どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第十章-

‐第十章十ニ節 最強の助っ人?と自分達の土地とプロの目!-

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さて色々あった濃い一日を終えて次の日!…

如何やらこの時点で新マップに来たのはマサツグ達が先であった様であり!…

この日から各大陸のギルドマスター、

及びその付き添いのNPC達とも合流をして行き!…

と、その際早速やってくれた話しをフリードから聞かされたのか!…

マサツグに各々合うなり苦笑いで言葉を口に!…

件の拠点についてやはり気になると言った様子を見せると、

一番に食い付いて見せるのはあの男!…言わずもがなロディとなる!…


__冒険者都市・アルトレンシア 広場にて…


「さぁ!!…早速案内をして貰いましょうか!?…さぁさぁさぁさぁ!!!」


「ッ!?…え!?…も、もう!?…」


ロディは早速マサツグ達と合流をすると、

居ても立っても居られない様子で案内を頼み!…

尚そのロディの後ろには見覚えのある作業員がズラリと並び!…

その格好も既に臨戦態勢?…タンクトップにニッカポッカ、

更にはあの安産第一と書かれた黄色いヘルメットも着用しており!…

と、そんな既にやる気を見せているロディにマサツグも当然戸惑い!…

まだ朝食を済ませた!ばかりと…

何ならロディもヘルメットだけは被っている様子に驚きを隠せないでいると、

更にロディは続ける!…宛ら遠足当日の子供の様な反応を見せる!…


「当たり前でしょ~!?…そんな面白そうな土地があったなんて!!…

もとい、その開拓する現場を見ない事には何も始まらないんだから!!…

…さぁ!!…早く!!…楽しい作業が待っているわぁ~!!」


その際マサツグに迫るようその巨体でピーカブーかつズズイッ!と間合い!…

ならぬその距離を詰めて見せると、目をキラキラとさせ!…

そしてフリードからどんな風に話聞いて来たのか?…

とにかく久しぶりに大きな仕事になる!とばかりに…

それはもう楽しい作業になる事を口にすると、

そのロディの危機とする様子にマサツグは圧倒され!…

同じくアルトレンシアにて合流をしたクロエに呆れられてしまう!…


「…やれやれ…相も変わらずだな、ロディは?…

…それにしても我々が用意したデータに…

その様なイベントが隠されていたとはな…

そしてそれをノーヒント!…かつグッドエンドで攻略するとは!…

さすがと言うべきか何と言うか…」


その際いつもこうなのか相変わらず!と言って苦笑いをすると、

ここでふとマサツグの話に持って行き!…

と言うの改めて驚かされた事を口にし始め!…

それも言わずもがなマヨヒガの事で、そこに有ったイベントの攻略!…

それもノーヒントでグッドエンドを導き出した!…

その才覚?にこれまた感心と若干の驚き様を露わにすると、

それに同じく同意をするようアンジュが静かに腕を組みながら大きく頷く!…

と、その様子にマサツグも更に戸惑う!…


「ッ!…あ、あはははは……ッ…

…にしてもアンジュさん?…その子は一体?…」


「ッ!…ふぇ!?…あ、あぁ!…こ、この子ですか?…この子は…」


この時そのオーバーリアクション?に気が付きマサツグがまた苦笑いをすると、

そこでふと見慣れない人物が居る事に気付き!…

その人物はアンジュより背が高くマサツグと同じ位であろうか?…

髪は綺麗なブロンドで、長さも腰位まで有り!…

そしてその顔付きは何処かドラ子と似ている様で、青い目でジトッと視線を…

マサツグに対して何か物言いたげと言うか…

いや恐らく何も無いであろうがジッとマサツグの事を見詰めると、

一方でこの時シルビィやシロとハクが何かに気が付いた様子!…

特にシルビィが何か静かに警戒をする!…

しかしそんな事など知らないマサツグはアンジュに質問、さも新顔か?とばかりに…

すると急に話を振られた事でアンジュも戸惑って見せるのだが!…

それでもちゃんと質問に答えるよう!…

その自身の背後に立っているギルドの受付嬢?について触れて行くと、

次にはその女の子がピクッと反応をして!…


