どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第五章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~ドワーフファミリア編-

-第五章六十四節 巨大な卵と獣な助っ人と置いて行かれる二人…-

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先に暗い穴の中へと身を投じて行ったオリハとリーナ!…

そしてその暗闇の向こうから無事!とばかりにある事を口にすると、

モツ達を驚かせる!…それはまるで一つも恐怖して居ない様に聞こえて

来ると、寧ろ若干歓喜している様な!…とにかくリーナはモツ達に

重要な事を!…それを聞いてモツ達も戸惑った様子を見せて居る

と、そのアダマンタイマイの腹の下に入るかどうかで悩み出す!…

と言うのも…


「……おぉ~い!!…卵有ったぞぉ~~!!!」


「ッ!?…え!?…見つけた!?…」


「……っ!!…ね、ねぇ!!…本当に在ったのぉ~!!」


「あぁ、多分間違いないと思う!!…

ここに白い巨大な玉が転がっていて!!…

表面はじっとりと湿っている!!…

恐らく卵を産んでまだ間もないからだと思う!!」


暗闇の向こうから聞こえて来るリーナの声はその件の卵が有った!と、

モツ達に聞こえるよう大声で話し!…となるとそれを聞かされたモツと

アヤも戸惑った様子で驚きの反応を露わにして見せ!…

思わずアヤが本当か?と疑った具合にリーナへ再度確認の声を掛けて行くと、

リーナは間違い無い!とばかりに返事をする!…その際卵の細かな状態に

ついても口にすると、更にモツ達を戸惑わせて行き!…


「……見つけるの早くね?…でも、これで後は回収するだけ……」


「ッ!?…え、えぇ!…そうね!!…

…じゃ、じゃあ私達も行く?…」


この暗闇ゆえ幾ら光源を持っていても探すのに時間が掛かる!と、

考えて居た矢先の報告であった為!…モツは戸惑いながらも率直に

驚いた!とばかりに言葉を!…しかし早い事に越した事は無い!と

改めて助かった様に続けて言葉を口にして行くと、アヤも戸惑った

様子で相槌を打つ!…そして飛び込むかどうかについてモツに

声を掛けて行くと、その前にとばかりに暗闇の方からリーナの声が…


「……所でこれを見つけたは良いが…

如何やって上に運べば良いのだぁ~?…」


「ッ!……え?…」


「…軽く見ただけでもかなりデカいですぅ~!!…

人一人ではまず持ち上がりそうにない!!…

見た所約5m位と言った所でしょうかぁ~!!…」


「それに穴から落ちて来た時に急な斜面を滑り落ちて来たのだがぁ~!!…

その斜面はどうやって登れば良いぃ~!!…

卵を抱えてなど到底不可能な状態だぞぉ~!!…」


リーナが言うには卵の運搬方法について疑問が有る様で!…

何でもとてもじゃないが現状運べない!と言った様子で言葉を口に!…

するとそんなリーナの言葉にモツ達はヘ?っとばかりに言葉を漏らし!…

もう先程決めた役割分担を忘れたのか?とリーナの記憶力に思わず

戸惑いを持ってしまうと、次にはオリハも見つけた様子で言葉を!…

と言うのもその卵はデカ過ぎる!と…これ本当に運べるのか如何かについて

疑問を持つレベルで有るらしく!…何ならその道を滑って来たからこそ

分かる!と…リーナが続け様にその卵の元に辿り着くまでの道のりについて

話して行くと、更にある事にハッと気が付く!…


「……え?…いやだからそこはドンドンがスロープを…」


「……ッ!!…あっ!!…し、しまった!!…」


「ッ!?…な、何如何したの!?…」


「……そのスロープって何処まで延ばせばいいんだ!?…

さすがの俺っちでも目印が無いと厳しい!って言うか…」


「……ッ!?…あっ…」


それこそモツは先程決めていた策を思い出す様にリーナへ話しをするのだが、

この時ドンドンは途端にハッと気が付いた様子で!…と言うのも今になって

そのスロープが作れない!と…ドンドンもしまった!と慌てた様子で言葉を

漏らして見せて行くと、次にはアヤが心配をする!…それはドンドンの様子が

可笑しい事にも勿論戸惑って見せるのだが!…しまった!と言う言葉に

一番反応した様子で!…するとドンドンはアヤに返事をするよう出来ない

理由を口に!…ドンドン曰くチネットの様に目印が無い事には道が作れない事を

口にすると、モツとアヤもハッとする!…それこそ最初チネットがやって

見せた時の事を思い出すと、二人揃って[あっ]と…となるとある種詰みに

モツ達は陥ってしまい!…改めて策を考え直す羽目になって行くと、その場で

井戸端会議をし始める!…


「……5…5m位かぁ~…

確かに普通に考えたらあのアダマンタイマイの卵だモンな?…

それ位の大きさはあるのは当然!…

それに斜面を滑り落ちて来たって事は落ちて来た所は急斜面で

ほぼ崖に近いって事だから転がして運ぶなんて事も出来ない!…

それに5mの卵となるとその重量もかなりヤバイ事になるだろうから…」


「……ッ!…その前にリーナとオリハを助ける事も難しいんじゃないの?…

中が真っ暗って事は必ず明かりを片手に持っていないと駄目って事で!…

なのに片手が塞がった状態で崖登りなんて!!…出来ないわよ!?…」


「ッ!?…それもそうだった!!…

…如何する?…道が作れない以上卵も運べないし!…

二人を助ける事も出来ない!……何か!…何か他に策は無いものだろうか!…」


それこそ前提が破綻した事で一から考え直し!…その際モツは現状を

改める様に言葉を口に!…何ならリーナ達から聞いた情報も含めて

改めて現状を整理!…そこから新たに解決策を導き出そうとするのだが、

それよりも更に難点が!…アヤがオリハとリーナの二人を心配し始めると、

更に思考は難航する!…寧ろそうなって来ると先に考えるべきは二人の

身の安全か?となると、その救助方法でも頭を抱え!…

とにかく今更になって卵の大きさ・重さ・運搬ルートに人手不足と!…

この様に色々出て来た問題にモツ達が頭を悩ませ始めて居ると、そこへ

一頭の救世主がやって来る!…


__………ザッ…ザッ…ザッ!…ザッ!…


「うぅ~ん!………ッ!…ん?…この足音はぁ?……ッ!…」


「ッ!!…あの狼は!!…って言うか何でここに…」


悩むモツ達の元へ徐々に軽快な足音が聞こえ出し、その足音にモツも

ふと反応をして見せ!…となるとその視線は足音の聞こえる方へと

向けられて行き!…そこであるシルエットを目撃すると、モツは驚いた様子で

凝視をする!…その際アヤもその足音に気が付いた居た様子で振り向いて

行くと、そこでモツと同じくあるシルエットを目撃!…

この時そのシルエットの正体を狼と!…さも知って居る様にアヤが言葉を

口にすると、その狼はモツ達の所へと駆けて来る!…


__ザッザッザッザッザザアアァ!!!…ハッハッハッハッハ!!……ヴォン!!…


「ッ!?…やっぱり!……ってか、何でここに?…

…ッ!…もしかしてマサツグが送り込んで来たのか?…」


__ヴォン!!…ハッハッハッハッハ!!……ザッ!!…


「ッ!?…ちょ!!…おい待て!!…」


モツ達の所へ駆けて来た狼はあの狼!…マサツグが暫定的に名前を決めた

銀子であり!…銀子はモツ達と合流するなり一吠えして見せ!…

さも待たせたな!とばかりにその元気な様子を見せて行くと、モツ達を

思わず戸惑わせる!…と言うのも何故呼んでも居ないのに駆けて来たのか?と、

思わずマサツグの指示かどうかを銀子に確認し出す始末で!…

すると銀子はモツの問い掛けに対してまた一吠えして見せ!…

さも肯定するようとにかく元気に返事をすると、次には突如穴の中へと

入って行く!…となるとそんな様子に一同慌てて手を伸ばし!…

モツが声を掛けて止めようとするのだが!…間に合わなかった様子で

銀子は穴の中へ入って行き!…その様子にモツもはあぁ~っと

肩を落とす様な素振りを見せて行くと、面倒事が増えたとばかりに

言葉を零す!…


「……はあぁ~~…あぁ~あ…行っちまった!…

これってゲーム特有のAIバグなのか?…

だとしたらタイミングを選んで欲しいぞ!…」


「……ん?…荒い獣の呼吸が?……ッ!?…

うわああぁぁ!!!…な、何でお前がここに居るんだ!?…」


__ヴォン!!…ハッハッハッハッハ!!…


「いや、ヴォンと鳴かれても分からないからな!?…」


さもよくあるNPCの挙動であると言葉を零し、モツは顔に手を当て絶望!…

何でこのタイミングとばかりに嘆き戸惑い!…その一方でリーナ達と

合流したのか?…穴の中からリーナの驚いた様子の声が聞こえて来ると、

次にはさも漫才をして居る様な会話が聞こえる!…如何やら会話を聞く

限りでは敵等の心配はない様で、非常に緊張感のない会話が…しかし次には

突如テンションが!…何かリーナの様子に異変が出て来始めると、それは

慌ただしいモノへと変わって行く!…


「……ん?…ちょっと待て?…お前卵に近付いて何を?…

って、魔力の気配!?……ッ!?…ま、まさかお前!!…

魔法と唱える事が出来て!?…と言うよりお前!!…

魔法が唱えられたのか!?」


__アオォォォォォォォォォン!!!!…


「いやアオォォォン!!…ではない!!…何を唱えて!?…」


暗闇の中での事ゆえ何が起きているのかは分からないのだが、何やら慌ただしい

様子が穴の中から!…それもリーナ一人だけが慌てて居る様子で銀子に問い掛け!…

その会話からだけでも銀子が何かをして居る!…しかも魔法を唱えて居る事だけが

何と無しに把握出来てしまうと、モツ達は当然何事!?と戸惑う!…しかし穴の中を

幾ら覗こうともやはり様子は全く分からず、止めようにも止められそうに無く!…

その間にも更にリーナと銀子は漫才の様なやり取りをやって行き!…リーナが

ただひたすらに慌てた反応を露わにし続けて居る会話が聞こえて来ると、次には

穴の中から風が吹く!…


__コオオォォ!!!…バシュウゥゥゥ!!!!…


「ッ!?…ウワアァ!!……クッ!!…な、何だって!?…」


突如穴から風が吹き出して来た事でモツ達は慌て!…さも吹き飛ばされた様に

退避をし!…とは言うものの別に何か実害が有ったとかそう言う訳では無い

のだが!…とにかく慌てた様子でその風圧に耐える様な踏ん張る体勢を取って

居ると、次には穴からリーナがひょっこり!…さも地面から生えて来た様に

姿を現して見せると、モツ達は当然!…ドワーフ達やドンドン達も驚き出す!…


__ヒョコッ!!…


「ッ!?…どわああぁぁ!!…リ、リーナ!?…おま、如何やって!?…

てか中の様子は!?…登って来たのか!?…」


「い、いや違う!!…

銀子が魔法を唱えたと思ったら急に体が宙に浮いて!!…

気が付けばこの穴から顔を出していた!!…

…自分でも何を言っているのか分からないが!!…

とにかく銀子の魔法で何かが起きた事に違いない!!…」


「ッ!?…ま、魔法で!?…

…た、確かにさっき風が噴き出して来てはいたが!!…」


突如リーナが穴から上半身を出して来た事で現場は騒然!…モツも戸惑った具合に

質問の嵐を!…が、リーナも戸惑った様子ながらも一つ一つ返事!…銀子の魔法が

発動した!と…そして自身の体が急に浮かんだ事を続けて話して行くと、いわゆる

ポル○レフ状態みたいな事を口にする!…しかし分かる事はただ一つ!と、銀子が

何かした事だけはハッキリ分かると!…ただそれだけを口にするとモツも戸惑った

様子で理解!…その際自分達の方でも風が噴き出して来た事を口にすると、次には

穴の中から驚く声が!…


「……ッ!?…あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


「ッ!?…こ、今度は何!?…」


「一体如何したのだオリハ!!…何が起きた!!!…」


その声の主はオリハで有り、穴の中から反響する様に声が聞こえ!…となると

そんな声が聞こえた事で一同は勿論騒然とし出し!…何か異常事態が起きた事を

想起させて慌てて見せると、現場に動揺を走らせる!…すると次にはリーナが

慌てた様子で如何した!?と…穴の淵に捕まった状態でオリハに声を駆け出し!…

すると穴の奥の方からは声が…オリハが戸惑った具合に返事をすると、更に嫌な

予感を想起させる!…


「……た、卵が!?…」


「ッ!?…卵!?……ッ!?…

ま、まさかさっきのショックで全部割れちゃったの!?」


__どよ!?…ザワザワ!…ザワザワ!…


穴の奥からはただ一言!…オリハが驚き戸惑った様子で卵が!と…となるとそんな

トーンで喋ったモノだから更に現場は混乱し出し!…アヤがハッとした察した様な

そんな表情を浮かべて行くと、今度はまさか!と言った言葉を口にする!…すると

そのアヤの言葉にまたもや騒然!…互いに顔を見合わせてはヤバい!と青褪め!…

しかし次にはオリハが違うとばかりに否定をし出し!…更に奇妙な事を口にすると、

今度は現場に激震を走らせて行く!…と言うのも!…


「ッ!?…ち、違う!!…違うんです!!!…

…違うんですけど!…これは!!…た、卵が!!…!?…」


「ッ!……へ?…」


「ッ!?…ってぇ!!…わ、私も浮いてるぅ~!?…

な、何これ!?…一体如何言う事ぉ~!?…」


「……いや、それはコッチの台詞なんだが?…」


オリハは何が起きて居るのか分かって居ない!…戸惑った様子で言葉を口に!…

何でもオリハが言うには浮いて居る!と…まるでその穴の中にある物全てが

浮いている様な戸惑い様を露わにすると、モツ達も戸惑った具合に言葉を漏らす!…

何ならここまでずぅっと戸惑いっぱなしで若干疲れが…リアクションも何か薄く…

とは言え何を言って居るのかが全く分からず!…一体如何言う事?と言った具合に

表情が困惑した者になって居ると、オリハは自分も浮いて居る!と口にする!…

その際何で何で!?と珍しく本気の戸惑い様を言葉で露わにして行くと、モツが

オリハにツッコミを!…こっちはそれ以上に混乱して居る!と…さも呆れた感じで

思わず零して居ると、アヤが更に質問をする!…


「ちょ、ちょっと!!…訳の分からない事を言ってないで!!…

ちゃんと説明しなさい!!…一体何が如何なって!?…」


「ッ!?…そ、そんな風に言われても!……ただ銀子が魔法を唱えた途端…

穴の中で風が吹き始めたと思ったらいつの間にかリーナさんは消えてて!…

今度は卵も宙に浮き始めて!!…そんで気が付いたら私も!!…

…って、何が如何なっているのか分かりませ~ん!!!…」


戸惑って居るオリハに喝を入れるようアヤが言葉を!…その際ちゃんと

説明をする様にも言い聞かせ!…するとオリハもそのアヤの言葉で更に

困惑したよう返事をして行き!…それでもただ自身が体験した事…

目の前で起きた事について再度話す様にして戸惑いながらも説明を

すると、最後にはやはり分からない!と口にする!…

しかし話を聞く限りではやはり銀子の魔法が関係して居る様にしか

とても思えず、モツがツッコミを入れる様に言葉を…


「……何が如何なってこうなったもこうなったも…

間違いなく原因は銀子の魔法がしかないだろ!…

…でも、もしかするとこれってチャンスなのでは?…」


「ッ!…え?…」


「……オリハ!!…今卵は浮いているんだよなぁ!!」


「え?…は、はい!!…」


「試しに卵を動かせるかどうか見てくれないかぁ!!」


「ッ!…や、やってみます!!」


事の発端が銀子にある事を口にすると同時に!…これはチャンスなのでは?と…

少し考える様な素振りを見せると次には真剣な表情を浮かべて見せ!…

隣に居るアヤもそのモツの言葉を聞いて若干戸惑った様な感じで言葉を零すと、

次にはモツが徐にオリハへ指示を出す!…と言うのも今なら簡単に動かせる

のでは?と考えた様で、軽くで良いから動かせ!と…するとオリハもハッと

察した様子でモツに返事!…自身の近くにある卵に向かって恐る恐る手を

伸ばして行くと、次には軽く押し飛ばして見る!…


__……トンッ…スィ~~……コッ!…


「ッ!?…やっば!!…」


然程力を入れていないにも関わらず、卵はさもエアホッケーの様に動き!…

そして穴の中の壁に当たるまで決して止まる事無く滑り続け!…

コッ!と何か刺さる様な!…嫌な音を立てて卵が壁に接触したまま静止すると、

オリハが途端に慌て出す!…そして自身が移動する際にもここで困惑する事が!…

と言うのも自分も浮いて居ると言う事は同じ魔法に掛かって居る!と…


__ジタバタジタバタ!!…!……ッ!…ガッ!…スィ~…


「ヒビが入ってたら如何しよう!!…ッ!?…ッ!?…

…ふぅ、よかった!…傷一つ無い!……簡単に動かせそうです!!」


普通に歩いて確認しようにも地面に足が届かず!…ただ宙を藻掻き移動する

羽目に!…しかし途中で地面に足が届く所までやって来て!…

オリハがそれを足掛かりに蹴って道を進んで行くと、何とかその飛ばした

卵の元まで辿り着く!…そこからは慌てた様子で卵にヒビが入っていないか

等を調べて行くと、何とも無い事を確認!…これにオリハもホッと安堵した

所で汗を拭い!…簡単に動かせる事を穴に向かって叫んで行くと、

モツも行ける!とばかりに喜び出す!…


「ッ!…よし!!…これで何とか穴から卵を回収する算段はついた!!…

…が、ここからも大変だな…卵だから多分冷やすと駄目だろうし…

そうなるとスピード勝負なんだろうが……」


「ッ!……じゃあ、卵を岩で固めるのはどうでい!!」


漸く暗い穴の中から卵を引き上げる算段が付く!…しかしそこから更にまた

別の問題が浮上し!…と言うのも卵は勿論有精卵である訳で、冷やしては

いけない!と…大きさが大きさだけにやはり抱えて運ぶのは到底無理で!…

かと言って転がせば余計に冷える!と…その穴から出してからの運搬方法に

ついて悩んで居た!…勿論外気に晒される事からスピード勝負!…いかに

迅速に事を運ぶか!と…するとここでドンドンがハッと思い付いた様子で

言葉を口に!…何でも卵を岩でコーティングすれば良い!と言い出すと、

モツは戸惑った様子で言葉を零す!…


「ッ!…え?…」


「卵を俺っち達の魔法でコーティングして!…

熱を逃がさないようにして地上に出した後は転がして運ぶ!!…

これなら卵を冷やさず運べるんじゃ!…」


「……う~ん……良い考えだとは思うがそれは厳しいな!…」


「え!?…ど、どうして!?…」


いつの間にかモツの肩の上に移動をしていたドンドンからの提案に、

モツはえ?っと…その一方でドンドンは如何言う事か?を説明し出し!…

自信満々に熱を逃がさない!と…これなら簡単に運べる!と言った具合に

モツへ説明をして見せるのだが、それを聞かされたモツは難色を示す!…

その際ドンドンの事を一方的に否定するのではなく、褒める言葉を

混ぜつつ!…が、結果として否定をされて居る事には変わらない訳で!…

ドンドンが戸惑った様子で何故!?と聞くと、モツは否定した理由を

口にする!…


「まず岩でコーティングして断熱を測ろうとするのは良いと思う!…

けど転がす事によって道中の雪に接する面が増える訳だから…

逆に満遍なく卵を冷やす効果にも繋がってしまう!…

そして岩でコーティングした分、卵が重くなってしまうのもネックなんだ!…

…特にこの浮遊状態はいつまで持つのか?…

穴から出した途端に効果が無くなってしまったら重い卵にかさ増しした岩が

上乗せ!…当然更に重くなるから更に運び辛くなってしまう!…

…最悪…岩の重みに耐え切れずに……」


「あっ!…う~ん…そうか…」


「……先代は何か言って居なかったのか?…

穴の場所とかをちゃんと教えてくれていた訳だし…何か良い運搬方法とか?」


モツはドンドンの話を聞いた上で想定される問題点を上げて行く!…

確かに直に転がすよりはマシなのはマシなのだが、結果的には同じ様に

冷やす事になる!と言い…何なら一番に不味いのは重くなる事!と

問題視し!…色々と不具合が出る事を更に続けて説明すると、何とも

難しい話であると言い聞かせる!…するとドンドンも素直なのか

納得した様子で話しを聞き入れ!…次には腕を組んで悩み出し!…

と、そんな様子にモツも質問!…他に何か先代のノームから話を

聞いて居ないのか?について尋ねて行くと、ドンドンは困った様子で

こう答える!…


「ッ!…うぅ~ん!…俺っちも全部が全部を聞いた訳じゃないからなぁ~…

…実はその事を教わる前に先代が円環の理に導かれて居なくなっちまったから…

わからねぇんだ……」


「ッ!…え、円環の理て!……先代ぇぇ……」


ドンドン曰く全てを継承して貰う前に先代が亡くなってしまった!と、

断片的にしか分からないと言い!…何ならこの時先代は円環の理に

導かれて行った!と…さも何か中二?…めいた言い方をして!…

更にモツを戸惑わせる様な事を口にすると、モツもツッコミを入れる様に

言葉を!…更に先代が継承出来ていない事に頭を抱える!…

さてそうして話が振り出し戻った所で二人は悩み!…と、その一方で

何やら周りから慌ただしい様子が…


__えっほ!…えっほ!…えっほ!…えっほ!…


「……ッ?…な、何だ?…

急に如何したんだドワーフ達は?……ッ!?…」


「どっこいしょお~!!……ふぅ~!!…これで全部かのぅ!!…」


この時慌しい様子を見せて居たのはドワーフ達!…何やら三人掛りで大きな物を

運んでいるかの様に掛け声を!…となるとモツも気が付いた様子で反応して行き!…

一体何事?と言ってそのドワーフ達の様子に目を向けて行くと、そこで件の卵と

思わしき物を運んでいる!…そんな様子を目にしてしまう!…何ならその卵を

運んでいる先と言うのもソリの上!…一体いつ用意したのか分からない巨大な

ソリで!…その一方で全て運び終えたとばかりにドワーフ達は一息!…次は洞窟に

運んで行くようその巨大なソリに手を掛けて行こうとすると、モツが慌てて呼び

止める!…


「ちょちょちょ!!…な、何をやっている!?…

まだ運搬方法も決めてないのに!!!…」


「ッ!…ん?…それなら既にあのチネットと言うノームから話を聞いたぞ?」


「「ッ!?…え!?…」」×2


「何でも前に酔っ払った先代から話を聞いたとかで…魔法であのソリを作って!…

あのエルフの嬢ちゃんを司令塔に動いておる!…ほれ?…」


当然状況が飲み込めないモツは酷く困惑!…一体何をやって居る!と…

だがドワーフ達はいい仕事をした!とばかりに汗を拭い!…呑気にモツの

呼び声に反応してクルッと振り向いて見せて行くと、次にはチネットの

指示だ!と返事をする!…その際既に話は聞いて居るとばかりに笑みを

見せると、更にモツは戸惑い!…何なら一緒になってドンドンも言葉を

漏らして戸惑って見せ!…その一方でドワーフがアヤ達の居る方を

振り向き!…あそこで陣頭指揮を執って居る!と話をすると、モツと

ドンドンもその方向に目を向ける!…すると…


「卵をソリに載せたらそのままあの洞窟まで運んで良いみたいだからぁ~!!

ドンドン運んで頂戴!!…

でも時間を掛け過ぎると卵が凍っちゃうから迅速にねぇ~!!!」


「了解だ、嬢ちゃん!!!…

そぉれ!!…皆の衆、行くぞ!!!…

ここが踏ん張りどころじゃあぁ!!!」


__オオオオオォォォォォ!!!!………ッ…


「アヤ~!!…卵はさっきので最後みたいだぁ!!…

私達も穴から帰還する!!!」


そこにはドワーフの言う通りにいつの間にか指揮を執っているアヤの姿が!…

そしてその肩の上にはチネットの姿もあり!…アヤはその卵を載せたソリを

引っ張って行く様に指示!…それを聞いてドワーフ達もやる気を見せる様に

腕を振り上げ返事をすると、次にはその体型に見合わない勢いでソリを引く!…

宛らその様子はまるでトナカイの様にも見えてしまい!…モツとドンドンが

その様子を見てポカ~ンと…と、その一方であの暗い穴の方からも声が

聞こえ!…リーナがさも全てを出し終えた様に話して行くと、漸く穴から

帰還する!…


「ッ!…了解!!…気を付けて戻ってきてね~!!!」


「……トウ!!……」


「よっと!……」


__ヴォン!!…ハッハッハッハッハ!!…


アヤが気を付ける様に声を掛けるとその穴からリーナが飛び出し、続いて

オリハも身軽にヒョイッと!…何なら銀子も真似をする様にその穴から

飛び出して見せ!…その際二人はあの妙な魔法に慣れた様な!…とにかく

何か得意げな表情を浮かべてそれぞれ地上へと戻って来ると、次には

地面を歩いて見せる!…如何やらあの魔法は穴から出ると消える様で…

リーナ達は不思議な体験をした!と…と、此方でもいい仕事をした!と

ばかりに汗を拭い!…モツとドンドンが完全に置いてぼり状態で固まって

居ると、徐々に二人は何か虚しさを覚え始める!…


「……色々と考えていたのが何だか空しく思えて来たな…」


「……すまねぇ…俺達がしっかりしていないばかりに……」


散々如何やって運ぶかで頭を抱えていたにも関わらず、その結末はあっさり!と…

とにかくモツは疲れた様子で言葉を呟き!…ドンドンも何か申し訳なさを感じた

具合に謝り出すと、二人は揃って空を見上げる!…それはさも黄昏る様に哀愁

漂わせる感じで見上げると、周りからも何アレ?と…とにかくこれにて卵の運搬は

無事に終わり!…ドワーフ達の手によって卵があの洞窟の中へと運び込まれて

行くと、無事アダマンタイマイの産卵は終わるのであった!…


因みに戻る際マサツグと合流したモツ達は銀子を向かわせて来た事について質問を

すると…


「ッ!…え?…何で向かわせたのかって?…

そんなモン人手が多いに越した事は無い!って思ったからだが?…

実際に役に立ったろ?…あの[]!…」


「ッ!……あの狼が浮遊魔法を使える事を知って居たのか!?…

…因みに気が付いたのはいつだ?…」


「え?…そりゃテイムをした瞬間!…

…ほら!…テイムしたらステータス画面が出て!…って知らねぇか…

まぁとにかくそん時に!…で、ハッとその事を思い出し呼んで!…

で、そっちの援護に向かわせた訳だが!……って、どした?…」


マサツグはモツの問い掛けに対して若干戸惑いながらも返事!…この時さも銀子が

役に立ったであろう事を口にすると、その際の存在も続けて口に!…

となるとその言葉にモツもピクっと反応して見せ!…知って居た事にツッコむよう

言葉を!…更にいつ頃から知って居たのか?についても更に言及するよう言葉を

掛けると、マサツグはキョトンとした様子で更に答える!…何でもテイムした瞬間に

分かって居たと!…銀子があの場で打ってつけであった事を笑顔で話し!…と、

その反応にモツは当然の様に呆れて見せ!…{ちゃんと周りにいる奴らの能力を

確認しよう…そうすればあんな空しい思いはしなくて済む…}と、そう心に刻んだ

モツは!…今後色々な場面で打開策を考える軍師の様な存在になるのであった!…


因みにその話はまた別の話になるのであった!…

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【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話 主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉 神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく…… ※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!! 内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません? https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

実家にガチャが来たそしてダンジョンが出来た ~スキルを沢山獲得してこの世界で最強になるようです~

仮実谷 望
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とあるサイトを眺めていると隠しリンクを踏んでしまう。主人公はそのサイトでガチャを廻してしまうとサイトからガチャが家に来た。突然の不可思議現象に戸惑うがすぐに納得する。そしてガチャから引いたダンジョンの芽がダンジョンになりダンジョンに入ることになる。

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
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 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

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