どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-

‐第八章十九節 飛び出す姉妹とGK・オリハと二人目の魔王!…-

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さて漸くリーナを救助する事に成功した一方で、マサツグの与り知らない所では

マサツグの死カウントダウンが始まり!…そして今だリーナは放心状態で

戸惑い続け!…マサツグに抱えられたまま何も出来ない様子を見せて居ると、

これまたグラトニアがそのリーナの状態について更に究明!…続けてマサツグに

質問をする!…と言うのもこのままでは逃げる事も叶わない!と言った事を

口にすると、何とかしてリーナを正気に戻す事を考え!…


「…と、とにかく騎士様を如何するつもりよ!!…

このままここに放置する訳には行かないでしょ!?…

…それにこの調子だとやっぱり!!…時の闘士様が何かをしたんじゃ!?…」


「ッ!?…えぇ!?…お、俺ぇ!?……ッ…

…た、確かにキスがどうのこうのとかって言ってたから…

リ、リーナにキスはしたが!…」


それは何も無ければ当然こんな状態にならない訳で、この時一番に原因が

考えられるのはマサツグ!と…その際ダグレスも勿論原因として考えられなくも

無いのだが、グラトニアが一人勝手にそう言って犯人を決め付け始め!…

それこそ自分達が来る前に何をしたのか?について質問をして行き!…マサツグも

いきなり犯人扱いされた事で驚き戸惑い!…それでもリーナを助けるに当たって

自身がやった事を口にすると、次にはやった事がやった事?なので…それを聞いて

またモツ達が困惑する事態となってしまう!…


「なるほどなぁキスなぁ……ッ!…は?…ちょと待て?…キス?…」


その際モツもマサツグの事を信じた様子で普通に救出した!と考えていたモノ

なのだが、まさかの単語が出て来た事で途端に戸惑い!…それこそ最初は何も

考えずに相槌の言葉を口にするよう!…だがしかしそのマサツグの言葉に

疑問を感じ!…次には若干間を開けてから言葉を零し!…一体如何言う事

なのか?とばかりにその単語を口にすると、マサツグもそれに対して反応!…

更に説明を続けて行く!…


「ッ!…え?…あ、あぁ~…

余りにもキスが如何たらこうたら言って言う事を聞かなかったから…

やったら落ち着くかなぁ~って…そしたらこうなって…」


__………。


「…え?…え??…」


と言うのもそのマサツグの様子から見て何も考えずにやった事が伺えると、

やったのは咄嗟!…或いは反射的にやったのだな?と言う事が分かり!…

しかしまぁ故意である事には変わらない訳で!…となるとその話を聞いて

モツとグラトニアが絶句し出し!…特にグラトニアが口をあんぐり開けて

呆れて見せ!…モツも頭を抱えて何をして居る!と言ったこれまた違う

呆れ様を露わにすると、マサツグがそれを見て困惑!…また戸惑って見せて

行く!…さてそうしてもはや珍事と言っても過言ではない事をやって居ると、

一方で玉座の方ではまた別の負の感情が渦巻き!…


__ゴゴゴゴゴゴゴ!!!…


この時はまだ完全にマサツグの死を諦めていない母親二人!…それは玉座から

見下ろす様な形では有るのだが…未だミサカ操る大男の騎士に捕まったままの

シロとハクの二人に目を向けると、そこには何か怨念?…或いは怨嗟?…

とにかくトンデモナイ負の感情を内から放つシロとハクの姿を見つけて行く!…

そして自分達でも如何にも出来ない事を悟ってしまうと、次にはくまさんは

諦めた様子で言葉を零し!…


「…あぁ~…まぁ~ちゃん、これ如何するつもりなんやろ?…」


「…ティナ!…ハティ!…気持ちは分かりますが駄目です!!…

その感情に飲まれてはいけません!!…」


一方のグレイスは我が娘ながら闇落ちしてはいけない!とばかりに訴え懇願!…

が、そのグレイスの言葉は如何にも二人に届いていない様子で有り!…

そして沸々と何か黒いモノを二人は依然として放ち続け!…そしてやはり

マサツグと一緒に居る影響からか?…遂にはミサカの警戒が解けた所を

一気に狙う様に!…機敏かつパワフルにその騎士達の拘束から逃れて見せると、

ミサカもそれに反応出来ずにシロとハクを取り逃がす!…となると大脱走劇の

始まりを迎える事となってしまう!…


__……ギュンッ!!…ンバッ!!…ッ!?!?…


それは静かに捕まっている騎士の両肩にスッと手を伸ばして行くと、次には

悟られないよう子供ながらの瞬発力を活かし!…と、次には一瞬で腕に力を

入れては一気に這い出て!…この時その拘束の仕方もただの抱っこであった為!…

まるでスポンッ!と抜ける様に!…シロとハクが揃ってその騎士の拘束から

逃れて行くと、そのまま受け身を取る様に地面を転がり!…そして態勢を

整えるなり脚力にモノを言わせて駆け出して行く!…となるとその脱走振りに

母親二人も当然驚きを露わに!…更にはミサカもそのフェンリル(子供)の余りの

瞬発力に戸惑って見せ!…


「ッ!?…あっ、しま!!…」


ごぉ~しゅぅ~じぃ~んん~さぁ~まぁ~~せぇ~んん~せぇ~いぃ~!!!!」×2


油断をしていたが為に取り逃がしてしまった事にこれまた慌て!…

が、幾ら慌てた所で時既にお寿司!…当のシロとハクはもう帝都の玄関前にまで

飛んで行き!…それは間違いなくマサツグの事を懲罰しに行くのが目的で有り!…

恨めしそうにマサツグの事を呼びながら!…一陣の風のなったよう真っ直ぐ

マサツグの元へと飛んで行くと、一方で取り逃がしてしまった事でミサカも頭を

抱えて悩み始める!…そしてここでくまさんとグレイスももう駄目だ!とばかりに

祈り始める!…


「…あぁ~もう!!…取り逃がしちゃったぁ~~!!…

…えぇ~…如何しよう?…策が無い訳じゃないけどぉ~?…」


__……ッ…


その際ミサカは二人が脱走したにあたって策が無い訳では無い事を口にするが、

その策を使うか使わないかで悩んで見せ!…と、一方ではもう死んでしまった際

安らかに眠れるよう母親二人が鎮魂?を願い…と言うのも言わずもがなそれは

勿論マサツグに向けての祈りで有り!…くまさんは諦めて祈っており…グレイスも

その祈る様子を見て誤解をした具合に同じく祈る様子を露わにすると、マサツグの

無事を願う!…それぞれ思惑の違う祈りを捧げて行く!…この時二人共無宗教

ながらも何か見様見真似で祈るそんな様子を見せて居ると、くまさんは心の中で!…


{…せめて…せめて苦しまずに一撃で旅立てるよう祈ってやろう!…

…まぁゲームの中だし?…直ぐにリスポーンして来るとは思うけど…}


{マサツグ様が無事でありますように!!…

マサツグ様が無事でありますように!!…

マサツグ様が無事でありますように!!…}


__ブツブツブツブツッ……ッ?…ッ??…


地獄は免れない!と決め込み想像をして居る様で、せめて苦しまないよう一撃で

逝けるよう願いを!…と言うのもゲームの中だから然程心配もしていない様子で

アッサリ構え!…何なら直ぐにリスポーンをして来る事を踏まえており!…

これも一つの良い経験である様な!…違うマサツグの思い様を見せて居ると、

隣では必死にグレイスがマサツグの無事を祈り!…それこそ言葉でボソボソと

出て来る位に切に願う!…となるとその言葉が聞こえて来てくまさんもピクッと

反応をすると、思わず戸惑いを感じ!…と、一方で飛び出して行った二人は一気に

帝都内を駆け抜けて行き!…


__バシュンッ!!…バシュンッ!!…ワアアアアァァァァァァァ!!!!…


この時当然その必死に戦っている面々の様子を二人は目にする事になり、

そして同時にこれが戦争である事を重々理解する事にも繋がって行き!…

そこには怒号や怨嗟の声が辺りに響き!…更には剣戟音や爆発音など!…

ありとあらゆる物騒な音が!…自身の耳の中に飛び込んで来るよう嫌と言う程

聞こえて来ると、如何にも不安を覚えてしまう!…それこそ先程の嫉妬心も

忘れる位に本当に無事であるかどうかを考えてしまう!…


__ドゴオオオォォォォォォォ!!!…ッ!?…ッ!?!?…


{…な、なんですか…ここ!?…さっきのお外と全然違う!!…

…すっごく嫌な気分なのです!!…何かがに纏わり付く様な!?…}


{…いつもの聞き慣れた筈の音なのに…ッ…怖い!!…

…如何して?…如何してこんなに怖いのです!?…}


それはある意味で日常的な音とも言えるのだが、この場に

おいてはそんな日常的な音は一切聞こえず!…何なら先程映像で無事で

ある事を確かめたにも関わらず!…まるで全身を苛む様にして不安を感じ!…

もはやキスの事など如何でも良く!…二人共素に戻って早くマサツグに会いたい

気持ちで一杯になると、遂に戦争の最前線である広場に!…そこでオリハ達と

合流をする!…


__ウワアアアアァァァァァァァ!!!!……シュンッ!!!…ッ!!…


「むわぁちなさいシロちゃん!!!」


「ッ!?…オ、オリハ叔母さん!?…って、わぁ!!…」


と言ってもシロ達からオリハ達と合流をした訳ではこの時なく、

オリハがハッとシロ達が近付いてくる気配に機敏に気が付き!…

それこそ辺りでは勇ましく戦う声が聞こえて来る中その音を聞き分け!…

次にはまるで野生の勘が働いた様に!…途端にバッと振り向き

武器を投げ捨て!…その音のする方に突如飛び付くそんな反応を

露わにすると、これが何故かグッドタイミング?でシロの体を

捕まえる事に!…何なら待つよう声も掛ける!…

となるとそんなオリハに捕まった事でシロも思わず驚いて見せると、

そのまま捕まっては二人で地面を転がり!…


__ドサアァ!!!…ゴロゴロゴロゴロォ~!!!…


「ッ?!…ちょ!?…だ、大丈!!…ッ!?…」


「お、お姉さ!?…ッ!!!…」


となると次には当然気が付くなり心配を露わに!…因みにそのオリハの捕縛シーンを

見たハンドレットは後に某・若ば○しの様だった!と語る事に…と、オリハの

SG○Kが見れた事で非常に驚き戸惑う一方!…ハクもシロがオリハに捕まった事で

足を止め!…ここでもう一人ハクを捕まえにある者が飛び掛かろう!として行くと、

今度はハンドレットが機敏に反応を示す!…それこそハクを守るためバッ!と体を

張って前に出ると、宛ら某・サッカー漫画繋がりで言う所のじ○う!…

完璧なボディブロックを披露する!…


__バババッ!!!…ッ…ドカアアァァァァ!!!…


「憤怒ううううぅぅぅぅぅぅ!!!!…

…誰だぁ!!!…って、フェルさん!?…」


それは飛んで来た者に対して真正面からぶつかって行くと、一切怯む様子を

見せる事無く完全に受け止め!…と、今度はそれが敵であったのら始末を

しよう!と当然武器を…となるとここで飛んで来た者を確認して行き!…

しかしそこで如何にも見覚えのある!…黒い鎧に黒髪ロング!…更には

如何にも鼻息の荒い女性が飛んで来た事を確認すると、それがフェルだと

言う事が分かってしまい!…一方でフェルはハンドレットに抱き付くなり

大いにセクハラをして見せる!…


「はぁ!…はぁ!…この逞しい胸板ぁ!!…

ってぇ、うわあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


この時末期症状のヤバい様相を露わにすると、逃がさない!とばかりに抱き付き…

と言うのも恐らくハクを捕まえた!と勝手に一人誤解をして居り…となると次には

まるで不足している養分を吸う様に!…猫吸いならぬシロ吸いを!…

或いはハク吸いをしよう!とその顔をハンドレットに近づけると、やってから

異変に気が付いた様子で驚きを露わに!…一方でハンドレットがドン引き始める!…

それは当然気色が悪い!と言った軽蔑の目でフェルを見ると、同時に人様の

お子さんに何をしようとしたのか?を悟って聞き…


「…フェルさん?…一体これはどういう事ですか?…」


「ッ!?…い、いやぁ~?…

な、何か私のマイスイートハニーの気配がしたモノでぇ~…

…それに色々とムサイのしか相手にしてなかったから如何にもぉ~…」


勿論もう聞かずとも分かっては居るが一応!と温情…しかしその目は当然笑っては

居らず!…理由次第によっては容赦なく通報も本気で視野に入れて質問をすると、

フェルは目に見えて動揺を露わに!…そしてハンドレットに言い訳をする!…

と言うのもまた戦闘による暴走で在らぬ方向に傾いたのか、気配を感じた事で

本能が出てしまった!とばかりに濁し!…と、その際敵をちゃんと倒して居た様子で

相手をムサイ!と…それはシステム的なモノなのか本能なのか?…やった事は確かに

真っ黒でギルティなのだが!…これが故意なのかそうでないか?と問われると

とても微妙!…となるとハンドレットが判断に困る!…しかしやった事に対しては

当然ケジメは付けるべきで!…ハンドレットは悩みながらも今ここで出来る

お仕置きをフェルに考え!…


「…ふぅ~ん?…なるほどねぇ~…

…はあぁ~…とりあえずお仕置きですね?…」


「ッ!…へ?…」


__ガッシ!!……ッ!?…ンバッ!!…うわあああぁぁぁぁぁぁ!?!?…


それは渋々フェルの説明には納得した様子で言葉を口に!…だがやった事に

対して許した訳では当然無く!…とりあえずお仕置きを考え執行を口に!…

となるとフェルもそんな返事を聞いて戸惑う反応を露わにするが、お仕置きの

手が止まる事は決してなく!…その際逃がさないようハンドレットがガッチリ

フェルを拘束し続け!…と言うのも次にはバッ!とまるで胴上げするよう

投げて行き!…突如宙に頬り出された事でフェルも更に戸惑い!…これまた

驚きの言葉を口にして藻掻く様子を見せていると、その落下地点では更に

ハンドレットが身構えて居り!…


__ぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!…ガッシイィィィン!!!…


「おんどりゃあああぁぁぁぁ!!!!」


「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


と、次には落下して来たフェルに向かって両腕を伸ばし!…そして足を掴んで

その足を自身の両脇に抱えて行くと、今度は掛け声と共にその場で大回転!…

風圧を感じるジャイアントスイングを敢行する!…となるとそんな様子にハクも

危ないと感じたのか、当然の如く距離を取り!…一方で振り回されるフェルは

勿論絶叫!…遠心力でヤバい事に!…宛ら色々と出て来ては聞けないモノが

出て来そうなそんな感覚を感じて居ると、そこに空気を読まない兵士達が突貫!…

しかし!…


__ウオオオオオォォォォ!!!!…


「ッ!!…おおんどりゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!」


__ギュンッ!!…ゴッ!!…ガシャアアアアァァァァァン!!!…ッ!?…


ハンドレットは慣れた様子でそのまま続行!…その際向かって来る兵士達に

狙いを定め!…フェルを勢い良く振り回したまま向かって来る兵士達を

相手にすると、軒並みフェルを使って薙ぎ払い!…ある意味で無双ぶりを

発揮する!…この時武器にされているフェルも意外と無事なのか変わらず

悲鳴を上げ続けて居り!…しかしその様子を見ているハクとしては当然

ドン引きの光景で!…


「な!…なんなのです!?…これ!?…」


宛らその光景は某・配管工兄弟の協力技の様に見えるのだが!…勿論ハクが

そんな事を知る由もある筈がなく!…平気な顔をして仲間を武器する姿に!…

何か狂気の様なモノを感じてヤバい片鱗を見た気分になって行くと、それこそ

今度は先程までの恐怖心が何処かにへと消えてしまい!…となると自身でも

怒ったり怖がったり戸惑ったりと!…何か情緒不安定になった気分になって

しまう!…一方でシロはオリハに捕まった事でワタワタ!としており、オリハも

シロを質問攻めにしてしまい!…


「ちょっとシロちゃん何でここに!?…

ここは危ないから本陣で待ってなきゃダメでしょうがぁ!!…」


「ッ!!…で、でもご主人様が!!…」


「あのバカ兄は放って置いても大丈夫だから!!…

…それよりもケガしてない!?…本陣の皆は!?…

…ッ!!…もしかして何か有ったから飛んで来た!?…」


と言うのもそれは当然シロの事を心配しているからの言葉であり、まずはここに

来た理由について慌てながら!…そこから更にここに来てはいけない事を

言い聞かせる様に話しをして行き!…しかしシロもちゃんと意見がある為オリハに

対して戸惑いながらも反論を口に!…それこそあの映像や不安を覚えた事を!…

そのまま口にしようとするのだが、オリハが一切聞く耳を持たない!…寧ろシロが

ここまで来た事を異常!と感じ…次には思い付いた事を口々にシロに掛けて行くと、

更に心配を加速させる!…するとそんなオリハの様子にハクもハッ!と機転を

利かす!…


「ッ!!…オ、オリハさん落ち着いて!!…お、お姉様がパニックに!!…

…それにここまで来たのは先生があのリーナと言う人とその…

…チュ、チューをしたからで!…ッ~~~…とにかく本陣は何ともないのです!!…

お姉様を放してください!!…」


それはシロを抱えて錯乱状態に近いオリハの後ろからガバッ!飛び付きと…耳元で

落ち着くよう言葉を掛けると、何故ここまで来たのか?を改めてオリハに話し!…

と、この時まだ子供なのかキスを口にする際照れる素振りを露わに!…だが直ぐに

照れを振り払い!…とにかくシロを解放するよう更にお願いをして行くと、

漸く話を聞いたのかオリハがハッと落ち着く!…すると今度はその場面を知らない

様子で言葉を零す!…


「ッ!?…え?…そ、そうなの?…なら良いんだけど…

…って、んん?…兄さんがリーナさんとキス?…」


「ッ!!…は、はいです!!…だ、だからごしゅじんさまをお仕置きに!!…」


その際宛ら戦い続けて居た余りそう言った事を確認して居なかった具合に戸惑って

見せると、チラッと後ろでしがみ付くハクに視線を…それはまるで確認する様に…

信じられない様子であの朴念仁が?と言った困惑の表情をすると、次にはシロが

オリハに返事!…そして自分達がここに来た理由を話して行く!…この時とても

シンプルにマサツグのお仕置きをしに来た事を口にすると、オリハも漸く合点が

行った具合に言葉を漏らし!…


「うわぁ~…兄さんもまた恐れ知らずな事を……でも駄目!!…

お仕置きは後にして!!…今は安全な所で待っていなさい!!…

…ほら私が送って行くから!!…ハクちゃんも行くよ!!」


「ッ!?…あ、あぁ~!!…お仕置きぃ~!!…」


それこそ命知らず!と言って今度は呆れて見せる様子を!…しかしだからと言って

やはりそのまま通す事を決して許さず!…気持ちは分かるが後にしろ!と…

その際二人を連れて一度本陣に戻る事を続けて漏らすと、当然そのオリハの

言葉にシロがあっ!と慌てる様子を…だがあの騎士達の時同様に暴れる事を

しようとしない!…と言うのもあの捕まって居た騎士達とは違いこっちは生身!…

シロ達からすればオリハが防具を付けている様には見えない訳で!…

となると暴れたら怪我をする!と感じてしまい…故に抵抗が出来ないままに

連行され!…武器も回収しオリハがその場を離れて行くと、一方でハンドレットも

ジャイアントスイングをしながら確認!…更に敵兵達を薙ぎ払って行く!…

そうして脱走珍事がこうして幕を閉じようとして行くと、また一方でややこしい

状況にへと発展しようと!…


__視点・マサツグ達Side…


「…ん…んん~……ッ…ッ!…こ、ここは?…

…って、ッ!?…な!?…なあぁ!?…」


それは余りにも知恵熱を出し過ぎた事でリーナが強制シャットダウンに陥り!…

そして今意識をスッと取り戻し!…まるで寝起きの様にまずは辺りを見回そうと

するのだが、そこでマサツグの顔がドUP!…また驚く羽目となって行く!…

何なら未だ恋人同士の様に抱き合っている事から互いの体温がより伝わり、

余計にこの状況は何!?と混乱する事に…となると先程の事も夢ではなかった事を

確信してしまい!…一方でマサツグは何も気にして居ない様子で声を!…

リーナが目を覚ました事に安堵する!…


「ッ!…あっ!…やっと目が覚めたか?…」


「ッ!!…ちょっと騎士様大丈夫!?…

何でも操られていたみたいな状態だったらしいけど!?…」


「…とにかく無事そうで何よりだ!…」


この時またリーナが気を失った事で心配をしていた事を口にすると、次には

矢継ぎ早にグラトニアが顔を覗かせ!…そして何が有ったのか?をマサツグから

聞いた様子でこれまた心配を口に!…まじまじリーナの具合を確かめて行き!…

何も異常が見られない事からモツも大丈夫!と言った具合に安堵の言葉を漏らして

行くと、当然三人に顔を覗き込まれている事でリーナは更に困惑!…状況の説明を

求めて行く!…


「な、なん!?…こ、これは一体何なのだ!?…

…な、何故この様な!?…そして何故私はマサツグに!?…」


勿論落ち着かない様子で三人を見回し、顔を真っ赤にしてはまた知恵熱を

発しそうな!…と、特にこの時マサツグとの距離をやはり気にする様子を!…

乙女全開で恥ずかしがり!…真面にマサツグの顔が見れないそんな反応を

露わにすると、その様子にグラトニアも機敏に反応!…次にはマサツグに

文句を言い出す!…と言うのもいつまで抱き合っているのか!?と文句を

言うと、当てつけか!?とばかりに噛み付き!…


「ッ!!…と、そうよ!!…ほらそろそろ放してあげなさいよ!!…

いつまでそうしてベタベタしてるつもりよ!!」


「ッ!?…えぇ~?…そんなベタベタしてるつもりはなかったんだが?…」


まるでリーナが迷惑して居る!と感じ取った様子で過敏に!…リーナを放すよう

言葉を口に!…その際グッと詰め寄りムッとした表情も向けて見せると、マサツグも

マサツグでそんな態度を見せるグラトニアにタジタジ!…疾しい気持ちがない事を

口にする!…そして言われた通りに次にはゆっくりスッとリーナを解放すると、

今度は解放したらしたでリーナがあっ!と…残念そうな表情を浮かべてはジッと

マサツグを見詰め始め!…


__スッ…ッ!…ッ…ッ~~…カクッ!…


「ッ!!…っと、あぶねぇ~!……大丈夫か?…」


「ッ!?…あ、あぁ…す、すまない!…

…だ、大…丈夫…だ…ッ…ッ~~~!!…」


となるとマサツグの事を見詰め続ける余り足元がこれまた疎かになってしまい!…

リーナを地面に降ろす際に若干フラ付き!…だがそこはマサツグが翼で抱えて

居た為!…直ぐに補助に入って受け止め!…今度はちゃんとリーナ自身にバランスを

取らせる事に成功すると、一応とばかりにマサツグが心配の言葉を!…するとそれに

対してリーナも再度照れて返事をして見せる!…因みに勿論他二名もリーナが

ふら付いた際に慌てて補助に入る体勢を見せていたのだが、リーナの目には如何やら

マサツグしか映っていない様子で!…


「…なぁ?…何だろう、この空しい気持ち?…俺達ってガヤ?…」


「…分からない…分からないけど認めたくないし!…

そうなるつもりもない!!…けどそんな事を言っている場合でも…」


勿論納得がいかない様子でその補助に入る体勢のままで固まり続け!…

その際モツが文句交じりに言葉を漏らし!…ジッとマサツグ達を見詰めて

不服そうな表情を浮かべて見せると、それに同調するようグラトニアも

言葉を零し!…と言うのも自分達はマサツグ達の引き立て役では無い!と…

だがそんな事で揉めている場合では当然なく!…次にはさっさと体勢を戻し!…

早く逃げる事を言おうとするが、当然ここでも空気の読めない奴が

またもや現れ!…


__ッ~~~!!!…待てええぇぇぇぇ!!!!…ッ!…チラッ?…


それは今居る聖堂の奥の方より怒りに燃えている様子でハッキリと聞こえ!…

何なら間違いなくマサツグ達に向けて発せられた言葉で有り!…となるとそんな

言葉が聞こえて来た事で四人はピクッと反応をして見せ!…それこそその声の

正体が誰なのか?…見なくとも勿論誰のモノなのか?はもう分かっては居る所

ではあるのだが、それでも振り返って確認を!…するとそこで剣を手に怒りの

表情を浮かべるダグレスの姿を見つけて行く!…その際ダグレスは鼻血を

ふき取った様子でスーツの袖を自身の鼻血で赤く染めると、息を荒く肩で呼吸を

して見せ!…


「…僕の!!…僕の花嫁を何処に連れて行く気なんだ!!!…」


「ッ!…ありゃ~?…まぁだ諦めて無かったのか~い?…

ってかまだそこに居たんだねぇチミィ~?…」


その際まだ諦めていない様子で言葉を口に!…それは必死にマサツグを睨み!…

それこそ怯えも無くなった様子でキッと剣を構えようとすると、一方でマサツグは

馬鹿にするようダグレスに言葉を!…もはや何も脅威も感じていない態度を露わに

する!…そして言うだけ言って何とも恍けた表情も浮かべて見せると、その様子を

見て当然ダグレスが更に怒りを!…が、そんなダグレスの様子を見て更に怒りを

燃やす者がここに一人出てくる訳で!…


「キ、キサマアアアァァァァ~~~!!!…」


「…なぁヤブ?…ここは俺に任せてくれへんか?…」


「ッ!…え?…ッ!?…」


この時マサツグに煽られてダグレスがまた吠えて見せる一方!…マサツグ達三人の

傍で静かに怒りを燃やす者が一人!…と言うのもモツがジッとダグレスを見詰めて

立って居り!…次にはまるで殿を買って出るよう自ら相手をする事を口にすると、

マサツグもそんな言葉を耳にして思わず戸惑い!…次にはチラッとモツに視線を

向けて行く!…するとそこにはマサツグと同じく外套ではなくもう翼を形作る

モツの姿がそこにあり、同じ領域に並び立った事を証明しており!…言うなれば

この場にもう一人魔王が降臨した事を物語って居り!…となるとマサツグとしても

驚きを隠せず!…一体何がそうなってしまったのか?…原因が分からず仕舞いで

思わず慌てるそんな素振りを見せていると、一方でモツはダグレスの前へ!…

静かに武器を構えて眼光を鋭くするのであった!…

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魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。 そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。 しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。 過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

嘉神かろ
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【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

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