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-第十章-
‐第十章五十節 マヨヒガの防衛力と三バカの実力とフラッグの在処?-
しおりを挟むさて話は一旦マヨヒガを守るマサツグ達の方へと戻る!…
その際この時も何も知らない新人達が!…
手ごろな拠点と言う事でマサツグ達のマヨヒガを襲いに来る様子を見せるのだが、
案の定フィロやシロとハク!…
それこそ結局何も出来ずに逃げ帰る!と言ったそんな様子を露わにすると、
未だ一回としてフラッグの奪取を許しておらず!…
因みに何も出来ない理由として!…
まずマサツグ達の拠点であるマヨヒガのフラッグの設置位置と言うのは、
鬼畜にもあのベヒーモスさん家の前で!…
__マヨヒガ ベヒーモスさん家の前にて…
{ゼェ!!…ゼェ!!……な、何とかここまで来る事が出来た!!…
…ゴ、ゴールまであと少し!!…後はこれさえ取ってしま、え…ば……ッ?…}
__ずうぅぅ~~~ん!!!……ジイイィ~~~……ッ…
故にフラッグの前で騒げば一発でベヒーモスキングと遭遇する事に、
いや家に近付いた時点で匂いでバレ!…幾ら透明になろうとも分かるらしく!…
的確に敵がいる方に視線を向けると、まるで威圧する様にジッと凝視!…
堂々の存在感を露わにする!…
因みにそこまで辿り着いた強者?は一応そこそこいる様であり、
しかし先程言った通り最後の難関としてベヒーモスが!…
尚この防衛力は今の所100%で、
故に今日も平和!とばかりにマサツグも安心して農作業に!…
「……ッ!…ん?…何か居るみたいだなぁ?…」
「ふぅ~!…ん?…居るとは何だ?…」
そしてマサツグも全く気が付いていない訳では無いらしく!…
ふとそこに誰が居るのか?は見えていないが、
そのパッパーモスの様子から何か居るのだけは察しており!…
しかしだからと言ってとっ捕まえに行く!と言った事は決してせず、
ただ居るな?程度でジッと見詰め!…
と言うのもパッパーモスの事を信頼しているのは勿論であるが、
それ以上に安全の為!で…
とにかくそうしてその様子の成り行きをも守っていると、
一方で今日はマサツグと一緒に畑仕事を手伝いに来たのか!…
リーナもそんなぼおっとするマサツグの様子にふと気が付く!…
その際如何した?とばかりに声を掛けると、
マサツグもそのパッパーモスの様子からこう言葉を…
「んん~?…侵入者…」
「ッ!?…お、おい!!…それは放っておいては!?…」
「大丈夫だと思うぞ?…ほれ?…」
それは本当に何も心配していない様子で侵入者!と…
それこそ慌てる素振りを見せる事無く!…呑気に鍬を杖代わりにしてもたれ掛かり、
この後どうなるか?と言った様子でジッとその光景を見詰め!…
一方でそれを聞いたリーナは大慌て!…と言う程でも無いのだが、
とにかく焦る様子を露わにする!…
となると次には鍬を手に農場から飛び出そうとするのだが!…
しかしそんなリーナを止めるようマサツグが再び言葉を掛けると、
リーナにその様子をよく見て居るよう大丈夫!と言い…
何なら不敵に笑っている始末で有り!…
するとリーナもマサツグに呼び止められてえっ?と、
足を止めると言われた通りにその様子を同じ様に見詰め始め!…
「ッ!!…え?……ッ…」
__…そおぉ~~…チラッ?…そおぉ~~…チラッ?……ジイイィ~~~……ッ…
{…グッ!!…}
この時何故自分でも足を止めてしまったのか分からず仕舞い!…
だが不思議とスッと止まってしまい!…
心配ながらもマサツグに言われた通りにふとその光景へ目を向けると、
そこには不自然に首を振っている?パッパーモスの姿が!…
となるとその様子にリーナもえっ?と疑問を持つ…
しかしその視線は決して耄碌した様には到底見えず、寧ろ鋭い様に感じられ!…
因みに今現場では何が起きているのかと言えば、
透明の冒険者が何とかパッパーモスの視線から逃れようと四苦八苦!…
チラッと様子を見ながら前へ一歩!…
しかしジッと見られている事でそれ以上は踏み進められず、
結果として一歩下がる事になり!…故に冒険者としても歯痒い所で焦りを感じ!…
するとそんな焦りと言うのは離れてみているマサツグ達にも届いて行き!…
気配を感じ取ったマサツグが面白い!と…
「ありゃ完全にロックオンされてるな?…
迂闊に近付けばその瞬間ってな?…」
「……ッ…」
完全にヘイトを買ってしまっている事で不可能!とばかりに…
それこそ躊躇しているその一歩!…
その一歩を本当に踏み出したら最後である様に言葉を漏らすと、
思わずニヤニヤとしてしまう!…意地の悪い笑みを浮かべる!…
一方で心配をして居たリーナも何と無くその状況が見えて来た様子で、
同じ様にジッと見詰めているのだが!…
この時もうフラッグを取られるとかではなく相手の心配が勝ってしまい!…
今ならまだ間に合うとばかりに心で帰れ!と…
それこそ祈る様にしてジッと固まって見詰めていると、
その願いは天には届かなかった様子!…
次には焦りと緊張からか透明の冒険者は動きを見せ!…
{ッ…ッ~~~!!!…こ、ここで引き下がる訳には!!…
こうなれば一か八かで!!…}
__……グッ!!…ッ……
「ッ~~!!!…どおぉぉ……!!!」
折角ここまで来たのだから諦めたくない!…
そう思うと心を奮い立たせ、目の前の化け物の視線を気にせず!…
フッとその場で踏み込む姿勢を取って行くと、
今この瞬間だけで良いから全神経を研ぎ澄ます!…全力の奪取に備えて見せる!…
そして次には刹那の見切りが如く瞬発力に物を言わせて、
何ならこの時気合を入れるよう言葉も叫び!…
が、現実と言うのは無常で有り!…ここから漫画の様な逆転劇は起きる事無く!…
思いっきり前へ向かって飛び出して行くが、
その声を叫び切る前にパッパーモスが斬って落とし!…
__ドッ!!!…パアアアアアァァァァァン!!!!…ッ!?!?…
因みにとうのパッパはそこから動かず香箱座りのまま片手で一撃!…
それは相手が向かって来た所を確認してから!…
さも侵入者は許さん!とばかりに右フックで確実に冒険者の身体を捉えると、
そのまま宙へと撥ね上げる様にして振り切り!…
フラッグへの接触を阻止して見せる!…
何なら今回吹っ飛ばしたのは無謀にもまだ駆け出し?の冒険者で、
当然その一撃に堪えられる筈もなくそのまま戦闘不能となってしまい!…
一方でマサツグは未だ呑気!…
これが心配をしてい居ない理由!とばかりに、
感想を求めるようリーナへ話しを振って行き…
「…な?…心配いらないだろ?…」
「…み、見えなかった!!…それにあの威力!!…一溜りも!!…」
近付かなかった理由もこれであり!…
自分も一度は受けた事が有る故、間違いなく今の一撃で死んでいる!と…
そう話す一方でリーナはベヒーモスの力に衝撃を受けて居り!…
その一撃が見えなかった事、更にはその威力も言わずもがな!…
何ならもし自分が受けたなら?と思わず考えスッと青褪め!…
番犬ならぬ番猫の容赦無さぶりに!…
とにかく動揺が隠せないそんな様子を見せていると、
これまた一方で騒ぎを聞き付けたのかゲートの方から!…
「ッ!!…今のは!?…クッ!!…抜かれて追ったじゃとぉ!?…」
それは最初フィロが慌てた様子で声を挙げると、
次にはクッと悔しがる様子を露わに!…
と言うのもこの侵入者を許してしまった要因として今フィロ達は応戦中で!…
まぁ応戦中と言ってももうほぼ終わって居る様な状態であり!…
何ならそこにシロとハクも加わり!…
シロとハクは未だ倒れる冒険者達にプロレス技を、
逆エビ固めを決め!…等とやっている間に抜かれたのが先程の冒険者!…
故にフィロに続いてハッ!と…
「この!!…この!!……ッ!…あっ!…」
「お、お姉様!!」
「うぅ~!!…一人逃げてたみたいです!!…」
技を掛けるのに夢中で反応が遅れながらも!…
シロが気が付いた様子で言葉を漏らすと、
同じく技を決めて居たハクも同じ様に動揺して見せ!…
その際さもやってしまった!と言わんばかり…
すると次には二人揃って悔しがり!…
相手の術中にさも嵌っていた!と言った様子を見せると、
二人揃って両手に握り拳を握り!…プルプルと怒りに震え始める!…
しかしだからと言ってそれ以上倒した冒険者達をいたぶると言った事はせず、
取り敢えず悔しさを旨に撤収をして行き!…
と、一方でこれまたそんな様子を見て更にマサツグも言葉を続け!…
「…な?…ある意味で鉄壁…」
ゲート前では幼女三人!…それぞれフィロとシロとハクが構え、
肝心のフラッグにはベヒーモスが鎮座!…
しかもエンドコンテンツと言うインチキ過ぎる性能で有り!…
これを突破するのは不可能である!と…
マサツグが不敵に笑いながらそうリーナに話をすると、
このマサツグの言葉にリーナも思わずビク!ッと…
マサツグの少しばかり暗い闇に触れた気分になってしまう!…
だがそれだからと言って責めるとか呆れるとかそう言った様子は見せず、
ただ少しばかり戸惑ってしまうだけで!…
何ならそれで百年の恋が覚めると言った事も決してなく!…
ただ二人で和気藹々?と…その一部始終について話をしていると、
次には別の方向から文句が飛び!…
「ちょっとぉ!!…口を動かしてないで、手を動かしなさいよ!!…
…私達だけに働かせる!!…ゴホォ!!!…」
その文句の主と言うのもリーナと一緒になって畑仕事をしているグラ子であり!…
二人がパッパーモスの様子を見ている一方で、
この時シルビィの監視の元せっせと土を盛り返し!…
故に楽をして居る様に感じて口では無く手を動かせ!と当たる事に…
が、これが良くなかった!とばかりに次には鉄拳制裁を喰らう事に!…
いや正確には同じく畑仕事をしていたシルビィに頭から鍬を振り下ろされ、
たん瘤をこさえる事になり!…
一方でそんな容赦のない一撃を放ったシルビィは、
全く持って罪悪感など感じて居らず!…
ただ淡々と冷たい視線を向け、悪いのはグラ子!とばかりに…
「…口を慎みなさい、一兵卒!…
…それとも?…追加でもう一面を一人で耕してみますか?…」
「ッ~~~!!!…クッ!!…こんのぉ~~!!!…
今に見てなさいよぉ!?…いつか絶対に泣かせて!!!…」
やはり見下している?のかお前も手を動かせ!と言わんばかりに…
何ならマサツグに暴言?を吐いた事も良しとはせず!…
加えて罰を与える様な事を続けて口に、
その罰と言うのも一人で1haの畑を人力で耕すと言う物であり!…
と、一方でそんな事を冷静に言うシルビィを一旦置いといて!…
殴られた頭が痛い様子で頭を抱えながらその場にへたり込むグラ子が居り!…
この時シルビィには見えないがいつか復讐をする事を誓い目に涙を浮かべていると、
これまたそんな様子を見てリーナもただ苦笑いをするしかなく!…
同時にマサツグが何故平然と畑仕事をしているのか?にも納得をする!…
しかし!…
「あ、あはははは……ま、まぁ…
とにかくマサツグがこうして働いているのは分かった!…
しかし一方であっちは大丈夫…」
こっちの防衛力が鉄壁に近い事を理解する一方、
今度はオリハ達は大丈夫なのか?と…ここに来てリーナの心配性が発動して行き!…
酷い目に遭っていないか?と安否を思い!…
マサツグに尋ねる様なそんな様子を露わにすると、
それについてもマサツグは全く!…
何も心配をしていない様子で大丈夫である!と返事をする…
それこそいつもの呑気振りをスッと見せると、
簡潔にその安心と言うか信頼をしている理由を話し始め!…
「ッ!…あぁ、オリハ達か?…それについても大丈夫だよ!…
…アイツらは普通に頭が良いからな?…」
「ッ!…え?…」
何でもその安心している理由と言うのも至ってシンプル!…
マサツグは三バカと呼んではいるが、その実三人は頭が良い!と話し始め…
なのに三バカと呼んでいる事にこの時リーナも困惑して見せ!…
勿論その本当の意味も聞いてはいるが、
しかしバーサーカー=頭が良い!とは繋がらない様子で…
何ならこの話にその頭が良いと言うのが如何安心要素に繋がるのか?と…
確かに三人とも強い事は知っているが、マサツグは何故そうは言わず賢い!と…
そう話したのか?に納得が出来ず、
故にその言葉を聞いた際は思わずキョトンとした表情に…
しかしマサツグは構わず言葉を続けて行き!…
「…まぁ普段あんだけ感情的になってる様子からだと想像がつかないか?…
…ッ…ライザはあぁ見えて…
同じ学校に行ってた際は俺より遥かに頭が切れる奴だったし!…
オリハも俺以上に賢い!……それこそ癪だが!…
普通の勉強だと勝てる気はしない!!…」
「ッ!?…そ、そう…なのか?…」
何でもマサツグが言うにはライザは切れ者で案外こういう事が得意である?と…
何なら同級生であった事から話し始め!…
その様子を見て来た事を口にすると、オリハも我が弟ながら!と…
何なら認めたくはない様子でやはり切れ者である事を続けて話す!…
その際グッと握り拳を握って悔しがるそんな様子を露わにすると、
リーナから見てもそんな風には見えないのか?…
さも信じられない!と言った様子でこれまた戸惑い、
仕舞には思わず再度確認をするよう返事を口に!…
するとマサツグもそれだけではない!とばかりに、
今度は一番の問題児についても話し始め!…
「そんな二人だからこそ余計行かせたってのも有るし…
それに戦力に関しても!…あのバルが居るだろ?…
…因みにバルも何だかんだでかなり学力は高いみたいだ!…
俺じゃあチンプンカンプンだった問題をあっさり片手間で解いていた!!…
ただその頭を使う機会がないと言うか…本性があれだから…」
「あ、あぁ~……ッ!…因みにその問題とは?…」
何でもマサツグ的には一番安心出来る要因らしく!…
戦闘力は間違い無く文句なし!…
そして二人に負けず劣らずで学力もある事を口にすると、
リーナもそんな言葉がマサツグの口から出て来た事で当然戸惑い!…
と言うのもそれはさも信じられない!と言った様子でへッ!?と困惑…
だがマサツグはそんなリーナの反応を見ても尚!とばかりに…
ひょんな事で手に入れた?問題集をものの数分と掛からず!…
目の前でスラスラと解かれた事を話して行くと、その時はマサツグも驚いた様な!…
よもやバルが!?と感じた事をリーナに話す!…
するとその衝撃の受け方にリーナも同意と言うか納得したよう戸惑って見せると、
次にはふとその問題集とやらが気になった様子で!…
となるとマサツグもそれを聞いてまだ持っているのかふと取り出し!…
「ッ!…あぁ…近々開校する冒険者学校の座学…だったか?…
こうしてイベントが始まる前にチラッとな?…
俺は文系だから!…理数は全くでな?…もうお手上げ!…」
「ッ!…冒険者、学校!……ッ…」
たまたまインベントリに残っていたテスト用紙をスッと手元に!…
そしてそのテストの正体についても冒険者学校の座学!と言い…
出所については話さないが、近々学校が開校する様な!…
その際マサツグも興味と言うか試しにやってみたのが今手元にある物で!…
と、次には言い訳をするようリーナに差し出し!…
文系である事を口にすると、後は全部バルが回答した事を正直に話し!…
一方でリーナもその差し出されたテスト用紙を受け取りスッと目を通し始め!…
何ならそのテストと言うか学校に興味を持った様子で!…
思わず目をキラキラとさせながら学校!と一言言葉を漏らすと、
マサツグも直ぐにそんなリーナの様子に気が付いたのか!…
尋ねるよう言葉を漏らす!…
「…何、どした?…興味でも沸いたか?…」
「ッ!!…え?…あ、あぁ!……ッ…す、少し…な?…」
「……ッ?…」
因みにリーナが学校に興味を持った理由としては、
学校ではなく冒険者と言う言葉に惹かれ!…
何故なら冒険者になればマサツグともっと居られる様な!…
そもそもとして家出をして生きた理由が恋であり!…
もし通うとして自分も冒険者になったのなら!と想像をすると、
思わずその想像が捗ったらしく!…この時マサツグからの問い掛けに動揺をする!…
そして少し目を合わせ辛い様子でポッと頬を染めて見せると、
その手渡されたテスト用紙で自身の顔を隠して行き!…
一方でそんなリーナの様子など鈍感男には到底分からず!…
故に首を傾げて疑問の表情!…
と、それを見てまたグラ子がムッと怒りを覚える!…
そんな様子を見せていると、ゲートの方ではまた侵入者が!…
これまた火柱が上がって行く!…
さてそうしてマヨヒガが難攻不落の拠点と化している一方で、
件の攻める側のオリハ達は今も尚要塞にてフラッグを探し!…
__一方その頃…クラン・[Asterisk] 要塞の屋上にて…
「「へっ!…くしょおぉ~い!!!…ズズズッ…ハァ…」」
マサツグのせいでか要塞の屋上にて盛大に二人がクシャミを炸裂!…
それは辺りに響いてしまう勢いで有り、
しかしだからと言って敵が寄って来ると言った様子は全くなく!…
因みに今屋上に居るがその他の部屋の探索も欠かさず熟し!…
