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第2章 旅立ちの時
068 その名はハイベックス
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冒険者ギルドには今日も多くの冒険者が訪れているが、今やリーベもその1人である。
彼女は自分が〝こちらがわ〟に回ることになるなんてと、深い感慨を抱いていた。
それはともあれ、彼女ら一行は次なる冒険を求めて掲示板を眺めていた。
掲示板には今日も依頼書が鱗の如く大量に貼り付けられていて、その中には前回(ヴァールらが)倒した魔物であるラソラナの依頼もあった。
「うう……!」
あの投げ縄のような舌を思い出すと恐ろしいものが走るが、見知った魔物と戦うというのも案外アリかもしれない。そう思ってリーベは口に出す。
「ねえ、またラソラナに行くってのはどう?」
「それも悪くねえが、せっかくならいろんな魔物を見せてやりたいな」
思いついたままに言って見たが、思いのほか好感触だった。
「いろんな魔物か……」
と言っても何が何だか、彼女にはさっぱりだった。
(とりあえず、テルドルの周りにどんな魔物がいるのか見たいな)
そんな考えの下、リーベは依頼書を眺める。
ラウドブロイラー、アルミラージ、ミラージュフライ――聞き覚えのある名前もちらほらあるが、大半はまったくわからなかった。
(一体どんな魔物なんだろう)
好奇心を募らせつつも怖々としていると、フロイデが声をあげる。
「これ……!」
彼は高い位置に張り出された依頼書を、つま先立ちになりながら指差している。その様子を可愛らしく思いつつも、リーベは問いを口に出す。
「ん? 何かあったんですか?」
師匠2人共々、彼の短い指の先を追う。
「ええと……『セロン村南方に出現したハイベックスの群れの撃退』……ハイベックス?」
首を傾げるとフェアが透かさず解説してくれる。
「ヤギに似た姿をしていて、驚異的なバランス感覚を持ち、山の尾根を渡り歩く魔物です。縄張り意識が非常に強く、他の群れと頻繁に争う姿が確認されています」
「じゃあこの群れは縄張り争いに負けて移動してきたんですか?」
「そうかもしれませんね」
リーベが講義を受ける傍ら、ヴァールは深い溜め息をついた。
「またセロン村かよ……」
「またって、最近行ったばかりなの?」
「まあな」
ヴァールが「どうすっかなー」と大義そうに頭を掻く傍ら、フェアが苦笑して言う。
「ですがエルガーさんとは縁深い場所ですし、リーベさんも一度は行ってみるべきでしょう」
その言葉と共に彼女に視線が集まる。
セロン村は20年前のテルドル防衛戦において拠点となった場所だ。その戦いで最大の貢献をしたリーベの父エルガーとは縁があり、そこを訪問するのには一定の価値があるだろう。
(でも魔物は? わたしでも倒せるのかな……?)
疑問に思っていると、それを見透かしたかのようなタイミングでヴァールが言う。
「大丈夫だ。お前でもやれる相手だから」
「そ、そう、なんだ」
(ヤギ……大きなヤギ…………きっと大きな角を持っていて、頭突きとかをしてくるんだろうなあ)
恐ろしく思いつつも、彼女は戦う意思を手放さずにいた。そんな彼女の気概とは裏腹に、ヴァールは深い溜め息をついた。それは単に、数日前に赴いた場所へ再度向かうのが億劫だからである。
「でもな~」
「おじさん!」
リーベが大きな声を発すると、彼女に視線が集まる。
「わたし、セロン村に行きたい!」
彼の小さな目を見つめて訴えると、隣で「リーベちゃん、燃えてる……!」とフロイデが呟くのが聞こえた。
(そうだ。わたしは今、燃えている! メラメラなのだ!)
「リーベさんもこう言ってることですし、もう一度セロン村へ参りましょう」
「うっ……」
ヴァールは面倒くさくて口角を吊り上げるが、リーベの眼差しに、相棒の言葉に、煩雑を厭う心は見事に砕け散った。
「あー、わあったよ。セロン村に行くぞ」
そう言って依頼書をむしり取った。
「やった! フェアさん、ありがとうございます!」
「いえ。ですがこれは冒険であるということを忘れないでくださいね?」
「はい、もちろんです!」
「よかった、ね?」
「はい!」
「ほら、受付済ませてくるからカード貸してくれ」
ヴァールはフェアとフロイデに向けて手の平をくいくいとやった。そうして2人の冒険者カードを預かると、リーベと共に受付へと向う。
その途中、ヴァールはこう言った。
「喜んでばかりもいられねえぞ?」
「どういうこと?」
脚を止めて問いかけると「行けばわかる」と不明瞭な答えを返された。
その一言によって彼女の興奮は収まり、変わって不安感がこみ上げてくる。
(セロン村に……それかその途中に何があるんだろう…………)
「それにしても、リーベちゃんがセロン村に行くんだね」
依頼を受注が済むと、受付嬢のサリーが感慨深くに言う。
「あそこはエルガーさんが護った場所だからね、きっと歓迎してくれるよ」
改まってそれを言われるとなんだか気恥ずかしく、リーベが頬をぽりぽりと掻いていると、ヴァールが苦笑して言い添える。
「はは! あそこは狩りで生計立ててる村だからな。干し肉で歓迎してくれるだろうよ」
「ええ、干し肉⁉」
ぎょっとしていると、サリーがくすりと笑う。
「ふふ、ところで今回の依頼はリーベちゃんが戦うんですか?」
「ああ、そのつもりだ」
「そうですか――脅すつもりじゃないけれど、ハイベックスは強い魔物だって聞くから、気を付けてね?」
「はい。心配してくれてありがとうございます」
礼を述べつつ、リーベはその魔物に対する疑問を口にする。
「あの、ハイベックスって具体的にどう強い魔物なんですか?」
「ヤギとは思えないくらい小回りが利いて、予測不可能な動きをするそうで。こちらが対応できないでいる内に頭突きを喰らったっていう報告が何件か上がってるよ」
「ひええ……」
(そんなに動かれちゃ、魔法も当たらないよ……)
不安になっていると、ヴァールが気持ち大きな声を会話を断ち切る。
「いざとなれば俺たちが守ってやるから、そう不安がるな」
「で、でも……」
「1番恐ろしいのは、本番に限って実力が発揮できないことだ。だから自分の可能性に蓋をするような考えはやめろ」
「おじさん……そうだね。やってみなくちゃ、わからないもんね」
「そういうこった。んじゃ、明日の準備に掛かるか」
「そうだね――それじゃ、わたしたちはこれで」
「うん。無事の帰りを待ってるからね?」
「はい。必ず無事で帰りますから」
親しく手を振り合って別れると、2人はフェアとフロイデと合流し、必要なものを買い集めた。その内の一つに、この前クサバミに溶かされた分のブラウスをも含まれていた。
他に用意するものは特になく、強いて言えば健康的な体だけだ。
と言う訳でリーベは世間より一足早く、入浴をして、体を休めることにした。だがその前に1つだけ、どうしてもやっておきたいことがあった。リーベはダンクと共に図鑑に向き合うと、ハイベックスについて記されている項を開く。
すると悪魔の角のように怪しくうねった大角を持つヤギの姿が目に飛び込んできた。
「……あった。『高地に生息する大型のヤギ。驚異的なまでのバランス感覚を持ち、尾根を徘徊する姿が目撃されている。この習性にはその高い縄張り意識が顕われており、単に食料を探すだけでなく、高所から周囲を観察しているのだ。
オスは群れを導き、護る役割を持つため一際大きな角を持っており、気性が荒い。故に冒険者と戦うのは決まってオスである。そのバランス感覚は平地でも発揮され、体を橫に倒しながら左右へ蛇行し、害敵に接近、その大角で打ち砕く。諸君がこれと対峙するときは、まずはその動きを封じなければならない。』」
(サリーさんが言っていたのはこれか。でも、どうやって動きを封じれば良いんだろう?)
「…………」
天井を見上げ、熟考している内に段々と不安になってきた。
サリーが教えてくれた事例の1つに自分もなってしまうのではないか、そんな思いに悶々とさせられる。
そんな中、師匠であるヴァールの声が耳朶に蘇る。
『自分の可能性に蓋をするような考えはやめろ』
(そうだ……そうだよね。過ぎたるはなんとやらというし、今日のところは休も)
彼女は図鑑を閉じて立ち上がり、ダンクを抱え、ベッドへと向った。
彼女は自分が〝こちらがわ〟に回ることになるなんてと、深い感慨を抱いていた。
それはともあれ、彼女ら一行は次なる冒険を求めて掲示板を眺めていた。
掲示板には今日も依頼書が鱗の如く大量に貼り付けられていて、その中には前回(ヴァールらが)倒した魔物であるラソラナの依頼もあった。
「うう……!」
あの投げ縄のような舌を思い出すと恐ろしいものが走るが、見知った魔物と戦うというのも案外アリかもしれない。そう思ってリーベは口に出す。
「ねえ、またラソラナに行くってのはどう?」
「それも悪くねえが、せっかくならいろんな魔物を見せてやりたいな」
思いついたままに言って見たが、思いのほか好感触だった。
「いろんな魔物か……」
と言っても何が何だか、彼女にはさっぱりだった。
(とりあえず、テルドルの周りにどんな魔物がいるのか見たいな)
そんな考えの下、リーベは依頼書を眺める。
ラウドブロイラー、アルミラージ、ミラージュフライ――聞き覚えのある名前もちらほらあるが、大半はまったくわからなかった。
(一体どんな魔物なんだろう)
好奇心を募らせつつも怖々としていると、フロイデが声をあげる。
「これ……!」
彼は高い位置に張り出された依頼書を、つま先立ちになりながら指差している。その様子を可愛らしく思いつつも、リーベは問いを口に出す。
「ん? 何かあったんですか?」
師匠2人共々、彼の短い指の先を追う。
「ええと……『セロン村南方に出現したハイベックスの群れの撃退』……ハイベックス?」
首を傾げるとフェアが透かさず解説してくれる。
「ヤギに似た姿をしていて、驚異的なバランス感覚を持ち、山の尾根を渡り歩く魔物です。縄張り意識が非常に強く、他の群れと頻繁に争う姿が確認されています」
「じゃあこの群れは縄張り争いに負けて移動してきたんですか?」
「そうかもしれませんね」
リーベが講義を受ける傍ら、ヴァールは深い溜め息をついた。
「またセロン村かよ……」
「またって、最近行ったばかりなの?」
「まあな」
ヴァールが「どうすっかなー」と大義そうに頭を掻く傍ら、フェアが苦笑して言う。
「ですがエルガーさんとは縁深い場所ですし、リーベさんも一度は行ってみるべきでしょう」
その言葉と共に彼女に視線が集まる。
セロン村は20年前のテルドル防衛戦において拠点となった場所だ。その戦いで最大の貢献をしたリーベの父エルガーとは縁があり、そこを訪問するのには一定の価値があるだろう。
(でも魔物は? わたしでも倒せるのかな……?)
疑問に思っていると、それを見透かしたかのようなタイミングでヴァールが言う。
「大丈夫だ。お前でもやれる相手だから」
「そ、そう、なんだ」
(ヤギ……大きなヤギ…………きっと大きな角を持っていて、頭突きとかをしてくるんだろうなあ)
恐ろしく思いつつも、彼女は戦う意思を手放さずにいた。そんな彼女の気概とは裏腹に、ヴァールは深い溜め息をついた。それは単に、数日前に赴いた場所へ再度向かうのが億劫だからである。
「でもな~」
「おじさん!」
リーベが大きな声を発すると、彼女に視線が集まる。
「わたし、セロン村に行きたい!」
彼の小さな目を見つめて訴えると、隣で「リーベちゃん、燃えてる……!」とフロイデが呟くのが聞こえた。
(そうだ。わたしは今、燃えている! メラメラなのだ!)
「リーベさんもこう言ってることですし、もう一度セロン村へ参りましょう」
「うっ……」
ヴァールは面倒くさくて口角を吊り上げるが、リーベの眼差しに、相棒の言葉に、煩雑を厭う心は見事に砕け散った。
「あー、わあったよ。セロン村に行くぞ」
そう言って依頼書をむしり取った。
「やった! フェアさん、ありがとうございます!」
「いえ。ですがこれは冒険であるということを忘れないでくださいね?」
「はい、もちろんです!」
「よかった、ね?」
「はい!」
「ほら、受付済ませてくるからカード貸してくれ」
ヴァールはフェアとフロイデに向けて手の平をくいくいとやった。そうして2人の冒険者カードを預かると、リーベと共に受付へと向う。
その途中、ヴァールはこう言った。
「喜んでばかりもいられねえぞ?」
「どういうこと?」
脚を止めて問いかけると「行けばわかる」と不明瞭な答えを返された。
その一言によって彼女の興奮は収まり、変わって不安感がこみ上げてくる。
(セロン村に……それかその途中に何があるんだろう…………)
「それにしても、リーベちゃんがセロン村に行くんだね」
依頼を受注が済むと、受付嬢のサリーが感慨深くに言う。
「あそこはエルガーさんが護った場所だからね、きっと歓迎してくれるよ」
改まってそれを言われるとなんだか気恥ずかしく、リーベが頬をぽりぽりと掻いていると、ヴァールが苦笑して言い添える。
「はは! あそこは狩りで生計立ててる村だからな。干し肉で歓迎してくれるだろうよ」
「ええ、干し肉⁉」
ぎょっとしていると、サリーがくすりと笑う。
「ふふ、ところで今回の依頼はリーベちゃんが戦うんですか?」
「ああ、そのつもりだ」
「そうですか――脅すつもりじゃないけれど、ハイベックスは強い魔物だって聞くから、気を付けてね?」
「はい。心配してくれてありがとうございます」
礼を述べつつ、リーベはその魔物に対する疑問を口にする。
「あの、ハイベックスって具体的にどう強い魔物なんですか?」
「ヤギとは思えないくらい小回りが利いて、予測不可能な動きをするそうで。こちらが対応できないでいる内に頭突きを喰らったっていう報告が何件か上がってるよ」
「ひええ……」
(そんなに動かれちゃ、魔法も当たらないよ……)
不安になっていると、ヴァールが気持ち大きな声を会話を断ち切る。
「いざとなれば俺たちが守ってやるから、そう不安がるな」
「で、でも……」
「1番恐ろしいのは、本番に限って実力が発揮できないことだ。だから自分の可能性に蓋をするような考えはやめろ」
「おじさん……そうだね。やってみなくちゃ、わからないもんね」
「そういうこった。んじゃ、明日の準備に掛かるか」
「そうだね――それじゃ、わたしたちはこれで」
「うん。無事の帰りを待ってるからね?」
「はい。必ず無事で帰りますから」
親しく手を振り合って別れると、2人はフェアとフロイデと合流し、必要なものを買い集めた。その内の一つに、この前クサバミに溶かされた分のブラウスをも含まれていた。
他に用意するものは特になく、強いて言えば健康的な体だけだ。
と言う訳でリーベは世間より一足早く、入浴をして、体を休めることにした。だがその前に1つだけ、どうしてもやっておきたいことがあった。リーベはダンクと共に図鑑に向き合うと、ハイベックスについて記されている項を開く。
すると悪魔の角のように怪しくうねった大角を持つヤギの姿が目に飛び込んできた。
「……あった。『高地に生息する大型のヤギ。驚異的なまでのバランス感覚を持ち、尾根を徘徊する姿が目撃されている。この習性にはその高い縄張り意識が顕われており、単に食料を探すだけでなく、高所から周囲を観察しているのだ。
オスは群れを導き、護る役割を持つため一際大きな角を持っており、気性が荒い。故に冒険者と戦うのは決まってオスである。そのバランス感覚は平地でも発揮され、体を橫に倒しながら左右へ蛇行し、害敵に接近、その大角で打ち砕く。諸君がこれと対峙するときは、まずはその動きを封じなければならない。』」
(サリーさんが言っていたのはこれか。でも、どうやって動きを封じれば良いんだろう?)
「…………」
天井を見上げ、熟考している内に段々と不安になってきた。
サリーが教えてくれた事例の1つに自分もなってしまうのではないか、そんな思いに悶々とさせられる。
そんな中、師匠であるヴァールの声が耳朶に蘇る。
『自分の可能性に蓋をするような考えはやめろ』
(そうだ……そうだよね。過ぎたるはなんとやらというし、今日のところは休も)
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