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異世界への転移者
何処だ此処?
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「…ここどこだよ」
俺、新宮伶斗は今、沢山の木々が生い茂っている森の中にいる。何故俺がこんな所に居るかというと少し時は遡る…
数時間前…
「いやー学校疲れた」
これは、俺は学校が終わり下校していた時の事だった。
「…なんだこの花?」
ふと視線を道の端に向けると白く光っている見た事の無い花があった。俺はその花の近くに来てしゃがみ、その花を手に取った。
《転移魔法を展開します》
「へ?」
その瞬間、花はとても眩しい光を発し自身を中心に魔法陣の様な物が出現した。
「ちょっと待て、転移魔法って絶対やばいやつだろぉぉぉ!」
そして俺は叫びながら魔法陣から逃げようとするが、手遅れだった。魔法陣が発光して沼の様に俺の身体が飲み込まれていく。
「うあぁぁぁぁ!」
俺は必死に手を伸ばすがあっという間に身体は魔法陣に沈んでいき、そして意識を失った。
ーーー
「うん、意味が分からん」
花を触ったら魔法陣展開するとかどういうことだよ。
「というかこれからどうしよう」
「教えてあげようか?」
突如、背後から声が聞こえた。振り向くとそこには10センチ位の大きさで、羽が生えている妖精? がいた。
「えっと、妖精?」
「そうよ、私は妖精族のレナよ」
まじで妖精だった。妖精族とか日本には無いし、絶対異世界転移とかいうのだろ。まあ、取り敢えず落ち着いてこの妖精の話を聞こう。
「それで、教えてあげようってどういうことだ?」
「知りたい?」
「あぁ、何でこんな所に居るか教えてくれ」
「いいわよ、教えてあげる」
「…」
あれ? 以外とすんなり教えるな。妖精って悪戯するものだと思ったんだけど。まぁ、顔が真剣だしちゃんと聞くか。
「あなたがここにいる理由は…」
すると少女は俺を指差しながらこう言った。
「魔王を倒す為よ!」
「…はぁ?」
これはとてつもなく面倒な予感がする。
俺、新宮伶斗は今、沢山の木々が生い茂っている森の中にいる。何故俺がこんな所に居るかというと少し時は遡る…
数時間前…
「いやー学校疲れた」
これは、俺は学校が終わり下校していた時の事だった。
「…なんだこの花?」
ふと視線を道の端に向けると白く光っている見た事の無い花があった。俺はその花の近くに来てしゃがみ、その花を手に取った。
《転移魔法を展開します》
「へ?」
その瞬間、花はとても眩しい光を発し自身を中心に魔法陣の様な物が出現した。
「ちょっと待て、転移魔法って絶対やばいやつだろぉぉぉ!」
そして俺は叫びながら魔法陣から逃げようとするが、手遅れだった。魔法陣が発光して沼の様に俺の身体が飲み込まれていく。
「うあぁぁぁぁ!」
俺は必死に手を伸ばすがあっという間に身体は魔法陣に沈んでいき、そして意識を失った。
ーーー
「うん、意味が分からん」
花を触ったら魔法陣展開するとかどういうことだよ。
「というかこれからどうしよう」
「教えてあげようか?」
突如、背後から声が聞こえた。振り向くとそこには10センチ位の大きさで、羽が生えている妖精? がいた。
「えっと、妖精?」
「そうよ、私は妖精族のレナよ」
まじで妖精だった。妖精族とか日本には無いし、絶対異世界転移とかいうのだろ。まあ、取り敢えず落ち着いてこの妖精の話を聞こう。
「それで、教えてあげようってどういうことだ?」
「知りたい?」
「あぁ、何でこんな所に居るか教えてくれ」
「いいわよ、教えてあげる」
「…」
あれ? 以外とすんなり教えるな。妖精って悪戯するものだと思ったんだけど。まぁ、顔が真剣だしちゃんと聞くか。
「あなたがここにいる理由は…」
すると少女は俺を指差しながらこう言った。
「魔王を倒す為よ!」
「…はぁ?」
これはとてつもなく面倒な予感がする。
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