どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第四章-オータムクラウド国編-

-第四章八十七節 反撃の猛攻とお約束の言葉と止まらぬ猛攻!…-

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遂に始まった神滅鬼との最終決戦!…マサツグは何やら神々しくなった様子で

神滅鬼を睨み!…その際他の仲間達も異様な変化が多々見られ、その変化に

本人達自身も戸惑った様子でとにかく身構える様な素振りを見せると、神滅鬼も

それに気が付いた様子で警戒をする!…そして先に動くのは何方か?と言った

具合に場面は硬直しようとするのだが、そんな静寂を破る様に突如として

ライザが突貫し出し!…真っ直ぐブレる事無く神滅鬼に向かって行くと拳を

固め!…それに合わせて神滅鬼も今まで通りに反撃に身構える様な反応を見せる

のだが、それも一瞬で皆無となる!…何故なら!…


__……ドシュン!!!…ッ!!!…スッ…シュン!!!…ッ!?…


「ッ!?…な!?…」


「ッ!?…貰ったでぇ!!!」


ライザが神滅鬼を目の前に踏み込んだ瞬間、神滅鬼の目の前からライザが突如

消え!…それは別に隠れたとかログアウトしたとかでは無いのだが、とにかく

姿が消えた事で神滅鬼が驚いた反応を見せて居ると、次にはこれまた突如として

目の前に!…既に攻撃態勢に入った状態でライザは姿を現し!…更に神滅鬼も

驚いた様子で慌てて途端にガードへ切り替えて見せると、ライザの踵落としを

防いで見せる!…


__グオオォ!!!…ガアァァン!!!…ッ~~~!!!…


「ッ!?…グッ!?…な、何だこれは!?…

先程と違って!!…重い!!……ッ!?…このままでは!!」


__ッ!!…バババッ!!!…チャキッ!!……ザシュ!!…ドシュッ!!…


その際余程慌てて居たのか両腕でクロスを描く様にガードすると、神滅鬼の

ボディがガラ空きになり!…その隙を見逃さなかったマサツグとモツが途端に

動き!…そのガードの不能のボディに向かい剣を滑らせる様に斬り掛かって

行くと、ここで漸く初めて真面なダメージを与える事に成功する!…しかし

その両脇腹の傷はまだ浅いのか当然致命傷にはならず!…神滅鬼も被弾覚悟で

腹筋を固めて居たよう力んで見せると、その手応えにマサツグが不満を漏らす!…


「グッ!!!…ッ~~~!!!…」


「ッ!!…チッ!!…腹筋固めやがったなぁ!!…入りが甘い!!…」


「けど入ったのは確かだ!!…無いよりはマシ!!!…

…焦らなくて良い!!!…ここから隙を見て叩き込んで行けば!!!…」


「ッ~~!!!…調子に乗るなああぁぁぁぁ!!!…」


__クッ!…ブゥン!!!……ギッ、ダアァァン!!!…グオオォォォ!!!…


怯む神滅鬼を後ろに入りが甘い!と…ダメージがカス当たりで終わった事に

若干の焦りを覚え!…だがモツはそんなマサツグに対して落ち着け!と…

入った事には変わらない!…確かにダメージを与えた事に自信を持つよう

声を変えて立て直して見せると、次には神滅鬼も反撃に打って出る!…

と言うのも踵落としをして来たライザを弾き飛ばすと、すぐさまマサツグと

モツに向かい突貫!…一気に肉薄するとまとめて薙ぎ払うようして回し蹴り

を放ち!…二人の殲滅を図るのだが!…マサツグとモツも尋常じゃない反応

速度で回避をする!…


__ッ!!…ブオォン!!!…ッ!?…


「っぶねぇ!!!」


「…でも何だ!?…

さっきまで苦戦してたのが嘘みたいに動きが分かる!!!…」


「ッ!!…避けれたからとてこれで終わりとは!!…」


まるで攻撃が飛んで来るのが分かって居たかの様に!…マサツグとモツは揃って

バックステップで回し蹴りを回避をする!…その際マサツグはいつもの様に

焦った様子で危ない!と言葉を漏らす一方で、モツは避けれた事に不思議がり!…

それこそ先程まで苦戦して居たのが嘘の様と!…何か自身の中で力が溢れる様な

感覚を覚え出して居ると、神滅鬼も何やら焦りを見せる!…それは突如相手の

動きが変わった事による焦りなのか、その神滅鬼の口調も何やら荒々しく!…

だがそんな事等知ったこっちゃ無いとばかりにライザがまた!…全く空気を読む

事無く神滅鬼の隣に突如現れて見せると、そのマサツグ達が斬ったであろう脇腹に

向かいスッと右拳を構えて見せる!…


__……スッ……ッ!?…


「スゥ…裂鋼拳!!!」


__ズウゥゥン!!!…ドゴオォォォ!!!…


「ッ!?…グアアアアァァァ!!!…ッ~~!!!…」


神滅鬼の脇腹に向かい容赦ない右正拳突き!…それも気合を入れる様に一呼吸を

挿み!…ライザが掛け声を付けるが如く思いっきり叫んで技を放つと、その

ライザの正拳突きは内に響くよう!…神滅鬼の体を横にくの字に曲げてしまい!…

更に後から打撃も加わるようダメージを追加して行くと、これには神滅鬼も堪らず

苦痛を漏らす!…だがそれで怯みっぱなしと言う訳では無い様で、直ぐに踏ん張り

体勢を立て直そうとするのだが!…そんな隙を与えない!とばかりに今度は

オリハが肉薄!…一気に神滅鬼の隣に移動をして攻撃の構えを取って見せると、

その[狂獣人化ウェアバーサーカー]の力を使ったパワープレイに打って出る!…


__ギュン!!!…ジャキン!!!…


「さっきの分の仕返し!!…」


「ッ!?…今度はこっちから!?…」


「双扇裂破!!!」


オリハが放った技はまるで某・忍者漫画の様!…体を横に回転させると相手に

向かって突進!…それは宛らドリルの様に相手を抉り!…するとそれを喰らった

神滅鬼も堪らず更に怯み!…今度は逆の方に向かって体をくの字に曲げてしまう

と、そのまま吹き飛ばされる様にして床を転がる!…この時[狂獣人化ウェアバーサーカー]の

効果で更にダメージはカサ増し!…かなり効いた様子でその身を震わせ!…

一方そんな神滅鬼を余所にレイヴンも動き!…一連の様子を行って居る中、

自身も魔法を唱え終えた様子で神滅鬼に狙いを定めると、更に容赦の無い追撃を

放って行く!…


「……《煉獄ヨリ現ワレシ業火ノ槍ヨ!!…

我ガ眼前ニ座スル者ニ永遠ナル苦痛ヲ!!!…

消エル事無キソノ業火デ焼キ続ケ!!…

ソノ者ノ罪ヲ贖罪サセン!!!…ヘルフレイムランス!!!!」


__ゴウ!!!…ボボボボボボボ!!!!……スッ…チュドドドドドド!!!…


「ッ!?…ッ~~~~!!!!」


「…今マデ好キ勝手ヤッテタ分ノツケダ!…

ソノ身デ思ウ存分味ワウト良イ!!…」


__ゴオオオオォォォ!!!…ズ…ズズズ!…


レイヴンの頭上に黒い炎の槍が無数に出現し始め!…レイヴンの合図でその

炎の槍が一気に神滅鬼へ向かって降り注がれると、その神滅鬼の周りは地獄と

化す!…それは絶え間なく神滅鬼を襲う事になってしまうと、声にならない

声を上げさせ!…レイヴンはレイヴンでそれを因果応報!と…やはり慈悲の

慈の字も無い様子で神滅鬼の事を苛んで行くと、更にその黒き炎は変化を

見せる!…と言うのもオリハの放った技の影響なのだろうか、風と混ざる様に!…

少しながらでも影響が残って居たらしく、黒き炎は突如逆巻き!…その場で

竜巻!…黒い炎を取り込んだ恐ろしいモノに姿を変えると、レイヴンも予想外!

と言った具合に驚いて見せる!…


__…グオオオオオォォォォォォ!!!!…


「……ッ!?…エ!?…

ナ、何カ俺ノ預カリ知ラン所デ大事ニナッテル!?…」


__グゴオオオオオォォォォォォ!!!!…………


レイヴンとしてはただ焼くだけだった筈が連携技に!…レイヴンも気が付いた

様子で唖然として見せ、まさかこんな事になるとは思っても居なかった様子で

思わず素の言葉を漏らして居ると、その間目の前では轟々と!…天守閣から

火の手が上がっている光景は当然城下に居る者達の目にも映り!…一体何が

起きて居るのか!?と言った珍事を起こしそうになって居ると、その黒い炎の

竜巻に飲まれた神滅鬼も姿を消す!…その際苦痛の声等も炎が燃える音で掻き

消され、マサツグ達も騒然!…思わずこれで終わったのか?…と困惑し出し!…

一体如何すれば良いのか分からずただその場でその黒い炎の竜巻を見詰めて

居ると、何処からともなく余計な一言が!…


「……ッ!?…よ、よもや!!…よもや本当に!?」


__ッ!?!?……ババッ!!!…


「まさかあの大馬鹿者を!!…本当に倒す事に成功したと言うのかや!?…

これで!!…!!…」


__バシュン!!!…ガバアァ!!!…ッ!?!?……


それは間違いなくアヤに治療を受けているフィロの声であった!…フィロは

まさか倒すとは思っても居なかった様子で言葉を口に!…と言うのもその言葉が

マサツグ達からすれば非常に良くない物であって!…一斉に反応した様子で

マサツグ達がフィロの方へ振り返って見せると、フィロはそんなマサツグ達を

余所に話を続ける!…それは称賛すると同時に驚きを露わにするモノであって、

決して本人からすれば別に体は無いのだが!…マサツグが慌てた様子でフィロの

元へ!…その際刹那を発動した張りの機動力でフィロの口を抑えに掛かると、

当然そんなマサツグの反応にフィロは戸惑う!…


「ッ~~~!!!…ぷはぁ!!…い、いきなり何をする!!…

息が出来んでは無いか!!!……ッ!…」


__ぜぇ!…ぜぇ!…ギランッ!!…


「ッ!?……そ、その様な真っ直ぐな目で……ッ!!…

そ、それとも何?…まさかわっちのこの姿に欲情!……ん、んん!!…

わ、わっちとて吝かでは無いのじゃが…そのぉ…皆の目が♥…」


「…何か盛大に勘違いして居る所悪いが少し黙っててくれ!!…

危うく今の言葉で俺達は絶望…」


マサツグが口を押さえて来た事でフィロは戸惑うと抵抗!…首を左右に振っては

マサツグの手を払い!…そして手を払い除けた所で続け様にマサツグへ文句を

漏らし!…息が出来ないとマサツグに食って掛かろうとするのだが、そこで息を

切らし見詰めて来るマサツグの姿を目撃すると、フィロは途端に戸惑い出す!…

と言うのもそんな風にマサツグから見詰められるのは戦った時以来かフィロは

ドキッとした様子で!…頬を染めてはマサツグの視線に動揺を隠せず!…

いつもの様に何か勘違いをした様子で言葉を口にし続けて居ると、マサツグが

呼吸を整えた様子でツッコミを入れる!…その際マサツグ達が気にした言葉と

言うのは言わずもがな!…「やったか!?」と言う言葉に有り!…これは一級

フラグの言葉に指定されている様なモノであって、フィロが口にした事で不味い!

とマサツグが止めに入ったのだが!…もう手遅れとばかりに災難が起こる!…


__グゴオオオォォ!!!!……ォォォオオオオ!!!…バシュウゥゥン!!!…


「ッ!?……あぁ、やっぱり!!…」


「ゼェ!!…ゼェ!!……ヨモヤコノ様ナ形デちからヲ発揮スル事ニナルトハ!…

……コノ世ニ復活シテマサカ早々ニコノ姿ニナルトハ!!…

…現世ト言ウノハ…ホンニ恐ロシク!!…面白イモノヨナァ!!!…」


それは神滅鬼を焼いていた黒い炎の竜巻から見られたモノで…何やら力を溜める

様な物々しい音が聞こえて来ると、次の瞬間その竜巻は霧散!…中から姿の

変わった神滅鬼が姿を現し!…その様子にマサツグも気が付いた様子で振り返り

姿を確認をすると、一気にガックリと項垂れ始める!…そして一番起きて欲しく

ない事が起きた事でマジか…とばかりに言葉を零すと、神滅鬼は神滅鬼で息を

切らし!…本人曰くまさかこの様な事になるとは思っても居なかった様子で

言葉を続け!…まだ終わって居ないとばかりに吠えるよう嬉々とした様子を

見せると、マサツグ達はフィロに視線を向ける!…


「…完全に回収しちゃってたみたいだぞぉ?…

…それにパワーアップもしてる!…」


「え?…えぇ!?…」


突如一斉に視線を向けられた事でフィロは困惑!…一体何が起きた?とばかりに

マサツグ達をチラチラ…その一方でマサツグが意地悪っぽくフィロのせいと弄り

始め!…神滅鬼が進化した様な事を事を口にすると、更にフィロは戸惑って

見せる!…その際ただ自分は何もしてないのに?…と言った表情を浮かべると、

戸惑いの言葉を漏らし…だが幾らフィロを虐めた所で現状が変わる事は決して

無く!…諦めた様子でマサツグがフィロの頭を撫でて立つと、戦える面々に号令を

出す!…


「…ハァ~…なっちまったモンは仕方が無い!!…

ここが踏ん張りどころだ!!!…行くぞ!!…今度こそ終わらせる!!!」


「「「応!!!…」」」×5


「サァ!!…今度ハ先程ノ様ニハ決シテ行カヌ!!…我ガ名ハ神滅鬼!!!…

天ニ弓引ク唯一ノ鬼神!!!…目ノ前ノ神ニ成ラントスル者ヲ討テズシテ!!…

何ガ神滅鬼カ!!!…」


「…ッ!…さっきから神だのなんだの!!…俺はそう言うのに興味はねぇ!!!

訳の分かんねぇ事言ってねぇで!!…とっとと来やがれ!!!…

この大馬鹿野郎!!!!」


また戦いに赴こうとするマサツグの姿にシロとフィロは心配そうに視線を!…だが

この時マサツグは負ける気はサラサラ無い様子で不敵に笑い!…モツ達に勝つ事を

堂々と宣言をして見せると、やる気を奮い立たせようと声を上げる!…しかし最初

からそんな必要も無い!と言った具合に次にはモツ達から力強い返事が!…全員が

真剣な表情を浮かべると神滅鬼を睨み!…誰もが一歩も引く気配を見せる事無く

身構えようとすると、神滅鬼もやる気を見せるよう名乗りを上げる!…その際

マサツグが神に成ろうとして居る等と口にして見せるのだが、マサツグは真っ向

から否定!…誰が好き好んでそんな面倒なモノになるものか!と…まるで文句を

言うの様にとっとと戦闘を始めるよう言葉を口にすると、神滅鬼もその言葉に

乗った様子で身構える様な素振りを見せる!…


「ッ!!…フッ!…

自身ガ至タロウトシテ居ル事ノ重大サニ気ガ付イテイナイヨウダナ?…

…マアイイ…デハ望ミ通リ始メヨウデハ無イカ?…

…我ガ真ナルちから!!…トクト見ヨ!!!

…来タレ!!…混沌タル岩石の巨剣!!!…

オン・ベイシラ・マンダヤ・ソワカ!!!…」


「ッ!?…ちょ!?…コイツ!!…真言唱えとる!!!…

コイツ真言宗やったんか!?…鬼のくせに!?」


「ソンナ事ヨリ不味イゾ!!!…上ヲ見ロ!!!」


神滅鬼は徐に浮遊し始めるとマサツグにやはり意味有り気な言葉を口にし!…

だがそれももはや如何でも良くなった様子でスッとまるで印を結ぶ様に手を

組んで見せると、マサツグ達に向かい覚悟するよう言葉を続ける!…その際

呪文を唱えるよう毘沙門天の真言を口にし出すと、自身の頭上に岩で出来た

巨大な七支刀を!…それを真っ直ぐ城に向けて落とすよう設置し始め!…

いつでも殲滅出来ると言った具合に呪文を唱え続けて見せると、その様子を

目にしたライザがツッコミを入れる!…と言うのも酒呑童子と毘沙門天…

何処に繋がりが有るのか!?と…しかしそんな事を言って居る場合では当然

無く!…レイヴンが七支刀を指差し全員に危機感を持たせに掛かろうと

すると、神滅鬼は神滅鬼で更に攻撃の手をマサツグ達に向ける!…


「…神仏滅却!!!…火炎地獄!!!!!」


__ゴウッ!!!…グオオォォォォ!!!…


「ッ!?…うわっちぃ!!!……チッ!!…

何だよ!!…呪文を唱えてたんじゃないのかよ!?」


「……ッ!!…オイ気ヲ付ケロ!!…

コレハ俺ガ唱エタ[ヘルフレイムランス]ニ似テル!!!…

近付クダケデ[スリップダメージ]ガ発生スル!!!…」


神滅鬼は呪文の詠唱を中断した様に新たな攻撃手段を!…と言うのもマサツグ達に

向けて両手を突き出すとその手に黒い炎を!…それはまるでレイヴンのヘル

フレイムランスを模倣する様に炎を扱い!…更には槍状でなく球体状に掌の中で

炎の形を留めて見せると、次にはその両手から火炎放射を発射する!…それは

黒い炎が天から降り掛かる様にしてマサツグ達を襲うと、マサツグ達もその炎に

炙られる様にして怯んでは逃げ出し!…するとレイヴンがある事に気が付いた

様子で忠告を口にし、近付くだけでスリップダメージが有る!とネ…まるで自分の

魔法がコピーされた様にマサツグ達へ忠告を続け!…となるとモツがハッと何かに

気が付いた様子である心配をすると、突如として慌てて後ろを振り返る!…


「チッ!!…鬱陶しい!!…これじゃジリ貧!!……ッ!!…

そうだ、アヤ達は!?……ッ!!!…」


__フォンフォンフォンフォン!!!……シュピ!!!…


モツが心配した事と言うのは動けない者達の事であって、簡単に言うとフィロ達の

心配であり!…この時今だシロは震えて動けない様子でマサツグ達の事を心配して

おり!…フィロも怪我を負ってはやはり今だ動けない様子で固まり、アヤがその

治療に当たっては同じく動けない様子で固まって居ると、その神滅鬼の攻撃に対して

無防備な状態を見せて居た!…となると防ぐ手段も無い訳で諸にダメージを喰らう

のでは無いのかとモツは心配!…慌てて振り返りアヤ達が無事であるかどうかを

確認すると、そこでアヤ達の前に立つよう!…グレイが円を描く様にして黒い炎を

剣であしらって居る様子を目にすると、マサツグ達も気が付いた様子で言葉を

零す!…


「ッ!!!……さすが剣王様!!…あっちは守ってくれるってか!?…

心強過ぎて涙が出て来る!!!……負担を掛けない様に仕掛けるか!?」


「……だな!!…一気に終わらせよう!!!」


__ッ!…スッ…コオオォォォ!!!…ッ~~~……


そのグレイの巧みな剣捌きで黒い炎を完全にシャットアウト!…グレイもこっちは

任せろ!とばかりにマサツグ達へアイコンタクトを!…するとそれに気が付いた

マサツグが心強い!と言葉を零し!…負担を掛けないよう一気に仕掛ける事を

提案すると、モツがそれに乗った様子で動き出す!…その際ライザやレイヴンも

話に乗ったよう動き出すと、ライザは徐に気を溜め出しレイヴンは詠唱!…宛ら

マサツグかモツに先陣を切らせるよう道を開け!…マサツグとモツもそれに

気が付いた様子で先行しようとすると、神滅鬼も向かって来る二人に対して更に

構える!…


「ッ!…フンッ!!…調子ニ乗ルナ!!…

確カニ先程ト打ッテ変ワッテ強クハナッタガ!!!…

ソレデモ我ヲ倒スニ!!…値ハセン!!!!」


__グゥン!!!…ガッ!!…ブウゥン!!!…


「神仏滅却!!!…天断!!!…」


少々苛立って居る様子で火炎放射を早々に止め!…改めてマサツグ達が自分より

弱い事を口にすると、何やら宙に浮いたまま何かを生成するよう魔力を練る!…

それはやはり岩石から作り出す様で、音を立てて徐々に形を成して行くと一本の

剣に!…それは宙に今だ浮いている七支刀に良く似ている剣であり!…完成した

所で神滅鬼がそれを横薙ぎに!…一度具合を確かめる様に振って見せ、いざ

具合を確かめた所でその向かって来るマサツグ達に向かい技を放とうとして

見せると、次にはそれを良しとしない様子でレイヴンの魔法が炸裂する!…


「サセルカヨ!!!…

《コノ地ニ巨大ナ墓標ヲ!!…カノ者ヲ貫キ贄トセン!!…

ソレハ未来永劫風化スル事無ク存在シ続ケ!!…

コノ地ニ住マウ神々ノ祭壇トセン!!!……[大地の墓標ガイア・グレイブズ]》


__ズッ!!…ドゴオオオオォォォォ!!!!…ズンッ!!!…


「ッ!?…ナハァ!?…」


「ッ!!…鉛玉はお好きかい!?」


レイヴンが天守閣に巨大な岩の棘を生やして見せると神滅鬼の腹を突き!…

貫通はしないまでも深々と突き刺さる様に神滅鬼の体をくの字に曲げると、

それまで攻撃を繰り出そうとしていた神滅鬼の勢いを失速させる!…その際

神滅鬼もまさかの攻撃に驚いた様子で思わず吐血!…するとそんな神滅鬼の

怯む様子を目にしてモツも途端に剣を仕舞うと拳銃を二丁取り出し!…

両手で構えては神滅鬼に向かい容赦なくブッパ!…各一発づつ神滅鬼の頭を

狙う様にして弾丸が飛び!…一発目は角を弾き飛ばし!…もう一発は額に

命中したよう神滅鬼の頭を弾いて見せると、更にライザが追い打ちを掛ける!…


「……ッ!!…龍!!!…撃!!!…ッ~~~!!!!…

波あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


__ゴッ!!!…ギャアアアアァァァァァァァス!!!!…ッ!?…


「ッ~~~~!!!!…」


__ギュイイイイイイィィィン!!!……ドゴオオォォ!!!……ッ!!…


思いっきり気を溜めて腰を落とし!…宛ら超か○は○波を撃つが如く掛け声を

挙げると、神滅鬼に向かいぶっ放す!…それは真っ直ぐ怯んで居る神滅鬼に

向かい飛んで行くと、体を押し上げる様にしてクリティカルヒットし!…すると

それを喰らった神滅鬼も更に打ち上げられるうよう宙を舞い!…最後は気が

弾ける様にして神滅鬼に更なるダメージを与えて行くと、神滅鬼も怯みながら

受け身を取る!…その際モツが撃った銃弾は額を貫く事無く減り込んだ様で、

神滅鬼はプルプルと震えながらそれを手で取り!…


__…プルプルプルプル!!…ピッ!…スゥ……


「……ヨモヤコノ様ナ玩具デスラ我ヲ傷付ケル事ニナロウトハ!!……ッ!!…」


__ダッダッダッダッダッダッダッ!!!…ッ~~~!!!!…


「……貴様サエ居ナケレバ!!…貴様サエ居ナケレバ!!!…

ッ~~~~!!!!」


__バッ!!…ヴウン!!!…ゴゴゴゴゴゴゴ!!!……ッ!?…


マジマジその鉛玉を見てはショック受け…自身が弱体化して居る事に薄々と

実感して居る様子で言葉を口にして居ると、ふとある光景を眼下で目にする!…

と言うのもマサツグがそのレイヴンの作った岩の棘を駆け上がり!…今まさに

神滅鬼に引導を渡そうとして居る光景を目にし!…すると神滅鬼も怒りに

燃えた具合に体を震わせ!…そして遂に頭上で作った剣に向かい手を伸ばして

見せると、手が届かなくともその巨剣を反応させる!…それはまるで某・奇妙な

仮面に出て来る月の様!…何か降って来る様なそんな素振りを見せると不安を

積もらせ!…しかしマサツグは決して駆け上がる脚を止める事は無く!…寧ろ

真正面から向かって行く様に大剣を構えて見せると、次にはその棘の頂上で

思いっきり踏み込む!…


__ダッダッダッダッダッダッダッ!!!…ンン~~バ!!!…


「「「ッ!?…マサツグ(ご主人様)!!!…」」」×6


「コノ世ノ何モカモヲ滅スル巨石ノ剣!!!…

神仏滅却!!!…岩凶滅砕陣!!!!」


「ウオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォ!!!!!」


大きく踏み込むと神滅鬼に向かい大ジャンプ!…もはや高所恐怖症など忘れた

様子で!…すると迷う事無く飛んで行ったマサツグに仲間の面々は戸惑って

見せ!…心配した様子で各々がマサツグの名前を口にすると、神滅鬼も逃げる

事無くマサツグに向かう!…と言っても向かうのはその巨大な剣で有り、技名を

口にしてそのままマサツグごとこの国を壊滅させてしまおうとすると、マサツグも

吠えては巨剣に向かう!…この時マサツグに何かその巨剣に対する策は有るのか

思われるのだが、当然無策!…出たとこ勝負で巨剣に向かい!…だがそれで

神滅鬼も攻撃を止める事は一切なく!…互いに維持時をぶつける様に真っ向から

ぶつかろうとして居ると、レイヴンが更に援護に出る!…


「……《原初ノ炎ニ原初ノ氷塊!…全テヲ無ニ帰シ新タナ世界ノ礎トナレ!!…

カノ者ノ存在ヲ消滅!!…ソノ事如クニ!!…二ツガ合ワサリ今!!!…

新タナル道ヲ切リ開カントスル!!!…全テハ一度混沌ニ!!…

サレド後ニ秩序ヲ取リ戻シ!!……新タナル世界ヲココニ!…

理ヲ抜ケテソノ先ノ未来ヲ!!!…グラウンド!!!!…ゼロ!!!!!》」


__カッ!!…シュウウゥゥン!!!…ズゴゴゴゴゴゴ!!!…


「ッ!?…バ、馬鹿ナ!?…極大魔法ダト!?……

ソレモ[失ワレタ古代ノ魔法ロストワード・マジック]ダトォ!?…

…ア、有リ得ヌ!!…アリエヌゾオォ!!!!…」


レイヴンが最後に唱えた魔法はグラウンド・ゼロ!…それはあの鵺を潰すに

至った魔法で有り!…その際マサツグが宙に居ようが関係無いと!…神滅鬼の

操る巨剣を挟む様にして巨大な炎と氷の塊を生成して見せると、その光景を

目にした神滅鬼を驚かせに掛かる!…そして神滅鬼もその二つの光景を目に

しては慌てた様子であり得ないと言葉を零し!…この時レイヴンが唱えた

魔法を[失ワレタ古代ノ魔法ロストワード・マジック]!と…とにかく何故この魔法を!?と言った慌て様を

神滅鬼が露わにして見せて居ると、その一方でライザがある不安にハッとする!…


「ッ!?…な!?…こ、この魔法は!?……ッ!!…

レ、レイヴンおま!!…これ落とすんとちゃうやろなぁ!!!」


「アホ抜カセ!!!…ソンナ事シタラ俺ラマデ一発アウトジャ!!!

アレハアクマデモアノ馬鹿デカイ剣ヲブッ壊ス為ノ魔法!!…

タダソレダケヤ!!!…」


「ッ!!…そ、そうか…それならエェ…訳ないやろ!?…

おま!?…マサは如何するつもりや!?…」


__ッ!………ッ?……ッ??…ッ!?…


レイヴンが唱えた魔法に覚えのあるライザは戸惑い!…この後の展開にハッ!と…

その際慌ててレイヴンの方に振り向くと落とすなよ!?とレイヴンに警告を口にし、

更に慌てた具合に言葉を荒げて見せると、レイヴンはツッコむ様に返事をする!…

その際アレを唱えた理由についてもあくまで巨剣を破壊する為の物と口にすると、

それ以外に目的は無いと言い!…するとライザもそれを聞いてホッと安堵し!…

ふと納得した様な素振りをスッと見せようとするのだが…次にはこれまたハッと

気が付いた様子でツッコミを入れる!…と言うのも至近距離に居るマサツグは

如何するのか!…レイヴンに問い詰めるのだが!…レイヴンはまるで心配無いと

言った具合にキョトンとして見せ、その他の仲間もさも問題無いと言った反応を

見せると、何が何だか分からないライザを戸惑わせるのであった!…

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感想 63

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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

異世界にアバターで転移?させられましたが私は異世界を満喫します

そう
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ナノハは気がつくとファーナシスタというゲームのアバターで森の中にいた。 そこからナノハの自由気ままな冒険が始まる。

レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)

荻野
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ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」 俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」 ハーデス 「では……」 俺 「だが断る!」 ハーデス 「むっ、今何と?」 俺 「断ると言ったんだ」 ハーデス 「なぜだ?」 俺 「……俺のレベルだ」 ハーデス 「……は?」 俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」 ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」 俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」 ハーデス 「……正気……なのか?」 俺 「もちろん」 異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。 たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

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【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
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俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。 異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。 せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。 そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。 これは天啓か。 俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

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 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

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