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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-
-第九章四十二節 決まってしまった話と懐かしい顔と誤解?の折檻-
しおりを挟むまるで何かのタイトルマッチ前の記者会見の様な同意の仕方になってしまうと、
会議はそのまま終わりを向かえ!…
尚その二人の同意によって周りがホッと安堵する反応を見せる一方!…
当然ながら心配をするスティングの様子も見られて行き…
アムネスも疲れた様子で頭を抱え出し!…
ラインハルトもこの会議の終わり方に動揺を隠せないそんな反応を露わにすると、
え?え!?とばかりにオロオロ!…マサツグとリーナを交互に見詰める!…
さて肝心の当事者はと言うと、この場面に対してただただ面倒!と感じてしまい!…
{…はあぁ~…受けちゃったよぉ~もぉ~…
…今更リーナと戦う気なんて!…
てか何でこんな血の気が多いって言うか!…血気盛んなんだよぉ~!!…}
__…グッ!!…ジィ~~~!!!…
{…ほらリーナも何かめっちゃやる気だし!!…
本当ならリーナを届けてそれで終わりだった筈だってのに!!…}
この時マサツグの表情はとても決意めいたモノでリーナと未だにガッチリ握手!…
しかしその心の中では悲観しており!…
今更戦う気などサラサラなかった事を嘆き出すと、この国の国民性と言うか!…
血の気が多い事に文句を漏らす!…
ましてや一国の姫を戦いに出すなど普通に考えれば当然正気の沙汰では無く!…
一方でそんなマサツグとは違って?…
このスペシャルマッチにリーナがマサツグへ感謝をするよう!…
不敵に笑みを浮かべながらジッと視線を向けて見せると、
マサツグもそのリーナの視線に気が付いている様子で反応!…
そのリーナのやる気具合にこれまた戸惑う!…
その際本来の目的はもう達成している事から、尚の事面倒臭い!と感じてしまい…
だが公言してしまった手前もう如何する事も出来ない訳で!…
何ならこのビッグタイトル?に身内からも期待の声が!…
嬉々とした様子で聞こえてくる!…
「…先生とリーナお姉ちゃんが戦う!?…わくわく!…」
「ほほぅ?…あの時の復讐!…
いや、この場合は挑戦!…と言った所かや?…
何方にしても面白そうじゃのぉ?…
小娘が一体何処までマサツグに宣戦出来るか!!…」
「…ふむ…でしたら私も…少し興味があるので参加をして見ましょうか…」
それは普段からマサツグを師匠?として見ているハクに始まり!…
目をキラキラとさせてマサツグのカッコいい所が見れる!とばかりに…
気分を高揚させて行くと、顔を見上げて頬を若干赤く染める!…
期待に胸を膨らませるそんな表情を浮かべて見せる!…
更に決闘観戦大好きフィロも当然興味を持った様子で!…
あの時の話題に触れ始めると、
ククク!と怪しい笑みを浮かべながら面白い!と零し…
何ならどの立場なのか妙に上から目線の態度で有り!…
仕舞にはシルビィまでもが興味を持ち!…自らも参加する!と言って…
まるで鈍った体を動かしたい!と言った反応を取って見せると、
オリハもそれを聞いて乗り気?に…
ピクッと反応をするなり考える素振りを露わにする!…
さてそうして更に話しがややこしくなりそうになっていると、
徐々に面々は解散して行き!…
と、結果としてはマサツグとリーナはメインイベントとばかりに!…
御前試合の最終戦に組み込まれる事に!…
因みにシロとハクとフィロは勿論観客席で、
保護者同伴による応援での参加となり!…
更には結局シルビィとオリハも参加する事に!…
出番としてはマサツグ達の前座となるが!…
それでもオッズは高い!と言った具合に!…
その参加を機に一気に名前が知られて行くと、注目を集め!…
参加者達を恐々とさせる!…
何故なら片やそのゲーム内で英雄と呼ばれている男の妹?であり、
もう片方はその男の懐刀で!…だが一方で好戦的な者達からは目を付けられ!…
願わくは一戦交えたい!と…
某・ストリートでファイターなキャッチコピーの様な者達に注目されると、
オリハとシルビィも殺気立つ!…やる気をガンガンに漲らせる!…
さてそうして話が決まった事で後にこの話は瞬く間に!…
