どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-

-第八章八十八節 王VS将軍と論争の幻覚?と止める理由!…-

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さて漸くロードレクが出て来た事でここから話がややこしく!…

と言うのも罪自体は覆し様が無いので、情状酌量の余地を考えて貰うしか

他に無く!…だが肝心のゼファーがずっとあの調子であるから難航は不可避に!…

となると如何にそれらを成しにして話しを聞いて貰うかが重要であり、

何なら恐らくゼファー自身の邪魔も想定されるであろう事から!…

色々と最初から悩むそんな様子を取って見せると、一方で臨戦態勢を取る様に

視線でロードレクに威嚇!…ゼファーが抵抗の様子を見せる!…

しかしそんな事で怯むロードレクでは決してなく、次には果敢に攻めの姿勢を!…


〈…ではこちらからの弁明を!!…まず全ての罪に関してでありますが…

我らが愚王の代わりに、その罪を認めるものとし…

ここに謝罪をさせて頂きます!!…〉


先行を取った様にロードレクが言葉を!…まず先程パルシィが読み上げていた

ゼファーの犯行の数々!…それらを直に指揮し見ていた訳ではないだが、

何か確証がある様子で全てを認め!…すると次には続けてその罪を犯した際に

被害を受けたであろう被害者達に対して謝罪の意を!…

当然自分がやった訳では無いのだが、自分にも非があるよう頭を下げ出し!…

数秒間そのままの状態で固まって見せると、

その真っ直ぐなロードレクの謝罪の姿勢に誰もがえっ?と…

本当にデグレアントの人間であるかどうかを疑い始める!…


__ッ!?…どよっ!?…ザワザワッ!!…ザワザワッ!!…


何故ならやはりデグレアントと聞いてしまうと、横柄かつ不遜と言う言葉が

二重に付いて聞こえるイメージがあるからで!…

しかしロードレクからはそれを感じさせない実直さが見られ!…

となるとそんなロードレクの様子にこれまたザワザワ!…

その噂に違わぬ?真っ直ぐさに!…

傍聴席にいた掘りテクのゴリアスや重装騎士のクリミア!…

その他戦争に参加をしていたハンドレットにミサカと言った!…

面々が思わず目を奪われてしまって行くと、

そんな驚く面々を尻目にスッとロードレクが頭を上げ!…

ゼファーの弁明をし始める!…


〈…しかし忘れないで頂きたいのがこの現王の凶行は全て!!…

前王からなる必要なまでの精神的苦痛から来たモノであり!!…

更にはその罪の全ても前王が予めそうなるよう仕組んだ事からなる!!…

所謂マインドコントロールなるモノから来た事である事を!!…

また重々承知していただきたい!!!…

…前王の行いはそれは目に余るモノであり!!…

我々としても幾度となく警戒をしては居たのですが…〉


この時そこで語られるは生前ロードレクも見て来たのか、

