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-第十章-
‐第十章四十六節 覚悟の訪問!と血気盛ん!と波乱のイベント!-
しおりを挟むさて[イツカ]の店が建つまでの間に数週間!…
となるとクランで用意された専用エリアと言うのもそれぞれ!…
独自の発展や拡張が行われると、まさに運営が懸念していた事が現実味を帯び!…
そしてフリードや開発チームの直談判も空しく散り!…
上層部は聞き入れる事無く遂にそのイベントを起こそう!と…
本腰を入れてそのイベントの開発や宣伝に打って出ると、
この時ロディも緊張の面持ちでマサツグ達の居るマヨヒガに!…
それこそ殴られるそんな覚悟でやって来る!…そしてマヨヒガに着いた所で!…
一度大きく深呼吸をして行くと、次にはマサツグ達が居るであろう武家屋敷に!…
__マヨヒガ 武家屋敷にて…
「…ッ…すぅ…ッ…ゴメン下さぁ~い!!」
__…ッ…はぁ~い!…パタパタパタパタパタパタッ!!…ッ!…
この時珍しく弱気になったよう屋敷の玄関に立って行くと、
ロディは誰かいないか?とばかりに声を掛け!…
すると数秒遅れて屋敷の奥から返事が聞こえ!…
その返事の主と言うのも三葉であり!…
三葉はパタパタと駆けながら玄関までやって来ると、
そこでロディが立っているのを確認!…
と、次にはあら?と顔見知りにする笑顔を見せる!…
そして粗相の無いようスッと玄関口にて正座をすると、ロディの事を迎え入れ!…
「あ、貴方様は!…」
「突然来ちゃってごめんなさいね?……マ、マサツグちゃんは?…」
その際いつもなら声を掛けた次には直ぐに入って来る筈!と…
いつもと様子が違うロディに不思議そうに!…
三葉が笑顔でロディの応対をして見せると、
ロディも気不味そうと言うか何と言うか!…
やはり緊張をした面持ちでマサツグの居場所を尋ねて行く!…
それは言わずもがなマサツグに用がある事を物語ると、
三葉もその質問を受けて次にはチラッと廊下の奥の方に視線を向け!…
そしてロディにマサツグの居場所を口にして行き!…
「ッ!…旦那様でしたら奥に…何か御用が?…」
「ちょっと話がね?…ッ…上がっても大丈夫で?…」
それこそこの時スッと招き入れるよう少し体をずらして座って見せ!…
次には用を聞きながらも屋敷の中へ案内をするよう!…
これまたスッと手で奥を差し示しながら!…
笑顔で小首を傾げるそんな様子を露わにすると、
ロディもそんな三葉の様子を見て苦笑いを!…
とりあえずマサツグに話がある事を口にする!…
そしてその三葉に案内を任せるようスッと玄関を上がろうとして行くのだが、
ここで双葉のセンサー的なモノが働いたのか!…
__シュンッ!!…チャポンッ!!…ッ!?…
「…あっ…ふ、双葉姉様がご迷惑を…」
「ッ!…い、いえいえ!!…お気遣い感謝するわ!!……ッ…」
いざ玄関を上がろう!とした矢先に突如足下に水の入った桶が!…
と言うのもロディはいつも裸足である事から、
何処から如何見ても足を洗ってから上がれ!と言った風に見え…
と、この様子に誰がやったのか?を直ぐに悟った様子で三葉があっ!と…
となると次には自身の姉の行動に慌てて謝り!…
ロディもハッとした様子で謝る三葉に大丈夫である事を!…
また苦笑いをしながら話して行くと、逆に感謝を!…
と、同時にフゥッと心を落ち着かせる!…
そして用意された水桶で軽く両足を洗って拭くと、
改めて屋敷の中へと通され!…
すると案内された場所と言うのはいつもの大広間の襖前で!…
__ギッ…ギッ…ギッ…ギッ……ッ…
「…旦那様?…ロディ様がお見えに…」
「ッ!…え?…あぁ、うん…どうぞぉ?」
襖の前までやって来ると、三葉が中に居るマサツグへ確認を取り!…
その際そのやり取りと言うのはまるで時代劇の様と言うか!…
とにかく粗相の無い淀みの無い動きが三葉から見られ!…
それはもう熟練の仲居さんである様なそんな風に見えていると、
その襖の向こうでは能天気な男の声が一つ!…
さも何も考えていない様子で大丈夫!と返事が聞こえてくる…