春野原大陸のありとあらゆる町や村に広がって行くと、
大挙として人を王都に集めるきっかけとなり!…
が、そんな事など知らないマサツグは未だ現在面倒臭い!と…
会議解散後は街をぶらぶら!…
もう何も考えたくない!と言った様子でただ王都へ向かって歩き出すと、
小っちゃい三匹は勿論の事!…おっきいメイドまで付いて来る!…
__会議終了後…王都・ストロべリンズにて…
「…はあぁ~…我ながら何でこんな…
あんなにその場の空気に流され易いのやら…
…まぁた面倒な事になっちまった!…」
その際相変わらずシロを肩に乗せて見せ!…
ハクも抱っこする様にしておんぶ紐でその体を固定すると、
フィロはマサツグの隣をさも妻である!とばかり堂々!と…
かつしなやかに歩いて見せる!…
更にその背後と言うか二歩後ろをシルビィもしっかり追従して来ており!…
この時格好はやはり当然!とばかりにメイド服で、
徹底的に従者を全うする様子を露わに!…
となるとそんな仰々しい?様子に人の視線も集まる中、マサツグは構わず独り言!…
とにかく自分でも面倒な事になった!と…思わず若干俯き嘆きながら歩いていると、
そんなマサツグに対してフィロがさも問題無い!とばかりに返事をし!…
「…まぁよいではないか!…
それにあの調子ではあの様な事を言わん限り…
終わる見込みは全くと言ってもいい程に無かったからの!…」
と言うのも自分が戦う訳では無い!…何ならマサツグの勇姿が見れる!とばかりに…
マサツグの様子とは裏腹にウキウキとした素振りで宥める言葉を掛けて行くと、
それこそあぁでも言わなければあの会議室にずっと拘束されていた事を口に…
致し方が無かった!と笑って見せる!…
なお当然ならがそんな事を言えるのも自身に実害がないから言える事で!…
寧ろフィロからすればこの話は棚から牡丹餅!と言った様なモノであり!…
となるとそんな他人事のフィロに対してマサツグもカチン!と…
「…他人事だと思いやがって!!…
あんま調子の良い事ばっか言ってっと!!…
そのモフモフ尻尾をこれでもかって位にモフり倒すぞ!?」
「ッ!?…にゃ!?…ッ…ッ~~~…
マ、マサツグが…の、望むのなら…わ、わっちぁ~…」
それはお仕置きのつもりで言っているのか、
或いは疲れからか自身の欲望を隠し切れていないのか?…
もはや脅しにしては微妙な事をフィロに向かって言い放ち!…
となると一方でそれを言われたフィロは顔をボッ!と…
まるで如何わしい事でも考えたのか?…
マサツグからの予想外の言葉に慌てるそんな様子を露わにすると、
やはり!と言った具合に満更でもない反応!…
マサツグに対してモジモジとし出す!…
その際脅しの材料にされた尻尾を左右にユサユサと振って見せると、
何なら自分もされたい!と言った事を漏らし!…
が、結局のところマサツグも冗談のつもりで言ったのか次には冷めた様子で…
「…ッ?…何で急にそこでしおらしくなる?……はあぁ~…とにかく!…
御前試合まで数日と時間もあるし…今までの事を一旦忘れて羽を伸ばし…」
まるで山の天気の如くマサツグの気持ち?は急に冷めてしまい…
となると今度は流す様にして言葉を口に…
一方急に梯子を外された事でフィロはショックを受けて見せ!…
途端にしょんぼりとするそんな様子を露わにすると、
後ろから付いて来て居たシルビィに肩をポン!と…
さも慰められる様な愛想笑いを向けられてしまう!…
そして急に梯子を外したこの男はと言うと、
このままずっと嘆いていても仕方がない!とばかりに…
気分を切り替えるよう溜息を一つ吐いて行くと、
今はその日になるまで楽しむ事を口に!…
それは悩むだけ馬鹿らしく思えて来た様子で!…シロ達を連れて散歩!…
とりあえず何処か観光と言うか買い物にも出かけよう!と考えていると、
次にはマサツグの顔に向かい天罰?…何かが勢い良く飛来する!…
__…ヒュ~~ン!!…べちぃ!!…
「ッ!?…ぶべ!?…ッ~~~!!…い、一体何が!?……ッ!?…」
その飛来して来たモノと言うのは大きさにして約ピンポン玉の大きさであろうか?…
マサツグの人中に向かって見事に弾丸の如くストライク!…
となると喰らった方も勿論とばかりに思わず怯み!…
それこそ鼻を押さえてと言うか何と言うか!…
とにかく痛みに耐える様にして目に涙を浮かべてしまうと、
まず何が飛んで来たのか?を確認…
と、そこで不可思議なモノを目にしてしまう!…
と言うのもその涙で滲む目には!…
トンボの翅の生えたリ○ちゃん人形が浮いている様に見える始末で、
そのリ○ちゃん人形?も自身の頭を押さえては悶絶しており!…
「ッ~~~!!!…いったぁ~~~い!!!…
…もう!!…何処見て歩いてるのね!?…って、ッ!?…マ、マサツグなのね!?」
「な、何で!?…何でこんな所に[カチュア]が!?…」
と、悶絶していると思えば次には文句を!…マサツグに向かって指を差し!…
何処を見て歩いている!と責任転嫁?をし始めると、今度はハッとした様子!…
そしてぶつかった相手がマサツグである事にふと気が付く!…
一方でマサツグもその声と容姿に聞き覚えがあり!…
何なら今の衝撃で思い出した!とばかりに戸惑って見せると、
その飛んで来たモノの名前を口に!…
と言うのもその飛んで来たモノの正体は妖精で有り!…
その妖精が居る事に何故!?と…何なら何で姿を隠して居ないのか!?…
色々と戸惑いを隠せないそんな反応を露わにすると、
一方でシロがその妖精に興味を持つ!…すると次にはマサツグに質問をする!…
「ッ!…んん~?…ご主人様ぁ?…そのお人形さんみたいなのは?…」
「ッ!!…に、人形!?…わ、私は!!…ッ!?…」
__アオオオオォォ~~~ンン!!!……ッ…
それはまるで見た事がある様な無い様な?…
とにかく記憶が曖昧の様子でジッとその妖精を見詰め続け!…
その際シロは妖精を指差し人形扱い!…
となるとそんなシロの言葉に妖精もピクッ!と…
すかさず文句を口にしようとするのだが、
そのシロの顔を見た瞬間何か逆らってはいけないモノを感じて行き!…
尚この時シロは別に怒ったりなどはして居らず!…
ただ興味を持った様子でジッ!と…とにかく妖精の事を凝視すると、
一方でシロがその妖精を知らない事に戸惑いを!…
だが直ぐにハッとまた思い出した様子で言葉を漏らす!…
「ッ!…あれ?…シロは知らない…って、そうか…
あん時シロはまだ生まれて間もなかった…」
と言うのもあの時のシロはまだ生まれて間もないばかりで有り、
本当にマサツグにべったりで何事にも興味を示さず!…
と、それは今目の前に居る妖精に対しても例外ではなく!…
一方でそんな色々と戸惑い思い出している中!…
その妖精はマサツグに向かって声を!…
ハッと我に返るなり話を聞け!とばかりに言葉を続ける!…
それは当然やはりマサツグと面識がある様子で、
懐かしむ様にしてスッと自身の顔を近付けて行き!…
「…ッ!!!…そ・れ・よ・り・も!!!…
何でここにマサツグが居るのね!?…
旅に出てたんじゃ!!!…いつ!?…いつ帰って来てたのね!?」
「ッ~~!!!…だあああぁぁぁ!!!…
周りをブンブンブンブン飛び回るな、この!!」
何でもやはりマサツグがここに居る事について疑問を持ち!…
早く答えろ!とばかりに周りをブンブン飛び回り!…
急かしに急かすそんな様子?或いは態度を取って見せると、
その様子をジッとシロ達が視線でずっと追い掛け続ける!…
宛ら素早く動く物体に対して興味を示した猫の様になってしまう!…
一方で周りをブンブンと飛び回られる事で!…
マサツグも徐々にイライラとし始めると、
遂には我慢の限界を迎えた様子でバッと妖精に向かい手を伸ばし!…
すると意外にも妖精は簡単にマサツグに捕まり、
妖精もマサツグに捕まった事でまた言葉を!…
「むぎゅ!!…ッ…な、何をする!!…
って、このやり取りも何だか懐かしいのね!……っで、如何して?…」
この時当然とばかりに妖精が文句を口にしようとするのだが、次にはふと昔?…
まぁ昔と言う程でも無いのだが!…とにかくこのやり取りに覚えがある!と…
すると懐かしい!と言ってマサツグにふにゃっと笑みを浮かべて見せると、
そのまま抵抗なくずっとマサツグに捕まり続ける!…
何ならそれよりも!と言った具合で返事を求める!…
となるとそんな妖精の様子にマサツグも呆れる様なそんな態度を露わにすると、
苦笑いをしながら返事をし始め!…
「…お前もブレねぇな?…
まぁつい最近、こっちに戻って来たってだけだ!…
当分の間はコッチに…」
やはりマサツグも面識がある様子で相変わらず!と…
まぁ名前を知って居た時点で面識が有るのは当然なのだが、
それでもシロやハクやフィロやシルビィからすると誰なのか?と…
何なら妖精に知り合いが居る事でフィロも若干驚く様な!…
そんな視線を向けていると、
一方でマサツグは淡々とつい最近帰って来たと言うか戻って来た事を口に!…
更には少しの間滞在もする事を続けて話す!…
するとそのマサツグの話を聞いて更に妖精もピクッ!と反応をして見せると、
慌てると言うか思い付いた様子で言葉を口に!…
「ッ!!…じゃ、じゃあ!!…またティターニア様に会って欲しいのね!!…」
「ッ!…え?…」
その際一体何を思ってそんな事を言い出したのか?…
急にティターニアに会ってくれ!と…
若干慌てると言うかいきなりそんな事を言われたもので!…
マサツグも戸惑いを露わにすると、
一方でティターニアの名前が出て来た事で更にフィロがピクッ!と…
これまた驚く様な反応を耳で露わにする!…
勿論その表情もえっ?とばかりに戸惑うのだが、
それよりも耳がピコピコと動き続けており!…
だがそんなフィロの事など御構い無しに!…妖精は自身の話を続けて行き!…
「ティターニア様もきっとマサツグに会いたがって居るのね!!…
たまに顔を出す位罰は当たらないのね!!」
「ッ!?…ッ…お前って本当に相変わらず…!」
この時思わずまた妙な事になっているのか!?と心配も露わに!…
だが蓋を開けてみたらそんな事は全然無く!…
要はティターニアが会いたがっていた事を妖精がまた笑いながら話しをすると、
その話を聞いたマサツグは途端にガクッ!と…
何か緊張が抜ける脱力感をその身に感じる!…
と、次には先程の様子といい人騒がせな!と言わんばかりに…
ツッコミの言葉を口にすると、
一方でシロが改めて不思議そうにしながらその妖精に対して質問をするよう!…
「…ごしゅじんさまぁ?…」
「ッ!…って、あぁ!…そういや紹介がまだだったな、スマンスマン!…」
__…パッ!…ッ!…スィ~ッ…
それは先程返事がなかった事に戸惑っているかの様子でもあり!…
ただ簡単にマサツグを呼び始め、マサツグもシロに呼ばれた事でハッ!と…
何なら気が付くなり先程返事をしていなかった事もふと思い出すと、
シロに軽くと言った様子で謝り!…そして改めてその妖精の事を紹介し出す!…
その際パッと捕まえていた妖精を放してやると、
妖精もそれに反応するようスッと自力で飛び始め!…
そしてマサツグ達に対して向き直る様に距離を取り!…
「コイツは[カチュア]!…とある仕事で知り合った妖精で!…
ある意味で一番社交的な妖精!…」
「ッ!!…ちょっと、それは如何言う意味なのね!?…
これでも今は[妖精族と人間達の橋渡し役]として頑張って居るのね!!」
一方でマサツグもそれを見て簡単に妖精の事を[カチュア]と紹介!…
何なら既に気心が知れると言った様子で!…
カチュアの紹介をする際何か含みのある具合に社交性がある?事を口にすると、
当然!とばかりにそのマサツグの言い様にカチュアが噛み付き!…
それこそシロとまでは行かないが、
ブゥッ!と頬を膨らませて怒っている様子を露わにする!…
そして今自分が何をしているのか?を口にし出すと、
何でも外交?的な事をしているのか?…妖精と人間達の橋渡しをしている!と…
となるとそんな言葉がカチュアの口から出て来た事で、
マサツグも途端に驚きようを見せ!…
「ッ!?…えぇ!?…」
「…ンン!!…改めてましてっと!…
私は[カチュア]!…[カチュア・ピリア]なのね!!…よろしくなのねぇ~♪」
が、一方でそんな驚くマサツグを余所に!…
カチュアはスッと肩車をして貰っているシロの目の前へと飛んで行き、
そこから全員に聞こえるよう声を!…ペコッと会釈をしながら紹介を始める!…
更にそこからスッとハクの目の前へと飛んで行き、シロと同じ様に会釈をし!…
と、続けて更にフィロとシルビィの目の前にも同じ様に姿を見せ!…
そしてそれぞれに姿を見せた所で全員の目が集まり易い場所に!…
いや距離を取った所でクルンと華麗に待って見せると、決めポーズ!…
最後にあざとくウィンクまでして見せる!…何ならその様子はさも手慣れた様子で、
マサツグもそんなカチュアを見て更に驚き戸惑い!…
するとこれまた一方でそんな紹介をされた事でシロもハッ!と慌て始め!…
「ッ!…シ、シロはシロです!!…
ご主人様のぉ…えっとぉ…ッ!…ペットなのです!!」
「ッ!?…え!?…」
そのカチュアの真似とまでは行かないがウィンクで対抗!…
慣れないながらもパチッと決め!…
しかしウィンクに集中するあまり挨拶の言葉を考えていなかった様子で…
詰まってしまうと、次にはトンデモナイ事を口に!…
案の定カチュアに誤解を受ける!…
と言うのも何の捻り?もなくマサツグのペット!と…
当然それを聞いたカチュアは途端に驚きを露わに!…
何ならそれを見本に見たのかハクまでもが真似をし始め!…
「ハクはハクです!…シロお姉様の妹で…ハクも先生のペットなのです!…」
「…フィロネウス!…これ以上語る必要のない名じゃろ?…」
疑いもせず姉に見習い妹も挨拶!…全く同じ具合にウィンクをして見せ!…
カチュアが更にギョッとする様な反応を露わにしていると、一方でフィロは普通!…
何なら不敵に笑みを浮かべながら挨拶をする!…
それこそ最初が肝心!と言った様子で妖しさMAXの雰囲気を放って行くのだが、
それよりも双子の子狼の紹介に衝撃を受けた様子で!…
となると慌てると言うか戸惑った具合にマサツグへ恐る恐る言葉を!…
「…ッ…マ、マサツグ?…い、いつからそんな危ない人に?…」
「ッ!?…ちょ!?…ご、誤解だ!!!…シロとハクは娘みたいなモンで!!…
って、実際に血が繋がっている訳じゃねぇが!!…それでもこうして預かって!!…
別にそんな疾しい事は!!!…」
当然変態!と言った方向に受け取った様子で、
何なら思わずマサツグに警戒をする素振りを露わに!…
それこそ我が身を護る様なそんな態勢を取って見せると、
その表情をうわッ!…っとばかりに引き攣らせる!…
更には器用に翅をはためかせながらスススッと後ろにも下がって見せる!…
となるとそんなカチュアの様子にマサツグも勿論ハッとすると、
次には誤解!と言って無実無根である事を訴え!…
だがそこへ何故か不貞腐れた様子でフィロが余計な事を更に口に!…
「…わっちには尻尾をモフる脅しを掛けて来ておったが?…」
「ッ!?…え!?…」
「ッ!?…フィロ、今は黙ってなさい!!!」
と言うのも先程マサツグが言っていた事を徐に口に!…
何ならその被害者とばかりにムスッと膨れ!…
カチュアもそのフィロの話を聞いてビクッ!と更に動揺の色を露わにすると、
しっかりフィロの話を鵜呑みにした様子でやはりマサツグに警戒をする!…
となるとマサツグもマサツグでハッ!とフィロにツッコミを入れる!…
するとそのマサツグのツッコミに対して!…
フィロもピクッと更に反応をして見せると、
食い下がる様にして更に言葉を続け!…
「…でも事実じゃろうが!!…さっきわっちの尻尾を!!……ッ!?…」
「…はあぁ~…ただでさえややこしい事になってるから!!…
今は黙ってろって言ってんだ!!……そんなにお望みってんなら!!…
今ここで公開お仕置き会と行こうか!?…」
一体何に対して不貞腐れて居るのかは不明なのだが、
マサツグへ果敢に噛み付いて行き!…だがそれが当然悪手となり!…
次にはマサツグに視線を向けるとそこには怪しいオーラを身に纏う!…
何なら手をワキワキと動かすそんな様子が見られて行くと、
フィロもそれを目にした瞬間ギョッ!と…出掛けていた言葉が消えてしまう!…
一方でマサツグはフィロに呆れる様にして溜息を吐くと、静かに怒りを露わに!…
と、そこから徐々にボルテージを上げる様に怒気を強め!…
仕舞にはお望みどおり!とばかりに…
今からそのお仕置きを実行する事を口にすると、
フィロはそのマサツグの気迫に押されてしまう!…そして言い訳をしようとする!…
「ッ!?…にゃ!?…にゃあ!?!?…わ、わっちが悪いのかや!?…
も、元を正せばわっちのせいでは!!…」
「…覚悟!!…」
自分は悪くない!と震え怯えながらマサツグへ口に!…
その際逃げようにもマサツグの威圧感がそうはさせず、
脚が竦んで動けなくなる様な!…一方でマサツグは御構い無し!…
幾ら何を言おうともう遅い!と…フィロの方へと向き直り!…
眼光鋭く手を未だワキワキとさせながら一歩!…また一歩と近付き出すと、
フィロはその近付いて来るマサツグの様子に青褪める!…
近付く毎にその表情を変貌させる!…
そして逃げる事敵わずしっかりマサツグに捕まってしまうと、
さすがに表通りでは出来ない様子で裏へと連れていかれ!…
__ふにゃああああぁぁぁ~~~んん♥♥…
「容赦はせんぞ!?…腰砕けになる位に激しくしてやる!!!」
「あっ!♥…あぁ!!♥…りゃ、りゃめなのじゃあぁ~!♥…
こ、こんなこちょをさしゃ、しゃれては!♥…
ほ、ほんちょうに!!♥…ッ!!…りゃめになりゅうぅ~~!!♥♥」
入り組んだ裏通りにてフィロの嬌声?が響き渡る!…
因みに誤解の無い様に言っておくが、
やっている事はただフィロの尻尾を一本一本丁寧に!…
目にも止まらぬ速さで手櫛でマッサージをするようモフモフしているだけ、
至って健全も健全!…超健全なお仕置き?で有って!…
尚それをしている方は全然楽しそうでも何でも無く!…
ただ怒りの感情のままにフィロを激しく!…
折檻をしながら文句の言葉を口にすると、されている本人はもうグデングデン!…
完全に蕩け切った様子で人には見せられないそんな表情を浮かべて見せる!…
そしてこんな事をされてはもうお嫁にいけない!とばかりに…
呂律の回らない言葉を口にすると、
一方で付いて来たのかカチュアが恥ずかしそうにその様子を見ており!…
「おっ!…おぉ~!!……ッ…マ、マサツグは激しいのが好きなのね?…」
「ッ!!…やっかましい!!…別にそう言うつもりでやってんじゃねぇ!!!…
大体いつもいつもお前と言うヤツは!!!…
こっちのに身もなれってんだコノヤロウ!!!…」
一応自身の顔を両手で隠しては居るのだが、しっかり指の間からその様子を
見ており!…そしてマサツグの趣味?を見て納得したよう!…
頬を染めながら思った事を口にすると、勿論そのカチュアの言葉にツッコミを!…
だがその手を一切止めて見せない!…
何なら更に火に油を注いだ様子でフィロの折檻が激しくなると、
フィロの様子も更に乱れ!…尚シロとハクには当然見せられないものであり!…
一緒に付いて来たシルビィに二人を預け!…
シルビィもそのマサツグの意図を組んでか?…
二人に耳を塞ぐようお願いをすると、それぞれ片方の腕でシロとハクの目を隠し!…
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「…シロ様、ハク様……今しばらくはお待ちください…
…それにしてもなんと激しい!……フィロ様が羨ま…
…ッ!!…い、いけませんいけません!!……シロ様とハク様が居るのに!!…」
「……ッ?…何かブツブツ…何を言ってるのですか?…シルビィお姉さん?…」
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と、この時シロは何でこんな事をしているのかが分かって居らず!…
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シルビィへいつまでこうして居たら良いのか?と純真ながらに尋ねて行くと、
シルビィはシロとハクに我慢をするよう声を!…ただ待って欲しい事を口にする!…
その際薄っすらとは聞こえている様子で素直に二人が従いジッとして見せると、
シルビィもその二人の様子を見て安堵して行き!…
が、同時にその注意力も何処か散漫になってしまい!…
何故ならシルビィには聞こえて居り!…何ならその折檻を羨む様な!…
ホゥッと息を漏らして頬を染めるそんな様子を露わにすると、
途端にハッと我に返ってはいけない!と…一人勝手に葛藤をする!…
仕舞にはその声もハクに薄っすらと聞かれる始末であり、
こちらも純真ながらにハクは質問を口に!…だが当然応えられる筈も無い訳で!…
ただ我慢をするよう折檻が終わるのを待ち続け!…
時間にて約一時間位と言った所か?…やっとその声が止んで行き!…
__ッ~~~~~♥♥……ッ!……スッ…
「ッ!…シルビィお姉ちゃん?…」
「如何やら終わったみたいですので…
…それにしても一体…どの様なお仕置きを?…」
声が止んだ所でシルビィもスッとシロとハクの目隠しを外し!…
と、急に視界が明るくなった事で二人もピクッと怯む様な!…
しかし次にはシルビィに如何した?と尋ねる様に声を!…
シロがクルッと振り返りその様子を確認すると、
シルビィは何か達観した様な!…悟りを開いた様なそんな表情を見せて居た!…
尚そのシロの問い掛けに対してちゃんと終わった様である事を話して行くと、
改めてマサツグのお仕置きに疑問と言うか興味を持ち!…
一方のちに返ってきたフィロの様子は見事に腰砕けになっており!…
まるで生まれたての小鹿の様な、いやそれ以上に足下が如何にも拙い!…
何ならその表情も恍惚として居て!…
とても一人で立てない様子を露わにすると、
シロとハクもそんなフィロの有様にギョッ!と…
改めてマサツグのお仕置きに戦々恐々とするのであった!…
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剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。
一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。
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※小説家になろう様にも掲載中。
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
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社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
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【第二部あらすじ】
地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。
ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。
そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。
一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー
狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください!
【第一部あらすじ】
人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。
しかも、ボスの間にーーー
階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!?
「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」
「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」
パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。
一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…
今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー
※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。
※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。
※なろう様、カクヨム様でも公開しています。
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※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
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タイトル名が少し違います。
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~
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