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厨二病、封印する。
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「………先輩、離してください…!」
私は先輩を突き飛ばした。
「っ!!ごめんまどかちゃん。………でも僕、まどかちゃんが好きなんだ。」
!! こんな時にそんな事を………!!
「こんな時にごめんね…アレクくんが居ない間にって感じで汚い奴だと思う。……でもまどかちゃんが好きなんだ。アレクくんが来る、ずっと前から―――。」
「………ごめんなさい…私はクリスの事が………。」
「………うん、分かってる。…でももしまどかちゃんがアレクくんを忘れられなくて泣き続けるなら…僕を頼って?」
「そんな……先輩を利用するみたいな事は出来ません。」
「はは、まどかちゃんは優しいね…。利用されてもいいんだ、まどかちゃんが泣き止むなら。」
先輩はそう言うと私の頭を優しく撫でた。私は居てもたっても居られず走り出したのだった。
「アレク様ー!!ドラゴン見せてドラゴン!!」
広場に子供達の声が響いた。
「ほら、俺のドラゴンだ。……久しぶりだな。」
「わぁーやっぱりアレク様のドラゴンは大きいなぁ!!」
子供達は興奮してドラゴンを撫でくりまわしていた。あっドラゴンがちょっと鬱陶しそうな顔をしている。
「アレク様のドラゴンが一番だ!!」
「そうか、それは良かった。」
「本当だぜ!皆小さいドラゴンばっかりで……アレク様が戻ってきて良かった!!」
あっドラゴンが寝そうだ。こんな広場で寝たら大変だ、俺は子供達に時間だと言ってドラゴンを起こした。
「眠いんだろ?ここで寝るな寝床に帰れ。」
「おーい!クリス!!」
ドラゴンを帰していると団長から声がかかった。
「団長?どうした?また飲みか?」
「違う!!魔物退治の依頼が来てな。クリスも来てもらいたい。」
魔王を討伐したから平和だと思ったのだが…まだフリスコードには魔物の残党がいるみたいだ。
「分かった。ドラゴンは帰してしまったが…。」
「ああ、大丈夫だ。近隣の村だからな。歩いていくぞ。」
俺は団長率いる部隊に合流すると魔物退治へと向かった。
「はっ、なるほど魔物ってゴブリンか……。村を襲って金品を強奪とは……相変わらず手癖が悪い奴らだな。」
「おい、クリス久しぶりの魔物退治だが……大丈夫か?」
「俺を誰だと思ってるんだ…団長様!!」
俺はそう言うとゴブリンの群れに巨大な雷を落とした。
「ありがとうございました!!」
村長が俺達に頭を下げた。
「いやぁ最初は私達村人で対処していたんですがね…仲間を呼んだのか凄まじい数になってきまして……困っていたんです。」
「そうだな確かに凄まじい数だったな。」
団長は笑いながら言った。楽しそうだな。
「アレク様も無事戻ってこられて…本当に良かったです。」
村長が俺を見て微笑んだ。
「本当だ。優秀な副団長が戻ってきてくれて俺は楽が出来る。」
「おい、団長しっかり働け。」
俺が真顔で言うと団長は苦笑いした。
"戻ってきてくれて良かった。"
フリスコードに来てからもう何回言われたんだろう。平和になったら俺は必要無いと思っていたが…そんな事無かったのか。
「あー腹減ったな。魔物退治すると腹が減って適わんな。」
帰り道。俺は団長と並んで最後列にいた。
「クリス?なんだ腹が減りすぎて死にそうなのか?」
「………団長……。」
団長は俺の顔を見るなりどうした、と驚いた。
「団長……俺は…日本に帰りたいと思っていた。王様や団長などには本当に悪いと思っている。……だが日本に帰りたいと思っていた。」
「クリス………お前…………。」
「でも日本の家族は……まどかは俺の帰りを待っているとは限らない……。もしかしたら団長の言う通りお荷物が居なくなったと喜んでいるのかもしれない…………。」
団長は真剣な顔で俺の話を黙って聞いていた。
「帰りたい、というのは俺のわがままかもしれないんだ……。こっちの世界にも、あっちの世界にも迷惑をかけてしまうかもしれない…………。………だから俺は……日本に帰るのをやめたんだ。」
「クリス………いいのか?」
俺は突然現れてまどかやまどかの周辺を荒らしてしまった。もし俺が戻ったらまどか達は優しいから俺を受け入れてくれるだろう。……でもこれ以上迷惑はかけられない。
「いいんだ団長。……もう決めたことだから。」
まどかに気持ちを伝える前で良かったのかもしれない。俺はまどかへの気持ちを封印することにした。…………今までありがとう…まどか。………大好きだったよ。―――俺は最後にそう心の中で呟いた。
私は先輩を突き飛ばした。
「っ!!ごめんまどかちゃん。………でも僕、まどかちゃんが好きなんだ。」
!! こんな時にそんな事を………!!
