どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-

-第八章六十九節 新たな覚醒!と変わらぬ者と強情なシロ?…-

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さて本当に時間がない所でマサツグがスッと立ち上がると、徐に目を瞑って

仁王立ちをするよう!…となるとそんなマサツグの様子にこれまた三人は

えっ?となり…一体何をし出したのかが当然分からず!…戸惑った反応で

ただマサツグの様子を見ている事しか出来ないでいると、マサツグは徐に

言葉を呟く!…そして何か自身の雰囲気もグルッと180度変えて見せる!…


「…ッ…我が望むは闘争に在らず!…我が望むは勝利に在らず!…」


「ッ!…え?…」


それは何かに目覚めたと言うか、とにかく仰々しい言葉を口にし出し!…

スッと両腕を左右両腰辺りに持って来て!…そのまま拳をクッ!と握って

まるで空手の型の様な構えを取って見せると、そんなマサツグの様子に

シロが戸惑った様子で言葉を…他二人もそのマサツグの様子に更に戸惑う!…

何故なら普段のマサツグであれば、そんなトンチキな事と言うか変な事を

言い出す筈が無いからで!…となると余計に何を言い出したのか?と

不安になり!…それこそそんな言葉を聞くのは今までマサツグ達が倒して来た

敵しか聞いた事がなく!…しかし一方でマサツグは更に言葉を続け!…

徐々に何か周りの空気までをも変えてしまうと、次には三人を驚かせて見せる!…


「…内に秘めし力に気付き!…今が我の無力と知れ!!…

…内なる力を解放し!!…今こそ我が望みを手に入れん!!!…」


__ギュンッ!!!…カッ!!!…ゴワアアアアアアァァァァァ!!!!!…


まるで今から覚醒でもするのか?と言わんばかりにマサツグが言葉を口にし

続けると、何か辺りの空気が重くなったと言うか大気が振動していると言うか!…

とにかくマサツグを中心に普通ではない様子が感じられ!…一方のマサツグにも

当然変化が起き始め!…と言うのもその祝詞の様な言葉を言い切ると、

次には某・竜玉集めの漫画宜しく!…気を溢れさせる様に突如全身から

光をバッ!と放って見せると、その様子に三人がビクッ!と…

各々思い思いに驚いた事を口にする!…


「ッ!?…な!?…」


「な、何!?…これ!?…」


それこそ突如全身に光を纏い始めた事にも驚くのだが、まず当たり前の話として

一体何が起きたのか?が全く分からず!…その際フィロは思わず怯んだ様子で

顔を顰め!…何なら光量も強い!とばかりに…自身の目の前に右手を持って来て

その光を遮る様なそんな素振りを見せてしまうと、アヤも同じく似た様な事を!…

そして困惑の言葉を漏らして行く!…だがシロだけは目を真ん丸にしてマサツグを

一点に見詰めて見せると、まるでヒーローの変身シーンを見る様に眼を輝かせ!…


「ご、ごしゅじんしゃま!?…」


__ゴワアアァァァァ!!!!!…ッ!!!!…パアアアアァァァァンン!!!!…


この時勿論マサツグが突如光始めた事にもやはり戸惑いを露わにして行き!…

一方でマサツグの様子も更に変化!…今度は身に纏う光を払う様に!…

やはり某・竜玉集めの漫画宜しく!…

さも気を溜め切った所で超野菜人になったかの様にその容姿を変えると、

そのマサツグの姿を見て三人は驚き戸惑い!…余計に混乱をしてしまう!…


「ッ!?…え?…えぇ!?…」


「こ、これはあぁ!?…」


「…ッ!!!……ッ…」


今までマサツグと冒険をして来たが当然見た事のない姿にアヤは困惑!…

もはや言葉も思う様に出て来ないと言うか、え?としか言えず!…

一方でフィロはそのマサツグの様子に何かに気が付いたのか!…

酷く動揺を露わにして行き!…ただ信じられない!と言った様子で

目を真ん丸にしてそのマサツグの姿を見詰めると、その後はもう絶句!…

ただただ困惑の限りをその場で見せる!…

そして二人と同じくそのマサツグの姿を見てシロはと言うと、そのマサツグの

姿に何も言えず!…やはり驚きの余り何も言えず!…ひたすらにマサツグを

ジッ!と…別に恐れると言った様子もなくまるで夢を見ているかの様な

ぽやっとした表情を浮かべていると、マサツグもマサツグで徐々に落ち着き

軽く体を動かし始める!…


「…ン、ンン~!!……フッ…クゥ~~!!…

…ヨッ!…ホッ!…ハッ!…コラショッ!…

ンンッ~~~~!!!…ンンッ~~~~!!!……

…はあぁ!!……よし!!…じゃあ行きますか!!!…」


まず大きく伸びをする様に腕を天井に向かい伸ばして行くと、片腕をピンと

伸ばした状態で腕を組み!…そこから左右に反るよう体をグッと曲げ!…

その際左右それぞれで腕を組み直し!…更に腰を捻ったり伸脚をしたり!…

とにかく寝ていた分なまっている体をほぐす様に体を軽く動かして行くと、

次にはその助けを求める方へ視線を向ける!…そしてその場に居る面々を

置き去りにする!…だがその際一言マサツグが行くか!と漏らすと、

咄嗟に腕を伸ばして付いて来る者が一人!…


__ッ!!…ンバッ!!!…ガシィ!!!…バシュンッ!!!…


と言うのもその腕を伸ばして来たのはシロであり!…シロはマサツグの言葉を

聞いて咄嗟にハッ!と…ギリギリのところでマサツグのズボンの裾を掴み!…

結果マサツグの瞬間移動に巻き込まれる形でそのまま姿を消してしまうと、

フィロとアヤもその様子を見てハッ!と…もう一つ驚くそんな表情を浮かべて

見せる!…因みにこの瞬間移動が使える様になったのは今の覚醒状態になった

からで、アヤはそれに気付いて居らず!…しかし一方でフィロだけは

マサツグの様子にいち早く気が付いた様子で戸惑い続け!…


「ッ!?…んな!?…」


「き、消え!?…」


何ならシロの咄嗟の行動にも気が付いて居り!…となると自分が出し抜かれた様に

感じてしまい!…次には同時にあっ!とばかりに言葉を漏らして!…

途端に戸惑いよりも出し抜かれた事に対してで若干悔しそうにするそんな表情を

浮かべて見せ!…未だ隣でアヤはマサツグ達が突如消えた事に驚きを露わに!…

そして何処に行った!?とばかりに辺りを見回す!…しかし幾ら見回した所で

当然で何処にもマサツグ達の姿は無く、更に戸惑ってしまう事に!…

一方で瞬間移動をしたマサツグ達はと言うと、まさに瞬間移動と言うだけあって!…


__シュインッ!!…ッ!?……


{え!?…あ、貴方様は!?…}


ディマイオスがあの元○玉を放つ直前でパッ!とグレイスの目の前に姿を現し!…

となるといきなり光り輝くマサツグが目の前に出て来た事でグレイスは驚き、

だが一方でマサツグも驚きを露わに!…何故なら足に重りが付いて居る様に

感じたからで!…疑問に感じてチラッとその重さを感じる方へ視線を向けると、

そこにシロがぶら下がっているのが目に映り!…と、次にはマサツグも大慌て!…


「…んん?…何故にこんな片足が?…

…って、ちょ!?…シロちゃあ~ん!?…」


「ッ…絶対に!!…放さないのです!!!…」


「ッ!?…あぁ~!!…と、とにかくジッとしてて!!…放しちゃダメよ!?…」


安全な所?に置いて来た筈がしっかりちゃっかり付いて来ており!…

となるとマサツグは戸惑った様子で言葉を零し!…シロもシロでそんな戸惑う

マサツグに対して絶対に逃がさない!と言った事を口にすると、

マサツグもそんなシロの執念にこれまた戸惑い!…次には慌ててシロの身柄を

回収する!…その際うっかり手を放して落ちない様にシロへ注意を促して行くと、

マサツグもしゃがんでシロを落とさない様に脇から抱え!…

と、そんな様子を目の前で見せられているグレイスとしても更に困惑モノで有り!…


{い、今一体!?…そ、それよりハティはあの時!!…}


__ぐいぃ~…スッ…ガッシッ!!…ウゴウゴ…ウゴウゴ……ふぅ!…ッ!?…


となると次には当然疑問を!…今如何やって目の前に現れて見せたのか?と、

何ならシロが無事である事にも疑問を持つが!…しかしグレイスが戸惑って

居るのを余所にマサツグはシロをそのままリフトアップ!…

そして自身の肩の上へと乗せて行き!…シロもマサツグの頭にしがみ付くよう

ガッシ!と両腕でホールドを決めると、慣れた様子で一人安定をして見せる!…