だがやはりフラッグが隠されてあった様子等はこれまた無く!…
故に現在屋上に!…バルは言わずもがな一人地下で暴れに暴れ続けていると、
暴走一歩手前?…とにかく見事なまでに自ら囮と化して行く!…
さてそんなクシャミをした所で!…
これまた二人揃って鼻を啜ると、オリハがライザにふと言葉を!…
「…ライザさん風邪ですか?…うつさないでくださいよぉ?」
「ゲームん中やのにうつるかい!!……ッ…
それよりも!!…そっちに有ったかぁ~?…」
それは冗談のつもりで風邪をうつさないでくれ!と言葉を口に…
するとライザもそれを聞いて直ぐに反応を示して見せると、
次には振り返り様にツッコミを!…動作込みであり得ない!と言葉にする!…
そして関西人の性を見せた所でスッと冷静になって行くと、
次にはフラッグを見つけたかどうかを尋ね始め!…
と、そんな問い掛けに対してオリハも見つからない!と…
しかしフラッグとは別にふと気になるモノは見つけた様子で、
ジッとそれを見詰めたまま返事を!…
「無いですねぇ~………ッ!…ッ…
ただ…ちょ~っと気になるモノなら一つ…」
「ッ!…気になるモン?…どれ?…」
「…あそこ見えます?…ほら、屋根の上!…」
と言うのもオリハはある建物の屋根をジッと見詰め、何か怪しむそんな様子を!…
と、ライザもその返事を聞いて直ぐにオリハのいる方へ近付き!…
次にはそのオリハが気になるモノについて尋ね始め!…
オリハがジッととある宝庫を見ている事から!…
同じくその視線を向けている方へスッと視線を合わせると、
そこには恐らく工廠であろうか?…
巨大なシャッターが下ろされて有る巨大な建物を見つけて行く!…
が、重要なのはそこではなく!…
何故かその建物の天井に一つだけ穴が空いていると言う事で!…
「えぇ~っと…ッ……ッ!…何やアレ?…穴が開いて?……ッ!…」
「…ひょっとしてひょっとします?…」
となるとこれにはライザもヘッ?とばかりに最初は戸惑い!…
何なら言葉でも確認して行き!…
あれは何?と言って悩む様子を見せるのだが、
次には直ぐにハッと何かに気が付いた様子を露わに!…
するとオリハもそんなライザの様子に気が付いたらしく!…
今度は行って確認をするかどうかを尋ねる様に!…
何なら恐らくライザと同じ結論であろう質問の言葉を口にすると、
ライザも同意するよう返事!…その穴の開いている工廠へ向かう事を決定する!…
「…確かめてみるかぁ~…」
「…じゃあ、行きますか…」
さてそうなると一行は一旦来た道を戻る事に、
しかしそこで変と言うか異様な事にふと気が付き!…
と言うのも誰にも見つかる事無く要塞の隣の工廠へ向かい!…
いや正確にはその道中不可思議な事に人の気配を全く感じられない!…
まるで最初から人などいなかったかの様に…
ただ不気味にアラーム音が響き続けるそんな要塞を進んで行くと、
この時の二人はその事に全く気付かず!…そして遂に工廠へと辿り着く!…
__クラン・[Asterisk] 兵器格納庫にて…
「…ここからは更に慎重に!!…えぇな?…」
「…勿論!……ッ…」
__スタタタタァ!!……スッ!……ッ…
工廠の巨大なシャッターの隣には人用?の扉が一つあり…
この時ライザが聞き耳を立てながらオリハに注意を促すと、
オリハも返事をして次には突入!…
静かに音を立てる事無く扉を開け、そして素早く物陰へと隠れ!…
尚工廠の中には遮蔽物が!…
良く港とかで見掛ける鉄製のコンテナが置かれて有るのが見られると、
そこに交じってまさにメタル〇ア!とばかりに…
いやこの場合は別作品か、某・星戦争の映画宜しく四足歩行の巨大兵器が!…
まるで猫みたいに香箱を組むよう鎮座していると、
それを見たオリハが驚き戸惑い!…
「…うへぇ~…何ですかアレ!…四本足の機銃付き兵器みたいなの!…
あんなのスターウォ〇ズでしか!!…
しかもレールガンぽいのまで付いてる!?…」
「万が一あんなん引っ張り出された日には…
もうホンマにフラッグを諦めて帰ったろかな…
…動かん事ねがっとこ…」
「…で、その肝心のフラッグは?と……ッ!…」
そもそもとして一体何処を目指しているのか?…
色々と作品がごっちゃになっているのがその兵器から見受けられ、
とにかくあんなものが動いた日には!と…
それこそ勝利関係無く相手にするのが面倒!と、
故にもうあきらめて帰ろうかとも考え始め!…
更にはフラグを立てるよう動かない事を願ってしまうと、
オリハがそんなライザの事など置いといて!…
件のものがあるかどうかを探し始める!…
するとすぐに見つけた様子でピクッと反応、
ライザも気が付いた様子で言葉を漏らし!…
「…あれやなぁ?…」
「まさかこのイベントの為だけに工廠の天井に穴をあけた?…
何方にしてもあそこまで行けば!…」
場所はあの妙な巨大兵器?の後ろに隠れるようフラッグが設置されて有り!…
日の光も天井から伸びて直径約1m位と言った所か!…
まさにフラッグを照らす為だけに開けたであろう穴から煌々と光が差し込むと、
ある意味で神秘的とでも言えば良いか?…
とにかく漸くフラッグを見つけた事でオリハとライザも安堵の様子を!…
だが同時にイベントの為に天井に穴を開けるのか!?と…
若干信じられない様子でライザが疑問を漏らしていると、
次には何処からともなく声が響き!…
__…そこまでだ、侵入者!!…ッ!?…
〈よもやここまでやって来るとは思わなかったぞ?…侵入者め!…
だがその快進撃もここまでだ!!…
ここを見られたからには貴様達を!…排除させて貰う!!…〉
その突如聞こえて来た声は間違い無くオリハ達に向けられたモノで!…
何ならその声が響いたと同時にこれまた同じく隠れていたのか!…
敵兵達もスッと物陰から姿を現すと、
しかも隠れているオリハやライザの位置も分かっている様子で!…
そして事前に戦闘不能した仲間達から情報を得たのか?…
接近戦が不利である事を理解すると、迂闊に近付かず銃を突き付け!…
その二人が隠れているコンテナをしっかり包囲すると、
これにはオリハ達も途端に戸惑い!…警戒の様子を露わにする!…
一方でそんな警戒をする二人を尻目に!…
さもこの巨大兵器?を見られたくなかった様子で話し出すと、
帰れ!…ではなく排除する!と…
となるとここでライザもそんな相手の様子と言うか、
何かそのテンションにふと惹かれた様子で言葉を!…
その場面の登場人物になり切る様に!…
「…お前ら、一体何をしようって考えて!!…」
〈…我々の目的は至ってシンプルなモノである!…
ただ人より物を作りたい!!…ただ人より物を作るのが好きである!と…
そして我々には夢があり、それを形にする技術がある!!!…
…それこそ例えそれがどんなモノであったとしても!!…
我々の探求心が留まる事は決してない!!…
ただ夢を追い続けているだけである!!…〉
「………。」
それこそ自分があの伝説の工作員である!とばかりに…
と、一方でオリハは何でこんな真似をし出したのか?と…
その突然のライザのアドリブにギョッとした様子で戸惑う様を露わにすると、
これに何故か敵の司令官までもが乗っかり始める!…
それはもう現場はとても混沌とした状況になって行く!…
その際敵司令官が言うにはただ平和に物作りを楽しみたい様な、
それこそこう言った状況は不本意である様に語り始め!…
となると一人語り始めた事でオリハ達も如何にも出来ず!…
いや攻撃をしてもいいのだが、何か攻撃をしてはいけない様な!…
言うなれば今はムービーが流れて居る様な感覚となり、故に暗黙の了解?…
とにかくジッとその敵司令官の演説?が終わるまでジッと話を聞いていると、
更に敵司令官の熱が入り!…それはもう何を言っているのかが分からず!…
〈しかあぁし!!…そんな我々の邪魔をする憎き事件が起きてしまった!!…
そう!!…この拠点に攻め入ろうとしてくるこのクソったれなイベントである!!…
故に!!…我々はその様な連中には屈しないよう!!…
こうして兵器開発をし始め…!!〉
恐らく要はこのイベントに対しての不満であろうか?…
では何故イベントに参加をしたのか?と言いたい所であるのだが、
その敵司令官の熱の入り様からその疑問も一言も発せられず!…
それはもう熱演も熱演で終いには敵兵士達からも動揺の声が!…
チラホラと長くね?とばかりにボソボソと仲間内での会話までもが聞こえ始め!…
同じくその演説を聞いているオリハとライザもしまった!とばかりに…
