どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第四章-オータムクラウド国編-

-第四章八十八節 天に見られる異変となる様になる根性と神滅鬼の最後-

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__ゴゴゴゴゴゴ!!!……


「……ッ!?…な、何だよあれ!?…

一体何が起きているって言うんだ!?…」


「え!?……ッ!?…あ、秋雲城が!!…

…それにあのデッカイ剣は!?…その両脇にも何か有るし!!!…」


__秋雲国オータムクラウドのギルド・ギルドマスターの部屋…


「……一体何が起きて居ると言うのだ!?…この反応は!?…

間違い無く片方は魔王クラスの強敵!!…

しかしそれを相手にしている連中は!?…

…恐らくマサツグ達ではあると思うが!…

それにしてもこの反応!!…まるで[]でも体得したかの様!!…」


「…ギ、ギルドマスター?…それは一体如何言う?…」


外から秋雲城の様子を見るとそこには天守閣が吹き飛んだ様子の光景が!…更には

遠目から見てもハッキリと分かる位に巨剣が浮いて居る様子を容易に見られ!…

傍からそれを見た冒険者が何が起きて居る!?…と言った具合に戸惑って居ると、

それは伝染する様に戦う者達に不安と恐怖を与えていた!…そしてその様子は

室内で指揮を執るクロエの目にも当然映り、同様に何事と!…まるで化け物同士が

戦って居る様な反応が見られてはあり得ない!と漏らし…ただ立体地図を見詰めて

一応片方がマサツグ達である事を確認して居ると、何やら気になる事を話し出す!…

と言うのもやはり有り得ない!…と言った具合に[]と言葉を口にすると、

ただ夢中になるようその反応に目を!…するとその傍らで補佐をする皐月もある

意味で心配!…クロエに質問をするよう何が有ったのかについて尋ねると、

クロエもハッとした様子で戸惑って居た!…


さて、場面は戻ってマサツグ達の方!…依然として向かって行くマサツグは

止まる事無く!…何なら極大魔法も見えて居ないのか神滅鬼に大剣を構え続け!…

その一方でライザは周りの反応に困惑して見せ!…自分だけが可笑しいのか!?と

言った具合にただ戸惑った反応を露にすると、如何やらライザだけではない様子で

シロも慌てた反応を見せて居た!…それはとても心配した表情でマサツグを見詰め

続けると、また死んでしまうのでは無いのか!?と言った目で不安を露わに!…

だがそんなシロの様子など御構い無くレイヴンは魔法を行使し始め!…そのまま

神滅鬼が持って居ると巨剣にそれぞれ炎の塊と氷の塊で押し潰すよう行動に打って

出て見せると、神滅鬼は慌てた様子でその二つを見ていた!…


__ズゴゴゴゴゴゴゴ!!!……


「……クッ!!…ヨモヤコノ魔法ヲ覚エテ居ル者ガ居ヨウトハ!!……不覚!!…

ダガ!!…ダカラト言ッテココデ引ク訳ニハ行カン!!!…

コノママ圧シ通ル!!!!…」


「ウオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォ!!!!!」


「ハアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!」


徐々に迫って来る炎と氷に計算外と!…レイヴンの極大魔法に慌て続け!…

しかしここまで来て当然引き下がる訳には行かないとばかりに!…それこそ

マサツグ目掛けてその巨剣を一気に落として見せようとすると、マサツグも

真っ向から勝負を仕掛ける!…その際マサツグは自身を奮い立たせるよう

吠えに吠えると、眼光鋭く一点に神滅鬼を見詰め!…絶対にこれで倒す!と

ばかりにギュッと大剣を握る手に力を籠め!…全く逃げる姿勢を見せる事

無く!…ただ倒す事だけを考えて神滅鬼に向かい飛んで行くと、神滅鬼も

声を上げては狙いを定める!…それは意地と意地とのぶつかり合い!…

さも鍔迫り合いをして居るかの様で!…だがそんな勝負に水を差すよう

レイヴンがさっさと魔法を!…その巨剣を破壊するよう遂に巨大な炎の塊と

氷の塊をぶつけて行くと、その巨剣に強大な負荷を掛けて行く!…


__ズゴゴゴゴゴゴ!!!…ゴシャアアアァァァァ!!!!…


「ッ!?…クッ!!…負ケル!!!…モノカアァァァァ!!!!」


「神滅鬼イイイィィィィィィ!!!!」


{……クッ!!…後ちょっとだってのに!!!…このままだと落ちる!!!…

何か!!…何か足場に使えそうな物!!!…ッ!!…この剣に足が届くか!?…}


まさに落とそうとしてた巨剣を炎と氷で受け止め!…更には大爆発を起こし

かねない様子で摩擦を起こし!…すると抵抗を受けた感覚が神滅鬼の腕にも

伝わったのか、何か引っ掛かりを覚えた様子で更に神滅鬼が慌てたよう叫ぶと、

遂にマサツグが神滅鬼を捉える!…と言ってもまだ神滅鬼との距離は約5m!…

まだ射程圏内には入って居らず!…何なら飛んで来た勢いも落ちて徐々に

落ちそうな様子を見せて居り、マサツグ自身不味いか!と言った具合に足場に

なりそうな物を思わず探し始めて居ると、レイヴンが最後のきっかけを作る!…


「……悪イガサッサト終ワラセル!……後ハ頼ンダゾ、マサツグ!…」


__パチンッ!!…カッ!!…ズドッ!!!…ッ~~~~~~~!!!!…


「ッ!?…どわあああぁぁぁぁぁ!!!!……」


「ッ!?…グアアアアァァァァァァァァ!!!!……」


レイヴンが徐に指をパチンと鳴らすと次には大爆発!…それはあの巨大な炎と

氷が合わさる様にして混ざると巨剣を包み!…更には巨剣を包んだと言う事は

マサツグや神滅鬼も巻き込んだと言う事であって!…音にならない大爆発が

上空で巻き起きると、辺り一帯にトンデモナイ衝撃波が伝って行く!…それは

秋雲城全体が押し潰される様にして揺れに揺れると、モツ達を襲い!…となると

当然辺り一帯に漂っていた瘴気等は一気に霧散!…曇っていた空も快晴に!…

巻き込まれた本人達もそれぞれ悲鳴を上げてはそのまま爆発の中へとその姿を

消して行き!…ライザもその様子に気が付いた反応で心配をすると、本気で

レイヴンを問い詰める!…


「ッ~~~~!!!…お、おいレイヴン!!!…

ホンマに大丈夫なんやろうな!?…

こんな事して死にましたじゃ笑い事にもならんねんぞ!?…」


「……大丈夫!…ダト思ウ!…」


「ッ!?…思うぅ~!?…アホか!!

一応命が掛かっとんねんぞ!!…オマケに小さい子も見てる訳や!!…

場合によってはお前!!…殺されんで!!!」


「……カモシレンナ?…タダナンデカ大丈夫ダト思エンダ!…

…ナンセアノ[ヤブ]ヤカラ!…」


「ッ!?…はあぁ~!?…何を言うてん!…」


ライザは慌てた様子で揺れに耐え!…レイヴンを呼んでは事の顛末について

本当に大丈夫なのか!?と…するとそのライザの問い掛けに対してレイヴンは

爆風を見詰めたまま!…多分大丈夫であると返事をすると、更にライザの

不安を煽って行く!…と言うのも最悪トンデモナイ事になると、シロや

フィロからの報復も考え!…本当に不味い事になるとレイヴンに話し!…

今度は色々と違う方面でも不安を抱えた様子で話しをすると、レイヴンも

それを肯定するよう返事をする!…しかしレイヴン自身は本当に大丈夫と

思って居るらしく、その理由にマサツグだから!と…当然その返事を聞いて

ライザは戸惑い!…一体如何言う事なのか?とレイヴンに問い掛けようと

すると、そのレイヴンの返事に同調するようモツも話す!…


「ッ!…あっ!…それ何と無く分かるかもしれん…」


「ッ!?…え?…」


「何度もヤバい場面を見て来た筈なのに…

何かその度に奇妙な気配と言うか…」


「…な、何やねんその言い方?…」


爆発の衝撃を耐え切った様子で会話に参加、その際レイヴンの言葉を理解し!…

するとそんなモツの言葉にライザは戸惑い!…一体如何言う事なのか?と言った

具合に視線を向けると、言葉を零す!…そしてモツはその質問に答えるよう

如何言う事かを話し出すと、マサツグから妙な気を感じると言い!…となると

当然ライザは更に困惑!…もう一度一体如何言う事なのか?ともう一度ツッコミ

を入れる様に言葉を口にして見せると、モツは立ち上がってはライザに答える!…


「まぁとにかく!…ヤブが何か必死に戦ってるところ見るとさ?…

見ている分には不安なのに…

何処か大丈夫って言う謎の安心感を感じるんだよな?…

…俺自身不思議で仕方が無い所なんだけど……何なんだろうな?…」


「………。」


モツが言うには何か不思議な物が有ると、自分自身でも分かって居ない様子で

言葉を口にし!…しかしやはり何か信頼?…いや確証?…みたいなものが

感じられるらしく!…自分自身でも何を言って居るのか分からない!…さも

ポル○レフみたいな心境に陥って見せると、ライザが困惑した様子で固まって

しまう!…さてその一方では上空で硝煙が球体?状に立ち込めて居り、まだ

音が辺りに響いてはその凄まじさを物語って居り!…だが次には何やらまるで

硝煙が払われる様に!…まだ健在して居るとばかりに神滅鬼だけがその場で

姿を現して見せると、徐にその場で咳き込み始める!…


__ゴオオオオオォォォォォ!!!…………バサァ!!!…ッ!?…


「ゼェ!!…ゼェ!!……ッ!!…

ガッハ、ゴッホ!!…ッ~~~!!!…

…オノレェ!!…コレデ我ガ奥義ヲ破ッタツモリカ!!…

…フ、フフフ!!…甘イ!!…甘過ギル!!!…

アノ様ナ物!!…時間ヲ掛ケレバ幾ラデモ作リ出セル!!!…

貴様達ガヤッタノハセイゼイ無駄ナ時間稼ギ!…

…ソシテ薄情ニモ仲間ヲ裏切リ!…」


「……ッ!…イヤ?…マダ終ワッテナイサ!…」


「ッ!?…何ィ?…」


「マダ気付カナイノカ?…ソレトモ消耗シ過ギテ気配ヲ辿レナイノカ?…

…既ニモウ作戦ハ終了シテ居ルンダガ?…」


酷く息を切らしては咽に咽!…自身の技が破壊された事で怒りを露わにして

見せると、次にはまだ終わって居ないと文句を言う!…その際まだ追撃が

来ていない事から詰めが甘いと!…興奮した様子でレイヴン達の事を煽る

のだが!…寧ろレイヴンはある事に気が付いた様子でフッと笑い!…もう

これで終わりと言った様子で意味深な言葉を口にすると、当然その言葉に

引っ掛かりを覚える!…と言うのも神滅鬼はその言葉に戸惑って見せると、

ボロボロの様子でレイヴンを睨み!…だがレイヴンの態度は決して変わらず!…

寧ろ勝ち誇ったモノへと代わろうとして見せて居ると、次には神滅鬼も

気が付いた様子で反応する!…


「……ッ?……ッ!!!…」


__コオオオオォォォ!!!!…しぃ~んん~めぇ~つぅ~きぃ~~!!!!!…


「ッ!?…バ、馬鹿ナ!?…一体如何ヤッテ!?…」


神滅鬼はハッとした様子で突如上空を見上げ!…何か居る事を確認すると、

戸惑って見せる!…それは真っ直ぐに神滅鬼向かって降って来ると、

神滅鬼の名前を叫んでおり!…その降って来ている人物と言うのも言わず

もがな!…マサツグが勢いを付けて攻撃の体勢に入っている状態で大剣を

振り被って見せて居ると、神滅鬼も驚き戸惑った様子で固まってしまう!…

この時落下して来るマサツグの髪型はあの元の黒髪ツンツンヘアーに戻って

居り、歯を食い縛っては両腕に力を籠め!…そしてそれを見た神滅鬼も

有り得ない!と言った具合に言葉を零し!…とにかく状況が判断出来ていない

様子で困惑し続け止まって居ると、レイヴンがお別れの言葉を口にする!…


「…コレデ…チェックメイトだ!!…」


「ッ!!…ほら来た!!!…」


「ッ!?…嘘やろ、何でぇ!?…」


それはさもこうなる事を予期していたかの様に、だがレイヴン自身一か八かの

賭けで有り!…内心ヒヤヒヤとして居たのは内緒なのだが、とにかく上手く

行った!とばかりに柄にもなくクールに決めて見せると、モツがライザを安心

させる様にそれを指差す!…するとそこにはマサツグの姿がしかも攻撃態勢に

入って落下して来ており!…当然これにはライザも驚き!…一体何が起きた

のか!?と更に頭を抱えて困惑した様子を見せて居ると、シロやフィロも気が

付いた様子で声を上げる!…


「……ッ!!!…ご、ごしゅじんさま!!!…」


「ッ!?……行け!…やってしまうのじゃ!!…

それでこそわっちが認めた男!!!…

如何なる逆境をも弾き返す真なる強者!!!…」


__スッ!……ッ!……スッ!…スッ!…ススススッ!……


空を見上げてはマサツグを探し!…見つけた所でマサツグを指差すと嬉々として

喜ぶ!…それはシロが見た正夢でも見なかった夢の続きであり!…フィロもそんな

シロの反応に気が付いた様子でマサツグの姿をその目に捉えて見せると、目を

見開き若干の涙を浮かべて見せる!…そして応援するよう徐に言葉を口にすると、

スッと立ち上がっては思わず拳を空に向けて突き上げ!…するとその様子に気が

付いた他の面々も真似をする様に!…マサツグに向けて最後のエールを口にするよう

叫んで見せると、遂にマサツグの刃が神滅鬼を捉える!…


__ッ!!!…いっけええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!


「うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」


__グオン!!!…ドシャアアアアアァァァァン!!!!…


「ッ!!!!…ヌオオオオアアアアァァァァァァァァ!!!!」


マサツグが落下の勢いを利用して兜割りを!…しかし捉えたのは頭ではなく

体で有り!…と言うのも神滅鬼の体を袈裟斬りにして見せ!…そのまま

斬って落とす様に神滅鬼を天守閣へ叩き付けようとすると、神滅鬼も堪らず

悲鳴を上げる!…その際神滅鬼もやられっぱなしではなく何か抵抗をしよう

とするのだが、押さえつけられる力の方が強いのか押し退けられず!…

ただ斬られてはそのまま天守閣に向かって落下し続け!…マサツグもサラサラ

逃がすつもりはない様子で更に押すと、神滅鬼からふとある質問をされる!…


「ッ~~~!!!…グッ!!…コノママデハ貴様モ無事デハ済マナイ!!…

一体如何ヤッテコノ窮地ヲ脱スルツモリカ!!…ヨモヤ我ト心中!!…」


「ンな訳ねェだろうが!!…このままテメェをぶっ倒して終わりにする!!!

正真正銘!!…これが最後だ!!!」


「ッ!!…フッ!!…終ワリニスルダト!?…馬鹿ナ!!!…

共にコノママ叩キ付ケラレテ終ワリ!!!…貴様ガ助カル見込ミナド無イ!!!…

…ッ!…イッソコノママ貴様ヲ逃ゲラレナイヨウニシテ!!…

ダケデモ奪ワセナイ様ニスルノモ手カモシレン!!…」


「ッ!!……?…

…とにかく何の事を言ってんのか知らねぇが!!…

あの世に行くのはテメェだけだメンヘラ野郎!!!」


崩壊した天守閣に向かい落下して行く二人、このままでは二人とも無事では

済まない!と!…もはや諦め心中する気かとマサツグに尋ね!…マサツグも

その問い掛けに対して真っ向から文句を言うよう否定をすると、神滅鬼だけ

を倒すと宣言する!…しかしそんな余裕も無いとばかりに場面は硬直!…

ただ落下するだけでマサツグからの策はそれ以上無く!…するとそれを見て

神滅鬼はマサツグを嘲笑い!…何もして来ない事を挙げては助からない!と

再度マサツグを馬鹿にすると、もはや助かる事を諦めたのか道連れにと言葉を

口にする!…しかしその言葉を聞いても尚マサツグは諦めない!…これまた

再度神滅鬼だけと宣言し!…その際チラッと迫り来る天守閣に目を向け!…

そこで何か構えているオリハの姿を見つけて行くと、マサツグも思わずニヤッ

と笑う!…


__ゴオオオォォォォォォォォ!!!!……ッ!!…ニヤッ!…


「……ッ!…なぁ?…いっけえぇぇぇぇぇって言ったは良いモノの…

どうやってあれ着地するつもりなんだ?…」


「ッ!…あっ……」


「このままだとダークソ○ル宜しく高所ダメージであの世逝きなんだが?…」


上空で神滅鬼に引導を渡そうとしているその一方!…天守閣からその様子を

見てる面々は…ふと気が付いた様子でモツが質問を口にし、このままでは

死んでしまうぞ?と言った具合に若干戸惑った反応を露わにして見せて居ると、

ライザもハッと気が付いた様子で反応する!…そしてこの事態を作った張本人レイヴン

はと言うと、無言のまま何かしまった!とばかりに冷や汗を掻き!…ただ

如何する事も出来ない様子でその光景を見守る事しか出来ずに固まっており、

モツがそんな面々にこのままだと本当に死んじまうと再度問い掛ける様に

言葉を口にすると、先程から構えているオリハが動き出す!…


__バッ!!…チャキッ!!


「ッ!?…オ、オリハ!?…一体何を!?…」


「私に任せて!!…

…兄さん自身も多分把握してる筈!!!…ッ!!…

双扇風衝!!!」


__バシュン!!!…ゴオオオオオォォォォォ!!!!…ッ!?…


オリハはマサツグが降って来るであろう地点に移動すると双扇を構え!…

そのオリハの行動にモツ達もハッと気が付いた様子で反応すると、

何をするのか!?と声を掛ける!…しかしオリハは具体的な事は決して

答えず、ただ任せてくれ!と…その際マサツグも分かって居ると言葉を

口にして行き、その手に持つ双扇で思いっきり風を扇ぐ様にしてその場に

竜巻を生成して見せると、モツ達の度肝を抜いて見せる!…そしてその

竜巻を作り出した事で一同が驚いて居る一方!…マサツグ達もその竜巻の

上に落ちて来るよう落下し!…すると次の瞬間マサツグはオリハの竜巻を

利用する様に!…その振り下ろして居る大剣に竜巻の風を纏わせて見せると、

神滅鬼に最後の技を放つ!…


__バシュン!!!…ゴオオオオォォォォ!!!…ッ!?!?…


「ッ!!……喰らいやがれ!!!…これが止めの大技!!!

旋空!!!…竜槌剣ぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!」


__ドグオオオォォォォン!!!…


「ッ!?…グバァァ!!!…バ、馬鹿ナ!?…

マタ仲間ヲ巻キ込ンデノ攻撃ダトオォォ!!!」


__…ドゴオオォォォ!!!…ッ!!!…バシュウウゥゥゥゥゥゥン!!!!…


うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉキャアアアアァァァァ!!!!…」


風は逆巻く様にして刀身に巻き付き!…徐々にその規模を大きくしてまるで竜巻を

装備した様になると、神滅鬼及びモツ達を驚かせる!…そしてマサツグもそれを

ギュッと握ると歯を食い縛り!…その竜巻を撃ち出す様にして思いっきり大剣を

振り切って見せると、神滅鬼ごとその竜巻を放出する!…するとその技を受けた

神滅鬼も酷く驚いた様子で絶叫!…それはまさに最後の止めと言った具合に神滅鬼

を撃ち出し!…天守閣に叩き付けては辺り一帯に風圧を!…その風圧はモツ達や

シロ達を当然襲い!…誰もが悲鳴を上げずには居られない様子で踏ん張って居ると、

時間にして約2~3分!…スッと風圧が収まった所でマサツグも無事着地をする!…

そして……


__……ドシャアァ!!!……ピシッ!!…ガラン!!…ガラガラガラガラ!……


神滅鬼の体は弾む様にしてフィロの元へ…すると当然フィロやシロも警戒した

様子でビクッとした反応を見せるのだが、神滅鬼は決して動かず!…その一方で

マサツグの大剣はまた音を立てて崩壊し始め!…まるで役目を終えたかの様に

マサツグの足元にその残骸が音を立てながら山となると、マサツグも何か

物悲しさを覚えてはその場で固まる!…それは神滅鬼に対してジッと視線を

向け続けて見せると、決して膝を着く事無く棒立ちし続け!…となるとそんな

マサツグの様子にモツ達も困惑!…本当に終わったのか?…とばかりに何か

警戒をする様な素振りで身構えて居ると、突如として神滅鬼の体が光り始める!…


__……パアアアアァァァァ!!……ッ!?!?!?……


「……ゴフッ!!!…ヨモヤ……折角復活ヲ果タシタト言ウノニ……

マサカ……ソノ日ノ内ニ…朽チル事ニナロウトハ……」


「……酒呑…」


「……アァ…朽チル事ニ恐怖ハ無い…

…シカシマタ伝エル事モ出来ズニ……逝ク事ニナロウトハ…

……玉…モシコノ声ガ聞コエテ居ルノナラ聞イテオクレ…

…朕ハソナタノ事ヲ……心ヨリ!…深ク…愛シテ居タト!……」


「ッ!!……ッ…」


神滅鬼の体が光る!…それは相手を倒し終えたと言う証明であり、それを

目にしたモツ達が驚き戸惑った様子で固まって居ると、神滅鬼は徐に言葉を

口にする!…それはもう自分が死ぬと分かっての言葉であろう…それこそ

不満を言葉を口にするとその言葉にフィロが反応して見せ…神滅鬼の事を

酒呑と…そう呼んで何か物悲しそうな表情を見せると、更に神滅鬼は言葉を

続ける!…と言うのももう体も動かない様子で空を見詰め続けると、目も

霞んで見えないのかフィロが居る事を前提に言葉を!…その言葉と言うのも

愛して居る!と…何かちゃんと伝えられなかった事に対して口惜しそうに

そう言葉を口にすると、フィロも更に反応した様子である事をする!…


__……スッ……トスッ……ッ!!……


「ッ!?…ちょ!?…フィ、フィロ!!…危ない!!…」


「もうこやつは動けんよ……見事にマサツグに…

…いや…勇敢で有り馬鹿な者達の手によって討たれたのじゃから…」


「ッ!?…け、けど!!……」


フィロは徐に横たわる神滅鬼に近付くとその頭を…自身の膝の上に乗せては

顔を覗き込んでその最後を見届け出し!…すると当然アヤも心配した様子で

危ない!と…フィロの身を案じて一度は注意の言葉を口にするのだが、フィロは

大丈夫と言っては膝を貸す!…その際マサツグ達の事を褒めて居るの貶して

居るのか、微妙な言葉で一括りにし!…だがそのフィロの言葉を聞いてもアヤは

心配を止めず!…引き下がらない様子でフィロに向かい手を伸ばそうとする

のだが、それをグレイが阻止に入る!…


__…ガッ!!…ッ!!…


「…そっとしておいてやるといい…

…あの子狐の言う通り…奴はもう持たん…

直に消滅するであろう…」


「ッ!……ッ…」


グレイがアヤの腕を掴んで止めに入り…アヤもそれに驚いた様子でその掴んで

来たグレイに視線を向けると、グレイはアヤに向かって首を左右に振って

見せる…そして今はそっとする様に言葉を零すと、もう神滅鬼は動かないと…

この時フィロのやろうとして居る事に何やら敬意を払った様子で!…その邪魔を

する事は自分が許さない!と言った具合に真剣な視線をアヤに向けると、アヤも

ハッとした様子で引き下がる!…そしてその場に居る者達全員からの視線を

集めながらフィロは粛々と…優しく神滅鬼の頭を撫でてはフッと微笑み!…

まるで恋人同士になったよう振舞って見せると、神滅鬼にその告白の返事を

口にする!…


「……お主の愛の言葉に答えてやる事は出来んが……せめて…

せめて…わっちの膝だけでも貸してやろう……これはわっちからの手向けじゃ…

…唯一この膝に頭を乗せる事を許したのはマサツグと…だけじゃからな?…」


「ッ!……ふ、ふふふふ!…あぁ…

朕は今息絶えようとして居ると言うのに…こうも心が安らぐ……

…愛した者に…こうして看取られるのも…また…い……きょう……」


__パシュン!!!…ふわああぁぁぁぁ!!………


「……さらばじゃ…古き友よ…わっちがそっちに行くのはまだ先じゃが…

もし再会した暁には…また酒でも飲み交わしてやろうぞ……」


神滅鬼に向かい微笑みながらNOの言葉…しかしそれはキッツい言葉ではなく

やんわりとした口調であって、せめてもの手向けと膝を貸す事を許すと言うと、

マサツグと神滅鬼だけと口にする!…するとこの言葉に神滅鬼もハッと反応!…

何か笑みを浮かべると心地よさそうな表情で安らぐと…最後に少しでも気持ちが

伝わった事に報われたよう言葉を残し!…その姿が遂に光に包まれては弾ける

様にして天に昇って行ってしまうと、全ての事柄に終止符が打たれる!…その際

全員がその昇って行く光りを見詰めるよう目で追い続けて居ると、フィロは

物悲しそうに言葉を!…それは魔王を倒した様なテンションではとてもなく…

まるで誰かの葬式の様な寂しさを覚えると、ただただ天守閣には風の吹く音

だけが木霊するのであった!…


さて、暫くして天守閣に…何やら誰かが向かって来る足音が聞こえて来る!…


__……ギッ…ギッ…ギッ…ギッ…


「ッ!…誰かが登って来る?…」


「……一体誰が?……ッ!!…全員一応警戒しろ!!!…

ここでまたあの兵士達だったりしたら!!!」


__ッ!!!…ジャキンッ!!……


それは静寂を打ち破る!…程では無いのだが…何やら誰かが登って来る様な

足音が聞こえて来ると、マサツグがハッとした様子で反応する!…その際

全員に分かるようハッキリと言葉を口にすると、他の面々も気が付いた様子で

その出入り口に視線を向け!…すると次にはモツが疑問を持った様子で言葉を

漏らし…だが更にハッとした様子で何か嫌な予感を感じた!と…何か警戒を

促す様に全員へ向けて注意の言葉を口にすると、その言葉を聞いた全員が

途端に武器を身構える!…そしてその足音の主を確かめる様に視線を逸らす

事無く注視をすると、そこに足音の主が…それは杖を突いて歩いている様で、

その正体を目にしたマサツグとグレイが驚いた様子で反応すると、モツ達は

途端に驚き出す!…何故なら…


__……ギッ…ギッ…ギッ…ギッ……ッ!…ッ!?!?!?…


「……ふぅ~…年寄りにこの階段は堪えるわい!…

…ッ!…おっ?…心配して来ては見たんじゃが?…

…如何やら杞憂だったようじゃな?…」


「「ジ!…ジッチャンし!…師匠!!!…」」×2


「………ッ!?…え!?…

グ、グレイが師匠って!……って事はこの人が!?…」


「ッ!……あぁ~…そう言うのワシあんまり得意じゃないんじゃが?…」


階段から姿を現したのはさも疲れた様子を見せるヴェルの姿であって、その際

ヴェルの体は何処にも怪我等を負った様子は見られず!…ただ階段を上るが

辛いと言うと息を切らし!…ふとその視線を天守閣全体に向けて見せると、

もう事の次第が終わって居る事に安堵する!…何でもヴェル自身送り出した

ものの心配だったらしく、後を追って来たと!…すると突然のヴェルの登場に

マサツグとグレイが機敏に反応!…グレイに至っては師匠と!…するとその

言葉に面々が驚いた反応して見せ!…まさかこの人が!?…と言った具合に

目を見開きその目の前に立って居る老人に視線を向けて見せると、ヴェルも

後頭部を掻きながら苦笑いをするのであった!…

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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
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HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

なんとなく歩いてたらダンジョンらしき場所に居た俺の話

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岩崎理(いわさきおさむ)40歳バツ2派遣社員。とっても巻き込まれ体質な主人公のチーレムストーリーです。

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