どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-

-第八章七十二節 [無力化]と巨大な口?とunknown!…-

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今まで出来た筈の事が出来ない事にディマイオスは焦り!…マサツグもマサツグで

今はただディマイオスを監視をするしか出来ないでいると、運営もとにかく慌てて

急ピッチで作業を!…とにかくフィールドの修復を始める!…

それはまるで時が戻るよう目に見えて変化!…その際ピシピシと不穏な音を立て!…

本当に大丈夫なのか?と言った疑問が所々で感じられると、更にディマイオスは

焦りを見せる!…それこそ何故力が発揮出来ないのか?を漏らし始める!…すると…


「…ッ…何故だ!!…何故力が使えない!!!…

まだこんなにも怨嗟が!!…我が力の源が溢れていると言うのに!!!…」


「…ッ!…あぁ~?……そう言う事?…

…だとしたら無駄だから諦めな?…それ、使から…」


「ッ!?…な、なにぃ!?…」


その際マサツグは藻掻くようディマイオスが何かやろうとしている事に

ふと気が付く!…そして何も起きない…いや起こせない理由を知っている様子で!…

一人簡単にダウナーな感じで納得した言葉を口にすると、諦めるよう続ける!…

何ならその原因も自分にあるよう変わらずローテンションで更に続けてる!…

となるとそんな事を言われてディマイオスもハッとした様子で反応をすると、

戸惑った様子で言葉を漏らしながら振り返り!…勿論未だ起き上がる事が

出来ないので、頭だけ!…それでもしっかりとマサツグに視線を向けて行き!…

まるで説明を求める様に戸惑いの表情を浮かべて見せると、マサツグも

最後に!とばかりに…その理由を説明する!…


「…って言うのもよぉ?…今の俺…如何やら相手の能力…

或いは《スキルを無力化する事が出来る》みたいなんだよなぁ?…」


「い…ッ…あぁ…えっ?…」


何でもマサツグが言うには如何やら自身のスキルが関係しているらしく、

マサツグ自身も分かって居るのかその能力を[無力化]!と…

しかし具体的な理解には至っていないのか様子は何処かあやふやあり!…

なんだよなぁ?と疑問形と…そんな様子で話すマサツグにディマイオスも

へっ?と…自分の事でありながら何故分からない!?と言った!…

困惑の表情を浮かべて見せると、同時に潰された喉で何か言葉を口に!…

しかしちゃんと言葉にならない様子で口から洩れる!…

それは恐らく疑問の言葉を漏らしているのか?…

一方でそんなディマイオスなど御構い無しに話しを続け!…


「…と言っても全部って訳じゃなくて[一つ]だけ…

更に《自身のスキルを強化する事も出来る》んだが…

如何やらこのみたいで…

だからどちらか片方を選んで使うって感じでスイッチ変更しないと…

こんな感じで発動が出来ないらしいんだわ…

…って、説明をしてみた所で理解出来たか?…

恐らく何が何だか分かって居ないんだろうが?…」


と言うのもこの[無力化]には制限がある様で、マサツグ曰く相手の能力をしか

無力化出来ない!と…その事をただ淡々とまるで友達に説明をする様な感じで

言葉を続け!…と、更にはまだこれだけではない様子でもう一つスキルを!…

別に自慢をする訳でも無いのだが、オマケとばかりに明かして行く!…

それは[自身のスキルの強化]で有り、これに関しても制約が有るのか!…

これもマサツグ曰く[無力化]の能力と併用が出来ない事を明かして行くと、

その操作と言うか?…感覚をスイッチ切り替えるする!と言う…恐らくマサツグの様な

感覚優先の人間にしか分からない言葉で話しをすると、マサツグ自身も

伝わっているかどうか?…いや伝わっていないであろう言葉を口にする!…

一方で当然そんな話をされてディマイオスは理解が出来ない様子で

更に混乱をして行くと、頭の中でこの状況を脱する事だけを考え始め!…


{…こ、コイツは一体何を言っておるのだ!?…

…ッ!?…よ、よもや!!…

