一族に捨てられたので、何とか頑張ってみる。

ユニー

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2 そうだ、王都に行こう

17.2

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 バレットの森が動物の森と言いたらロッスド山地は恐竜の森だった。

 楽しい事に肉食のみと言う、旺盛さである。

 またロッスド山地はバレットの森と違い足止めとなる雪の脅威が無かった為年中移動が出来た。

 反対に年中、巨大魔物の脅威に晒されると言う事と同じ意味を持っていた。

 刃物のダメージが無くなるほど戦える様になったら拠点を奥に移動し、ダメージが消えるまでその拠点で過ごした。

 タツヤとの協力戦闘は初めの内は声を出し合っていたが、今や阿吽の呼吸で声を出さなくても対応できるように成っていた。

 投擲剣と短剣の扱いは全部タツヤに任せて、俺は二刀流と魔法の二つを極めていた。

 タツヤは何処でそんな使い方を知っているのか何せ器用に扱っていた。

 「やけに扱い方が上手いね。」

 『あーダブルOとかSフリーダムの御蔭だ。』

 某アニメシリーズの影響でした。

 なるほど・・・。

 ひと山越えると今度は温泉地帯!

 山地の中央に温泉が噴き出ており、多くの植物が実っていた。

 適温の温泉を発見したが、色々と諦めた。

 まさに本当の地獄温泉だった。

 その変わり、ここで取れる肉食恐竜の肉は最高であった。

 美味!ただそれだけである!!

 この旨みを知ったら他の肉は評価を下げるほどだ。

 ここにはすべての恐竜がおり、まさに恐竜の楽園状態、ロストワールドである。

 こそんな場所に翼竜もいた。

 この翼竜はワイバーンとは違う狂暴さ賢さが有り、全てが集まった恐竜の楽園をより一層、地獄にしてくれた。

 クトースは猫だ!猫!それに比べて翼竜はチーターだ!怖かった!!

 地上戦でヤバいと思って空を飛んだら、タツヤから警告をしてきた!

 『横に避けろ!!』

 必死で体を捻ると高速で襲ってきた翼竜が掠める!!

 初めはデカい投擲の槍かと思った。

 『ぼさっとするな!まだ来るぞ!!』

 それが一匹ではなく数匹が立て続けに襲ってくる。

 タツヤが居て本当に助かった!!

 運よく奴らに剣戟が効いて討伐することが出来た。

 剣を強化していなかったら・・・今でもぞっとする・・・。

 降りようと思って地面を見てみると視界に一瞬光が見えた。

 何かがあると思ってそこに降りてみると、一振りの剣が有った。

 装飾が凄いのに実用的で使ってみたいと思う剣だ。

 『お約束で言えば、二通りだな・・・。』

 タツヤが言ったお約束が異天の知識で出てくる。

 まず一つが、勇者の剣バージョンで特典が天下盛!!大した副作用も後遺症も無いと言う物!!

 次が厄介な物で、呪いの剣バージョン、特典が間違いなほどに高いが副作用か後遺症が凄いと言う奴だ・・・。

 「どっちだと思う?」

 『さぁ・・・このまま何もせずに立ち去るっと言う選択肢があるぞ・・・。』

 「何それ、魅力的な提案!」

 博打は嫌いです、それで行きましょう!!

 『あ・・・。』

 ん?なんだろう、この嫌な予感は・・・。

 『すまん・・・さっきの選択肢は忘れてくれ・・・。』

 「えーなんで・・・っと言うよりか何か打ちひしがれた様な声を出すね・・・。」

 『色々有るんだ・・・。こいつ俺とおんなじだ・・・。』

 「え・・・魂魄の人?」

 『いや、正確には人だった者が違う物に変異したんだ。この場合は剣だが・・・そのため剣そのものに意識がある。』

 「え!?」

 『意思の疎通する方法が剣を持った奴しか出来ないと言う困った仕様だ。』

 「ん?じゃ何で、タツヤは出来るの?」

 『魂魄での共振?みたいなやつだ。それにこの子は幼いため毒にはならんよ。』

 「ふーん。」

 『何かが有ったら俺がサポートするから大丈夫だ。』

 「そこまで言うのであったら、良いだろう。」

 っと言う事で剣を抜いてみた。

 『初めまして、マスター。シンゴ・タカハギ(高萩・慎吾)と言いますこれからよろしくお願いします。』

 何ときちんとした性格の子であった。

 「こちらこそ宜しく、名前が無いからそのままでいいよ。」

 『はいマスター。』

 元の姿なのか、黒髪の可愛いわんこな少年の笑顔が見えた。

 なるほど、これが人だった時のシンゴの姿か・・・。

 「所でシンゴは聖剣?魔剣?どっちだ?」

 『僕よくわかんない・・・。』

 『待ってろ・・・はぁあ!?』

 「どうした!?」

 『???』

 『すまんすまん・・・えっと・・・剣としての威力は今持っている二刀流の剣を一つにして三倍の威力がある。防御力も現在ある装備を二倍に高めてくれる。』

 「なんじゃそりゃ!?」

 『え?僕凄いの??』

 『ただし・・・覚醒モード限定だな。』

 「ん?つまり今の状態は??」

 『単なる装飾剣だな、それも一般の鋼の剣並だな・・・。』

 『ほえー・・・。』

 「で、どうやたら覚醒モードに成るんだ??」

 『条件が厳しいから俺の方で対処するから、気にするな。』

 「当てにして良いだな。」

 『任せろ!』

 「わかった。」
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