔を赤くしながら!…

が、あくまでも相手の方が年上なのか?…

さん付けでマーガレットの事を呼んで見せると、

そのツッコミを受けてマーガレットも大笑い!…

さも場の空気を換える事に成功した!と…と、次にはここに来た理由を話し!…

時間も時間故夕飯の準備が出来た事を口にすると、改めてアヤを労わる様に!…

訓練も程々にするよう言い聞かせる!…

と言うのもこの森に来てからずっとアヤは修行に打ち込み!…

ロクに休憩どころかで!…

その際マーガレットはアヤの酒豪ぶりを知らない訳であるのだが!…

とにかくまるで自分の娘を見る様に!…

ニヤッと笑いながら今日は終わりにするよう言って見せると、

アヤもそんなマーガレットにまだ文句言いたげの様子!…

しかし忠告は聞き入れた様子で返事もする!…


「ッ~~~~!!!……ッ…分かったわ!!……ッ…」


「…それと…」


それは宛ら不貞腐れる様に、だがやはり内心は複雑なモノであり!…

次にはシュンとするよう途端に落ち込み…

と、そんなアヤの様子を分かってか如何か!…

徐にモツに対して何か用がある感じで声を掛けると、

当然もモツも気が付いた様子で反応!…何事かとばかりに視線を向ける!…

そしてジッとマーガレットの事を見詰めていると、

マーガレットも続けてモツに向かい近付き始め!…

と、近付いたかと思うと今度は腰を曲げて自身の顔をモツの耳元に近付け!…


__チラッ?…ッ!……ザッ…ザッ…ザッ…ザッ……スッ…


{惚れた女が困ってんだ!…ちゃあんとアンタが守ってやんなよ?…}


「ッ!?…な!?…」


と言うのもアヤに聞こえないよう耳打ちをし始め、さもお節介を焼くが如く!…

モツを焚き付ける?様に言葉を口に!…

となるといきなりそんな事を言われたモノだからモツも同様!…

慌ててマーガレットから離れる様に!…

ビクッと反応して思いっきりと伸びいてしまうと、動揺の言葉を漏らし!…

そして何度もマーガレットに対して目を真ん丸にしながら瞬きをする!…

それは明らかに何か有った事を物語っており!…

アヤもそんな突然のモツの様子にえっ!?と驚き様を露わにすると、

一方でそんな二人の反応にまたマーガレットが噴き出し!…大笑いをし始める!…


「…プッ!!…あっはははははは!!!!……ッ~~~~~!!!…

…ホント!…二人が来てから退屈しないねぇ?…

こうも面白い反応をされちゃあ!!…」


「ッ!!…ッ~~~!!!…マ~ガレットさぁ~~ん!!!」


何でも二人がこの森に来て修業を始めてからずっとこんな調子らしく、

相変わらず二人の反応が面白い!と…

何なら揶揄っている事を口に出してしまう程で!…

目の前で大笑いし続けるマーガレットの様子に持つも唖然!…

それはもうはとが豆鉄砲を喰らった様に!…

とにかくずっと戸惑いの表情で固まって居ると、

一方で堪忍袋の緒が切れてしまったのか!…

アヤがあからさまに激怒の様子を露わにする!…

その際マーガレットの名前を呼んでグッと歯を食い縛ると、

その様子にマーガレットも気が付くとさすがに慌て始め!…


「ッ!…おっとこりゃイケナイ怒らせちまった!…

…ッ…さぁて揶揄うのもこれ位にして!…さぁ戻るよ!!」


「…もう思いっきり揶揄ってるって言ってんじゃん!!…」


この時肩に乗せている娘・セラを落とさない様に、片腕でグッと抱えて見せ!…

するとセラもそんなマーガレットに慣れているのか!…

その腕にしがみ付くよう両腕を絡め!…

さも準備万端とばかりに涼しい顔をして見せると、

マーガレットが慌ててその場から離脱!…アヤを怒らせた事を口にする!…

何なら自身の本音ももう隠す事無く漏らしてしまうと、

アヤはそんなマーガレットに対してグッと弓を引き絞り!…

と、勿論あくまでも追い払う事を目的として行き!…

二人に当てないよう矢を射る!…

それはまるでへたくそが弓を必死に撃っている様に乱雑に放つと、

一方でマーガレットが本音を漏らした事に!…モツがツッコミを口にする!…

因みにこの後向かう場所は一緒で有り、逃げる意味がなく!…

が、そんな事は如何でも良く!…各々がツリーハウスへ戻り!…


__ゾネアマスの森・ツリーハウスの拠点にて…


「…なるほど!…相手が向かってきたタイミングに合わせて!…」


「そう!…手首の力だけって言うか…払い落とすだけで相手の体勢を崩せる!…

それがパリィの基本って所か!……まぁこれを説明実演するに当たって…

一番得意としている奴がこの場に居ないんだが…」


夕飯を食べ終えて各々自由な時間を!…

その際マーガレットの部下の三人に剣を軽く教える事に!…

別に扱えないと言う訳では無いのだが、

モツほど達者に扱えると言う訳でもないらしく!…

故にアヤと一緒に来たモツに教えを乞う事に!…

一方でモツも快く引き受け!…基本の方は勿論の事、

現在に至ってはマサツグ達が得意とするパリィのやり方を教えて居り!…

何ならその授業?の過程でマサツグの事を仄めかし!…

するとやはりここでも噂になっているのか!…

興味を持った様子で反応する者も出てくる訳で!…


「ッ!…それってもしかしてぇ~?」


「ッ!…お察しの通り、ウチのクランリーダーマサツグだ!…」


その際最初に反応を示したのは[ウィンティア]と言う緑髪のショートのエルフ!…

ポヤポヤッとした様子で何処か掴み所が無い様子で誰かの事を仄めかすと、

モツもそれに返事をするよう!…マサツグである事を肯定する!…

因みにこんな森の中でもマサツグの武勇伝と言うのは広まっており!…

モツの肯定に対してまた別のエルフが反応をすると、

ワクワクとした様子で目を輝かせ!…

と言うのもその目を輝かせるエルフはこの中で一番!…

マサツグと面識のあった?様子で、名前を[ホムラ]と言い!…

赤髪のポニーテールを揺らしながらモツへグッと迫ると、

何処で聞いたのか更にマサツグの話を!…


「ッ!!…おぉ~!!…秋羊雲の国にて反逆を誅し!…

更に冬粉雪にて!!…」


「その話はもう良いから!!…

本当に君もウチのクラマスの武勇伝が好きなんだねぇ?…」


因みに言っておくと別にホムラはマサツグのファンと言う訳では無い、

ただそう言った英雄達の武勇伝と言うモノが好きなだけで!…

故にこう言う話しには敏感と言うか、何なら勿論モツの事も知っており!…

モツに剣を教わる事についてもホムラが発端!…こんな経験他にはない!と…

それこそ出会った当初土下座をする勢いで懇願?…

とにかくお願いをして見せると、モツを戸惑わせ!…

そして今現在に至っている!…

尚この場面ではマサツグの名前を聞いてマサツグの武勇伝を語ろうとするが、

モツが苦笑いをしながら静止を促し!…

と、改めてマサツグの武勇伝?が好きなのか?と…

思わず気になった様子でホムラに質問をして行くと、

今度はまた別のエルフが反応して見せ!…


「フフフッ!…ッ…ホムラは本当に英雄伝が好きですから!…

たいちょ…ッ!…ンンッ!!…こうして猟長の元に居るのもそれがきっかけ…」


この時その返事をしたエルフと言うのも[アクア]であり!…

別にどこぞの駄女神と言う訳では無いのだが!…

同じく青い綺麗なロングヘアーを靡かせると、仲間の事をよく知っているのか!…

である事を話して行く!…

尚その証拠に今ここに居る理由についても話し出すと、

きっかけはマーガレットに有るらしく!…その際隊長と言い掛けたのを言い直し!…

誤魔化した所で論点をマーガレットに!…

すると各々もスッとマーガレットの居る方へ視線を向けると、

その件の武勇伝持ちの女傑は何かバツが悪そうと言うか!…

照れる?素振りを露わにする!…


「いや…あたしの話しなんてそれこそ…

あの坊やマサツグに比べたら大した事はないだろう?…

…せいぜいまだダークエルフとの仲が険悪だったころ…

あたし一人で敵三部隊を壊滅させた位で…」


「ッ!?…いや十分すぎる戦果ですよ!?…」


その際も自身の娘を寝かせた所で、

自分は大した事はしていない!とマサツグと比べて話し始め…

が、それでもその当時の時の事を思い出す様に!…

恐らく自分でも如何語り継がれているのか?を知っているのであろう…

その思い当たる節を自身の身体の傷跡を見ながら話して行くと、

その話を聞いたモツがツッコミを!…十分可笑しい事を口にする!…

この時その話を聞いている限り壮絶なモノであったのが感じられると、

その証拠が今目の前にある訳で!…

と、謙遜?をするマーガレットにウィンティアが言葉を…


「そうですよぉ~!!…猟長の活躍が無ければぁ~?…

今頃ユグドラドは占領されていたかもしれないんですからぁ~!…」


「…ま、若気の至りって奴だよ!…

…さて、そろそろ時間も遅いし…寝るとするよ?…」


何ならその時の事を知っているのか!…

マーガレットが居なれば本当にヤバかった!とばかりに話しをすると、

最悪当時仲の悪かった何かに!…占領されていたかもしれない事を話して行く!…

と、このウィンティアの言葉に他二人のエルフも同意するよう頷き出すと、

それを聞いてまた何か居た堪れない様な!…

スッと三人に顔を見られない様にそっぽを向き!…

やはり大した事は無い!とばかりに…

若気の至り!と言って話しを無理やり切るよう寝る事を口にすると、

その寝息を立てて売るセラに寄り添うよう!…モツ達に背を向けたまま横になる!…

しかしそれでウィンティアたちの追撃から逃げ切る事は叶わない様子で、

次にはそのウィンティアがハッ!と…


「…ッ!…あれぇ?…あれあれぇ~?…

…猟長…もしかして照れてますぅ~?」


と言うのもマーガレットの些細な変化に気が付いたのか?…

何か疑問を感じた様子で言葉を漏らし!…

徐々に徐々にとその横になったマーガレットに近付く様な様子を見せると、

更には悪戯っぽくあれあれ?と…不敵な笑みを浮かべ始める!…

その際ウィンティアが気が付いた事と言うのは、

そのマーガレットの耳が赤くなっている様子で!…

片耳だけだが真っ赤になっているのが見えて居り!…

そんな様子に見覚えがあるのか!…

