スキルソード(だった何かの)オンラインゲームをノンビリ楽しむ(予定だった)話。

ユニー

文字の大きさ
14 / 38

第14話 ただいま攻略準備中。

しおりを挟む
薬草が自生しているところは、多くのキャラ達が各々で採取していた。
此処に行き着くまでに、問題事に降りかかならにように、身を隠して移動した。
以前は、不器用に移動をしていたが、今はかなり慣れてきた。
今や初心者セーフティが消えているから、突然PVP要請を飛ばしてくる奴がいる可能性があるから、困ったもんだ。
いくらPVP要請を飛ばしてきても断るのだが、物理的に移動の邪魔をする奴が居るから迷惑である。

一人でノンビリ遊ぶ予定が何故こうなった・・・。

それは兎も角、薬草自生している場所にいるキャラ達は生態系を崩すような乱獲はせずに成長しきった分から採取していた。
俺も、成長しきった薬草を採取をしているときに、あることを気がついた。
もしかして、根っこごとの薬草で薬草ダンジョンは出来るのか?
実に興味深いテーマだと思った。
そこで、一番端にある成長しきった薬草を周辺の土が付いて居るまま一つだけ採取した。

ある程度の薬草採取が終わり、役所の初心者ダンジョンの祭壇に戻ってきた。
早速、薬草で試してみる・・・と言いたいが、まずは1cダンジョンでポーション作成をしてからにした。
ダンジョンクリアーを主観とせずにあくまでポーション作成である。
1cダンジョンに入り、スライムから魔法水とスラロックを回収していく・・・そうだよな、スラロックでもスライムダンジョンが出来るかもしれなかったのに試していないな・・・。
ついでにネズミのガラス玉も回収する。
ある程度料が達したので、ポーションや空き瓶を作成、ボス部屋前に来たら直ぐにダンジョンから出てる。

次はスラロックでダンジョンを献げてた。
ダンジョンを彷徨うと、思ったようにスライムしか出てこない。
多くの空き瓶が魔法水で一杯になり、薬草がある分は全部ポーションへと作成した。
ただ、スラロックが邪魔!
ポーション作成分の薬草が無くなり、鞄の中には大量のポーションと魔法水になった。
スライムダンジョンから出る。
因みにボスはスライムビックであった。
スライムのデカいバージョン。
今できる攻撃では無力化されそう・・・。
ボスの扉を開けて、ボスの姿を確認しただけで即離脱。
今の装備では、間違えなく死に戻りですよ。

ついに土や根っこが付いたままの薬草をダンジョン祭壇に献げてみた。
出来上がったダンジョンに思わず唸った。
「すげー・・・」
見渡す限りの薬草の平原、地平線までずっと薬草であった。
一番手前にある、若葉の薬草を周辺の土ごと収拾した。
次の薬草ダンジョン用の薬草にするためだ。
それから、何時ものように成長しきった薬草から収集していった。

鞄の中が薬草で一杯になると、直ぐにポーション作成で鞄の空きを作り、また薬草を鞄の中に入れていった。
魔法水が全てポーションになり、その上で鞄の中は薬草で一杯になった。
モンスターとかボスとかは居ないまま、そのままダンジョンから出た。

 *

「では本格的に行きますか!」
準備段階のポーション獲得は達成できた。
次は、スキル獲得だ。
と、ガラス玉(ネズミダンジョン構築のため)を祭壇に置く前にあることに気がついた。
「防具がヤバい・・・」
改めて、初期装備の服を見てみると最大耐久100であるが、今俺の服の耐久は20となっていた。
赤信号一歩手前である。
どうにかして、服の耐久値を回復させるか、もしくは新しく装備を一新するか、どうにかしないとヤバい!

ゲーム内掲示板を調べてみる。
リアルのゲーム内掲示板は時間の流れが違うため閲覧できないようになっている。
反対にゲーム内からリアルのネット情報の確認は可能であるが、書き込み等は出来ない様になっている。
ゲーム内でも情報交換の場として専用の掲示板を設置閲覧を出来るようになっている。
その中で、衣類・耐久値回復を検索する。
予想では蜘蛛糸が必要だと思っている。
その蜘蛛糸は今手元には無く、現在は服の材料費として蜘蛛糸の価格が上昇し多くのキャラ達が蜘蛛糸狩りをしている。
そんな中に蜘蛛糸狩りや多くのキャラ達が服を購入のために群がっている服屋や防具屋には行きたくは無い。
「お、あったな。」
検索を掛けてヒットする件数は多くその中で、一番情報的にまとまっている掲示板を閲覧する。

「おおー・・・」
思わぬ新情報!なんと!スラロックで耐久値の回復が可能であると書かれていた。
最低条件は錬金術で必要とのこと。
錬金術のことを知っている人は、ごく少数であるけど誰が書いたのかな?
ん?
「サキさんか。」
知り合いでした。
それもごく最近書き込みをしているようで、現在検証のため錬金術の習得のために多くの裁縫スキル持ちが懸命にガラス瓶とポーションを作っている様であった。
「考えたな、ポーション価格がもう少し若干落ちるか。」

んで、服のことであるが耐久値回復数は1のみで大幅に回復する気であれば蜘蛛糸であると書かれていた。
「此処はスラロックで行きましょう!」
鞄の中には、売りたくても売れないスラロックが住んでいます。
このスラロックをほぼ全て服の回復に回りましょう。

上着を脱ぎ、スラロックとともに錬金!
「おお!サキさん!有り難う!」
本人が居ないのに、ついつい感謝を言ってしまう。
確かに服の耐久値が回復した!
だけど、一個につき一回復のみ、何の!
数十個以上あるスラロックが消えるとあれば鞄のスペースも空き、錬金術のLvも上がる!
一石二鳥いや三鳥!
物量戦でガンガン行きますよ!
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

おばちゃんダイバーは浅い層で頑張ります

きむらきむこ
ファンタジー
ダンジョンができて十年。年金の足しにダンジョンに通ってます。田中優子61歳

ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム 前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した 記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた 村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた 私は捨てられたので村をすてる

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。 食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。 もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。 ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。 ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。

死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜

のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、 偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。 水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは―― 古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。 村を立て直し、仲間と絆を築きながら、 やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。 辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、 静かに進む策略と復讐の物語。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

神様の忘れ物

mizuno sei
ファンタジー
 仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。  わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。

龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜

クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。 生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。 母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。 そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。 それから〜18年後 約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。 アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。 いざ〜龍国へ出発した。 あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね?? 確か双子だったよね? もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜! 物語に登場する人物達の視点です。

処理中です...