どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第五章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~ドワーフファミリア編-

-第五章九節 シロのダガーと無茶の理由と修羅のマサツグ-

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さて話はオリハ達がメノルをフルボッコにする少し前!…マサツグ達の方にも

同様のデカいワイバーンが飛来して来るのだが、然程問題とはなって居なかった!…

と言うのも如何やらメノルみたいにBOSS枠と言う訳では無い様でただの雑魚

らしく、マサツグとシロはそれを軽くあしらう様にして…と言いたい所なのだが、

シロがマサツグに褒めて貰いたいが為に奮闘すると、マサツグの出番を奪って

行くのであった!…となるとマサツグとしてもやる事が無くてただその場で

棒立ちをして居ると…


「やあああああぁぁぁぁ!!!」


__ズババババババ!!!!……じぃ~~……


{……めっさ視線が痛い!!!…

俺だけ何もして居ないから余計に目立ってる!!…

…とは言え迂闊に動けばシロが慌てて駆けて来るし!…

俺が刀を抜く前にシロが掻っ攫っちまうし……まぁ楽は楽なんだが?…

それでもやっぱもう大丈夫って言ってもトラウマになってる…

…さて如何したものか?…このままだと色々と不味いしなぁ?…}


シロが奮闘する一方で冒険者達に恐れられ!…マサツグはそれを傍観するよう

棒立ちをして居ると、コイツ何?…と言った具合に視線を向けられ続けて居た!…

それは傍から見るとその様子はまるで経験値泥棒!…或いは素材泥棒と言った様に

見えるのだが!…マサツグとしても理由が有って動くに動けない訳が有り!…

これには居た堪れない様子で不味い!と考え出すと、その解決策を模索しようと

頭を抱える!…因みに動くに動けない理由と言うのはマサツグが刀を構えようと

するとシロが先回りをする動きにあって、シロは確かに敵を殲滅するのだが!…

それはまるでセンサーでも働いて居るのかと言った具合に追尾性が充分であって!…

迂闊にマサツグが勢いよく刀を抜刀しそうなモノならシロごと斬りかねない事態に

なってしまう為!…マサツグも動けずに固まって居るのであった!…さて話は

戻って動けず仕舞い!…とにかく如何したモンか?と悩み!…するとそのデカい

ワイバーンを倒し終えてしまったのか、シロは落ち着いた様子で突如クルッと

マサツグの居る方へ振り向いて見せると、手を振ってマサツグの元へと駆けて

行き出す!…


__クルッ!…テテテテテテ!!!…


「ごっ主人様~!!!…シロが全部片づけちゃいましたぁ~!!!」


「ッ!…ン?…あ、あぁ…お疲れ!…」


__ンバ!!…ガッシィ!!!……パタパタパタパタ!!…


シロは上機嫌でマサツグの元へと駆けて行き!…全部倒し終えた事を報告すると、

次には飛び付かん勢いに両腕をマサツグへ向けて伸ばして見せる!…すると

マサツグも呼ばれた事で反応すると、ハッと我に返ったよう返事を口に…だが

次には思いっきり踏み込んで来たシロがもう目の前に迫って来て居る状態に有り!…

シロはそのままマサツグの胸に向かって飛び込んで行くと、離さない!とばかりに

カニばさみにして見せる!…そこからはいつもの甘々!…尻尾を振っては頭を

グリグリ!…マサツグにだいしゅきホールドをこれでもか!とばかりにして行くと、

マサツグもマサツグで戸惑って見せる!…


「ッ!…とぉ!……コラコラ!…危ないだろ?ってぇ……

…にしてもシロ?…お前いつそんなダガーなんか見つけたんだ?…

…そんなダガー持ってた覚えは?…」


「ッ!…これですか?…これはシロが作ったのです!!」


この時当然刃物を持って飛び掛かって来たモノだからマサツグも慌て!…何とか

怪我をしない様に受け止めて見せると、苦笑いをしながら注意をする!…そして

ふと気が付いた様子でその視線は有る物へと注がれ!…と言うのもシロの手に

握られて居るそのダガーに視線が行ってしまい!…その形状や物の状態など覚え

