376 / 947
-第四章-オータムクラウド国編-
-第四章七十七節 ウンザリする防衛と不気味な静けさと久しぶりの連中-
しおりを挟むマサツグ達が秋雲城の前でお留守番をして居るその頃…先行して行ったモツ達は
と言うと、その城内にて手厚い歓迎を受けていた!…それこそもはやモンスター
なのでは?と思える位にワラワラと敵兵達が出て来ては、モツ達の行く手を
遮り!…するとモツ達はモツ達でそんな様子を目にするなりもうウンザリと!…
ただ目の前に群がる敵兵達を見るだけで何か体力を奪われる様なそんな感覚に
陥って居ると、ライザとグレイが先だって殲滅に動き出して居た!…
「…だああぁ~~~~!!!
毎回毎回毎回毎回!!!…ゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロ!!!…
うっとぉしいぃんじゃヴォケェ!!!…いつになったら底が見えんねん!!!」
「…ハアアァ!!!……そんだけ敵さんも必死って事だろ!?…
何せ相手からすればもう本丸!…本拠点に敵の侵入を許してるんだからよ!!」
「……チッ!!…しかしだ!!…
さすがにこの数をただ気絶させるだけとなると…
骨が折れるな!……ッ!…邪魔だ退け!!」
もはや発狂しているライザは吠えに吠え!…モツもその敵兵の多さからか前衛に
立つよう兵士達の相手に駆り出されて居ると、発狂するライザを諭しながら
戦って居た!…と言うのも彼是この状態を数十分と続けて居ればこうなる様で、
ライザの気持ちを汲みつつも仕方が無いと!…するとその一方でグレイは淡々と
敵兵達を処理して行き!…流れる様に敵の懐へ飛び込んで行っては一太刀に!…
それこそもう流れ作業の様に次々と敵兵達を倒して行って見せると、さすが剣王
と言った具合に称賛を浴びていた!…
__スウゥ…ズダンッ!!…ズダンズダンッ!!…ズダアアァン!!!…
「……おぉ~!……もはや見事の言葉しか出て来ないね?…
さすが剣王と言った所か!…半端ねぇ~!!…」
__ちょい~ん!!……ズズズズッ!……ぷはぁ~!……
まるで踊るよう敵を倒して行くグレイの背後を眺めつつ…さすが剣王と言った
具合に言葉を口にすると、自分達は何も出来ないとばかりにある事をして居た!…
と言うのも今居る場所と言うのは如何にも動こうにも狭くて動けず!…迂闊に
魔法を唱えたり攻撃すれば前衛の三人を巻き込みかねない状況で!…となると
後衛職のレイヴンとアヤは何も出来ずにただ棒立ち、もはやこうなるとそれを
観戦するようその場で座って茶を入れる事しか出来なくなり、本当に茶を入れて
二人座りながら戦う三人を眺めて居ると、これまた本当に茶を啜って居た!…
すると当然そんな様子を見せて居る事でライザはプッツン!…猛烈な勢いで
ツッコミを入れるのだが!…
「…そう言うお前らは何寛いでんねん!!!
シッカリ援護せんかい!!!」
「ッ!…いいのか?…この狭さだと間違いなくFF待った無しだが?…
そうなった場合被害はトンデモナイ事に…」
「ッ!!…だあああぁぁ~~~!!!!
