427 / 947
-第五章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~ドワーフファミリア編-
-第五章三十一節 バレた真実と謎の発光と八人八色の寝起き-
しおりを挟むもはや誤魔化しが効かない状況にマサツグも観念!…遂に真実を話すと言うと、
途端に周りが落ち着き出す!…アヤとリーナはマサツグを見詰めて緊張し!…
シロとくまさんに至ってはえっ?とばかりに首を傾げ!…そしてマサキも何か
理解した様子で苦笑いをして様子を見守り!…その一方でフィロも構わずマサキの
お酌を続けて見せると、まるで言わなくても分かって居るとばかりにニコニコ
する!…さて勿論そんなマサツグの言葉にオリハも困惑!…本当に話すの!?…
とばかりにマサツグの事を見詰めて居ると、マサツグは溜息を吐きながらも遂に
真実を話し出す!…
「…はああぁぁ~~……わぁったよ!!…本当の事を話す!!…
…まずあの盗賊のゴタゴタの時にくまさんがチラッと言ったあの言葉は真実だ!…
この二人は俺とオリハの両親!…マサキが俺達の親父で…くまさんが母親だ!…
…まぁ、容姿に関しては色々言いたい事が有るだろうが…
…本物の血の繋がった俺達の両親だ!…」
__ッ!?………。
「…ッ!…そ、そして今回スノーピースで二人と合流した時に…
どう説明したら良いか分からなかったので…皆さんには黙っていたのです…
別に他意が有ったとかではありませんが…騙していてごめんなさい!…」
深い溜息を吐いた後、マサツグが真実を!…それこそあの盗賊達に襲られた時の
事を振り返ると、くまさんが漏らした言葉を肯定!…マサキの事を父親!と…
くまさんの事を母親と言って説明をすると、容姿に関しては触れないで欲しいと
ばかりに話をする!…この時真剣な表情でこれが真実をばかりに血の繋がりに
ついても本当!と話すと、当然面々は驚いた反応を見せて居り!…次にはオリハも
ハッとした様子で会話に参加!…とにかく説明をするのに困って居た!と…
言い訳をする様に若干慌てながらもオリハが面々に弁明をすると、次には呆れた
様子でアヤが言葉を口にする!…
「…はあぁ~…今度は本当よね?……これでまた嘘だったら…
私はマサツグの事を信じなれなくなるから!…」
「ッ!!…今度は本当だ!!…嘘は無い!!…
だって考えて見てくれよ!…自分は人間で親は熊って!…
完全に俺が森で出会った友人みたいな説明でもしないと理解出来ないだろ!?…
だって実の親が熊って言って誰が信じる!?…」
__…クルッ!……クルッ!……
「…確かに普通にくまさんを紹介する時に
自分の親ですって言うには無理が有るわね…
寧ろテイムしたって言った方が通りそう…」
アヤは探りを入れる様に言葉を!…本当に真実なのか?とマサツグに脅しを!…
するとそんなアヤの言葉に対してマサツグは真実!と…その際こうして説明を
するのに混乱が起きている事を口にすると、いかに苦悩して居たかについて
訴え始める!…するとそのマサツグの訴えはアヤの心に届いたのか、アヤは
マサキとくまさんをチラチラと…そして次にはなった句した様子で言葉を…
寧ろくまさんはペットとして紹介した方が良かった事を口にすると、それを
聞いたマサツグも納得する!…
「ッ!…あぁ~!…その手が有ったか!!」
「ッ!?…い、いやその手が有ったか!では無いと思うが?…
…しかし確かに言った所で冗談か何かと誤解されるのがオチではあったろうな?…
…私も今だに信じられない……」
__キャッキャ!…キャッキャ!…
{…しかしあのシロやフィロの懐き様を見る限りそう言われても何処か納得が…
だとするとやはりあのお二方がマサツグの御両親!…
…これは…後で改めてご挨拶に!…}
「お持たせ致しましたぁ!!」
__コトッ…コトッ…コトッ…コトッ…
アヤの言葉にマサツグが思わずその手が有ったか!と…何か新たな知恵を付けた
かの様に納得をすると、リーナがその様子にツッコミを入れ!…そして次には
マサツグの口から出て来た真実が俄かに信じられない様子で言葉を口に!…しかし
ふとその視線をそのくまさんとシロの居る方へ向けて行き…更にはあのフィロが
マサキに付いて居る所も目にして行くと、やはりそこはかとなく真実なのであろう
事を理解する!…すると次には何やら一人で決意をすると、同時に何かを企み
始め!…そうしてマサツグが漸く真実を話した所で丁度良い時間だったのか、
マサツグ達のテーブルにその注文をした料理が運ばれ!…料理が届いた事でその話を
一旦横に置いて夕食にしようとして居ると、マサキとくまさんがある疑問を覚え
始める!…
「ッ!!…おぉ!!……ッ!…
…なぁ?…これ注文して食うのはエェけど…ちゃんと食べれるモンなん?…」
__ウンウン!…
「ッ!!…いやちゃんと食べれるから商品として…」
運ばれて来た料理を目の前にしてマサキとくまさんは感動!…だが少し料理を
見詰めた後ふと途端に表情を疑問に曇らせ…と言うのも今料理が運ばれて来た
のはゲームの中!…現実ではなく!…本当に食べれるのか?と言った疑問が
頭を過り!…ふとマサツグに尋ねるよう声を掛けると、その声の掛け方がアレ
だったのか困惑される!…するとマサキもそんなマサツグの返答にツッコミを
入れ!…
「いやそうやのぉて!!…ほら!…俺ら言うたら!!…」
「ッ!…あぁ~そう言う!?…なぁに大丈夫やって!!…
実際に喰ってみれば分かる!…驚くぜ?」
「ッ!…そ、そうか?…それやってら…」
__スッ…モソッ…ゴロッ……スッ……ッ~~~…ッ!!…パクッ!!…
改めて自分達がプレイヤーである事をマサキは口にしようとするのだが、
マサツグもその否定を聞いて直ぐに理解した様子で!…次には笑いながら
大丈夫!と…食べてみたら分かる!とマサキとくまさんに笑いながら
返事をすると、二人はその返事を聞いて渋々納得…マサツグに返事を
しながら料理を見詰める!…そして運ばれて来たポテトサラダにスプーンを
伸ばすと、自身の小皿に盛り!…そして恐る恐る掬っては口に運び!…
別に毒でも何でも無いのだが、何か奇妙な体験をする様に意を決したよう
そのポテトサラダを一口食べると、次には驚いた様子で反応する!…
「ッ!?…ポ、ポテサラや!!…ちゃんとポテサラや!!」
「ッ!!…ホントだ美味しい!!…ポクポクしてて面白い食感!!…」
「……ねぇマサツグ?…貴方の両親…
…一体どんな食生活を送って居たの?…」
「え?…いや、至って普通だと思うけど?……ッ?…」
マサキとくまさんが一口食べるとそれぞれ反応!…ちゃんとゲームの中でも
味覚を感じる!と…しかしその反応と言うのは如何にもアレで…まるで未知
なる物を食べた!…いやある意味では間違って居ないのだが、とにかく奇妙な
反応に見えてしまうと、それを見たアヤ達から心配をされる!…一体どんな
生活を送って来たのか?と、マサツグに質問!…するとマサツグとしては
普通の様子に見えて居る訳であって…そのアヤ達の戸惑う様子に逆に何事?と
言った具合に返事をすると、首を傾げて見せてしまう!…さてそうして
色々と疑問?…が解けて来た所で食が進み!…更にふとある驚きを…
__カチャカチャ…モグモグ…
「…にしても不思議なもんやなぁ?……
実際に食べてる訳でもないのに味がするし…ちゃんと満たされる感も有る…
さっきからフィロちゃんにお酌して貰っている時から妙な感じはしていたけど…」
「ッ!…この料理おいしいなぁ!…
…見た感じこれなら家でも作れそう!…」
「…各々色々と満喫している様子!…いやぁ良かった良かった!…」
本当に現実に近い感覚を味わえるこのゲームのシステムに改めて驚きを!…
マサキはゲーム内で食べる食事に不思議な感覚を覚える一方、くまさんは
完全に主婦になり!…その運ばれて来た料理を食べてはマジマジ観察!…
家でも再現出来そうな物をピックアップすると、更にこのゲームに対して
興味を持ち出す!…そうしてそんな二人の様子を見てマサツグもやはり
親子だなぁと感じると、自身が最初始めた時の事を思い出し!…とにかく
満喫している二人の様子に安堵して見せ!…その注文した料理を残さず
一つずつ食べて行くと、最後は食堂で解散する!…その後各々は自室に
戻るとベッドに倒れ、そのまま眠りに就こうとするのだが…
「…フゥ~…満腹で眠気が…直ぐに眠れそう…」
「…ふあぁ~…あぁふぅ~……zzzz…」
「…ッ!…シロは落ちたか…じゃあ俺達も寝ようず…」
「ンン~…分かったの…じゃあぁぁ~……」
__……フッ………
やはりマサツグがベッドに横になるとその腹の上にはシロが!…そしてマサツグの
右傍らにはフィロ!と…折角ベッドが二つ有るにも関わらず機能して居らず!…
これならシングルでも良かったのでは?と考える所なのだが、もはやそんな事も
如何でも良くなる!…そして満腹になった事で眠気が三人を襲い!…シロは欠伸を
最後に撃沈!…マサツグの腹の上で寝息を立て、するとそんなシロの様子を見て
マサツグも寝ようと…明かりに近いフィロに寝るよう声を掛け…フィロも納得した
様子で欠伸をしながら返事をすると、その灯りであるランプに息を吹き掛ける!…
さてランプの灯が消えるとそのまま就寝…そして次の日の話となる筈なのだが…
__………ぼやぁ……ッ?…
「…ん、んん~~?……何か地味に目の前が明るい様な?……ッ!?…」
__ぽおぉ!…ぽおぉ!…ぽおぉ!…ぽおぉ!…ッ!?!?……ガバッ!!…
その光景は突如としてマサツグの目に飛び込んで来る!…それこそ目を瞑って
居ても分かる位に何かがぼぉっと…光っている様子がそのマサツグの薄い瞼を
通り越して目に飛び込んで来ると、マサツグは思わず目を覚ます!…そして眠い
目を擦りつつその光っている正体を確認すると、そこには光に包まれて居る
シロの姿が目の前にあり!…その光は何やら優しい薄緑色に光っては絶えず
発光しており!…シロの呼吸に合わせてその光の強弱を表して見せると、更に
何か不安を煽る!…
「ちょ!?…シ、シロ!?…な、何が起きて!?…
と言うか大丈夫なのか!?…おい、シロ!!…シロ!!!…」
__ゆさゆさ!…ゆさゆさ!……ツンツン!…ツンツン!…
「ッ!…ンン~~!……あぁむ!!」
「ッ!?…あばばばばばば!!!…」
勿論そんな様子を目にしてマサツグも途端に飛び起きて見せると、シロを心配して
慌てて声を掛け出すのだが!…この時シロの体を揺すったり頬を突いたり!…
しかしシロが一向に目を覚ます事は決してなく!…寧ろ寝惚ける様にして一度唸り
声を挟んで見せると、次にはその突いて来るマサツグの指に齧り付く!…となると
マサツグもそれに合わせて悲鳴を上げ!…必死にシロの口から逃れようとするの
だが!…
「ッ!……んふふふ!…おいひぃ~♪……zzzz…」
「ッ!?…美味しくない!!…コッチは全然美味しくない!!!…
ッ~~~!!!……フン!!……だはぁ!!…
おぉ~~!!…イタァ……ッ!…うわぁ…しっかり歯形が…」
シロはしっかりマサツグの指に齧り付くと放そうとせず!…もはやすっぽんと
化し!…何ならマサツグと知ってか知らずか美味しいと言い!…味わう様に
して何度も噛み噛み!…笑みを零しながら寝惚けてマサツグの指を銜え続けて
見せると、マサツグがそれに合わせてツッコミを入れる!…そして次には隙と
タイミングを見計らって一気に抜こうとマサツグが痛みに耐え出すと、その
瞬間は直ぐに訪れ!…マサツグもそのタイミングを逃す事無く!…一気に引き
抜いて何とかシロの口から逃れて行くと、若干の涙を目に浮かべる!…その際
マサツグの指にはシロの歯型の跡がクッキリと、しっかり跡になって残って
おり!…そうなるとその一連の様子にフィロも目を…何事?と言った様子で
眠い目を擦りながら目を覚ますと、フィロもその様子に戸惑って見せる!…
「……うぅ~んなんじゃあ~?…何を夜中にドタバタと……ッ!?…
うおぉ!?…ひ、光って居る!?…しかも薄緑色に!!…
…まるで蛍の様では無いか!?……綺麗じゃのぉ~…」
「ンな事言ってる場合か!!……ッ!!…
そうだ!…ステータスを確認すれば!…」
__ピッピッピ、ヴゥン!……
{…ッ!?…シロのステータスに異常は無い!?…じゃあ何なんだこの光は!?…
今までこんな様子を見た事が無いし!…
何ならこんな状態になっている物自体を見た事が無い!!…
…これはやっぱ俺の知らない所で何かが!?…}
フィロはマサツグの腹が光っている事に最初驚きを示し!…そして徐々に冷静さ?…
を取り戻すと呑気に言葉を…この時その光を例えで蛍の様と語り!…その光を見て
まだ寝惚けて居る様子で綺麗!と言葉を…まるで見惚れる様にフィロがほけ~っと
して居ると、マサツグが慌てた様子でツッコミを入れる!…そして次にはハッと
思い付いた様子でステータスの確認を思い出すと、手早くシロのステータス画面を
開くのだが!…そこに表記された画面には一切の異常は見られず!…至って平常で
ある事が表記されて有ると、更にマサツグが悩み出す!…そして一体この状態は!?
とただひたすらに不安を覚えつつ考えて居ると、次にはフィロが気が付いた様子で…
「ふあぁ~!……あぁ…んん……ッ!…
って、何じゃ?…よく見たら白いのが光って…って、光って居る?…
…それにこれは[治癒の光]?……可笑しいな?…
フェンリルが治癒魔法を覚えるとは…」
「ッ!!…え!?…治癒魔法?…それって一体如何言う?…」
フィロは大欠伸をしながら再度凝視!…すると今度は何が光って居るのかに
気が付いた様子で…何なら更に気になる言葉を続けて口にし、シロが纏って
居る光の事を[治癒の光]と語り出すと、その初めて聞く単語にマサツグも
戸惑う!…だがフィロは更に気になる事を続けて行き、本来フェンリルが
覚える筈が無い!と…となると次には一体如何言う事なのか?と言った具合に
更に困惑!…フィロに説明を求めるよう振り返り様に声を掛けて言って
見せると、フィロは眼をショボショボさせながら説明をする…
「…んん~…簡単な事じゃ…まんまの意味で本来覚える筈が無い…
そもそもよく考えてみるのじゃ…フェンリルとは如何言う生き物なのかを…」
「ッ!…え?…」
「フェンリルと言うのは狼の王!…
その身に有るのは溢れんばかりの暴食に冷徹な殺戮の意思!…
まずその様な者が回復魔法を覚える筈が無かろうて…
…何なら相手を一撃で屠るのが真骨頂…ますます縁遠い物じゃ…
そしてこやつが持って居る属性…確か風と氷じゃったかな?…
少なくとも治癒魔法を覚えようとするなら、そこに光…
つまり聖属性を身に着けなければならんのじゃが…
どう考えてもフェンリルがその聖属性を覚える筈が無い!…
何故なら大元を正せばフェンリルと言うのは魔獣じゃから!…
寧ろ身に付くとするなら闇の方じゃろうて…
しかし現に今白いのは治癒の光を纏って居る!…
故にわっちとしても不可思議で仕方が無いのじゃ……もしかすると…
何か深い理由がありそうではあるが…はてさて…」
フェンリルが回復魔法を覚えない理由についてフィロは語る…そもそも覚える筈が
無い!と…そしてフェンリルが如何言う生き物なのかについても問い出して行き!…
マサツグも突如問われた事で戸惑った様な反応をして見せると、フィロは更に
語って行く!…と言うのも色々と理由が有るのだが、主な原因としてはそのシロが
扱う属性に有るらしく…シロが扱えるのは風と氷…しかし回復魔法を覚えるには
聖属性魔法と…フェンリルが覚える筈の無い属性が必須と語ると、やはり可笑しい
と言って首を傾げる!…だが現にシロが纏って居るのは治癒の光で、何なら目の前で
やって見せて居り!…そうなって来るとフィロは更にある事を考え、その扱える
理由に何か隠された真実がある事を臭わせて行くと、マサツグもそれを聞いて
反応する…
「ッ!………ふぅ…とにかく…ヤバいモンじゃあないんだな?」
「ッ!…そうじゃな…寧ろ今のこやつにとっては良い事しか…」
「じゃあいいや…もう今日は疲れた……寝る…」
__ぽふ…zzzzz…
それこそフィロの憶測を聞いて気になった反応を見せるのだが、次には考えるのも
面倒になった様子で…とにかくこの薄緑色の光について再度確認をして行き!…
フィロもその確認に対して寧ろ今のシロにとってはプラスと話すと、マサツグは
理解した様子で自身の腹の上にシロを乗せる!…そして自身も再度寝直す様にして
瞼を閉じようとして行くと、その様子にフィロが戸惑った様子でツッコミを!…
「ッ!?…ちょおぉい!…マサツグ!?…
お主そのままにして寝るつもりか!?」
「……何で?…今までもそうだったじゃねぇか?…
…てか逆に乗せてないと何か違和感を感じる様になったんだよ…」
「ッ!?…い、いやそうではなく!…この光の原因!…
…ッ!…ほ、本当に寝てしもうた!…
…何と言うか我が旦那様でありながら豪胆が過ぎると言うか…
…まぁでもそんな所も好きなのじゃが♥……にしても…
シロ…お主は一体何者なのじゃ?…」
__スピ~…スピ~……んにゃんにゃ……
治癒の光についてもう良いのか!?とばかりにフィロが声を掛けると、マサツグは
眠そうな様子で返事をする!…と言うのもマサツグは誤解した様子で言葉を口に…
シロを自身の腹の上に乗せ直した事についていつもの事とフィロに話すと、当然
フィロは違う!とばかりにツッコミを入れる!…しかしツッコミを入れた所で
マサツグは眠り、フィロの言葉は耳に届かず!…となるとそんな様子にフィロも
呆れて言葉を口に…幾ら何でも豪胆が過ぎると零して見せると、次にはふにゃっと
惚気て見せる!…しかしそれも一瞬の出来事に終わってしまうと、次にはシロの
正体についてやはり悩み!…その一方で肝心のシロはと言うと満足そうに眠って
おり、一体どんな夢を見て居るのか?…笑みを零しつつ涎も零しつつ…とにかく
スヤスヤと何事も無くフィロに眠って見せて居ると、ドワーフファミリア最初の
一日目はこうして幕を閉じるのであった!…
さてそうして一旦ログアウトして現実世界に戻って来ると、家族みんなで夕食を
食べる事となるのだが…やはりダイブした際の後遺症?…ゲームの中での飯テロが
尾を引いた様子でその日家族で食べるご飯の量が増えると、思わず皆で苦笑いを
するのであった!…さてそうしてリアルの方でも一日を終えると、次の日もゲーム
にログインし!…次に目が覚めると目の前には宿屋の天井…そしてふと思い出した
様子で視線を腹の上に向けて見せると、そこにはスヤスヤと眠るシロの姿が…
昨晩の様に発光している様子は何処にもなく、シロ自身も何事も無く健やかな寝息
を立てて見せると、マサツグはホッと安堵する!…
「……ん…んん~~!!……はぁ!……ッ!…
…昨晩と変わらずスヤスヤしてる…それにもう光っても無い…
フィロが言うには[治癒の光]って言っていたけど…如何なんだろうな?…」
__ツンツン…んん~!!…んあぁ!…ッ!?…ガチン!!…
「…馬鹿め!!…二度も喰らわんわ!!…」
シロの様子を見ては頭を撫で…次に昨晩の事を思い出す様に色々と言葉を口に
すると、シロの頬を突っつき出す!…するとシロもピクッと反応!…次には
口を開けてマサツグの方へと振り向き!…だがマサツグもハッと思い出した
様子で機敏に回避!…シロに噛まれる事無く指を引き抜き!…シロもガチンと
音を立てて口を閉じると、次にはモニュモニュと口を動かす!…そして回避
出来たマサツグもシロに対して挑発をすると、嬉しそうな様子で笑って見せ!…
だがそんな子供じみた遊びも程々に…いつもの様にシロ達を起こさない様にして
ベッドから起きて行くと、一人宿屋の一階に降りて行く!…
__ギッ…ギッ…ギッ…ギッ……ッ!…
「おっ!…おはよう!」
「ッ!?……うぃ~す…てか早くね?…もうログインしてたの?」
宿屋の一階に降りて行くとそこには先にマサキとくまさんが…恐らく自分達で
注文したであろうコーヒーを片手に…椅子に座り一口啜ってホッと一息吐く姿を
見せて行くと、マサツグを見つけるなり挨拶をする!…するとマサツグもそんな
マサキ達の姿を見つけて若干驚いて見せると、次には気だるげに挨拶…そして
続けて先にログインして居た事に驚きを露わに…まんまその事を口にして質問を
して行き!…マサキもその質問を受けて不思議そうに返事をして見せると、更に
マサツグの様子に気を掛ける!…
「ッ?…何やアカンかったか?…
てかそう言う[まぁ]こそ豪い気だるそうやけど何かあったんか?」
「いや駄目って訳じゃあないけど…楽しんで居る様で何よりかなと…
後これはただ単に眠いだけ…ちぃっとばかし夜更ししてさ…」
「ッ!…ふぅ~ん…」
__ギッ…ギッ…ギッ…ギッ……ッ!…
マサツグもそんなマサキの問い掛けに対して別に問題では無いと、ただ意外と
言った様子で言葉を口にし…更にはその心配に対しても眠いだけと言葉を続け!…
その理由に夜更しをした事をチラッと話し…別に大した事が有った訳で無いと
ばかりに続けて話すと、マサキは納得した様な微妙な返事を口にする!…さて
そうして二人の会話が一旦落ち着いた様に見えて来ると、次にはそこにアヤと
リーナも起きて来たのか…二人は二階から姿を現すと欠伸をしては眠そうに…
「おはよ~…」
「おう、おはよう。」
「おはよう、マサツグ。
今朝のシロの様子は如何だ?」
「ッ!…あぁ、大丈夫だ。」
アヤは眠い目を擦りながらぼへ~っと…見るからに眠そうな様子でマサツグ達に
挨拶をすると、マサツグもアヤに挨拶を返す。その際アヤの様子に苦笑いを
しつつ、ふとリーナにも視線を向けるのだが…意外な事にリーナはシャキッと
目を覚まして歩いて居り!…既に旅支度も整えた様子で鎧を着てマサツグ達の
前に現れると、さすが男装の麗人!…爽やかに挨拶をして見せる!…そして続け
様にシロの事を心配すると、マサツグのその容態を尋ね!…するとマサキと
くまさんもハッとした様子で視線をマサツグに!…だがマサツグは心配ない!と
返事をして見せ…その際昨日の晩にあったあの光りを纏って居た事について
伏せておく事を決めて居ると、次にはシロとフィロが姿を現す!…
__ギッ…ギッ…ギッ…ギッ……ッ!…
「んん~…おはようです…」
「ふあぁ~…おはようなのじゃ…」
「ん、おはよう!……ッ!?…」
__スウゥ~~……
二人揃ってマサツグが居ない事をトリガーに…眠い目を擦りながら一階へと
姿を現して見せると、マサツグ達の姿を見つけるなり挨拶をする…この時シロは
まだ眠気が勝って居るのかヨワヨワトーンで、フィロに至っては完全にオフの
状態で欠伸を!…もはやその様子は休日の時の子供の様で、マサツグもそんな
二人を見て思わず笑いながら返事をすると、二人はヨロヨロとマサツグに向かう…
さて後はオリハだけとなるのだが、シロとフィロの後を付いて来る様に姿を
現し!…別に不審者と言う訳では無いのだが…何か妙に怪しさを醸し出して
しまうと、マサキからツッコミを受けてしまう!…
「……おい[ヒロ]?…お前はもう少し何とかならんのか?…
今の出て来方は完全にアウトに見られるぞ?」
「ッ!…え?…」
「完全に視線がシロちゃん達に向けられてるは…その表情もニヤッてしてるは…
何なら完全にシロちゃんを狙って居る不審者の動き!…スリーアウトやで!…」
「ッ!?…え?…俺そんなつもり無かってんけど?…」
まるで戸惑った様子で声を掛けると思わず苦言!…と言うのもその時のオリハの
様子と言うのは怪しさバリバリで!…シロ達の後ろ姿を見詰めてはニヤァ!…と
笑みを!…更には音も立てる事無くスゥッと背後霊の様に忍び寄って行くと、
そのまま拉致でもしてしまいそうな雰囲気を放って見せる!…となるとこれには
マサキも途端に注意の言葉を!…するとそんなマサキの言葉にオリハは戸惑い!…
しかし戸惑うオリハに対してマサキは先程の事を話して詰めて行き!…オリハも
無自覚だったのか自分がそう言う風に見られて居た事にショックを受けると、
あからさまにションボリとして見せる!…そして当の被害を受けた本人達は
と言うと首を傾げて一体何の事か?と…とにもかくにも朝からこんなドタバタを!…
全員が集まった所で漸く朝食を食べ始めようとすると、ついでに今後の予定に
ついても話し出す!…
__カチャカチャ…モグモグ…カチャカチャ…モグモグ…
「……えぇ~っと!…食べながらで良いから聞いて欲しい!…
一応今日の目的としてはドレッグのジッチャンの工房に…」
__ッ!!…ガタァ!!…
「遂に!!…遂にあの匠の工房に向かうと言うのだな!?…
だとすればこうしては居られない!!…早く朝食を!!…」
「待て待て!!…そんな急がんでも工房は逃げねぇよ!!…
…まぁドレッグ本人がどっかに行っちまうかもしれんが…
とにかく!…そんな皆を急かす様な真似を!…」
一人だけ朝食を後にするとマサツグは話しを!…と言っても改めてドレッグの
工房に向かうと言う事を口にするのだが、それを口にした途端リーナが機敏に
反応!…机を叩く様にして突如立ち上がり!…興奮した様子で嬉しさを爆発
させて行くと、当然その様子を目にした面々は戸惑って見せる!…しかしそんな
面々の様子など御構い無しにリーナは急ぐよう言葉を!…しかしそれを良しと
しない様子でマサツグが一旦落ち着く様に言葉を続け!…その際急がなくても
工房は逃げない!と…だが本人は移動するかもと…それでも全員の事を考えると
更に落ち着く様に念を押し!…まるで遊園地を前にして燥ぐ子供をなだめる様に
リーナの事を落ち着かせに掛かって居ると、その背後をある一人のドワーフが
徐にヌッと…マサツグ達に用がある様子でその姿を現して見せると、ふと
マサツグに声を掛け出して行くのであった!…
0
あなたにおすすめの小説
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
俺の家に異世界ファンタジーガチャが来た結果→現実世界で最強に ~極大に増えていくスキルの数が膨大になったので現実世界で無双します~
仮実谷 望
ファンタジー
ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。
ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。
ガチャ好きすぎて書いてしまった。
おばさん冒険者、職場復帰する
神田柊子
ファンタジー
アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。
子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。
ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。
さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。
生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。
-----
剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。
一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。
-----
※小説家になろう様にも掲載中。
神様、ありがとう! 2度目の人生は破滅経験者として
たぬきち25番
ファンタジー
流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
※他サイト様にも公開しております。
※※皆様、ありがとう! HOTランキング1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
※※皆様、ありがとう! 完結ランキング(ファンタジー・SF部門)1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
暁刀魚
ファンタジー
社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
水都 ミナト
ファンタジー
【第二部あらすじ】
地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。
ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。
そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。
一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー
狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください!
【第一部あらすじ】
人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。
しかも、ボスの間にーーー
階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!?
「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」
「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」
パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。
一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…
今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー
※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。
※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。
※なろう様、カクヨム様でも公開しています。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
リストラされた42歳、確率の向こう側へ。~なぜか俺の選択肢がすべて正解になる件~
RIU
ファンタジー
「君には今月いっぱいで席を空けてもらいたい」 42歳、独身、社畜。会社のために尽くしてきた柏木誠は、理不尽な理由でリストラされた。 絶望の中、雨の神社で野良猫を助けた彼は、不思議な光と共に【確率固定】という異能――「無意識に正解を選び続ける豪運」を手に入れる。
試しに買った宝くじは10億円当選。 復讐心に燃える元上司を袖にし、元天才投資家の美女をパートナーに迎えた柏木は、その豪運で現代社会を無双していく。
「俺の選択に間違いはない。なぜなら、確率の方が俺に合わせるからだ」
枯れたおじさんが資産と余裕を手に入れ、美女たちに頼られながら、第2の人生を謳歌する痛快サクセスストーリー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる