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1 魔境の森
11.5
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香辛料と言えば・・・香辛料専用の入れ物を作り香辛料を入れ魔境鞄に入れると香辛料が無尽蔵に出てくる香辛料BOXが完成した。
思惑通りに行ってちょっと怖いです。
とにかく、お隣さんは何時も香辛料を貰いに来ている。
女魔導士と交代で勉強をさせてもらっている、今日は女錬金術士の日だ。
初めの内、体力回復ポーションの作り方を教わった。
例の薬草の事を知ったときは、かなり凹みました。
今度罰ゲームの時に生ジュース100%にして提供しましょう。
今や様々なポーションを作れるように成って来た。
翌日に成ると雪がやんでいた。
ごくまれのこういう日が有り、その日は大体、狩りとかに行くのだが、俺は余裕が有るからいつもの通りに学んでいた。
お隣さんは、薪が足りなくなり薪拾いに男たちが出払っている。
今日は女魔導士の日になっている。
魔法の大半は知っているが、禁忌となる事は何も知らない。
また、一般世間的には何処までの魔法が確認されているのかも知っておくことが必要であった。
まだ世間は、四属性に凝り固まっており、医療関係・・・特に人体に対する解剖学は全く進歩していなかった。
その為、回復系魔法は何も発達してはいない。
それどころか止血しよる治療方法も確立してはいなかった・・・。
違う意味で毎回カルチャーショックを受け続ける・・・。
どうやら宗教的概念から医療知識が崩壊している感じを受けた。
人体構造を把握しなければ碌な治療も出来ないのに・・・。
ふと窓から外も見上げると・・・。
「ん?」
「ん?どうしたの?」
「んーこれはクトースか・・・。」
かつて感じた存在を感じた。
案の定、騎士団のクトースだった。
一区切りついたので、外に出て様子も見続けていた。
どうやら何かを探しているようだ・・・。
たぶん俺を探しているだろうな・・・。
何かがあったのか・・・。
肉眼で見えで判別できる頃に、隣から毛皮を着こんでモコモコに成っていた、残りの女衆が出て来た。
「おい、毛ダルマども出てくるな話がややこしくなる。」
「何よ!その言い方!!」
なんて哀れな姿だ・・・。
そんな言い争いをしている間に、騎士が近づいてきた。
「良かった!主殿!助けてください!!」
話に寄ると、大規模な魔物の襲撃を受け団長だけが、重症になったそうだ。
「わかった、連れて来い!ただし無理の場合は、無理と言うからな!」
「はっ!」
そう言って引き返していった。
「え!?どういう事?」
そう言えば詳しい話をしていなかったな・・・。
「これからやる事は、何もしない。家に引っこんで大人しくして居ろ。」
「それって全然説明に成っていない!」
と女武闘家が言い寄ってくるが、
「落ち着いて・・・禁忌・・・教会・・・。」
と女錬金術士が説得に入って来た。
「そうよ、私たちは何も知らないし、何も見ていない。」
と言って、女魔導士も説得し始めた。
「・・・それって相当ヤバい事なの?」
「どうだろうな、俺も良く分からん、世間には疎いからな。」
と言うと、三人は家に戻ろうとしていたが、
「そうだ、騎士団が来るから何か食える物を準備してやってくれ。」
「は?ちょっと無理!!」
タダさえ食糧を俺から調達しているので無茶苦茶である。
調理器具もないのにどうやって調理しているのかは俺も謎なお隣さんの台所事情など聞きたくもない。
「緊急事態だ、その分は渡してやるよ。」
と言っていると、騎士団たちが見えて来た。
まだ少し時間も有ったので、相手の魔導鞄に食糧を入れたりしていると、騎士団たちが着いた。
*
騎士団たちをお隣さんがお互いの情報交換と言うよりか、言い争いが始まった。
互いの権益を護るための腹の探り合いだ。
「五月蠅い!後にしろ!団長は俺の家に他は入ってくるな!!邪魔になる!!」
と言って、抱き抱えられた団長を俺の部屋に運び込まれる。
「おい、生きているか。」
とズロウズさんに声を掛けて、意識の有無を確かめた。
「辛うじてだがな・・・。」
相当苦しそうに答えた。
日頃から鍛えているので、他の人よりかは体力があるため意識が今でも保っているのであろう。
「よし。後は邪魔だ!!全員出ていけ!!」
と言う事で、ズロウズさんを運んできた騎士たちも外に追い出した。
此処からは麻酔を使って全身麻痺をかけ、手術の始まりだ。
突如、スマホが鳴り二つの人体構造の3D立体図が出て来た。
一つは健全者の図でもう一つはズロウズさんの図であった。
ここの図が欲しいと思ったら自動的にその図に切り替わる。
正直言って助かる!!