もうホンマにぃ!!…
いっそこの壁ぶち抜いて劇的ビ〇ォーア〇ターしたろうか!!!」
「ッ!!…劇的ビ〇ォー……そうかその手が有った!!」
ライザがツッコんだ所でレイヴンは仕方が無いと言い訳を…その際やはり
FFを気にした様子で話し出すと、その被害はトンデモナイ事に
なると…さも脅すかの様に撃っても良いのか?と尋ね出し!…そのレイヴンの
話を聞いてライザも分かっている以上撃てない!と苦悩した様子を見せると、
次にはまた発狂するよう吠え始める!…それこそもう我慢の限界!…と言った
具合に破壊衝動に駆られた様子を見せると、遂には風通しの良い部屋を
作ろうかと!…するとそのライザの話を聞いてモツがピクっと反応して見せ!…
次にはある事を思い出した具合にハッとすると、グレイも察した様子で隣の襖に
目を向ける!…すると!…
__チャキッ!!…ゴオオォォ!!!…バアアアァァン!!!…
「ッ!?…ちょ!?…二人揃って何を!?…」
「何って!…襖を蹴破って部屋を広げてんだよ!!…
別にここは一本道の廊下って訳でも無い!!…狭いんなら広げれば良い!!…
…何ならさっきシモが言った言葉だぞ?…」
モツとグレイは両翼に展開するよう方向転換!…そしてモツは徐に足を上げるなり
ヤクザキックでその襖を蹴破り!…するとその反対側ではグレイもご丁寧に剣で
襖を斬って見せ、自分達で移動出来る範囲を確保!…更にはその敵兵達を包囲する
が如く両翼へと更に展開して行き!…挟む様にして敵兵達を牽制すると、そんな
行動に打って出た二人にライザも戸惑った様子で反応する!…そして次には何を
して居る!とばかりにモツとグレイの二人に声を掛け出すのだが、ライザからの
問い掛けに対してモツはケロッとした様子で笑みを浮かべ!…徐にこの案を出した
のはライザと答え!…自分達はそれを実行に移しただけ!とさも何も心配して
居ない様子で話して行くと、その返事を聞かされたライザとしても納得が行かない
様子で更に戸惑う!…
「ッ!?…い、いやだからって!!…ホンマに!?…
てか蹴破る事出来たん!?……今までの俺の苦労は一体?…」
「まぁとにかくだ!!…これでもう動ける筈だぞ?…後衛に二人!…
茶を飲んで居た時間分!!…キッチリ働いて貰いましょうか!?」
まるで責任を擦り付けられた様な感覚を覚えてはライザが戸惑い!…その際
オブジェクト破壊のシステムが有った事についても完全に忘れて居た様子で
ハッとすると、自身の努力は何だったのか?と考え出す!…それこそ一応は
城の中と言う事で力の抑えていた事を話すのだが、そんなライザの話など
御構い無しにモツはこれで動ける!と!…するとモツはレイヴン達へ声を
掛け出してはゆっくりしていた分動け!と!…まるでツッコミを入れる様に
笑いながら話し掛け!…それを聞いたレイヴンも重い腰を上げる様に
ゆっくりと立ち上がって返事をして見せると、杖を構えては魔法を唱える!…
「……はあぁ~…もうちょっと楽出来るかと思ったのに…」
「ッ!?…チョイ!!…聞こえてんで!?…」
「…しょうがない!…んじゃまぁ一応巻き込まれない様に気を付けてくれよ?…
…特にライザ!」
「ッ!?…ちょ!?…ちょっと待てぇ!?…俺巻き込む気満々か!?」
溜息と本音を漏らしては杖を構えて詠唱開始!…するとすかさずそんなレイヴンの
本音にライザはツッコミ!…だがそんなツッコミも効かない様子でレイヴンは
動ける様になった事でしょうがないと!…その際それでも巻き込む可能性がある
事について軽く触れる様に話して行くと、特にライザへ気を付けるよう注意喚起を
口にする!…となるとその言葉にライザはピクッと反応すると、当然の様に
戸惑い!…まるで自身が巻き込まれる事を前提の様に聞こえたと!…jレイヴンへ
向かい文句の言葉を口にして見せるのだが!…レイヴンは構わず魔法を放つ!…
「……《金色の針よ具現化し!…かの者の動きを鈍らせん!!…
それは永久なる苦痛を伴い!…自由を略奪する冥府の針!!…
パラライズニードル!!!》」
__スウゥ!……ヒュヒュヒュヒュッ!!!…
「ッ!?…ちょ!?…まぁ!?…」
「ッ!…本当に容赦ないわね!?…ライザって仲間の筈じゃ?…」
さもライザの事など眼中に入って居ない様子で容赦なくブッパ!…その際自身の
周りに金色の針を量産しては自身の目の前にいる者に対してターゲットしたよう