__スッ…コッ…コッ…ッ!…スッ…


「…初めまして…私の名前はDB-type02・ルシェッティ、と申します…

…デグレアント帝国にてクソ野郎の改造手術を受けさせられ、サイボーグに…

しかし姉である…もといに助けて頂いた事で…

今はこうして一ギルドの受付嬢として、働いて居る次第に御座います…」


自らアンジュの前へと出て来て見せると、マサツグ達もハッ!と…

特にシルビィは途端に身構え!…

自身が建てとなるよう前に飛び出そうとするのだが、

一方でそんな気はない事を示す様に!…

その女の子がマサツグの前でスッと会釈をして見せる!…

それこそ丁寧にカーテシーをして見せると、自身の事をルシェッティと名乗り!…

と、その細かい経緯についても簡単に自ら説明をしてドラ子の妹!と…

そして今はドラ子共々ギルドの受付嬢をしている事を話して行き!…

マサツグもその話を聞いて一部戸惑い、

しかし特段違和感を抱く事無く納得した様子を見せるのだが!…


「ッ!?…ク、クソ?…

…へ、へぇ~ドラ子の!……ッ!?…えぇ!?…」


当然それで済む筈がない訳で!…

若干の間を開けた後、後になって正しく言葉を理解したのか!…

笑って返事をしていた表情は途端に驚きの表情へと変わり!…

更には動揺の言葉を漏らし!…それこそ信じられない様子で!…

ジッとその目の前にいる女の子をマジマジ見詰める素振りを見せると、

その話を聞いて同じく興味を持ったのか!…

フィロもヒョコッと顔を出してはルシェッティをマジマジ見詰める!…

さてそうして今度はルシェッティ観察会?みたいな事になっていると、

アンジュもこれには驚いた事を口に!…


「私も驚いたんですよぉ?…まさかドラちゃんに妹がいたなんて!…

それも姉より妹の方が大きくて!!…それはもう色々と!!…」


「ッ!……ッ…ッ~~…」


よもやよもや!と言った様子でマサツグ達の気持ちを理解、

そして自分もその存在を知った際は驚いた!と…

何なら一番驚く事にそれだけではない!とばかりに…

一体何を意味するのか?…

アンジュは明確には話さないが、ただ色々と出ている所は出ている!と…

分かり易く頬を染めながら驚きを露わに!…

するとそんなアンジュの言い様にルシェッティもピクッ!と…

何か恥かしがる素振りでモジッ!と動揺を取って見せ!…

何なら若干頬も染める様子も見られ!…

と、そんなルシェッティの気持ちを代弁するよう!…

クロエがアンジュに呆れた様子で!…


「…おいアンジュ?…

お前はいつからそんなスケベ親父みたいな事を言う様になったのだ?…」


「ッ!?…ス、スケェ!?…」


この時のアンジュの様子を簡潔無慈悲にスケベ親父!と…

さもセクハラであるよう指摘して行き!…

そのクロエからの指摘にアンジュも途端にピクッと反応を露わにすると、

次にはショックを!…顔を青褪めさせながらクロエの言葉を復唱?…

とにかく心外そうな様子を見せる!…

そしてルシェッティはドラ子と違ってまだ感情が表せるのか、

スッとモジモジとして見せ!…

尚その容姿と言うのは先程の特徴は勿論の事、

シルビィと同じクラシカルタイプのメイド服を着用しており!…

もっと具体的な所で某・青春黙示録に出てくる大型犬メイド?に似ている様な…

が、そんな言葉など御構い無し!…

それよりも!と言った様子でロディは話しを続けて行き…


「まぁまぁ!!…それよりもまずは開拓よぉ~!!…

さぁみんな!!…早速お仕事に取り掛かりましょう!!…

資材はある程度向こうで確保できるとして!…

問題はどれ位荒れているのか!…」


言いたい事はただ一つ、早く現場に行きましょう!と…

その際後ろに居る作業員を焚き付ける様に!…

軽く言葉を掛けて移動する事を促すと、

更に一人勝手に話しを進めて見せ!…

と言うのも既に資材等の目星をつけ!…

と、更にはフリードから聞いた話をそのままに!…

その廃牧場の荒れ具合についてもとにかく気になっている様子を露わにすると、

そんなブレないロディの様子にマサツグも遂には呆れて見せ!…


「…あぁ~もう!…本当ににぎやかだな?…

…じゃあ行きますか?…どっちみち俺達も向かう所ですし…」


ギルドマスターで有りプレイヤーで有り運営の人間!と…

しかし結局のところは根っこは変わらず、各々やりたい事を胸に!…

と、そんな自分達と変わらない様子に改めて人間だと言う事を感じてしまい!…

別に深い事を言う訳では無いのだが!…何かそんな面々に親近感を覚える!…

改めて何かロディ達も仲間である様に感じて行くと、

次には諦めた様子でロディの話に返事を!…呆れながらに口にする!…

するとそのマサツグの返事を聞き逃さない!と、

バッと振り返るなり同調するよう返事をして見せ!…


「ッ!!…えぇそうしましょそうしましょ!!…

…それじゃ!!…みんなご機嫌よぉ~?」


「ッ!?…あぁ、おい!!…

…はあぁ~…全く!…仕事熱心なのは結構なのだが…

別に本来の仕事がある事を忘れてないだろうな?…」


ニッコニコの笑顔で振り返るとマサツグにそうしよう!と返事をして行き…

と、次にはアンジュやクロエにご機嫌であるよう!…

手を振って別れの言葉を口にすると、町の外に向かって歩き始め!…

するとそんなロディについて行くよう作業員達もゾロゾロ!と…

宛らよく訓練された兵士が如く!…

一糸乱れぬ動きでそのままその場を後にし出すと、

その様子にクロエも慌てた様子で待った!を…

場所を把握しているのか!?と疑問を持つ…

しかしそれを問おうにも既にロディは行ってしまい!…

マサツグも見送る様な状態!…が、そのままにしておく訳には当然行かず!…

慌ててマサツグ達は後を追い!…

その町の玄関口にて場所を知らない事に気が付いたロディと合流をすると、

改めてマヨヒガに!…あの時フリードに案内されたルートで向かって行く!…

そしてそこにあるゲートを通ってマヨヒガにやって来ると、

一同はその光景を見て驚く事に!…


__マヨヒガ 転移ゲート前・廃牧場にて…


「ッ!?…デカァ!!!…え、広ぉ!!!」


「ほ、本当にこの場所に拠点を立てちゃうの!?…

おっきい牧場に畑もあるけど!!…」


まずはその広大な土地と荒廃した牧場を目に!…

となるとそのだだっ広い土地にマサキが驚き!…

辺りを見回しえぇ!?っと戸惑いの色も露わにすると、

くまさんもそのマヨヒガの光景を見て戸惑いを隠せず!…

何ならあんぐりと開いた口が塞がらない!と言った様子で…

その他各々もその光景に驚愕!…

よくこんな土地を見つけられたものだな!と…

或いは自分が知っているマヨヒガとは異なる事で!…

これまた違う戸惑い様を取って見せると、オリハが言葉を!…


「い、いやいや!!…えぇ!?…

こ、ここが!!…あの、マヨヒガ!?…え、えぇ~……」


「…ッ!…これは!……ッ…」


__……ニヤァ!!…バシュウゥゥ!!!…ッ!?…


かなり掛け離れていたのか辺りを見回し思わずオロオロ!…

と、そこでそうらしい武家屋敷も見つけて行き!…

あれが!?とばかりに凝視すると、

一方でシルビィやバルがまた別の事に気が付いた様子で!…

と言うのもそれは何やら森から異様な気配が感じられる!と…

その際シルビィはふと妙な足跡が残っている事!…

バルはまるで森に強者が潜んでいる事を認識すると、

思わず嬉々として殺気を放ち!…

が、そんな事など御構い無しにロディはマサツグへ質問をし始め!…


「…ふむふむ、なるほどなるほどぉ…

…で、マサツグちゃん的には如何したいの?…

やっぱり何か明確なビジョンって言うのを持って居たり?…」


「ッ!…一応はこの牧場って言うか…

ここにある施設をそのまま改修して使えたらな!って…

て言うのもこの施設だけで大体このゲームで出来る事が詰まってるし…」


それはもう一通り見て分かった!と言わんばかりの様子!…

と、次にマサツグの要望について質問をし始め!…

しかしマサツグと視線を合わせる事無く!…

ただその荒廃した牧場の全体をジッと見詰める様に固まって見せると、

宛ら自ら測量機になった様な!…とにかく真剣な眼差しを向ける!…

そしてそのロディの問い掛けに対してマサツグも今考えている事を口にすると、

立て直しと言うか設備をそのまま改修したい事を話し!…

それは牧場であったり農場であったり作業場!と…

このマヨヒガだけで事足りる様にしたい事を話して行き!…

そして偶然にもその設備が今目の前に整っている様に見える事を更に話すと、

ロディもマサツグの話を聞いて理解!…納得した様子で返事をする!…


「…なるほどねぇ?…まぁ確かにそう言われればそう考えるわよねぇ~?…

酪農・農業・鍛冶に作業場!…後は訓練場とかもあるみたいだしぃ~?…

…にしてもここまでの施設を誰が?…ここまでやって没とか…

これはかなり勿体ない物件って所よ?……うぅ~ん…」


その際マサツグに言われてと言うか見て分かる!と、

同調するよう返事をして行き!…と、マサツグの考えを聞いた所でふと疑問を!…

と言うのも何故こんなマップにしたのか、

いやそれ以上にこのマヨヒガを作ったのは誰なのか?と考えてしまい!…

恐らくプログラマーの誰かである事は間違い無いが、

プロの目から見て中途半端具合がぬぐえないらしく!…

その目は次第に粗を探す様なモノへ変わり!…

思わずうなり悩んでしまう様子をマサツグの隣で見せていると、

そんなロディの心情を知らないマサツグは土地の事で悩んでいるのか?…

誤解をした様子で恐る恐る質問をする!…


「…ッ!…で、見た感じどんなもんですかね?…

やっぱり草臥れている感じから…フルで立て直しとか?…」


何故ならマサツグから見てそのロディの様子と言うのは!…

さも自身の言った願望が難しいから、唸っている様に聞こえるからで!…

となるとオブラートに包む必要もない!とばかりに率直な答えをロディに求め…

だがそれでもは槍警戒をしてしまう様な!…

マサツグから見ても骨が折れるであろうこの光景!…

何なら纏めてすべて立て直しになる!?と言った言葉を口にしようとするが、

その言葉を聞いてロディはハッと我に返るとあっさり否定!…


「ッ!…あぁ!…その点に関しては見た所全然よ?…」


「ッ!…え?…」


「だって表面的に草臥れてるだけで…

全部が全部軽く整備するだけまた元通り使えそうな感じだもの!…

しいて言うならその草臥れている感じを直すのに費用が掛かる程度で…

要は見場の問題ね?…感じ的にはあの…

ほら、パズルと解いて家の中を修理する的な!…」


それこそここで漸くチラッとマサツグの方へ視線を向けると、

片手で手をパタパタと振って見せ!…何ならキョトンとした表情で全然余裕!と…

と、思って居た反応と違う反応が返って来た事で!…

この時マサツグもピクッ!と…驚き戸惑う反応を見せると、

ロディは何故これを見て余裕!と言うのか…その理由を説明し出す!…

何でもロディが言うには表面的に汚れや草臥れが目立っているだけとの事であり、

設備の機能としては恐らく何の問題も無いであろう!と…

それは今も現役で使える事を当然示唆し!…直すと言ってもその表面的な部分!…

簡単な作業で費用も掛からないであろう事を口にすると、

さも某・広告詐欺ゲーの様だ!と例え…

となるとマサツグも直ぐに分かった様子で思わず答え?を口に…


「ッ!…あぁ~…エスケープ的な?…」


「そう、それそれ!!…後は畑の土は踏み固められている感じだから…

再度掘り起こして解してあげればそのまま使えそうだし!…

…ッ!…あぁ~でもよく見たら柵はもう何処も彼処も駄目ね?…

アレは全部撤去して新しいのを設置しないと!…」


具体的には言わないでそれと無く!…さもロディに確認をするよう尋ねて行き!…

ロディもその答えを聞いて苦笑いをしながら肯定をすると、

今度は畑の土の具合に目を向け!…

直ぐにでも使えそうである事をマサツグに話す!…

と言ってもかなり踏み固められている様子がある為、

まずは掘り起こして土を解す必要がある!と…

何なら今日からでも農業を始められる事を明かし!…

と、更にその農場エリアの策にふと目が!…

と言うのも柵はさすがに老朽化している様で、

所々折れたり杭が無くなっている様子等が見られ!…

故に全部撤去した後に新たに策を設ける必要がある事を!…

そう話した所でふと近くの森にも視線を向け!…


__…チラッ?……ッ…


「見た感じ資材も現地のモノを使えば一発かしら?…

…あっ!…あと設備は使えそうとは言ったけど…

あくまでも見た限りではって事だから!…

やっぱり詳しい所も見ない事には何ともだから!…

まずは全体の点検から始めさせて貰うわね?…

で、こっちで情報を纏め次第!…見積書を渡すからぁ~!」