それもリアルタイムの映像で余計な手間が掛からずに手術に集中できる!
思惑通りに行ってちょっと怖いです。
とにかく、お隣さんは何時も香辛料を貰いに来ている。
女魔導士と交代で勉強をさせてもらっている、今日は女錬金術士の日だ。
初めの内、体力回復ポーションの作り方を教わった。
例の薬草の事を知ったときは、かなり凹みました。
今度罰ゲームの時に生ジュース100%にして提供しましょう。
今や様々なポーションを作れるように成って来た。
翌日に成ると雪がやんでいた。
ごくまれのこういう日が有り、その日は大体、狩りとかに行くのだが、俺は余裕が有るからいつもの通りに学んでいた。
お隣さんは、薪が足りなくなり薪拾いに男たちが出払っている。
今日は女魔導士の日になっている。
魔法の大半は知っているが、禁忌となる事は何も知らない。
また、一般世間的には何処までの魔法が確認されているのかも知っておくことが必要であった。
まだ世間は、四属性に凝り固まっており、医療関係・・・特に人体に対する解剖学は全く進歩していなかった。
その為、回復系魔法は何も発達してはいない。
それどころか止血しよる治療方法も確立してはいなかった・・・。
違う意味で毎回カルチャーショックを受け続ける・・・。
どうやら宗教的概念から医療知識が崩壊している感じを受けた。
人体構造を把握しなければ碌な治療も出来ないのに・・・。
ふと窓から外も見上げると・・・。
「ん?」
「ん?どうしたの?」
「んーこれはクトースか・・・。」
かつて感じた存在を感じた。
案の定、騎士団のクトースだった。
一区切りついたので、外に出て様子も見続けていた。
どうやら何かを探しているようだ・・・。
たぶん俺を探しているだろうな・・・。
何かがあったのか・・・。
肉眼で見えで判別できる頃に、隣から毛皮を着こんでモコモコに成っていた、残りの女衆が出て来た。
「おい、毛ダルマども出てくるな話がややこしくなる。」
「何よ!その言い方!!」
なんて哀れな姿だ・・・。
そんな言い争いをしている間に、騎士が近づいてきた。
「良かった!主殿!助けてください!!」
話に寄ると、大規模な魔物の襲撃を受け団長だけが、重症になったそうだ。
「わかった、連れて来い!ただし無理の場合は、無理と言うからな!」
「はっ!」
そう言って引き返していった。
「え!?どういう事?」
そう言えば詳しい話をしていなかったな・・・。
「これからやる事は、何もしない。家に引っこんで大人しくして居ろ。」
「それって全然説明に成っていない!」
と女武闘家が言い寄ってくるが、
「落ち着いて・・・禁忌・・・教会・・・。」
と女錬金術士が説得に入って来た。
「そうよ、私たちは何も知らないし、何も見ていない。」
と言って、女魔導士も説得し始めた。
「・・・それって相当ヤバい事なの?」
「どうだろうな、俺も良く分からん、世間には疎いからな。」
と言うと、三人は家に戻ろうとしていたが、
「そうだ、騎士団が来るから何か食える物を準備してやってくれ。」
「は?ちょっと無理!!」
タダさえ食糧を俺から調達しているので無茶苦茶である。
調理器具もないのにどうやって調理しているのかは俺も謎なお隣さんの台所事情など聞きたくもない。
「緊急事態だ、その分は渡してやるよ。」
と言っていると、騎士団たちが見えて来た。
まだ少し時間も有ったので、相手の魔導鞄に食糧を入れたりしていると、騎士団たちが着いた。
*
騎士団たちをお隣さんがお互いの情報交換と言うよりか、言い争いが始まった。
互いの権益を護るための腹の探り合いだ。
「五月蠅い!後にしろ!団長は俺の家に他は入ってくるな!!邪魔になる!!」
と言って、抱き抱えられた団長を俺の部屋に運び込まれる。
「おい、生きているか。」
とズロウズさんに声を掛けて、意識の有無を確かめた。
「辛うじてだがな・・・。」
相当苦しそうに答えた。
日頃から鍛えているので、他の人よりかは体力があるため意識が今でも保っているのであろう。
「よし。後は邪魔だ!!全員出ていけ!!」
と言う事で、ズロウズさんを運んできた騎士たちも外に追い出した。
此処からは麻酔を使って全身麻痺をかけ、手術の始まりだ。
突如、スマホが鳴り二つの人体構造の3D立体図が出て来た。
一つは健全者の図でもう一つはズロウズさんの図であった。
ここの図が欲しいと思ったら自動的にその図に切り替わる。
正直言って助かる!!
それもリアルタイムの映像で余計な手間が掛からずに手術に集中できる!
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