さもババを引いてしまった様な落胆ぶりを露わにすると、心の中で言葉を!…
{…アカン…}
{…これ…}
{{話し出したら無駄に長い奴や!!…}}
言い出しっぺのライザがやってしまった!とばかりに…
一方でオリハもやってくれたな?と…
ライザに呆れる様な流し目をチラッと向けて行くと、溜息も軽く一つ吐く!…
その敵司令官の演説が終わる事を静かに待つ!…
その際二人揃ってシンクロしたよう同じ事をまた心の中で考えると、
この展開に如何しようか?と…
何なら敵兵達ももう攻撃をしていいのか?と悩み出す始末で有り!…
この時だけは敵司令官によってその場は掌握され!…
誰もがその場から動けない妙な呪縛?に掛かってしまうと、
とにかくただひたすらに話が終わるのを待つ!…
それこそスキップ機能が欲しい!と思わず考えてしまうのであった!…
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だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
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【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
水都 ミナト
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【第二部あらすじ】
地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。
ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。
そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。
一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー
狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください!
【第一部あらすじ】
人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。
しかも、ボスの間にーーー
階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!?
「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」
「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」
パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。
一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…
今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー
※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。
※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。
※なろう様、カクヨム様でも公開しています。
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神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
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タイトル名が少し違います。
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~
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