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-第七章-ウィンタースノー連邦-霊峰ウルフハウリング・後編~デグレアント帝国・前編-
-第七章四十八節 慈悲の無罪と意外なくまさんと同盟結成!…-
しおりを挟む女性がえ?と戸惑いながら質問をすると、マサツグもそれを否定するよう
返事をする!…その際別に女性を責めると言った事はしないのだが、
マサツグは苦笑いをしつつよく考えるよう!…まず自身でもあり得ない!
とばかりに話して行き!…女性の言う疑問についてまるで別の要因が
有った様に話しをすると、その要因が自身である事も認める!…そこから
尚且つその女性の擁護もし始める!…
「いやそんな危ない所に連れて行く訳が無いだろ?…
…まぁ確かに待て!をするのは忘れたが……とにかく!…
そんな奴がシロの事を助けるのは納得出来るとして!…
変な事を考えたらちゃんと飼い主の所に返そうとはしない!!…
と、思いもするんだ!!…」
「ッ!…ッ…」
この時にシロとハティが付いて来たのはその指示を出す事を忘れた!と
正直に話して行き、本来ならするべきだった!と軽く反省をして見せ!…
と、次には話しを切り替えて続けて言葉を!…と言うのも邪な考えを
持っていたとして!…シロを助ける事に納得は出来る!…だがそこからの
行動が如何にも自身の考えと不一致である事をオリハに説明をするよう
話して行くと、オリハもその話を聞いてハッ!と…同じく理解を示す様な
そんな反応を露わにする!…そして次には言われた事に対して何かバツが
悪そうなそんな様子を見せて居ると、一方でマサツグも更に続け!…
「そして何よりその連れて来た際の様子ってのがシロをおんぶした状態だった!…
シロがそんな怪しい奴の背中にくっ付くと思うか?…
確かにハティより警戒心は薄いが…それでもその事を考えるとまだギリセーフ!…
何ならシロの面倒を見てくれた事を感謝しないといけねぇだろ?…」
「ッ!!…し、白い子の飼い主さん!!…」
それはシロが自身の目の前に現れた時の状態の話で、さすがのシロでも素直に
おんぶをされる筈が無い!と…シロの警戒心が薄い事も考慮してマサツグは
話しを更にして行き!…改めてその容疑を掛けられている女性に信じる言葉を!…
何なら短くともシロを守ってくれた事に感謝をするそんな言葉も口にすると、
一方でその言葉を受けた女性が逆にマサツグへ感謝!…思わず涙ぐんで見せて
しまう!…さてそうしてシロの飼い主であるマサツグがこう言った事でクロエも
更に空気を読んだ様子で最後の操作を止めて行くと、マサツグに質問をし出し!…
「…で、一応話を聞くが如何するのだ?…
既に自供も取れている!…ストーカー行為にパパラッチ!…
一応十分に迷惑行為として罰する事も出来るが?…」
「ッ!…今回は不問で!…まぁ確かに気味の良い話じゃねぇけど…
今までそれで実害が有った訳じゃないですから!…」
「…ッ…了解した!……全く!…本当に貴様は読めん奴だな?…」
一応もう答えは分かっている様子で被害者であるマサツグに最後の確認!…
その際自供も取れて居る!と…相手の罪を軽く二つ挙げて罪に問うか如何か?を
呆れながらに尋ねて行くと、マサツグもその問い掛けに対して問わない事を
返事!…女性の罪を不問にする!…この時理由として今までの冒険で一度として
そう言った被害?が無かった事を話して行くと、軽く笑って流して見せ!…
と、そんなマサツグの反応を見てクロエも思わず笑ってしまい!…普通なら
通報される流れ!と…やはりマサツグが何処か普通と違う様に言って見せる
と、懐の深さに関心?…一方でその女性も感謝をする!…
__プルプルプルプル!!…ガバァ!!!…ッ!?…バババッ!!…
「ぼんぼうにあびばどうぼばびばずぅ~~!!!…」
「ッ!?…のわあぁぁ!!…い、いきなり何を!?…」
その際まるで感極まった具合に体を小刻みに震わせて見せると、次にはマサツグに
向かって何故か思いっきり飛び付き!…と言ってもそれは何か追い縋る様な感じで
掴まって見せ!…この時それをいち早く察知したハティとフィロはすかさず移動!…