さも図星を吐く様に照れて居るかどうか?を尋ねて行くと、

そのウィンティアからの指摘にマーガレットは思わずビクッ!と…

となると次には慌てて反論し出す!…


「ッ!?…ば!!…馬鹿な事を言ってるんじゃないよ!!…

それ以上言うと!!…明日の朝飯は抜き…!!」


この時ガバッと起きて明らかに動揺し切った様子を露わにすると、 

ウィンティアに文句を口に!…その際更にこれ以上の話は無し!とばかりに…

脅しを掛けるよう朝食を人質?に取り始め!…威嚇をする様子も露わにすると、

そんなマーガレットの様子にウィンティアはニヤニヤ!…

全くのノーダメージ振りを取って見せる!…

何故ならこの森には生でも食べれる野菜が多く自生しており、

正直食べ物に困る事はなく!…故にこの脅しは全くと言っていい程効果が無く!…

一方でホムラはマーガレットにオロオロ!…

アクアも頭を抱えてハァ~ッと静かに溜息を吐くと、

モツもここで参加をするよう!…徐にある事を口にする!…


「…マーガレットさん…こんな言葉を知ってますか?…」


「ッ!?…な、何だい!!…」


「人を呪わば穴二つ!…」


それは自分もマーガレットに言いたい事が有る!とばかりに名前を呼ぶと、

こんな言葉がある!と…となるとそのモツの言葉に各々ピクッ!と…

一体何を言うのか?と視線を向け…

マーガレットもそのモツの様子を見て何か嫌な予感と言うか!…

薄々何か言われるであろ予感を働かせると、次にはこの状況を差してか!…

モツが諺を口にする!…と言うのもこれは帰って来る前の借りを返す!と…

因果応報とばかりに意味深な様子で笑いながら漏らし!…

するとそんなモツの言葉にマーガレットも思わずビクッ!と…


「ッ!?…の、呪ってなんかいないだろう!?…ッ…とにかく!!…

もう今日は寝るよ!!…明日からもきっちり特訓してやるから!!…

覚悟しとくんだよ!!!……ッ…」


__ッ!?……ハアアァ~~~!!……ッ…


一体何の話か分かって居ない?…いや薄々察している様子で!…

となるとまた目に見えて動揺をして見せ!…

次には冷静さを取り戻すかの様に、話しを無理やりぶち切り!…

とにかく寝ると言ってまたモツ達に背を向けて横になり!…

と、ここで朝食の事を思い出したのか!…報復!とばかりにお仕置きを変え!…

訓練を厳しくする様なそんな事を口にすると、

ウィンティアは目に見えてゲンナリ!…

アクアも恐らく巻き込まれたであろう事を察して行く!…

その際また大きく溜息を吐いて見せると、

一方で巻き込まれても何とも思わないのか!…ホムラがふと疑問を口に!…


「…呪い…とは?…」


「ッ!…あぁ~…つまりは…因果応報ってこった!…」


「ッ!…プッ!!…クククク!!!…」


その疑問と言うのも先程の話について行けなかった様子で!…

と言うのもモツの言う呪いとマーガレットが言っていた呪いとは?…

別に意味が分からない訳では無いのだが、いやある意味で意味が分かって居らず!…

故に今こうして如何言う事とモツに尋ね!…

するとモツもホムラに問われた事でピクッと反応!…その際分かり易く因果応報!…

この言葉に尽きるよう笑いながら話して行き!…

ホムラも分かった様な分からない様な?…

何方とも言えない微妙な表情を浮かべて見せると、

更に傍ではアヤが堪える様に笑い続ける!…

心の中でしてやったり!と思ってしまう!…

そうして次の日また朝早くからマーガレットのブートキャンプが始まると、

ウィンティアが地獄を見る事に!…


「ほらほらあぁ!!…そんな調子じゃ日が暮れちまうよぉ!!…

しっかり気合を入れて駆けずり回りなぁ!!!」


「ヒ、ヒイイイイィィ!!!…

つ、辛いよおおぉぉ!!…苦しいぃよおぉ!!!…」


案の定昨日の仕返し!とばかりに訓練がハードなモノになり、

特に言い出しっぺのウィンティアが悲鳴を上げる!…

その際普段の彼女達からすればやり切れないと言う訳では無いのだが!…

10kgの重りを付けて森の中を駆け抜ける!…

勿論その森は道など整備は全くされておらず!…

足の踏み場も考えないと、簡単にねん挫などを起こしてしまう恐れが有り!…

と、そんな森を一周20分で走らねばならず!…出来なければもう一周!…

最低でも三十周は知らないとマーガレットから合格を貰えないスパルタを受けると、

泣き言を漏らすウィンティアにアクアが言葉を!…

まるでお小言を言う様に文句を言う!…


「ウィンティアがあんなに煽る様な事を言ったからでしょ!?…

観念して走りなさい!!…私達まで巻き込まれて!!…」


「…ッ?…何をそんなに怒っている?…

確かに今日はハードだが?…」


因みにその罰と言うのはアクアやホムラも巻き込まれており、

同じ様に重りを付けて森の中を走らされ!…

そしてアクアは自身も巻き込まれた事に不満を隠せず!…

自業自得!と言ってウィンティアを急かし…

これも何もかもウィンティアのせい!と言ってとにかく不満を漏らし続けると、

その文句を聞いたホムラが汗を掻きながらケロッと…