するとその返事を聞いて三葉もスッと襖の取っ手に手を掛けると、
次にはロディをその大広間へと案内して行き!…
__シャアアァ……ッ…ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…
「あぁ~お疲れ様でぇす!…って、如何したの?…
いつもなら普通に上がって来てるのに?……てか何か改まって?…」
そこにはまるで一家団欒を楽しむ様な素晴らしい光景が広がっており!…
と、マサツグもロディにハッと気が付き!…
やはり何も考えていない様子でお疲れ様!と声を掛けると、
次にはいつもと違うロディの様子にハッ!と…
更にそこから心配をするそんな様子を露わにする!…
この時マサツグから見たそのロディの様子と言うのは、
まるで申し訳なさそうと言うか覚悟が決まった様子と言うか!…
一方でいつもと変わらないマサツグの様子にロディはグッ!と…
口を閉じたままで奥歯を噛み締め!…
緊張を噛み潰した所で意を決すようマサツグに声を掛けると、
まずは話がある!と…
「…マサツグちゃん!…貴方にお話があるの!!…」
「ッ!…え?…」
グッとマサツグを睨み付ける!…とまでは行かないが、
それでも妙に真剣な眼差しをマサツグに向け!…
となるとマサツグもそんな視線に思わず不安!…
何故そんな視線を向けられるのか?…
そのロディの意図が読めない事でただ戸惑う事しか出来ないでいると、
次には更にマサツグを驚かせる事に!…
と言うのもロディは空中にてシュバッと正座をして見せる!…
そしてそのままの状態で落下すると、今度はマサツグに土下座をし始め!…
__シュバッ!!…ドスンッ!!…ッ!?…土下座アアァァァァ!!!…
「ッ!?…え!?…えぇ!?…急に何!?…」
この時それはもう世界一と言っても良い程に綺麗な土下座を披露?して見せ…
と、一方で唐突にロディから土下座をされた事で!…
勿論マサツグは戸惑い慌てる事になり、当然ならもう何が何だか話が読めず!…
出て来る言葉もただただ戸惑い!…
そしてやっとの思いで如何して!?と尋ねようとするのだが、
それすらをも遮られる様にロディから再度謝罪の言葉を!…
何なら一向に頭を上げる様子も見せない!…
「本当にごめんなさい!!!…」
「ッ!?…えぇ!?…」
再びごめんなさい!と言われた事でマサツグも再び動揺を露わに、
何なら仰け反る様な素振りを取り!…
と、次にはそんな騒ぎを他の面々も聞き付けた様子で!…
誰もが如何した?とばかりに視線を向け!…
ロディがマサツグに頭を下げている様子を目にして行くと、
今度はやはり動揺や戸惑い様を見せる事に!…とにかく大広間は静まり返る!…
それこそ先程までは笑い声が聞こえるそれは賑やかな場所であった筈が、
今はもう何かお通夜状態と言うか!…
それよりもロディは更に何故謝っているのか?を改めて話し…
「…実は!…近々大きなイベントがこのゲーム内で行われる事になるんだけど!!…
そのイベントに!!……ッ~~~…
マサツグちゃん達のクランを!!…強制参加させる流れになってって!!…」
そこで話されるは例の運営が頭を抱えていた話であり、
何でも大きなイベントをするとか!…
しかしそのイベントにマサツグ達のクランを巻き込むとの事であり!…
となるとそれを望まないマサツグからすれば、迷惑極まりない話であって!…
と、ここまで聞いて漸くマサツグの中でも合点が行き!…
何故今こうしてロディが頭を下げているのか?…
同時にその話を聞いてやはり怒りがにじみ出るそんな様子を露わにすると、
ただ出てきた返事はまるで上から目線とでも言うべきか?…
仰々しいモノになってしまう!…
「ッ!……ほう?…」
「概要は簡単に言うと敵拠点に乗り込んで制圧するストラトジーゲーム!!…
勿論当初は希望者のみを集ってのモノにする予定であったんだけど!!…
あろうことかウチの馬鹿上層部が!!…
今イチオシのマサツグちゃん達を巻き込めって!!…
…勿論私達デバックチームに開発チームも揃って反対をしたんだけど!!…
それでも強行する姿勢で!!…」
しかし一方でそんなマサツグの返事など全く気にしない!…
ロディはただ説明をし始め!…
そのイベントの概要を簡単に分かりやすく説明すると、
全ては上層部が仕組んだ?事と…
そしてそれを阻止出来なかった自分達の不甲斐なさを呪うよう、
ただ頭を下げ続ける!…
つまりはこのイベントに参加をして貰うとの事であり、
マサツグ達に拒否権は無い!と…
それを了承して欲しい!と言うのが今の土下座に至る訳で!…
改めて説明を聞いた所で、
マサツグも理解出来た様子でロディに言葉を掛けて行き!…
「…で、こうなった事に対して今頭を下げていると…」
「ッ!…ッ…ッ~~~…そう、言う事!…」
それこそ今の状況と自身の考えが合っているか?を確認するよう…
冷静に静かに言葉を零し!…
一方で頭を下げて居る為マサツグの様子が見えないでいると、
感覚的にはまるで頭を踏まれて居る様な!…何か重い物を感じて行く!…
その際ロディとしてはマサツグに怒鳴られ最悪暴力も受ける覚悟もしており、
故にと言った所で動きも無いのだが!…
しかし肝心のマサツグは不気味な程に冷静と言うか?…
更にロディへ確認を、ここに危害を及ぼすのか?と…
「ほほぅ?…となるとここも戦果に見舞われる可能性がある…そう言う事か…」
「…えぇ!…勿論このマヨヒガの様子を見る限り!…
迂闊に攻め込んで来ようと思う子は居ないだろうけど!!…
それでも私達の方で食い止めきれなかった事に!!…今こうして謝罪を!!…」
この時本当にマサツグが質問をしているのか?…
だが頭を下げているロディには分からず!…
ただその問い掛けに対して肯定の言葉を口にすると、
一応希望的観測ながらも更に言葉を!…
襲われる心配はないのでは?と話しをする!…
何故ならここには魔王であるフィロにバルを始めとして、
マサツグに同クラスのレイヴンにライザも居るからで!…
何なら子供ではあるがシロとハクも十分戦力!…
更には今グレイスもたびたび遊びに来ている事で、
オマケでベヒーモス一家も堂々待ち構えている事から襲われる心配はない!と…
しかしそれはそれこれはこれでやはり謝罪をしている訳で!…
頭を下げながら話しを続け!…
一方でそれを聞いているマサツグ?もこれまたロディの話を聞いて返事を!…
「…なるほどな?…では仕方があるまい…」
「ッ!…ッ…ッ~~~……って、さっきから何か古風な?…ッ!?…」
それは本当に落ち着いている様子で有り!…
と言うのもこの話を聞けば大抵の人間がふざけるな!と、
文句の言葉の一つでも言って来そうなモノなのだが!…
しかし幾ら身構えようともそう言った言葉は一切聞かず!…
と、これにはロディも不審に思ってしまい!…
次には恐る恐ると言った具合にチラッと頭を挙げて行くと、
ついでに自身の思っている疑問を口に!…
が、そこで目にするはマサツグだけでなく水鏡様の姿も有り!…
それこそ当然とばかりにロディの前へ座っており!…
スッと頭を下げ続けるロディの頭に手を伸ばすと、
ロディの頭を撫でながらニコッと笑みを!…
そして逆にロディを慰めるよう言葉を掛ける!…
「…話は聞かせて貰ったぞ?…ロディ殿…」
「ッ!?…み!…水鏡様!!…」
この時宛らその様子はロディの親である様に、
その小さな手でロディの頭をなでくりなでくり!と撫でまわし…
一方でこの状況に戸惑いを隠せずロディは石化!…
えっ?と言った表情で水鏡様を見詰めて行き!…
何なら本人?と疑う様に確認の言葉も漏らして行くと、
水鏡様を頬んでまま頷き返事!…
そして撫で心地が良いのかずっとロディの頭を撫で続ける!…
しかし同時にその話を聞いて危機感を感じていない訳ではないらしく、
今度はクルッとマサツグの居る方へ振り向き!…
「…して、我らは如何する考えか?…マサツグ殿…」
「…そりゃ~…巻き込まれた事に関してはカチンとは来るけど…
だからってロディちゃんに当たるのはまた話し違うじゃん?…」
__ッ!?…ッ…ッ~~~!!!…
言わずもがな危機が迫っている以上どう対処をするのか?と…
それこそ改めてマサツグの真価を問うよう!…
しかし信頼もしている様子で然程心配もしていない様子を露わにすると、
マサツグも水鏡笹に突如質問をされた事でピクッ!と…
戸惑う素振りをチラッと見せる!…
だが次には直ぐに思った事を口にすると、ロディに責任はない!と話し!…
と言うのも大元を辿ればそんな企画を立案した上層部の人間が悪い訳で!…
そうマサツグに納得して貰えた事でロディもハッ!と…
怒られ殴られる覚悟をしていた為!…
余計にこの優しさが思わず身に染みた様子でウルッと涙を浮かべて見せると、
更にマサツグも売られた喧嘩は買う!とばかりに…
「…だったら巻き込まれた以上はやるしかない訳だし…
黙ってやられる気もない訳だし?……なぁ?…」
__ッ!……ッ!?!?…ズラアァ!!!…
向かって来るのなら全力で叩き潰す!と…涙ぐむロディを前にして!…
マサツグが不敵に笑いながらやる気になるそんな様子を露わにすると、
次にはふと何かに気が付いた様子でチラッと背後を振り向き!…
と言うのもそのマサツグの背後には、
そこまでの話を勿論とばかりに聞いていた面々が揃って居り!…
マサツグはそんな面々に対してふと言葉を!…
全員の意志を確かめる様に言って見せると、マサツグと同じ考えなのか!…
各々意思を言葉にして見せ!…
「そりゃそうやろ!!…
人んち荒らしに来る奴に!!…容赦する気はサラサラない!!…」
「…その上層部に対してクレームの電話一本寄こしてくれへんやろうか?…
私がとことん捲し立てたるから!!…」
まずこの話に食い付いたのはこの子にしてこの親とばかりのマサキで有り!…
人の家を荒らしに来る奴らには容赦はしない!と…
マサツグと同じく全力でぶっ倒すそんな様子を露わにすると、
グッと拳を握って見せ!…と、続いてくまさんも不満の様子を表情で浮かべ!…
と言ってもそれはロディに対してではなく!…
やはり同じく上層部に対して不満がある事を口にすると、
何ならロディにその仲介役を頼もう!と…直に文句を言いたい旨を取って見せる!…
となるとその他面々にも飛び火するようやる気が周りに伝わって行くと、
今度はシロとハクもが身を震わせ!…
「…ッ…お家を壊しにくるなんて酷いのです!!…
シロ!!…絶対に許しません!!!」
「ハクも!!…ハクも絶対に赦さないのです!!!」
「…この素晴らしい場所を荒らすと言うのなら…私も微力ながらに!…」
折角の安寧を邪魔する者共は容赦しない!と…
それはもうシロとハクは怒りに震え!…
これから許可なく自分達の縄張りに入って来る者は排除すると言った姿勢?…
とにかくピーカブーに構えて見せると、それは母親にも伝染!…
グレイスもこの戦いに参加をする意思を露わにする!…
それこそあのマグダラスに対して威圧的な態度を取った時より冷たく鋭く、
何なら今からでも他を排除せん様子を取って見せる始末で有り!…
と、この時若干辺りが寒い様な?…そんな気温の変化も感じられる一方、
逆にまた伝染したよう闘志を漲らせる狂戦士が一人!…
「シロちゃんとハクちゃんと女王様が出る幕はないですよ!!…
…全部!!…全部俺がぶっ倒しますから!!…」
「…おいオリハ!!…我の分も置いておけ!!…
この様な楽し気な話を聞いて!!…我はジッとはしては居れん!!…」
「…まぁ、知らん間に言うてもここは俺らの拠点な訳やさかいに?…
俺も当然向かって来るんやったらその相手をボコボコにしたる!!!」
その狂戦士と言うのもオリハで有り!…
この時シロとハクとグレイスにもしもの事が有ってはいけない!と、
故に自身が最前線に出て全てを蹴散らすと豪語し!…
となるとその言葉に聞き捨てならない!と更に反応をする者が現れ!…
言わずもがな同じ狂戦士のバルが獲物を寄こせ!と…
独り占めを許さない!と文句の言葉を口にすると、
これまた狂戦士?のライザが…同じ様にやる気を沸々と見せる!…
それは自分の知らない所の話ではあるが、舐められるのは癪に障る!と…
となると今度は逆に気温が暑くなった様に感じられ!…
この三人の狂戦士に呆れる様子をレイヴンが…
何ならマサツグにツッコミを入れるよう言葉を漏らす!…
「…はあぁ~…
にしても本当に面倒事に事欠かないなぁ~?…ヤブと一緒に居ると…」
「ッ!?…おい、俺のせいってかよ!?…」
オリハ・バル・ライザの三人の様子を見てガックリと深く溜息を吐いて見せると、
この展開にも慣れた?様な…
と言うのもこれもそれもさもマサツグが関係している様に言葉をも続け!…
と、このレイヴンの言葉にマサツグもピクッ!と…
聞き捨てならない様子で途端にツッコミを入れて行くと、
この時一方でそんな面々よりも怒りの様相を露わに!…
わなわなと体を!…のみならず尻尾もウネウネと動かす大妖怪の姿が!…
「…わっちと…マサツグの愛の巣を!…破壊しに来る連中が、来る?…
…ふっ…ふふふ…フフフフフフフフ!!…」
「ッ!…な、何?…フィロどった?…」
その際その大妖怪と言うのはフィロの事で、
この時フィロの様子と言うのはさもトラウマを思い出している反応と言うか!…
とにかくこの話を聞いてからと言うもの、
沸々と怒りを燃やしている素振りを見せており!…
更に過去の事を思い出してずっと俯くそんな様子を露わに!…
仕舞には徐々にその身に何か赤黒い妖気の様なモノを纏う姿まで見せ始めると、
不気味な笑い声を零し!…シロとハクみたいに震えもする!…
となるとそんなフィロの様子に他面々もギョッとすると、
マサツグが代表をするようフィロに声を!…
一体如何した?と様子を尋ねるのだが、フィロはその言葉を聞いてバッ!と…
頭を挙げるなりハイテンションに!…
「…その様な不届きモノは全て!!…
わっちとマサツグの仲を邪魔するモノは全て!!…
…一片たりとも残らず!!…
わっちがこの手で灰燼に変えてくれよう!!!…」
「ッ!?…な、何かトラウマでも刺激されたかの様にフィロがブチギレて!!…」
家を奪われると言う言葉に敏感に!…
如何やらそれがフィロの起爆剤になったと言うか?…
とにかくこの話に対して異様なまでの殺意の溢れ様を露わにすると、
更に周りにいる面々もギョッ!と…慄き戸惑い様を見せてしまう!…
何ならこの中で一番の殺意の表れ様を取って見せると、
宛ら某・殺意〇衝動の様な!…
目は爛々と赤く染まっては動きが何故かぎこちなく?…
とにかく今にも暴れ出さん様子を見せ!…
マサツグもその様子に何か危機感の様なモノを覚えて行くと、
次にはフィロを回収!…自身の胡坐にフィロをちょこんと座らせると、
直ぐに飼いネコのようフィロを可愛がり宥めに掛かる!…
しかしそのフィロの衝動と言うのはまた違う形で感化され、
そして偶然にもシロが先導を取り!…
「ケット・シーの皆も一緒に戦うのです!!!…
…ッ…協力し合えば!!…誰にだって負けないのです!!!」
__ッ!!…んなあぁぁ~~~!!!…
と言うのもそのフィロの衝動はもう立派なマヨヒガの労力となった、
ケット・シー達にも降り注ぎ!…怯えると言った様子は見せず!…
寧ろしっかり感化された様子で奪われてなるモノか!と…
さも一揆衆の様にやる気を見せると、偶然にもシロが発破を!…
すると総勢三十匹がそれぞれ拳を振り上げる!…
と言ってもモフモフのにゃんこの手なので然程脅威には見えないのだが、
それでもこの時のケット・シーは頼もしく見え!…
となるとそんな彼ら彼女達に負けないよう三葉達もやる気を見せ!…
「屋敷の安全は我々が!!…何人たりとも好き勝手は!!…」
「…とまぁ言った具合に気にしなくても大丈夫そうだぜ?…ロディちゃん?…
…ま、やるからには容赦はしねぇって事で!!…」
屋敷は完璧に守り切る!と…三葉がやる気になって見せ!…
双葉がヘッとばかりに戸惑う反応を露わにすると、
次にはオドオドビクビクとして見せ!…
因みに一葉は乗り気でない様子を見せるのだが!…
しかし自分の住処が襲われるとなると話は違う!…
嫌々そうながらも侵入者は許さない様子を露わにすると、
腕を組んでプイッと…未だ素直?じゃない様子を露わにする!…
さてそうしてチーム・[イツカ]総出!…
数人欠員が居るのだが、それでも全員がやる気を見せ!…
と、その事をロディに安心するよう未だフィロを宥めながらマサツグが話し!…
となるとその総意を前にしてロディも感動したよう更に涙を!…
ボロボロと流しながら感謝をし!…
「ッ!!…マ、マサツグちゃん!!…ッ…ッ~~~!!!」
「ッ!…あっ!…その代わりこのイベントが終わってからで良いからさ?…
少ぉ~しばかりお願いを聞いて貰えないかなぁ~?…」
「ッ!…え?…」
ノリが良いと言うか何と言うか!…
とにかく安堵とその漢気にロディが感謝をするよう泣き崩れると、
その様子を各々も見守る様な!…優しい眼差しを向けて行く!…
そしてこれで一先ずは話しが付いた様に思われるのだが、
ここで何を思ったのか?…
いや思い付いた様子でマサツグがふとロディにある事を話して行き!…
その際ロディもそんなマサツグのお願いに最初こそは戸惑うのだが、
しかしその話を聞いてハッ!とした様子を露わに…
次にはしっかりその話に乗っかり同意をする!…
尚その話と言うのは後日談と言う事で!…
その話が行われてからマサツグ達も準備をするよう出来るだけの事をやって行くと、
遂にそのイベント当日を迎え!…
__それから数週間後…
「ではこれより!!…
クラン対抗によるストラトジーゲームの開催を宣言する!!!…
ルールは簡単!…
敵拠点に乗り込み、相手が用意したフラッグを奪取出来れば勝利となる!!…
逆に防衛側はそのフラッグを守り切れば勝利となる!!…
故に攻撃側・防衛側においても、人員配置が非常に鍵となって来る!!…
…尚、上位入賞者には!!…素敵なアイテム等を用意して居る為!!…
奮ってこのゲームを参加をして欲しい!!!…
そして勿論惜しくも敗れた者達に対しても!!…
参加賞のアイテムを用意して居る為、是非とも頑張って欲しいモノである!!…
…では長い話をすると嫌われるので…早速開始を宣言する!!!…
…ゲーム!!!…開始いいぃぃぃ!!!!」
__オオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォ!!!!…
この日何を思ったかその上層部?らしき人物がワイプで登場!…
そしてこのイベントに際してのルール説明をして行くのだが!…
終始ニコニコと開発やデバッカーの苦労も知らない様子で淡々と説明をして行くと、
その裏が見え透いている様なうっすい説明を!…
そしてウケると思っているのかさも校長ネタ?の様な事も口にすると、
イベントの開催宣言!…参加者であるプレイヤー達も声を挙げる!…
そして各々開始の宣言と共に用意されてあるゲートから他の拠点へ向かい出すと、
一方でその様子を見てマサツグ達も動きを!…
「…んじゃ!…俺達も始めますか!!…いつも通りに!…」
__おぉ(はいです・んなあぁ~~)!!…×30強
この日マサツグ達は完全武装!…ではなく!…
いつも通りのゆるぅ~い格好で農作業に精を出そうとして見せると、
全員に今日も一日頑張ろう!とばかりに声を…
それこそいつも通り!と言ってその手に鍬を持ち!…
その他面々も決まった作業を!…
まさにいつも通りの様子で各々がマサツグに返事をすると、
やはり各々それぞれの持ち場に!…
一方で攻め込むのか動きを見せる者達も居り!…
「じゃあ兄さん行って来るけど…本当に大丈夫?…」
「ッ!…あぁ!…全然大丈夫だ!!…
思いっきり暴れてこぉ~い!」
この時チーム・[イツカ]からの先兵として、
オリハ・バル・ライザの三人がゲート前に!…
尚見送りにマサツグだけが付いて行き!…
オリハがマサツグに防衛を任せても大丈夫であるかどうかを尋ねて行くが、
マサツグは全く問題無い様子で呑気に返事を!…
さも余裕である様に振舞って見せる!…
その際自陣の防衛として、ベヒーモス一家にフェンリル親子!…
更にフィロも居るからで!…
と、これだけの戦力が居る事でオリハも取り敢えず納得して行き!…
いや正確にはふとある事が引っ掛かり!…
「…何か犬扱いされてる気がするけど…まぁいいや!…
…じゃあ行きましょうか?…」
「…フフフ!!…ウズウズする!!…」
「…これでヒントが得られたらエェんやけど…
まぁ行ってみんと分からんか!!…」
__ヴウウゥゥン!!!……ッ…
と言うのもまるでマサツグの言い様がドッグランに飼い犬を放す様な!…
と、犬扱い?をされた様に感じてしまい!…その事について不満を口に!…
が、喧嘩をしている場合では勿論無く!…次にはスッと不満を飲み込み!…
一緒に付いて来るバルやライザに声を掛けると、
バルは既にやる気満々殺気ムンムン!…
ライザも何か答えを求める様に言葉を漏らす!…
そしてオリハを先頭に三人がゲートに姿を消すと、
マサツグもそれを見送った所で農作業に行こう!と…
「…さて、見送った所で…俺達は畑仕事を…」
__ヴウウゥゥン!!!……ッ!…ッ!!…
「ッ!…おや?…いらっしゃい!…
…まぁせっかく来て貰った所悪いけど…
痛い目に遭わない内に帰る事を…お勧めするぜ?」
オリハ達を送り出してから約数十秒後、早速イベントに乗じて侵入者たちが!…
しかし運悪く?マサツグの背後に出て来る事になってしまうと、
相手はマサツグの姿を見つけるなりすぐさま戦闘態勢に!…
と、マサツグもそれに気が付くなりクルッと振り向き!…
そこで既に身構えている相手に対してフッと不敵に笑って見せると、
最初は帰るよう促す!…
しかしそれは傍から見るとさも挑発して居る様に映ってしまう!…
となると相手もそんなマサツグに対してカチンと来た様子を見せると、
結果その者達はマサツグを襲う事に!…
だがマサツグは鍬を片手にその者達に対して善戦して行き!…
最終的には初日から、見事な撃退振りを見せるのであった!…
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剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。
一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。
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※小説家になろう様にも掲載中。
神様、ありがとう! 2度目の人生は破滅経験者として
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流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
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『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
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【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
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【第一部あらすじ】
人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。
しかも、ボスの間にーーー
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一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…
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※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
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