「こんな時にごめんね…アレクくんが居ない間にって感じで汚い奴だと思う。……でもまどかちゃんが好きなんだ。アレクくんが来る、ずっと前から―――。」
「………ごめんなさい…私はクリスの事が………。」
「………うん、分かってる。…でももしまどかちゃんがアレクくんを忘れられなくて泣き続けるなら…僕を頼って?」
「そんな……先輩を利用するみたいな事は出来ません。」
「はは、まどかちゃんは優しいね…。利用されてもいいんだ、まどかちゃんが泣き止むなら。」
先輩はそう言うと私の頭を優しく撫でた。私は居てもたっても居られず走り出したのだった。
「アレク様ー!!ドラゴン見せてドラゴン!!」
広場に子供達の声が響いた。
「ほら、俺のドラゴンだ。……久しぶりだな。」
「わぁーやっぱりアレク様のドラゴンは大きいなぁ!!」
子供達は興奮してドラゴンを撫でくりまわしていた。あっドラゴンがちょっと鬱陶しそうな顔をしている。
「アレク様のドラゴンが一番だ!!」
「そうか、それは良かった。」
「本当だぜ!皆小さいドラゴンばっかりで……アレク様が戻ってきて良かった!!」
あっドラゴンが寝そうだ。こんな広場で寝たら大変だ、俺は子供達に時間だと言ってドラゴンを起こした。
「眠いんだろ?ここで寝るな寝床に帰れ。」
「おーい!クリス!!」
ドラゴンを帰していると団長から声がかかった。
「団長?どうした?また飲みか?」
「違う!!魔物退治の依頼が来てな。クリスも来てもらいたい。」
魔王を討伐したから平和だと思ったのだが…まだフリスコードには魔物の残党がいるみたいだ。
「分かった。ドラゴンは帰してしまったが…。」
「ああ、大丈夫だ。近隣の村だからな。歩いていくぞ。」
俺は団長率いる部隊に合流すると魔物退治へと向かった。
「はっ、なるほど魔物ってゴブリンか……。村を襲って金品を強奪とは……相変わらず手癖が悪い奴らだな。」
「おい、クリス久しぶりの魔物退治だが……大丈夫か?」
「俺を誰だと思ってるんだ…団長様!!」
俺はそう言うとゴブリンの群れに巨大な雷を落とした。
「ありがとうございました!!」
村長が俺達に頭を下げた。
「いやぁ最初は私達村人で対処していたんですがね…仲間を呼んだのか凄まじい数になってきまして……困っていたんです。」
「そうだな確かに凄まじい数だったな。」
団長は笑いながら言った。楽しそうだな。
「アレク様も無事戻ってこられて…本当に良かったです。」
村長が俺を見て微笑んだ。
「本当だ。優秀な副団長が戻ってきてくれて俺は楽が出来る。」
「おい、団長しっかり働け。」
俺が真顔で言うと団長は苦笑いした。
"戻ってきてくれて良かった。"
フリスコードに来てからもう何回言われたんだろう。平和になったら俺は必要無いと思っていたが…そんな事無かったのか。
「あー腹減ったな。魔物退治すると腹が減って適わんな。」
帰り道。俺は団長と並んで最後列にいた。
「クリス?なんだ腹が減りすぎて死にそうなのか?」
「………団長……。」
団長は俺の顔を見るなりどうした、と驚いた。
「団長……俺は…日本に帰りたいと思っていた。王様や団長などには本当に悪いと思っている。……だが日本に帰りたいと思っていた。」
「クリス………お前…………。」
「でも日本の家族は……まどかは俺の帰りを待っているとは限らない……。もしかしたら団長の言う通りお荷物が居なくなったと喜んでいるのかもしれない…………。」
団長は真剣な顔で俺の話を黙って聞いていた。
「帰りたい、というのは俺のわがままかもしれないんだ……。こっちの世界にも、あっちの世界にも迷惑をかけてしまうかもしれない…………。………だから俺は……日本に帰るのをやめたんだ。」
「クリス………いいのか?」
俺は突然現れてまどかやまどかの周辺を荒らしてしまった。もし俺が戻ったらまどか達は優しいから俺を受け入れてくれるだろう。……でもこれ以上迷惑はかけられない。
「いいんだ団長。……もう決めたことだから。」
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