変態転生令嬢が強面不細工を狙う

狗沙萌稚

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027 相棒…?

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お天気がちょっとだけ曇り空が多いですが、
これはこれで、暑過ぎず日差しが強過ぎず、良いお天気ですね♪

どんなに曇っていても、オルセイン様にお会い出来るなら輝いて見えますわ!!



「サリィ、ちょっと早かったかしら…?」

「いえ、大丈夫だと思いますよ。受付に行って聞いてきましょう。」


御察しの通り、現在第二騎士団の前にいます。
オルセイン様は家まで迎えに来てくださるとお手紙で仰ってくださいましたが…
我が家…少し場所が外れなのよね……なにせ貧乏伯爵家なので……

なので、私が騎士団に来れば早くオルセイン様に逢える!ということでサリィと来ました♪


サリィが受付の方と話をしてくれて、オルセイン様の執務室で待つことになりました。






ーーーーーーガチャ

「こちらでお待ちくださいとのことです。」


相変わらず真っ赤になっている騎士の方に案内して頂き、オルセイン様の執務室に入ります。

なんか……オルセイン様の匂いが充満している気がします……。


「お嬢様、変態くさいことは外でしないでください。」

「なっ、なんのことかしら?!」


サリィったらやれやれみたいな顔しないで!!
すごく恥ずかしいわ!!


ソファーに座らせてもらい、一息ついていると、



ーーーーートントントンッ

「はい。」

サリィが代わりにドアを開けてみると、


「エレーヌ、遅くなってすまない。」


美しいオルセイン様ですわ~~!!


「いえ、いいえ、オルセイン様…!!
お忙しい所ありがとうございます。本日は楽しみにしておりました♪」


あぁ…どうしてもニヤニヤしちゃいそうになるわ…


「お、俺も…だ。楽しみにしていた……。」


あら?今日は何か様子がちょっと変ですね…?


「オルセイン様?どうかされましたか?
体調悪いなら……別の日に……」


別の日にしたくないけど!今日行きたいですが!!でも体調悪い中行って、悪化させてしまっては大変だわ……。

もし、帰れなくなったら………






ーーーーーーーー妄想タイムーーーーーーーー


オルセイン様が体調を悪化させてしまい、
私達は(都合良く現れた)山小屋に到着しました。
狭い部屋だけど、(都合良く)中は清潔で小さなベットが一つだけあった………。

苦しそうなオルセイン様の身体を支えながら、ベットへ一緒に歩み寄るが
オルセイン様を支えきれず、ベットに倒れてしまう…


ーーーーードサッ


「すっ、すまない…」

押し倒されたようになってしまい、慌ててオルセイン様は下にいる私を見るが、
その頬は赤く染まっていて、目も潤んでいる…。
お互いにそのまま目が離せなくなり、見つめあっているが、どちらとも言わず目を瞑る……

オルセイン様の息遣いがすぐ側に聞こえ…
次第に唇が合わさる……
オルセイン様の体温が高いのか、私の身体がどんどん熱を持ち出す………

「はぁ……」

とても自分のとは思えないような声が漏れだすと、オルセイン様の目が鋭く光った気がする……

「エレーヌ……俺は、もう……」

そう言うとオルセイン様の手が私の身体を撫でまわすように、触れてくる。
ただ触れているだけなのに、私の身体はどんどん熱くなってきて、それだけで私の身体が潤んできているようだ。

堪らず、オルセイン様の服を掴み顔を上げると、オルセイン様が更に口付けを深くしてきた。どんどんオルセイン様の舌が私の口内を絡めとり犯されていく。オルセイン様の手が次第に私の服へ伸びてきて…ーーーーーーーーー







「ーーーさま、お嬢様!そろそろ帰ってきてくださいませ。」

「あれ?あっ、ごめんなさい。」

「よかった。エレーヌは今日は体調が悪いのか?遠乗りしても大丈夫だろうか…?」


あら大変!私がピンク妄想タイムをしていたらすっかりオルセイン様に心配をかけさせてしまったみたい…!!


「そんなことありませんわ!私とっても楽しみにしていましたの!
申し訳ありません、オルセイン様……ちょっと考え事をしていたみたいで……大したことではないので大丈夫ですわ。」

「そうか…」


内容が内容だけにオルセイン様には言えないわ……
ちょっと心配そうな目を向けられていますが、うふふと笑って誤魔化します。気づかないフリも大事なことです。



「では、行こうか。」

「はい。よろしくお願いいたします。」



サリィと別れて、オルセイン様に馬小屋まで案内して頂きます。


 

ーーーーーサクサク

オルセイン様の執務室から外に出ると、割とすぐに馬小屋はありました。


やはり騎士団の方は馬に乗ることが多いのですね…とても広くて、馬もいっぱいいます。


オルセイン様は放牧されている馬広場?に向かって"ピィー"っと指笛を吹くと、一頭の馬が近づいてきました。

黒い毛並のとても大きな馬です……。

私は乗れるのでしょうか……?


「エレーヌ、こいつは俺の相棒の馬だ。名前はシャドール。強くて賢い仔なんだ。」


笑顔でお馬様の鼻先を撫でて、お馬様も気持ち良さそうにじゃれている………

もうセットで尊すぎる………

天国からのお迎えが近いのかしら………
いえ、まだお迎えは駄目です!
オルセイン様とイチャイチャするようになるまでは死にきれません……!!



「とても……綺麗な目をしているお馬様ですね。
今日はよろしくお願いします。シャドールさん」


おずおずと手を伸ばしてみると鼻先を擦り寄せてくれました!!
とても可愛らしいですね♪


「こいつは女と子供には優しいんだ。ただ、見た目が大きいから大半は怖がられるけどな。エレーヌが手を伸ばしてくれたのがとても嬉しいみたいだな。」

「まぁ…!まるでオルセイン様みたいですね。身体は少し大きいですが、とても紳士でお優しいなんて…」


うふふ、そう考えるとシャドールさんが更に可愛らしく見えてきますね♪


「…そう言ってくれるのは…エレーヌだけだ…」

「えっ?」

「なんでもない。さぁ、暗くなる前に行こうか。」


小さくて良く聞こえませんでしたが
たしかに今日は時間が少ないので、急いで向かいましょう!





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