どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第七章-ウィンタースノー連邦-霊峰ウルフハウリング・後編~デグレアント帝国・前編-

-第七章六十五節 巨大な罠と空飛ぶ炊飯器と都市の研究所-

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周りが慌ただしく戸惑い冷静な判断力を失いそうになって居る中、マサツグが

刀に手を賭けると更に腰をスッと落とし!…と、その様子に気が付いた者達も

ハッ!として!…次には察したのか徐にその玄関口から離れて行くと、マサツグも

呼吸をゆっくりとする!…抜刀の構えを露わにする!…それはもう自然な流れで

閉じられた玄関口を斬ろうして行くのだが、同じくそれに気が付いたミサカが

ハッ!と反応するなり更に慌ててマサツグを止め出し!…


「…ッ!?…ま、待って!!!…

そのするって!!…」


「ッ!?…ちょ!?…ウェ!?…」


と言うのもミサカが言うにはその閉じられた玄関口が言わば信管になって居る!と、

となるとそれを聞かされたマサツグも勿論戸惑い!…すると次にはピクッと反応を

するなり集中が切れてクルッと振り向き!…さっきの言葉が事実かどうか?…

それを確かめる様に視線で!…表情でもミサカに質問をする様なそんな様子を露わに

すると、ミサカもそんなマサツグに対して肯定をする!…続けてこの町の状況に

ついて話をする!…


「…何でもこの街は今地雷みたいな状態になっているらしい!…

起爆条件は!!…或いは!!…

そして地雷化の条件って言うのが事で!…

…私達がまんまと罠に掛かったって訳!!…

だから無理に扉をぶち破ろうモノなら!!…」


ミサカが言うには今この街は地雷によく似ている状況らしく、言わば今現在

進行形で地雷を踏み続けている状態!と…そして慌てながらも続けて事情を

説明して行き!…起爆条件から発動条件まで!…とにかく今分かっている事を

その運営から送られてきたメールに目を通しながら話して行くと、改めて

自分達がその罠に掛かった事を口に!…そしてマサツグに思い止まるよう

警告をする!…するとそれを聞いてマサツグも徐々に構えを解いて行くと、

面倒!とばかりに舌打ちをし!…


「…チッ!!…面倒な条件だなぁ!!!…

…となるとぉ、このままジッとしてるしかないって?…」


当然時間がない中でこんな罠に掛かった事で苛立ちを隠せず、それでもとにかく

抜刀しそうになった刀を仕舞い!…そしてミサカに当たっているつもりはない

のだが、それでも質問を口にし出し!…と言うのも勿論この状況を待つしか他に

無いのか?と確認をして行き!…その質問に対してミサカも戸惑い気味にその

運営から届いたメールを更に確認して見せると次には打開策もあった様子で!…

ハッ!とした具合に返事をする!…


「…ッ!…いや、一応ちゃんとした脱出方法があるみたい!!…」


「ッ!?…何と!?…」


それは嬉々とした様子でありつつも安堵するそんな反応を露わにすると、簡潔に

脱出方法はある!と言い…となると同じくその運営からのメールを確認していた

ハンドレットもピクッと反応をして見せ!…と言うのももはや自分の読破力では

ミサカに追い付かない事を悟り!…メール画面を閉じてミサカの指示に従い!…

その脱出の手段を探す姿勢をスッと見せると、ミサカも運営が協力的である事を

口に!…何なら運営も現在進行形で苦労している事を更に語る!…


「…如何やら運営さん達も私達に協力的みたいだよ!…

如何やらこれを仕掛けたのが件のハッカーらしくて!!…

運営でも今これを何とか解除出来ないか!?って躍起になってるみたい!!…

けど如何やらプロテクトが何重にも掛かってるみたいで!!…

解除するのにまだまだ時間が掛かる!…

だから今分かっている情報だけでも!って事で!!…

このメールを送って来たみたい!!…で、その解除条件なんだけど!!…」


この都市の巨大地雷化システムを仕掛けたのが件のハッカーである事を明かして

行くと、運営からの救助も時間が掛かる!と言って助けが見込めない事を話し!…

しかしそれでも何とか突破する方法は記してくれて有った様子で!…一通り運営

空のメールの内容を話した所で!…ミサカが本題に!…その話を今まさにしよう!

として居ると、次に瞬間何処からともなく爆発音が!…と、同時に奇妙な飛行?音も

耳にする!…


__ボカアアアァァァァァン!!!!…ッ!?!?……ヒイイィィィン!!!…


「ば、爆発音!?…もう時間が経ったって!?…てかこの音は一体?…」


それはマサツグ達の居る場所からそう遠くない場所で爆発が起き!…と、同時に

各々がその爆発に対して機敏に反応を示す訳で!…そしてまるでジェットエンジン

でも動かして居る様な飛行音も聞こえ始め!…結果混乱が混乱を呼ぶ事になり!…

マサツグもその二つを耳にして!…頭の処理が追い付かないそんな反応を見せて

居ると、ミサカも驚き戸惑う様にして言葉を!…爆発が早過ぎる事を口にする!…


「ッ!?…じ、時間的にはまだまだ余裕がある筈!?……ッ!!…

…それよりも気を付けて!!……何か!…何か近付いて来る!!…」


この時勿論慌てた様子で辺りを見回し!…そしてまだ時間じゃない筈!と言った

言葉を口にして行くと、次にはこれまたハッ!と気が付いた反応で目を見開き!…

それはマサツグにも聞こえているあの飛行音も耳にしたのか?…何なら近付いて

来ている様に聞こえるらしく!…部隊全体に注意を呼び掛けるよう!…とにかく

慌てて身構える様なそんな素振りを見せて居ると、次にはその飛行音の元凶が

姿を現す!…となると更に面々を驚かせる事態となって行く!…と言うのも!…


__ヒイイイイイィィィン!!!…バシュウウゥゥゥ!!!…ボボボボボッ!!!…


「ッ!?…なっ!?…何!?…」


マサツグ達の目の前に現れたのは町に建っている家々を薙ぎ倒しながら前進する

巨大な炊飯器で!…恐らく頭と思われる物も付いて居れば、スラスター三つで

浮遊しており!…もっと分かり易くその見た目を例えるなら某・機動戦士の外伝作に

出て来るアプ○ラスの様な!…とにかく世界観が完全崩壊!…知って居る者達も

その登場の仕方に戸惑い!…口をあんぐり開けて絶句する様なそんな反応を露わに

すると、目を点にする!…勿論マサツグも言葉を失う!…いや正確にならない様子で

戸惑って居ると、その巨大炊飯器は構わずマサツグ達に向かって突っ込んできて!…


__ヒイイイイイィィィィィィンンン!!!!…ッ!?…


「ッ!?…た、退避ぃ~~!!!」


その際まだ救いだと思えるのはそのマジモンのアプ○ラスより小さい事で!…

本物が約全長25mとするなら、今目の前に居るのは約6~7m位の大きさで有り!…

それはちょっとしたワイバーン程度の大きさなのだが、やはり巨大な炊飯器で

ある事には変わらず!…とにかくそんな鉄の塊が迫って来る!…となると更に

混乱を来し!…ミサカもとにかくその迫って来る巨大な炊飯器から逃げるよう

全体に指示を出すと、一方でモツが興味深そう!…いや!…目を輝かせながら

その空飛ぶ炊飯器を見詰め続ける!…


「ッ!?…ちょ!?…こ、これは!?…ア、アプ○ラス!?…

…ヤベェ!!…こんな時だってのに!…ちょっとワクワク感が!!…」


それこそまるで玩具を見つけた様なそんな目で空飛ぶ炊飯器を見詰めて行くと、

さも真っ向から勝負を仕掛ける様に前へと踏み出し!…その際危機感も無く

好奇心に満ちた言葉もポロッと漏らし!…となるとそんなモツの様子にマサツグも

ギョッ!と…途端に慌ててモツにツッコミの言葉を口にして行き!…続けて

バッ!と手を伸ばして何処かへ行こうとするモツの手を掴んで見せると、

そのまま引っ張って逃亡を図る!…この時勿論シロとハクの事も忘れていない

様子で声を掛ける!…


「ッ!?…ンな事言っとる場合か!?…逃げるぞ!!!…

…シロとハクもついて来い!!…」


「「ッ!!…は、はいです!!」」×2


するとシロとハクもマサツグに呼ばれた事で途端にピクッ!と反応をすると、

慌てて返事をしてはマサツグの後を追い駆け!…それこそマサツグに呼ばれる

までの間は完全困惑!…今まで見た事のない物が目の前にあり!…二人揃って

如何反応したら良いのか分からない様子で見詰めて居たのだが、こうして

呼ばれた事で無事退避!…すると暫くしてその炊飯器がマサツグ達の乗っていた

玉座へと衝突する!…


__ヒイイィィィン!!!…ッ~~~!!!…ガシャアアァァァァンン!!!!…


「ッ!?…お、おいおい!!…そのまま突っ込んだってのかよ!?…」


幸い衝突したのはちゃんと全員が退避してから!…そして玉座を後にする

マサツグ達の背後からはまるで交通事故でも起きた様な衝撃音が聞こえ!…

と、そんな音が聞こえて来た事でマサツグも勿論戸惑いを露わに!…何なら

振り返る事は一切無く!…そのまま部隊から離れてその不気味な炊飯器から

距離を取ろうとして行くと、一方でヘイト注意は如何やらマサツグに向いているのか?…

玉座を押し退けて更にマサツグ達を追跡する!…


__ズゴゴゴゴゴ!!!…ガシャアアァァァン!!!……ヒイイィィィン!!!…


何なら玉座とぶつかった事で一度はその動きを止めるのだが、全く問題無い様子で

再度動き始め!…そして町の中へと逃げようとするマサツグ達を頭部ユニットが

ロックオン!…まるでチラ見する様に視線を動かし!…マサツグの姿を見つけるなり

旋回してまた追跡を開始して行くと、その異変に気が付いたのかシロとハクが

振り返る!…そして先程の空飛ぶ炊飯器が追っかけて来ている事に驚いて見せる!…


「…ッ!?…ご、ご主人様ぁ!?…」


「さ、さっきの鉄の塊!!…コ、コッチに向かって来てるです!!!…」


「ッ!?…ちょ!?…はあぁ!?…な、何で!?…如何してぇ!?…」


それはシロが慌てた様子でマサツグを呼び、ハクがそれに続けて何が起きている

のか?をマサツグに伝え!…勿論自分達の目を疑う様にしてその事をマサツグへ

訴えて行き!…となるとそれを聞いてマサツグも当然慌てる!…一体何が起きて

いるのか全然頭が追い付かず!…とにかく何故を追っているのか?と…

慌てながらも冷静に考える様子を露わにすると、直ぐにその答えは出て来る!…

と言うのも際程まで自身が乗って居た物を思い出す!…


__ヒイイイィィィン!!!…ズダダダダダダダ!!!!…


「ッ~~~!!!…クソッ!!…何で追って来!!……ッ!!…」


{…これってもしかして俺狙い!?…何ならさっきまで玉座に座ってたし!!…

あのデカい炊飯器も玉座に向かって突進して来た!!…

…これって俺を取れば終わると思って居る!?…となると!!…}


と言うのも言わずもがなマサツグ達が乗って来たのはあの禍々しい形をした

玉座を乗せた山車であり、その禍々しい玉座に座っていたと言う事はつまり!…

となると必然的に誰を追い駆けて来ているのか?も明確になり出し!…

何なら空飛ぶ炊飯器に追われながらも、マサツグは徐々に冷静さを取り戻し!…

自身が狙われている事を自覚すると、次には心の中で如何するか?を考える!…

そしてマサツグの中で必然的にそれが正しい結論!と策が出る!…すると!…


__ズダダダダダダダダ!!!……パッ!!…ッ!?…トトトッ!!…


依然マサツグ達の背後からは空飛ぶ炊飯器が道幅ギリギリに追い駆けて来ており、

一向に止まる気配を見せず!…と、そんな炊飯器が追い駆けて来ていると言うのに

ここでマサツグがある行動を!…と言うのも徐に引っ張っていたモツの手をパッと

放し!…放されたモツも途端にバランスを崩してよろけてそのまま転けそうに

なると、その背後を走っていたシロとハクも驚いた様子で脚を止める!…すると

結果三人をマサツグが置いて行く!…となるとそんな突然の事にモツも驚き戸惑って

見せると、言葉を漏らし始め!…


「ちょ!?…え!?…」


「モツゥ~~~!!!…シロとハクを頼む!!!…

…ここは任されたああぁぁぁ~~!!!!」


__ズダダダダダダダ!!!!…ッ…クルッ…ヒイイイィィィン!!!…


当然それは納得が出来ない様子でマサツグを見詰め!…一方で手を放して置いて

行ったマサツグはと言うと、そのままその場を後にして行き!…それは炊飯器の

ヘイト注意を請け負った様子で言葉を残して町の中へ!…となると土地勘も無い町の

中へと姿を消して行った事で更にモツ達は戸惑い!…しかし一方で声を掛けよう

にももうその姿はなく!…ただ取り残される様にしてモツ達が困惑してその場で

固まり続けて居ると、一方で空飛ぶ炊飯器はマサツグの読み通り!…モツ達を

直前にして旋回をする!…そして一切目もくれずにマサツグの事だけを追い掛けて

行くと、残されたモツ達としても勿論戸惑う訳で有り!…


「ッ!?……と、とにかくよっと!……え?…どうしよっか?…」


「…ッ!!…ご、ご主人様を追い駆けないと!!…」


良く分からないままに危機を切り抜け?…とにかくモツも体勢を立て直して戸惑う

様子を露わにすると、今度は思わずシロ達に如何しようか?と尋ねる始末に!…

となるとそんなモツの問い掛けに対して二人も呆然と立ち尽くす!…それはシロ達も

突然の事で何が何だか分かって居ない様子であり、だがそれでもハッ!と我に返って

次にはマサツグの救助を口に!…それこそ慌ててマサツグを追い駆ける様にシロが

モツに言うのだが、ここでタイミングが悪く妨害!…ではなく!…ミサカの念話が

頭の中で聞こえ出す!…


〈…こえる?…聞こえる!?…〉


「ッ!!…この声は…ミサカ!?…てかこれって!!…」


それこそマサツグを助けに向かう流れに待った!を掛ける様に…突如頭の中で

声が聞こえ出した事でモツ達が途端に動きをピタッと止めると、その念話からは

ミサカの声が!…その際まずはちゃんと繋がっているか?を確認するよう言葉が

聞こえる!…するとその念話の主がミサカである事にモツ達も気が付くと、

ミサカである事を確認!…そして戸惑いながらも更に念話であるかどうか?を

続けて確かめ!…ミサカもそれに答えるよう更にモツ達に語り掛けると、用件を

手短に話す!…モツ達にお願いをして行く!…


〈今念話の出来る子を通して話しをしてる!!…

…その様子だとマサツグ君とは離れてしまったみたいだね!…

…仕方がない!!…いい?…

簡潔にココを突破する方法を説明するから聞いて欲しい!!…〉


その際如何やらミサカ達の方でも全員無事の様で、無事モツと連絡が取れた事に

安堵するよう!…だがマサツグがその場に居ない事も直ぐに察した様で!…

すると次には一旦何かを諦め出し!…続けて要件であるここからの脱出方法に

ついてモツ達に話そうとして行くと、モツがそのミサカの言葉に引っ掛かりを

覚える!…何なら先程の諦める様な言葉に如何にも意図を感じてしまう!…

となると今度はそのマサツグの事について直球に如何するのか!?と尋ね出すと、

勿論置いては行けない事を口に!…


「ッ!?…い、いや待て!!…ヤブは如何するつもりだ!?…

このままって訳には行かない!!…」


〈それは勿論分かってる!!…けど同時に事も動かないといけないんだ!!…

だから今こうしてマサツグ君にも念話を飛ばし続けてる訳なんだけど…

何故か全然繋がらない!!……一応この後もずっと鬼電するつもりだけど!…〉


それは別にミサカの事を信用していない訳では無いのだが、緊急事態である以上!…

ふと何か不信感と言うか疑問の様なモノを感じてしまい!…するとモツの問い掛けに

対してその念話の向こう側のミサカも当然慌てて居り!…モツの問い掛けに対して

分かって居る!と…と、同時に何故かマサツグにその念話が通じない事を訴え出す

と、更に慌てる!…しかしそれでも諦めるつもりは毛頭ない事をこれまた話す!…

その際続けてマサツグに鬼電を仕掛ける事を口にすると、それを聞いたモツも思わず

戸惑ってしまい!…


「ッ!?…お、鬼電!…ま、まぁそう言う事なら…

…じゃあここを突破する方法っているのは?…」


だがミサカを信用するに値した様子で話しを続け!…とにかくミサカに返事を

して行き!…改めてここを脱出する方法についてミサカに質問を口にすると、

ミサカもそのモツの問い掛けを受けて今度はピクッ!と…それは念話越しでも

分かる位に軽く吐息を漏らして行く!…そして途端に先程運営から届いた

メールを引っ張り出すと、そこに脱出方法が書かれて有る事をモツに話し!…


〈ッ!…さっき運営からメールが送られて来たよね?…

そこにはここを突破する方法が書かれて有ったんだ!…

…何でも相手も運営を馬鹿にしているみたいで…

これも一種の遊び感覚で仕掛けたバグの一種らしい!…〉


と、同時に相手の意志が伺える事も書かれて有った様子で!…如何やら相手は

とことん調子に乗っているらしく、運営を馬鹿にしている!と…そして運営も

そんなハッカーに対して苦戦を強いられている事をミサカが続けて語って行き!…

となると何故こんな話をし出したのか?…その理由を語る様にこの都市全体の

システムも!…その運営を馬鹿にする過程で生まれたバグである事を!…

つまりは今自分達はそんな下らない事をするハッカーの!…流れ弾に当たって

しまった事をミサカが更に語って行くと、次にはそんな話を聞かされたモツも

その者の思考回路の理解に苦しむ!…件のハッカーに対して呆れる様なそんな

態度を露わにする!…


「ッ!?…もう何が何だかって話だな!…それで?…」


一体何がしたくてこんな面倒事に巻き込まれているのか、ほとほと呆れる様に

言葉を零し!…が、結局のところそんなハッカーの話など如何でも良く!…

ミサカに如何したら良いのか?を続けて聞き!…ミサカも直ぐにその話の続きを

説明する様に語り出すと、解決策をモツに話す!…要はそのバグを修正したら

この異常事態も何とか出来る様になるらしく、そのバグの排除に当たってくれ!と…


〈それでそのバグを修正するに当たって!!…

この街を管理するAI!…それを討伐するだけで良いらしい!!…

そして標的の座標は町の中央にあるあのデカい研究施設に居るらしくて…

見た目と言うか何と言うか…とにかく見たら一発で分かるらしい!!…

私達も部隊を纏めてそっちに向かうけど!!……気を付けて!!…

如何やらさっきのは氷山の一角みたい!!…

まだ他にもあんな世界観ぶっ壊しモンスターが居るみたいだから!!…〉


「ッ!!…それは…有り難いやら悲しいやらと言った情報だな?…」


何なら場所も既に分かっている様子で話しを続け、場所は都市の中心!と…

そこに在る巨大な要塞の様な研究施設に在るらしく、そのバグの見た目も

一発で分かる!と話し…その際ミサカ達もそっちへ向かう事を更に続け!…

その道中で何やら!…やはり警戒すべきモノが居る様なそんな事を口にすると、

それを聞いたモツがさも攫われた大統領の娘を助けに来たエージェントの様な

反応を!…皮肉めいた言葉を口にする!…


さてそうなると今度は同じく話を聞いて居たであろうシロとハクの事なのだが、

案の定マサツグが走って行った方を見詰めて居り!…


「……ッ…」


それはマサツグを追うか先程の話に従うかで悩んでおり、宛ら餌を前にして

オロオロとする子犬のよう!…そしてチラチラと互いを見合い如何するか?と

言った困惑の表情を浮かべて見せ、落ち着きがない様子も露わに!…もはや

正常な判断も出来ない感じで右往左往し続け!…その様子にモツも案の定!と…

思わず苦笑いをする様なそんな表情で二人の事をチラッと見ると、次には二人を

説得する!…バグの対処を優先する!…


「…シロちゃん!…ハクちゃん…だっけ?…

とニッカうこれもマサツグを助ける為だと思って!!…

そのバグの対処に当たって行こう!!…

…上手く行けばあのデカ物もヤブの事を追わなくなる筈!!…」


この時モツがシロとハクを呼ぼうとすると、ハティの名前がハクに変わって

いる事をハッ!と思い出し!…となると次には恐る恐る名前を確認をする様に

ハクの名前を口に!…そして改めて自分達も対処に向かう!と…先程のバグを

優先する様に!…これがマサツグの助けになる事も更に話すと、あの空飛ぶ

炊飯器がさも操られているよう語る!…するとそれを聞いてシロとハクも

ピクッ!と機敏に反応をする!…


「ッ!!…も、本当ですか!?…」


__パアアァ!!!…ッ!?…ッ…


宛らその時のシロとハクの反応と言うのは暗転に光が差した様な!…とにかく

パアッ!と明るい表情を揃って浮かべ!…モツの顔を見上げて何か期待する様な

そんなピーカブーな構えも露わにすると、そんな二人の視線?にモツも…

いや、天真爛漫な二人の態度に戸惑って見せる!…それは今までちゃんと二人を

直視した事が無いからであって、改めてそんなキラッキラの表情を向けられた事で

大人モツは戸惑い!…


「…ッ!!…あ、あぁ!…話を聞いた限りではな?…

…それにアレはそう簡単にくたばるような魂じゃねぇよ!…

…だって、よく考えて見な?…

シロちゃんとハクちゃんが二人掛りでも捕まえられない!…」


別に嘘も言って無いし疾しい事も考えて居ないが、それでも何故か直視出来ずに

思わず視線を逸らしてしまい!…それでも二人を説得する様に言葉を続け!…

その際とにかくマサツグが頑丈である事を口にすると、改めて考えもするよう

シロとハクにある話をする!…と言うのも二人でマサツグに挑んだ時の話を

語り始める!…この時も二人揃って結局敵わなかった事をモツが話すと、二人も

ハッ!として納得する様なそんな反応を露わに!…


__ッ!!……チラァ?…


「…本当に人間なのかすら怪しい奴なんだぜ?…ヤブは?…

それにいざとなったらヤブだってアレを相手にする位訳はない筈!!…

…となると俺達が優先すべきは!!…」


と、その際互いに目を見開き顔を見合わせ反応を確認!…そこで自身と同じく

互いに納得し合っている様子をチラッと見て、一方でモツはマサツグ事を

恨んで居るのか?…マサツグの事を怪物と語る様に!…あれ位訳はない!と

言って話を纏め!…最後に自分達に出来る事を口にして徐に視線を動かして

見せると、それはシロとハクに向けてではなく!…恐らく中央にある件の

研究所らしき物に目を向ける!…


__チラッ…ッ!…チラッ…


「あそこに有るって言われてるバグの抹消だ!!!…

…それに上手く事が進めば褒めて貰えるかもしれないぞ?…

…マサツグに?…」


するとシロとハクもそんなモツの視線に気が付いた様子で同じくその方向に

視線を向けると、同じ物を目にし!…するとモツもそれを理解してかアレが

標的!と二人に話し!…そこでやらないといけない事を更に語り!…シロと

ハクにやる気を促す様に!…マサツグが褒めてくれるかもしれない事を唆すと、

更にシロとハクはピクッ!と反応!…思わずそれを想像したのか尻尾を振る!…


{シロ!…ハク!…よくやったな!!…}


__ッ!!!……パタタタタタ!!!…ッ…


それは効果が上々であった様子でシロとハクはピーカブーのまま戦意向上、

思わず笑みを浮かべて上の空!…一方でそんな二人の様子を見てモツも自身で

言っておきながら思わず二人に不安を覚え!…と言うのも何でもマサツグと

絡めてしまえば二人は!…本当に簡単に色々とやってしまいそうに思えて

しまい!…それは子供特有?の危うさの様に感じられ!…大人としてこれは!と、

責任も一緒に感じて以降この手を使うのは控えよう!と心に決めてしまうと、

改めて気も取り直して行く!…そしてシロとハクに声を掛ける!…


「…じゃあ!…ちょっとでも早くマサツグの負担を取り除く為に!…

ちゃっちゃとこの訳の分からん状態から脱出するか!!…

…ミサカからの話だと見たら一発で分かるらしいけど?…

…まぁとにかく!!…辺りに警戒をしながら進んで行くぞ?…二人とも!!…」


「「ッ!!…おぉ~!!…はいです!!!」」×2


特にまたマサツグの事を言って先を急がせようと考えた訳では無いのだが、自然と

マサツグの名前が出てしまい!…するとその言葉に反応して居化しろとハクは

我に返り!…その視線をモツに向け!…まるで命令を待つよう真っ直ぐな視線を

向けて行くと、一方でもモツも気付いて居ない様子で先を行こう!と…と、同時に

疑問も漏らして行く!…と言うのもそれは当然件の原因であるバグが一体どんな

見た目をしているのか?が分からないと言う事で、どう判断すれば良いのか?と…

だがそんな事を気にしている時間すら次には惜しく感じられ!…とにかく三人は

研究所に!…辺りに警戒をしながら他の面々との合流を計って行くと、一方では!…