連射をし!…すると当然目の前の者なのでライザも襲われ!…その飛んで来る
金の針に対して慌てた様に逃げ惑い始めると、そのレイヴンの容赦の無さに
アヤが戸惑う!…それこそ改めてライザが味方である事を確認する様に言葉を
口にして居ると、その一方で敵兵達は次々に倒れ!…レイヴンの魔法が効果的に
効いた様子でそこは死屍累々とし!…今度はモツとグレイが休憩するよう剣を
鞘に仕舞い始めて居ると、その一方でライザだけは逃げ惑って居た!…
__……スゥ…チャキンッ……
「ッ!?…わあああぁぁぁぁ!!!…
何で俺だけこんな目に遭ってんねん!!!…
ふざけんなチクショォ~~~~!!!!」
「……射線上に立って居たお前が悪い!!…」
「ッ!?…うっさいわボケェ!!!」
この時ライザは器用にその飛んで来る金の針を躱し続けると、レイヴンに対して
抗議の言葉を口にし!…と言うのも勿論慌てた様子で悲鳴を上げつつ!…自身の
待遇?…を呪う様にとにかくふざけるな!と吠えた様子で言葉を口にし続けて
居ると、そのライザの言葉に対してレイヴンが返事をして見せる!…何でもこの
時レイヴンが言うには自身の射線上に立って居たお前が悪い!のだと、開き直る
様にして言葉を口にし!…となるとそれを聞いたライザも更に納得が行かない
様子でツッコミ入れ!…レイヴンの魔法が終わるまでとにかく踊る様に回避に
専念をして居ると、遂には敵兵全員を拘束する!…
__ボババババババババ!!…………ドサァ!!……マジか!…
「だはああぁぁ!!!…こぉ~ひゅ~!……こぉ~ひゅ~!……」
「ッ!?…ま、まさか回避し切られるとは!?…マジか!?…」
「ッ!?…お、お前!!…その!!…調子!!…やと!!…
ッ~!!…ぜぇ!!…マジで!!…ねら!!…とったんか!?…」
それは最後の敵兵が倒れるまで本当に放たれ続け!…最後の一人が倒れた事で
レイヴンも漸く生産・発射を止め!…となるとライザも漸く回避地獄から解放
された事でその場に倒れるよう膝から崩れ!…その一部始終を見ていた事で
モツ達は驚き!…レイヴン同様マジか!と声に出して驚きと戸惑い様を露わに
しようとして居ると、ライザは酷く呼吸が乱れた様子で這い蹲る!…その際
レイヴンは本気で当てるつもり居たかのよう言葉を口にすると、若干悔しがる
様な様子を見せ!…するとそんなレイヴンの様子をライザはチラッと!…勿論
その事に対して抗議をし始め!…息を切らしながらもレイヴンに確認の文句を
口にすると、レイヴンは誤魔化す様にして返事をする!…
「ッ!…いやぁまっさかぁ?…
あまりにも器用に避けるモンだから楽しくなっちゃったなんて!…
…そんな訳ないじゃん!!…」
「ッ!!…確信犯やって事は分かったぞこの野郎!!…
…後で覚えてろよ?…」
「ッ!…あはははは!……まぁとにかく!…これで先に勧める訳だ!!…
さぁ!!…行こうじゃないか!!…諸君!!!…」
それこそ本音を隠せて居ない具合に楽しかった!と…それでも申し訳なさ程度に
誤魔化しの言葉を口にし!…だが当然それを聞かされた事でライザはプッツン!…
レイヴンに対して怒りを燃やし!…事が終わったら後で泣かす!…とばかりに
恨みの言葉を口にすると、その場から動けない様子を見せて居た!…しかしその
一方で肝心のレイヴンはと言うと、ライザに対して笑って誤魔化し!…と言うのも
終わり良ければ総て良しと言った様子で!…先を急ぐ様にモツ達へ声を掛け出し、
自分だけでも先へ行くようライザをそのままに放置して行こうとすると、その様子
を見たアヤが思わず呟く!…
「……案外レイヴン自身ライザに何か恨みでも持ってたんじゃ?…」
「ッ!?…何にもしてないっちゅうねん!!!……ったく!!!…」
{……いや、あの様子を見る限りはそうは見えないのだけど?…}
レイヴンの塩対応ぶりに思わず困惑!…その際先程お茶をして居た時と比べて
圧倒的に対応の仕方が違うと!…そうなるとレイヴンのアレは何か恨み的な
物ではないのか?…と考え出し、その事をそのまま言葉にしてライザに質問を
するのだが!…ライザはそんなアヤの言葉を否定する!…と言うのもレイヴンに
そう言った事はしてない!と、身に覚えが無い事を口にし!…だが実際の扱いを
見る限りそう言った風にしかととても見えず!…やはり何かしたのではないのか?