クルッと回ってハティはマサツグの背中にくっ付き!…フィロも尻にくっ付いた
ままでそれぞれ未だ離れる気配を見せないで居ると、一方で女性が感謝の言葉を!…
かなぁり聞き取り辛い様子で訴えて見せる!…となるとそんな様子を見せられた
マサツグとしても当然戸惑い!…思わず引け腰に!…と、話はこれにて一件落着?…
一先ずは落ち着きを見せて行き!…そして改めてその女性を落ち着けた所で今度は
自己紹介の流れになって行くと、その連れてきた二人も名乗って見せる!…
「…この度は私が至らないばかりに飛んだ迷惑を!!…
本当に申し訳ありません!!……改めて名乗らせて頂きます!!…
私、[可愛いもの愛護協会]のクランマスターをして居ます!!!…
名を[ハンドレット]!…[ハンドレット・ウォルター]と言います!!…
…そしてこっちが…」
まずは男性の方が頭を下げながら自己紹介を!…それは前にも名乗った事が
有る様子で話しをし出し、名を[ハンドレット]と言い!…その際見た目はまんま
ヴァイキングの様な!…よく北欧を題材にした映画に出て来る戦士の様で、
体も大きくガタイも良く!…更に簡単に言うと某・魂の聖剣に出て来るロ○クに
非常に似ており!…鹿かトナカイな分からない被り物をして居り、身に着けて
居る物も毛皮の腰蓑のみ!…まさに己の体一つだけ!と言った様子で!…
それらを引っぺがすと某・ザン○エフにも見えそうな!…とにかく荒々しい姿が
見て取れた!…そしてそんな毛皮を付けたザン○エフが礼儀正しく挨拶をすると、
今度は今回の騒動?を起こした張本人が挨拶をし出し!…
「ッ!?…ど、如何も初めまして!?…わ、私!!…
そのクランチームでサブをして居ます!!…
[フェルミーナ]!…[フェルミーナ・ヘルナンデス]と言います!!…
…あっ!…も、勿論互いに中身有りで、ちゃんとした別の名前が!!…」
「ッ!?…フェ、フェルさん!!…そこまでは言わなくて良い!!…
てかマサツグさん達も分かってるから!!…」
こちらはテンパり倒して視線をアチラコチラと泳がせまくり!…その様子は
まるで不審者とばかりに!…落ち着かない様子でモジモジしており!…
こちらも同じクランでサブリーダーを担当している事を口にすると、自身の
名前を名乗って行く!…その際余りにもテンパり過ぎて徐々に目を回す
そんな様子を見せ始めると、遂には自分達の中身の話まで持ち出し!…
と、そんな会話をし出した相方にハンドレットが慌てて注意を!…それこそ
不味い!と言った様子で…何を言い出すか分からない!とばかりに相手も
分かっている事を口にすると、マサツグ達も思わず苦笑い!…とにかく蟠りが
解けて行く!…さてそうしてそんな二人も交えて漸くまた本題の方に入り出すと、
ミサカが話しを切り出し!…
「…さて、これからの事なんだけど!…
やっぱりこっちから打って出た方が早いかもしれない!!…
少なくともここで籠って戦うのは得策じゃない!!…
何せ相手は無尽蔵って言っていい程の兵力が有る!!…
そしてそれをこっちに向けられた守り切れるかどうか!…
だからこっちが外堀を埋める様な感じで!!…」
意外と大胆なのかミサカは攻める事を面々に提案!…それは守りに徹するにしても
限りが有る!と説明をして行き!…相手の勢力がまだまだ未知数である事も口に
すると、先に出て先手を奪い取ろう!と…まずは周りの拠点や支配下にある町の
制圧を考えて行く!…その際会議室の机の上にある冬粉雪の大陸マップに杖を
伸ばすと、自身が考えている進軍ルートもその書かれて有る道に沿ってなぞって
示し!…と、それを見てハンドレットも徐に腕を組み出し!…意見に関しては同感
なのか?…しかし考えられる懸念も一緒に口にして悩む素振りを露わにすると、
ハッキリとうん!とは答えない!…寧ろ質問をミサカにする!…
「…うぅ~ん…確かにそれはそうなんだが……しかし兵力は足りるか?…
確かにこっちのクラン全員で今500近く居るが…
勿論全員が参加できると言う訳では無い!…当然各々の事情が噛んで来る!…
…それにそっちのクランとしても!…」
と言うのもやはり気になるのは兵力差で、その際ハンドレットは今の自身の
クランチームの規模を口に!…この時あのギルド前で招集を掛けたのが全て!
と話し!…そこから更にリアル事情!…参加不参加の事も考え踏まえ!…
自分達の戦力にムラが出て来る事を懸念すると、それは自分のチームだけでは
無い!と…ミサカ達の事も考え始める!…それは上手くルートを考えなければ!…
分散はおろか敵国にも到達出来るかも不明で!…と、その指摘に対してミサカも
表情を曇らせる!…否定が出来ない様子でそこも考慮して考える素振りを見せて
行くと、渋々ハンドレットに返事をする!…
「…まぁ確かに…ね…
それでもこれ以外に他に良い作戦が思い付かないのもまた事実なんだ!!…
敵戦力が明確でない以上!!…相手が完全に戦線を固める前に近付いて!!…
構えさせる間もなく突破!!…だから必要なのは突破力とスピードなんだけど…」
「…作戦自体が電撃!…と、言う事ですか…」
__……ッ…
その際ミサカは自身が考えて居る大まかな作戦を口にすると、スピード重視の
進軍である事を話し!…と言うのも敵が本腰を入れる前に敵拠点への侵入を試み!…
そして瞬く間に制圧をして勝利を掴み、その敵の兵器を一切使わせない!…
勿論被害も最小限に抑えようと考えたらしく!…重要なのは突破力と早い進軍で
ある事を語り!…と、そうミサカから話を聞いてハンドレットも電撃作戦!と…
一応は理解を示した様子で返事をすると、やはり懸念が有る様子で悩み!…
と、そんな様子を見てクロエも見守る立場に!…敢えてここで口を挿まない!…
言っても助言位なら軽く出すスタンスで構えて居ると、ここでくまさんも
そのマップをジッと見詰めてふと質問!…ミサカに突如声を掛ける!…
「…ちょっと一つ質問していい?…」
「ッ!…え?…あっ…はい、どうぞ?…」
それは若干申し訳なさそうにしながら会話に混ざると、マップを見詰めながら
まずは質問をしていいかどうかを尋ね!…と、突如そんな事を聞かれてミサカも
思わず戸惑ってしまい!…と言うのも一応相手がプレイヤーである事を分かって
いるが、人生で早々熊に話し掛けられる事は無いからで!…とにかく驚いた様子で
返事をして見せ!…くまさんもその返事を聞いて何処からか長い棒を持って来ると、
マップを指し示す!…そして自身が思った事を口にし出す!…
「…これって?…全部落とさないといけない訳じゃないよね?…
だったら…要所要所で人を残すのは如何かな?って…」
「ッ!…へ?…」
この時マップに描かれて有るそのデグレアントへの大動脈を棒で指すと、スッと
その道をなぞって行き!…その際そのデグレアントに向かう道中に有る細かな町や
拠点には目もくれず!…ただ真っ直ぐに辿りに辿って進んで行き!…同じく
道中に有る大きな町や要塞の方にだけ注目をすると、ここで意味深な発言!…
[人が居ないのに残す]と言う言葉を口にする!…するとそのくまさんの話を聞いて
モツやハンドレットが戸惑って見せると、一方でそれを聞いたミサカはハッ!と…
「ッ!…ン、ンン~~?…」
__…ッ…ッ!!…ッ~~~…
何かヒントを得た様なそんな表情を浮かべて見せると、次には何か思いつきそうな
悩む反応も露わに!…と、一方で一連の会話を後ろから見て聞いていたクロエは
思わず驚き!…と言うのもくまさんの言う言葉の意味を理解した様子で口に手を!…
よもや!と言った様子でくまさんの事を見詰め!…自身と同じ答えを導き出した事に
困惑すると、更にくまさんは如何言う事か?を周りに説明!…自身の考えをもう一つ
言葉に起こして行く!…
「…例えばなんだけどぉ?…ココとココとココの街!…
結構規模が大きくて更に人も居そうだよね?」
「……ッ…ッ!!…」
くまさんはもう一度そのデグレアントへ向かう道中に有る大きな町や拠点だけに
棒を指すと、重要なのはここ!とばかりに丸くなぞって見せ!…そして町が
大きい事から人が沢山居る!と…さも当たり前の事を言って周りの面々に奇妙な
確認を取って見せると、その言葉を聞いてミサカはもう一度ハッ!とした反応を
露わに!…次には完全に理解した様子で目を見開く!…それは同時に驚く様な
そんな表情の様にも見せて行くと、次にはマップを凝視し始め!…一方でまだ
分からないニブチン達は首を傾げ!…くまさんの言う事に何を言っている?と
言った疑問の表情を浮かべて見せると、最後にくまさんが更に言葉を口に!…
最終結論をニブチンに話す!…
「おまけに相手はめっちゃ嫌われてると言ってもいい位だから…
もしかするとレジスタンス的な人達が居るかもって考えたり…
それに少数だけ人を置いて指揮を執って貰う事で!…
他落として居ない拠点から敵が来ても!…まだ迎撃は出来るよね?…」
と言うのもくまさんが最終的に言いたかった事を言うのは、その足りない戦力を
補う方法で有り!…そこで反乱軍的なキャラが居るのではないのか?と考え!…
それはデグレアントが暴虐非道!…或いは邪知暴虐と言う事から思い付き!…
それ等を引き込む事で自軍を強化!…そして先程言った残党と言っても過言では
ない!…小さな拠点等から敵を引っ張り出して纏めて叩く戦力にもなる事を口に
すると、その際説明の仕方も良かったのか!…次には全員が理解をする!…
__ッ!?…あぁ!!…
「何ならこの周りの小さな拠点にそんな戦車が置いてあるとも思えないし!…
更に言うとあの様子からだと本国にしか廻して無い様にも見えたし!…
まぁデッカイ所を落として!…それを餌に周りの殲滅を図る!…
釣りもちょっとした手だと私は思ったんだけどぉ?…如何かな?…」
__………。
それこそまるで革命的発想!とばかりに各々が驚いた様子で戸惑って見せると、
一方でミサカは直ぐにそれを踏まえての進軍ルートを考え出し!…それはまるで
地図に穴を掛けかねない勢いで睨んで見せ!…一方でくまさんも更にその敵兵
釣りをする上での不安を除くよう!…その相手の行動・考え方も踏まえて!…
まずそんな厄介なモノがそうそう小さな拠点等に置かれてある筈が無い!と言う
考えを口にすると、自然とそのくまさんの言葉にも納得が出来る!…徐々に
くまさんの考えが正解の様にも聞こえて来る!…さてそうして思わず黙って
しまう程にくまさんを見詰めて目を点にして居ると、ミサカもミサカで目算が
立ったのか次には明るい表情を!…
「…うん!…そう考えるといけるかも!!…
ウチにそう言うのが得意なのが居るから出来るとして!!…
その町に住んで居る人達なら土地勘もある!!…
つまりはある意味でアンブッシュし放題!!…」
マップから顔を上げるなりこれで確実!と言った様子でやる気の表情!…そして
自分のチームに居る人材で賄える事も直ぐに考え!…更には現地民と言う強みを
活かして安全に後方処理が出来る事を思い付くと、次には思わず悪い笑みを!…
まるで実験を楽しむ様なそんな笑みを浮かべて見せる!…さてそうしてこの戦いを
始める上で自然と参謀が決まって行くと、一方でそのくまさんの奇策に
ハンドレットが戸惑い!…
「…となるとこれで後方の心配は無くなった訳なのか!…
…そうか…現地民を使う手が有ったのか!…ッ…」
「ッ!…え?…な、何!?…た、ただ私は思った事を話しただけで…」
まるでこの息子にしてこの親あり!と…これがかの英雄の母親の思考なのか?と
言った視線を向けて行くと、ふとくまさんも気が付いた様子で途端に戸惑う!…
そして自分は普通!と慌てて見せる!…しかしその発想が出て来る時点で如何にも
普通にはとても見えず!…ハンドレットはただただジッと驚いた様子でくまさんを
見詰め!…と、そんな視線を向けている一方でデグレアントへ攻め込む算段が
出来てしまい!…相手から宣戦布告を受けている事から!…本格的に各クランが
本腰を入れる事が決まって行くと、そこには連合チーム!…巨大な一個のチームが
出来上がる!…
「…よし!…何度考え直してもこれで行ける!!……じゃあやりますか?…」
__ッ!!……ッ……コクリッ!…
思わずミサカがワクワクウキウキとした様子で各々に確認を取って行くと、
そのミサカの確認にこれまた各々がピクッ!と反応をして見せ!…すると
その際やはり周りの反応を気にする様にこれまた各々が辺りを見回し!…
しかしだからと言って誰かがこの話から降りる様子は全く無く!…ある者は
面白い!と…またある者はこれで借りを返せる!と言ったやる気を見せる
そんな表情を浮かべて行くと、次には全員がその返事に頷く!…
ここにチーム・[イツカ]!…チーム・[可愛いもの愛護協会]!…
そしてチーム・[nightmare]による3チーム合同の巨大軍団が出来上がる!…
となるとそれは互いに信頼し合う様にして笑みを浮かべて見せて行くと、次には
こんな話にもなり!…
「…ッ!…よし、じゃあいっその事チームのリーダーも決めない?」
「ッ!…え?…」
それは皆が一致団結してやる気を漲らせる様子を露わにすると、やはり何か
[長]的なモノを決めたくなってしまい!…と、この話をミサカが突如持ち出し!…
何か思わせ振りにチラッと…マサツグに視線を向けてマサツグもそれに気が付いた
様子で反応をすると、戸惑わせる!…一方でそれを機敏に察知したのか?…
ハンドレットもその話に乗っかり始める!…この時自分が立候補する訳でもなく
腕を組んで悩んで見せると、すかさず辞退をするよう言葉を口に!…
「ッ!…それは面白そうですが誰がなるんです?…
…私共は別にデグレアントに対して遺恨等は無いですし?…
それにそんな上に立ちたい!と言った事は無いですし…
…何なら私共としてはご迷惑をお掛けしてしまった事から協力しようと…」
「ッ!?…え、え!?…」
あくまでもこれは罪滅ぼしみたいに考えて居るのか?…面白そうと語る一方、
デグレアントに対して何の執着心も無い!…あるのはマサツグ達に迷惑を掛けた
謝罪の気持ちだけである事を口にすると、上に立てる様な者では無い!と…
申し訳なさそうに語って見せる!…するとそんな即時事態の言葉にマサツグも
戸惑った様子で反応をすると、そのハンドレットの隣ではフェルがハッ!とした
様子で同じく辞退の言葉を口に!…
「わ、私は!…そ、その白い子!…ッ!…ンン!!…
シ、シロちゃん!!…を、ま、守れればそれで!!…」
「私も何方かと言うと脇に徹している方が気が楽だから避けたいかなぁ~?って…
となると残る人もう決まって居る様なモノだけど?…」
フェル曰くあくまでもシロの為!と…アワアワモジモジしながら横目でチラチラ!…
マサツグの頭に未だくっ付いて居るシロの事を何度も見ると、一方でシロもそんな
フェルの視線に気が付いている様子…キョトンとした表情で首を傾げる!…すると
そんなフェルの言葉に更に続くよう言い出しっぺのミサカまでリーダーは勘弁!と
言って見せると、更にマサツグは逃げ場を失い!…何なら推薦をするよう言葉を
口に!…もう一人しか居ない!と笑って語り!…マサツグのその言葉を受けて更に
慌てる反応を見せると、次にはマサツグもハッ!と…ここで逃げ道を見つけた様子で
目を見開く!…と言うのも!…
「ッ!?…ちょ!!…ちょっとま!!……って、あぁ!!…」
「ッ!…何、如何したのぉ~?…
先に言っとくけどギルも駄目だからねぇ~?…
ギルは私の補佐…」
「じゃなくて!!…シロ!!…シロとハティにリーダーになって貰おうって!!…」
この時何か逃げ道を見つけた様な反応を見せるマサツグにミサカも反応!…
その際先に逃げ道を潰す様にギルは駄目!と…あくまでも自身の補佐である事を
主張すると、何としてもマサツグにリーダーを任せようとするのだが!…
それでもマサツグはそこじゃない!と…必死になった様子でその逃げ道に
シロとハティの二人を推薦すると、当然そのマサツグの言葉に面々は戸惑う!…
何ならその話にシロとハティも戸惑って見せる!…
__ッ!!…え?…ッ!…ふぇ?…
「た、確かに俺はデグレアントに幾つか借りがあるが!…
リーダーになるって事は総大将って事になるだろ!?…
自由に動けないじゃん!!…それにこれには他にも理由が有る!!…」
当然この話にシロはマサツグの顔を見下ろし!…ハティも胸にしがみ付き直した
状態でマサツグの顔を見上げ!…一方でマサツグは自身がリーダーになりたくない
一心で必死に言い訳!…まるで我が子を売る様なそんな様子にも見えるのだが、
しかしマサツグなりに一応考えがあっての提案である事を話して行くと、一先ずは
ミサカが肯定!…そのマサツグの言う理由に興味を持った様子で返事をする!…
「…まぁ、そうだね?…」
「て言うのもさぁ、えぇ~っと!?…か、[可愛いもの愛護協会]だっけ?…
ってのは!!…シロ達を守る組織で有って!!…俺じゃないじゃん!!…
だったら俺がなるよりも!!…
シロ達になって貰った方がやる気が出るって話にも繋がるじゃん!?…」
その際意地悪そうにニヤッと口角を上げながら返事をすると、マサツグはそこから
更に続けて言い訳を口に!…と言うのもその例に[可愛いもの愛護協会]の存在を
挙げて行くと、彼らの保護対象は自分じゃない!と…その対象にあるのはシロと
ハティである事を話して行き!…効率的にもやる気的にも!…二人を頭に置いた方が
良い事をとにかく必死に全員に訴えると、そのマサツグの説得に疑問の言葉が!…
ハンドレットが[待った!]を掛ける!…
「ッ!!…ま、まぁ…確かに…そう、では有るんですが?…
…それって設定上大丈夫なんですか?…やっぱりプレイヤーでないと…」
それは自分達のチームの存在理由なのでマサツグの言う事を否定はしないが、
システム的に可能なのか?に疑問を持ち!…と言うのもやはり一番に権限を
持てるポジションであるからプレイヤー限定では無いのか?と…その事から
プレイヤーでないと設定出来ない!…さすがに無理があるのでは?とマサツグに
疑問をの言葉を投げ掛けようとするのだが、そんなマサツグ達の会話に横から
茶々を入れる様にクロエが言葉を!…
「…可能だぞ?…」
「ッ!?…え!?…」
ずっと話を聞いて居た様子でスッと言葉を!…それは否定をする言葉ではなく!…
寧ろマサツグの言葉を肯定する言葉として突如背後から聞こえて来ると、そんな
クロエの言葉に全員が反応!…思わず振り返って確認をする!…するとそこには
椅子に座ってゲンドウポーズをして居るクロエの姿が有り、ジッとマサツグ達の
様子を見詰め!…と、そんな様子を見せて居るクロエに各々驚き!…思わず息を
呑む様な謎の緊張感を感じて居ると、更にクロエはシステムの話を!…改めて
可能である事を説明する!…
「そのチームの長になる条件と言うのはこれと言って規定はない!…
つまりそのシロとハティ!…二人共チームのリーダとして!!…
総大将として設定する事は可能だぞ?…」
「ッ!?…ま、マジですか!!…って、ンン?…」
__…ペラッ…サラサラサラサラ……カッ!…スッ…ッ!…
何でもクロエ曰く!…別に誰をチームのリーダーに置いても構わないらしく、
それがプレイヤーであろうがNPCであろうが規定はない!と…何なら驚く事に
人数制限等の決まりも無いらしく!…マサツグの言っている事は出来る!と…
何ら問題無い様に今すぐにでも手続き出来るよう書類を出すと、そんなクロエの
言葉にハンドレットが戸惑う!…と、同時にふとある疑問を持ってしまう!…
と言うのも先程の話は言うなればプレイヤー同士の間でしか分からない話で、
何故NPCであるクロエに先程の話が分かったのか?と…だがそれ以上は何か
考えてはいけない様なそんな気分に!…一方で何事も無く書類を手に!…
今の話を纏めて一旦は連合チームとしてクロエが処理をして行くと、申請は
直ぐに通った様子!…後は各チームの代表の署名を求め始める!…
「…これで同盟の手続きは出来た!…
後はお前達それぞれの代表が1名づつ署名をするだけだ!……さぁ!…」
__ッ!……ッ…スッ…
そこには既にクロエが大体を代筆した様子でそれぞれチームの名前やそのチームに
所属する人数等が!…そしてその書類の一番下の方にそれぞれのチームを代表する
人物の名前を書く欄が空いて居り!…それを見せる様にしてクロエは署名を求め!…
一方でいきなりの展開に各々も思わず戸惑った様なそんな反応を見せるのだが、
次には指示し従う様にまずはハンドレットがペンを手に取る!…そして自身の名前を
書いて行く!…するとそれに続いてハンドレットからペンを受け取ると、今度は
ミサカが書類にサイン!…そしてサインし終えた所で最後にマサツグ!…となると
マサツグもサインして行き!…その際チームのリーダーがちゃんとシロとハティで
ある事も確認すると、申請は本当に通る!…これでギルド公認の同盟となる!…
__サラサラサラサラ…コトッ…ふわぁ…ッ!!…
「……ふむ、これで同盟完了!…さて、これからどんどん忙しくなるな?…」
__ッ!……フッ…そうですね!…
マサツグが名前を書き終え書類の横にペンを置き!…すると書類は独りでに浮き…
その目の前に座っているクロエの方へ向かって飛んで行くと、クロエもそれを
ちゃんとキャッチ!…記入漏れがないかを確認する!…そしてない事を確認して
同盟が結ばれた事を口にすると、同時に3人に言葉を!…それはここからが本番!
とばかりに話して行き!…忙しくなる事をニヤッと笑いながら口にすると、
マサツグとミサカとハンドレットが同時にピクッと反応!…そして同じ様に笑みを
浮かべながら返事をするのであった!…
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過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
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カクヨム様にも投稿しています。
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