一族に捨てられたので、何とか頑張ってみる。

5 新天地へ

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　「この不始末どうする積もりだ！！」

　緊急会議を要請して集まった大臣たちに唾を吐きかけた。

　ネイト君の資産を教会が没収と邪人烙印が早朝の王宮にもたらせて、直ちに拒否をしようとしたら、狂信者たちがネイト君の屋敷とかを強襲したのだ。

　騎士団を使い直ちに事態の鎮静を行おうとしたが、鎮静を行う騎士団の一部が離反、狂信者たちと一緒に行動し始めたのだ。

　騎士団の命令系統は完全に破壊され、後手後手に成っていまった。

　「大変です！狂信者たちが学園へ！！」

　「バカか！？」

　頼むこれ以上刺激しないでくれ！！

　一部の大臣たちは喜んでいるようだが、この大間抜けが！！

　後に聞いたのだが、ネイト君に襲って来た全員両目両耳鼻を潰していったっと言う事だ。

　誰も抵抗らしい抵抗も出来ずに、魔剣を手にしいたネイト君の姿を碌に追う事も出来ずに撃ち捨てられたそうだ。

　大半は、大量出血による死亡がでるが、残りは生き残ったが死んだ方がマシな状態であった。

　この報告を聞く前に、七日間の悪夢が始まる。

　ネイト君の魔法攻撃と教会が誇る最大結界の衝突である。

　そんな事をしなくても、結界何それで突破できるのに、絶対パフォーマンス的に見せつける為にやったのだろうが！！

　七日間一度も休まることも無く鳴り響く騒音、教会も結界が崩壊したら死ぬことも分かっているから必死で結界を維持しているようだが、無駄な事だ。

　この七日の御蔭で、王都の経済は停滞し多くの行商人は王都から出て行ってしまった。

　商人だけではなく、住民のほとんども出て行ってしまった。

　最大の理由が寝不足によるストレス・・・。

　生産もストップして、王都の経済は大打撃を受ける事になる。

　逃れる奴は良いが、儂らの様な者は動きたくても動けない・・・。

　速くギブアップしてほしい物だ・・・。

　騒音も鳴り終わった時、儂ら全員でテラスに出た。

　ようやっと終わったかと歓喜をしたのだか・・・。

　教会を見てみると完璧に結界が崩壊していた。

　「マジか・・・。」

　次の週間、結界エリアを含む教会の敷地が空中に浮き上がった！

　教会はこんな隠し玉が有ったのか！？

　っと思ったら違っていた・・・。

　自然落下していく教会・・・。

　そのまま地面に激突し土に帰っていた・・・。

　報告によると、ネイト君が平然と魔法で教会を浮き上がらせて落としたそうだ・・・。

　最後に明日中に今回の事を起こした人のリストを寄越せと言って来たらしい・・・。

　それはもうできている。

　それを見せてネイト君の気をそらせようとしたからね！

　やっと今日できた時に終ったのよ！！

　ネイト君を甘く見ていた、大臣と貴族や騎士団はそれは真っ青に成った。

　その気に成ったらいつでも王都を灰にできる。

　嘘や偽りでもなく本気で出来る実力を持っているのだ。

　そのその彼らは、ギルドから流れた情報を丸呑みし過ぎたのだ。

　あんなのは嘘に決まっておるだろうが！！

　そもそも、ネイト君の教え子が王都周辺の魔物をほぼ全滅させたことで察しろよ！！

　因みに、残った騎士団による発掘により、今回の赤字の大半は補填できた。

　どれだけ、私財を溜めこんでいたんだアイツら・・・。

　色々と発掘して禁書も出て来た。

　ハルストモリア曰く、ネイト君が欲しがるだろうっと・・・。

　だが・・ほとんどが・・・いや、ほぼすべてが大人向けの本であった・・・。

　こいつら本当に聖職者か・・・。

　どんな禁書が有るのか、ネイト君が聞いてきた。

　隠してもバレるから、全部出した。

　そして、その中の一冊をとり中身を見て、

　「低級だな・・・。」

　と鼻で笑った。

　これで低級だと・・・かなり質が良い方だぞ・・・これは。

　今までどんな物を見たことがあるのだ・・・やはりアレか・・・。

　何て恐ろしい子・・・。

　それはともかく・・・。

　残りの財政赤字は、今回の一件に関わった貴族と騎士たちの資産を押さえる事で何とか補填が出来たが・・・。

　「こいつら全員奴隷OK?」

　リストを取りに来たネイト君が爆弾発言を言いました！！