がなく!…自身が持って居ない物だとふと気が付いた様子でこれは?と疑問を

持つと、シロにダガーについて質問をする!…その際何処で見つけたのか?に

ついて尋ねて行くと、シロは耳をピクッとさせては返事!…何でもシロは嬉々と

した様子で作った!と答え!…自身で制作した事を改めてマサツグに笑顔で答えて

見せると、予想外の答えにマサツグも戸惑う!…


「ッ!…え?…」


「これはですね~♪

ご主人様にくっ付いている時に思いついた物で~♪

シロが氷を作れる様になった時にご主人様と一緒で

何か武器を扱えば更に強くなれる!って思って作ったのです~♪」


{………ッ!…ん?…良く見りゃこれ?…

何処と無くまだサマーオーシャンに居た時に襲られた

あの盗賊達の持っていたダガーに似て居る様な?…

…って事はその時の記憶を頼りにこれを作ったってか?…

…だとしたらトンデモナイ事を覚えたモンだな!?…}


あからさまに驚きを隠せない様子でマサツグが言葉を漏らして居ると、シロは

更に説明を!…シロが言うには如何やらあのマサツグにしがみ付いて居る時に

思い付いた物らしく、シロは褒めて欲しいとばかりにマサツグの顔を覗き込む様に

笑みを浮かべると、更に尻尾を振って見せる!…するとその一方でその説明を

聞いたマサツグはと言うと、その氷のダガーをマジマジ見詰め!…そしてふと

気が付いた様子でその形状に見覚えが有った!と…氷で出来て居る為思い出すのに

時間が掛かり!…そのダガーのモデルが一度襲われた時の物だと判明すると、

改めてそのシロの身に着けた技に関心する!…


{…これを氷で一瞬にして作り出して、壊れてもまた生成!…

何ならその切れ味もあの様子だし!…ある意味でどこぞの弓兵みたいに!…

……ッ!…となるとさしずめシロの場合は…

[無限の氷小剣製アンリミテッドアイスダガーワークス]って言った所か?…}


「……ッ?…ご主人様?…」


「……ッ!…え?…あ、あぁ!…ス、スマン!…何でも無い!…」


{…確かに凄い事を覚えたモンだが…やっぱまだまだ粗削りだな?…

刃毀れは当然!…刃物の扱いも怪しい!……これは今後の課題って言った所か?…

となると刃物を扱わせる事も覚えさせるか?…いやしかし?…}


さもシロが身に着けた技を某・赤い弓兵の様に思うと考え!…その様子にシロも

不思議そうにマサツグの顔を覗き込んで行くと、続けて声を掛けて行く!…その際

マサツグが褒めてくれない事にも反応すると、何か悪い事をしたのかと不安そう

にもなり…だがマサツグはハッとするなりシロに謝り!…何でも無いと言って

シロの頭を撫で始めると、シロの機嫌を直しに掛かる!…しかしそれと同時に

そのシロの技にも不安を抱え、改善するべきか?と悩み!…と言うのもシロの

作った氷のダガーはまだまだ作りが甘い様で!…多々見られる刃毀れに不慣れな

刃物の扱い!と…その様子はシロの握っている氷のダガーより見られるもので、

マサツグとしてはシロをお嬢様みたいに育てたいのだが!と言った!…何か葛藤

めいた物に駆られるよう頭を悩ませて居ると、そんな時間も無い!とばかりに

陰りが!…と言うのもこのタイミングでオリハがあのメノルに止めを刺し!…

その強化個体がマサツグ達の前に飛来する!…


__ブオン!!…ブオン!!…ブオン!!…ブオン!!……ズシャアァン!!!…


「ッ!?…へ?…今度は何が?……ッ!!!…」


__グゴオオオォォ!!!…ギャアアアァァァァァス!!!!…


「ッ!?…な!?…何だこのリ○リーモドキィィィ!!!」


当然突如現れた強化個体にマサツグは驚き!…一体何事!?と…その一方で飛来して

来たその強化個体はマサツグ達に向けて吠えて見せ!…あからさまに敵意を剥き

出しにして行くと、やはり尻尾で襲おうと振り被り始める!…となるとマサツグも

更に慌てるモノであって、見たまんまの感想を口にすると一度は逃げよう!と…

しかしシロはそのリ○リーモドキを見てやる気の様で、抱えるマサツグの手から

抜け出す様にしてぬるりと脱走を図ると、マサツグに慌てて止められる!…


「ッ!!…シロ待っただ!!…一旦距離を離せ!!…

それからでも遅くは!!…」


「ご主人様、シロに任せてください!!!…

絶対に倒して見せます!…から!!!」


「ッ!?…あぁ!!…シ、シロ!!!…

ったく!!…聞かん坊になってくれちゃってぇ!!!」


マサツグは一度距離を取る様にシロに言って聞かせるのだが、シロは何故か言う

事を聞かず!…この時マサツグの手から逃れようと必死に藻掻き!…ズルズルと

徐々にその拘束から逃れて見せると、次にはマサツグを足蹴に飛び出して行く!…

これには当然マサツグも足を止めて振り返ると、慌ててシロを呼ぶのだが!…

シロは一切振り向く事無く突貫して行き!…そのままそのリ○リーモドキとの

戦闘を始めようとすると、マサツグも踵を返す様に向かって行く!…その際

いつでも抜ける様に刀に手を掛けて行くと、そのリ○リーモドキは尻尾で薙ぎ!…

しかしシロには命中せず!…周りの冒険者達が巻き込まれる様にして被弾をして

行ってしまうと、状況は苛烈なモノになって行く!…


__ブオン!!!…ブワシイイィィィ!!!!…ぎゃああああああぁぁぁぁ!!!…


「ッ!?…さっきのトカゲと全然違う!!…でも!!!…」


「ッ!!…シロ!!!…良いから退きなさい!!!…

!!!…シロは他の邪魔になりそうな奴らを!!!…」


「ッ!?…イヤです!!…

ここは!!…ここはシロが!!!……」


それこそたった一撃で大多数の冒険者が一気に瀕死!…その一撃の凄まじさに

さすがのシロも驚き!…しかし何か使命感に囚われるようそれでもそのリ○リー

モドキに向かって行き!…リ○リーモドキからも敵と認識された様子でその鋭い

眼光を全身に浴びるよう受けて居ると、マサツグが二度目となる制止を呼び

掛け始める!…その際自身が相手をする事を口にすると、シロには下がれ!と…

しかしその言葉がいけなかったのかやはりシロは言う事を聞かず!…寧ろ自分が

倒すと意固地になる様な返事を口にすると、次にはマサツグの目の前で事件が

起きる!…


__グオオォォ!!!…ヒュン!!!…


「ッ!?…シロ!!!…危ない!!!」


「ッ!?…ッ~~~!!!」


__パアアアァァァァァン!!!!……ッ!?!?!?!?……


強化個体の攻撃は一度に有らず!…二度目の返しが有り!…その予兆はマサツグの

目から見ても明らかであり、この時シロはマサツグの方に振り返ってその強化個体

の攻撃の予兆を見れないで居ると、マサツグが慌てた様子で注意を言う!…しかし

それに反応して振り返った所で時既にお寿司!…その強化個体の攻撃は既にシロの

目の前にまで迫っており!…この時シロが出来る事と言えば身を守る事だけしか

到底出来ず!…咄嗟にガードの体勢を取りダメージの軽減を図るのだが!…それでも

シロはその尻尾に叩かれてしまうと、屋上デッキに叩き付けられてしまう!…

となるとマサツグも酷く慌てた様子でシロの元へと走ると、急ぎシロを回収!…


「刹那!!!」


__ヴウン!!!…バシュン!!!…バシュン!!!…


「シロ!!…シロ!!!…おい大丈夫か!?…返事をしろ!!!」


「……ッ!…う…うぅ~ん?…」


「ッ!!…はあぁ~!!…良かったぁ~!!…

…ッ~~~!!!…何で言う事を聞かないんだ!!!…

…そりゃ確かに声を掛けるタイミングが明らかに間違って居たが!…

それでも何で言う事を聞かない!!…如何して退こうとしなかった!!!」


この時後の事等考える間もなく刹那を発動!…一瞬にしてシロを抱えると

そのまま強化個体から距離を離し!…そして十分に距離を取った所でシロを

膝に乗せたまま!…軽く肩を揺すって無事かどうか!と慌てた様子で声を

掛け続けて見せると、次にはシロは無事だったのか目をゆっくりと覚まし

始める!…その際何か覚束ない様子で唸って見せると、マサツグもシロが

目を覚ました事で安堵し!…だが同時に怒りも込み上げて来た様子で次には

怒鳴り!…言う事を聞かなかった事に対して心配したようシロに声を掛けて

行くと、シロはビクッとした様子でこう答える!…


「……ごめんなさいです!…でもだって!…だってご主人様がまた!!…」


「ッ!!……」


「もうご主人様が傷つくのはイヤなのです!!…

もう目の前でご主人様が傷ついて…ひぐッ!

倒れて…ひぐッ!…動かなくなる姿は!…ひぐッ!…

死んじゃうのはもう見たくないのです!!!…」


「………。」


怒っているマサツグに怯えるよう謝ると次には言い訳を!…しかしその言い訳

と言うのも自分勝手なモノではなく、ただ単にマサツグを危険な目に遭わせる

位なら!…と言った配慮から来たモノである事が分かると、マサツグも思わず

驚き戸惑った様子で固まってしまう!…勿論シロが今だトラウマを引っ張って

居る事は分かっては居たのだが、まさかここまでとは思っても無かった様子で!…

そうしてマサツグが目を見開き固まって居るとその間にもシロは泣き出し本音を

語り始め!…まるで今まで隠していた不安をブチ撒ける様にマサツグへ話し!…

死んで欲しくない!と泣きじゃくりながらにマサツグへ控えめに訴えて見せると、

マサツグもその言葉を聞いて反省をする!…


{……全部原因は俺に有り…か……情けねぇ!…

こんな小さな子にまで心配される俺って!…

トンデモネェ馬鹿じゃあねぇか!!…

…てかよくもあのクソ翼竜!!…

俺の可愛い娘に容赦の無い一撃見舞いやがって!!…

…あぁ!!…思い出して来たらトンデモネェ勢いでブチキレそうだ!!…

…ちゃんとこの借りは返さねぇと気が済まねぇなぁ!!…}


「……シロ…悪いがやっぱりここで[待て]だ!……出来るな?…」


その今までの行いにシロの不安!と…改めて体に重く圧し掛かったよう感じ!…

しかし今はそんな反省をしている場合では当然無く!…シロの本音を胸に!…

何ならシロにケガをさせたあのリ○リーモドキに対し!…まるで噴火寸前の

活火山のよう怒りを覚え始めて行くと、次にはシロに改めてお留守番を

言い聞かせる!…となると当然その言葉にシロも慌てた様子で反応!…置いて

行かれる!…と思ったのかワタワタ!と…


「ッ!!…ま!…待って!!…」


「安心しろ!……お前を置いてどっかに行ったりしない!!…」


__カチャカチャッ……スッ…


「ッ!!……」


傷付きながらもシロは慌てて立ち上がろうとする!…その際マサツグに向かって

手を伸ばすと不安そうな顔を向けるのだが、マサツグはそんなシロに対して

言葉を!…置いて行く訳が無い!とシロに微笑み、頭を撫でながら徐に自身の

アイテムポーチを肩から外して置いて行こうとすると、そのマサツグの行動に

シロが驚く!…それこそマサツグがアイテムポーチを外で外す事など今までに

なかった事であり、ただ外す事があったとしても宿屋で就寝する直前と言った

位で…とにかくそんなアイテムポーチをシロの肩に掛けるよう手渡し!…

マサツグはスッと立ち上がるなりその強化個体の方へ振り向いて行くと、途端に

殺気を放つよう怒りを露わにして見せる!…


「……ちょっくらあのクソったれを!……叩っ斬って来る!!!」


「ッ!!!……で、でも!!…」


「いいから休め!……もう十分に楽はさせて貰ったさ!…

…アイテムポーチの中に回復のポーションが有るからそれを飲みなさい!…

…俺がきっちりケリを着けて来てやるから!!!…」


__コッ!……ワアアアアアアァァァァァァ!!!……コッ!…


大事な娘シロを傷付けられた事でもうマサツグはカンカン!…それはゲスデウスを

前にした時位に怒りに燃え!…となるとそんなマサツグの様子にシロもハッと

気付くと途端に怯え!…それでもマサツグに付いて行く!と言わんばかりの

小さな反抗を口にしようとすると、マサツグは再度シロに待つよう言い聞かせる!…

この時決して怒る事無く諭す様に優しい言葉を掛けて行くと、シロのお陰で

暴れられる!と…シロに背を向けながらも顔だけは振り返って笑顔で話し!…

ポーションを飲んで後の事は任せるよう更に言葉を続けて行くと、マサツグは

再び前を向く!…その際マサツグの目の前では今だ強化個体が暴れて居り、

冒険者達を蹂躙!…しかしそんな光景を前にしてもマサツグの闘志は全くブレず!…

その強化個体に向けて殺意マシマシに一歩踏み出そうとして見せると、次には

ハッと思い出した様子でシロに声を掛けて行く!…


「…ッ!…あ、そうだシロ!…」


__ッ!……


「…そのポーチはお前に預ける!!…

コイツを叩っ斬った後でちゃんと取りに来るから、

無くしたりするんじゃないぞ?……それと…」


それこそ強化個体に向かって歩こうとする一方、ふと思い出した様にマサツグが

止まった事でシロも不思議そうに…となると次にはマサツグに呼ばれた事で

シロはハッと反応して見せ、その声を掛けて来たマサツグにふと視線を向けて

行くと、マサツグは続けてこう話す!…何でもシロにポーチを預ける!と徐に

話し出すと、後で取りに来る!と…それはさも後でちゃんと迎えに来る!と

言って居る様に聞こえるモノであって!…マサツグ自身シロに笑いながら大丈夫!

と安心させる様に話しを更に続けると、次にはシロにサムズアップをする!…


__ビッ!!…ッ!……


「…そこでよぉ~く見とけ?…

お前のご主人様は素晴らしくしぶとい!!…

死んでも生き返って来るタフガイって事をな!!…

…てかこんな奴にそもそも負ける気はねぇし!!…

…もう誰にも負ける気もねぇ!!……お前を一人にはしない!!…」


「ッ!!……」


「…さぁて?…いっちょ派手にぶっ倒しますかぁ!!!」


突如マサツグがサムズアップをした事でシロもピクッと反応!…すると目を

真ん丸にしてはマサツグを凝視し始め!…この時マサツグはそんな視線を

知ってか知らずか更に言葉を!…シロに自分の戦いぶりを見るよう言葉を

口に!…何ならもうシロの目の前では無様は晒さない!と言った具合に

約束めいた言葉を口にすると、シロを一人にしない!と…するとその言葉に

シロも更に反応を見せ!…マサツグの事を更に目を見開き何か期待する様な

視線を向けると、マサツグも改めて歩き出す!…その際強化個体の事をまた

睨み出すと、その体中から怒りを露わにするようオーラを!…


__コッ…コッ…コッ…コッ…


「ッ~~~!!!…怯むなぁ!!!…必ず勝てる筈だぁ!!!…

絶望!!……は……ッ!?…」


__怒怒怒ォォォォォォンンン!……


「うおあッ!!!…な、何だ!?…コイツ!?…」


ゆっくり歩いて行くと徐々にマサツグが凶悪に!…体から怒りを放つだけでなく

その表情も怒りに染まり!…まるで親の仇を見つけた様に眼光は鋭く刺さりそうな

モノになって行き、その異変に他の冒険者達も何か奇妙な悪寒を覚え始めると、

途端に恐怖をその身に重く感じて行く!…中には激励を飛ばす者も居たのだが、

その異変を感じて途端に振り返るとそこで凶悪なマサツグを目撃してしまい!…

思わずマサツグに道を開けるよう慄き戸惑い!…一体何者なんだ!?と言った

言葉を口にして居ると、マサツグはその強化個体を鑑定する!…


「……鑑定アプレェィザァル!!」


__ピピピ!…ヴウン!…

 -----------------------------------------------------------------------

 「ワイルドワイバーン・エルマーナ マヨル」  

 Lv.50

   HP 49500 ATK 490    DEF 430

      MATK   0   MDEF 370


 SKILL

 飛翔 Lv.17 雷撃の息 Lv.16 激昂 Lv.17 噛み付き Lv.14

 強化甲殻  Lv.16
 -----------------------------------------------------------------------


「……なるほど?…この感じ…あのレッサーワイバーンと似た感じか…

…さぁて…如何料理してくれようか?……」


__ッ!!…ゴアアアアアアアア!!!!


マサツグがいつもの様に安定の初手から入ると目の前にはその鑑定結果が!…

しかしマサツグはそのステータスを見ても特に如何こう悩む様な素振りは見せず、

寧ろ納得した様子で冷静な態度を見せると、改めてマヨル強化個体に視線を向ける!…

そしてこの時やはり殺気をガンガンに飛ばして行くと、マヨルもそれに反応して

振り返り!…そのさっきの主がマサツグと分かると大きく咆哮!…そして先に

動くよう大きく振り被る様な素振りを見せると、次にはマサツグに襲い掛かる!…


__グゴゴゴ!!…ヒュン!!…ダアアァァァァァンンン!!…


「ッ!?…うわぁ!!…ま、真面に喰らった!?…」


「あぁ~あぁ~!……今のはトラウマもの!……ッ?…」


マヨルは薙ぎ払うのではなく振り下ろす様にして尻尾を振るい!…自身の尻尾を

屋上デッキに叩き付けデッキを破壊すると、辺り一帯に煙を立たせる!…別に

叩き付けた衝撃で飛行船のガスが抜け始めたとかそう言うのではなく、破壊された

時の埃が舞い!…他の冒険者達の目から見ても真面に先程の一撃を受けた様に

見えてしまうと、次にはマサツグが死んだと考え出す!…その際最後に見た

マサツグの様子はと言うと、傍から見ると棒立ちして居る様にしか見えて居らず!…

そしてそんな光景を見せられた事で冒険者達は惨いモノを見てしまった!と…

何か夢にも見てしまいそう!…と言った具合に後味の悪さを感じて居ると、次には

ふとある疑問を持ち出す!…


「……あ、あれ?……い、遺体が…?…」


「ッ!?…馬鹿な!?…アレは完全に直撃コース!!……ッ!?…」


__ッ~~~~!!!……チャキン!!!…


飛行船の上で戦って居るのでその煙が晴れるのも当然早く!…パッと煙が晴れると

そこにはある筈の物が無い!と…この時もし本当にマサツグがアレでやられたとする

なら、その場にマサツグの遺体が残って居ないと可笑しいのだが残って居ない

訳で!…当然これには冒険者達も驚き戸惑い!…リスポーンをしたにしても

早過ぎる!と言った具合に驚き様を露わにして居ると、次にはふと更にある異変に

気が付き始める!…と言うのもその攻撃を繰り出した筈のマヨルの身に異変が、

その体を見ると無数の斬られた跡が!…何ならあの強化甲殻を無視してダメージを

与えたらしく!…マヨルが何か怯む様な素振りを見せて居ると、そのマヨルの背後

からは声が!…


「……チッ!!…さすがに硬いか!!…でもこれで如何言う技か分かった!!…

…[画竜点睛]!!…中々に汎用性のある技じゃねぇか!!」


「ッ!?…え!?…さっきの!!…ってか如何やって!?…」


「……おいおい!……何だよアレ!?…

アレを避けてカウンターとか!!…人間技じゃねぇぞ!?…」


マヨルの背後に居たのはマサツグ本人!…その際技を放ち終えた後なのか刀を

納刀しており!…何ならカウンターを当てた張本人とばかりに言葉を漏らし!…

更には初めて使った技であの危機を脱した様に言葉を続けて口にすると、その

普通では考えられない行動に冒険者達は驚く!…この時一体どうやってあの

危機を潜り向けたのかが気になる所では有るのだが、それと同時にどんな事を

して来たらあの動きが出来る様になるのか!?と…とにかく現場は混乱が混乱を

呼んでは混沌とし始め!…マヨルも徐々に落ち着いて来た様子で背後の気配に

ふと感付く素振りを見せて行くと、途端にまたマサツグへと襲い掛かる!…


__グゴゴゴ!!……ッ!!…ヒュン!!…ダアアァァァァァンンン!!…


「ッ!……っと、あぶねぇ!……そっちも斬られて頭に来たってか?…

…けどこちとら大事な娘が怪我をさせられてんだ、テメェに!!…

…テメェよか俺の方が頭に来てんだよ!!…」


__スッ…チャキ!!……ッ!!…


「……楽に死ねると思うなよ?…クソトカゲ!!…」


マヨルは自身の背後にマサツグが居る事を察知すると、尻尾を振り上げて

マサツグに襲い掛かり!…しかし寸での所でマサツグも素早く回避をして

見せ!…またデッキが一部破壊された程度に終わってしまうと、互いに

睨み合う様にして向き合い始める!…その際マヨルに対して煽るよう言葉を

口にし出すと、マサツグはその言葉に怒りを!…徐々に込める様に文句を

吐き捨て!…睨んで来るマヨルに対して改めて刀を構えて見せると、

いつでも動けるとばかりに殺気を放つ!…この時再度[画竜点睛]を放とうと

考えて居るのか、左手に鞘ごと刀を握ると右手を柄に!…抜刀術に刀を

構え!…相手の出方を伺う様な素振りをマサツグが見せて居ると、マヨルも

考えた様子で動き出す!…


__……ガウアアアアアアア!!!………バサァ!!…バサァ!!…


「ッ!!…チッ!!…雑魚を呼んで来やがったか!!!…

ただでさえコイツだけでも面倒臭そうなモンなのに!!…」


__ガウアアアアアアア!!!……


「……な、なぁ?…もしかするともしかするんじゃないのか?…

あの化け物はあのイケメンに任せて!!…俺達は周りを!!…」


「ッ!!…そ、そうだな!!…その方が賢明かもしれない!!…

…俺達が助けに入ってもあの強化甲殻を突破する手段が無い!…

それに邪魔をする訳じゃない!!…寧ろ手助けをする様なモンだ!!…

…下手に助けに入って足を引っ張ったら元も子もないしな!…」


マサツグの異様さはワイバーンを相手でも伝わるのか、次にはマヨルが咆哮を!…

その咆哮もマサツグに向けて放つのではなく天に向かって吠え始め!…その咆哮は

助けを呼ぶ声だったのか、咆哮を聞き付けた様子で雑魚のワイバーンがワラワラと

飛来をし始めると、すぐさま多勢に無勢の形になる!…これにはマサツグも面倒と

言った様子で刀を構え続けて見せると、辺りに緊張の糸を張り巡らせ!…その一方

でそんな様子を見せられている冒険者達はチャンスとばかりに!…まずは自分達

でも出来る事からやろう!と躍起になり始めると、その囲まれて居るマサツグの

援護へと入って行く!…


__ウオオオオオオォォォォォ!!!!……ザシュ!!…ドシュウ!!…ッ!?…


「ッ~~~!!!…ごしゅじんさまぁ!!…」


__ギュウウゥゥゥ!!……


こうなると討伐を視野に入れるのでは無くてイベントをクリアする事を第一に

考え!…そうして冒険者達が躍起になり始めた一方でやはりシロは不安そうに!…

マサツグの事をじぃ~っと穴が開きそうな位に凝視をし続け!…マサツグから

預かったアイテムポーチをギュッと抱き締めて居ると、ただマサツグの無事を

願うのであった!…因みに幾らアイテムポーチを揉みくちゃにしようとも中身は

無事、安心設計が成されて有るのであった!…

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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

借金まみれの錬金術師、趣味で作ったポーションがダンジョンで飛ぶように売れる~探索者の間で【伝説のエリクサー】として話題に~

わんた
ファンタジー
「今日中に出ていけ! 半年も家賃を滞納してるんだぞ!」 現代日本にダンジョンとスキルが存在する世界。 渋谷で錬金術師として働いていた裕真は、研究に没頭しすぎて店舗の家賃を払えず、ついに追い出されるハメになった。 私物と素材だけが残された彼に残された選択肢は――“現地販売”の行商スタイル! 「マスター、売ればいいんですよ。死にかけの探索者に、定価よりちょっと高めで」 提案したのは、裕真が自作した人工精霊・ユミだ。 家事万能、事務仕事完璧、なのにちょっとだけ辛辣だが、裕真にとっては何物にも代えがたい家族でありパートナーでもある。 裕真はギルドの後ろ盾、そして常識すらないけれど、素材とスキルとユミがいればきっと大丈夫。 錬金術のスキルだけで社会の荒波を乗り切る。 主人公無双×のんびり錬金スローライフ!

魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密

藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。 そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。 しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。 過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
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 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

異世界にアバターで転移?させられましたが私は異世界を満喫します

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ナノハは気がつくとファーナシスタというゲームのアバターで森の中にいた。 そこからナノハの自由気ままな冒険が始まる。

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