どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第五章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~ドワーフファミリア編-

-第五章六十七節 伝わる熱と悪夢のマサツグと契約の行方…-

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「………。」


「…ッ!!…」


{……クッ!!…やはり、私達とノーム達とでは違うのか!?…

同じこの世界に生きる者同士!…

種族は違えど考えは共有出来ると思っていたが!…

私の考えは間違っていたのか!?…}


「………クッ!…」


ただ俯き震えるノーム達にリーナは歯痒さを覚えて行く!…と言うのも

未だノーム達はこれと言って行動を見せず!…ただその場でプルプルと

震え続けて居るからである!…そしてそんな様子を見てリーナも自身の

声が届かなかったのか!?と苦虫を噛んだ表情を浮かべて見せて行くと、

悔しさを滲ませて諦める様な考えを…が、その一方ではそうではなかった

様子で異変が!…リーナに言われっぱなしでハッとした様な反応を

突所ドンドンとコロッグが!…俯きながらもグッと拳を握る様なそんな

反応を露わにすると、次には顔を上げるなりチネットに向かって

声を掛け出す!…


「ッ~~~~!!…おいチネット!!…目を覚まさないか!!!…

いつまでそこで寝ているつもりだ!!!!」


「ッ!?…え?…」


「そうだぞチネット!!!…

まだお前には覚えて貰わないといけない仕事がたんまり有るんだ!!!!…

こんな事でくたばったら承知しねぇぞ!!!!」


「ッ!!…コログ!…ドンドン!!……」


突如ドンドンとコロッグの二人がバッ!と勢い良く顔を上げると、

魔法陣中央にて浮かび続けるチネットへ叫ぶ!…

それは勿論目を覚ます様に言葉を口にすると、いい加減にしろ!と…

目に涙を溜めながら怒りを露わにして見せ!…自分達なりにチネットを

励ます?言葉を口にして見せて行くと、そんな様子に周りもギョッ!と…

落ち込みながらも戸惑って見せる!…それは当然リーナやオリハだけでなく

儀式を進めるアヤや支えとなって居るモツにも届き!…

そしてそのアヤの近くで魔力切れに備えて待機していたマサツグの耳にも

ハッキリと聞こえ!…とにかくドンドンとコロッグが突如叫び出した事で

リーナが驚いた具合に二人を見詰め!…そしてその二人が声を上げ出した事で

発破材となったのか!…徐々にノーム達が同じ様に顔を上げて叫び出して

行くと、ノーム達は一丸となってチネットを呼ぶ!…


「…ッ~~~!!…おい、チネット!!!…いつまで寝ているつもりだ!!!…

お前が起きなきゃ親方との仕事、全部俺がやらなきゃ駄目になるだろうが!!!…

さっさと起きろ!!!」


「そうよ、チネットちゃん!!!…お寝坊さんは私が許しませんよ!!!…

早く起きて皆にいつもの笑顔を見せなさい!!!!」


__チネット!!…チネット!!!…チネット!!!!…


「……ッ!!…ランラン!…ポロポロ!!…

…皆!!……ッ!…ッ~~~~!!!…」


次々にノーム達がチネットの名前を口にし出し!…それは遂に洞窟全体に

響くようチネットコールが巻き起こり!…するとリーナもそんなノーム達の

様子を見てふと言葉を!…やっぱり自分の声が届いていた事を確信して見せ!…

同時に感動をして思わず涙ぐむ様なそんな反応を見せると、すぐ傍に居た

オリハも気が付いた様子で貰い泣きしかける!…

それはちょっとしたドキュメンタリーの様にも見える一方!…

そのチネットコールにアヤやモツ!…マサツグまでもが便乗し始め!…


「チーノ!!!…早く起きないと!!…

皆が怒ってお前に悪戯を始めるかもしれないぞ!?」


「そうだぞ、チーノ!!!…特にランランは不味いかも知らないぞぉ!?…

お前も怒ったランランに襲われたくは無いだろ!?」


「……チーノ!!…皆、貴方が目を覚ますのを待っているのよ?…

早く目を覚まして皆を安心させてあげて?……ッ!!…」


それはさも眠っているチネットへ語り掛ける様に!…

マサツグとモツは悪戯される!と、アヤは早く起きる様に声を掛け!…

が、同時に儀式を維持するのに魔力TPを消費!…若干辛そうな様子を見せつつ…

とにかくチネットに目を覚ますよう声を掛け続けて行くと、ここである反応が

一瞬見られる!…と言うのもこれだけ呼ばれて居るにも関わらず、

未だ目を覚まさないチネットにある変化が!…それはこの声が完全に無駄では

無い事を見せる様に!…まるで名前を呼ばれた事で反応するようチネットの手が

ピクッと動いた様な反応を見せると、マサツグとモツが互いに気が付いた様子で

確認し合う!…


__……ピクッ!…


「ッ!!……」


{…今確かにチネットの手が動いた!!…

幻覚じゃなければ皆の声に反応しているのかもしれない!!…}


__チラッ……コクリッ!…


{今のチネットの手の動き…モツ達も気が付いたみたいだな!…

と言う事は間違いなく今のは幻覚でも寝ぼけている訳でもない!!…

ここが正念場と言った所か!!……}


「お~い!!!!…

チネット~~~!!!!!」


チネットの手が動いた事にモツも気が付いたのかマサツグの方に視線を

向けると、マサツグもモツの方に視線を向けて居り!…この時恐らく

考えて居る事は一緒であろう!と…マサツグの戸惑った様子の視線に対して!…

まるでアイコンタクトを取り合う様に目だけで互いに反応を確認し合って

見せると、モツは更に頷いて返事をして行く!…そして互いに身間違い

じゃない事を確認すると、マサツグ達は更にチネットへ声を!…

と、とにかく洞窟内はチネットコールで一杯になり!…徐々にマサツグ達や

ノーム達の間で謎の一体感が生まれ始めると、その一方でチネットの方でも

更に変化が!…


{………チネット!…チネット!!……}


{……あれ?…

誰かが呼んでいる?…

でも僕はマナが切れて消えちゃった筈じゃ……}


{チネット!!……早く!…早く起きて!!……}


{……さっきから呼んでいる人は誰だろう?……

何処かで聞いた事が……いや、一人だけじゃない……

この声だけじゃなくて他にも僕を呼んでいる声が聞こえる……}


この時!…かなり薄っすらとだがチネットの意識は復活しており、

しかし目を開けるまでには至らず!…が、チネットとしてはさっきから

聞こえてくる声に疑問を持ち…これは何所から聞こえて来るのか?…

一体誰が呼んでいるのか?と戸惑った反応を露わにして行くと、

次には耳を澄ませ判断をし始める!…しかし、そのチネットの呼ぶ声は

重複し誰が誰だか判別がとても難しい状態になっており、チネットは

ただただ混乱!…


{チネット!!…早く起きてって!!…早く起きないと!!……}


{あぁ…色んな声が重なって聞こえ辛い!…怖い!!…

怖いけど……何故かこの声だけは聞き取れる……誰だろう?…

…この声は?……}


とにかく周りから輪唱する様に色んな声がごちゃ混ぜに聞こえ!…

そんな状態にチネット自身も逃げたくなる様なそんな気持ちに

なるのだが!…しかしそんな中でも一つだけハッキリと聞こえる

声が有るらしく、チネットはそれに縋るよう!…他の声が邪魔で

聞こえ辛い!と感じながらも必死にその声を聞こうと、

ただその声だけを聴く様にスッと目を閉じ集中する様なイメージを

頭の中でし始めて行くと、次にはその声の主を特定する!…


「チネット!!…早く起きてってば!!!…

でないと!!…でないとぉ!!!……」


{……あぁ、この声はアヤさんだ…必死に僕の名前を呼んでいる……

でも何でだろう?…何か慌てている様にも聞こえるけど……}


必死に耳を澄ませ声の主がアヤである事を特定すると、この時チネットは

少しながら安心をする!…と、同時にアヤの言って居る事がふと気になり始め!…

一体何事?と言った感じでそのまま疑問を持ってしまうと、次には何を言って

居るか?に集中をする!…その際それはただチネットの事を呼んでいる様にも

聞こえるのだが、とてもそれだけでは無い様にも勿論聞こえ!…

と言うのも何やら焦って居る様にチネットの耳には聞こえしまい!…

内容としても早く起きろ!と、チネットもそんなアヤの慌てる声にこれは?と

言った具合に疑問を更に持ってしまって居ると、それは形となってチネットの

目の前に現れ始める!…


「チネット!!!…早く!!…早く目を覚まして!!!…

でないと!!…でないとぉ!!!……」


__ズズズズズズズズズ!!………


{…ッ!?……な、何!?…きゅ、急に寒気が!?……ッ!?…}


「チネット!!!…早く起きないと!!!……本当に!!!…」


慌てるアヤの声に比例して目の前では何やら黒い影が…それは最初蟻程度の

大きさで地面にチョコッと出来ている程度であったのだが、アヤが慌てれば

慌てる程にその影は大きく!…それはまるで全てを飲み込む様に深淵と

化しては底が見えず!…ここでチネットも異変に反応!…チラッと視線を下に…

そこでいつの間にか異様な影が出来て居る事に驚いて見せ!…同時にアヤが

更に慌てた言葉を口にすると、その影もやはり大きくなる!…


__ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!……


{え?…えぇ!?……な!…ナニコレ!?…こんなの見た事が!!…}


__ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!……ズズズズズズ!!!…


「マサツグが貴方を食べようと舌舐めずりをしながら近づいているわ!!!…

早く起きないとチネット貴方!!……食べられちゃうわよ!!!……」


その影はまるで地を這う様に大きくなると、チネットに近付き!…

更にさっきから聞こえる焦っている様子のアヤの声にチネットが

困惑をしていると、今度は辺りが暗くなる!…

それはさも夜が来た様に暗く曇り!…光なども一切なく!…

ただその影が徐々にではあるが近付いて来て居る事だけが伺えると、

更にチネットはパニックになる!…そしてその影の事を見詰めて

居ると、その影の中から人影が…それはチネットの知って居る者の

形になり!…更にそれを説明するようアヤも慌てた様子で言葉を

続けて行くと、チネットは何が何だかと言った具合に慌て続ける!…


{ッ!?…ええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?……}


__ズズズズズズ!!!…ゴアアアァァァ!!!……コオオォォォォ!!!…


「あっ!…あぁ!!……」


__オオオオオオォォォ!!!……ッ!……ぺろぉり!…ッ!?…ゴオオォォ!!…


この時完全にその異様な光景を目にしてはチネットは動けず固まっており!…

足をプルプルとさせてはその場にへたり!…その間にもその影は更に見覚えの

有る姿へ!…と言うのもその姿はマサツグに!…まるでアヤの言う事をまんま

再現する様に形を作って迫って行くと、遂にはその影が目を光らせる!…

その目は赤々とまるで警告灯の様に異様な雰囲気で光って行くと、目の前の

チネットを捉え!…マサツグの影はチネットを見つけて舌舐めずり!…まさに

アヤの言う通りに食べる気でその腕を伸ばして見せると、口を開けては何か

更に不気味な様子を見せて行く!…となるとチネットも恐怖の表情を浮かべては

身を守る様にガード!…目を閉じては必死に目が覚める事を祈り!…


__アァァァ~~~~~~ンンン!!……


{ひぃぃぃ!!!……さ、覚めて覚めて覚めて覚めて!!!…」


__アァァァ~~~~~~ンンン!!!……


「覚めて覚めて覚めて覚めて!!!…」


徐々に近づいて来るマサツグの顔にチネットは必死に目を覚ますようお祈り!…

それは口でも呟くと頭の中でも呪文の様に唱え続け!…この時チネットの格好は

某・カリスマガード!…とにかく目が覚める事を訴え続け!…身を震わせながら

この悪夢から更に目が覚める事を祈って居ると、その一方では!…

と言うのもこの事態を引き起こしたのはアヤ本人で有り!…

チネットの目を覚まさせたいが為に嘘を…マサツグを出しにしてチネットに

早く起きるよう促す声を掛けていた!…


「チネット早く!!!…早く起きて!!!…

もう!!…もうそこまで来ているわよ!!!」


「……さっきからヒデェ言われようだ……」


それこそ迫真の演技とばかりにアヤは必死に声を掛け!…

そしてそれを聞かされているマサツグとしても当然複雑な心境に!…

だがマサツグは決して怒る事無く静かにアヤへツッコミを入れ!…

その様子にリーナとモツも苦笑い!…オリハに至ってはアヤを

囃し立てる様にイケイケ!と腕を突き上げジェスチャーをすると、

ドワーフ達から存外鬼畜!とばかりに戸惑われていた!…

さてそうして居るとモツも不憫に感じたのか、マサツグに労わるよう

言葉を掛け出し!…


「……あぁ~…まぁ……気持ちは分かるが今だけは勘弁してやれマサツグ…

…さっきから皆で呼び掛ける事によって!…

チネットがさっきから何かしらの反応を見せている!…

これは良い兆しなんだ!!……後で文句は聞いてやるから!…」


「…いや、別に文句は無いんだが…

…俺がチーノを食べようとしている設定がどうにも釈然としなくてな?…」


__……ぎゅっ!!!……ッ!?…


マサツグに同情するよう言葉を口に!…この時先程から良い兆候が

見られて居る事を続けて話し!…と、その言葉にマサツグもその事は

分かって居る!とばかりに呆れながらも返事をし!…

だがストーリーが不服なのか?…何か釈然としない事をポロッと

漏らして戸惑いもすると、モツに首を傾げて見せる!…その際アヤより

オリハの方が気になる!とばかりに視線を向けると、ジト~ッとした

眼差しを向けるのだが!…そんなマサツグの心とは裏腹にチネットが

次にはビクッと反応!…ここに来て誰の目から見てもハッキリと

分かる反応を露わに!…これには洞窟内に居る面々が次々にハッ!と

する様なそんな驚きの表情を見せて行くと、より一層チネットに

掛かる声が大きくなる!…


「ッ!!……今チネットの目蓋がギュって動いた!!」


「もう少しだ!!!…チネット、目を覚ませ!!!!…」


__ッ!?…ギュウウウウゥゥゥ!!!…ビクッ…ビクビクッ…


目の前でチネットが強張る様な!…とにかく目をギュッと閉じて両手で

拳を握って見せると、何やら怯える様なそんな反応を露わにする!…

それはまるっきり悪夢にうなされて居る様にも見えるのだが、

マサツグ達はそれを一種のチャンス!と…大きく反応を見せたと

言う事は意識が戻りつつあると言う事に他ならず!…ここぞとばかりに

チネットへ更に声を掛けて行くと、ここで更にある反応が見られ始める!…

と言うのもその反応と言うのは奇妙であって、マサツグがチネットに

向けて声を掛けて見せると、チネットもそれに反応してビクビクとし!…

更に悪夢にうなされる様な!…そんな表情も浮かべて見せて行くのだが!…

マサツグは関係無い!とばかりに声を掛ける!…


「チネット!!!!…目を覚ませ~~!!!!」


{チネットオオォォ~~~~~~!!!……}


「ッ!?!?…ひぃぃぃ!!!……」


__ぷるぷるぷるぷる!!!…


「チネット!!!…チネット!!!!」


{チネットオオォォ~~~~~~!!!!……}


「ッ!?!?!?…ぴゃああああああ!!!!……」


早く目を覚ませ!とばかりにマサツグがチネットの名前を叫ぶ!…

するとそれに連動してチネットの精神の中でもマサツグの影が

チネットを呼び!…それこそ地を這う様なおどろおどろしい声で

チネットの名前を!…その際徐々に近付きやはり口を開けて

腕を伸ばす様子を露わにすると、その様子にチネットも更に

恐怖を覚えて行く!…そしてまたもや某・カリスマガードで

ただただ怯える様子を露わにすると、一方ではそんな事など

知らないマサツグがただひたすらにチネットを呼び!…

が、それに合わせてマサツグの影も連動して行き!…

更に近付き遂に捕食一歩手前の所まで迫って行くと、遂にその時が

やって来る!…


__ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷる!!!…


「……何かさっきから凄い勢いで痙攣していないか!?…

本当に大丈夫か!?…」


「…分からないけど…ここまで来たら呼び続けるしかないだろ!?…

チネット起きろぉ!!!……チー!!!……」


{チィィ~~~!!!…}


「ネェーーー!!!」


{ネェ~~~~!!!…}


「ットォーーーー!!!!」


{ットォ~~~~~!!!!!!……}


__ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷる!!!……カッ!!!…


もはや物凄い勢いで痙攣するにまで発展したチネットにモツやオリハ、

リーナまでもが不安になり始める中…ここまで来たら呼び続けるしかない!と…

マサツグがチネットの様子など御構い無しに名前を大声で呼び続けて見せて

行くと、その声に連動して影の方のマサツグもチネットの名前を呼び始める!…

そしていよいよチネットが恐怖のあまりに失禁しそうになってしまっている

一方で、その影との距離もギリギリ!と…となるとそんな様子にチネットも

必死に目が覚める様に!と祈り続け!…これまたその一方でマサツグが

これでもか!とばかりに大声でチネットの名前を呼んで行くと、次の瞬間

チネットが覚醒する様に目を開き!…開口一番のお約束とばかりにこう叫ぶ!!…


「ッ~~~~!!!…ッ!!!!…

た、食べないでくだざぁ~~~~~いい!!!!…

うわぁぁぁぁぁ~~~~~~んんん!!!!」


「…ッ!!!!!…………」


「うわぁぁぁぁぁ~~~~~~んんん!!!!」


それはさも悪夢から目が覚めた様な感じで突如チネットが声を上げ!…

この時やはり食べないでくれ!と大声で叫び!…何なら両手両足を

真っ直ぐ縦にピンと伸ばしては大号泣!…魔法陣中央にて何故か

クルクルと方磁石の様に回り出して見せると、その様子に周りの者達も

ハッとする!…それも当然である!…絶望かの中漸くチネットが

目を覚ました事で生存を確認!…と言う事は無理だ!と思われた蘇生が

成功したと言う事であり!…これにより全員が沸々と驚きつつも

歓喜をし始め!…その一方で周りの事など御構い無しチネットが

号泣し続けて居ると、各々がやった!と言葉を口にし始める!…


__……起きた?……起きた…起きた!…起きた!!…


「……やった……やったんだ!!……ッ!!!!……」


__いやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!……


号泣するチネットとは裏腹にマサツグ達!…及びノーム達とドワーフ達は

この事態に歓喜をし始める!…それこそ一瞬チネットが目を覚ました事に

戸惑った反応を見せるのだが、次には確認し合う様に声を!…

そして次にはマサツグ達もやった!とばかりに言葉を漏らし!…

その達成感を噛み締める様に若干間を開けてグッと体に力を入れて屈んで

見せると、今度は全員でやった!と…洞窟内で声を大反響させる様に

声を上げると、全員が喜びを分かち合う!…ある者は隣に居た者同士と

抱き合い喜び!…またある者は感動してか大号泣をして見せ!…

が、そんなお祭りムードとは裏腹にチネットは未だに恐怖に震え!…

ただワンワンと泣きじゃくる様子を見せて居ると、突如それもピタッと

止まる!…


「うわぁぁぁぁぁ~~~…あああぁぁぁ~~~~ん!!!……ッ!…

…グスッ!…あ、あれ?…な、何で?

何で僕今モツさんやアヤさんと同じ目線の高さで喋っているのですか?…

それに心なしかフワフワしているような…」


__チラッ…


「…ッ!!…

な!…何ですかこれ!?……何で僕の足元に魔法陣が!?…

と言うより僕浮いてますよね!?…え!?…何でなのですか!?…」


__ジタバタジタバタ!!…


チネットは異変に気が付いたのか突如ふと泣き止み始め!…

次には不思議そうな表情を浮かべ!…と言うのも先程まで

自身の目の前にはあのマサツグの影が!と…

しかし今居るのは何処をどう見てもモツとアヤの二人で有り、

自分の視点も二人と同じ高さである事にふと気が付いたよう

違和感を感じて行くと、やはり不思議そうに首を傾げる!…

そして続け様に自身の体が軽い事についても疑問を持つと、

その視線をふと下に…するとここで漸く自身の体が浮いて

居る事にハッと気付き!…慌てた様子で藻掻くよう体を

バタバタと動かし慌てて見せると、アヤが安堵した様子で

言葉を!…


「……ふぅ!…これだけ暴れられるのなら問題は無いわね!……

とりあえずは何とかなったわ!……でも、ここからが本番!!…」


「え!?…えぇ!?…えぇぇ~~!?!?!?」


__ジタバタジタバタ!!…


「チネット!…よく聞いて!!」


「うえぇ!?……あっ、アヤさん!!…」


ジタバタと暴れるチネットの様子を見て問題無い!と…

しかしまだ儀式が終わって居ない事も口に!…何ならここからが本番!と

語る一方でチネットは変わらずバタバタ!…一体何が如何なってこうなって

いるのか?とにかく分かって居ない様子で藻掻きに藻掻き続けて居ると、

アヤがチネットに声を掛け出す!…それは今から説明する!と言った具合に

名前を呼ぶと、チネットも戸惑った様子ながらもピクッと反応をして見せ!…

次にはアヤの方へ振り返ると名前を呼んで返事をし!…

アヤもそんなチネットの様子を大丈夫である事を改めて確認をして行くと、

次には記憶の確認をし始める!…


「チネット?…まず貴方が倒れた時の事を思い出せるかしら?…」


「ッ!?…え!?…あっ…は、はい!!…

確か僕がアダマンタイマイの背中から降りた事でマナの供給が止まって…

消える前に皆さんのお願いを叶えようとしていたけど間に合わなくて…

それで倒れて消える筈だった?…のかな?…でも、今こうして生きてる?…

…それともこれって夢の続き?…」


アヤは簡単にチネットへ自分が倒れる前の記憶が有るかどうかについて

質問をする!…するとチネットは戸惑った様子で返事をすると、

そこから続けて記憶を辿り…とにかく自身が消えて居ない事に疑問を持ち!…

これは先程の夢か何かの続きである事を考え出すと、夢と現実が曖昧に

なった様な反応をアヤに見せる!…となるとアヤもそんなチネットの返事を

聞いて多少の混乱がある事にふと頷いて見せて行くと、次には問題無い!と

話し!…


「ッ!…よしよし!…多少混乱をしているみたいだけど…

記憶の方も大丈夫そうね!……じゃあ、簡単に説明するわね!…

…チネット!…貴方は確かにマナの供給が断たれた事で消える筈だった!…

けど現に今こうして貴方は生きて居る!!…って言うのも…

消える直前で私が精霊との契約の儀式をし始めたからで…

無理矢理貴方が消えるのを阻止したからでもあって…」


「ッ!?…えぇぇ!?…」


「とにかくこの儀式のお陰で今あなたはこうして復活!…

因みにこの契約の儀式が破談になってしまったら貴方は

また消え始めてしまうわ!!…」


「ッ!?!?…えええぇぇぇぇ!?!?!?……」


アヤは今の状況についてチネットに説明!…するとその話を聞いてチネットは

戸惑った反応を露わに!…何ならサラッと更にトンデモナイ事を言われて

戸惑いの声を漏らして行き!…もはやそれしか上げられない様なそんな反応を

見せて居ると、更にアヤはヘビーな言葉も口にする!…と言うのもこの儀式が

失敗すればまた消える!と、さもチネットに拒否権が無い様な話をし!…

と、この時勿論脅すとかそう言った意図は全く無く!…

しかしそれでもチネットからすればある種災難に見舞われた様に見えて

しまうと、思わずマサツグ達も同情をする!…


{…拒否権無し!!!……まぁ、分かっていた事ではあるが……}


「チネットを助ける為とは言え!…

まるでこんな弱みに付け込んだ様な事はしたくはなかったのだけど…

…チネット!!…それでも私は貴方と契約を結んで欲しいの!!…

精霊使いの精霊として!!…」


「ッ!?……」


助ける為とは言えまるで弱みに付け込んだ様な、するとアヤ自身も自覚が

有るのか?そう言葉を口に…しかしそれでもチネットと契約をしたい!と

言う気持ちに偽りはない様子であり!…改めてお願いをする様にチネットへ

頭を下げて見せると、チネットはそんなアヤの態度に驚いて見せる!…

それこそ戸惑い状況が飲み込めていない様子を露わにする中!…アヤは更に

言葉を口に!…


「正直に言うと私!…チネットを見た時に契約が出来ればって思っていたの!!…

けど私!…精霊使いだけど…」


__ッ!?!?!?…ッ……


「でもチネットを見つけた時に何かを感じたの!!…

チネットじゃなきゃ駄目って!!…

確かにまだ私は精霊使いとしてまだまだ未熟だけど!!…

頑張ってチネットや皆が誇れる精霊使いになって見せるから!!…

私と契約して欲しい!!……お願い!!……チネット!!…」


「………。」


頭を下げたままアヤがチネットへ必死に契約のお願いするのだが、

この時アヤの口から説得の言葉を共に衝撃の発言も一緒に飛び出し!…

と言うのも精霊と契約をした事が無い!と…となるとその言葉を聞いて

マサツグ達は当然戸惑い!…その事について詳しく言及を求めそうに

なってしまうのだが!…次にはその場の空気を読んで見せるとグッと

言葉を噛み殺す!…そうして言葉を噛み殺している一方でアヤは

チネットに思いの丈をぶつけて行き!…再度自分と契約をして欲しい!と…

もはや告白の様な場面に全員がシンとした様子で見守り続け!…

誰もがチネットの返事に注目するよう視線を一点に向けて行くと、

次にはチネットも質問が有る様子で言葉を零す!…


「……アヤさん…一つ良いですか?……」


「ッ!……」


「僕もまだまだ未熟で親方や先輩みたいに上手くは出来ないし…

ましてやコロッグみたいに強くもありません!……

他の皆みたいに色んな事が出来る訳でもありませんが……」


「………。」


「それでも僕が良いのですか?…」


チネットは徐にアヤの名前を口にすると、ある事を尋ねる…

その際アヤもチネットに呼ばれた事でピクッと反応をして見せ!…

だがアヤは依然として頭を下げたままで固まっており!…

モツもそれを支える様にアヤに肩を貸し続けて見せて居ると、

チネットは徐に話をする!…何でも自分にはコレ!と言った

能力が無い!と、ドンドンやコロッグと比べ出し!…

何ならその他のメンバーとも比べ続け!…

それでも自分が良いのか?と…何の変哲もないノームで良いのか?と

ばかりにアヤへ確認を取って行くと、アヤはそのまま状態で

返事をする!…


「……貴方が良いの!!…」


「………。」


この時いつもに比べてかなり本気の様子でアヤがチネットに返事!…

俯いている状態ながらも真剣な表情が何故か手に取る様に分かり!…

と、そんな真剣な返事を聞いてチネットもアヤの事をジッと見詰め!…

その様子に洞窟内に居る者全員!…まるで自分の事の様にジッと

見詰め緊張した面持ちを露わにし続けて見せて居ると、次には

チネットが返事を出す!…その際何かスッと一息吐くよう呼吸を

すると、ニコッと柔らかく微笑んではアヤに言葉を!…


「……ふぅ…分かりました!…」


「ッ!…え?…」


「僕、[大地の精霊ノームのチネット]はアヤさんと契約を交わし!…

この僕の力をアヤさんの為に使い!…

その最後の時が来るまで尽くす事を誓います!!!」


「ッ!!!!……ッ~~~~~!!!…」


__…イヨッシャアアアアアアアァァァァァァ!!!!!……


チネットが分かった!と言葉を漏らすとアヤもピクッと反応して見せ…

恐る恐るチラッと顔を上げてチネットの事を確認すると、そこでアヤを

見詰めて微笑むチネットの姿を見つけて行く!…その際チネット自身も

嬉しそうに若干目に涙を溜めて微笑み続けると、次には儀式に対して

返事を!…自身の力をアヤの為に!と堂々と宣言をして見せ!…

アヤもそのチネットの言葉を聞いて感涙したよう突如涙を流し始めて

しまうと、洞窟内は一気に祝福モードへと変わって行く!…


__ッ~~~!!!!…ワアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!…


「…グスッ!!……では改めて!……汝、チネット!!…

我と契約の儀式を結びて!…共に道を歩まんとする事を誓うか!!…」


「ッ!!…はい!!!…誓います!!!」


__パアァッ!!!!………ッ!…ふわふわふわふわ…


割れんばかりの歓声が洞窟内で響く中!…アヤが最後の問い掛けを口にすると、

チネットも胸を張って返事をする!…その際寧ろ光栄!とばかりに改まって

アヤに返事をして見せ!…その瞬間チネットの足元の魔法陣も強く発光する

様子を露わにすると、徐々にチーノを中心に縮小して行き!…遂には細い光の

柱になって消えてしまう!…それはまるで儀式が完了したとばかりに儚く消え!…

チネットも終わった事に気が付いたのか、宙に浮いたままで改めてアヤの元まで

飛んで行くと、これまた改まった様子で挨拶をする!…


「…契約をすると僕でも空を飛べる様になるのですね?…」


「ッ!…チネット!…」


「えへへ♪……では改めて!…僕の名前はチネットです!!…

今後もよろしくお願いします!!…アヤさん!!!」


「ッ!!……えぇ、こちらこそよろしく!!…

チネ……ット……」


__フラ……ッ!?…


まだ不慣れな様子でふわふわ!と…その際自分でも不思議!とばかりに

言葉を口にして見せると、アヤもそんなチネットに対して返事をする!…

この時自身の目の前で浮遊するチネットに微笑んで見せると、チネットも

笑顔で返して見せ!…と、同時に改まった様子で自己紹介!…

これからもよろしく!とアヤに言葉を口にすると、アヤもそれに答えるよう

返事をしようとするのだが!…アヤがチネットの名前を口にしようと

した途端!…突如アヤは意識を失い!…


「ッ!!!…アヤさん!?…」


「うおっとぉ!?……

……大丈夫か?」


__トサァ……


「モ!…モツさん!!!

アヤさんは!?…アヤさんは大丈夫なのですか!?…」


と、これまた同時にモツが慌てて受け止めに入り!…祝福モードから一転!…

またもや騒動が起きる様にざわっ!と辺りに緊張感が走って行くと、チネットが

慌てた様子でアヤの容態を尋ねて見せる!…するとモツもゆっくりとアヤを

地面に寝かせて行くと、手慣れた様子で意識確認をし始め!…まずは右手首を

握る様に脈拍確認!…そこから自身の顔をアヤの鼻元に持って行き!…二重

で息をして居るか?の確認を済ませて見せると、ふぅ…と一息吐いては安堵する!…


「……脈はちゃんとある!…呼吸も…平常!……恐らく大丈夫だろう!…

多分長時間の魔力制御に放出と色々重なったから疲れたんだと思う!…

今はゆっくりと休憩させてやれば回復はすると思うし!…

それ程までに儀式に集中してチーノを助けようとしていたんだと思う!…

…とにかく少しの間は安静に!……って所かな?…」


「そ…そうですか!……ほっ……」


__タッタッタッタッタッタッ!!…ッ!?…


「おいアヤは大丈!!…」


アヤが倒れた原因をモツは冷静に診断し、チネットに休めば直ると伝える!…

するとその答えを聞けた事でチネットは安心した様子で安堵して見せ!…

そのまま眠っているアヤの顔の横へと移動をして行くと、そっとアヤの頬に

手を添える!…それは誰が如何見ても労わる様に見えており、その様子を

見てモツも何と無く微笑ましく感じ!…と、そこへ同じ様に心配をして来た

マサツグが襲来!…すると途端にチネットが警戒の色を見せ!…何故か顔を

真っ青にしながら身を呈してアヤを守ろうとして見せると、マサツグ達を

困惑させる!…


__バッ!!……ッ!?…


「ア!…アヤさんは僕が守って見せます!!…

マサツグさん!…これ以上近づくと僕が許しません!!…」


__プルプル…プルプル…


「ッ!?…うぇえぇ!?…な、何で!?…

ってかそんなプルプルしながら言われてもなぁ~…

…ッ!…それよりもアヤの容態!!…モツ、薬は!!…」


__バッ!!…プルプル!!…プルプル!!…


「ッ!?……えぇ~…」


勿論これにはマサツグも戸惑い、一体何事!?と…思わず足を止めてしまう

一方で、チネットにツッコミを入れつつ!…再度アヤを心配した様子で

近付こうとして見せると、やはり謎のディフェンスを受けてしまう!…

その際今にも泣きそうな様子で両手を伸ばし!…チネットはマサツグを睨み!…

とこれにはマサツグも完全に困惑!…因みにこの状態が数分間続き…マサツグ

としても何が如何してこうなったのか?と考え出すと、小さな守護精霊に

阻まれるのであった!…

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