と、そんな様子を見せられて更にグレイスは当然!とばかりに…

もう一つ困惑をしてしまう!…その際目をパチパチとさせてマサツグの事を

見詰めて行くが、マサツグはそれよりも急ぐ事が有る!と…


「ッ!…あぁ~…とりあえず細かな話は後で良い?…

ちょ~っと今立て込んでっから!……まぁ…

今のと言ってもいいんだが?…」


言わずもがなそれはディマイオスが攻撃を繰り出そうとしているからで!…

オマケにシロも付いて来ちゃった!と…色々と先に避難をしたい事を焦りながら

言葉にすると、一方で余裕を!…さも問題がない様子で更に続ける!…

と言うのも不可思議な事に話しているマサツグとシロとグレイス以外は

この時何故かスローモーションにで動いて居る様になっており、ディマイオスの

攻撃もいつまで経っても放たれず!…が、徐々に進んでいる事には間違いなく!…

故にマサツグは急いでおり!…

捕まっているグレイスに向かいスッと手を伸ばして行くと、更に不可解な事を

やって見せ!…


__…スッ…バシュンッ!!!…ッ!?…


「ッ!?…え!?…」


「女王様!!…ゴメン!!!…」


その際マサツグはまるで気弾でも放ちそうな感じで腕をピンと伸ばして行き!…

と、次の瞬間その腕を向けられているグレイスに変化が!…と言うのも巨大な

狼の姿から突如あの人の姿に!…勿論グレイスも自ら解いた訳ではなく、

その様子を目にしたシロは驚き戸惑い!…同じくグレイスもえっ?と自身が

縮んだ事にハッと気付くと、一方でマサツグは途端に行動!…

縮んだグレイスの回収をする!…この時グレイスへ向かい断りを入れる様に

謝って見せると、両腕で抱えた後に上半身を踏み台にしてその場から直ぐに

離れて行き!…


__ガッシ!!!…グルンッ!!…ダンッ!!…バシュン!!!…


「ッ?!…え!?…えぇ!?…」


「ッ!!…ひょわあぁ~~!!!」


それこそ受け身を取るよう華麗に素早く!…踏み台上半身にする際水泳のターンの様に

クルリ!と回り…脚に力を入れて思いっきり上半身を蹴り飛ばすと、

今度は宛らミサイルの様に空へ向かって直進して行き!…

となるとこの一瞬の出来事にグレイスもただただ戸惑ってしまう!…

と言うのもグレイス自身何が起きているのか分かって居らず、

しかしマサツグに助けられた!と言う事だけは理解出来ており!…

一方のシロはもうこの一連の流れをさもアトラクションの様に

楽しんでおり!…しっかりマサツグに振り落とされないようしがみ付き!…

嬉々とした様子で声を上げて全身に風を浴びて行くと、安全圏まで瞬時に退避!…

これが最終的にグレイスとシロが瞬間移動した様に見えるきっかけと

なってしまう!…


さてここでマサツグがグレイスをお姫様抱っこで抱えて宙に浮いて見せると、

場面はあの上半身が爆破された時へと戻って行き!…と、次にはシロが

ディマイオスを指差しながらエネミー宣言!…それこそ某・フ○イト宜しく!…

やっつけちゃえ!とさもマサツグを某・バーサーカーの様に指示をすると、

マサツグもそれを聞き入れた様子で視線を下に!…そしてディマイオスを

ジッと見詰める!…となるとそんなマサツグの視線が気に食わないのか、

次にはディマイオスが噛み付き始め!…


「……ッ…何処から出て来たかは知らんが…何と不敬な!!…

我はこのデグレアントの!!!…」


何でも上から目線である事とその目がディマイオスをとても馬鹿にしている様に

見えたらしく!…故に神を前にして不敬である!と…怒気を強めてさも自身が

此の世で一番であるかの様な事を口にするが、当然マサツグがそんな与太話に

付き合う筈が無く!…次には馬鹿にするようディマイオスを見下ろしながら

返事をする!…と言うのもこのマサツグは自身の事を神と宣うふざけた

存在が大っ嫌いな男で!…最初っからディマイオスの事など眼中にない様子で

話しをし!…


「…ギャアギャアギャアギャア喚くんじゃあねぇよ!!…

そんなに喚かんでも聞こえてるっての!!!…

…っで、その程度の力で神ってか?…嗤わせるぜ!!…」


__どよぉ!?…ざわ!!…ザワザワ!!!…


「ッ!?…ナニィ!?…」


何なら面と向かって堂々馬鹿にして行く始末で有り!…これにはグレイスも

えっ!?と驚き!…マサツグの腕の中で身を丸め驚きと戸惑いの表情を

マサツグに向けると、一方で同じ様にそんな事を言っても大丈夫なのか!?と

ばかりにどよめきも上がり!…そんなマサツグの発言に誰もが戸惑い!…

ディマイオスも当然そのマサツグの言葉に機敏に反応!…カチン!と来た様子で

言葉を零すが、肝心のマサツグはそんなディマイオスの事など御構い無しに

自身の事を優先し!…


__……ッ…バシュンッ!!!…ッ!?…バシュンッ!!…ッ!?!?…


「…遅れてスマン、ミサカ参謀!!…っで、戦況は?…」


と言うのもディマイオスの目の前で突如瞬間移動!…となるとディマイオスは

マサツグを見逃し!…慌てて辺りを見回すと言ったを見せると、

一方でマサツグは心配そうに空を見詰めるミサカの元へ!…

何なら何故か突如背後に現れて行く!…まぁ当然瞬間移動である為、

突然である事は当たり前なのだが!…それでもマサツグがこうしてバッ!と

現れると、勿論周りはビクッと驚き!…

が、マサツグはやはり全く気にしていない様子で淡々と進め!…

その際ミサカに対して救援が遅れた事を謝罪して行き!…

そして今の現状について同じく同時に説明を求めると、ミサカも背後から

声を掛けられた事でビクッ!と…だがマサツグの質問に答えて行く!…


「ッ!?…え?…えぇ!?……あっ…ン、ンン!!……ッ…

…せ、戦況はかなり最悪!…そこの化け物にかなり振り回されちゃって!…

萎え落ちするプレイヤー達が徐々に出て来ちゃった感じ!!…

…でもまだそれでも軍としての機能は持ってる!!…

制圧自体ももう完全に済んでるから!…残りはコイツだけなんだけど!!…」


その際驚き戸惑った様子で言葉を漏らすが、次には咳払いをして気を改めると

一旦落ち着き!…と、そこから今の魔王軍の状態について説明をし始め!…

何ならこの時マサツグが白く輝いている事でやはり動揺をするのだが!…

それでも分かり易く説明をして行き!…何とかギリギリのところで持って

いる事を話して見せると、シロと同じく敵は残すところディマイオスだけ!と…

今度は途端に振り返ってディマイオスの事を睨んで行く!…するとマサツグも

その説明を聞いて納得した様子を露わにすると、抱えていたグレイスを徐に

降ろして!…更にシロも肩から降ろそう!と…


__…スッ…ッ!……ッ…ザッ……


「あ、ありがとう…ござい…ました…」


「ッ!…いやいや!!…巻き込んでしまったのはコッチの責任!!…

寧ろ頭を下げないとイケナイのはコッチ!!…」


この時グレイスはマサツグの行動に気が付くと、自ら地面に足を降ろすよう

態勢を整え!…と、マサツグに支えられながらも次には何とか自立して

見せ!…その際戸惑った様子でお礼を口に!…更にはお辞儀をすると言った

丁寧な感謝の様子までをも露わにすると、マサツグもこれには苦笑いを

していやいや!と…申し訳なさそうに否定をする!…と言うのも元は自分達が

巻き込んでしまった事を口にすると、今度はシロを肩から降ろそうとするのだが!…


__…ガッシ!!…ッ!!…


「ッ~~~!!!…やああぁぁ~~~~~!!!!」


__グイイィ~~!!!…ッ!?!?!?…


マサツグがシロの両脇に手を入れ引き剥がそうとして行くと、次にはシロも

機敏に耳をピクッ!と反応をさせ…と、言わずもがなそれは何をされるのか?を

悟った様で!…途端にシロは必死の抵抗を露わに!…嫌!と言ってマサツグの

髪をむんずっ!と掴み!…絶対に離れない!と言う強固な意志を自身の周りに

見せて行くと、何も知らないマサツグはそのままグイッ!と…結果頭皮に深刻?な

ダメージを負ってしまう!…


「ッ!?…あばばばばばば!!!!…」


「ッ!?…ティ、ティナ!?…」


「ぜえぇっっっっっっ……………………たいに!!!!…嫌なのです!!!!!」


勿論この思わぬ反撃?にマサツグも大いに戸惑って見せると、今度は悲鳴も

上げて行き!…となるとそんなマサツグの悲鳴にディマイオスもピクッと

反応をして見せ!…そして振り向き漸くマサツグ達の姿を見つけ!…

次には虚仮にされている!と感じてか…歯を食い縛り怒りの表情を露わに

するが、一方でグレイスはそのシロの抵抗振りに驚き戸惑い!…

シロはシロで鉄の意志を更に見せる!…と言うのも言葉を思いっきり溜めて

離れる事を拒絶すると、更にマサツグの頭皮にダメージを与え!…

そうなって来るとマサツグとしても一旦シロを放すしかなくなってしまい!…


__…スッ…ッ!…ギュッギュッ!!…


「ッ~~~!!!…おぉ~!…いったあぁぁぁ~~~!!!…

…シロさん?…ご主人様から離れてくれないと…

あの馬鹿ぶっ飛ばせないんだけど?…」


「ッ!?…バ、馬鹿だとおぉ!?…」


一旦落ち着かせる様にしてシロを放し、すると肩に戻された事でシロもパッ!と

髪を放し!…そして今度はマサツグの頭に両腕を回し!…さもプロレス技の様に

両腕でしっかりマサツグの頭をホールドすると、さもその様子は兜になったよう!…

シロが身を丸めて更にマサツグへしがみ付く!…するとマサツグも慌てる事無く

寧ろ慣れた様子で呆れた具合に声を掛けると、まるでシロが邪魔で戦えない!と

ばかりに言葉を口に!…何ならその時にディマイオスの事も馬鹿にして行き!…

となるとディマイオスもそれを聞き逃さなかった様子で!…

目に見えてマサツグの発言に対して不服感を露わにすると、更にクッと眉間に

しわを寄せる!…と、一方でハクもそんなグレイスを交えての三人の様子に

戸惑って見せる!…


__ッ!?……ッ……ッ!!…ッ~~~!!!…


「お、おかあ…さま!!…おねえ…さま!!…ッ~~~!!!…」


この時余所ではハクもグレイスとシロが生きている事で戸惑い気味の表情を

浮かべ、次にはスッと生きている事に安堵したのか!…徐々に笑みへと

変わって行っては同時に涙も零し!…そしてゆっくりとだがそんな三人の

元へ向かい歩き始め!…それこそ生きている事を確かめたい!と…

夢ではない事を願いただひたすらに三人の元へ向かい涙を流しながら歩いて

いると、一方でマサツグとシロは痴話喧嘩を続行!…頑なに離れる事をシロが

ずっと拒絶し続けて見せる!…


「や!!…やぁ!!!…絶対に嫌なのです!!!…

ご主人様また知らない所で死んじゃうのです!!!!」


「ッ!?…えっ!?…死んでしまった!?…」


「ッ!…あ、あぁ~…だからで御座ろうなぁ?…

シロ殿があの様になったのは…」


何ならマサツグが人知れず死んでいた事をここで大っぴらに明かして行くと、

ある者達はえっ!?と驚き戸惑い!…またある者達はシロが何故こうなったのか?を

理解して行き!…と言うのもペットは主人が死んだと分かった際、

当然色々な反応を見せるので!…特にシロの場合は誰が見ても甘えん坊で!…

故にこうなるのも仕方が無い!と…思わず今が戦闘中である事を忘れた具合に!…

ハンドレットを中心にやってしまったなぁ?と言った同情の視線を向けていると、

一方でそのシロの言葉にグレイスが戸惑い!…更に疑問も口にする!…


「ッ!?…え!?…ま、マサツグ様が死!?…で、でもこうして生きて!!…」


「それはシロが必死に神さまに願いをしたからなのです!!!…

…もうご主人様は嘘吐きなのです!!!…絶対に信用しないのです!!!!」


「…ッ…んん~…まさかのこの信用の無さ…さて如何したものかぁ~?…」


と言うのも何故今こうして生きているのか!?と言った疑問が当然湧き!…

何故ならNPC死んだらそこまでであるからの疑問であり、グレイスがシロに質問をするよう

あり得ない!と言った事を感情に出して言葉にすると、シロはしがみ付いたままの

状態で返事を口に!…自分が生き返らせたような言葉を返す!…

その際生き返らせた方法についても、必死の祈り続けそれが叶った様に興奮を

しながら話して行くと、更にギュッとしがみ付き!…マサツグは至って冷静!…

慣れっこで一人悩み出し!…この状況を如何やって?…或いはシロからの信用が

無い事についても悩んで行くと、一方でずっと無視をされて居るディマイオスは

当然イライラ!…となると次にはマサツグに向けて攻撃を繰り出す!…


「…ここまで虚仮にされたのはいつ以来であろうか!?…

…いや、初めてだ!!!…この世に再臨して神となってから!!…

初めてここまで虚仮にされている!!!…」


__ギュンッ!!!…パアアアアアアァァァァァ!!!!…ッ!?…


「…貴様の様な矮小な者!!!…

我が力の片鱗だけで消し飛ばしてくれる!!!!…

…いやそれをも有り余る!!!…

貴様の周りを焦土と化してくれるわああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」


その際思い出すよう虚仮にされた事について怒りを露わにして行くと、

前世は無いモノとして考え!…それこそ今こうして神として再誕出来た事から

時を始め!…スッとマサツグへ向かい腕を伸ばし!…

自身の上半身を吹き飛ばした時と同様!…その伸ばした手の先に魔力を

集中させて行くと、また光輝かせる!…今度は逃がさない!とばかりに

狙いも定める!…そして怒りの余りマサツグだけでなくシロやグレイス!…

ミサカまでをも消し飛ばす事を宣言すると、上半身の時とまでは行かないが!…

小規模の光の弾をマサツグ目掛けて放って行き!…


__バシュンッ!!!…ゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!…ッ!?!?…


「フハハハハハハハハハハ!!!!…さぁ!!!…

今度こそこの長きに渡る因縁に決着をおぉ!!!…

そして我を愚弄する者には私が自ら天誅をおおぉぉぉぉ!!!!」


となるとその光の弾がまた放たれた事で周りは戸惑い!…特にミサカが向かって

来る様子に青褪めて行き!…グレイスもそれに気が付いた様子でハッとして見せ!…

途端にまたあの巨大な狼になろう!と精神を集中させるのだが、何故か変身が

出来ず!…と、一方でハクもまたあの光の弾が迫って来ている事を勿論慌て!…

が、さっきの様に臆病風には決して吹かれず!…何なら今度は自分の番!と…

玉砕覚悟でも皆を守ろうとするそんな意地を見せようとすると、急ぎ足を動かす!…

しかしマサツグがそれを良しとしない様子で行動に出る!…と言うのも!…


「ッ!……はあぁ~…ッ…シロ?…ちょっと掴まってろよ?…」


「ッ!…ふぇ?…」


__バシュンッ!!!…ッ!?!?…


それはマサツグも気が付いた様子でまずはピクッと反応を示す!…しかしだからと

言って慌てる事は一切なく、寧ろ呆れた様子で溜息を吐き!…と、今度はずっと

しがみ付いているシロへ向かい声を掛け出し!…何でもしっかり掴まっていろ!と…

まるでもう諦めた様に注意の言葉を口にすると、シロもそのマサツグの言葉を聞いて

途端に耳をピクッ!と…そして気の抜けた返事をマサツグにする!…

となると次の瞬間シロの姿はマサツグと共にその場で一瞬で消えてしまうと、

また周りの面々を驚かせ!…ではマサツグとシロは一体何処に行ったのか?と

言った話になるのだが、その答えも直ぐに分かる事となり!…


__バシュンッ!!!…ッ!?!?…


「ッ…はあぁ~…とにかく!…こいつがラスボスって事で良いのか…

…OK?…じゃあこいつは俺一人で引き受ける!!…

後の皆は何かよく分からん雑魚を!…

…いや、負傷の救護に当たってくれ!!!…」


何故ならマサツグとシロが姿を現した場所と言うのは、まさにその慌てる原因と

なっている光の弾の前で有り!…となるとそんな二人の姿を見つけた事で!…

いやそれよりも直ぐに被弾しそうである事に勿論面々から動揺の声が挙がって

行くと、一方でマサツグはディマイオスの相手を引き受ける事を口に!…

そして後の雑多を面々に任せる!…具体的には負傷者の救助!とミサカに言うと、

突如そんな事を言われたミサカも勿論の如く戸惑って見せ!…


「ッ!?…え!?…ちょ!?…で、でも!!…」


「任せてくれ?…絶対に勝てる自信があっから!…」


それこそ自分達でも倒すのに難儀と言うかダメージを負わせる事ですら!…

幾ら何でも無謀!とばかりに更に戸惑い!…出来る筈が無い!と考えこれまた

慌てる様子も露わにすると、一方でマサツグはシロを頭に乗せたまま!…

恐らくミサカに向かいサムズアップをして見せる!…それを振り返る事無く

右腕を真横に伸ばして行くと、キザったらしくビッと決め!…

そして何か策がある様子で余裕の態度を堂々と見せ!…その迫ってくる光の弾に

対しても一切退かず!…サムズアップから拳を固めて!…

そのままスッと腰を若干落として迎撃の様子を取って見せると、面々を更に

驚かせる!…ここで隙を生じぬ二段構えの驚きを面々に披露する!…


__…スッ…ッ…グオンッ!!!…パッコオオオオォォォォォンン!!!!…


それはまるで正拳突きを放つ様に緩く構えると、次にはその向かって来る

光の弾へ向かって拳を突き出し!…するとその拳は見事に光の弾へ

吸い込まれるよう直撃し!…まぁ大きさからして外し様が無いのだが!…

それでもその一撃で光の弾が爆発する事はそのまま無く、それ所か撃ち返した様に

光の弾は勢い良くディマイオスへ向かって飛んで行き!…となるとその撃ち返す

様子に周りの面々も驚きの余り絶句し始め!…何ならその様子にディマイオスも

あり得ない!と…眼前に迫って来る光の弾を凝視しつつ!…驚きの余り動けない様な

そんな状態になってしまい、次には逆に被弾!…ディマイオスが大爆発を

起こすのであった!…

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感想 63

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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)

荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」 俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」 ハーデス 「では……」 俺 「だが断る!」 ハーデス 「むっ、今何と?」 俺 「断ると言ったんだ」 ハーデス 「なぜだ?」 俺 「……俺のレベルだ」 ハーデス 「……は?」 俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」 ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」 俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」 ハーデス 「……正気……なのか?」 俺 「もちろん」 異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。 たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

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【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
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俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。 異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。 せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。 そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。 これは天啓か。 俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

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 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

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