__ヒイイイィィィン!!!…ズダダダダダダダ!!!!…


「ッ~~~~!!!…うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ~~~!!!!…

コ、コイツゥ~~~!!!…いつまで追って来るんだアァァァ~~~!!!!…

…クソッ!!!…早く、どっかで!!…ッ~~~~!!!…

コイツを撒く方法を考えないとぉおおぉぉぉ~~~~!!!!」


未だ現在進行形で空飛ぶ炊飯器に追われており、見知らぬ街で一人パルクール

みたいな事をして逃げ続け!…だが当然ずっと逃げ続けるにしても限度があり!…

マサツグ自身もそれを感じつつ!…後ろから追って来る炊飯器に戸惑いながら!…

如何やって逃げるか?を叫びつつ辺りを見回し更なる逃走経路を見つけて行くと、

同時に仲間達との偶然の再会も警戒する!…とにかく色々と思考を働かせ逃げ

続けるのであった!…

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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

私のスキルが、クエストってどういうこと?

地蔵
ファンタジー
スキルが全ての世界。 十歳になると、成人の儀を受けて、神から『スキル』を授かる。 スキルによって、今後の人生が決まる。 当然、素晴らしい『当たりスキル』もあれば『外れスキル』と呼ばれるものもある。 聞いた事の無いスキル『クエスト』を授かったリゼは、親からも見捨てられて一人で生きていく事に……。 少し人間不信気味の女の子が、スキルに振り回されながら生きて行く物語。 一話辺りは約三千文字前後にしております。 更新は、毎週日曜日の十六時予定です。 『小説家になろう』『カクヨム』でも掲載しております。

おばさん冒険者、職場復帰する

神田柊子
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アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。 子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。 ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。 さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。 生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。 ----- 剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。 一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。 ----- ※小説家になろう様にも掲載中。

おっさんが雑魚キャラに転生するも、いっぱしを目指す。

お茶飲み人の愛自好吾(あいじこうご)
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どこにでも居るような冴えないおっさん、山田 太郎(独身)は、かつてやり込んでいたファンタジーシミュレーションRPGの世界に転生する運びとなった。しかし、ゲーム序盤で倒される山賊の下っ端キャラだった。女神様から貰ったスキルと、かつてやり込んでいたゲーム知識を使って、生き延びようと決心するおっさん。はたして、モンスター蔓延る異世界で生き延びられるだろうか?ザコキャラ奮闘ファンタジーここに開幕。

なんとなく歩いてたらダンジョンらしき場所に居た俺の話

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岩崎理(いわさきおさむ)40歳バツ2派遣社員。とっても巻き込まれ体質な主人公のチーレムストーリーです。

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