アクアの不機嫌振りに疑問を持つ!…

何ならその本人に何故不機嫌なのか?を尋ねて行くと、

訓練がハードである事を認め!…と、そんな慌しいと言うか騒がしいと言うか!…

森の外周からそんな声が聞こえてくる頃!…

モツとアヤはこの森の奥にある滝の方へと向かって行くと、その滝で滝行を!…

アヤの精神修行をする事に!…尚モツとしても新マップは気になる所!…

が、今はそれよりもアヤのフォローを…

別にマーガレットに言われたからとかそうではなく!…

自身の意志でアヤに付き添い続けると、自身も付き合うよう静かに修行を!…

牙を研ぐ様に鍛えるのであった!…

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【第二部あらすじ】  地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。  ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。  そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。  一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー  狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください! 【第一部あらすじ】  人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。  しかも、ボスの間にーーー  階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!? 「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」 「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」  パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。  一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…  今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー ※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される ※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。 ※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。 ※なろう様、カクヨム様でも公開しています。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
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※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

リストラされた42歳、確率の向こう側へ。~なぜか俺の選択肢がすべて正解になる件~

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「君には今月いっぱいで席を空けてもらいたい」 42歳、独身、社畜。会社のために尽くしてきた柏木誠は、理不尽な理由でリストラされた。 絶望の中、雨の神社で野良猫を助けた彼は、不思議な光と共に【確率固定】という異能――「無意識に正解を選び続ける豪運」を手に入れる。 試しに買った宝くじは10億円当選。 復讐心に燃える元上司を袖にし、元天才投資家の美女をパートナーに迎えた柏木は、その豪運で現代社会を無双していく。 「俺の選択に間違いはない。なぜなら、確率の方が俺に合わせるからだ」 枯れたおじさんが資産と余裕を手に入れ、美女たちに頼られながら、第2の人生を謳歌する痛快サクセスストーリー!

魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は世界に1人のトリプルジョブに至る~

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赤目達也(アカメタツヤ)は少女を育てる為に冒険者を辞めた。 そして時が流れ少女が高校の寮に住む事になり冒険者に復帰した。 30代になった達也は更なる力を手に入れておりバズり散らかす。 カクヨムで先行投稿中 タイトル名が少し違います。 魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~ https://kakuyomu.jp/works/16818093076031328255

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