どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第六章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~霊峰ウルフハウリング・前編-

-第六章七十節 準決勝二回戦と女王からの紙片と三人目の囚人-

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「ほら!!…さっさと歩け!!…」


「グッ!!…ウゥ!!…クソォ!!…」


兵士が兵士を捕まえると言う奇妙な光景に!…

マサツグ達が戸惑った様子でえ?っとばかりに見詰めていると、

ラグナスもそれを呆れた様子で見詰め続ける!…

それはまたこの手の輩が出て来たのか…と言った具合に厳しい目を、

そしてまるで罪人を見る様な目でも見て居り!…

と、その者達もそのまま闘技場の外へと連行されては姿を消し!…

最後の最後までその様子に何が何だか?…

とにかくあれは一体何?とマサツグ達がずっと戸惑った反応を露わにすると、

次にはマサツグが質問を…


「…アレは如何言う事?」


「ッ!…簡単な話です。

先程の騒動で兵士達の鎧を奪い成り済まして居たのです。

…まぁ何故かあのような輩が出て来る様で…」


「え?…目的は?…」


「……さぁ?…生憎あの手の者の考えは分からないので…」


勿論その質問とは先程の光景についてであり、あの一連の流れは何?と…

或いはあの一般人?達は一体何?と言った具合に尋ねて行くと、

ラグナスも観たままの事を口に…まるでドロボーが出た様に話しをする!…

その際これが初めてではない様子で!…

過去にも有った風にマサツグ達へ答えて行くと、

更にマサツグが疑問を感じた様子で質問!…

と言うのも人狼達に金銭的なモノは無い!と…

では一体何を目的としてあの様に紛れ込んで来たのか?について尋ねて行くと、

これに関してはラグナスも分からない様子…

ただ苦笑いをしては理解出来ない!と言った具合に返事をする!…

となるとそんな返事が帰って来た事でマサツグも更に戸惑って見せると、

思わず再度連れて行かれた方を見詰めて行き!…


「ッ!…そ、そうか……」


「…ッ……ッ!?!?…だ…旦那様!?…

そのお怪我は!?…それにオリハ様まで!?…」


「今やっと!?…いヤ…これはその…

…まぁ…自分の卑しい心に対する代償かな?…」


動揺を隠せない様子でそのまま凝視、その際シルビィもジッと同じ方向を見詰め!…

と、次には何か血の匂いを感じた様子でチラッとマサツグ達の方へ視線を戻し!…

そこで漸く腕を負傷して居る痛々しい姿を目撃!…

となると途端にシルビィが慌てた反応を露わに!…

そこから如何してそんな怪我を負ったのか!?と…

やはりあの一連の騒動を知らない様子でマサツグ達へ質問をすると、

マサツグもマサツグで答え辛そうに…

とにかくツッコミを入れながらも自業自得である事を口にする!…

するとシルビィもそれを聞いて更に戸惑った反応を更に見せると、

今度はハッとした様子で預かって居たアイテムポーチを開け始め!…


「ッ!?…如何言う意味ですか!?…

と言うよりこれはかなり不味いのでは!?…

…ッ!?…そうです!!…こう言う時こそ!!…」


__ガサゴソガサゴソ!!…ッ!…ズイ!!…


「さぁこれを飲んで下さいまし!!…

一刻も早くその傷を治さなければなりません!!…」


「なりません!…って、それ俺のエリクサー…」


それはまるでこういう時の為!と言った様子でポーチを探り!…

そこから見覚えのある水色の炭酸飲料らしき小瓶を二つ取り出して見せると、

すかさずマサツグとオリハの二人に突き出して行く!…

それは勿論見間違う筈も無いエリクサーの小瓶その物で、

シルビィは早く飲んで回復してくれ!と言って慌て続け!…

と、そんな様子にマサツグも思わずツッコミをポロリ!…

何ならそれは貯金!と…

出来れば勘弁して欲しい!と言いたげな様子で言葉を口にするのだが!…


「早く飲んでください!!!…」


「……はい…」


「あ、あはははは…」


__スッ……ッ!…チラッ?…ジィ~~~!!……


シルビィは必死の形相でマサツグに迫り、

勿論そのエリクサーも更にズイッ!と突き出し!…

それはマサツグをも怯ませる程の目力を有しており、

マサツグも次にはそんなシルビィの気迫に負けた様子で!…

抵抗空しくスッとシルビィからエリクサーを受け取って見せると、

取り敢えずシルビィをホッとさせる!…

その際傍からその様子を見て居たラグナスも!…

何か同情をする様なそんな眼差しを向けて行くと、

ただ苦笑いをする事しか出来ない様子で…

と、その一方で今度はシルビィがマサツグの事を凝視し出し!…

マサツグもその視線を受けて今度は飲まねば落ち着かない!と…

ヒシヒシ!と何かプレッシャーの様なモノを感じてしまうと、

渋々エリクサーの封を切る……


「……これ結構高いんだけどなぁ…」


__パキュ!!…スゥ…ゴッ!…ゴッ!…ゴッ!…ゴッ!…ドクンッ!!…


それこそ本音を漏らしながら封を切り!…躊躇う事無くその小瓶に口を着けると、

次には一気に中身を飲み干し!…

その際普通に飲む音とは違って何か燃料を給油する様な…

とにかく思って居たモノと違う音が聞こえて来て!…

モツもへ?っとばかりに何か違和感を覚えた様なそんな表情を見せて居ると、

一方でマサツグは飲み切った様子で息を漏らし!…

そして一気に体力を全快させて見せる!…

この時勿論その腕の傷も何処を斬られたのか分からない程に回復すると、

思わず某・一狩り行こうぜのゲーム宜しく廃止されたモーションをして見せ!…


「ッ~~~!!!…ぷぁぁ!!…生き返ったぁ~!!!…」


「……何か飲む時の効果音が可笑しかった様な気がするがぁ?…まぁいいか…

で、次はシルビィと三人目の囚人との対決だろ?……いけるのか?…」


「ッ!……正直に言いますと結構不味いかもしれません…」


「ッ!?…そんなにか!…」


マサツグが生き返った!と言葉を口に、

すると隣でオリハもエリクサーを飲んで体力を全快させて行き!…

一方でこの時何か違和感?を…それこそん?とばかりにモツが疑問を漏らすのだが、

しかし次にはそんな事など如何でも良く!…

何故なら次の対戦者であるシルビィの事が心配であり!…

次の試合について尋ねて行くと、シルビィも途端にピクッと反応!…

若干暗い表情を浮かべて見せる!…

それはシルビィ自身不安を覚えている様子でギュッと拳を握ってしまうと、

今度は正直な気持ちをポロリ!…

それは勝てるかどうか自身でも分からない!と言う事であり…

いつになく弱気のシルビィにマサツグやモツ!…

ラグナスまでもが驚いた反応を取って見せると、

これまた何か暗い雰囲気になるのだが…


「…ッ!……そうでした!…旦那様!…これを…」


「ん?……これは?…」


と、ここでふと突如思い出した様にシルビィがある物を!…

と言うのもそれはシロから預かった女王からの紙片で、

それをスッとマサツグに差し出し!…

となるとマサツグも突如その紙片を手渡された事で当然戸惑った反応を露わに!…

だが気味悪がる事無く受け取り!…

そこでその紙片に何かが書かれてある事を見つけて行くと、

次にはシルビィに質問を!…その詳しい経緯について尋ね始める!…

その際他の面々もその紙片がスッと目に映ると、当然疑問を持った様子で!…

すると先程までの暗い空気も消えて行き!…今度は途端に疑問が辺りを支配する?…

とにかく微妙と言わざるを得ない雰囲気になって行くと、

シルビィもマサツグに分かる範囲で説明を!…


「シロ様より預かりました女王様からの手紙かと…

旦那様に見せるよう言われたとシロ様が…」


「ッ!…女王がシロに?…どれどれ……」


__パラッ……ッ!?!?…


シルビィは勿論その経緯を一切誤魔化す事無くそのまま説明!…

シロから手渡された事を口にすると、その紙片を女王からの手紙と言い…

となるとマサツグもそれを聞いてふと内容が気になり始め!…

次にはその紙片を開いて内容を確認!…

その際他の面々も内容が気になった様子でスッとマサツグに近付いて行くと、

同じくその紙片の内容を覗き見る!…

まるで押し競饅頭の様に身を寄せ合い始める!…

そして各々その紙片の内容を確認にすると、

今度はその紙片の内容に驚きを露わにして行き!…


「ちょ!…ちょっと待て!?…これって!!…」


「仮にこれが本当に女王様が書いた物だとすると!!…

これとんでもない事になるぞ!?…」


「ッ!?…し、失礼します!…

…ッ!?…じょ、女王様!?…」


その紙片の内容にオリハは戸惑いを隠せず、

モツは自身の目を疑うそんな反応を露わに!…

となるとそんな二人の反応にシルビィも内容が気になってしまい!…

次にはスッとマサツグの隣へ移動!…

そこからその内容をチラッと覗き見る様にして確認!…

そしてやはり他の二人と同様に酷く驚いた反応を露わにすると、

一方でマサツグもその紙片を手に脱力する!…

それは何か侮辱する内容が書かれて有るとか勿論そう言うモノでは無く、

ただただ驚くべき内容が書かれて有り!…


「………。」


__ハラリ!……ッ!…カサッ…


「おっと、女王様からの手紙!…そんな簡単に落とされては……ッ!?…」


__ババッ!!…コシコシコシコシ!!……ッ!?!?…


と、次にはマサツグの手から離れてその紙片は床に落ち…

ラグナスもそれに気が付いた様子で紙片を回収!…

マサツグに返そうとその内容が書かれて有る方を表にして手渡そうとして行くと、

そこでラグナスもその内容を見るなり驚きの反応を!…

それはモツと同じで自身の目を疑う様に目を擦って見せる!…

そして再度その書かれて有る内容を確認する素振りを露わにするが、

勿論内容が変わって居る事は決してなく!…


「こ、これは一体!?…いやまさか!?…しかし!!……えぇ~!?…」


「……どうするよマサツグ?…

もしこれが本当に女王様からの手紙だとすると…

間違いなく大騒動になるぞ?…」


「…それにもしやるとしてもタイミングが…

何なら逃げ切る方法はこの大陸からの脱出が絶対条件でしょ?…

…これは…依頼となるとかなり骨が折れる事になるよ?…

…でもまぁ二人の事を思えばこれが一番いいのかもしれないけど……でもこれは…」


何度その紙片を見返してもラグナスは驚いた反応を露わに!…

何なら素に近い様子を見せて居り!…

と、その一方でモツはその紙片の内容を重く受け止め!…

女王の願いを叶えるに当たって障害が多い事を口にすると、

それは勿論大事になる!と…マサツグに判断を仰いで行く!…

それは自分達では決められない!と言った!…いや!…

マサツグにしか決められない!と言って見せると、

オリハもやるに当たっての方向で考えると言葉を口に!…

それは珍しくオリハも難しい!と考えるモノで!…まるで勝ち目など無い!…

最初から逃げる選択しかない様に語って見せると、次にはシルビィもハッ!と…

徐に闘技エリアへ向かい始める!…


__……ッ!……コッ…コッ…コッ…コッ…


「ッ!…あっ…た、隊長!?…

…って、ッ!?…これは!…確か!…」


{…旦那様……ッ!!…とにかく今は!!…目の前の障害を一つでも!…}


それは時間が迫って来た様子で歩き出し!…

ラグナスもそんなシルビィに気が付いた様子で声を掛けるが、

シルビィは一切振り返らない!…

そしてラグナスもそんなシルビィの後ろ姿に戸惑って見せると、

次にはいつの間にかマサツグのアイテムポーチを首から!…

掛けさせられて居る事に気が付き!…

と、そんな突然の事でラグナスは戸惑いっぱなしで若干慌て!…

シルビィもそんなラグナスを余所に…

心の中でとにかく目の前の障害の排除を考えてしまうと、

静かに覚悟を決めて行く!…さてそうしてシルビィが行ってしまった所で!…

一方モツが再度マサツグに質問をすると、その真意も尋ね!…


「…やるしかないのか?…

…勿論ヤブがやる!って言うのなら俺達も協力するが…」


「……悪い…少し考えさせてくれ……」


__コッ…コッ…コッ…コッ…


モツとしても別に急かしたいつもりは当然無い!…

しかし内容が内容だけにそれは早さを求められ!…

その際勿論やるに当たって協力する!と名乗り出て!…

乗り掛かった舟!…

或いは一蓮托生!と言った具合にやるに当たって早い返事が欲しい事を口にすると、

マサツグは俯き待った!を…考える時間を要求する!…

そして徐に歩き出したかと思えばその足取りは控室に!…

それはさも牛の様に足が遅く!…

何なら勝手に何処かへ行こうとする様子にオリハがハッと反応をすると、

オリハ自身も困惑する様子を露わに!…


「ッ!!…あぁ兄さん!!…ッ~~~!!!…あぁんもう!!!…

急に色々と有り過ぎて何もかも追い付かねぇよぉ!!」


「……モ、モツ殿?…これは何かの冗談なのでは?…

女王様のお得意の悪い冗談じゃ!…」


それは素に戻って頭を抱える素振りを見せると、鬱憤を晴らす様にして掻き毟り!…

その際自身の本音も大いに漏らし!…

ラグナスも今だ信じられない様子で言葉を口に!…

何ならこの紙片の内容を否定して欲しい様にモツへ声を掛けて行くが!…

モツは立ち去るマサツグの後ろ姿を見詰めるだけ!…

それはとても心配する様に向けて居た!…

ではそんな一同を困惑させるきっかけになった紙片の内容はと言うと、

そこにはこう書かれて有り!…

 ----------------------------------------------------------------------------------

 拝啓 冒険者マサツグ殿

 
 早急な対応をお願いしたい為、

 この様な不躾な形での貴殿へのお願いとなってしまい、

 まず深く謝罪させて頂きます。

 この度筆を取らせて貰った理由は唯一つ、

 スコルティナとハティビィエールの事についてです。

 最初会った時から薄々感付いて居たと思いますが私はもう長くは有りません。

 もし私が無くなれば後継者争いに二人が担ぎ上げられ、

 どちらかが王位を継ぐ事になるのですが、

 二人はまだまだ子供の為政治は出来ず、

 恐らくマグダラスの実質的な支配下に落ちる事になるでしょう。

 そうなると民の不満は間違いなく二人に向けられる事になり最悪、

 内乱へと発展しかねません。

 しかしそれはあの二人のどちらかが王位を継いだ場合で、

 私が生きている限りはそう易々と…

 マグダラスの思惑通りにさせる気はありません。そこ本題です。

 私がこうして生きている間に、

 スコルティナとハティビィエールを誘拐して欲しいのです!

 私が居なくなっても二人が居なければ誰も王位を継ぐ事は無く、

 実質的な安全を二人に与えられる最後のチャンスなのです。

 スコルティナの貴方への懐きようを見ていれば、

 貴方が信用出来る人間だと言う事は分かっています…ですからお願いです。

 スコルティナとハティビィエールを連れて遠くへと行き、

 二人に自由を与えてください!!

 冒険者には何か報酬を渡さないといけないと聞いていますが、

 何も用意する事が出来ません…ですがどうか!…どうか!!…

 私の可愛いあの子達をお守り下さい!!!

 それが私の最後の願いであり、貴方に対する最後のお願いです!!!

 

                アングレイシア・ラグナクロス・フェンリル

 ------------------------------------------------------------------------------


その紙片には涙ながらに書いたであろう跡が…

そしてそこに書かれて有る文章と言うのはまるで悲痛な叫びの様な!…

とにかく一目見ればそれは紛れもなく本物と分かるモノで…

各々如何したら良いのか?と混乱を招く結果になってしまうと、

一方でこの大会も遂に終盤を迎えて行く!…

その際同じくこの手紙を読んで何をどう思ったのか!…

シルビィが闘技エリアに出て来て見せると、

槍を一振りしてはいつも以上に殺気を放ち!…

と、その一方で双子を託されたマサツグはと言うと…

一人控室に戻っては椅子に腰掛け…

まるで天を仰ぐ様にポケェ~っとだらける態度を露わにすると、

その態度とは裏腹に…何か怒りを覚えるそんな様子も見せていた!…


…さてそれぞれその紙片の内容に振り回される様なそんな反応を見せて居ると、

一方で殺気を放つシルビィは落ち着かないのか…

その手に持つ槍で演舞の様に何度も素振り!…

それに対して何も知らない観客達は沸きに沸き!…

シルビィの勝利を確信すると、とにかく歓声を上げていた!…

しかしそんな観客達の歓声とは裏腹に…

シルビィはその今から戦う相手に対して何か思う所が有るらしく…


{落ち着くのよシルビィ…貴方はもうあんな奴には負けない!…

もう二度と……あんな惨めな思いはしない!!!…}


__ガラガラガラガラガラガラ!!…ッ!……ッ…


それはまるで負の記憶を呼び起こされる様な!…

何なら沸き上がる観客達の声すら届かない程に!…

それ程までに珍しくシルビィが追い込まれており!…

ただひたすらに槍を振り回して精神統一をして居ると、

遂にその目の前のゲートから開く音が!…

この時その音と言うのはシルビィからすると、

いつも以上に重く響く様に聞こえて居り!…

と、そんな音にシルビィも機敏に反応を!…

まるで若干怯える様なそんな反応にも見えてしまうと、

そのゲートから出て来ようとして居る者に対していつも以上に鋭い眼光を!…

まるで本気で威嚇する様にエッジを利かす!…

するとそんなシルビィの眼光にこれまた観客達が驚く反応を露わにすると、

一方で開いたゲートからは今までの闘士達とは比べ物にならない巨体の生物が!…


__ズシン…ズシン…ズシン…ズシン…


「ッ!……ッ…」


この時その姿はまだ闘技エリアに出て来て居らず、

ゲートから歩いて来ているのがシルビィだけに分かり!…

となるとその姿にシルビィは勿論警戒をし出し!…

その手に持つ槍をその対戦相手に向けて構えて見せるが、

相手は気付いて居るのか居ないのか…

一切足音が乱れる事無く近付いて来る!…

そして徐々にその足音も大きく若干響く様に聞こえて来ると、

次には観客達の目の前にその対戦相手となる者の巨体が姿を現し!…


__ズシン!…ズシン!…ズシン!…ズシン!……ッ!?……


「…ふぃ~!!!……久しぶりのシャバの光はまぶしいなぁ~!!!」


それは本当にサイクロプスの様に体が大きく!…見た所身長は2~3m位ゆうに有り…

何ならその体もまるで欠片刀を使用した闘士の様に膨れ上がり!…

膨張し切っては血管をピクピク!…もはや人と呼んでいいのか?…

とにかく異形の姿がその場に登場した事で観客達も絶句する様に驚いて見せると、

その囚人は徐に空を…まるで出所出来たかの様に言葉を漏らす!…

その際シルビィとの体格差は約三倍と言った所か、

そんな光景を目にするとやはりシルビィに対して心配の目が…

しかしシルビィは槍を構えたまま慌てる事無く!…

その囚人に対して徐に声を掛けて行くと、更に敵意を露わにする!…


「……おひさしぶりですね?…バルトグロメイア…」


「ッ!…んん?…」


「貴方とこうして会うのはいつ振り位でしょうか?…」


やはり面識がある様子で声を掛けると、

第三の囚人・バルトグロメイアもピクッと反応してはシルビィの方へ視線を向け!…

しかしそこからの反応はまるで無く…

さもお前誰?と言った具合にシルビィの事を凝視すると、

シルビィは構わず話を!…やはり面識がある様子で話しをする!…

その際一切型を乱す事無く槍をギュッと構えて見せると、

バルトグロメイアもその槍の構えに見覚えが有るのか…

次にはハッとした様子で返事を!…


「…ッ!……おぉおぉ!!…誰かと思えば伝説の近衛隊長さんじゃねぇか!!…

…見ない内に何か姿が変わっちまってるから…誰なんだと思ったぜぇ~?…

…それにしても相変わらず良い体してるなぁ~…えぇ?…

いっそ…こっちの方もちゃんと逮捕して欲しかったもんだがぁ?…」


如何やらやっと思い出した様子でシルビィの事を近衛隊長!と、

何なら構えている態度に対して全く警戒の色を見せず!…

それは呑気に世間話をする様に嬉々とした具合にシルビィへ返事をし始め!…

そこからマジマジとシルビィを見詰め!…

さも品定めをする様に色々と舐め回すが如く視線を動かして見せると、

最後で下卑た笑みを…自身の股間を弄りながらに下ネタをぶっこむ!…

するとそんなバルトグロメイアの態度にシルビィも分かって居た様子で!…

ピクッと反応を露わにすると、呆れた様子で溜息を零し…


「ッ!!…はあぁ~…やはり見事に腐り切っているようですね?…」


「ッ~~~!!!…ふざけんな!!…テメェ何様のつもりだあぁ!!!」


「何であんたがまだ生きてんのよ!!!

アンタのせいで!!…アンタのせいでえぇ!!!」


__ブー!!!…ブーー!!!…


まるで下種を見る様な態度を露わに、何ならそのまま言葉も漏らし…

そしてやはり更生の色すらない事を確認して行き…

最初から始末する気でシルビィが更にグッと腰を落として構えて見せると、

一方ではそんなバルトグロメイアに対してブーイングの嵐が!…

と言うのもバルトグロメイアは国家転覆を謀った程の犯罪者で、

知らない者が居る筈もなく!…何ならそのせいで被害に遭った者が当然多く!…

バルトグロメイアを見て憤怒の様子を!…

ここに来て怨嗟が溢れ出る様に怒りの言葉がバルトグロメイアへ向けて!…

さも投げ付けられる様に飛び交うと、その肝心のバルトグロメイアはと言うと!…


「…ッチ!!…ったく雑魚共がウルセェなぁ~?…

こっちはワザワザ出て来てやったってのに何だこの扱いは?…

マグダラスの野郎…これで約束が嘘だったらぶっ殺してやるからな!…」


「ッ!?…それって如何言う…」


__ボワアアアァァァァァァァァァァァンン!!!!!…


周りのブーイングに対して全く怯まず!…

寧ろ嘲笑う様に辺りを見回しては文句を口に!…

何ならやはり構えて居るシルビィに対してもやはり動じず!…

余裕!と言った様子で耳穴をほじり!…

まるで頼まれたから出て来た様な事を口にし出すと、

更に意味深な言葉もポロッと漏らす!…

となるとそれを聞いたシルビィ…

いや、マサツグ達にとっても重要な情報のリークで有り!…

それを聞いたシルビィもハッとした様子で!…

バルトグロメイアに如何言う事か!?と慌てて見せるが、

そんな二人の会話を邪魔する様に!…

突如試合開始のドラの音が闘技場内に響いて行くと、

更にバルトグロメイアが不満を漏らす!…


「ッ!…あぁん?…何だよ、紹介無しかよ…

さっきからみみっちぃのが出て来る度に格好良く紹介してたのによぉ?…

俺達には要らねぇってかよ!!…はあぁ~…随分と冷てぇなぁ~?…」


「ッ!!…」


{…さっきの言葉!!…間違い無くコイツは裏でマグダラスと絡んで居る!!…

…上手く行けば情報を聞き出せたかもしれないのに!!…クッ!!…

こうなっては仕方が無い!!…とにかくコイツを倒さなければ!!…

…あの時は不意を突けたから勝てたものの!…今回もそれが有るかどうか?…}


その不満と言うのも司会が毎回紹介をしてくれる事で有り!…

バルトグロメイア自身興味があった様子で文句を零すと、

さも薄情!とばかりにガッカリとする!…

するとそんなバルトグロメイアの言葉にシルビィもハッとした様子を露わにすると、

次には気を取り直して改めて集中!…

と言うのも過去にバルトグロメイアを捕まえた際!…

シルビィは不意を突いて漸く逮捕出来た事を思い出して行くと、その手に汗を!…

若干の緊張を覚えて行く!…

そしてスッと槍を構えるシルビィに対してバルトグロメイアも反応をすると、

そんなシルビィを見て不敵に笑みを零し始め!…


__スゥ……ッ!……ククククク!…


「…なぁ隊長さんよ?…ハンデをやろうか?…」


「なッ!?…」


__どよっ!?…


まるでシルビィの感情を読み取った様に!…

不敵に笑いながら徐にシルビィへ声を掛けると、突如ハンデを申し出る!…

それは絶対に負けない!と言った自信のある表情でシルビィの事を見下して行くと、

シルビィの動揺を誘い!…

と、この言葉に案の定シルビィが戸惑った反応を露わに!…

何なら観客達もそのバルトグロメイアの言葉に耳を疑う様な!…

そんな反応を取って見せると、次には固まって動かなくなる!…

しかしバルトグロメイアはそんな事など御構い無し!…

試合だと言うのにシルビィに対して舐め腐った態度を続け!…


「ルールは簡単!…

今から俺はこの場から一歩も動かない、抵抗もしない、反撃もしない!!…

つまり棒立ち状態で立っている俺に隊長さんが攻撃を仕掛けて!…

俺を屈服させる事が出来たら隊長さんの勝ちだ!!……しかしぃ?…

逆に俺が決めた時間内に俺を屈服させる事が出来なければ俺も動く!!…

そして隊長さんに向かって牙を剥いて襲い掛かり!!…

その隊長さんの柔肌を頂く!!…勿論、どんな事をしてでもな?…

…まぁ受けるも受けないも隊長さん次第って所なんだがぁ?…どうだ?…

面白くねぇか?…」


「ッ!!……ッ…」


ニタニタと笑いながらルールを説明!…

それは圧倒的にシルビィが有利になる条件で有り!…

しかしそれでもシルビィが勝利を掴む事が出来なければその身を頂く!と…

まるで皆にその光景を見せ付けたい!と言った様子で!…

堂々とその事を恥ずかしげもなく公言をして両腕を広げて見せると、

その場でクルッと回り出す!…

それはまるで自身の肉体を見せ付ける様にアピールをすると、

当然シルビィは動揺の余り固まり!…

何ならそれを聞いた観客達も次にはハッと我に返り!…

となると今度はまたブーイング!…

勿論!と言った具合に大バッシングを浴びせて行く!…


「ッ~~~!!!…ふざけるなぁ!!!…

お前がそんな約束を守るとは思えねぇんだよ!!!」


「そうだそうだぁ!!…ふざけるなぁ!!!…

寧ろハンデを貰うのはお前の方だろうが!!!!」


__ブー!!!…ブーー!!!…


そのシルビィを舐め切った態度!…いや、観客達をも馬鹿にし!…

何なら相手は死刑囚!と…元から信用が無い様子で文句の言葉を漏らして行くと、

観客達は未だシルビィの勝利を確信するよう!…逆に貰うべきだ!と煽って行く!…

そしてそれはまるで一丸となるよう闘技場内がブーイング一色で満たされて行くと、

その様子にくまさんやマサキ達も戸惑い!…

しかしその当本人はやっぱり全く怯まない態度!…

公言通りにその場からも動かず!…

笑みを浮かべながらチラチラとシルビィの事をチラ見すると、

更に煽りも入れるのであった!…

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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

嘉神かろ
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【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密

藤原遊
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魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。 そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。 しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。 過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

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 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

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ナノハは気がつくとファーナシスタというゲームのアバターで森の中にいた。 そこからナノハの自由気ままな冒険が始まる。

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