居候は厨二病。

Musk.

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厨二病、夏休みに入る。

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「ふんふ~ん♪」

「あれ?まどかちゃんご機嫌ですね?」

「春川先輩!いやぁ久しぶりにゆっくり読書出来て幸せです♪」

「なるほど…まどかちゃんは本当に本が好きなんだね。…今日はアレクくんは居ないの?」

「あっなんかクリスは職員室に用があったみたいで…それで私はここで待っているんです。」

「そっか、いつもアレクくんとセットだから不思議に感じたよ。」

「いやいや!いつも一緒ってわけじゃないですよ!!」

「…たまにはまどかちゃんだけでゆっくりしていって欲しいな。」

「え?なんです?」最後の呟きが聞こえなくて聞き返すとなんでもない。と言われた。気になるな。


ガラッ

図書室の扉が開きクリスが入ってきた。

「まどか待たせて悪かったな。」

「あっクリスおかえりなさいー!春川先輩、クリス来たんで行きますね。」

「はい、また遊びに来てね。」春川先輩は手を振ってくれた。


「クリスってばなんで呼ばれたの?また何か仕出かした?」

「おい、俺を問題児みたいに言うな。いや、夏休みというものの説明を受けてな。」

「そうか!クリスの国には夏休みってないの?」

「いや、少しの休みはあるがこんなに長い休みはない。こんなに長い休みだと近くの国や村への調査か魔物退治の遠征になる。はっ!まさか……夏休みというのもそういう目的なのか!?」

「いやいやそんなこと……「そうだよアレクくん!」

後ろから突然声がかかった。田中くんだ。

「あれ?田中くん部活は?」

「休憩中!小腹すいたから購買部にお菓子買いに来たら2人の声が聞こえてね。帰るところ?」

「うん、帰るところ!部活お疲れ様田中くん。」

「それより田中、夏休みというのはやはりそういう目的か!」

クリスは真剣な顔で田中くんに話しかけた。あっやばい盛大に勘違いしている。

「そうそう、夏休みというものは命懸けでカブトムシというものを捕獲しに行くんだ。」

「そうなのか!?命懸け…危険生物か。」

「うん、目が合ったらビーム出すから。絶対に目を合わせちゃいけないよ。」

「おお!!日本にもそんな危険生物が!!」

「ちょ、違うから!!クリス騙されないで!!田中くんってば!!」

田中くんはいやぁリアクションが面白くて…と笑っていた。
クリスは嘘をつくな、殴るぞ。と言って田中くんを殴っていた。


「なるほど…夏休みというものは特にやることは無いのか。」

「そうだねぇ、宿題はあるけどね。基本的にあれかな?青春をしろってことだよ夏休みは。」

「青春?」

「そうそう、まどかちゃん良かったら海行かない?電車で1本だし気軽に………いてて、アレクくん足!足踏んでる!!」

「おっとすまない間違えた。」

「間違えたってなに!?何を間違えたのさ!」

「まぁまぁ、本当に2人は仲良しだねぇ。」

「「どこが!?」」

おっ同じタイミング!息もピッタリじゃないか。

「まぁ海のこと考えといてよ。花梨ちゃんにも声掛けとくからさ!じゃぁ先輩に怒られるから部活戻るわ、またね。」

田中くんはそう言って走って行ってしまった。

「なんか慌ただしかったねぇ。」

「まどか……お前海に行くのか?」

「うーん行きたいなぁ!私海好きなの。」

「俺も行く。海は危険だ。海中危険生物や田中みたいなものが沢山だ。」

「田中くんみたいな海中危険生物…?もちろんクリスも行こうよ!4人で行きたいよね!」

「ああ、楽しみにしている。」



クリスにとって初めての、そして私もクリスと過ごす初めての夏休みがやってくる!

よーし!楽しみぞー!!


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