ディマイオスの教育と言うかネグレクトと言うか!…

とにかくそれが原因で恐らくゼファーの精神が歪んだ事を口にして行き!…

まるでさも精神疾患であるよう話しをすると、

これも生前のディマイオスの計画であった様な!…

それこそマインドコントロールを受けていた事を口にする!…

そしてこうなる事も全てディマイオスの計画であるよう

話しを続けると、自分の意志で無い!とばかりに…

だが聞こえとしてはやはり言い訳止まりに聞こえるモノで!…

しかしそれでもロードレクの主張は止まらず!…

これらをもって情状酌量!と…面々に減刑を求める訴えをして行くと、

案の定次には反抗期真っ盛りのゼファーが真っ向から文句を!…

ロードレクの邪魔に入る!…


「…そんな説明が何になるというのだ?…結局私はこうして!!…

貴方の言う愚王の言いなり人形に成り果て!!…

凶行に及んだ事は変わらないでは無いか!!…

…私は裁かれるべき者だ!!!…

もう二度と表舞台に立つ事の出来ない様に!!…

その存在を抹消するべき化け物なのだ!!!…」


ゼファーの主張はこうである!…確かにマインドコントロールを受けたとして、

しかしそれでも犯行に及び実行したのも自分である!と…

やはり極刑を望む様にして文句を漏らし!…

その際証言台の手すりをドンッ!と叩き…怒りと言うか不服な様子を弁明する

ロードレクに露わにすると、自分で自分は消えるべき化け物!と…

卑下する様に言葉を続ける!…となるとそんな奇妙な主張に傍聴席の方でも

えっ?と言った戸惑う反応が見られ出すと、また法廷内がザワ付いて行き!…


「…ミサカさん?…我々は一体何を見せられているのか?…

これは確か…ゼファーの裁判であった筈?…」


「…私もそのつもりで来たのだけど……なにこれ?…

これってもう裁判とは言えない様な?…

何なら弁護人が被告人と喧嘩してるし…

被告人は極刑を求めてるし……えぇ~?…」


何なら傍聴席のハンドレットが隣にいるミサカにポソッと言葉を!…

それは一体何を見せられているのか?と言った様子で…

今目の前で繰り広げられている様子がとても!…自分達が知って居る

裁判には見えない様に話しをすると、ミサカもそれに同意をするよう

ポソッと返事を!…同じく分からない!と言った言葉を口にして行く!…

その際特に可笑しい点を二つ挙げて腕を組み首を傾げる様子を見せると、

一方で更に二人の論争は白熱化して行き!…


〈大体王にはまだなさねばならない責務が残っているのです!!…

あのボロボロの帝都を復興させ!!…

そして戦争で避難して居た者達を受け入れ導くという使命が!!…

民の生活を守ると言う立派な使命が!!!…〉


もはや傍聴席を置いてけぼりにロードレクがゼファーに真っ向から噛み付き

始める!…それは王としての責務!と唱え、帝都の復興に民の生活と安全!と…

それこそ未だゼファーを王として座に置き!…その職務を絶対に全うさせよう!

と続けて話すと、当然の如くそのロードレクの言葉にゼファーが異を唱える!…

他でも無く被告人のゼファーが可笑しな事に文句を漏らす!…と言うのもそれも

至極真っ当?な言葉で有り!…


「それは私が処刑されてから!!!…

後で別の者が請け負えばいい事ではないか!!!…

…所詮!!…

誰が好き好んでその罪人が治める国に住むと言うのだ!?…

少なくとも私はそんな国など信用出来ない!!!…」


ゼファーの反論はあくまでも自分が居なくなってからの事であり!…

と言うのも自分の代わりに誰かに引き継がせればいい事を口にすると、

改めてここで自身が罪人である事を続けて話し!…

と、それは自身でもその罪を認めている様子で有り!…

そんな罪人が治める国に!…誰が好き好んで国民になるのか!?と

ロードレクにツッコミを入れると、もし自分がその国を探すに当たって!…

自分は選ばないであろう事を返事をする!…

要はロードレクの言葉に対して拒絶!…

もうたくさん!とばかりに嫌悪を露わに!…

するとそんなゼファーの嫌悪の様子に対してロードレクはピクッ!と…

何かきっかけを見つけた様子で!…


〈ッ!…ほぅ?…一応と?…〉


「ッ!!…ッ!?…ッ~~~!!…」


〈…少しは人間らしさを取り戻したと言った所ですか?…〉


と言うのも先程の反論にて!…自らの口で罪人と名乗り!…

更には人並みの倫理観も持ち合わせている事をポロッと露呈した!と…

それこそ呆れる様にして敢えて上から目線で一言指摘して行くと、

その言葉にゼファーはムッとした表情を見せるが!…

次にはハッと気が付いた様子である事に気が付く!…

そしてその事を気にする様に更にロードレクを睨んで行くが、

ロードレクは一向にその態度を崩す事は無く!…

寧ろ少し兆候が見られた事を僥倖!とばかり…

巣が出て来た事にフッと笑みを!…

宛ら本当の父親の様に優しい様子を露わにするが、

反抗期の息子ゼファーはこれに対してもう一つ抵抗!…すかさず態勢を整える!…


「…関係無い!!…とにかくもう済んだ事の筈だ!!!…

私はもうこの世に未練はない!!!…民衆の好きな様に私を殺し!!!…

その死骸で面白可笑しく遊べば!!!…」


それこそまるでロードレクから一撃貰った様に怯んで見せるが、

次には反撃に打って出て!…それこそ感情的になって投げやりに言葉を!…

その際どんな風に扱われる事を想像しているのか!…

まるで自身を処刑する者は外道!とばかりに…

何か惨たらしい様な想像をさせる言葉を口にすると、

一方でそれをさらりと躱して更にもう一発横っ面に!…

ロードレクがストレートを放つ様に追撃を放つ!…


〈…そうですね?…

ゼファー、貴方は一つを否定されると実は簡単にムキになる!…〉


「ッ!?…グッ!!…」


と言っても実際に戦っている訳では当然無く、あくまでもそう見える

何か幻影の様なモノがその法廷内に居る者達には見えて居り!…

と、その際追撃を繰り出したのは言わずもがなロードレクで!…

何ならやはり息子の成長と言うか特徴を見ていると言うか!…

よく知っている様子でフッと笑い!…

そこから更にちょっかいを入れるようムキになる条件?を口にすると、

更にそれを言われた事で思わずゼファーが怯む!…

となるとその様子を見て傍聴席!…仕舞には裁判官達までも戸惑い出す!…


「…こ、これは一体!?…」


「…ミ、ミサカさん?…私達は幻影か何かを見ているのでしょうか?…

な、何やら目の前で交戦している様子が?…」


ただ目の前で繰り広げられる殴り合い、もとい論争はロードレクが優勢で!…

何ならこの時ゼファーはフラ付きロープに寄り掛かって居る様に見える始末!…

しかしまだその闘志は衰えていない!…

だが焦りを感じている事もまた同時に見られる様で!…

となるとそんな様子にこれまた疑問の声が!…

また何を見ている!?と不安になる様子を露わにする!…

この時ハンドレットがその見えて居るモノに疑問を持ち!…

ミサカにその光景が見えているのは自分だけか?と質問をすると、

ミサカも隣で自分にも見える!と返事を返し…


「き、奇遇だねぇハンドレット君!…わ、私も何か…

ボクシングの試合でも見ている様な気分になって来た…

と言うかそう見える…しかもかなり一方的な試合運び!…

…これって確か裁判だった筈だよね?…」


__…ッ…うぅ~~ん……


その際自分の目には今どの様に映っているのか?…まるで解説?…

いやハンドレットに状況を説明するよう!…

やはりロードレクが優勢に見えている事を話して行き!…

何ならこの時その様子をミサカは一方的!と…

やはり解説の様に話してしまい!…

自分でもそう話していて当然疑問を感じ出すと、

改めてこれが裁判であるかどうか?に戸惑いを持つ!…

そして二人で悩む様子を露わにする!…

さてそうして周りを困惑させながら二人が未だ睨み合いをしていると、

更にロードレクが畳み掛け!…


〈別に貴方の覚悟を嘲笑っている訳ではない!!…

…ただ、途中で命を投げ出す様な愚か者に!!…

あの世は一つも優しくはない!と言う事を言っているのです!!…〉


「ッ!!…それは如何言う!!…」


この時ゼファーの覚悟を馬鹿にしている訳ではない事を改めて口に!…

しかしその覚悟を向ける先が間違いだ!と…

やっている事はただ愚か者であるよう何も報われない!とも続けて話すと、

何ならゼファーの真の狙いを理解をしている様子で!…

それこそ途方に終わるであろう事を更に漏らし!…

ゼファーもその言葉を聞いて思わずピクッと反応をすると、

その言葉の意味について尋ねて行く!…

するとロードレクもそう問われた事でどういう事か?を続けて見せる!…


〈…今自分でもお認めになられた通り!!…貴方は大きな罪を犯した大罪人だ!!…

その様な者に!!…貴方のお思い人が居る天界が門を開くとでもお思いで?…

思っているのならそれは大きな思い違いに他なりません!!!…〉


「ッ!!…五月蠅い!!!…別にそんな事など!!!…」


それはゼファーが認めた通りに大罪人である事が関係している!と、

そして更に関係しているのは如何やらゼファーの思い人の話の様で!…

と言うのもロードレクからすれば!…いや第三者から見ても動機が

とても不順で有り!…それをそのままま指摘して行き!…

あの世もそんな優しいモノではない!と向こうの現実を突き付けて話すと、

更に拍車を掛けて大罪人の枷が邪魔をするであろう事を口に!…

ゼファーの見積もりが甘い事を更に言う!…

それこそ思い違い!と言って考え直す様に再度言うと、

ゼファーはそんなつもりで死を望んでいる訳ではない!と…

しかし更にロードレクの言葉の猛攻は続きを見せ!…


〈では何故そんなに死に急ごうとするのです!?…

今ここで極刑を受け!!…死して天に昇る事になろうとも!!…

そこであの子に会える事は決して無い!…

一目見る事だってそのまま未来永劫叶う事は無いのですよ!?…

…所謂無駄死にと言うヤツです!!…ならば今ある命を懺悔に使い!!…

少しでも悔い改める事で、あの子に会おうとする事が最善の策!!…

…こんな事を霊体の私が言うのもなんですが…

…とにかく!!…今ここで貴方が死のうとも!!…

絶対にあの子に一目叶う事は無い!とだけ予めここで宣言しておきます!…

…もっとも、今ここで死ねば更に残酷な運命を見る事になるやもしれませんが…〉


では何故!?と言って改めて死に急ぐ理由について言及をし始め!…

その際再度あの子と言ってラティナの事を指しているのか、

死んだ所で逢えない!…それどころか一目見る事すら敵わない事を

さも知っている様子で話して行くと、ここで求めている死は意味の無いモノ!と…

まさに無駄である事を話して見せる!…

するとこの時ゼファーもその話を聞いてやはりピクッと反応をすると、

フッと思わずロードレクから視線を逸らす様な…

が、それでも構わずロードレクの話は続き!…今ここで死を選ぶより!…

その罪の意識を持っているのなら!…

生がある内は贖罪をすべきである事をさも最善の策!と言ってゼファーに説くと、

何か自分でもこんな事を言っても良いのか?と…

思わず若干疑問を持つ!…しかしそこはゼファーの事を考えて行くと、

改めて死のうとする事に対して反対をし!…

と、その最後に意味深な事まで口にし始め!…

となるとその言葉が引っ掛かったのかゼファーも思わず反応をして見せ!…


「ッ!…ッ…それは如何言う?…」


〈…今まで可笑しいと思った事は無いですか?…

恐らくここまでの様子を見る限り!…

そんなに簡単な道では無かった筈です!!…〉


その際相も変わらず不機嫌そうな表情を露わに!…

しかしその言葉の意味について徐に質問をし始め!…

自分でも何故かふと気になった様子をチラッと見せると、

そのゼファーの問い掛けに対してロードレクも

更に意味深な事を口にして行く!…

と言うのもゼファーの今までの道のりが見えている様子で話をする!…

と、この時特に一番に気にして欲しい!…

或いは思い出して欲しい様にここまでの道が簡単なモノでは

なかった事を続けて行くと、三度目となるであろうか?…

ゼファーの背後をチラッと気にし!…

となるとさすがにゼファーも気が付いた様子で反応をして行き!…


「ッ!?…い、一体何を?…」


〈貴方がここまで来るに当たって!!…

障害は幾度となく目の前に立ちはだかった筈!!…

ある時は国を思う者に暗殺をされ掛け!!…

またある時は暴動が起きてその身を危険に晒し!!…

だがいつも無事で生き残って来られた!!…

それは確かにあなた自身の力かもしれませんが!!…

本当に!!…本当にそれだとお思いなのですか!?…〉


それこそ戸惑った様子で振り返って確認し出し!…が、そこには当然誰も居らず!…

となるとさすがに不気味に感じ!…その意味が分からない視線の向け様にゼファーが

イライラし始めると、一方でロードレクは何故今までそんな意味深な事を

話して来たのか?…その理由を話す様にこれまた更に難解な言葉を掛けて行く!…

尚その時のロードレクの様子と言うは、かなり真剣な表情でさも自分で

気付いて欲しい様な!…と言うか気付かないといけない様に言葉を口に!…

如何してここまで生き残って来れたか?…さもそれが偶然ではない!と…

何か別の力が働いている!…或いは守られている様なそんな事を臭わせて見せると、

その訳の分からない言葉に遂にゼファーが切れる!…

率直に答えを言うよう文句を零す!…


「…チッ…まどろっこしい!!…結局何が言いたいと言うのだ!?…

遠回しに私の実力が至らない!と言って居る様にしか聞こえないのだが!?…」


この時やはりあのゼファーでも感情的になると頭が回らなくなる様で!…

と言うのももはやあのポーカーフェイスは無くなり!…

怒りをそのまま表情や態度で露わにすると、また自分の力でない様に言われた事に

対して言葉を!…やはり反抗期の子供の様に文句を漏らす!…

するとそんなゼファーの反応にまたロードレクもピクッと反応をして見せると、

今度はちゃんとその意味について答えるのか?…スッと態度を改める様な!…


〈ッ!……では、お答えしましょう…

…簡単に言うと貴方が死罪になれば確かに!…

今すぐにでもあの子と会う事になるでしょう!!…〉


「ッ!?…はっ?…さっきと話しが食い違!…」


それは当然怒るゼファーと真剣に向き合い!…

そして先程までの言葉が如何言う事か?…

簡潔に言うとそのゼファーの思う子には直ぐに会える!と、

先程までの話を全てなかった事にするよう話し始め!…

となると勿論それを聞かされたゼファーはこれまた怒り!…

と言うのも言わば今までの話をもって騙そうとしていた様に

聞こえた訳で!…

ロードレクに軽蔑をする様な視線を向けると同時に!…

これまた当然とばかりに文句の言葉を口にしようとするのだが!…

それを更に遮る様にロードレクが言葉を!…更に自身の話を続ける!…


〈と言うのも、今貴方の……いえ…

!…〉


「ッ!?…ロ、ロードレク!?…一体何を言って!?………ッ…ッ?!…」


尚この時ロードレクは四度チラッとゼファーの背後に視線を向けると、

やはりそこに何かが居るよう話しをし始め!…

と言うのもその後ろに居る者がまさにその理由である!と…

今までの話を含めて全部!…何でややこしい話をしたのかその理由が

まさに今目の前に存在して居る様な!…

何ならフレンドリーにゼファーに覆い被さって居る様に見える事を

口にすると、さすがのゼファーもまたそんな話をロードレクがし始めた事で!…

思わず今度は怒りを忘れて戸惑う反応を露わにする!…

何なら一旦落ち着いた事でスッと今までの話の流れから考えて行くと、

次には何かを察せた様な!…


〈簡単な事です!…今まで幾度となく立ちはだかって来た困難は!…

確かに貴方の力もあるでしょうが!…

全部が全部貴方の力だけで如何にかなって来た!と言う訳では無いのです!!…

…もっと分かり易く言うと!!…死して尚も貴方の事を思い!!…

それが罪だと分かって居ながらも必死に貴方の事を守って来た!!…

そんな天使が未だに貴方に憑いていると言う事です!!!…〉


が、一方でロードレクはそんなゼファーの様子など御構い無し!…

その際ゼファーの実力をやはり馬鹿にはしていない様子で、

しかしそれとは別にこれまた要因が有ったであろう事を口に!…

と、その要因がまさにもう一つのゼファーの強みでもある様に!…

何なら今日まで生きて来られたのもこの強みのお陰!と…

それは愛が深いモノであるよう!…

今まさにそのまま自身が見えている通りに!…

そう感じられる事をまたゼファーの近しい者であるよう話して行くと、

ゼファーもそれを聞いて次にはハッ!と…慌てて振り返り姿を見る!…

しかしそこにあるのは空席となっている検察側の席でゼファーの目には

何も映らず!…が、構わずロードレクは更に続け!…

ここでハッキリと言葉を口に!…ゼファーの背後には天使が居る!と…

それがさもゼファーの思い人である!…

ラティナである様に堂々存在を明かして行くと、

更にゼファーはロードレクの方に視線を!…と、同時に戸惑いを露わにする!…


「ッ!?…な!?…」


〈そして共に罪を犯している事で!!…

まずその子にも罪の烙印が押される!!…

…いえ…既にもう押されてしまっている事でしょう!!…〉


__ッ?!…どよぉ!!!…


それは事実かどうかを確かめる動揺の声の様にも聞こえて行くと、

まだ話は続くのか一方でロードレクは淡々!と…

と、ここで死罪になってしまう事が不味い理由をついても軽く口に!…

と言うのもゼファーがやって来た事と言うのは大罪で、

そんなゼファーを助けて来たと言う事はまさに共犯も一緒!と…

その事から同じ罪を背負っている!…

いやそう言う風にもう誰かに判断をされている事をこれまた明かし!…

となるとそんな話が出て来た事で法廷内はどよめき!…

だがこれでもまだロードレクの話はまだ終わらず!…

まさに一気に畳み掛ける様!…

怒涛のラッシュのゼファーの全身に叩き込む!…


〈そして例え一緒にあの世に行ったとして!!…

そこで見る事になるであろうその光景と言うのは!!…

自身を犠牲にしてまで一緒にいてくれた彼女が!!…

自分の目の前で無残にもボロボロと!…

その存在をも許されない!とばかりに!!…

一緒に地獄へ落ちる事も叶わず!!…

あの世からも姿を消される事になる!!…

そんな辛い光景が待っている事でしょう!!!…〉


と言うのもここで持ち出したるはそのロードレクの言うあの世の事で、

そこで辛い現実が待っている!と…何でもロードレクはその現場を

一度見た事が有るのか恐らく起きるであろう出来事を口に!…

勿論それをゼファーとラティナに事を当て嵌め!…ゼファーは当然地獄行き!…

だがラティナにはもっと辛い処罰が待っている事を続けて話すと、

一体何をされるのか?をゼファーに勿論話して行く…

何でもそれは残酷らしく、それこそ離れ離れになるとかそう言う

レベルのモノでは無い様で!…

何故ならラティナは死んだ身でありながら天界?で裁判を受ける事無く、

地上に残り悪事に加担した!と…しかもやった事がやった事なので罪も重く!…

その事からさも悪霊扱いされる事を続けて話し!…

その末路についても簡単に!…共に地獄に落ちる事も叶わず!…

また目の前で彼女を失う様子を見ている事しか出来ないであろう事を

話して行くとその話を聞いたゼファーはこれまた酷く慌てた様子で動揺!…

ゼファーに反論をして見せる!…


「ッ!?!?…なっ!?…ふ、ふざけるな!!!…そんな話が!!!…」


それはどっちの意味で言っているのか?…

そんな死後の世界などある筈が無い!と、

或いはそんな結末がある筈が無い!とロードレクに言いたいのか…

しかし現にロードレクは今こうして刀に憑く亡霊として

今目の前に存在しており!…

先程に話しについても真っ向から堂々と否定が出来るだけの証拠はなく!…

いや寧ろロードレクの様子から非常に信憑性が高い様に感じられ、

自分でも何処か信じてしまって居る部分がこれまた感じられ!…

目に見えて動揺とたじろぎをゼファーが青褪めながら見せて居ると、

相手はグロッキー状態!と…

となるとロードレクもそれを見てトドメを刺そう!と…

更にラティナの事を交えつつ、完全にゼファーの心を圧し折りに掛かる!…


〈勿論信じる信じないは貴方次第です!!…ですが!!…

私は容易に想像が出来てしまうのですよ!!…

貴方が狂おしいほど愛している彼女が!!…目の前で消される様子!!…

そして!!…それに堪えかねて自らの過ちに無限に苦しむ地獄が!!!…〉


まずは不安を煽る様に言葉を口に!…

それはさも某・都市伝説を語り終えた締め括りの言葉の様に!…

判断は全てゼファーに委ねる事を続けて行くと、更に自身の危機感を漏らし!…

それこそまるでそうなる運命が自分には見えている!とばかりに

揺さぶりに揺さぶり!…するとそのロードレクの言葉は効いているのか、

目に見えて動揺を露わにし!…その際グッと言葉を噛む様にして反応して行き!…

そこから徐々に俯くそんな様子を見せて居ると、

一方でロードレクの口撃の手数は止まらない!…

さもその様子を想像させるよう!…反則行為にまで及んで行く!…


〈…言わば自分の手で彼女を二度殺す事になってしまうのですから…

その絶望と自責の念は相当なモノかと!!…

そしてもう二度と死ぬ事は無いのですから!!…

永遠に逃れる事の出来ない苦しみを!!…

自ら背負う事になってしまいまうが!!…

…ッ……それでも!!!……それでもゼファー!!…

お前は直ぐにでも死にたい!と未だ願うのか!?…

自らまた更に過ちを犯そうと言うのか!?…〉


「ッ!?…ッ…ッ~~……ッ~~~!!!!…」


〈…答えろ!!!…ッ!!!…今ここで答えて見せろ、ゼファー!!!!…〉


宛らそれはボクシングからいつの間にかプロレスへ変わった様に見えてしまい、

尚その幻覚にミサカやハンドレットも当然戸惑い絶句!…

何ならそのロードレクの脅し文句が凶器攻撃の様に見え!…

この時ロードレクの手にはパイプ椅子が握られている様な!…

となると話などそっちのけでプロレス?の方が気になってしまい!…

それ以上はいけない!と思わず止めに入ってしまいそうになっていると、

一方でロードレクも容赦はしない!…

ゼファーに絶望を味わいたいのか!?とトドメの言葉を掛けて行く!…

その際先程まで貴賓を扱う様な丁寧な口調で有ったモノが、

相手を威嚇する様なモノと変わり!…

と、そのロードレクの怒鳴り声に似た言葉は法廷内に響き渡り!…

これまた一方でそんな言葉に反論が出ず!…

もはやこれまで!とばかりにゼファーが悔しそうにその場で折れる様子を

露わにすると、次には法廷内が静かに!…

しかしある所ではまさに凄惨なフィニッシュが決まった様に見えるのであった!…

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ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」 俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」 ハーデス 「では……」 俺 「だが断る!」 ハーデス 「むっ、今何と?」 俺 「断ると言ったんだ」 ハーデス 「なぜだ?」 俺 「……俺のレベルだ」 ハーデス 「……は?」 俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」 ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」 俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」 ハーデス 「……正気……なのか?」 俺 「もちろん」 異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。 たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

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【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」

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俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。 異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。 せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。 そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。 これは天啓か。 俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

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 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

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