よもやこの異能の力をこいつも持っていると言うのか!?…

しかし毛色は如何やら我とは違う!!…だがこうして我は追い込まれ!!…}


__シュウウゥゥゥ…パキパキパキパキイィ!!!……ッ


この時一応自分なりの解釈でマサツグを異能持ち!と判断して行き!…

故に相手が自分と対等?と言う風に捉えたのか!…とにかく不味い!と

今になって!…慌てるそんな素振りを見せていると、その間にも着々と

バトルフィールドは修復がされて行き!…同時にディマイオスの処刑の

時間も迫り始める!…と、その様子を肌で感じているのか?…

ディマイオスも何故トドメを刺さないのか?と考えては更に青褪め!…

が、ここで天運はディマイオスに味方をし始め!…


《…ふむ…こんな所で終わってしまうのは面白くない…》


「ッ!?…え!?…」


「ッ!!…誰だ!!!…」


いやこの場合は天運と言うか第三者と言うか!…何処からともなく声が聞こえ、

未だこの戦いを楽しんで居る様に!…この中途半端な決着を良し!としない様な

そんな事を口にすると、当事者である二人も聞こえたのか!…

当然機敏に反応を示す!…その際ディマイオスは戸惑った様子でえっ?と

驚きながらも言葉を漏らすと、一方でマサツグはその声に嫌な予感を感じたのか、

その声の主に対して噛み付かんばかりに声を荒げ!…何なら声の聞こえた方を

振り向いて行くが、そこに誰の姿も無く!…となると余計に不気味に感じる所で!…

否応なしに警戒を露わに!…何が来ても大丈夫な様に身構えていると、次には

その嫌な予感が直ぐにでも的中!…ディマイオスにある事が起きてしまう!…


__…ヴウンッ!!!…ッ!?…シュンッ!!…


「な、何だ!?…一体何が起きて!?…」


「ヒッ!!…た、助け!!…」


それは突如生えて来る様にヴンッ!と地面から姿を現して見せると、

倒れているディマイオスを一飲みにするようパカッと口を開いて見せ!…

その際現れたモノはまるでドラゴンの口の様な巨大な形を模しており!…

しかも真っ黒で光をも吸収している様な!…何なら既にディマイオスは

その口に中に入っており!…マサツグも気が付くなり慌てて咄嗟に

瞬間移動で退避をすると、一方でディマオイスはそのまま一口に何かに

食べられてしまいそうに!…この時ハッとした様子でマサツグに助けを

求めて行く!…しかしその時点でマサツグが助けようが助けよまいが

間に合う事は決してなく、ディマイオスの姿はその巨大な口の中へと

消えてしまい!…


__バクンッ!!!!………ッ…


「ッ!?…きゅ、急に何だってんだ!?…これは一体!?…」


__…ヴウウゥゥン!!…ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!…


と、そこから特に咀嚼する様な事は無く!…ジッと沈黙して更に何か

不気味なモノを感じさせると、マサツグも態勢を整えた所で戸惑いの声を!…

そしてその巨大な口をジッと見詰める!…すると徐々に何か様子が可笑しい

反応?が見られて行くと、次にはスッと宙に浮き始めて見せ!…

と言うのもまるでここから変身でもするかの様な異様な雰囲気を放ち始め!…

そして徐々にその形を変貌させ!…それはさも某・ピンクの悪魔のゲームに

出て来る球体状の叫び声を上げそうな魂へと形を変えると、そんな様子を見せる

ディマイオス?…と言うより巨大な口か!…マサツグが戸惑いを露わにする!…


「ッ!!…オイオイオイオイ!!…ここからが本番ってか!?…」


〈…おい、如何したと言うのだ!?…

お前の近くから突如異様な数値が検出されたんだが!?…

また何かやったのか!?…〉


「ッ!?…そんな訳ないでしょ、緊急事態です!!!…

何かよく分からないのが出て来たと思ったら!!…

相手にしていた幼女が食べられて!!!…

寧ろ説明はコッチが欲しい!!…」


その際目に見えて動揺を露わにすると、警戒をした様子でずっと

その巨大な口だった物を見詰め続け!…と、同時にその異様な様子から

ただ事では無い!と感じて行き…と言うのも長年と言う程でも無いのだが!…

経験からか無事では済まない!とばかりにこの後の展開が想像出来ると、