「ッ!?…ほ、本当に工務店と言うか何と言うか!…」


と言うのも資材は用意しなくても現地で調達出来そうである事を確認!…

尚ロディもこの時森の中にヤバい奴がいる事をちゃんと分かっている様子で、

そのヤバい奴を刺激しないよう!…

如何やって資材を手に入れるか?をこれまたマジマジ観察すると、

更に話しを慣れた様子で続ける!…

と言うのもあくまで今までの話がパッと見での内容である事をマサツグに話す!…

故に改めてこれから他作業員を連れて視察と言うか検査と言うか、

とにかく調査をし始める事を口に!…

そしてその報告書と一緒に見積書も渡す!と…

と、ロディがそんな事を言うモノだから!…まさに何か事業を委託?…

マサツグが思わず戸惑って見せると、ロディはそんなマサツグなど御構い無し!…

これまた話しを更に進める!…


「んじゃ!!…大体そうねぇ~?……ッ…

うん!…2~3時間後に合流しましょう?…

場所はぁ~!……ッ!…あの御立派なお屋敷の前で!…良い?」


「ッ!…りょ、了解!…」


それは算段が決まった様にロディが話しを切り出すと、

またチラッと廃牧場全体を見回し!…

そしてその調査に掛かる時間を簡単に計算!…

2~3時間後に合流する事を決めて行き!…

その合流場所に例の武家屋敷にて話し合う事を決めて見せると、

マサツグも都合がいいかどうかを確認!…

何ならズイッと顔を近付け笑みを浮かべる!…

となるとそんなドアップのロディの笑顔にマサツグが仰け反りタジタジになると、

思わず同意の返事をしてしまい!…

いや別に問題はないので同意してもいいのだが、

何やらさせられたかの如く動揺を露わに!…

と言った具合にマサツグが戸惑いの色を見せていると、

ロディもスッと元の体勢に戻っては言葉を!…


「よし!!…じゃあ早速!!……ッ…

…みんな!!…まずは手分けして問題個所を洗い出す事!!…

勿論一切の見逃しは厳禁!!!…

徹底的に洗い出すつもりで掛かって頂戴!!!…良いわねぇ!?」


__ザッ!!…ザッ!!…押忍!!!!…


マサツグから同意を貰えた事でロディはやる気!…

その際自身の後ろに居る作業員達に声を掛け出し!…

今までの話の流れをさも聞いていた体でこれまた話しを進めて行くと、

指示を!…更にはミスが許されない事を口にする!…

それは決して愛しのマサツグからの頼みだから!とかそう言うのではなく、

自分達のプライドがそれを許さない!とばかり…

故にその注意をする言葉にも自然と力が入るもので!…

と、それに応えるよう作業員達も声を!…

さも気合を入れるよう全員が揃って押忍!の言葉を口にすると、

ロディもそれに合わせて更に言葉を!…


「よっしゃああぁ!!!…じゃあ作業開始いぃぃ!!!!」


__オオオオオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!…


その最後の最後でロディが漢に!…宛ら作業員達に付いて来い!と言わんばかりに…

雄々しく声を挙げてその太っい腕から天を突き上げる拳を繰り出すと、

先頭を走る!…するとそれに続くよう作業員達も声を挙げて、

ロディの背中を追い駆け始める!…

宛らその様子は青春ドラマ?のワンシーンの様にも見えるのだが、

如何せんその先頭が異様そのもので!…

故にその光景は奇妙でしかなく、そんな流れについて行けない!…


「…な、なぁまぁ~つぐ?…」


「…何?…」


「あの人らは一体?…もうそんな滅多な事で驚く事もないって思ってたけど…

あの強烈なオネェ?…は一体?…」


この時マサキが戸惑った様子でマサツグにふと声を掛けると、

心配の言葉を漏らし!…と、そんなマサキの様子にマサツグもふと察したのか…

ドッと疲れた様子で簡潔に…ただ一言何?とだけ漏らして行くと、

マサキら改めてロディ達は何者なのか!?と…

今になって不安の様子を露わにする!…

別にオネェが苦手と言う訳では無いのだが、

いや正確にはロディのキャラが苦手と言うか!…

となるとマサツグも疲れたままの様子でそのマサキの求める言葉を口に!…


「…夏海原サマーオーシャン大陸のギルドマスター…」


「ッ!?…あれが!?…てか何でそんな人がこの話に!?…」


マサツグは簡潔にロディが夏海原サマーオーシャンのギルドマスターである事を話して行き!…

となるとその言葉を聞いて更にマサキは戸惑いを露わに!…

と言うのもギルドマスターと言うのはこう、フリードの様な者を連想するらしく!…

しかし蓋を開けてみればミスターアメリカ!…

その事実に驚きを隠せない一方、改めてマサツグの人脈と言うか?…

何故こうしてロディまでこの拠点を作ると言う…

この話しに協力しているのか?に疑問を持つと、

マサツグも更に疲れた様子で返事を続け!…


「…フリードさんが言うにはそう言う人なんだって?…

まぁ、間違い無く頼りになる人だから…あとは任せておけば大丈夫…」


ロディのキャラに関してはそうなのだ!と、

と言うかそれ以上に説明が出来る筈もなく!…

しかしその腕は超一流とマサツグも信頼をしている様子で!…

一先ずは任せておけば安心!と…

さも今の自分達に出来る事はない様なそんな事を口にすると、

一方でそんなマサツグの様子を見て思わず心配?…

オリハがマサツグに声を掛ける!…

それこそ目に見えて何か体力を吸われた?様に見えたのか、

そして分かる様な事を口に!…


「…兄さんなんかドッと疲れてない?…まぁ分からなくもないけど…」


「あはははは……ッ!…って、そうだ!…挨拶に行かないと!…」


この時さすがに同情と言うか!…戸惑い混じりに声を掛けると、

マサツグも慣れたのか慣れていないのか…

とにかく感情が籠っていない笑いを漏らす!…

そしてふと遠い空を見るよう虚無顔も浮かべて見せるのだが、

次にはハッと思い出した様子で精気を取り戻し!…

と言うのもこの件と言うか大家さん水鏡様に挨拶をしなくては!と思い付き…

挨拶をしに行く事をその際口に!…

全員で一度その目に見えて巨大な武家屋敷に向かう事を示して行くと、

オリハが続けて言葉を!…戸惑い様を露わにする!…


「ッ!…え?…」


「俺に付いて来てくれ!…ここの土地神様に挨拶をしねぇと!…

ご近所付き合い!…って言うか大家さんって言うか…

まぁとにかくちゃんと筋は通さないと!…」


それこそ今度は一体何を言って?とばかりにまた心配をするよう、

簡単にえっ?と言葉を零し…

だがそんなオリハや周りの面々の事など御構い無しに!…

ただ自分に付いて来て欲しい事を口にして行き!…

ここで漸く土地神様に会いに行く事を口にすると、

さっき自分で土地神様と言っておきながら!…

急に親近感と言うか距離が短くなった様な!…

ご近所付き合いやら大家さん!と…

妙に馴れ馴れしいと言うか土地神に対してとってもフランク!…

となるとそんなマサツグの言い様にこれまた戸惑い始め、

思わずそれは本当に土地神様なのか?と…

そんな感じで思わず疑問を感じていると、

そのマサツグの言葉にハッとした様子で三葉が反応!…


「ッ!…それでしたら私めが!……ッ…ささ皆様!…

どうぞこちらに御座います!…」


__ッ!…ザッ!!…ザッ!!…ザッ!!…ザッ!!…


と言うのもここでお客人をお招きするのは自分の役目!と…

それこそハッと気が付くと直ぐに自分が!と申し出て…

マサキを始めとする面々に付いて来て欲しい事を口にすると、

自分が戦闘になって武家屋敷へと先導をし始め!…

と、そんなやる気を見せる三葉にこれまた面々は戸惑う始末!…

だがこのままここで突っ立っている訳にも当然行かず!…

一旦は三葉の案内でその武家屋敷の方へ!…

そのマサツグの言う土地神様に挨拶をする事を決めて行くと、

ゾロゾロと武家屋敷に向かい歩いて行き!…

一方でマサツグはこの時その調査をするロディに視線を向け!…


{…出来ればお安く済む事を願うが…

はてさてプロの目から見てどうなる事かぁ?…}


「…うぅ~ん……サイロ、ヨシ!…

畜舎も…雨漏り等は無し!…老朽具合も然程って感じね?…

…だとすると余計に…うぅ~ん…」


何故ならやはりその様子と言うのは気になるモノで!…

これからやって行くに当たって!…

出来るだけ費用を押さえたいと言った願望等を持ってしまうと、

ロディの事をジッと見詰め!…

一方でそんなマサツグの視線に気が付いていないと言うか、

気にする気もないと言うか!…ただ目の前の仕事に集中するよう!…

まずはその草臥れて見える牧場の一斉見直しに掛かって行くと、

