一族に捨てられたので、何とか頑張ってみる。

ユニー

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1 魔境の森

13

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 俺は、囲炉裏の作り方を親切丁寧の教えた。

 「それを高速作成したアンタは何もんよ・・・。」

 そんな事もありましたね。

 実地演習と言う事で、野外に囲炉裏を作る事になった。

 俺が作った囲炉裏のほかにアイツらが作った囲炉裏が出来た。

 騎士団の皆さんは大喜びです。

 囲炉裏が出来てから騎士団の皆さん自重しなくなりました。

 つまり、狩りしまくり・・・。

 元々俺には余裕が有ったから良いけど、まぁいいか・・・。

 「お願いだ―これ以上薪を持って行かないでくれー!!」

 隣の家から悲痛な叫びが聞こえて来た・・・。

 俺はすべての薪を、魔導鞄にほり込んでいるから、大丈夫だ。

 夏の時に乾燥させておいたからな、隣のは一昨日取って帰った物だから乾燥させないと駄目だ。

 魔法で伐採した木を無理やり乾燥させ薪にする事もできるが保管場所が困るのだ。

 お隣さんが持っている魔導鞄が制限が付いており、薪全部を入れとく余裕が無いのだ。

 その為、表に置いているが騎士たちの暖とあったかい食べ物を食べる為の薪に成っている。

 一般の騎士たちも薪集めや食糧集めのために下に降りているが、芳しくないのだ・・・。

 騎士たちは伐採する技術が無い為、拾ってくるしかないのだ。

 「てめぃらのために家造らねぇぞ!!」

 あまり衝撃だったのか、騎士団が自重し始めた・・・。

 俺は念のために、ツリーハウスと囲炉裏の作り方を冊子にまとめていった。

 雪が止んだ時に、騎士団は一部の残して本拠地となる城塞都市に戻り、俺は木々を伝って移動し家に適している木とかをレクチャーした。

 伐採した木は大雪を振る間に、新たに家を作るための床材とかに優先に加工していった。

 三件目の新たなる家の建設は、雪との戦いであったが、短時間で完成させた。

 魔法が使えるようになったのと人手が増えたのが、一番の利点であった。

 その三件目の家には、異天の知識を入れ風呂を入れたのを作った。

 俗に言う欅風呂である。

 湯や掃除は魔法で問題ない。

 小さな浴槽に一つに大勢の大人たちが競っていた。

 可愛そうなのでタライも追加させてあげた。

 俺は俺で、風呂が完成したから、石鹸を作る事にした。

 異天の知識では、高度な技術で生み出す方法もあったが、ここでは簡易の作り方で完成させた。

 魔法が無かったら作れなかったので大助かりである。

 初めの内は、上手く凝固できなかったり、臭いが臭かったりっとして大量に失敗したが、これだと言う奴が出来た。

 清潔になった、衣類や髪や素肌に女性陣に嫉妬された。

 失敗作の石鹸を渡しただけで嬉々として喜んだ。

 一つ問題が発生したと言ったら、石鹸ブームになり石鹸の作り方を催促されたが、断固断った!

 石鹸の一欠片を魔道具化して、置いた。

 無くならい石鹸、特権者だけの物となった。

 って言うか、三件目は騎士団用の事務家状態だ・・・。

 横では四件目と五件目が建築されている。

 騎士団でも伐採技術をマスターした人が現れ薪問題も解決しつつある。

 そんな感じで春が近づき狩りをした後、家に帰るふりをして・・・そのまま出口を目指した。

 何時でも出れる様に魔導鞄の中に入れ込んでいるから、問題はない。

 *

 出口に向かっている為なのか、魔人の出現率が減って来た。

 魔物は質的に落ちてつつ体型が小型化していくが、襲ってくる事くる回数が増えていった。

 少しずつであるが、全体的に上り坂となり、周りの木々や草の高さが低くなる。

 それにあわせて、魔素の濃度も減ってくる。

 今まで、魔力を使ってもすぐに補充が出来たが、この頃は補充がままならい状態となって来た。

 魔物の質が落ちているので対処できているので問題はないが・・・若干余裕がほしい。

 上を見上げると、人工的な壁が見えて来た。

 そろそろ冬の始まりかと思う頃に森を抜けた。

 日中が過ぎた所だったので、少し慌てて歩みを速めた。

 若干の平原がありその先に門があった。

 門の周りには、数多くの冒険者が行動していた。

 冒険者の質はさほど高くはなかった。

 この辺りまで来ると、魔物の出現率も格段に減っており、周りの冒険者の的に成っていた。

 平原を突っ切り、門がある所に真っ直ぐ進んだ。

 すると、門兵がこっちらを確認し、慌ただしく動き出した。

 多くの兵士が出てきて、敵意を出しはじめのだ。。

 それを見た、周りの冒険者たちも気が付き、戦闘状態で殺気を放ってきた。

 チッ!

 そう言えばここは、メグテール公爵家の御膝元であったな。

 弓を構えて攻撃してこいようとする兵士、それに合わせて動き出す冒険者たち・・・。

 左手に雷の複合魔法:雷鳴撃を放つ、電撃攻撃と音による麻痺と錯乱も付くと言う戦闘無力化魔法である。

 この魔法で、俺以外の人たちはその場に崩れた。

 短時間で動けるように戻ることは無いとは思うが、さっさとここから離れる事にした。

 門を固く閉じる役目の人も、音で錯乱状態に成り上手く力が入らない状態に成っていた。

 *

 門を突破すると、雷鳴撃で驚いた門の向こう側に居た住民たちは、俺を見ていた。

 一歩踏み出すと、悲鳴を上げて逃げ出した。

 はぁあ?

 まぁいい、そのままこの町を突破しよう!

 町の中央公園らしいとことまで来ると、右手の方から、急速に迫ってくる八人パーティーを感じた。

 左の方に方向を変えた。

 道伝いに行くのも面倒ので家の屋根に飛び移り、屋根伝い走る事にした。

 各所から弓矢が飛んでくる。

 正直言って脅威に感じない。

 体中を魔法で強化しているから、頭に当たっても痛みも感じない。

 足幅の差なのか、追っ手は僅かながら迫って来ていた。

 町を守っている壁と民家に間が有った。

 結構高い壁を確認して、一気にジャンプは出来なと感じた。

 タイミングよく真後ろから弓矢が飛んできので、ジャンプして、弓矢を踏み台にしてもう一ジャンプして壁に手を掛ける。

 掛けた手から勢いで飛び越えた。

 壁の上には多くの兵士が居た。

 空かさず、雷鳴撃で無力化した。

 やれやれ、追っ手の一人が追い付いた。

 味方を踏み台にして、飛んできたみたいだ。

 迫りくる刃を指先一つで破壊をした。

 いい加減にしろよ!マジでぶっ殺すぞ!!

 直接殺気をブチ込んだ!

 すると、攻撃して来た女性剣士は嘔吐した。

 きちゃねぇ・・・。

 そのままほっといて、町の外に飛び降りた。

 目くらましのために閃光魔法を唱えたかったが、魔力が心細かったのでやめた。

 どうせ、雷鳴撃のせいでこっちを見る奴は居ないだろ。

 っと言う事で、出来るだけこの街から離れる事にした。

 日が傾き夕方に成っていたが、別に暗くなっても闇魔法があるから夜中に成っても問題はないけどな!

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