684 / 688
第35章 scene7:僕達のParty Starters!
9
しおりを挟む
「貸して?」
ネクタイの端っこを握ったままの僕に、翔真くんが笑いを堪えながら言う。
そして、不器用だとばかり思っていた翔真くんの手が、とっても滑らかで流れるような仕草でネクタイを結んでいく。
「凄いね、翔真くん」
「まあ、これくらいはね。一応、社会人ですから」
そっか、社会人なら出来て当然……、なんだよね?
なのに僕ってば、ネクタイ一つ結べないなんて……
「ねぇ、今度教えて?」
そしたら、毎日でも翔真くんのネクタイ結んであげられるもん。
「いいよ、智樹に任せておいたら、毎日遅刻になりそうだし」
「そんなことないもん」
だいたい、手先は僕の方が断然器用なんだから、コツさえ掴んでしまえば、絶対僕の方が綺麗に結べる自信あるんだけどな……
だって翔真くんの手先の不器用さときたら、壊滅的なんだもん。
まあでも、ネクタイを結ぶ翔真くんの仕草、超が付くくらい格好良いから、それ見てるのも悪くないかも♪
「あ、ねぇ、歪んでる」
「そう? じゃあ……、直してくれる?」
「うん♪」
それに、たまにこんな風に歪んでるのを直して上げたりするのも悪くないかも♪
「どう、似合う?」
ジャケットを羽織り、キッチリボタンを留めた翔真くんが、僕を振り返るから、僕は思わずドキッとしてしまう。
だっていつもの翔真くんよりも、数倍……ううん、数十倍も大人びて見えるんだもん。
「やっぱさ、着慣れてないから変……かな?」
「ううん、そんなことない。とっても似合ってる」
赤と青のチェック柄なんて、ちょっぴり派手かと思ったけど、全然そんなことない。
寧ろ、翔くんがイケメン過ぎて、ネクタイが霞んじゃうくらいだよ。
あ、でも……
僕は翔真くんの頭に手を伸ばすと、ピョコンと跳ねた髪を手で撫で付けた。
「ふふ、寝癖なんかつけてたら、せっかくのイケメンが台無しだよ?」って。
ネクタイの端っこを握ったままの僕に、翔真くんが笑いを堪えながら言う。
そして、不器用だとばかり思っていた翔真くんの手が、とっても滑らかで流れるような仕草でネクタイを結んでいく。
「凄いね、翔真くん」
「まあ、これくらいはね。一応、社会人ですから」
そっか、社会人なら出来て当然……、なんだよね?
なのに僕ってば、ネクタイ一つ結べないなんて……
「ねぇ、今度教えて?」
そしたら、毎日でも翔真くんのネクタイ結んであげられるもん。
「いいよ、智樹に任せておいたら、毎日遅刻になりそうだし」
「そんなことないもん」
だいたい、手先は僕の方が断然器用なんだから、コツさえ掴んでしまえば、絶対僕の方が綺麗に結べる自信あるんだけどな……
だって翔真くんの手先の不器用さときたら、壊滅的なんだもん。
まあでも、ネクタイを結ぶ翔真くんの仕草、超が付くくらい格好良いから、それ見てるのも悪くないかも♪
「あ、ねぇ、歪んでる」
「そう? じゃあ……、直してくれる?」
「うん♪」
それに、たまにこんな風に歪んでるのを直して上げたりするのも悪くないかも♪
「どう、似合う?」
ジャケットを羽織り、キッチリボタンを留めた翔真くんが、僕を振り返るから、僕は思わずドキッとしてしまう。
だっていつもの翔真くんよりも、数倍……ううん、数十倍も大人びて見えるんだもん。
「やっぱさ、着慣れてないから変……かな?」
「ううん、そんなことない。とっても似合ってる」
赤と青のチェック柄なんて、ちょっぴり派手かと思ったけど、全然そんなことない。
寧ろ、翔くんがイケメン過ぎて、ネクタイが霞んじゃうくらいだよ。
あ、でも……
僕は翔真くんの頭に手を伸ばすと、ピョコンと跳ねた髪を手で撫で付けた。
「ふふ、寝癖なんかつけてたら、せっかくのイケメンが台無しだよ?」って。
0
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる