一族に捨てられたので、何とか頑張ってみる。

ユニー

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2 そうだ、王都に行こう

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 客足は途絶えることも無くその日は接客で追われて、結局翌日にギルドに向かった。

 「こんにちは」

 「こんにちは、今日はどの様な件でしょうか?」

 一昨日と同じ受付の人が開いていたので、其処で聞く事にした。

 「性別が間違っているので変更したいのですが。」

 「え?」

 「・・・もう一度言います、性別が間違っています、変更をお願いします。」

 「えっと・・・。」

 目線を彷徨う受付嬢、凡ミスがばれるのが嫌か!?

 「カードを見せてください。」

 カードを渡した。

 「・・・えっと・・・女の子ですよね・・・。」

 イラ

 「もう結構です!貴方の上司に合わせてください!貴方とじゃ話にならない!!」

 大声でどなった!

 さすがに、罰が悪く

 「あわわわ!ごめんなさい今すぐ変更いたしますのでっ。」

 っと言ったが、

 「それ以上触るな!それよりも貴方の上司に合わせろ!!」

 カウンターを叩く、

 「それだけは勘弁してください!!今すぐ処理を致しますので!」

 「黙れ!貴方がする事は今すぐ上司に合わせるようにする事だ!」

 涙目なっても許すつもりは無い!

 *

 「まさかマスターがマスターとは思わなかったよ・・・。」

 あの後、後ろから隣接している酒場のマスターが声を掛けられ、部屋に案内された。

 「まさか君が此処まで短気的に怒るとはね・・・。」

 「性別の問題は死活問題です。たださえ勘違いされているのに、身元を確かめる物まで間違っていて許せると思いますか?」

 「・・・許せんよな・・・。」

 「きちんと、猶予は与えたのにしなかったのは、完全な落ち度でしょうが。」

 「確かにその通りだ・・・。」

 酒場のマスター事ギルドマスターは謝罪をして頭を下げた。

 「謝罪を受け入れます。」

 「すまなかった、お詫びに何かしたいが何かあるかい?」

 と言いてきたので、魔境で拾ったギルドカード(魔道具した奴以外)を出した。

 「これは?」

 「とある魔境で拾ったものです。全部記録が消えているので、身元が解らない様になっています。」

 マスターは顔を曇らせた。

 「魔境と言ったが・・・。」

 「場所は勘弁してください、これらを穏便に出来ないでしょうか?」

 「難しいな・・・全ギルドはギルドカードの管理が厳しいからな・・・。」

 「魔境から回収されたと言う事例は無いのですか?」

 「ないな、確かに記録が消えていたら、誰も見向きもしないな・・・。」

 ここで前例がない事態に成っていると言う事か・・・。

 「まぁ如何にかしてみる、これを預けてもらってもいいか?」

 「俺には不要な物です。ギルドに返却します。」

 「解った。」

 「それともう一つ」

 「何だ?」

 「これから出す、魔物の出所の不問。」

 「良いだろう。」

 「意外とあっさり了承しますね、まぁいいでしょう、所員口止めお願いしますね。」

 ここで、マスター初めて自分が即答したのが失敗っだかのか不安な顔になった。

 *

 更新されたギルドカードを返してもらった。

 #

 名:ネイト

 性:男

 年:七 秋の年

 質:11:6

 属:非表示(無)

 技:剣技

 心:精神統一

 職:非表示(剣士)

 #

 きちんと変わっている事にホッとした。

 裏手に廻り、受け取り所員にギルドマスターから話が届いているか聞いてみたら、聞いていた。

 宿の地下で解体した素材(肉以外の部位)を他の人たちに見られない様に出した。

 「ちょっと待ってくれ!?」

 見たことも無い素材で自分では査定が出来ないと言う事で、一先ずギルドマスターに査定してもらう事になった。

 暫くたち、マスターが現れ再び素材を確認すると、

 「これまた厄介な素材だな・・・。」

 と言って顔が引きつっていた。

 「知っているのですか?」

 と所員がマスターに聞いてきたが、

 「此処辺では手に入れることが出来ない素材だ。ここでは引取りは出来ん、市場に流せん・・・。」

 市場に流せないと資金が出来なから買取が出来ないと言う事だ。

 「ギルド専属が居るじゃないですか、その人に頼んで作ればいいじゃないですか。」

 と代替案を示したが、

 「出来た物をどうすんだよ!?」

 「(比較的)優秀な冒険者に譲渡して、恩で縛れば逃げもしないでしょう。長期的に見たら利益は出ますよ。」

 二人して沈黙・・・。

 「君以外のと言う冠が付きそうだな・・・。だが、ごく少数の素材のためにそんな危険な橋を渡れんよ。」

 「誰がこれ一つだと言いましたか?後三十位とこれより質が良いのがまだまだ大量に有りますよ。」

 「ちょ・・・ちょっと待ってくれ、つまりそれらを全部売りたいのかね?」
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