2 / 52
001 自己紹介…?
しおりを挟むバラディア王国が前世と1番違うところは男女比でしょうか…
中世ヨーロッパ系でご飯も美味しいし、
お風呂もトイレもきちんと整備されているので過ごしやすいのですが
この世界は男性の数が倍以上いますの。
3分の2は確実に男性ですね…。……それ以上かも?
なので侍女とかも良くある小説などでは貴族の女性なら5~6人をつけて~とか言いますが
伯爵家だと家全体で侍女は2人いれば良い方ですわね。
我が家ではお母様と私にそれぞれ専属の子が1人づついるけど、場合によってはお互いをサポートしていますの。
お家を掃除やお料理、洗濯などはほぼ男性なので
あまり見られたくない女性用の下着などの洗濯など我が家の場合、侍女の方か、人手が足りない時は自分達でも洗濯・掃除は致しますわ。
公爵家などはもっと女性の人数も多く雇っていて、それがその家のステータスのようになっています。
我がジュグラリス家は伯爵家ですが
あまり裕福な家ではないので
侍女や侍従たちは家族同然に育ちました。侍女の子達は商家出身で平民ですが、とても感じの良い子達です。
小さい頃から一緒にいるので本当のお姉ちゃんみたいに思っていますの。
私の専属侍女のサリィをチラッと盗み見ると微笑んでくれて
私も思わず笑顔になってしまいましたわ!
ちなみに私はお料理とかも得意なんですよ!
昔は全然やらないでズボラの限りでしたが……昔の世界には便利なインスタントがたくさんありましたからね………
これも未来の旦那様にいつか振る舞えるように頑張りましたの!ウフ
まぁ……まだ未来の旦那様は見つけられていないのですが…………
これも過保護なお父様とお兄様により
あまりお家から出してもらえないせいですわ………!!
私も社交とか面倒くさいと思っていたので…ラッキー♪くらいにしか思っていませんでしたが……
このままだと確実に嫁ぎ遅れになってしまいますわ……
思わずふぅ~…とため息を吐いてしまったら聞こえてしまったみたいで
「お嬢様?如何しましたか?
お綺麗なお顔が曇っていますよ」
流れる様にお茶のおかわりを入れながら心配してくれるサリィは、やはりとても優秀なのだろう……
「サリィ……ありがとう。
大したことではないのだけれど……
私はまだこの歳になっても恋をしたことがないの……
このままでは嫁ぎ遅れになってしまうわ」
「まぁ!お嬢様が嫁ぎ遅れになんてありえませんわ!
白薔薇と名高いお嬢様はどこでも引く手数多でしょうに」
「そう言ってもらえるとお世辞でも嬉しいけど…サリィは知ってるでしょう?私の性格……
あまり社交界とか得意ではないから不安だわ…薔薇姫もお母様が当時の薔薇姫だったからついただけかもしれないし…」
もう一度大きなため息を吐いてしまい
サリィはなんとも言えない顔になってしまった。
ちょうどその時、ドアがノックされた。
入室を許可すると侍従が立っており、
「お嬢様、お急ぎでウィームス家からお手紙が届いております。」
「ありがとう。」
笑顔で手紙を受け取り、中を確認すると
急ではあるが午後に伺っても大丈夫かと書かれていたので
すぐに返事を書いて侍従に届けてもらえるように頼んだ。
「サリィ、午後にジェシーが遊びに来てくれることになったわ。お茶とお茶菓子 の用意をお願いします。」
「かしこまりました。
しかしジェシカ様がいらっしゃる時はいつも急ですね。今日は何を提案されますかね?」
うふふと笑いながら下がって行くサリィを見送りながら
可憐な容姿をしているがとても好奇心旺盛な友人の姿を思い浮かべて苦笑したのだった。
11
あなたにおすすめの小説
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
王宮メイドは今日も夫を「観察」する
kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」
王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。
ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。
だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……?
※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。
【完結】夜会で借り物競争をしたら、イケメン王子に借りられました。
櫻野くるみ
恋愛
公爵令嬢のセラフィーナには生まれつき前世の記憶があったが、覚えているのはくだらないことばかり。
そのどうでもいい知識が一番重宝されるのが、余興好きの国王が主催する夜会だった。
毎年余興の企画を頼まれるセラフィーナが今回提案したのは、なんと「借り物競争」。
もちろん生まれて初めての借り物競争に参加をする貴族たちだったが、夜会は大いに盛り上がり……。
気付けばセラフィーナはイケメン王太子、アレクシスに借りられて、共にゴールにたどり着いていた。
果たしてアレクシスの引いたカードに書かれていた内容とは?
意味もなく異世界転生したセラフィーナが、特に使命や運命に翻弄されることもなく、王太子と結ばれるお話。
とにかくツッコミどころ満載のゆるい、ハッピーエンドの短編なので、気軽に読んでいただければ嬉しいです。
完結しました。
小説家になろう様にも投稿しています。
小説家になろう様への投稿時から、タイトルを『借り物(人)競争』からただの『借り物競争』へ変更いたしました。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
【完結】転生地味悪役令嬢は婚約者と男好きヒロイン諸共無視しまくる。
なーさ
恋愛
アイドルオタクの地味女子 水上羽月はある日推しが轢かれそうになるのを助けて死んでしまう。そのことを不憫に思った女神が「あなた、可哀想だから転生!」「え?」なんの因果か異世界に転生してしまう!転生したのは地味な公爵令嬢レフカ・エミリーだった。目が覚めると私の周りを大人が囲っていた。婚約者の第一王子も男好きヒロインも無視します!今世はうーん小説にでも生きようかな〜と思ったらあれ?あの人は前世の推しでは!?地味令嬢のエミリーが知らず知らずのうちに戦ったり溺愛されたりするお話。
本当に駄文です。そんなものでも読んでお気に入り登録していただけたら嬉しいです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる