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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-
-第八章七十九節 決戦を余所に!とオリハの応援?と最終形態!…-
しおりを挟むさて文字通りディマイオスがその場で瘴気の雲隠れをして見せると、
そこから更に怪奇現象染みた出来事が起き始め!…と言うのも未だ
その瘴気の積乱雲は徐々に大きく成長して行き!…
するとそれに合わせてまるで大気が振動する様な!…地面からは不自然に
瓦礫が浮き出し!…その瘴気の中へと取り込まれるよう異様な様子を
見せて居ると、更には生々しい音も!…まるで帝都と一体化しようと
しているそんな様子にも見えてしまう!…となると下で見守っている面々も
そんな様子を見て異様!とやはり感じてしまうと、戸惑いやら恐怖を感じ!…
と、一方では徐にハッ!とこのタイミングで怪我人が居るのを見つける者も…
「……ッ!?…モ、モツゥ!!…」
__ババッ!!…シュタンッ!!…タッタッタッタッタッタッタッ!!……
その者と言うのはアヤで有り!…ふと何か思い立った様に辺りを見回し!…
そこで隠れていると言う訳では無いのだが…見守る面々達から一人離れて
孤立しているモツの姿を見つけて行くと、そのモツの姿を見つけるなり
途端に心配!…思わず声に出してモツの事を呼んで行くと、
次には慌てて駆け寄り!…治療を施そうとして見せる!…
その際モツは未だ魔王覚醒の反動でか思う様に動けず仕舞いで、
ジッと地面に転がるよう倒れているが…
「ッ?!…え!?…な、何!?…って、アヤ…ッ!?!?…」
__ザザアアアアァァァ!!!…
と、ここでいきなりアヤに呼ばれた事で思わずビクッ!と…声を掛けられるとは
思っても居なかった様子で!…えっ何!?とばかりにそれこそ跳ねる様にして
驚いて見せると、アヤの声が聞こえた方へ視線を!…するとそこで滑り込むよう
駆け付けて来るアヤの姿を目にして行く!…その際メジャーリーガーも真っ青の
見事なスライディングを決めて見せると、モツの居る辺りでビタッと止まっては
声を掛け!…
「モツ!!!…大丈夫!?…怪我は!?…」
「ッ!?…え!?…あ、あぁ…だ、大丈夫…
…って言うか何でここにアヤが?…確かアヤは…」
それこそ慌てた具合に状態を確認し始めると、ボロボロではあるが怪我はない!と…
しかし普通ではあり得ないこの状態に対してアヤが何か違和感の様なモノを
感じて行き!…と、一人勝手に慌て続け!…今にも服を脱がし出しそうな!…
異様なまでに鬼気迫る?そんな様子を露わにすると、一方のモツも困惑し始める!…
と言うのも何故アヤが慌てているのか?と悩んでしまう!…何故から他の面々は
何故モツが動けないのか?を言わば知って居る訳であり、故に心配はしておらず!…
が、アヤはつい先程来たばかりでその理由を勿論知らない訳で!…
となると更に疑問が出て来て!…そのアヤが何故ここに居るのか?と…
デグレアントの城に置いて来た事を思い出し!…アヤにあれ?っとばかりに
その事についても質問をすると、アヤは如何でも良い!とばかりに返事!…
とにかく慌てに慌てて見せる!…
「そんな事は如何でも良いの!!…大丈夫な訳ないでしょ!?…
見せて!!…私なら治療できるかも!!…」
__グッ!!…ッ!?…ガバァ!!!…
「ッ!?!?…ちょ!?…」
と言うのも言わば最愛の人?がボロボロの状態で今そこに倒れている訳で、
アヤとしても居ても立っても居られず!…となると次には出来る限りの
行動をしよう!とテンパりも極まり…もはや一杯一杯の様子で暴走し始め!…
モツの着ている服にガッ!と脱がすよう手を掛けて行くと、そこからは勿論
無理やりにでも服を脱がそう!と…いや思いっきり捲って怪我がないか!を
確認し出す!…するとそこにはやはり怪我らしきモノは何処にもなく、
細マッチョな引き締まった体が有り!…と、一方で服を脱がされた事でモツは
当然動揺し始め!…別に生娘の様な反応を見せる訳では無いのだが、
動揺を隠せない様子で頬を染めアヤに待つよう言葉を掛けるが!…
アヤは止まらない!…更に暴走の一途を辿る!…さてそうしてある意味で
イチャ付いている?様子を見せて居ると、今度は祈るシロ達の方では
飛び出して行ったオリハが帰って来て!…
__…バシュンッ!!……ッ…ズサアァァァ!!!…
「…はぁ!…はぁ!…ッ~~~……み、皆は!?…大丈夫そう!!…
…ってかアレは!?…って、シロちゃんとハクちゃんは!?…」
「ッ!?…ちょ、ちょっと落ち着きなさいって!!…
…って、お父さん?…あれ?…お父さんは今まで?…」
それはまるで奇襲を掛ける様に飛び出して見せ、となると次にはくまさん達の
目の前に滑り込むよう着地して行き!…と、今度は息を切らしながら
慌てた具合に質問をし出し!…と言うのも全員が無事であるかどうか?を
確認し出すと、立て続けにシロとハクの様子が可笑しい事にも気が付いたのか!…
これについても何!?と面々に問い掛け!…と、そんな落ち着かないオリハに
対してくまさんが言葉を!…言わずもがな一端落ち着くよう言い聞かせ!…
その際よく見てオリハの隣にマサキが居る事にも気が付いて行くと、
くまさんも思わず質問!…今まで何処に居たのか?を尋ねて見せる!…すると…
「…ゼェ!!…ゼェ!!……ッ…カハァ!!…ッ…
い、今まで敵と一応戦ってた!!……筈…」
マサキも息を切らしながらくまさんに返事!…その際今まで姿が見えなかったのは、
前線部隊に交じって敵を交戦をしていたらしく!…だがそれも突如として
疑問を持ったよう返事を続け!…と言うのもマサキは首を傾げ!…
今まで自分は一体?とばかりに!…まるで記憶に障害がある様なそんな素振りを
露わにすると、くまさんもそんなマサキの様子を見て途端に不安!…
説明を求めるよう更に返す!…
「ッ!…え?…筈?…」
「…急に衝撃を受けたかと思ったら…目の前から相手にしとった奴らが消えて!!…
オマケにその間俺も気絶してたみたいで……今何が起きてるんか分からんで!!…
そんでもってとにかく目ぇ覚めたらヒロ見つけて!!…
っで、とにかく追い駆けて来て今ここに居る!!…って言うのが俺の話!!…
…はあぁ~…」
この時くまさんも首を傾げて質問をすると、マサキは更に何が有ったのか?を
話し始める!…それはマサツグがここに到着するまでの間の事も含まれており、
マサキ曰く前線に居た!と…もはや裁縫師とは何ぞや?と言う様な発言なのだが…
とにかくマサキは未だ混乱をしている様子で、オリハを見掛けて追って来た!と…
そして今ここでこうして息を切らしながらくまさんに説明をしている事を話して
行くと、話し切った所で漸く呼吸を整える!…それはさも疲れた様子で
重く吐き出す!…となるとそのマサキの説明を聞いてくまさんも納得出来たのか、
次には労わる様にして戸惑いながらも声を掛け!…
「…ご、ご苦労様!…
…っで、ヒロちゃんも敵が消えたから帰ってきた感じ?…」
「ッ!…まぁそんなとこだけど…
それよりもシロちゃんとハクちゃんは!?…ちゃんと無事!?…」
とりあえず簡単にご苦労様!と…するとマサキは漸く一息吐ける!とばかりに
その場でへたり、そしてもうそこから動けない!と言った感じで疲れた様子を
露わにし始め!…と、一方で更にくまさんの質問は続きを見せ!…
と言っても今度はオリハに対して!…マサキの話を聞いてオリハも同じ理由か?と…
するとオリハもその質問を受けて、似た様な理由である事を明かし始め!…
が、オリハからすればもう敵の事など如何でも良く!…
とにかく双子は無事なのか!?と…まるで狂信的な程にシロとハクの心配をすると、
くまさんはそんな慌てるオリハに対して容赦ない一撃!…
まるで壊れた家電を直す様にチョップを放つ!…
__…はあぁ~……ッ…ズドンッ!!!…
「ッ!?…グハァ!!!…ッ…ッ~~~~!!!……」
その際言っても落ち着きを見せないオリハに溜息を吐きつつ!…
と、徐にスッと右腕を振り上げ始め!…そのまま真っ直ぐ垂直に
オリハの頭目掛けて狙いを定めると、チョップをスコ~ン!と
落として行く!…すると一瞬だが身長が縮む様な!…
そんな幻覚が周りには見える!…と言うのもそれは如何に
くまさんのチョップが凶悪か!と言うが伺えて見える様で!…
一方のチョップを喰らった本人は一瞬意識が飛びそうになり、
次には頭を抱えて悶絶し始め!…
だがオカンはそんなオリハに対して御構い無し!…
と言うのも改めて落ち着け!とオリハに言い聞かせ!…
「そんなに詰めて来んでも無事やわ!!…て言うか見たら分かるやろぉ~!?…
…ただお祈りの最中なだけや!!……ッ…誰かさんの為にな?…」
「ッ~~~!!…ッ!…だ、誰かさんの為?……ッ!…」
それこそ詰め寄って来るオリハの事を鬱陶しい!とばかりに…
何なら直ぐ傍に居るので見れば分かる!と…シロとハクが祈っている姿を
指差し!…何とも無い事をオリハへアピールするよう見せてしまうと、
更に二人はお祈り中!と…これまた何か意味深に言葉を続けて行く!…
その際言わずもがな!と言った様子でくまさんが誰かの事を仄めかすと、
オリハもピクッと頭を押さえながら反応をして見せ!…
と、特にその誰かと言う言葉に食い付いた様子で!…すると途端に視線を移し…
シロとハクの様子を自身の目でも確かめて行くと、オリハもそれを見て
直ぐに察する!…となると今度は不敵に笑みを零しながら納得する!…
__……ッ…フッ…ッ!…
「…なるほどね?…じゃあ邪魔をしちゃいけないわな?…」
その際オリハがフッと笑って見せた事でくまさんもピクッと反応をすると、
思わずオリハの事を見詰め!…別に笑った事がいけないとかそう言う事では
無いのだが!…ただオリハがこう言った場面でフッと笑うのが珍しく!…
一方でオリハは淡々と理解をするよう言葉を口に!…この時誰に対して
祈っているのかも当然理解!…シロとハクを見詰めつつ!…
健気で可愛い!と言った慈しむ表情を浮かべて行くと、次にはふと空を見上げ!…
__…スッ……ッ…
「…兄さん?…こんな小さな子達が兄さんの勝利を信じて祈ってるんだ!!!…
…絶対に!!!…絶対に負けるんじゃねぇぞ!?…
ここで勝たなきゃ男が廃るぜ!?…」
と言うのもそのオリハが見上げた先に居るのはマサツグであり!…
と、今度は語り掛けるよう言葉を口に!…それこそシロとハクも
一緒になって頑張っている!と…マサツグの勝利を信じて!…
一生懸命にただその場で祈り続けて居る事を更に堂々口にすると、
本人に聞こえて居るかどうか等は御構い無し!…
ただオリハもそれに合わせて負けるな!とエールを零して見せる!…
その際これで負ける様な事が有れば格好が悪い事も続けて漏らすと、
まるでプレッシャーを掛け!…が、それはオリハなりのある意味
労りの言葉で有り!…そんな言葉を言うオリハに対して、くまさんも
更に驚く様な反応を!…
「ッ!…ヒロ……ッ…」
「…まぁ…実の兄ながらに羨ま…ならぬ!…妬ましいが勝ってるけど…」
「ッ!?…コ、コイツは!…」
何なら別に仲が悪い訳では無いのだが、オリハがそんな事を口にしたのが
これまた珍しく!…と、思わずオリハの本名?を呼んでくまさんが戸惑い!…
一方でくまさんに呼ばれた事でまたもやオリハがピクッ!と反応…
すると次には本音をポロポロと漏らし始め!…今のマサツグが羨ましい!と…
いやそれよりも寧ろ嫉妬心が勝っているのか…二人から祈られている事に
対して妬ましい!とまさに今の自身の気持ちを零して行くと、
そんなオリハの言葉にくまさんも三度戸惑い!…ツッコミの言葉を口にする!…
さてそうしてそれぞれがマサツグを応援?する様子を見せて居ると、
マサツグの目の前では遂にディマイオスが姿を見せようとしており!…
更に怪しい様子を見せ!…
__ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!……ッ…
〈…コノ世界ハ我ノ為ニ存在スルノダ!!…
コノ世界ヲ統治スルノハ我ニコソ相応シイ!!…〉
「ッ!…まだそんな事を言ってんのか…」
宛らそれは最終形態に変身する様な!…雷鳴轟かせて瓦礫を集め!…
とにかく不穏な様子を全面に!…そして言葉も取り戻した様子で!…
また最初の時と同様自分がこの世界の支配者である様なそんな事を
口にすると、マサツグも当然それを聞いて更に呆れてしまう!…
それこそツッコミを入れるよう言葉を漏らす!…
だがそんなマサツグを尻目に更に瓦礫がぶつかる音や生々しい音を
響かせて行くと、次にはその時が来たのか!…
自らその身に纏っていた?瘴気を払い姿を現し!…
__ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!……ッ…ヴワサアアァァァァ!!!!…
「ッ!!……ッ……ほほぅ?…」
それこそまるで封印を解く様に力強く!…すると辺りにその身に纏っていた
瘴気を充満させ、マサツグ達を怯ませる事に!…だがそれも一瞬の出来事の様子で
次には振り払い復帰して行き!…しかし次にその目の前に居たのは立派な化け物の
姿であり!…宛らその姿はゴーレムの様な!…それは先程吸収していた瓦礫を
寄せ集め!…歪で巨大な人の体を作り上げていると、その瓦礫と繋ぎ止めるよう
血管らしきモノを張り巡らせ!…何ならそれは現在進行形で血が通っているのか、
ドクンドクン!と脈打たせる!…尚頭に関しては先程のままのモノがへばり付くよう
天辺部分に付いて居り、急ごしらえの様に感じられ!…
__ドクンッ!!……ドクンッ!!……ドクンッ!!……ドクンッ!!…
「…最終ラウンド…ってか?…」
だがそのディマイオスの大きさはマサツグの約数倍と言った所!…
例えるならマサツグの身長に対して相手は三階建てのハイツ位!…
しかしマサツグはそんな相手であっても、何も感じていない様子で
スッとディマイオスの体を見上げ!…次には慣れているのかこれが
最後!とばかりに言葉を口に!…そして静かに太刀を構え始め!…
当然抵抗の意志を露わに!…いやぶっ倒す!と言った鬼気迫るモノを
放って行くと、ディマイオスもそんなマサツグの気配を感じてか…
更に言葉を続けて見せる!…
〈我ハ唯一ニシテ絶対!!!…誰モ歯向カウ事ハ敵ワズ!!!…
全テヲ欲シイガママニ!!!…全テヲ蹂躙スル事コソガ我ガ使命!!!…
…我ノ邪魔ヲスル者ハ!!!…全テ万死ニ値スル!!!!…〉
この時その言葉も今まで言って来たモノと全くと言っても良い程に一緒の言葉で、
もう驚きや戸惑い!…恐怖と言ったモノは微塵も感じられず!…ただそこに在るのは
傲慢と怒りと私利私欲のみで!…まるでこの世の欲の塊を体現した様な存在に!…
とにかくある意味でもう感情が無くなった様なそんな態度を露わにすると、
次には自身の周りにある瓦礫から何かを作り出す!…そしてそれを殺意に変えて
マサツグに向ける!…
__ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!…ガゴッ…ドゴッ…ゴリッ…ゴツッ…
「ッ!?…な!?…」
「お、おい!!…本当に大丈夫なのかよ!?…」
それは音を立てながら歪な形の瓦礫同士をくっ付け徐々に形にして行くと、
さもその瓦礫を自身の手の様に形を変え!…それも一つや二つとかではなく
出来る限り!…何なら右手だけとかそう言う偏りを見せる事も無く!…
ちゃんと遂になるよう左手も込みでマサツグの周りを囲んで行くと、
その様子に下で見守っていた面々もこれまた驚き戸惑い!…
途端にマサツグの心配をする!…と言うのも一斉にその岩の手がマサツグに
向かい襲い掛かると考えると、とても無事では済まない様に感じられ!…
と、そんな心配の声を余所にその瓦礫の手はまるで調子を確かめる様に
動き始め!…
__ゴリッガリッガゴッ……グッ!!…ッ!?…
〈…愚か者よ!!!…我に歯向かう愚か者よ!!!…
その身をもって!!!…我が力に屈するが良い!!!!〉
ある物?はまるで握り拳を作る様に、またある物?は某・大乱闘のゲームに
出て来るクレイジーの様に!…それぞれがこれまた個性なアップを見せ!…
スッと静かにマサツグへ対して狙いを定めるそんな様子を見せ始めると、
ディマイオスももう一つ言葉を!…これから刑罰に処すようマサツグを
愚か者と呼んで見せる!…そして覚悟するよう更に自身の両腕も広げて
見せると、次にはそれが合図とばかりに岩の手達が一気にマサツグへと
襲い掛かり!…
__グッ!!…ッ…ゴアアアアアアァァァァァ!!!!…
「ッ!?…ヤバい、ヤバいぞ!!!」
「こんなの如何防げって言うんだよ!?…
ってか何なんだこの化け物は!?…」
それぞれが握り拳を作って行くと、次にはマサツグへ向かって突貫し始め!…
と言うのもまるでそれは全方位型のオラオ○ラッシュの様であり!…
迫って来る拳の間は非常に狭く、そこから逃げる事は困難の様に見え!…
かと言って防ごうにも全方位からの攻撃であって!…これを防ぐとなると
何かスキル!…或いはもう運に頼るしかない!と言った絶望的な様子にも
見えてしまうと、ただ見ている事しか出来ない面々はもう悲観的!…
本当にその様子に文句を零す!…宛らそれはマサツグの文句を代弁する
かの様でもあり、一方のマサツグはそんな様子であっても一切慌てる事は無く!…
__…チャキッ!!…ッ…
「…[神業]…[結界刃・絶]!!!…」
その迫って来る瓦礫の拳に対して微動だにせず!…ただ太刀を握り構え続け!…
まるで攻撃を引き付けているかの様なそんな様子を露わにすると、次には自身の
間合いに瓦礫の拳が全て入ったのを感じたのか!…一気に太刀を抜刀する!…
その際また知らない技名を口にすると、やはりその抜いた太刀と言うのは誰も
その影を見る事は叶わないのか!…まるでただ技名を口にしただけの様に
見えてしまい!…本当に攻撃をしたかどうかが怪しく!…
誰もえっ?と戸惑う様なそんな反応を露わにすると、不可思議な事に!…
マサツグの周りの空間が突如歪んで見えてしまう!…
__ズウウゥン!!!!…ズシャシャシャシャシャアアアアァァァァ!!!!…
「ッ!?…なぁ!?…」
「ッ!?…も、もう!!…もうやってる事がまんまバ○ジルなんだが!?…」
それこそ文字通りそれは結界を張った様にも見える一方、その結界内に入っている
瓦礫の手は一切微動だにする事は無く!…と、次には恐らく斬撃のエフェクト
光が遅れて辺りを走り!…それは瓦礫の手をも透過するよう!…激しく結界内を
走り回り!…宛らこれも某・デビルハンターの兄貴の技の様に見えてしまうと、
その光景にもはや何度目となるか!…とにかく面々が驚き戸惑う!…
そしてもはやキャラの技のデパートと化しているマサツグに困惑を隠せずに居ると、
仕舞いにはまんまそのキャラの名前を上げる者まで現れ出し!…
だがマサツグはそんな者達の事など御構い無し!…ただ自分の邪魔をするモノは
例外なく!…ただひたすらに切り刻むようずっとその太刀を握る構えを
取って見せると、暫くしてスッと…マサツグが動きを露わにする!…すると…
__……スウゥ……ッ…キィンッ!!!…
この時マサツグは抜刀の構えから徐にその場でスッと膝を突く様に座り出すと、
左手に握って居る太刀を自身の目の前に持って来て!…
と、その際その動きに合わせて右手で太刀の柄をクッと逆手に握って行き!…
となるとここで何故か不自然に太刀がまだ完全に納刀されていない状態で
若干浮いており!…が、そんな事は如何でも良く!…
そのままスッと垂直に立てるよう!…太刀をずっと握ってこれまたスゥッと
そのまま残心に入って行くと、次には音を立てて太刀を完全に納刀!…
まるで殺陣の様に流麗なルーティンをして見せる!…
すると同時に音を立てて太刀を納刀した次の瞬間!…
__ドシャアアアァァァン!!!!…ッ!?!?!?……ッ…パチッ…パチパチッ…
結界内を走り回っていた光は弾ける様に消えて行き、また同時に瓦礫の手も
物凄い勢いで爆散するよう霧散し出し!…それは面々の頭の上に降り注ぐ事は
決してなく、四方八方に飛び散り!…そしてそんな様子を目にした面々は
これまた驚き目を見開き!…まるで夢でも見ているかのよな!…
もはやここまで来ると絶句の域で!…誰も彼も何も発さず!…
ただマサツグを見詰めて目をパチパチと何度も瞬きさせるそんな様子を
見せて居ると、ディマイオスもその様子を見て驚き戸惑い!…は無く、
やはり感情を失った?様に次の攻撃に打って出る!…
〈無駄ダ!!!…我ガ攻撃ハ如何ナル者デアッテモ!!!…
モハヤ絶対ニ破ル事ハ出来ナイ!!!…何度デモ蘇リ!!!…
貴様ヲ葬ルマデ永遠ニ攻撃ヲ放チ続ケル!!!…
…我ニ歯向カイシ愚者ヨォ!!!…己ガ愚行ヲ後悔シ嘆キ!!!…
無残ニアノ世ヘト落チルガヨ!!!…〉
と言うのも幾ら手を倒した所で本体でない事から痛くも痒くもない!と…
故に今度はまた先程と同じく瓦礫から手を量産して見せ!…そしてまたマサツグを
取り囲む様にして陣を築き!…まるで嬲り殺しにする!とばかりに…
自身の歯向かって来た事を後悔しながら死んでいけ!と口にすると、
一方でマサツグはその言葉を最後まで言わせる事は無く!…
途端に会話に割り込み始める!…その際ディマイオスの態度に対して
やはり呆れ切った様子を露わにすると、簡単に言葉を零し!…
「…まぁだ分かってねぇんだなぁ?…」
〈ッ!?…ッ…〉
それは何も分かって居ない!とばかりに馬鹿にするよう!…
何ならもう太刀を構える事も一切せず、スッと立ち上がっては
呑気に自身の頭を掻き出し!…それこそこの瓦礫の手に
囲まれている事に対してももう脅威に感じていない様子で有り!…
となるとそんな余裕を見せるマサツグの姿に!…
逆にビクッと動揺して見せ!…何か動けないと言うか動かないと言うか!…
その舐めた態度を見せるマサツグに思わず畏怖の念を抱いてしまうと、
今までの事を思い出すよう!…途端に警戒をして見せる!…
そしてマサツグの動きをジッと見て何を仕掛けて来るのか!?と身構え出すと、
更にマサツグはこれ以上呆れ様が無い位に溜息を吐き!…
__……ッ…はあぁ~~……
「…俺の攻撃はもう当に終わってるし…
何ならテメェはもう死んだも同然の状態だぜ?…」
〈ッ!?…ソレハ一体如何言ウ!?…〉
何ならもう戦う気も失せた様子を露わにして見せ!…その際身構えるディマイオスに
対して背を向け!…左手に握っていた太刀もスッと…柄からも手を放してそのまま
自身のベルトに佩いて行くと、次には意味深な事を口に!…と言うのももう攻撃を
終えた様な事を更に話す!…それこそしっかり息の根も止めた様に続けて話すと、
当然今こうして生きて身構えているディマイオスはこれまた戸惑い!…
となると一体何の事を話しているのか?が全く分からず!…
仕舞にはマサツグに質問をするよう言葉を口に!…勿論警戒止める事は一切せず!…
とにかく説明を求めるよう動揺の様子を露わにすると、マサツグもその質問を受けて
途端にピクッと反応!…すると更におちょくる様にして言葉を続ける!…
「…よぉ?…ここいらでちっとばかし神様らしく…
テメェに一つ予言をしといてやる!…」
〈ッ!……予言…ダト?…〉
マサツグ曰く少し神様らしい事をしようと思ったのか、ディマイオスにこれから
起きる事を予言する!と…それこそ振り返り様にディマイオスの動揺する顔に
向かって指を差し!…その際不敵な笑みも浮かべつつ!…
とにかく不安を煽る様な堂々とした態度を露わにすると、何故かディマイオスも
そんなマサツグの様子にしっかりと掛かる!…本気にした具合に反応をする!…
と言っても別に慌てる様子を見せる訳でも無い様で、
マサツグの言葉に疑問を持つよう!…だが一方でマサツグは面白がる様に
今からそれが起きる!とばかりに…
「…今からお前はその巨体を成す術無く崩壊させ!…
そしてこの場でその最後を迎える!!……その際!…
ある者がテメェにトドメを刺してこの勝負に決着を付けるんだがぁ?…
じゃあその最後は一体?…
誰がテメェにトドメを刺して終わらせるんだろうなぁ?…」
〈ッ!?…ナニィ!?…〉
何でもマサツグが言うにはその巨体を生かす事無く体は
ボロボロに崩壊する!と…
いやそうなる様にマサツグが既に何か小細工をしたのか?…
とにかくここでディマイオスが息絶える事を口にして行き!…
その死に方も特殊の様でさもそれが今回の予言であるよう!…
更に言葉を続けて話すと、ウキウキとした表情を露わに!…
となるとディマイオスも更に警戒を強めて行く!…
と言うのもやはりマサツグがトドメを刺しに来るのでは?と
考えると、途端にマサツグへ対して身構えて行き!…
__……ッ…グッ!!…
「…ッ…言っておくが勿論トドメを刺すのは俺じゃない!…
ンな在り来たりでベタな話の何が面白い!!…ちゃんとオチは用意してある!!…
…だがまぁそれはテメェにとってとても屈辱的で話しかもで!!…
まぁ多分死んでも死に切れない最後になるんじゃなかろうか?と…」
だがマサツグはそれを否定するようトドメを刺すのは自分では無い!と…
寧ろそんな展開は面白くない!と更に続け…オチはちゃんと別に用意がされて
有る事を仄めかすと、更にディマイオスを困惑させる!…何ならその結末の
ネタバレを少し漏らす!…それはディマイオスにとって望まぬ死であるよう
嗤いながら話して行くと、いつものマサツグに戻ったよう道化振りを発揮し!…
と、そんな話を聞いてディマイオスはやはり戸惑う一方!…
〈…い、一体何の話を!?…〉
「まぁまぁまぁまぁ!!……ッ…
…さぁて?…覚悟の準備は出来たか?…」
もはや今が戦闘中である事も忘れたかの様に!…完全にマサツグの調子に
呑まれてしまい!…思わず警戒が緩む様なそんな反応を露わにすると、
一方で更にマサツグが言葉を!…と言うのも最後!とばかりに確認をし出す!…
そしてその確認と言うのも言わずもがなこの後に待ち受けているであろう
予言についてで、それこそその予言が覆る事は無い!とばかりに…
フッと不敵に笑って見せるとこの間にも運命の歯車は回っている様な!…
やはり何か不穏な雰囲気を放って見せ!…これまた一方でそのマサツグの
予言に!…他の面々も固唾を飲む様にして見守るそんな反応を見せて居ると、
その最後はまさにマサツグらしい!…
クライマックスを迎えようとするのであった!…
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生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。
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剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。
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神様、ありがとう! 2度目の人生は破滅経験者として
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【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
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【第二部あらすじ】
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一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー
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【第一部あらすじ】
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※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
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