と…アヤが一人黙々と考える様な素振りを見せて居ると、その一方でライザは
復帰を試みる!…
「…スゥ~…ハァ~………ッ!!…よいしょっと!!…」
「ッ!?…え!?…あれだけ動いた後なのに!!…自力で!?…」
「ッ!…あぁ!……一応気功術も扱えるからな?…
急速なスタミナの回復くらい余裕余裕!!…」
「……とにかくこの調子があと何階層と有るのか……」
__ッ!!……ッ……
ライザは徐に深呼吸をするとそのまま沈黙!…そして思い立った様に突如地面に
手を着くとそのまま腕の力だけで体を起こし!…するとそんな様子を目にした
アヤはとても驚いた様子で!…まだ立てる筈も無い!と言った言葉を口にすると、
ライザはその質問に答えるよう返事をする!…と言うのもお得意の気功術にTPを
回復させる手段が有るらしく、それを使って復帰したと!…その際アヤに対して
サムズアップをすると余裕の言葉を口にして見せ!…だがそんなライザの言葉に
被せるよう!…グレイはこの調子が続くのかと不安を覚えた様子で言葉を口に
すると、モツ達のモチベーションを下げるのであった!…だがそんなグレイの
心配も杞憂に終わる!…何故なら!…
__コッ…コッ…コッ…コッ……ッ!…
「…何やコレ?…もぬけの殻やないか!…」
「……或いは隠れ敵襲とかか?……感知!…」
__ピィーン!!…ヴウン!!…
「ッ!……反応なし?…じゃあこれは一体?…」
モツ達は本丸の一階層を抜けて二階層へ…その際階段を上がって行く際の
上からの奇襲に備えたりするのだが、何事も無く…更に二階層に辿り着いた
所での奇襲に備えたり!…とにかく色々と何か攻撃が飛んで来るのでは!?
と警戒した様子を見せるのだが、特にコレと言って何かが起きる様子を
見ないでいた!…と言うより先程までの敵兵の数が嘘の様に、何処にも
それらしい影は無く!…これにはライザも戸惑った様子で言葉を零すと
思わず自身の目を疑い出し!…モツも一応辺りを警戒した様子で感知を
発動するのだが!…発動した所で敵影の一つたりとて捉える事が出来ない
でいた!…となると本当に敵が居ないのか如何なのか分からなくなり!…
思わず先へ進む事を躊躇って居ると、レイヴンが思わずフラグを建てる!…
「……何かあれだな?…嵐の前の静けさと言うか何と言うか…
これ上に行けばトンデモナク面倒なのが居るとか?…」
「ッ!?…おいおいおいおい!!…滅多な事言うんやないで!?…
ただでさえ誰も思とってても言わん様にしとったのに!!…」
「ッ!?…ス、スマン!……とにかく行ってみるしか無いだろ?…」
__ッ!……コクリッ…
レイヴンはその様子をまるで厄介事の前触れと…何か嫌な予感を感じた様子で
言葉を口にして居ると、そのレイヴンの台詞に対してライザがツッコミを入れ
始める!…それこそ誰もが思って居る不気味さだとレイヴンに話すと、フラグ
になりかねないと注意をし!…するとそのライザも文句に対してレイヴンも
ハッとした様子で謝り始め!…とにかく先を急ぐしか無い!と全員に説得を
するよう言葉を口にすると、その説得を聞いた面々も頷いて見せる!…さて
そこからは辺りに注意をしながらその二階層目を進んで行くのだが、やはり
襲われると言った事は無く!…そのまま二階層目を突破すると三階層目へ…
するとやはりその三階層目でも敵影は見られず!…これまた素通りする様に
三階層目…四階層目を後にすると、遂に五階層目へと到達する!…
__コッ…コッ…コッ…コッ……ッ!…
「……ここまで何も無し!…ホンマに不気味やな!…」
「……見た感じこの城自体5重6階って感じか!…」
「ッ!……ッ?…何やそれ?…五重?…六階?…」
「ッ!…あぁ…屋根の数が[重]で階層が[階]!…
だから5重6階!…知らないか?…」
五階層目まで上がって来てはその何も無い光景にライザが戸惑い!…
その不気味な静けさを考察する様にモツがある事を口にすると、ライザは
その言葉の意味について質問をする!…と言うのもライザが疑問を持った
言葉と言うのは5重6階と言う言葉で有り、モツもその問い掛けに対して
ピクッと反応して見せると説明を!…重と言うのは外から見た屋根の数で、
5重と言うのは屋根が五層に別れて有ると!…階と言うのもまんまの意味で、
6階と言うのは六階建てと!…モツがそうライザに説明をすると知らない
のか?と質問し始め!…その質問に対してライザが知らないと返事をすると、
それ所では無い!と言った具合に辺りを見回す!…
「…ンな城に詳しい事無いからな?…ってかそれよりも…
さっきから誰かに見られとる気がするんやけど?…」
__ッ!?…ババッ!!……
「……何処から感じているとか具体的には?…」
「……分からん!!…」
__……シュンッ!……スッ…
それは突然の様にピクッと反応してはライザが辺りに警戒をし始め!…そして
誰かに見られて居る事を同時に口にして注意を促すと、そのライザの忠告を
聞いてか全員が一気に警戒の色を見せ始める!…それこそ上がって来たばかり
なので早く広い所に出たいのだが!…こうも見られて居る!と言われては動くに
動けず!…だが相手は何を思ったのか突如天井より姿を現し!…ライザ達の
前に立ちはだかるよう仁王立ちをすると、その姿を現した者を見るなりライザが
戸惑う!…
「ッ!?…ゲッ!!…お前まだ生きとったんかい!!…
てか今度は何の用や!?…」
「……知り合いか?…」
「…知合いたくも無かったけどな!!」
戸惑うライザの目の前に現れたのは一人の忍者!…しかもその忍者は見た
限りだとあの紅葉洞窟で戦ったあの忍者らしく、その衣装もやはりあの
印象の残る赤黒色と!…そしてその忍者の額には何かお札の様なモノが
貼られて有り、ライザとしても何か嫌な予感を感じつつ…とにかく嫌そうな
反応を隠す事無く露わにして見せて居ると、グレイから知り合いかどうかと
尋ねられる!…するとその問い掛けに対してライザも知合いたくは無かった
と口にすると、その忍者の前へと飛び出そうとするのだが!…
__…シュン!!…ッ!?…
「チッ!!…やっぱ消えるよな卑怯モン!!…
…今の内に出て来ぃ!!…でないと面倒な事になるで!!」
「ッ!?…あ、あぁ!…全員展開!!…
多分敵は一人だけじゃない!!…辺りに注意を!…」
__バババッ!!…カカカッ!!…ッ!?…
ライザがその忍者に向かい飛び掛からん様子を見せると、次にはその忍者が
姿を消し!…それはまるであの時の戦闘を再現する様に!…ライザ自身も
分かって居た様子で姿を消した事に対して文句を言うと、次には広がる様に
モツ達へ指示を出す!…と言うのもあの時と違って今回は頼れる仲間達が
居る訳で、人海戦術でさっさと倒そうと!…するとそのライザの指示を聞いて
モツ達もハッとした様子で我に返り!…その指示を聞いた具合に直ぐ展開
しようと動き出すのだが!…それを邪魔する様に手裏剣が!…それはモツの
足元に刺さるよう投擲されるとモツ達を牽制!…まるで一対一の戦いに
入って来るなと!…そう感じられた様子で思わずモツ達が戸惑った反応を
見せて居ると、今度はグレイが飛び出して行く!…
「ッ!……チッ!!…この様な所で止まってなど居れん!!…
私だけでも先に!!…」
__シュンッ!!…ッ!!…ガキイィン!!!…グン!!…ダァン!!!…
「ッ!?…クッ!!…何処から湧いて出て来た!!…」
それこそグレイはさっさとこの事変を終わらせたい様子でフロアに飛び出し!…
忍者の相手をライザに任せようとするのだが!…しかし忍者はそれを良しと
しない様子で突如奇襲!…先行しようとするグレイに向かい突如姿を現して
襲い掛かると、グレイに鍔迫り合いを持ち掛ける!…その際勢い良く飛び
掛かって行く+奇襲の影響からか、グレイはバランスを崩した状態で押されに
押され!…するとさすがのグレイもこれに驚き戸惑った様子で慌て出し!…
ついには壁際まで押される様にして鍔迫り合いをして居ると、その様子に
ライザが助けに入る!…
「ッ!?…ちょ!!…待っとれ!!…今そいつを!!…」
__ッ!?…クルッ!?…
{……ッ!…何やコイツ?…でこに札なんか貼っとる…
しかもこの札…どっかで見覚えが有る気が?…
…って、そんな事考えとる場合とちゃう!!…とにかくこいつを!!…}
追い込まれるグレイを目にしてライザは慌て!…すぐさま助けに入るようその
忍者の背後へ襲いに掛かると、次にはその鍔迫り合いをする忍者も気が付いた
様子で振り返る!…するとここで漸くライザはその忍者の額に貼って有る
お札の存在に気が付いた様子で、何故貼って有るのか?と考えると同時に何か
見覚えを感じ!…だがそんな事を考えている暇など当然無く!…直ぐにハッと
我に返り忍者のボディへ目掛けて右フックを繰り出そうとして見せると、次には
また忍者に姿を隠されては空振りに終わる!…
__ダッ!!…グオオォォ!!…シュンッ!!…ッ!?……ビタッ!…
「ッ!?…チ!!…相変わらず逃げ足の速い!!…
アンタは大丈夫か!?…」
「ッ!…あ、あぁ…何とか…それよりも奴は!?…」
さてそうしてライザの拳はそのままグレイに向かい襲い掛かると、当たる寸前の
所でライザが寸止めを!…するとこれにはグレイもビクッとした様子で思わず
次にはホッと!…だがその一方でライザは逃がした事に苛立ちを隠せない様子で
文句を言い!…辺りを見回し続けて一応はグレイを心配をし始めて居ると、
グレイも戸惑った具合に返事をする!…その際若干の申し訳なさを感じた様子で
シュンとするよう俯く反応を見せるのだが、そんな反省等している場合では当然
無く!…次には慌てた様子でグレイが顔を上げて敵は何処へ行ったのか!?と!…
そうなると二人して辺りをキョロキョロとし始め!…ひたすらに忍者の奇襲に
警戒したよう身構えて続けて見せると、そこへ隠れて居ました!とばかりに更なる
敵が襲い掛かる!…
__ババッ!!…シュン!!…ッ!?…
「ッ!?…忍者!?……って、えぇ!?…」
__シャキンッ!!…ゴオオォォォ!!!…
突如柱の影から姿を現すようその者は奇襲!…しかしライザ達も身構えて居た
事で直ぐに察知!…それこそあの忍者が出て来たのか!と思うと拳を固め!…
その何かが飛んで来る方向に向かいライザが拳を繰り出そうとして見せると、
次にはそこで見覚えの有る者を目にする!…と言うのもそこに現れ飛んで来た
のはあの時のキョンシーそのままであり!…その見た目もあの時と全く何も
変わらずチャイニーズしており!…となるとライザもハッ!と気が付いた様子
で一瞬躊躇い!…思わず固まった様に動かなくなると、グレイがその様子を
察した具合に斬ってしまおうとする!…
「ッ!?…何だコイツは!?…コイツは私が!!…」
「ッ!?…ま、待て!!!…
コイツは訳アリ!!…攻撃をする!!…」
当然見た事の無い者が物騒な物を手に向かって来る!…迎撃理由としては十分で
あり!…だがライザはその飛んで来るキョンシーに対して知り合いとばかりに!…
とにかく剣を構えるグレイに対し!…一度は思い止まるよう攻撃をしないでくれ!
と止める様に説得の言葉を口にすると、グレイの腕を掴んでは攻撃を阻む!…
するとそんなライザの様子にグレイは勿論困惑し始め!…何故!?…とばかりに
眉間にしわを寄せると攻撃を躊躇い!…だがその一方で飛んで来るキョンシーは
攻撃の構えを解く事は無く!…大きく腕を振り被りライザ達に向かって思いっきり
振り下ろして見せると、ライザ達を驚かせる!…
__ゴオオォォォ!!!…ブオン!!!…ッ!?…
「……チィ!!…何故止める!?…
現にコイツはこうして我々に攻撃を仕掛けて来たぞ!!…」
「ッ!?…ち、違うや!!…これには訳が有って!!…」
キョンシーは何の躊躇いも無くライザ達に攻撃!…するとライザとグレイも
その攻撃から逃げる様にして退避し!…そしてその一連の流れを見て居た
モツ達もその光景に驚き戸惑い!…ライザの身に何か有ったのか!?と心配の
色を浮かべて居ると、グレイはライザに対して文句を言う!…と言うのも
何故向かって来ている敵に対して攻撃するなと!…邪魔をして来た事に理解が
出来ない様子を見せるとその真意について尋ね!…するとそのグレイからの
質問に対してライザも答えに困った様子で戸惑い始め!…分かって居るのに
如何説明したら良いのか!?と…とにかくその事に悩んだ様子で一度は唸る
様な声を上げるのだが、次には面倒になったのか違う声を上げ始める!…
「………あぁ~…ッ~~~!!!…あぁ~もう!!…
説明するより見せた方が早いわ!!!…
オマケにこれであの札の謎も解けたし!!…
…おいコラァ!!!…居んのは分かってんねん!!!…早よ出て来ぃ!!!」
「……ッ?…何を言って?……ッ!!…」
__……コッ…コッ…コッ…コッ……
「……子供?…」
説明するより見せた方が早いと!…更にはあのキョンシーとお札のお陰で確信を
持てた様子で!…するとライザはその術者を知って居る様子で突如声を荒げて
見せ!…早く出て来る様に続けて声を掛け続けると、その突然のライザの変わり
様にモツ達は驚く!…それこそ先程まで頭を抱えて居た筈なのに、次には半ギレの
様子で吠え出す始末で!…当然グレイもその様子を見るなり何これ!?とばかりに
戸惑い始め!…一体何が起きるのか?とただただライザの様子に動向を向け続けて
居ると、次には何かの気配にハッとする!…それは奥の方から歩くようなペースで
聞こえて来ると、何やら子供が歩いて居る様な軽い足音の様に聞こえ!…となると
全員が気が付いた様子でその足音の聞こえる方へ視線を向け、そこでライザの言う
術者を見て驚き戸惑い!…するとグレイも思わず子供と言葉を口にし!…他の面々
と同じ様に驚いた反応を露わにして居ると、更に場面はややこしい方向へと動き
出すのであった!…
0
あなたにおすすめの小説
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
俺の家に異世界ファンタジーガチャが来た結果→現実世界で最強に ~極大に増えていくスキルの数が膨大になったので現実世界で無双します~
仮実谷 望
ファンタジー
ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。
ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。
ガチャ好きすぎて書いてしまった。
おばさん冒険者、職場復帰する
神田柊子
ファンタジー
アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。
子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。
ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。
さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。
生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。
-----
剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。
一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。
-----
※小説家になろう様にも掲載中。
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
暁刀魚
ファンタジー
社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
水都 ミナト
ファンタジー
【第二部あらすじ】
地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。
ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。
そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。
一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー
狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください!
【第一部あらすじ】
人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。
しかも、ボスの間にーーー
階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!?
「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」
「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」
パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。
一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…
今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー
※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。
※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。
※なろう様、カクヨム様でも公開しています。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
リストラされた42歳、確率の向こう側へ。~なぜか俺の選択肢がすべて正解になる件~
RIU
ファンタジー
「君には今月いっぱいで席を空けてもらいたい」 42歳、独身、社畜。会社のために尽くしてきた柏木誠は、理不尽な理由でリストラされた。 絶望の中、雨の神社で野良猫を助けた彼は、不思議な光と共に【確率固定】という異能――「無意識に正解を選び続ける豪運」を手に入れる。
試しに買った宝くじは10億円当選。 復讐心に燃える元上司を袖にし、元天才投資家の美女をパートナーに迎えた柏木は、その豪運で現代社会を無双していく。
「俺の選択に間違いはない。なぜなら、確率の方が俺に合わせるからだ」
枯れたおじさんが資産と余裕を手に入れ、美女たちに頼られながら、第2の人生を謳歌する痛快サクセスストーリー!
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は世界に1人のトリプルジョブに至る~
ぐうのすけ
ファンタジー
赤目達也(アカメタツヤ)は少女を育てる為に冒険者を辞めた。
そして時が流れ少女が高校の寮に住む事になり冒険者に復帰した。
30代になった達也は更なる力を手に入れておりバズり散らかす。
カクヨムで先行投稿中
タイトル名が少し違います。
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~
https://kakuyomu.jp/works/16818093076031328255
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる