どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第十章-

‐第十章四十八節 一方の侵攻組と軍隊の様なクランと挟撃?作戦-

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さて拠点であるマヨヒガでそんな慌しい様子が見られる一方!…

自分達の恐ろしさを思い知らせると言うか、

牽制の意味でも侵攻側に立ったオリハ達は各拠点を潰して回り!…

と言ってもせっかく作った建物を壊すとかそうではなく、

プレイヤーの足腰が立たなくなると言うか?…

とにかく三バカの手によってそれはもう酷い進行振りを発揮すると、

一躍有名人になってしまい!…特にそこで有名になるのは喧嘩っ早いバルで有り!…


__とあるクランの拠点にて…


「…何だ如何した?…

あれほど息巻いて居ったではないか?…もっと我を楽しませ…!!」


言わずもがな生粋の戦闘狂で有るから!と言った所で、

故に侵入して五秒で開戦状態!…

一方で当然向こうも来る事が分かっている為、あらかじめ身構えているのだが!…

しかしそれでも敵を見掛けるなりバルは遠慮なしに先制攻撃!…

それはもう嬉々として暴風を巻き起こし、宛らハリケーンが如く!…

絶好調のままに蹂躙して行き、果敢に挑む者達を力でねじ伏せ!弾き飛ばし!…

余力を残して尚さも退屈であるよう構えて見せると、更に無慈悲な言葉を!…

それはもう暴君振りを露わにする!…

となると正直オリハとライザは付いて来るだけで事足りてしまって居り、

ライザがバルの静止係に!…オリハが拠点選び?…

とにかくルートを選ぶ係となって行く!…

そしてこの時も遊び足りないとばかりにバルが吠えると、

ライザがツッコミを入れながら静止を促し!…


「アホか、この状況を見てみぃ!?…

もう相手さん全員倒れてもうとるやろが!!」


「…子ども体力と言うか…そもそもが化け物と言うか…」


その際ライザがやり過ぎ!と言ってバルの身体を羽交い絞めに…

と、身長差がここで物を言う事に…

バルも羽交い絞めにされてプランとライザに抱えられる様子を見せると、

漸く落ち着きを取り戻すと言うか?…

今気が付いた様子で死屍累々の光景を目にして行く!…

そして一方で同じくついて来るだけのオリハも…

その様子にさすがバル!と言った言葉を漏らすと、

もはや呆れる事しか出来ず!…

すると一方でバルはライザに抱えられたままの状態で不満を漏らし!…


「…はあぁ~!…もっと歯応えのある奴は居らんのか!…

まだ暴れたりぬぞ!?……よし、次の拠点とやらに!!…」


「ッ!?…マジかよ!?…

…まぁとりあえず!…フラッグだけでも奪取しとくか…」


その不満と言うのもやはりまだ暴れたりない!と言った事を口にして行き…

と、次にはそのままゴネるのか?と思いきやスッと気を取り直す様に次の場所!と…

何なら子供らしく手足をバタバタ!とさせて見せ…

我儘な子供の様なそんな反応を露わにすると、

ライザもライザで手の掛かる子供!とばかりに…

そんな気分屋?なのバルの言葉に驚きようを露わにする!…

その際また暴れるのか!?と言ったツッコミを口にすると、

取り敢えずはそれでも一旦落ち着け!…

と言うのも勝利条件であるフラッグを回収しないといけないからで!…


因みにここで改めてルールの説明をして行くと、

これは拠点強襲型の戦略ゲームであるらしく!…


・攻撃側・防御側はお互いに何人でも参加が可能!…


・防衛側は相手を全て倒してしまうか、撃退するかで勝利が確定!…


・攻撃側は同じく相手を全て倒すか、

或いは先程話に出ていたフラッグを手に入れる事で勝利が決定し!…

故に無理に全てを倒さなくとも勝つ事が可能と言ったルールで有り!…


・尚そのフラッグに関しても防衛側が好きな所に配置が出来て、

隠す様に置いた場合は、拠点を破壊しながら探し回ると言った事態に!…

とは行かず!…設置条件として日の当たる所にしか置けない様で!…

主に拠点となる建物の屋上、

或いは缶蹴り宜しく見渡しやすい場所に設置をする者がほとんどである!…


と、言った具合にこれが大まかなルールであって!…

今まさにバル達は勝利を手にした訳なのだが、

それでもライザ達はフラッグを探す事に!…

何故なら本当に全員を戦闘不能にさせた場合のみ、

手元にフラッグが来る仕様になって居るからで!…

この場合はまだどこかに団員が隠れて居る為、勝利条件達成とはなっておらず!…

故に何も知らない者はそのまま帰って撤退扱い、

この場合は防衛側の勝ちと加算される仕様に!…故に手元にフラッグが来ない!…

まだ潜伏している事を意味して行き!…

ライザもまだ終わっていない事を口にする一方、

やられた者達は消えるその瞬間まではまだ意識がある様で!…


「…な…だ?…あれ…は?…」


「か…かて…わけ!……ッ…」


その際防衛側からすればイベント戦では無くもはやレイドバトルと化しており!…

相手があのバルデウス(幼体?)とは露にも知らず、

結果イキって今地面を舐めている状態に!…

となると当然ただの子供にやられた?と言った具合で納得が行かず!…

あの子供は何なのか?と…

まさに化け物を相手にした様な驚きと恐怖の表情を露わにすると、

声も絶え絶えにさせながら次にはフッと事切れる!…

そのまま光に包まれ姿を消す!…

因みにこれまた余談なのだが、やられたプレイヤーは観戦モードへと移行され!…

これにより戦えなくともまだ生き残っているプレイヤーに、

情報提供が出来る様になっており!…

だがこの場合は出来るであろうか?と…

ほぼ一撃と言っても良い位に倒れていった様子を見ていたオリハは思わず同情を…


「…敵ながらにこれには同情しますね?…本当に酷い!…」


__ザッ…ザッ…ザッ…ザッ……ッ…


まさに呆気なかった幕切れにオリハ自身も動揺を隠せず!…

まぁここが最初と言う訳でもないのだが、

それでも何度目にしてもなれない!と言うか…

改めてバルの理不尽なまでの強さを目の当たりにしてしまうと、

とにかくこれに遭遇してしまった相手方には同情をしてしまう!…

まるでチートを使って居る様な気分になる!…

しかし残念ながらこれは公式が認めているチートで有り、

本人も控える様に言った所で聞く耳を持つ筈がなく!…

故にただ同情の言葉を漏らして現場を後に!…

暫くして深り輝くフラッグを見つけ!…

オリハが回収して勝利の文字を目にして行くと、

次にはゲート前へと転移させられる!…そして次のマップへの移動を促される!…


「…っで、如何します?…まだ続け…」


「勿論であろう!!…我はまだ暴れたりんぞ!?…

やっと身体があったまって来た所と言うか!!…」


この時そのゲートにはイベントをやるに当たってのおススメの様に、

別の拠点のマップが表示されており!…

と、今のところそのおススメを巡回する形でオリハ達は攻略を続け!…

その際疲れてないか?と質問を…

本音はもうつまらないから帰りたい様子を露わにするが、

勿論それを良しとしない者が一人!…バルだけは続ける事を口にする!…

それこそオリハの問い掛けに愚問であるとばかりに返事をすると、

やっと楽しくなって来た所である!と…

と、それを聞いてライザもバルへツッコミを口に!…


「ッ!?…ホンマに暴れる事が好きなやっちゃなぁ!?…

…まぁイベントをやる的な意味でも?…行くに越した事はないけど…」


「…じゃあまた適当に選びますねぇ~…」


__…ぱあああぁぁぁぁ!!…ヴウウゥゥン!!……ッ…


それはもう呆れる様子にして戸惑いの言葉を漏らして行き!…

しかし同時にこのイベントに参加する上で!…

上位を目指すなら続ける事が重要であるよう話しをすると、

オリハもその言葉を聞いて続ける事を!…

何もしていないのに疲れた様子で適当に侵攻先を選んで行く!…

その際ゲートに映し出されている映像にそっと触れて見せると、

行き先が決まった様子でゲートは光り始め!…

と、その光は次にオリハ達を包み込み!…

次にはその場からオリハ達の姿が消え!…

まるで亜空間を通って居る様なそんな風景が目に映ると、

今度はその選択した場所に到着!…


__…ぱあああぁぁぁぁ!!…ヴウウゥゥン!!……ッ…


「…さて?…案の定身構えていらっしゃるようですけれど?…」


「…そりゃそうやろ?…なんせこっちは侵入者…」


到着するなり目にした光景はまるで鉄筋コンクリートの軍事要塞!…

ファンタジーの世界観から一転して!…

まるで現実リアルに引き戻された様なそんな感覚に陥っていると、

その要塞の前では既にオリハ達を待っていた!とばかりに…

ミリタリーな格好をしている敵団員達の姿を見つけて行く!…

それらは決して規律を乱す事もない様子で!…

いつでも銃を放てる!とばかりに構えて見せると、勿論オリハ達に照準を合わせ!…

と、侵入早々そんな光景を目にしてオリハは呆れ!…

分かっていたけど歓迎されていない!…いやある意味で歓迎はされているか?…

とにかく危機的状況である事を問い掛ける様に零して行くと、

ライザも当たり前とばかりに返事をして見せ!…

するとそんな会話を二人でしていると、次には相手の将校?…

或いは上官らしき者がメガホンを手に!…


〈…あっあぁ~!……ッ…侵入者達に告ぐ~!!…

即刻その場で回れ右をして帰る事をお勧めするぅ~!!

こちらは迎撃の用意があり!…一方的に蹂躙!!…〉


言わずもがな侵入者に対しての警告で有り!…周りの団員達に警戒をさせ!…

自分は交渉役とばかりにやって来たオリハ達へ向けて喋り出すと、

片手で身振り手振りながら帰れ!と言葉を…

その際見て分かる通り歓迎して居ない事を口にして見せ!…

その間周りの団員達も絶対に照準を外す事無く!…

片膝立ちのままでずっと何時間でも粘る様なそんな様子を露わにすると、

オリハとライザはピクッと少し考える様な!…

だがもう一人はそれを聞いても全く怯まず突貫し出す!…


「…ほぅ?…面白いではないか!!…

ではどれ程のモノか!!…我が直に試して!!…」


「ッ!?…って、勝手に飛び出して!!…」


それこそその先程の言葉を挑発と受け取った様子で不敵に笑うと、

次にはいつもの様にクッと走り出す体勢を整え!…

と、次にはオリハとライザが静止を促すよりも早くにバッと飛び出して行き!…

一方で遅れながらもライザがハッ!と…

バルに手を伸ばし待った!を掛けようとしたところで、

勿論と言った具合にその手がバルに届く事は決してなく!…

何ならバルも言う事を全く聞こうとしない!…

それはもう我慢が出来ない子供の様に!…

一番槍は自分のモノとばかりに突っ込んで行くと、

その自分達と相手との中程であろうか?…

バルが足を踏みしめた瞬間さも地雷の様に!…


__バシュンッ!!……ザッ…ぱああああああぁぁぁぁ!!!…


「ッ!…ヌ?…」


「ッ!?…ちょお!?…」


飛び出し更にもう一歩踏み込もうとした所で、

そのバルの着地点にて魔法陣が発動し始め!…

それは軽くバルの全身を包み込む様に!…

一瞬で展開されて怪しく光を放って見せると、

バルもそれに気が付いた様子で慌てる事無く視線を下に!…

となるとその様子を目にしてオリハやライザも戸惑って見せる!…

しかし気が付いた所で時既にお寿司!…

次にはその魔法陣がシュン!とバルの姿を透過すると、

そのまま魔法陣と共に消えてしまい!…

と、一方でその様子を目にして敵上官も掛かった!とばかりに…


〈…あぁ~…しっかり罠に掛かった様だな?……ッ…如何するぅ?…

お仲間を無傷で返してほしけりゃ!…そのまま回れ右をして!!…〉


まるで小馬鹿にするようあぁ~あ!と言葉を、

何なら間抜けな奴!とばかりに言葉も続け!…

と、次にはさも人質を取った様に!…

突っ込んでこなかったオリハとライザに問い掛け始め!…

改めてもう一度替える事を促して見せると、

これにはオリハとライザも頭を抱える事になり!…

しかしだからと言ってこのまま引き下がると言った様子を見せる事はなく!…

何故ならその自分達を小馬鹿にしてくる相手の態度が気に食わないからで、

そして何よりも引き下がった後の方が面倒!と…


「…そんな事したら多分…アイツめっちゃ怒るやろうな?…」


「…えぇ…恐らく…」


一体何処に飛ばされたのか?はさて置き、

バルからの文句が面倒!とこの時二人は揃って考え…

何故なら在らぬ場所に飛ばされ様とも、

あのバルの戦闘意欲が衰える事は決してなく!…

そしてこの魔法についても!…

恐らくは拠点の外へはさすがに飛ばす事は出来ないだろう!と…

考えるに一番は牢屋か何処か幽閉出来そうな場所に!…

転送される様になっている事を推測すると、バルは!…

故に勝手に帰ってしまった場合の想像はとても容易なモノで!…

二人はこの状況においても帰る事が出来ない?…

とにかくバルがこのまま引き下がる事を良しとしない事を考えると、

次には漸く自分達の出番か?と…ここに来て漸く本腰を入れる!…

何故なら今の今までやって来た事と言えば、

あの暴走するバルの子守であったからで!…


「じゃあしゃ~ないか…そろそろ俺も体を動かしたい所やったし?…

いっちょここいらで暴れてみても!!…」


「…はあぁ~…まぁ確かに?…丁度良い機会かもしれませんね?…」


それはまるで準備運動をするよう体を動かし、

もっと言うとやっと面倒事から解放された様な?…

この時ライザは徐に大きく敵の前で伸びをして行き!…

オリハもスッと自身の双剣に手を伸ばして握って見せると、

次には勢い良く抜刀!…と、今度はスッと双剣の柄同士を連結させる!…

そうして両刃剣に持ち変えて見せると、軽く振り回し具合を確かめ!…

その際ライザもやる気になるよう言葉を零し、

オリハもそんなライザに返事をして見せ!…

宛ら溜まった鬱憤を発散させるよう!…

スッと構える相手に対して二人も身構える素振りを見せると、

相手上官もそれを見てピクッ!と…戦闘の意志を確認する!…


〈ッ!!…帰らないと言う事はつまり!…我々と戦闘の意志がある?…

つまりそれが如何言う事を差すのか!!…

当然分かっていると言う事で良いのかぁ!?…〉


「…ごちゃごちゃうっさいわぁ!!…

ここに来た時点で手荒い歓迎は覚悟の上や!!…掛かってこんかい!!!…

…お前らのおもてなしとやら!!…しっかり見せて貰うでぇ?…」


それは別に帰らないオリハ達を見て怯えると言った様子を見せず!…

寧ろ好戦的に上から目線で質問をすると、

さも軍法会議ものであるよう若干声を荒げ!…

となるとそんな相手の態度をライザもカチン!と…

やはりライザも何だかんだで喧嘩っ早く!…

文句を言うよう言い返して見せると、次には続けて挑発を!…

真っ向からぶつかって行く様子を露わにする!…

尚この時その態度とは裏腹に向かって行くに当たって罠が無い事をチラッと見ると、

オリハにそれと無く合図を出し!…

と、オリハもその合図に気が付いた様子でピクッと素振りを!…

勿論その事も相手に悟らせる事無くと言った具合に!…

互いにいつでも飛び出せるそんな合図を取り合うと、

一方で更に相手方は調子に乗る!…

それこそいつの時代!?と言わんばかりの号令を団員達に通達する!…


〈…いいだろう!…では!!…

我々も全力を持って!!…貴様達を排除する!!!…

…現時点を持って!!…各員は侵入者の排除を!!!…奮励努力せよぉ!!!!〉


「ッ!…奮励努力って!!…ここは旧日本軍か何かですか!!…」


まるで歯向かって来た事を後悔させる!と…

排除の言葉を言って確認の言葉を終えて見せ、

今の確認を持って正式にオリハ達を敵とみなすよう!…

トコトン軍隊の様に号令を出すと、陸軍なのか海軍なのか?…

奮励努力と言って見せる!…

と、その言葉を聞いてオリハも何に影響されたのだ?とばかりに…

呆れながらツッコミを入れるが、

次にはそんなオリハのツッコミなど御構い無しに!…

今居る団員達に発砲許可を出して見せ!…


〈構ええぇ!!!……ッ!!!…てええぇぇぇ!!!!〉


__バンッ!!…バンバンバンッ!!…バンバンバンバンッ!!…


オリハとライザをよく狙う様に合図を取り、やはり軍隊であるよう発砲の号令を!…

それこそまるで戦争ゲームをやっているかのようであり!…

号令を受けた団員達の銃から不規則に弾丸が!…オリハ達に向けて発射されると、

オリハ達もそれを見るなり直ぐに回避行動を!…

その際近くに生えている樹の裏などに隠れよう!とする…

と、この時同時にふとその敵が撃って来た弾丸を!…

よく見ると普通の球ではない事に二人は気が付き!…


「ッ!!…撃って来やが!!……え!?…」


「こ、これって!?…」


と言うのも如何やら敵が撃ってきている銃弾は鉛弾では無い様で、

着弾後その弾は跡形もなく姿を消し!…

しかしそこには着弾の跡だけがしっかりとやはり残っており!…

何ならその撃ってきた銃弾と言うのは色とりどりに見える!…

何なら光っている様なさも魔法弾の様にも見えていると、

二人もよもや!?とばかりに驚き戸惑い!…とにかく相手の様子を伺う!…

が、相手もそんな二人の姿を見失ってはいない様子で!…

物陰に隠れようとも発砲を続け!…


〈…フンッ!…逃げた所で無駄無駄!!……ッ…

もしもに備えて私は拠点に戻るとする!!…尚通信設定はそのままに!!…

各員も次に備えて直ぐに配置に就いておく様に!!…〉


と、そんな隠れた二人の様子を嘲笑う様に指揮官も言葉を続け!…

が、次には何故か徐に背後を気にし始め!…

後の事は現場に任せて自分は拠点に戻る!と…

その場を後にするようクルッと背を向けて見せると、

この後更に何か有るか?…

もう一つオマケ!とばかりに各員へ命令を下して行く!…

と言うのも警戒は厳重にするよう、そんな事を口にしながら要塞の中へ!…

となるとそんな敵視機関の様子を気の影から見てライザが文句を!…


「ッ!!…って、お前は逃げるんかい!!!…」


「ッ!?…そんな事を言ってる場合ですか!!…ッ!!…

…ッ…この銃弾の雨の中!!…如何やって突破するつもり!!…」


指揮官が敵前逃亡とは如何言う事か!…宛らツッコミを入れる様に!…

文句の言葉を口にするが、それでも決してその敵司令官は足を止めない!…

そのまま拠点の中へと構わず消える!…

一方で指揮官が消えた所で敵からの銃撃も一切止まず、

オリハがライザにツッコミを入れるよう!…

相手にツッコミを入れている場合ではない!と…

この間にも自分達が隠れている樹は滅多撃ちに!…

このままでジリ貧になってしまう事を話して行くと、

ライザもその言葉を聞いてピクッ!と…ちゃんと考えている様子で返事をする!…


「…ンなモン最初っから一つしかないやろ!?…

…ちょっと気を練る時間だけくれるか?…そう時間を掛けんさかいに!!…」


「ッ!!…頼みましたよ!!」


まぁ考えていると言ってもやる事はと言うか出来る事は一つだけで、

オリハにも協力をして欲しい様な!…

と言うのもそれをするのに力を溜める時間が欲しい!と…

故にオリハには盾になって貰いたい!とばかりに…

今こうして樹の影に隠れて居ては出来ない事を話して行くと、

オリハもそんなライザの話を聞いて何か納得したのか!…

次には請け負う様に返事をする!…

そして意を決してバッ!と樹の影から姿を現して見せると、

一身にその銃弾を両刃剣で弾き始め!…


__ババッ!!…キンッキキキキン!!…


「…ッ~~……ッ!!…よし!!…

龍!!…撃!!…波ああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


と、オリハが前に出た事で同時にライザもオリハの後ろに!…

そこで徐に腰を落として気を溜めると、次には某・竜玉集めの漫画宜しく!…

溜めた気を自身の両手に集めてグッと握り込むと、

次にはオリハの弾くタイミングを見計らい!…

両手に集めた気を真っ直ぐ敵に向かって撃ち放つ!…

それは龍の姿を成して真っ直ぐ敵に向かい襲い掛かると、

容赦なく敵団員達を薙ぎ払い!…

となるとそんなライザの技に敵団員達も思わず驚き!…


__ゴッ!!…ギャアアアァァァス!!!…ッ!!…うわあああぁぁぁ!!!…


「ッ!!…今ぁ!!!」


さすがに自身の命が掛かっているとなると逃げ出すモノで、

持っていた自身の得物を放り投げる始末に!…

となると当然相手の隊列は乱れる事に!…

混乱が混乱を呼んで現場は騒然!…

うっかり注意が逸れて攻撃もピタッと止まる事態となってしまうと、

その隙をついてオリハとライザは全身!…何なら思わず吠えてしまう!…

だがそんなオリハの吠える声も混乱中の彼らには届かない様子で、

龍撃波が通ったであろう場所をジッと見詰め!…


「ッ~~~!!!…い、今のは一体!?……ッ!!…あっ…」


まるで初めて見る技!とばかりに戦々恐々!…

何なら巻き込まれた者も少なからず居る様で、

その者達は漏れなく負傷してしまい!…

宛らギャグマンガの様に情けない状態で倒れていると、

その間にもオリハ達は遂にその敵団員達との距離をゼロに!…

ある意味忍び寄る事に成功する!…

そして敵団員もハッと思い出した様子で反応をするが、

勿論この時点で時既にお寿司!…

と言うのもふと気が付き振り向いた頃には、

オリハが笑顔でその敵団員の喉元に刃物を突き付け!…


「…大人しくしてくださいねぇ?…抵抗するなら容赦はしませぇん!…」


__…ッ…パキパキパキィ!!…パキパキパキィ!!…


「ッ!?……ッ…ッ~~~…」


何ならライザも自身の拳を握るよう関節を鳴らし!…

この間合いは自分達のテリトリーである事を露わにすると、

敵団員達もさすがに分が悪いと感じたのか!…

次には得物を足下において降伏をする!…

その際その場で正座をして両手を挙げると団員達は光に包まれ、

扱い上は戦闘不能リタイアとなり!…

と言った所でオリハ達はまずは正門を突破して行き!…

さてここからが本番と言った所で!…

ここから如何しようか?と頭を悩ませようとするのだが、

一方でここまでのやりとりの間にバルの方でも動きが!…


__とあるクランの拠点・地下牢獄にて…


「…ッ……ふむ…ここはぁ?…」


__……ドゴオオオオォォォ…ッ!……ッ…


時間にしてと言った所で然程タイムラグは無い所!…

バルが転送された先はやはり牢獄と言った場所で、

通気性抜群の鉄格子が直ぐに目に付く冷たい部屋に居る事が確認出来!…

と、そんな牢屋の外?からは何か衝撃が伝わって来る様な!…

何ならその衝撃でか天井から少し埃が降ってくる始末で!…

バルもチラッとそんな様子を目にして改めて自身が捕まった事を自覚すると、

次には一人反省?の言葉を漏らし!…


「…我とした事が滾り過ぎたか…しかし問題はない!…

これ位の牢で!…我を封じ込める等!…」


うっかりうっかり!と言った具合に軽い反省…だが捕まった所で問題無い!と…

何ならこの程度で捕まったとも思っていない事を口にすると、

次にはその鉄格子の前へと移動して行き!…

と、今度は徐に両手で確と鉄格子を握り始め!…

となるとそのまままるでお菓子の袋を開ける様に!…

見事な怪力で自身が通れるだけの隙間を!…

いやそれ所か勢い余って鉄格子自体を破壊すると、

その牢獄内にけたたましい音を響かせ!…堂々と脱走を企てる!…


__ガッ!!…グッ!…グググッ!!…バキイィィィィン!!!…


「出来よう筈がないのだからな!!…

…ッ…では改まった所で…押して参る!!!」


__ビイイイィイイ!!!…ビイイイィイイ!!!…ッ!?…


そしてバル自身も口ほどにも無い!と言った様子で笑って見せると、

これまた改めて暴れる!と…が、牢屋を出た所で次にはセンサーでもあったのか!…

バルの脱走を告げるようアラームが監獄?内に鳴り響き!…

バルもその突然のアラームに思わずビクッと反応をすると、

今度は所内アナウンスであろうか?…恐らくバルの脱走を告げる放送が響き渡る!…

勿論それは捕縛する事を指示して行くと、建物全体が騒がしくなり出し!…


〈緊急事態発生!!!…緊急事態発生!!!…

捕縛していた捕虜が脱走をした模様!!…各員は直ぐに!!…

脱走した捕虜の確保に向かってください!!!…〉


「…ヌウ…バレてしまったか?…

…と言う事はあの檻にも何かしら細工がしてあったという事か?…

しかしこれは僥倖!!…

待って居れば向こうから相手をしてくれると言う事であろう?…」


だが当の本人は全く気にせず、さも驚いた!と言った様子で…

もっと細かく言えばもう脱走がバレてしまった事に若干戸惑い!…

と、この時またチラッと自身のいた牢屋を見て!…

何か細工がされて有ったかどうかを確認するが、

見た所で何がされて有ったのかが全く分からず!…とにかくその場を後にし出す!…

それ所かこの騒ぎは自分にとって好都合なのでは?と考え出すと、

思わずニヤッと笑みを浮かべ!…

と言った所でまた視点はまたオリハ達の方に戻って行き!…

この時オリハ達も制圧をした事で、ここから如何やって潜入しようか?と…


__とあるクランの拠点・要塞正門付近にて…


「…とりあえずここまでは何とかって所やな?……さぁて?…

ここにおるモン全員ぶっ倒すより…

勿論フラッグを見つける事を優先した方が…」


__ビイイイィイイ!!!…ビイイイィイイ!!!…ッ!?…


「な、何や!?…このやっかましい警報!!…」


最初に構えていた全員が消えた所を見て作戦会議!…

バルも捕まってしまった事で!…

ここからは慎重に進んで行く事がさも重要である様に話しをしようとするのだが、

ここでバルが脱走した際のアラームが外にも漏れ出るよう聞こえて来て!…

と、いきなりそんなモノが聞こえて来た事で二人も驚き!…

思わず正門の影に隠れ!…一体何が!?とばかりに中の様子を伺うと、

敵兵と言うか何と言うか!…とにかく騒がしい様子が聞こえてくる!…

それは慌てて居る様にも聞こえてくると、オリハがハッと気が付いた様子で!…


「…ッ!…こ、これってもしかして…捕まったバルが何かしたんじゃ?…」


「ッ!…あぁ~…大いにあり得る話しやな…よし!…

陽動は向こうに任せて!…こっちは適度に暴れるとしよかぁ…」


「ッ!…あぁ~…まぁ、うん…それで良いのかなぁ?…」


と言うのもあのバルが大人しく捕まっている様なタマであるか?と…

故にこのアラームをバルのせい!として行き…

何か仕出かしたのでは?と心配の言葉を漏らすと、

ライザもそれを聞いて直ぐに納得!…何なら呆れる様に言葉を漏らす!…

そしてふと今度は思い付いた様子で!…この機に乗じて侵入しよう!と、

バルを囮にしてフラッグを奪取する事を考えて行き!…

となると思い立ったら吉日!とばかりにライザは早速行動を開始…

誰にも悟られる事無く侵入し出すと、

オリハもそんなライザの様子に戸惑いを隠せず!…

だがそれでもついて行く様子を見せると、共に侵入を果たして行き!…

結果的に内と外から攻撃を仕掛ける!…

意図しない形で要塞の攻略に打って出ると、

それはもうテンヤワンヤや展開を迎えるのであった!…

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アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。 子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。 ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。 さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。 生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。 ----- 剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。 一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。 ----- ※小説家になろう様にも掲載中。

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される

水都 ミナト
ファンタジー
【第二部あらすじ】  地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。  ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。  そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。  一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー  狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください! 【第一部あらすじ】  人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。  しかも、ボスの間にーーー  階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!? 「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」 「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」  パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。  一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…  今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー ※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される ※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。 ※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。 ※なろう様、カクヨム様でも公開しています。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
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※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

リストラされた42歳、確率の向こう側へ。~なぜか俺の選択肢がすべて正解になる件~

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「君には今月いっぱいで席を空けてもらいたい」 42歳、独身、社畜。会社のために尽くしてきた柏木誠は、理不尽な理由でリストラされた。 絶望の中、雨の神社で野良猫を助けた彼は、不思議な光と共に【確率固定】という異能――「無意識に正解を選び続ける豪運」を手に入れる。 試しに買った宝くじは10億円当選。 復讐心に燃える元上司を袖にし、元天才投資家の美女をパートナーに迎えた柏木は、その豪運で現代社会を無双していく。 「俺の選択に間違いはない。なぜなら、確率の方が俺に合わせるからだ」 枯れたおじさんが資産と余裕を手に入れ、美女たちに頼られながら、第2の人生を謳歌する痛快サクセスストーリー!

魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は世界に1人のトリプルジョブに至る~

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赤目達也(アカメタツヤ)は少女を育てる為に冒険者を辞めた。 そして時が流れ少女が高校の寮に住む事になり冒険者に復帰した。 30代になった達也は更なる力を手に入れておりバズり散らかす。 カクヨムで先行投稿中 タイトル名が少し違います。 魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~ https://kakuyomu.jp/works/16818093076031328255

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