再び疑問を!…と言うのもやはり誰がこのマップの制作に携わったのか?と…

屋根に上って点検をしながら!…

まだまだ使えそうである事を確認しながら考え事をすると、

これまた一方では三葉の案内の元!…

マヨヒガの主と言っても過言ではない!…

マサツグの言う大家さんと面会をすると、各々は驚きと戸惑いを露わに!…

もはや状況を正しく飲み込む事が困難になってしまうのであった!…

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 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される

水都 ミナト
ファンタジー
【第二部あらすじ】  地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。  ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。  そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。  一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー  狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください! 【第一部あらすじ】  人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。  しかも、ボスの間にーーー  階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!? 「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」 「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」  パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。  一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…  今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー ※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される ※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。 ※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。 ※なろう様、カクヨム様でも公開しています。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
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※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

リストラされた42歳、確率の向こう側へ。~なぜか俺の選択肢がすべて正解になる件~

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「君には今月いっぱいで席を空けてもらいたい」 42歳、独身、社畜。会社のために尽くしてきた柏木誠は、理不尽な理由でリストラされた。 絶望の中、雨の神社で野良猫を助けた彼は、不思議な光と共に【確率固定】という異能――「無意識に正解を選び続ける豪運」を手に入れる。 試しに買った宝くじは10億円当選。 復讐心に燃える元上司を袖にし、元天才投資家の美女をパートナーに迎えた柏木は、その豪運で現代社会を無双していく。 「俺の選択に間違いはない。なぜなら、確率の方が俺に合わせるからだ」 枯れたおじさんが資産と余裕を手に入れ、美女たちに頼られながら、第2の人生を謳歌する痛快サクセスストーリー!

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