スッと武器に手を掛ける様子を!…一方で次にはチャットから疑問の言葉が

聞こえて来る!…それは状況の説明を求める様にクロエの方でも!…

異常が感知された事が話されると、まずはマサツグの事を疑って掛かり!…

が、当然違う事からマサツグが反論をして行き!…

この時慌てて否定をすると同時に!…目の前で起きた事を簡単に説明をすると、

寧ろクロエに何が起きているのか?の説明を求める!…

その間にも目の前の巨大な口だったモノは更に姿形を変え!…

次にはマサツグの前に立って見せる!…


__ボゴッ!!…ボゴボゴボゴボゴボゴッ!!!!…ギュンッ!!!……ッ……


この時何度も波打つ様子をマサツグに見せると、さもモヤッ○ボールの様な

形状にもなり!…そして徐々にその姿形は人の形を模して行き!…

その際先程の様な幼女の姿は何処かに消え!…成人男性の様なガッチリとした

体形にへと変貌すると、その全身像は未だシルエットの様に真っ黒な姿のままで!…

如何にも不気味な雰囲気を放って行く!…となるとそれを目の前にしている

マサツグとしても、とにかく不穏な気配を感じる事をクロエに伝え!…


「ッ!?…とにかく!!…

今尋常じゃあない事が起きているのは確かだと思う!!!…

…あと、目の前の奴がこうなる前に!!…

何処からか声が聞こえて来たんだが!?…」


〈ッ!!…声が聞こえて来た!?…念話の類か?…〉


と、ここでこうなる前の話を同時にして行き!…と言うのも聞き覚えの無い声が

聞こえて来た!と…まるでそれがこの異変の元凶である!とばかりに…

マサツグが考えている事を話して行くと、その話を聞いたクロエも機敏に反応!…

途端にどんな風にその声が聞こえて来たのか?を気にし始める!…

と言うのもそれは念話の様に聞こえて来たかどうか?を気にした様で、

マサツグもそれを問われた事で悩み始め…


「…如何だろうなぁ?…でも確かに似てる感じだった!!!…

でもってソイツは面白くない!って!!…」


「ッ!?…何?…」


「終わってしまうのが勿体ない!みたいな事を言ってた!!!…

…これってつまり!!…そう言う事で良いんだよなぁ!?…」


思い出す様にして言葉を口に!…そして言われてみれば?と言った様子で!…

似ていた事を更に話すと、続けてその聞こえてきた声が何と言っていたのか?を

クロエに話す!…するとそれにクロエも反応を示す!…

それはチャット越しからでも何と無く動揺の様子が聞き取れると、マサツグも

これまた更に続け!…と、薄々この後の展開も想像出来ている具合にもう一つ

言葉を!…それはこの後激しい戦闘になるであろう事を示唆して行き!…

クロエにもその事を確認するよう言葉を掛けると、その返事を聞くより先に!…

その人の影がマサツグに向かい襲い掛かる!…


__シュンッ!!…ッ!?…シュンッ!!…グオオオォォォ!!!…


「ぬおあああぁぁ!!!」


それはマサツグの真似をするよう目の前で突如姿を消すと、今度はマサツグの

目の前に現れて拳を構え!…と、次にはマサツグの顔面目掛けて右ストレート!…

ここまでほぼノーモーションに近い速さで!…マサツグも突如間合いを詰められて

更に攻撃!と…驚きも露わにしながらも持ち前の反射神経でブリッジをしながら

回避をすると、その人の影の拳はマサツグの目の前を一瞬で通過!…

そしてマサツグの後方へと伸びて行く!…と言っても別に某・ゴム人間みたいに

腕が伸びる訳では無いのだが、その後の拳圧が凄まじく!…


__ズドオオォォォンッ!!!…ッ…ガッシャアアァァァンン!!!!…ッ!?…


と言うのもその一撃は修復途中であったバトルフィールドを木っ端みじんに!…

その余波は下に居る者達にまで余裕で届き!…となると突然の衝撃波に面々も

これまた当然戸惑う反応を露わにすると、勿論動揺を隠せない!…

次には慌てて一体何が起きたのか!?と言った具合に空を見上げる!…

と言っても別にダメージを喰らった程の威力まではないのだが、

しかしそれでも怯んでしまうには十分な威力であり!…

と、空を見上げるとそこには何故かブリッジをしているマサツグに

謎の人影!と…余計に混乱する羽目になってしまい!…

誰もがその様子にえっ?と疑問を感じていると、マサツグも

そこからバク転をする様に距離を取る!…そしてその手に再度武器を

握ろうとする!…


「…よっと!……ッ……いきなりのご挨拶じゃあないのぉ?…

…一応聞いておくが…お前は誰だ?…」


勿論いきなり相手が攻撃を仕掛けて来た事で文句を口に!…そして警戒心を

密にして行き!…それでも相手に弱気な所を見せない様に!…軽口を叩く様にして

まず名前を聞き出そうとすると、その人影もピクッと反応をしてはゆっくりと

構えを解いて見せ!…そこから若干悩む様にしてマサツグの質問に答え始める!…

この時その人影から聞こえてくる声と言うのは、よくテレビ等で使われるあの

濁声のボイスチェンジャーを通して話している様に聞こえ!…


〈ッ!…私は……ッ…そうだなぁ…まだ名乗る名前を考えていなかったな…〉


「ッ!…ほぉ~?…」


その際その声の主は名前を考えていない!とマサツグに返事を!…それこそ今まで

問われた事がないから!とばかりに…そして問われたからその場で考えるよう

顎に手を置き!…警戒をするマサツグを前にして長考する姿を露わにすると、

マサツグもその人影に攻撃を仕掛ける事無くジッと見詰め!…さも恍ける様にして

返事をする!…何故なら迂闊に攻撃をしても良いものか?と考えたからで、

更には相手が恐らく件のハッカーである事をマサツグはこの時悟って行き!…

と、マサツグがジッと警戒を強めている一方で!…


〈…ふむ…では仮名だが……[UNKunknown]と名乗って置こうか?…〉


「ッ!…アンノーン?…」


人影は自身の事を[unknown正体不明]と!…そして宛ら今のマサツグの態度を

真似する様に!…恍けた様子で両腕をパッと左右に広げるそんな素振りを

露わにすると、マサツグもそれに対して突っ掛かると言った事は無く!…

ただその名前に疑問を持つ!…と言うのも別にそんな深い意味を考えている

訳では無いのだが、如何にもその名前の意味に対してふと疑問を感じた様で!…

が、そんな事など相手からして見れば如何でも良く!…[unknown]は更に話しを

続け!…何故今こうしてマサツグの前に現れたのか?を話し始める!…


〈…と言うのも君に興味を持った為…

今こうしてこのキャラの体をジャックして君と話しをしている…〉


「ッ!……ッ…悪いが俺にその気は無いぞ?…俺はノーマル!…」


それはマサツグに興味を持ってしまった事を口にすると、その声の様子からして

嬉々としたモノが感じられ!…と、その際その[unknown]には顔がなく!…

見てくれを例えるならばそれは某・炭酸飲料のあの銀色の人型と言った所か!…

とにかく表情が読み取れず!…一体如何言う意図を持ってそんな事を口に

したのか?が分からないでいると、マサツグも突如ハッ!と…

そこで先に牽制をするよう冗談は御免!と、自分がアブノーマルではない事を

口にして行く!…するとその話を聞いて[unknown]もピクッ!と反応をすると、

次には笑い!…そして不穏な様子も見せ始め!…


〈ッ!…フフフフ!…君は冗談が上手い様だ!……しかし…〉


__ヴゥンッ!!…チャキッ!!…ッ!?…ッ……


それこそその心配はないようマサツグを褒めると、次にはその手に黒い魔力を

握って見せ!…と、そこからは見慣れた光景が展開され出し!…言わずもがな

いつもの魔力武器を生成して行き!…しかしディマイオスのモノとは違い!…

何か今までの魔力武器とは異質なモノが直感的に感じられると、マサツグも

途端に身構える!…そして[無力化]を発動しようとするのだが、不可思議な事に

マサツグの力が適用されず!…


{…ッ!?…武器が消えない!?…嘘だろ!?…

…って、言いたい所だが…相手はチーターみたいなモンだ!…

まずこれも当たり前!と言った所か……けど…}


マサツグはこの時その武器生成に対して[無力化]を発動!…その[unknown]が

握る武器をジッと見詰め!…以降も使えない様にそのまま無効化に設定しようか?

とも考えるのだが、一向にその手から武器が消えず!…寧ろ更に形が凶悪な

モノへと変貌して行く!…となるとそんな様子にマサツグも思わずえっ?と

ばかりに動揺すると、次には何故?と悩み始め!…しかしよくよく考えれば

別に可笑しい事でも何でも無く…何故なら相手はハッカーで有り、同じ様な

力を持っている!…或いはそれ以上に何かデータを改ざんして居るのでは?と…

とにかく慌てる事無く冷静さを保って!…この危機を如何やって脱するか!と…

今はそれだけに頭を集中させる事を考えると、一方で[unknown]は余裕そうに

言葉を続け!…


〈…私は至って真剣でねぇ?…と言うのも君の持つその力!…

…いや[]と言うべきか?…

非常にそれが気になって仕方がなくてね?…〉


「ッ!?…も、もう一人の!…俺?…

…んな、何処ぞのエキセントリックな髪型にはしてないと思うんだが?…」


それは依然として何故マサツグに興味を持ったのか?と言う話しの続きで!…

[unknown]が言うのは自分は至って本気で気になっている!と…

そのマサツグの持つ力!…いやその背後に何かがある様子でやはり嬉々とした

様子を露わにすると、その[unknown]の言い様にマサツグが戸惑う!…

それこそ某・有名トレーディングカードゲームの主人公の様だ!と茶化して

見せる!…その際勿論それに自分が該当しない様にマサツグは否定をするのだが、

[unknown]はもうマサツグの意見など如何でも良く!…


〈フハハハハ!!…ッ…君も薄々気が付いている筈だよ?…

何故自分は他のプレイヤーとは違うのか?…

何故他より恵まれているのか?って!…〉


「ッ!…ッ……」


徐々に気分が昂って来たのか感情的に!…宛ら知識欲に駆られている様な!…

マサツグにも協力を求める!と言う感じでは無いのだが…自覚がある筈!と

さも同じ様な気にさせるそんな事を口にすると、マサツグもそれを言われて

ピクッ!と…何かを気にした様子で反応をする!…それは今までの冒険の

流れであったり、シロ達との出会いであったり!…まるでその力のお陰で

ある様に言われた事で少し考え!…別に何か悪い事でも無いのだが!…

心の中でモヤッとした異様なモノを感じてしまうと、更に一方で[unknown]が

畳み掛ける!…マサツグに言葉を続けて行く!…


〈別に私としても君の事を卑怯者と言いたい訳では無いんだ!…

ただその力の正体が何なのか!?…

ただそれだけを知りたくて仕方がないんだ!!……詰まる所…〉


その際更にテンションが上がって来た様子で興奮すると、今度はマサツグに

弁明し始め!…宛らもはやテンションが上がり切って可笑しな方向へと進む様に!…

ただその力が何なのかを知りたい事を話して行き!…そして何故この様な

行動を取ったのか?について!…一人勝手に話しを続けるよう何か意味深な

言葉を口にすると、次にはその考えているマサツグに向かい攻撃を!…

不意を突くよう仕掛けて行く!…


__ッ…ギュンッ!!…ッ!?…ガキイイィィィン!!!!…


〈…マサツグのそのデータが欲しいって事さ!!!〉


この時突如バッと瞬間移動をする様に姿を消すと、またマサツグの目の前に

現れて見せ!…と、その手にはいかにも厳つく禍々しいモノが握られており!…

恐らく槍と思われるモノがマサツグを一突きに!…しかしマサツグもハッ!と

我に返って!…また持ち前の反射神経で今度は抜剣!…瞬時にその向かって来る

槍を紙一重に弾いて難を逃れると、一方で[unknown]はここで漸く自分の願望を!…

やはりテンションが上がり切った様子でマサツグのデータを要求する!…

と言うのもここで言うマサツグのデータと言うのは、勿論マサツグのキャラの

データの事であり!…


「ッ!!…だからって!!…

はい、そうですか!ってくれてやる義理はねぇ!!!…ふざけるなあぁ!!!」


__ギギギギギイイイィィィィィィン!!!!…ッ!?……スッ…


となると当然これを奪われるともう二度とマサツグではゲームが出来なくなる

可能性が!…それはシロとの思い出から始まり!…その他キャラとの関係性も

まっさらになる事を意味すると、勿論それをマサツグは良しとしない!…

是が非でも守ろうと必死になる!…そして襲い掛かって来た[unknown]に対して

怒りを露わにして見せると、次には[unknown]を弾き飛ばし!…

が、弾いた所で[unknown]はヒラリと宙を舞うだけ!…若干驚きはするのだが!…

然程気にしていない様子でスッと体勢を整えると、またマサツグに向かい

視線を向ける!…そしてやはり諦めると言った様子を全く見せない!…

さてそうなって来るとマサツグとしても徹底抗戦の構え!…[unknown]に対して

大剣を構え直し!…


__…ッ…ジャコンッ!!!……ッ!!!…


〈…やっぱり…そのデータを寄こす気には成ってくれないかぁ…〉


「…馬鹿も休み休み言えよ?…テメェは俺がぶっ倒す!!!…」


当然そんな事をされてたまるか!とばかりに眼光を鋭く!…となると[unknown]も

自身の後頭部を掻き毟り!…まるで同意してくれなかった事に対して参った!と…

さも交渉であったかの様なふざけた態度を取って見せると、マサツグがその気に

なってくれなかった事に対しても言葉を口に!…するとマサツグもそれを聞いて

噛み付き始める!…その際もう勝算とかそんな事など如何でも良く、

ただ[unknown]に対してぶっ倒す!と…


〈…ふむ…さすがにキャラデータとなると…

個人の情報も絡んで来るから無理やりハッキングは出来ないし…

…出来ない事は無いけど、肝心のデータが破損する可能性もあるからなぁ…

…となるとやっぱり…君を無力化した後で!…

こっそりその情報だけを抜き取る事にさせて貰うよ!…〉


と、一方でそんなマサツグの宣戦布告など聞いていない様子で話を進め!…

何でも是が非でもマサツグのキャラデータが欲しい様で!…

無理やり!と言った事を口にするが、その際のデメリットも大きい事を

一人で勝手に漏らし続け!…すると次にはまた一人で勝手に結論を出し!…

それがマサツグを無力化!と話して行き…要は倒してからデータを取る!と…

マサツグの宣戦布告を聞いた訳ではないのだが、途端にマサツグに対して

戦う意思を露わにすると、スッと槍を構えて見せる!…となるとマサツグも

そんな[unknown]の態度にイラッと来る!…この時同時にその[unknown]の

言っていた言葉に対して疑問を持つと、反射でポロッと言葉を漏らし!…


「ッ!?…ハァ?…何を言って?」


と言うのも自分を倒せばと言うのは如何言う事か?…別にやられた所で

何も無い!と…それこそデータを弄れるタイミングなど全くない様に

感じられると、思った事をふと漏らし!…が、次にはそれに対して

[unknown]が途端にピクッと反応!…それは無知であるマサツグに

対して律義に返事をして見せるよう!…実はそうでない事を話し出すと、

その声色に何か不敵に笑っている様な感じを持たせて行き!…


〈…ッ!…知らないのかい?…実はこのゲーム…

プレイヤーもある意味でそこら辺に居るNPCと然程扱いが変わらないんだよ?…

ただ倒されてしまった際にデータが初期化されるか、されないかの差だけで…

倒されてしまった際の処理はみぃんな一緒!…

だからその隙を突けば幾らだってデータを盗む事が!!…

それはもうとてもとても簡単に出来てしまうんだよ?…〉


何でも[unknown]が言うにはその情報処理の部分に隙がある!と…

その際プレイヤーもNPCも変わらない!と話し…まるで死んでしまえば

それまで!と…簡単な作業である様に大した事は無い!と豪語すると、

次にはマサツグに対してスッと槍を突き付ける!…マサツグを挑発する様な

そんな態度を取って見せる!…しかしそれでもマサツグは一切挑発に

乗る事はそのまま無く、ジッと[unknown]を睨み続け!…

一方でその話をチャット越しに聞いている者達も存在しており!…


「ッ!!…チッ!!…

こちらの情報処理方法まで暴かれているのか!!……アンジュ!!!…」


「今現在追っています!!!……ッ…

…にしても地味に面倒臭い相手ですねぇ!!…

ちゃんとロックを何重にも掛けて!!……でも、これ位なら!!!…」


それは言わずもがな運営のクロエとアンジュであって!…その一連の会話を

スピーカー機能で聞いて居り!…自慢げに話す[unknown]に対して!…

クロエが怒りを覚えて思わず机をドンッ!と叩いてしまうと、文句を口に!…

と、同時にアンジュを頼りにするよう名前を呼ぶ!…

するとアンジュも目の前に表示されている画面をあっちこっちと巡回すると、

急いでいる!とばかりに返事を返し!…その際アンジュは恐ろしいタイピング力と

集中力を発揮して!…鬼気迫る勢いで情報を処理し続けて見せており!…

具体的には二十を超える画面を同時に見回し、それらの画面を三つのキーボードを

駆使して休む事無く打鍵!…この時件のハッカーが姿を現した事で躍起になり!…

何ならもう尻尾を捕まえる一歩手前まで来ているのか!…その最後の壁が

面倒!と…しかし負けないつもりで果敢にハッカーに挑んで行くと、

マサツグの方でもさぁ如何しようか?と考えながらも…

ハッカーに翻弄されるのであった!…

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バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。 しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。 流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。 その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。 右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。 この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。 数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。 元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。 根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね? そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。 色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。 ……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。 12/23 HOT男性向け1位

おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ

双葉 鳴
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真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。 彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。 そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。 洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。 さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。 持ち前のサバイバル能力で見敵必殺! 赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。 そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。 人々との出会い。 そして貴族や平民との格差社会。 ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。 牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。 うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい! そんな人のための物語。 5/6_18:00完結!

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